JP4889025B2 - 伝送システム、情報機器、情報伝送方法及び情報伝送プログラム - Google Patents

伝送システム、情報機器、情報伝送方法及び情報伝送プログラム Download PDF

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Description

本発明は、通信ネットワークに接続された複数の情報機器と、当該通信ネットワークにおける情報伝送を管理する伝送管理装置とにより構成される伝送システム、当該伝送システムにおける情報機器、当該情報機器における情報伝送方法、及び、当該情報機器において実行される情報伝送プログラムに関する。
各種の情報機器を接続し、これら情報機器からの情報を統括的に伝送するシステムが提案されている(例えば、特許文献1参照)。車両に搭載される通信ネットワークである、MOST(Media Oriented Systems Transport)ネットワークもその1つである。このMOSTネットワークでは、時分割多元接続(TDMA)方式が採用され、CDプレイヤ等の情報機器とアンプ等の情報機器とに通信チャネルが割り当てられ、これら情報機器間の情報伝送が可能となる。
特開2001−186158号公報
しかしながら、MOSTネットワークでは、運用開始後に新たな情報機器が追加された場合に、その追加された情報機器による情報伝送を可能とするためには、MOSTネットワーク全体の設計変更という煩雑な作業が必要であった。
本発明の目的は、上述した問題を解決するものであり、簡易に通信ネットワークに追加接続された情報機器による情報伝送を可能とした伝送システム、情報機器、情報伝送方法及び情報伝送プログラムを提供するものである。
本発明に係る、通信ネットワークにおける情報伝送を管理する伝送管理装置と、前記通信ネットワークに接続された第1、第2及び第3の情報機器とにより構成される伝送システムは、前記伝送管理装置が、前記通信ネットワークを介して前記第1の情報機器に対して、該第1の情報機器が情報伝送に利用する通信チャネルの識別情報の要求を送信する第1の要求送信手段と、前記通信ネットワークを介して前記第2の情報機器に対して、該第2の情報機器が情報伝送に利用する通信チャネルの識別情報の要求を送信する第2の要求送信手段とを有し、前記第1の情報機器が、前記伝送管理装置からの要求に応じて、前記通信ネットワークを介して前記伝送管理装置に対して、前記第1の情報機器が情報伝送に利用する通信チャネルの識別情報を送信する第1の識別情報送信手段を有し、前記第2の情報機器が、前記伝送管理装置からの要求に応じて、前記通信ネットワークを介して前記伝送管理装置に対して、前記第2の情報機器が情報伝送に利用する通信チャネルの識別情報を送信する第2の識別情報送信手段を有し、前記第3の情報機器が、前記通信ネットワークを介して前記第1の情報機器から前記伝送管理装置へ送られる、前記第1の情報機器が情報伝送に利用する通信チャネルの識別情報を取得する第1の識別情報取得手段と、前記通信ネットワークを介して前記第2の情報機器から前記伝送管理装置へ送られる、前記第2の情報機器が情報伝送に利用する通信チャネルの識別情報を取得する第2の識別情報取得手段と、前記第1の識別情報取得手段により取得された、前記第1の情報機器が情報伝送に利用する通信チャネルの識別情報と、前記第2の識別情報取得手段により取得された、前記第2の情報機器が情報伝送に利用する通信チャネルの識別情報とに基づいて、前記第1の情報機器から前記第2の情報機器への情報伝送に利用される通信チャネルを特定する通信チャネル特定手段と、前記第3の情報機器が送信すべき所定の情報を、前記通信チャネル特定手段により特定された通信チャネルを利用して、前記通信ネットワークを介して前記第の情報機器へ伝送する伝送手段とを有することを特徴とする。
この構成によれば、第3の情報機器は、第1の情報機器から第2の情報機器への情報伝送に利用される通信チャネルを特定した上で、その通信チャネルを用いて自身が送信すべき所定の情報を第2の情報機器へ伝送させることができる。従って、第3の情報機器が通信ネットワークに追加接続された場合に、通信ネットワーク全体の設計変更を行う必要はなく、簡易に通信ネットワークに追加接続された情報機器による情報伝送が可能となる。
同様の観点から、本発明の伝送システムは、前記伝送手段が、前記通信ネットワークを伝送される情報を受信する伝送情報受信手段と、前記伝送情報受信手段により受信された情報のうち、前記通信チャネル特定手段により特定された通信チャネルを利用して伝送された情報を、前記所定の情報に置き換える伝送情報置換手段と、前記伝送情報置換手段により置き換えられた所定の情報を、前記通信チャネル特定手段により特定された通信チャネルを利用して、前記通信ネットワークを介して前記第2の情報機器へ送信する伝送情報送信手段とを有するようにしてもよい。
本発明に係る、通信ネットワークに接続され、情報を伝送する情報機器は、前記通信ネットワークを介して第1の他の情報機器から前記通信ネットワークにおける情報伝送を管理する伝送管理装置へ送られる、前記第1の他の情報機器が情報伝送に利用する通信チャネルの識別情報を取得する第1の識別情報取得手段と、前記通信ネットワークを介して第2の他の情報機器から前記伝送管理装置へ送られる、前記第2の他の情報機器が情報伝送に利用する通信チャネルの識別情報を取得する第2の識別情報取得手段と、前記第1の識別情報取得手段により取得された、前記第1の他の情報機器が情報伝送に利用する通信チャネルの識別情報と、前記第2の識別情報取得手段により取得された、前記第2の他の情報機器が情報伝送に利用する通信チャネルの識別情報とに基づいて、前記第1の他の情報機器から前記第2の他の情報機器への情報伝送に利用される通信チャネルを特定する通信チャネル特定手段と、前記情報機器が送信すべき所定の情報を、前記通信チャネル特定手段により特定された通信チャネルを利用して、前記通信ネットワークを介して前記第2の他の情報機器へ伝送する伝送手段とを有することを特徴とする。
この構成によれば、情報機器は、第1の他の情報機器から第2の他の情報機器への情報伝送に利用される通信チャネルを特定した上で、その通信チャネルを用いて自身が送信すべき所定の情報を第2の他の情報機器へ伝送させることができる。従って、情報機器が通信ネットワークに追加接続された場合に、通信ネットワーク全体の設計変更を行う必要はなく、簡易に通信ネットワークに追加接続された情報機器による情報伝送が可能となる。
同様の観点から、本発明の情報機器は、前記伝送手段が、前記通信ネットワークを伝送される情報を受信する伝送情報受信手段と、前記伝送情報受信手段により受信された情報のうち、前記通信チャネル特定手段により特定された通信チャネルを利用して伝送された情報を、前記所定の情報に置き換える伝送情報置換手段と、前記伝送情報置換手段により置き換えられた所定の情報を、前記通信チャネル特定手段により特定された通信チャネルを利用して、前記通信ネットワークを介して前記第2の他の情報機器へ送信する伝送情報送信手段とを有するようにしてもよい。
また、本発明の情報機器は、前記通信ネットワークが、時分割多元接続方式を採用するものであり、前記伝送情報置換手段が、前記伝送情報受信手段により受信された情報のうち、前記通信チャネル特定手段により特定された通信チャネルのタイミングで伝送された情報を、前記所定の情報に置き換え、前記伝送情報送信手段が、前記伝送情報置換手段により置き換えられた所定の情報を、前記通信チャネル特定手段により特定された通信チャネルのタイミングで、前記通信ネットワークを介して前記第2の他の情報機器へ送信するようにしてもよい。
この構成によれば、TDMA方式が採用される場合においても、追加接続された情報機器による適切な情報伝送が可能となる。
また、本発明の情報機器は、アナログ情報をデジタル情報に変換する変換手段を有し、前記伝送情報置換手段が、前記伝送情報受信手段により受信された情報のうち、前記通信チャネル特定手段により特定された通信チャネルを利用して伝送された情報を、前記変換手段により得られたデジタル情報に置き換えるようにしてもよい。
この構成によれば、追加接続された情報機器は、デジタル情報を適切に伝送することが可能となる。
また、本発明の情報機器は、前記伝送情報受信手段が、前記第1の他の情報機器において情報を送信する送信手段と接続され、前記伝送情報送信手段が、前記第2の他の情報機器において情報を受信する受信手段と接続されるようにしてもよい。
この構成によれば、追加接続された情報機器は、第1の他の情報機器から送信された情報が第2の他の情報機器によって受信される前に、確実に第1の他の情報機器から送信された情報を自身が送信すべき情報に置き換えて第2の情報機器へ送信することが可能となる。
また、本発明の情報機器は、前記第2の他の情報機器への情報伝送に通信チャネルを利用している第1の他の情報機器に関する情報を提示手段に提示させる提示制御手段と、利用者による操作部の操作に応じて前記提示手段に提示された情報に対応する第1の他の情報機器を選択する選択手段とを有し、前記通信チャネル特定手段が、前記選択手段により選択された第1の他の情報機器から前記第2の他の情報機器への情報伝送に利用される通信チャネルを特定するようにしてもよい。
この構成によれば、利用者の選択に応じて、追加接続された情報機器が送信すべき情報の伝送に利用する通信チャネルを特定することができる。
本発明に係る、通信ネットワークに接続され、情報を伝送する情報機器における情報伝送方法は、前記通信ネットワークを介して第1の他の情報機器から前記通信ネットワークにおける情報伝送を管理する伝送管理装置へ送られる、前記第1の他の情報機器が情報伝送に利用する通信チャネルの識別情報を取得する第1の識別情報取得ステップと、前記通信ネットワークを介して第2の他の情報機器から前記伝送管理装置へ送られる、前記第2の他の情報機器が情報伝送に利用する通信チャネルの識別情報を取得する第2の識別情報取得ステップと、前記第1の識別情報取得ステップにより取得された、前記第1の他の情報機器が情報伝送に利用する通信チャネルの識別情報と、前記第2の識別情報取得ステップにより取得された、前記第2の他の情報機器が情報伝送に利用する通信チャネルの識別情報とに基づいて、前記第1の他の情報機器から前記第2の他の情報機器への情報伝送に利用される通信チャネルを特定する通信チャネル特定ステップと、前記情報機器が送信すべき所定の情報を、前記通信チャネル特定ステップにより特定された通信チャネルを利用して、前記通信ネットワークを介して前記第2の他の情報機器へ伝送する伝送ステップとを有することを特徴とする。
また、本発明の情報伝送方法は、前記伝送ステップが、前記通信ネットワークを伝送される情報を受信する伝送情報受信ステップと、前記伝送情報受信ステップにより受信された情報のうち、前記通信チャネル特定ステップにより特定された通信チャネルを利用して伝送された情報を、前記所定の情報に置き換える伝送情報置換ステップと、前記伝送情報置換ステップにより置き換えられた所定の情報を、前記通信チャネル特定ステップにより特定された通信チャネルを利用して、前記通信ネットワークを介して前記第2の他の情報機器へ送信する伝送情報送信ステップとを有するようにしてもよい。
本発明に係る、通信ネットワークに接続され、情報を伝送する情報機器において実行される情報伝送プログラムは、前記通信ネットワークを介して第1の他の情報機器から前記通信ネットワークにおける情報伝送を管理する伝送管理装置へ送られる、前記第1の他の情報機器が情報伝送に利用する通信チャネルの識別情報を取得する第1の識別情報取得ステップと、前記通信ネットワークを介して第2の他の情報機器から前記伝送管理装置へ送られる、前記第2の他の情報機器が情報伝送に利用する通信チャネルの識別情報を取得する第2の識別情報取得ステップと、前記第1の識別情報取得ステップにより取得された、前記第1の他の情報機器が情報伝送に利用する通信チャネルの識別情報と、前記第2の識別情報取得ステップにより取得された、前記第2の他の情報機器が情報伝送に利用する通信チャネルの識別情報とに基づいて、前記第1の他の情報機器から前記第2の他の情報機器への情報伝送に利用される通信チャネルを特定する通信チャネル特定ステップと、前記情報機器が送信すべき所定の情報を、前記通信チャネル特定ステップにより特定された通信チャネルを利用して、前記通信ネットワークを介して前記第2の他の情報機器へ伝送する伝送ステップとを有することを特徴とする。
また、本発明の情報伝送プログラムは、前記伝送ステップが、前記通信ネットワークを伝送される情報を受信する伝送情報受信ステップと、前記伝送情報受信ステップにより受信された情報のうち、前記通信チャネル特定ステップにより特定された通信チャネルを利用して伝送された情報を、前記所定の情報に置き換える伝送情報置換ステップと、前記伝送情報置換ステップにより置き換えられた所定の情報を、前記通信チャネル特定ステップにより特定された通信チャネルを利用して、前記通信ネットワークを介して前記第2の他の情報機器へ送信する伝送情報送信ステップとを有するようにしてもよい。
本発明によれば、情報機器が通信ネットワークに追加接続された場合に、通信ネットワーク全体の設計変更を行う必要はなく、簡易に通信ネットワークに追加接続された情報機器による情報伝送が可能となる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して具体的に説明する。図1は、本発明の実施形態に係る車載用伝送システムの構成を示す図である。図1に示す車載用伝送システムは、追加ソース機器10、車両組込みヘッドユニット20及び車両組込みアンプ(AMP)30を有し、これらが時分割多元接続(TDMA)方式が採用されるMOSTネットワークに接続されて構成される。この車載用伝送システムは、追加ソース機器10がMOSTネットワーク50に追加接続された場合に、設計変更を伴うことなく、当該追加ソース機器10から車両組込みAMP30へのデジタル音声データの伝送を可能とするものである。
追加ソース機器10は、請求項1及び2における第3の情報機器と、請求項3乃至8における情報機器とに対応し、受信部11及び送信部12を有する。また、車両組込みHU20は、受信部21と、第1及び第2の要求送信手段と第1の識別情報送信手段とに対応する送信部22と、伝送管理装置に対応するMOSTコネクションマスタ23と、請求項1及び2における第1の情報機器と請求項3乃至8における第1の他の情報機器とに対応するオーディオディスクプレイヤ24及びラジオチューナ25とを有する。また、車両組込みAMP30は、請求項1及び2における第2の情報機器と、請求項3乃至8における第2の他の情報機器とに対応し、受信部31と、第2の識別情報送信手段に対応する送信部32とを有する。
図1に示す車載用伝送システムにおいて、追加ソース機器10内の受信部11は、車両組込みHU20内の送信部22と接続され、追加ソース機器10内の送信部12は、車両組込みAMP30内の受信部31と接続される。また、車両組込みAMP30内の送信部32は、車両組込みHU20内の受信部21と接続される。このような接続形態によって、MOSTネットワーク50は、環状の通信ネットワークを構成する。
図2は、追加ソース機器10の構成を示す図である。図2に示す追加ソース機器10は、伝送情報受信手段に対応する受信部11と、伝送情報送信手段に対応する送信部12と、第1及び第2の識別情報取得手段、通信チャネル特定手段、提示制御手段及び選択手段に対応し、追加ソース機器10の全体を制御するCPU13と、変換手段に対応するA/Dコンバータ14と、伝送情報置換手段に対応するバスドライバ15と、メモリ16と、提示手段に対応するモニタ17と、操作部18とにより構成される。
次に、車載用伝送システムの動作を説明する。図3は、車両組込みHU20内のオーディオディスクプレイヤ24に通信チャネルが割り当てられる際の動作を示す図である。図3において、MOSTコネクションマスタ23は、MOSTネットワーク50を介してオーディオディスクプレイヤ24に対し、当該オーディオディスクプレイヤ24が情報伝送に利用する通信チャネルの識別情報(チャネル番号)の要求であるアロケーション要求を送信する。一方、オーディオディスクプレイヤ24は、このアロケーション要求を受信すると、MOSTネットワーク50を介してMOSTコネクションマスタ23に対し、自身が利用する通信チャネルのチャネル番号を含んだアロケーション結果を返信する。
具体的には、車両組込みHU20内のMOSTコネクションマスタ23は、通信チャネルの利用状態を含んだアロケーション要求を生成する。更に、MOSTコネクションマスタ23は、当該アロケーション要求に対して、送信元に予め定められた自身のアドレスを設定し、宛先に予め定められたオーディオディスクプレイヤ24のアドレスを設定した上で、送信部22へ出力する。送信部22は、このアロケーション要求をMOSTネットワーク50へ送信する。アロケーション要求は、MOSTネットワーク50を1周する。すなわち、車両組込みHU20内の送信部22によって送信されたアロケーション要求は、追加ソース機器10内の受信部11及び送信部12と、車両組込みAMP10内の受信部31及び送信部32とを経由して、送信元である車両組込みHU20内の受信部21によって受信される。受信部21は、このアロケーション要求を宛先アドレスにて特定されるオーディオディスクプレイヤ24へ出力する。
オーディオディスクプレイヤ24は、アロケーション要求を入力すると、当該アロケーション要求に含まれる通信チャネルの利用状況に基づいて、未利用の通信チャネルを特定する。更に、オーディオディスクプレイヤ24は、未利用の通信チャネルのうち、自身が情報伝送に利用する通信チャネルを選択し、アロケーション要求に対する返信として、その選択した通信チャネルのチャネル番号を含んだアロケーション結果を生成する。
図4は、アロケーション結果の一例を示す図である。このアロケーション結果は、FBlock−ID、Inst−ID、Source−ID及び通信チャネルのチャネル番号(Ch)により構成される。FBlock−IDは、通信チャネルを利用する情報機器の種別の識別情報であり、ここではオーディオディスクプレイヤ24の種別の識別情報である「31」が設定される。Inst−IDは、例えば、オーディオディスクプレイヤが複数存在する場合等、同一種別の情報機器が複数存在する場合に個々の情報機器を区別することができるようにするための識別情報であり、ここでは、1つのオーディオディスクプレイヤ24に対応する「01」が設定される。Source−IDは、情報機器が対応する通信チャネルを利用して伝送する情報の入力元の識別情報であり、伝送情報がオーディオディスクプレイヤ24によってCD(図示せず)から読み出されるデジタル音声データである場合には、CDの識別情報である「02」が設定される。
MOSTネットワーク50においては、これらFBlock−ID、Inst−ID及びSource−IDによって、通信チャネルを利用する情報機器が一意に特定される。すなわち、オーディオディスクプレイヤ24は、ハードウェアとしては単体であるが、MOSTネットワーク50においては、CDの再生を行うオーディオディスクプレイヤ24と、DVDの再生を行うオーディオディスクプレイヤ24とは、異なる情報機器として扱われることになる。
チャネル番号(ch)は、FBlock−ID、Inst−ID及びSource−IDによって特定される情報機器によって利用される通信チャネルのチャネル番号、換言すれば、当該情報機器が選択した通信チャネルのチャネル番号である。
オーディオディスクプレイヤ24は、生成したアロケーション結果に対して、送信元に予め定められた自身のアドレスを設定し、宛先にアロケーション要求の送信元であるMOSTコネクションマスタ23のアドレスを設定した上で、送信部22へ出力する。送信部22は、このアロケーション結果をMOSTネットワーク50へ送信する。アロケーション結果は、MOSTネットワーク50を1周する。すなわち、車両組込みHU20内の送信部22によって送信されたアロケーション結果は、追加ソース機器10内の受信部11及び送信部12と、車両組込みAMP10内の受信部31及び送信部32とを経由して、送信元である車両組込みHU20内の受信部21によって受信される。受信部21は、このアロケーション結果を宛先のアドレスにて特定されるMOSTコネクションマスタ23へ出力する。MOSTコネクションマスタ23は、入力したアロケーション結果に基づいて、オーディオディスクプレイヤ24が選択した通信チャネルを認識し、その通信チャネルをオーディオディスクプレイヤ24に割り当てる。
図5は、車両組込みAMP30に通信チャネルが割り当てられる際の動作を示す図である。図5において、MOSTコネクションマスタ23は、MOSTネットワーク50を介して車両組込みAMP30に対し、当該車両組込みAMP30が情報伝送に利用する通信チャネルの識別情報(チャネル番号)の要求であるコネクション要求を送信する。一方、車両組込みAMP30は、このコネクション要求を受信すると、MOSTネットワーク50を介してMOSTコネクションマスタ23に対し、自身が利用する通信チャネルのチャネル番号を含んだコネクション結果を返信する。
具体的には、車両組込みHU20内のMOSTコネクションマスタ23は、アロケーション結果に含まれるチャネル番号、換言すれば、オーディオディスクプレイヤ24に割り当てられた通信チャネルのチャネル番号を含んだコネクション要求を生成する。更に、MOSTコネクションマスタ23は、当該コネクション要求に対して、送信元に自身を設定し、宛先に予め定められた車両組込みAMP30のアドレスを設定した上で、送信部22へ出力する。送信部22は、このコネクション要求をMOSTネットワーク50へ送信する。コネクション要求は、MOSTネットワーク50を1周する。すなわち、車両組込みHU20内の送信部22によって送信されたコネクション要求は、追加ソース機器10内の受信部11及び送信部12を経由して、車両組込みAMP30内の受信部31によって受信され、更に、車両組込みAMP30内の送信部32を経由して、送信元である車両組込みHU20内の受信部21によって受信される。
車両組込みAMP30は、受信部31がコネクション要求を受信すると、当該コネクション要求に含まれるチャネル番号に対応する通信チャネルが割り当てられることを認識し、コネクション要求に対する返信として、その通信チャネルのチャネル番号を含んだコネクション結果を生成する。
図6は、コネクション結果の一例を示す図である。このコネクション結果は、FBlock−ID、Source−ID及び通信チャネルのチャネル番号(Ch)により構成される。FBlock−IDは、通信チャネルを利用する情報機器の種別の識別情報であり、ここでは車両組込みAMP30の種別の識別情報である「22」が設定される。Source−IDは、情報機器が対応する通信チャネルを利用して伝送する情報の出力先の識別情報であり、伝送情報が車両組込みAMP30に接続されるスピーカ(図示せず)から出力される音声に対応するデジタル音声データである場合には、スピーカの識別情報である「01」が設定される。
MOSTネットワーク50においては、これらFBlock−ID及びSource−IDによって、通信チャネルを利用する情報機器が一意に特定される。すなわち、車両組込みAMP30は、ハードウェアとしては単体であるが、MOSTネットワーク50においては、スピーカに音声を出力する車両組込みAMP30と、ヘッドホンに音声を出力する車両組込みAMP30とは、異なる情報機器として扱われることになる。
チャネル番号(ch)は、FBlock−ID及びSource−IDによって特定される情報機器によって利用される通信チャネルのチャネル番号である。
車両組込みAMP30は、生成したコネクション結果に対して、送信元に予め定められた自身のアドレスを設定し、宛先にコネクション要求の送信元であるMOSTコネクションマスタ23のアドレスを設定する。車両組込みAMP30内の送信部32は、このコネクション結果をMOSTネットワーク50へ送信する。コネクション結果は、MOSTネットワーク50を1周する。すなわち、車両組込みAMP30内の送信部32によって送信されたコネクション結果は、車両組込みHU20内の受信部21によって受信され、更に、車両組込みHU20内の送信部22と、追加ソース機器10内の受信部11及び送信部12を経由して、送信元である車両組込みAMP30内の受信部31によって受信される。車両組込みHU20内の受信部21は、このコネクション結果を宛先のアドレスにて特定されるMOSTコネクションマスタ23へ出力する。MOSTコネクションマスタ23は、入力したコネクション結果に含まれるチャネル番号の通信チャネルを車両組込みAMP30に割り当てる。
以上の動作によって、オーディオディスクプレイヤ24と車両組込みAMP30との間に通信チャネルが設定され、当該通信チャネルを利用して、送信側機器であるオーディオディスクプレイヤ24から車両組込みAMP30へのデジタル音声データの伝送が可能となる。車両組込みHU20内のラジオチューナ25と車両組込みAMP30との間の通信チャネルの設定も、同様の動作によって行われ、当該通信チャネルを利用して、送信側機器であるラジオチューナ25から車両組込みAMP30へのデジタル音声データの伝送が可能となる。
追加ソース機器10は、上述したアロケーション要求及びアロケーション結果と、コネクション要求及びコネクション結果がMOSTネットワーク50を伝送される際に、これらに基づいて、自身が情報伝送に利用する通信チャネルを特定し、その通信チャネルを利用して情報伝送を行う。
図7は、追加ソース機器10のアロケーション結果取得時の動作を示すフローチャートである。追加ソース機器10内の受信部11は、MOSTネットワーク50を伝送される情報を受信し、バスドライバ15へ出力する。バスドライバ15は、入力した情報をCPU13へ出力する。更に、バスドライバ15は、入力した情報の宛先のアドレスを特定し、当該宛先のアドレスが予め定められた追加ソース機器10以外のアドレスである場合には、当該情報を送信部12へ出力し、当該送信部12は、入力した情報をMOSTネットワーク50へ送信する。
このような伝送制御が行われている状態において、CPU13は、受信部11によって受信された情報(受信情報)を、バスドライバ15を介して入力すると、当該受信情報がMOSTコネクションマスタ23から送信側機器であるオーディオディスクプレイヤ24やラジオチューナ25へのアロケーション要求であるか否かを判定する(S101)。具体的には、CPU13は、受信情報がアロケーション要求の構成を有し、且つ、当該アロケーション要求の送信元のアドレスが予め定められたMOSTコネクションマスタ23のアドレスであり、宛先のアドレスが予め定められた送信側機器であるオーディオディスクプレイヤ24やラジオチューナ25のアドレスである場合には、当該受信情報がMOSTコネクションマスタ23から送信側機器であるオーディオディスクプレイヤ24やラジオチューナ25へのアロケーション要求であると判定する。
受信情報がMOSTコネクションマスタ23から送信側機器であるオーディオディスクプレイヤ24やラジオチューナ25へのアロケーション要求である場合、CPU13は、当該アロケーション要求の返信である、送信側機器からMOSTコネクションマスタ23へのアロケーション結果の受信待ちとなる(S102)。
そして、CPU13は、受信部11によって受信された受信情報を、バスドライバ15を介して入力すると、当該受信情報が、送信側機器からMOSTコネクションマスタ23へのアロケーション結果であるか否かを判定する(S103)。具体的には、CPU13は、受信情報が図4に示すアロケーション結果の構成を有し、且つ、当該アロケーション結果の送信元のアドレスが予め定められた送信側機器であるオーディオディスクプレイヤ24やラジオチューナ25のアドレスであり、宛先のアドレスが予め定められたMOSTコネクションマスタ23のアドレスである場合には、当該受信情報が送信側機器であるオーディオディスクプレイヤ24やラジオチューナ25からMOSTコネクションマスタ23へのアロケーション結果であると判定する。
受信情報が送信側機器であるオーディオディスクプレイヤ24やラジオチューナ25からMOSTコネクションマスタ23へのアロケーション結果である場合、CPU13は、当該アロケーション結果をメモリ16に保持させる(S104)。
図8は、追加ソース機器10のコネクション結果取得時の動作を示すフローチャートである。追加ソース機器10内のCPU13は、受信部11によって受信された受信情報を、バスドライバ15を介して入力すると、当該受信情報がMOSTコネクションマスタ23から車両組込みAMP30へのコネクション要求であるか否かを判定する(S201)。具体的には、CPU13は、受信情報がコネクション要求の構成を有し、且つ、当該コネクション要求の送信元のアドレスが予め定められたMOSTコネクションマスタ23のアドレスであり、宛先のアドレスが予め定められた車両組込みAMP30のアドレスである場合には、当該受信情報がMOSTコネクションマスタ23から車両組込みAMP30へのコネクション要求であると判定する。
受信情報がMOSTコネクションマスタ23から車両組込みAMP30へのコネクション要求である場合、CPU13は、当該コネクション要求に対する返信である、車両組込みAMP30からMOSTコネクションマスタ23へのコネクション結果の受信待ちとなる(S202)。
そして、CPU13は、受信部11によって受信された受信情報を、バスドライバ15を介して入力すると、当該受信情報が、車両組込みAMP30からMOSTコネクションマスタ23へのコネクション結果であるか否かを判定する(S203)。具体的には、CPU13は、受信情報が図6に示すコネクション結果の構成を有し、且つ、当該コネクション結果の送信元のアドレスが予め定められた車両組込みAMP30のアドレスであり、宛先のアドレスが予め定められたMOSTコネクションマスタ23のアドレスである場合には、当該受信情報が車両組込みAMP30からMOSTコネクションマスタ23へのコネクション結果であると判定する。
受信情報が車両組込みAMP30からMOSTコネクションマスタ23へのコネクション結果である場合、CPU13は、当該コネクション結果をメモリ16に保持させる(S204)。
追加ソース機器10は、このようにしてアロケーション結果と、コネクション結果とを取得すると、次に、送信用機器であるオーディオディスクプレイヤ24やラジオチューナ25から車両組込みAMP30へのデジタル音声データの伝送に利用される通信チャネルを特定し、当該通信チャネルを利用して、受信が送信すべきデジタル音声データを車両組込みAMP30へ伝送する。
図9は、追加ソース機器10のデジタル音声データ伝送時の動作を示すフローチャートである。追加ソース機器10内のCPU13は、メモリ16に保持されたアロケーション結果を読み出す。読み出されたアロケーション結果に含まれるFBlock−ID、Inst−ID及びSource−IDは、対応する通信チャネルを利用している送信側機器を一意に特定するものである。CPU13は、このアロケーション結果に含まれるFBlock−ID、Inst−ID及びSource−IDに基づいて、対応する通信チャネルを利用している送信側機器を認識し、その送信側機器の関連情報をモニタ17に表示させる(S301)。図10は、通信チャネルを利用している送信側機器の関連情報の表示例であり、送信側機器の名称が表示されている。
再び、図9に戻って説明する。CPU13は、利用者によって操作部18が操作され、モニタ17に関連情報が表示された送信側機器のいずれかが選択されたか否かを判定する(S302)。具体的には、利用者は、操作部18に設けられた上下左右のキー(図示せず)を操作することにより、モニタ17に表示された送信側機器の関連情報にカーソルを合わせ、更に、操作部18に設けられた確定ボタン(図示せず)を押下する。CPU13は、このような操作がなされた場合に、関連情報に対応する送信側機器が選択されたと判定する。
送信側機器が選択された場合、CPU13は、その選択された送信側機器(選択送信側機器)に対応するFBlock−ID、Inst−ID及びSource−IDを有するアロケーション結果と、当該アロケーション結果内のチャネル番号と同一のチャネル番号を含むコネクション結果とをメモリ16から読み出す。更に、CPU13は、これら読み出したアロケーション結果及びアロケーション結果の双方に含まれる同一のチャネル番号を有する通信チャネルを、選択送信側機器から車両組込みAMP30へのデジタル音声データの伝送に利用される通信チャネルとして特定し、更に、その通信チャネルのタイミングを特定する(S303)。
次に、CPU13は、特定した通信チャネルのタイミングが到来したか否かを判定する(S304)。そして、特定した通信チャネルのタイミングが到来した場合、CPU13は、バスドライバ15に対して、伝送情報の置き換えを指示する。バスドライバ15は、A/Dコンバータ14がアナログ音声データをデジタル変換することによって得られたデジタル音声データを、自身が送信すべきデジタル音声データとして随時入力している。そして、バスドライバ15は、CPU13から伝送情報の置き換えが指示された場合、そのタイミング、換言すれば、CPU13によって特定された通信チャネルのタイミングで受信部11によって受信された受信情報のうち、選択送信側機器からのデジタル音声データを、自身が送信すべきデジタル音声データに置き換える(S305)。
図11は、伝送情報の置き換えの一例を示す図である。図11(a)に示すように、伝送フレームは、64個の通信チャネルによって構成されている。これら通信チャネルのうち、図11(b)に示すように、送信側機器であるオーディオディスクプレイヤ24がCDの再生する際に、チャネル番号Ch1乃至Ch4の通信チャネルが利用されて車両組込みAMP30に対して、デジタル音声データ(オーディオディスクプレイヤ・CDデジタル音声データ)が伝送される場合を考える。この場合、図11(c)に示すように、バスドライバ15は、そのチャネル番号Ch1乃至Ch4の通信チャネルのタイミングで、これら通信チャネルを利用して伝送されるオーディオディスクプレイヤ・CDデジタル音声データを、自身が送信すべきデジタル音声データ(追加ソース機器デジタル音声データ)に置き換える。
再び、図9に戻って説明する。バスドライバ15は、置き換えたデジタル音声データである自身が送信すべきデジタル音声データを、送信部12へ出力する。送信部12は、入力した自身が送信すべきデジタル音声データを車両組込みAMP30へ送信する(S306)。
上述したS304乃至S306において、CPU13が特定した通信チャネルのタイミングが到来したと判定してから、バスドライバ15が1つの通信チャネルを利用して伝送されるデジタル音声データを自身が伝送すべきデジタル音声データに置き換えて、更に送信部12が送信するまでの動作は、その1つの通信チャネルに対応する時間内に行われる。従って、送信部12は、CPU13が特定した通信チャネルのタイミングで、換言すれば、CPU13が特定した通信チャネルを利用して、自身が送信すべきデジタル音声データを車両組込みAMP30へ送信することができる。
車両組込みAMP30は、受信部31が、この追加ソース機器10からのデジタル音声データを受信し、増幅処理を行って対応する音声をスピーカ等へ出力する。
このように、本実施形態の伝送システムでは、追加ソース機器10は、送信側機器であるオーディオディスクプレイヤ24やラジオチューナ25からMOSTコネクションマスタ23へ送られるアロケーション結果と、車両組込みAMP30からMOSTコネクションマスタ23へ送られるコネクション結果とを取得し、これらに基づいて、送信側機器であるオーディオディスクプレイヤ24やラジオチューナ25から車両組込みAMP30へのデジタル音声データの伝送に利用される通信チャネルを特定した上で、その通信チャネルを用いて自身が送信すべきデジタル音声信号を車両組込みAMP30へ伝送させる。従って、追加ソース機器10がMOSTネットワーク50に追加接続された場合に、MOSTネットワーク50全体の設計変更を行わなくても、簡易にその追加ソース機器10によるデジタル音声データの伝送が可能となる。
なお、上述した実施形態では、追加ソース機器10は、選択送信側機器から車両組込みAMP30へのデジタル音声データを自身が送信すべきデジタル音声データに置き換えたが、選択送信側機器と車両組込みAMP30との間に通信チャネルのみが割り当てられ、その通信チャネルを利用して伝送されるデジタル音声データが存在しない場合には、その通信チャネルをそのまま利用して、自身が送信すべき音声データを伝送させるようにしてもよい。
また、上述した実施形態では、MOSTコネクションマスタ23は、車両組込みHU20に内蔵されているが、外部接続されていてもよく、更には、MOSTネットワーク50に直接に接続されていてもよい。
以上、説明したように、本発明に係る伝送システム、情報機器、情報伝送方法及び情報伝送プログラムは、簡易に通信ネットワークに追加接続された情報機器による情報伝送を可能とし、伝送システム等として有用である。
伝送システムの構成を示す図である。 追加ソース機器の構成を示す図である。 車両組込みHU内のオーディオディスクプレイヤに通信チャネルが割り当てられる際の動作を示す図である。 アロケーション結果の構成を示す図である。 車両組込みAMPに通信チャネルが割り当てられる際の動作を示す図である。 コネクション結果の構成を示す図である。 追加ソース機器によるアロケーション結果取得の動作を示すフローチャートである。 追加ソース機器によるコネクション結果取得の動作を示すフローチャートである。 追加ソース機器によるデジタル音声データ伝送時の動作を示すフローチャートである。 通信チャネルを利用している送信側機器の関連情報の表示例を示す図である。 伝送情報の置き換えの一例を示す図である。
符号の説明
10 追加ソース機器
11、21、31 受信部
12、22、32 送信部
13 CPU
14 A/Dコンバータ
15 バスドライバ
16 メモリ
17 モニタ
18 操作部
20 車両組込みHU
23 MOSTコネクションマスタ
24 オーディオディスクプレイヤ
25 ラジオチューナ

Claims (12)

  1. 通信ネットワークにおける情報伝送を管理する伝送管理装置と、前記通信ネットワークに接続された第1、第2及び第3の情報機器とにより構成される伝送システムであって、
    前記伝送管理装置は、
    前記通信ネットワークを介して前記第1の情報機器に対して、該第1の情報機器が情報伝送に利用する通信チャネルの識別情報の要求を送信する第1の要求送信手段と、
    前記通信ネットワークを介して前記第2の情報機器に対して、該第2の情報機器が情報伝送に利用する通信チャネルの識別情報の要求を送信する第2の要求送信手段とを有し、
    前記第1の情報機器は、
    前記伝送管理装置からの要求に応じて、前記通信ネットワークを介して前記伝送管理装置に対して、前記第1の情報機器が情報伝送に利用する通信チャネルの識別情報を送信する第1の識別情報送信手段を有し、
    前記第2の情報機器は、
    前記伝送管理装置からの要求に応じて、前記通信ネットワークを介して前記伝送管理装置に対して、前記第2の情報機器が情報伝送に利用する通信チャネルの識別情報を送信する第2の識別情報送信手段を有し、
    前記第3の情報機器は、
    前記通信ネットワークを介して前記第1の情報機器から前記伝送管理装置へ送られる、前記第1の情報機器が情報伝送に利用する通信チャネルの識別情報を取得する第1の識別情報取得手段と、
    前記通信ネットワークを介して前記第2の情報機器から前記伝送管理装置へ送られる、前記第2の情報機器が情報伝送に利用する通信チャネルの識別情報を取得する第2の識別情報取得手段と、
    前記第1の識別情報取得手段により取得された、前記第1の情報機器が情報伝送に利用する通信チャネルの識別情報と、前記第2の識別情報取得手段により取得された、前記第2の情報機器が情報伝送に利用する通信チャネルの識別情報とに基づいて、前記第1の情報機器から前記第2の情報機器への情報伝送に利用される通信チャネルを特定する通信チャネル特定手段と、
    前記第3の情報機器が送信すべき所定の情報を、前記通信チャネル特定手段により特定された通信チャネルを利用して、前記通信ネットワークを介して前記第の情報機器へ伝送する伝送手段とを有することを特徴とする伝送システム。
  2. 前記伝送手段は、
    前記通信ネットワークを伝送される情報を受信する伝送情報受信手段と、
    前記伝送情報受信手段により受信された情報のうち、前記通信チャネル特定手段により特定された通信チャネルを利用して伝送された情報を、前記所定の情報に置き換える伝送情報置換手段と、
    前記伝送情報置換手段により置き換えられた所定の情報を、前記通信チャネル特定手段により特定された通信チャネルを利用して、前記通信ネットワークを介して前記第2の情報機器へ送信する伝送情報送信手段とを有することを特徴とする請求項1に記載の伝送システム。
  3. 通信ネットワークに接続され、情報を伝送する情報機器であって、
    前記通信ネットワークを介して第1の他の情報機器から前記通信ネットワークにおける情報伝送を管理する伝送管理装置へ送られる、前記第1の他の情報機器が情報伝送に利用する通信チャネルの識別情報を取得する第1の識別情報取得手段と、
    前記通信ネットワークを介して第2の他の情報機器から前記伝送管理装置へ送られる、前記第2の他の情報機器が情報伝送に利用する通信チャネルの識別情報を取得する第2の識別情報取得手段と、
    前記第1の識別情報取得手段により取得された、前記第1の他の情報機器が情報伝送に利用する通信チャネルの識別情報と、前記第2の識別情報取得手段により取得された、前記第2の他の情報機器が情報伝送に利用する通信チャネルの識別情報とに基づいて、前記第1の他の情報機器から前記第2の他の情報機器への情報伝送に利用される通信チャネルを特定する通信チャネル特定手段と、
    前記情報機器が送信すべき所定の情報を、前記通信チャネル特定手段により特定された通信チャネルを利用して、前記通信ネットワークを介して前記第2の他の情報機器へ伝送する伝送手段とを有することを特徴とする情報機器。
  4. 前記伝送手段は、
    前記通信ネットワークを伝送される情報を受信する伝送情報受信手段と、
    前記伝送情報受信手段により受信された情報のうち、前記通信チャネル特定手段により特定された通信チャネルを利用して伝送された情報を、前記所定の情報に置き換える伝送情報置換手段と、
    前記伝送情報置換手段により置き換えられた所定の情報を、前記通信チャネル特定手段により特定された通信チャネルを利用して、前記通信ネットワークを介して前記第2の他の情報機器へ送信する伝送情報送信手段とを有することを特徴とする請求項3に記載の情報機器。
  5. 前記通信ネットワークは、時分割多元接続方式を採用するものであり、
    前記伝送情報置換手段は、前記伝送情報受信手段により受信された情報のうち、前記通信チャネル特定手段により特定された通信チャネルのタイミングで伝送された情報を、前記所定の情報に置き換え、
    前記伝送情報送信手段は、前記伝送情報置換手段により置き換えられた所定の情報を、前記通信チャネル特定手段により特定された通信チャネルのタイミングで、前記通信ネットワークを介して前記第2の他の情報機器へ送信することを特徴とする請求項4に記載の情報機器。
  6. アナログ情報をデジタル情報に変換する変換手段を有し、
    前記伝送情報置換手段は、前記伝送情報受信手段により受信された情報のうち、前記通信チャネル特定手段により特定された通信チャネルを利用して伝送された情報を、前記変換手段により得られたデジタル情報に置き換えることを特徴とする請求項4又は5に記載の情報機器。
  7. 前記伝送情報受信手段は、前記第1の他の情報機器において情報を送信する送信手段と接続され、
    前記伝送情報送信手段は、前記第2の他の情報機器において情報を受信する受信手段と接続されることを特徴とする請求項4乃至6のいずれかに記載の情報機器。
  8. 前記第2の他の情報機器への情報伝送に通信チャネルを利用している第1の他の情報機器に関する情報を提示手段に提示させる提示制御手段と、
    利用者による操作部の操作に応じて前記提示手段に提示された情報に対応する第1の他の情報機器を選択する選択手段とを有し、
    前記通信チャネル特定手段は、前記選択手段により選択された第1の他の情報機器から前記第2の他の情報機器への情報伝送に利用される通信チャネルを特定することを特徴とする請求項3乃至7のいずれかに記載の情報機器。
  9. 通信ネットワークに接続され、情報を伝送する情報機器における情報伝送方法であって、
    前記通信ネットワークを介して第1の他の情報機器から前記通信ネットワークにおける情報伝送を管理する伝送管理装置へ送られる、前記第1の他の情報機器が情報伝送に利用する通信チャネルの識別情報を取得する第1の識別情報取得ステップと、
    前記通信ネットワークを介して第2の他の情報機器から前記伝送管理装置へ送られる、前記第2の他の情報機器が情報伝送に利用する通信チャネルの識別情報を取得する第2の識別情報取得ステップと、
    前記第1の識別情報取得ステップにより取得された、前記第1の他の情報機器が情報伝送に利用する通信チャネルの識別情報と、前記第2の識別情報取得ステップにより取得された、前記第2の他の情報機器が情報伝送に利用する通信チャネルの識別情報とに基づいて、前記第1の他の情報機器から前記第2の他の情報機器への情報伝送に利用される通信チャネルを特定する通信チャネル特定ステップと、
    前記情報機器が送信すべき所定の情報を、前記通信チャネル特定ステップにより特定された通信チャネルを利用して、前記通信ネットワークを介して前記第2の他の情報機器へ伝送する伝送ステップとを有することを特徴とする情報伝送方法。
  10. 前記伝送ステップは、
    前記通信ネットワークを伝送される情報を受信する伝送情報受信ステップと、
    前記伝送情報受信ステップにより受信された情報のうち、前記通信チャネル特定ステップにより特定された通信チャネルを利用して伝送された情報を、前記所定の情報に置き換える伝送情報置換ステップと、
    前記伝送情報置換ステップにより置き換えられた所定の情報を、前記通信チャネル特定ステップにより特定された通信チャネルを利用して、前記通信ネットワークを介して前記第2の他の情報機器へ送信する伝送情報送信ステップとを有することを特徴とする請求項9に記載の情報伝送方法。
  11. 通信ネットワークに接続され、情報を伝送する情報機器において実行される情報伝送プログラムであって、
    前記通信ネットワークを介して第1の他の情報機器から前記通信ネットワークにおける情報伝送を管理する伝送管理装置へ送られる、前記第1の他の情報機器が情報伝送に利用する通信チャネルの識別情報を取得する第1の識別情報取得ステップと、
    前記通信ネットワークを介して第2の他の情報機器から前記伝送管理装置へ送られる、前記第2の他の情報機器が情報伝送に利用する通信チャネルの識別情報を取得する第2の識別情報取得ステップと、
    前記第1の識別情報取得ステップにより取得された、前記第1の他の情報機器が情報伝送に利用する通信チャネルの識別情報と、前記第2の識別情報取得ステップにより取得された、前記第2の他の情報機器が情報伝送に利用する通信チャネルの識別情報とに基づいて、前記第1の他の情報機器から前記第2の他の情報機器への情報伝送に利用される通信チャネルを特定する通信チャネル特定ステップと、
    前記情報機器が送信すべき所定の情報を、前記通信チャネル特定ステップにより特定された通信チャネルを利用して、前記通信ネットワークを介して前記第2の他の情報機器へ伝送する伝送ステップとを有することを特徴とする情報伝送プログラム。
  12. 前記伝送ステップは、
    前記通信ネットワークを伝送される情報を受信する伝送情報受信ステップと、
    前記伝送情報受信ステップにより受信された情報のうち、前記通信チャネル特定ステップにより特定された通信チャネルを利用して伝送された情報を、前記所定の情報に置き換える伝送情報置換ステップと、
    前記伝送情報置換ステップにより置き換えられた所定の情報を、前記通信チャネル特定ステップにより特定された通信チャネルを利用して、前記通信ネットワークを介して前記第2の他の情報機器へ送信する伝送情報送信ステップとを有することを特徴とする請求項11に記載の情報伝送プログラム。
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