JP4888335B2 - 符号化方法及び装置、並びにプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、音声、画像等のロスレス符号化で広く用いられているエントロピー符号化に関し、高い符号化効率を実現する符号化方法及び装置、並びにプログラムに関するものである。
音声、画像等のロスレス符号化で広く用いられているエントロピー符号化、とりわけゴロム・ライス(Golomb-Rice)符号化は、シフト演算やビットマスク演算などの簡易な演算のみで実行できる点で、高速・簡便な手法である。この方法は、信号を個別にあるビット位置で分割し、上位ビットを可変長符号化し、下位ビットを固定長符号化するものである。また、可変長符号化には、ちょうど上位ビットの表す数値が符号化語長に比例するものが多く用いられている。
特開2006−140772号公報
ところで、上述したゴロム・ライス符号化では、分割するビット位置が一般に信号の平均振幅等に応じて決定され、信号の分布に適合されるが、ビット位置が整数値であるため、実際の分布に対し上位ビット又は下位ビットに過剰なビット量が割り当てられ、結果として符号化効率の低下を招く恐れがあった。
本発明は、これらの問題点を鑑みてなされたものであり、符号化効率を向上させることができる符号化方法及び装置、並びにプログラムを提供することを目的とする。
また、本発明に係る符号化方法は、入力信号のビット列を最下位ビットからxビットの位置にて分割し、上位ビット列を可変長符号化し、下位ビット列を固定長符号化する符号化方法において、前記入力信号の振幅値に基づいて符号化の基準となる最下位ビットからのビット位置x(x=m/2、mは0以上の整数)を算出し、2 に近接する基準整数Iを導出する導出工程と、前記ビット列が表す数値に対して前記基準整数Iで除算して求めた商と剰余とを取得する取得工程と、mが偶数の場合、商を可変長符号化し、剰余を固定長符号化し、符号語を生成し、mが奇数の場合、連続する2つのビット列の商をそれぞれ可変長符号化し、当該商に対応する剰余を結合して固定長符号化し、符号語を生成する符号化工程とを有する。
また、本発明に係る符号化方法は、入力信号のビット列を最下位ビットからxビットの位置にて分割し、上位ビット列を可変長符号化し、下位ビット列を固定長符号化する符号化方法において、前記入力信号の振幅値に基づいて符号化の基準となる最下位ビットからのビット位置x(x=m/n、mは0以上の整数、nは3以上の整数)を算出し、2 に近接する基準整数Iを導出する導出工程と、前記ビット列が表す数値に対して前記基準整数Iで除算して求めた商と剰余とを取得する取得工程と、mが偶数の場合、商を可変長符号化し、剰余を固定長符号化し、符号語を生成し、mが奇数の場合、連続するn個のビット列の商をそれぞれ可変長符号化し、当該商に対応する剰余を結合して固定長符号化し、符号語を生成する符号化工程とを有する。
また、本発明に係る符号化装置は、入力信号のビット列を最下位ビットからxビットの位置にて分割し、上位ビット列を可変長符号化し、下位ビット列を固定長符号化する符号化装置において、前記入力信号の振幅値に基づいて符号化の基準となる最下位ビットからのビット位置x(x=m/2、mは0以上の整数)を算出し、2 に近接する基準整数Iを導出する導出手段と、前記ビット列が表す数値に対して前記基準整数Iで除算して求めた商と剰余とを取得する取得手段と、mが偶数の場合、商を可変長符号化し、剰余を固定長符号化し、符号語を生成し、mが奇数の場合、連続する2つのビット列の商をそれぞれ可変長符号化し、当該商に対応する剰余を結合して固定長符号化し、符号語を生成する符号化手段とを有する。
また、本発明に係る符号化装置は、入力信号のビット列を最下位ビットからxビットの位置にて分割し、上位ビット列を可変長符号化し、下位ビット列を固定長符号化する符号化装置において、前記入力信号の振幅値に基づいて符号化の基準となる最下位ビットからのビット位置x(x=m/n、mは0以上の整数、nは3以上の整数)を算出し、2 に近接する基準整数Iを導出する導出手段と、前記ビット列が表す数値に対して前記基準整数Iで除算して求めた商と剰余とを取得する取得手段と、mが偶数の場合、商を可変長符号化し、剰余を固定長符号化し、符号語を生成し、mが奇数の場合、連続するn個のビット列の商をそれぞれ可変長符号化し、当該商に対応する剰余を結合して固定長符号化し、符号語を生成する符号化手段とを有する。
また、本発明に係るプログラムは、入力信号のビット列を最下位ビットからxビットの位置にて分割し、上位ビット列を可変長符号化し、下位ビット列を固定長符号化する処理をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、前記入力信号の振幅値に基づいて符号化の基準となる最下位ビットからのビット位置x(x=m/2、mは0以上の整数)を算出し、2 に近接する基準整数Iを導出する導出工程と、前記ビット列が表す数値に対して前記基準整数Iで除算して求めた商と剰余とを取得する取得工程と、mが偶数の場合、商を可変長符号化し、剰余を固定長符号化し、符号語を生成し、mが奇数の場合、連続する2つのビット列の商をそれぞれ可変長符号化し、当該商に対応する剰余を結合して固定長符号化し、符号語を生成する符号化工程とを有する。
また、本発明に係るプログラムは、入力信号のビット列を最下位ビットからxビットの位置にて分割し、上位ビット列を可変長符号化し、下位ビット列を固定長符号化する処理をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、前記入力信号の振幅値に基づいて符号化の基準となる最下位ビットからのビット位置x(x=m/n、mは0以上の整数、nは3以上の整数)を算出し、2 に近接する基準整数Iを導出する導出工程と、前記ビット列が表す数値に対して前記基準整数Iで除算して求めた商と剰余とを取得する取得工程と、mが偶数の場合、商を可変長符号化し、剰余を固定長符号化し、符号語を生成し、mが奇数の場合、連続するn個のビット列の商をそれぞれ可変長符号化し、当該商に対応する剰余を結合して固定長符号化し、符号語を生成する符号化工程とを有する。
また、本発明に係る復号方法は、入力信号のビット列が該入力信号の振幅値に基づいて算出された符号化の基準となる最下位ビットからのビット位置x(x=m/2、mは0以上の整数)にて分割され、上位ビット列が可変長符号化され、下位ビット列が固定長符号化された符号語を復号する復号方法において、前記符号語を復号し、mが偶数の場合、前記上位ビット列と前記下位ビット列とを結合し、ビット列を生成し、前記符号語を復号し、mが奇数の場合、前記符号語から連続する2つのビット列がそれぞれ表す各数値に対して基準整数Iで除算された商と、当該商に対応する剰余が結合された結合剰余とを復号する復号工程と、mが奇数の場合、2 に近接する前記基準整数Iを導出する導出工程と、mが奇数の場合、前記基準整数Iに基づいて前記結合剰余を2つの剰余に分割する剰余分割工程と、mが奇数の場合、前記商に前記基準整数Iを乗算し、前記商に対応する剰余を加算してビット列を生成する生成工程とを有する。
また、本発明に係る復号方法は、入力信号のビット列が該入力信号の振幅値に基づいて算出された符号化の基準となる最下位ビットからのビット位置x(x=m/n、mは0以上の整数、nは3以上の整数)にて分割され、上位ビット列が可変長符号化され、下位ビット列が固定長符号化された符号語を復号する復号方法において、前記符号語を復号し、mが偶数の場合、前記上位ビット列と前記下位ビット列とを結合し、ビット列を生成し、前記符号語を復号し、mが奇数の場合、前記符号語から連続するn個(nは3以上の整数)のビット列がそれぞれ表す各数値に対して基準整数Iで除算された商と、当該商に対応する剰余が結合された結合剰余とを復号する復号工程と、mが奇数の場合、2 に近接する前記基準整数Iを導出する導出工程と、mが奇数の場合、前記基準整数Iに基づいて前記結合剰余をn個の剰余に分割する剰余分割工程と、mが奇数の場合、前記商に前記基準整数Iを乗算し、前記商に対応する剰余を加算してビット列を生成する生成工程とを有する。
また、本発明に係る復号装置は、入力信号のビット列が該入力信号の振幅値に基づいて算出された符号化の基準となる最下位ビットからのビット位置x(x=m/2、mは0以上の整数)にて分割され、上位ビット列が可変長符号化され、下位ビット列が固定長符号化された符号語を復号する復号装置において、前記符号語を復号し、mが偶数の場合、前記上位ビット列と前記下位ビット列とを結合し、ビット列を生成し、前記符号語を復号し、mが奇数の場合、前記符号語から連続する2つのビット列がそれぞれ表す各数値に対して基準整数Iで除算された商と、当該商に対応する剰余が結合された結合剰余とを復号する復号手段と、mが奇数の場合、2 に近接する前記基準整数Iを導出する導出手段と、mが奇数の場合、前記基準整数Iに基づいて前記結合剰余を2つの剰余に分割する剰余分割手段と、mが奇数の場合、前記商に前記基準整数Iを乗算し、前記商に対応する剰余を加算してビット列を生成する生成手段とを有する。
また、本発明に係る復号装置は、入力信号のビット列が該入力信号の振幅値に基づいて算出された符号化の基準となる最下位ビットからのビット位置x(x=m/2、mは0以上の整数)にて分割され、上位ビット列が可変長符号化され、下位ビット列が固定長符号化された符号語を復号する復号装置において、前記符号語を復号し、mが偶数の場合、前記上位ビット列と前記下位ビット列とを結合し、ビット列を生成し、前記符号語を復号し、mが奇数の場合、前記符号語から連続するn個(nは3以上の整数)のビット列がそれぞれ表す各数値に対して基準整数Iで除算された商と、当該商に対応する剰余が結合された結合剰余とを復号する復号手段と、mが奇数の場合、2 に近接する前記基準整数Iを導出する導出手段と、mが奇数の場合、前記基準整数Iに基づいて前記結合剰余をn個の剰余に分割する剰余分割手段と、mが奇数の場合、前記商に前記基準整数Iを乗算し、前記商に対応する剰余を加算してビット列を生成する生成手段とを有する。
また、本発明に係るプログラムは、入力信号のビット列が該入力信号の振幅値に基づいて算出された符号化の基準となる最下位ビットからのビット位置x(x=m/2、mは0以上の整数)にて分割され、上位ビット列が可変長符号化され、下位ビット列が固定長符号化された符号語を復号する処理をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、前記符号語を復号し、mが偶数の場合、前記上位ビット列と前記下位ビット列とを結合し、ビット列を生成し、前記符号語を復号し、mが奇数の場合、前記符号語から連続する2つのビット列がそれぞれ表す各数値に対して基準整数Iで除算された商と、当該商に対応する剰余が結合された結合剰余とを復号する復号工程と、mが奇数の場合、2 に近接する前記基準整数Iを導出する導出工程と、mが奇数の場合、前記基準整数Iに基づいて前記結合剰余を2つの剰余に分割する剰余分割工程と、mが奇数の場合、前記商に前記基準整数Iを乗算し、前記商に対応する剰余を加算してビット列を生成する生成工程とを有する。
また、本発明に係るプログラムは、入力信号のビット列が該入力信号の振幅値に基づいて算出された符号化の基準となる最下位ビットからのビット位置x(x=m/2、mは0以上の整数)にて分割され、上位ビット列が可変長符号化され、下位ビット列が固定長符号化された符号語を復号する処理をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、前記符号語を復号し、mが偶数の場合、前記上位ビット列と前記下位ビット列とを結合し、ビット列を生成し、前記符号語を復号し、mが奇数の場合、前記符号語から連続するn個(nは3以上の整数)のビット列がそれぞれ表す各数値に対して基準整数Iで除算された商と、当該商に対応する剰余が結合された結合剰余とを復号する復号工程と、mが奇数の場合、2 に近接する前記基準整数Iを導出する導出工程と、mが奇数の場合、前記基準整数Iに基づいて前記結合剰余をn個の剰余に分割する剰余分割工程と、mが奇数の場合、前記商に前記基準整数Iを乗算し、前記商に対応する剰余を加算してビット列を生成する生成工程とを有する。
本発明によれば、ビット列の最下位ビットからのビット位置xを仮想的にm/nとして細分化することにより、信号の分布に対し上位ビット又は下位ビットに適切なビット量を割り当てることができ、符号化効率を向上させることができる。
以下、本発明の具体的な実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。本発明は、主に音声、画像などのデジタル信号をロスレス符号化する際に使用することを意図しており、最下位ビットからのビット位置xを仮想的にm/n(mは0以上の整数、nは2以上の整数)として細分化することにより、信号の分布に対し上位ビット又は下位ビットに適切なビット量を割り当てるものである。ここでは、まず、n=2の場合における音声信号の符号化及び復号について説明し、次いで、nを2以上の整数とした場合について説明する。
〔符号化処理〕
図1は、エンコーダ10(符号化器)の構成を示すブロック図である。このエンコーダ10は、音声信号x[i]が入力される入力端子11と、短期予測係数αに基づいて近接サンプルから現在の信号を予測する短期予測部12と、短期予測係数αを導出する短期予測係数導出部13と、入力端子11からの音声信号x[i]と短期予測部12からの出力信号とから予測残差信号r[i]を算出する加算器14と、ビット位置m/2に基づいて予測残差信号r[i]を符号語Iに変換するエントロピー符号化部15と、予測残差信号r[i]を符号化する最下位ビットからのビット位置m/2を導出する基準値導出部16と、短期予測係数αを符号語Iαに変換する短期予測係数符号化部17と、符号語I、基準ビット位置m及び符号語Iαを多重化するマルチプレクサ18とを備えている。
入力端子11には、所定のフレーム長N毎に分割された音声信号が入力される。音声信号は、一般に近接サンプル間の相関が高い信号であり、この相関を除去する短期予測部12及び加算器14で短期予測処理が実行されることにより、予測残差信号r[i]が得られる。
Figure 0004888335
ここで、x[i]は音声信号、r[i]は予測残差信号、αは短期予測係数、及びPは短期予測係数の次数を示す。
短期予測係数αは、短期予測係数導出部13にて音声信号の短時間相関を除去する様に求められ、その計算には、レビンソン・ダービンアルゴリズムなどが使用される。短期予測係数αは、短期予測係数符号化部17にて符合語Iαに変換されマルチプレクサ18に送られる。
基準値導出部16は、予測残差信号r[i]を符号化の基準となる最下位ビットからのビット位置m/2を算出する。この計算には、例えば(2)式を用いることができる。
Figure 0004888335
(2)式において、左辺は予測残差信号r[i]の平均振幅を表す。基準値導出部16は、この不等式を成立させる最小の整数mを決定し、エントロピー符号化部15に送る。また、ビット位置m/2は、マルチプレクサ18に送られる。なお、mの導出は別の方法を用いてもよい。
エントロピー符号化部15は、後述のようにビット位置m/2に基づいて予測残差信号r[i]を符号語Iに変換する。符号語Iはマルチプレクサ18に転送される。
マルチプレクサ18は、各符号語の多重化処理を行い、多重化データを出力する。
次に、エントロピー符号化部15について、図2を用いて詳細に説明する。図2はエントロピー符号化部15の構成を示すブロック図である。
エントロピー符号化部15は、予測残差信号r[i]を正負号なし信号y[i]に変換する正負号除去部21と、mのLSB(Least Significant Bit)を抽出するLSB抽出部22と、mのLSBに応じて正負号なし信号y[i]の出力先を切り替えるスイッチ23と、正負号なし信号y[i]をビット位置m/2に基づいてシフト演算し、上位ビットと下位ビットに分割する信号分割部24と、正負号なし信号y[i]を2m/2に近接した整数Iで除算する信号除算部25と、2m/2に近接した整数Iを導出する基準整数導出部26と、信号分割部24における商p、剰余q、信号除算部25における商p2i,p2i+1、及び剰余結合部28における剰余q2i,q2i+1の結合剰余Qを符号語Iに変換する可変固定長符号化部27と、信号除算部25で剰余q2i,q2i+1を結合剰余Qに変換する剰余結合部28とを備えている。
正負号除去部21は、予測残差信号r[i]を(3)式により正負号なし信号y[i]に変換する。
Figure 0004888335
LSB抽出部22は、mの値が偶数であるか奇数であるかを、最下位ビット(LSB)を検査して抽出する。なお、mが0なる時偶数として取り扱う(以下、同様)。mが偶数の場合、正負号なし信号y[i]の出力先が信号分割部24となるようにスイッチ23を切り替える。また、mが奇数の場合、正負号なし信号y[i]の出力先が信号除算部25となるようにスイッチ23を切り替える。
(1)mが偶数の場合
mが偶数の場合、すなわちビット位置m/2が整数の場合、正負号なし信号y[i]は信号分割部24に入力される。ここで、(2)式の右辺は2の整数乗となるため、m/2=m’とし、正負号なし信号y[i]の値を2m’で除算し、商pと剰余qを求める。実際には、正負号なし信号y[i]をm’ビット右シフトして商pを求め、下位m’ビットを取り出して剰余qを得る、信号の分割が実行される。信号分割部24で得られた商pと剰余qは、可変固定長符号化部27に出力される。
Figure 0004888335
可変固定長符号化部27は、商pを可変長符号化し、剰余qをm’ビットで固定長符号化し、符号語Iに変換する。
このようにmが偶数の場合には、各正負号なし信号y[0・・・N−1]について商pと剰余qを求め、符号語Iに変換する。
(2)mが奇数の場合
mが奇数の場合、すなわちビット位置m/2が小数の場合、正負号なし信号y[i]は信号除算部25に入力される。基準整数導出部26は、(2)式の右辺において、√2のm乗を超えない整数Iを導出する。
Figure 0004888335
ただし、整数Iは√2のm乗に近接した値としてもよい。
信号除算部25は、連続する正負号なし信号y[2i]、y[2i+1](i=0・・・N/2−1)を整数Iで除算して、商p2i、p2i+1と剰余q2i、q2i+1を(6)式より得る。なお、(6)式の上段と下段で同一の整数Iを使用しているが、必ずしも同一である必要はない。
Figure 0004888335
(6)式で求めた商p2i、p2i+1については、可変固定長符号化部27に出力され、剰余q2i、q2i+1は、剰余結合部28に出力される。可変固定長符号化部27に出力された商p2i、p2i+1は、mが偶数の場合と同様に可変長符号化される。
剰余結合部28は、剰余q2i、q2i+1の2個の値を組み合わせて結合剰余Qに変換する。剰余の性質上、剰余q2i、q2i+1は整数Iを超えない。
Figure 0004888335
(7)式から、(8)式の様に剰余q2i、q2i+1を結合剰余Qに変換する。
Figure 0004888335
これは、剰余q2i、q2i+1を組み合わせた結合剰余Qがmビットに格納できることを意味する。この結合剰余Qは可変固定長符号化部27に出力される。
可変固定長符号化部27は、商p2i、p2i+1を可変長符号化し、結合剰余Qをmビットで固定長符号化し、符号語Iを生成して出力する。
このようにビット位置m/2が小数の場合には、連続する正負号なし信号y[2i]、y[2i+1](i=0・・・N/2−1)を整数Iで除算して、商p2i、p2i+1と剰余q2i、q2i+1を(6)式より得、剰余q2i、q2i+1に関しては、2個の値を組み合わせて結合剰余Qに変換して、商p2i、p2i+1と結合剰余Qを符号語Iに変換する。
続いて、エントロピー符号化部15の処理について、図3に示すフローチャートを用いて説明する。ステップS31において、正負号除去部21は、上記(3)式により予測残差信号r[i]を正負号なし信号y[i]に変換する。
ステップ32において、LSB抽出部22は、mの値が偶数であるか、奇数であるかをmの値を示す最下位ビット(LSB)より判別する。mが偶数の場合、すなわち0の場合、ステップS33に進み、LSB抽出部22は、正負号なし信号y[i]の出力先が信号分割部24となるようにスイッチ23を切り替える。また、mが奇数の場合、すなわち1の場合、ステップS35に進み、LSB抽出部22は、正負号なし信号y[i]の出力先が信号除算部25となるようにスイッチ23を切り替える。
mが偶数の場合、ステップS33において、信号分割部24は、ビット位置をm/2=m’とし、正負号なし信号y[i]の値を2m’で除算し、商p、剰余qを求め(ステップS34)、上位・下位ビットに分割する。商p、剰余qは、可変固定長符号化部27に出力される。
ステップS38において、可変固定長符号化部27は、商pを可変長符号化し、剰余qをm’ビットで固定長符号化し、符号語Iに変換する。
また、mが奇数の場合、ステップS35において、基準整数導出部26は、上記(2)式の右辺において、√2のm乗を超えない整数Iを導出する。
ステップS36において、信号除算部25は、連続する正負号なし信号y[2i]、y[2i+1](i=0・・・N/2−1)を整数Iで除算して、商p2i、p2i+1と剰余q2i、q2i+1を上記(6)式より得る。
ステップS37において、剰余結合部28は、剰余q2i、q2i+1の2個の値を組み合わせて結合剰余Qに変換する。
ステップS38において、可変固定長符号化部27は、商p2i、p2i+1を可変長符号化し、結合剰余Qをmビットで固定長符号化し、符号語Iを生成して出力する。
このようにmが偶数の場合、ビット位置をm/2=m’とし、正負号なし信号y[i]の値を2m’で除算し、商p、剰余qを求め、mが奇数の場合、連続する正負号なし信号y[2i]、y[2i+1](i=0・・・N/2−1)を2m/2に近接する整数Iで除算し、剰余q2i、q2i+1の2個の値を組み合わせて結合剰余Qに変換することにより、ビット列を分割するビット位置を1/2単位とすることができ、符号化効率を向上させることができる。
なお、信号除算部25において、上記(6)式を用いて除算することとしたが、上記(5)式に示す整数Iの逆数を予めテーブル化しておいてもよい。これにより、演算量を減少させることができる。
具体的に説明すると、上記(5)式の逆数は、下記(9)式で表され、この(9)式に対応する値I’、Eをテーブルとして整数化すればよい。
Figure 0004888335
また、(9)式を基に(6)式を変形すると、(10)式が得られる。
Figure 0004888335
このように(9)式に対応する値I’、Eをテーブルとして整数化すれば、除算及び剰余の計算をせずに値を求めることができる。一般に除算が必要になると演算量が大きくなるが、上述のように整数Iの逆数に対応する整数を予め記憶しておくことで、乗算を使用することができ、演算量を抑制することができる。
また、上記(10)式を補正することにより、(9)式の整数化による影響を防ぐことができる。(7)式のように剰余q2i、q2i+1は0以上整数I未満であるが、(10)式の剰余q2i、q2i+1の演算では、0未満になるか、整数I以上になる可能性がある。その際は下記(11)式の補正演算を行う。
Figure 0004888335
ここで、2i、2i+1とも同一の処理が行われるため、2i、2i+1をiとした。補正演算は、剰余qが0未満の場合、商pからの1の減算に対して剰余qに整数Iを加算し、剰余qが整数I以上の場合、商pへの1の加算に対して剰余qから整数Iを減算する。これにより、(7)式のように剰余q2i、q2i+1は0以上整数I未満とすることができ、符号化効率を向上させることができる。
さらに、mに閾値Mを設定し、mが閾値Mより大なる場合、すなわち、最下位ビットからのビット数x(x=m/2)が少数かつ所定の閾値X(X=M/2)よりも大きい場合について、予め正負号なし信号y[i]を下位(m−M)/2ビットtとそれより上位ビットy’[i]に分割するようにしてもよい。
Figure 0004888335
こうして得られた下位ビットtは(m−M)/2ビット長のデータとしてマルチプレクサ18に送られ、上位ビットy’[i]は、(6)式又は(10)式でm=Mとして変換処理がなされるため、必要以上に整数Iの逆数に対応する値のテーブルを装備しなくても済む。
〔復号処理〕
以下、上述した符号化データの復号処理について説明する。図4は、デコーダ(復号化器)の構成を示すブロック図である。このデコーダ40は、多重化データを逆多重化し、符号語I、基準ビット位置m/2及び符号語Iαを復号するデマルチプレクサ41と、基準ビット位置m/2に基づいて符号語Iを予測残差信号r[i]に変換するエントロピー復号化部42と、符号語Iαを短期予測係数αに変換する短期予測係数復合化部43と、予測残差信号r[i]とサンプル間の相関が合成された過去の音声信号とから音声信号x[i]を算出する加算器44と、短期予測係数αに基づいて近接サンプル間の相関が合成された音声信号を生成する短期合成部45とを備えている。
デマルチプレクサ41に入力された多重化データは逆多重化が施され、個々の符号語に復号される。デマルチプレクサ41より復号された符号語I及び復号されたビット位置m/2は、復号残差信号r[i]を復号するエントロピー復号化部42に入力される。
短期予測係数の符号語Iαは、短期予測係数復号化部43で復号されて短期予測係数αが生成され短期合成部45に送られる。加算器44及び短期合成部45において短期予測係数α及び過去の復号信号から音声信号x[i]が(13)式より生成される。
Figure 0004888335
以上のようにして、ロスレスに信号を復号することが可能になる。
次に、エントロピー復号化部42について、図5を用いて詳細に説明する。図5はエントロピー復号化部42の構成を示すブロック図である。
エントロピー復号化部42は、mが偶数か奇数かを判別し、符号語Iを商p、剰余q、又は商p2i,p2i+1、結合剰余Qに変換する可変固定長復号化部51と、商p、剰余qをmに基づいて上位ビットと下位ビットを結合し、正負号なし信号y[i]を生成する信号結合部52と、√2のm乗に近接した整数Iを導出する基準整数導出部53と、結合剰余Qから剰余q2i,q2i+1を復号する剰余分割部54と、商p2i,p2i+1、剰余q2i,q2i+1及びmから正負なし信号y[2i]、y[2i+1]を復号する信号乗算部55と、mの最下位ビット(LSB)を抽出するLSB抽出部56と、mのLSBに応じて正負号なし信号y[i]の出力元を切り替えるスイッチ57と、正負号なし信号y[i]を復号残差信号r[i]に変換する正負号復元部58とを備えている。
(1)mが偶数の場合
mが偶数の場合、すなわち、ビット位置m/2が整数の場合、m/2=m’とし、可変固定長復合化部51は、入力された符号語Iを商p、剰余qに変換する。m’は整数であるため、信号結合部52は、1サンプルごとにシフト演算し、正負号なし信号y[i]を復号する。
Figure 0004888335
(2)mが奇数の場合
ビット位置mが奇数の場合、すなわち、ビット位置m/2が小数の場合、可変固定長復号化部51は、入力された符号語Iを商p2i,p2i+1、結合剰余Qに変換する。m/2は小数であるため、2サンプルまとめて正負なし信号y[2i]、y[2i+1](i=0・・・N/2−1)を復号する。
基準整数導出部53は、√2のm乗に近接した整数Iを(15)式より求める。なお、整数Iは、エンコーダ10と同一の方法で求めれば、他の方法を用いても構わない。
Figure 0004888335
剰余分割部54は、下記(16)式を用いて、結合剰余Qから剰余q2i,q2i+1を復号する。
Figure 0004888335
信号乗算部55は、商p2i,p2i+1、剰余q2i,q2i+1及び整数Iから(17)式より正負なし信号y[2i]、y[2i+1](i=0・・・N/2−1)を復号する。
Figure 0004888335
LSB抽出部56は、mの最下位ビット(LSB)を抽出することにより、偶数か奇数かを判別する。そして、LSB抽出部56は、mが偶数の場合、正負号なし信号y[i]の出力元が信号結合部52となるようにスイッチ57を上方に接続し、mが奇数の場合、正負号なし信号y[2i]、y[2i+1](i=0・・・N/2−1)の出力元が信号乗算部55となるように下方に接続する。
正負号復元部58は、(18)式より正負号なし信号y[i]を復号残差信号r[i]に変換する。
Figure 0004888335
すなわち、正負号なし信号y[i]の最下位ビットが1の場合に右1ビットシフト後ビット反転がなされ、最下位ビットが0の場合に右1ビットシフトのみ行われ正負号が復元される。
続いて、エントロピー復号化部42の処理について、図6に示すフローチャートを用いて説明する。ステップS61において、可変固定長復合化部51は、符号語Iを復号し、mが偶数か奇数かを判別する(ステップS62)。
mが偶数の場合、ステップS63に進み、ビット位置をm/2=m’とし、信号結合部52は、上位ビットと下位ビットとを結合し、正負号なし信号y[i]を復号する(ステップS64)。
mが奇数の場合、ステップS65に進み、基準整数導出部53は、√2のm乗に近接した整数Iを導出する。ステップS66において、剰余分割部54は、整数Iを用いて、(16)式より結合剰余Qから剰余q2i,q2i+1を復号する。ステップS67において、商p2i,p2i+1、剰余q2i,q2i+1及び整数Iから(17)式より正負なし信号y[2i]、y[2i+1](i=0・・・N/2−1)を復号する。
ステップS68において、正負号復元部58は、(18)式より正負号なし信号y[i]を復号残差信号r[i]に変換する。
このようにmが偶数の場合、ビット位置をm/2=m’とし、上位ビットと下位ビットとを結合し、正負号なし信号y[i]を復号し、mが奇数の場合、整数Iを用いて、結合剰余Qから剰余q2i,q2i+1を復号し、商p2i,p2i+1、剰余q2i,q2i+1及び整数Iから正負なし信号y[2i]、y[2i+1](i=0・・・N/2−1)を復号することにより、ビット位置を1/2単位とした復号を行うことができる。
なお、剰余分割部54において除算があるが、(19)式のように整数Iの逆数に相当する値I’を予めテーブル化しておくことにより乗算を使用することも可能である。
Figure 0004888335
また、(19)式より(16)式の1番目の式は(20)式のように変換可能である。
Figure 0004888335
また、(19)式で示す値I’は、整数化されているため、誤差が生じた場合、下記(21)式に示すような補正を行うことが好ましい。
Figure 0004888335
また、エンコーダにてmに閾値Mを設定し、正負号なし信号y[i]を下位(m−M)/2ビットtとそれより上位ビットy’[i]に分割した場合、mが所定の閾値Mより大であるなら、デマルチプレクサ41より取得した符号語よりtを復号する。つまり、最下位ビットからのビット数xが小数かつ所定の閾値X(X=M/2、Mは正の奇数)よりも大きい場合、ビット数をx=Xとして上位ビット列y’[i]を生成し、(m−M)/2ビット長のデータを固定長復号して下位ビット列tを生成する。具体的には、上記(15)式〜(17)式におけるmをMに置き換え求めた結果をy’[i]とした上で(22)式を用いてy[i]を復号する。
Figure 0004888335
〔一般化した実施の形態〕
上述の符号化方法では、最下位ビットからのビット位置を仮想的にm/2としたn=2の場合について説明したが、ここでは、nが2を越える一般化した符号化方法について説明する。この場合、mを次式の通り決定する。
Figure 0004888335
そして、m/nが整数である場合は従来通りのゴロム・ライス符号化を行うが、m/nが小数である場合は整数Iを以下の通り導入する。
Figure 0004888335
ここで、正負号なし信号y[n・i],y[n・i+1],...,y[n・i+n−1]を以下の通り分解する。
Figure 0004888335
また、結合剰余Qを剰余qn・i+kより決定する。
Figure 0004888335
これは、k=0の時は剰余qn・i+0を結合剰余Qi,0に代入し、k=1より順に結合剰余Qi,k−1をI倍しながら剰余qn・i+kを加算している。
一方、復号化においては、逆に結合剰余Qから剰余qn・i+kを次式より求める。
Figure 0004888335
このように最下位ビットからのビット位置を仮想的にm/nとして細分化することにより、信号の分布に対し上位ビット又は下位ビットに適切なビット量が割り当てることができ、符号化効率を向上させることができる。
なお、本発明は上述した実施の形態のみに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能であることは勿論である。例えば、上述の実施の形態では、ハードウェアの構成として説明したが、これに限定されるものではなく、任意の処理を、CPU(Central Processing Unit)にコンピュータプログラムを実行させることにより実現することも可能である。この場合、コンピュータプログラムは、記録媒体に記録して提供することも可能であり、また、インターネットその他の伝送媒体を介して伝送することにより提供することも可能である。
〔符号化の具体例〕
次に、上述したエントロピー符号化法について具体例を挙げて説明する。ここで、基準値導出部16において入力信号r[0,...,N−1]より求めたm=8の場合と、m=9の場合について、r[2i]=−19、r[2i+1]=7を符号化することとする。
また、(4)式や(6)式における商pは、可変固定長符号化部27において、表1に示す符号化表のように可変長符号化されるものとする。
Figure 0004888335
予測残差信号r[2i],r[2i+1]は、(3)式より正負号なし信号y[i]に変換される。
Figure 0004888335
ここで、m=8であるとき、m’=m/2=4であるため、y[i]は(4)式より以下の通り分割される。
Figure 0004888335
したがって、これら2サンプルに対する符号語Iは、表1より例えば以下のようになり、r[2i]を7ビット、r[2i+1]を5ビットの合計12ビットで表現することになる。
Figure 0004888335
また、m=9であるとき、(5)式より整数I=22となるため、y[2i]、y[2i+1]を(6)式より除算する。
Figure 0004888335
また、(8)式より結合剰余Qを求める。
Figure 0004888335
したがって、これら2サンプルに対する符号語Iは、表1より例えば以下のようになり、r[2i]及びr[2i+1]を合計12ビットで表現することになる。
Figure 0004888335
〔復号化の具体例〕
次に、上述した2サンプルの符号語を復号化する手順を説明する。表1の商pの項と符号語Iの項を見ると符号語の1が現れるまでの0の数が商pの値と一致しており、これを使用して符号語より商pを求める。
m=8であるとき、商p2iの符号語Iは、最初に1が現れるまで2ビット0があるため、商p2i=2が求まり、次の4ビットにより剰余q2i=5が求まる。同様に、商p2i+1の符号語Iは、直後に1が現れるため、商p2i+1=0が求まり、次の4ビットにより剰余q2i+1=14が求まる。そして、上記(17)式よりy[2i]、y[2i+1]が復号される。
Figure 0004888335
また、m=9であるとき、符号語Iの、最初に1が現れるまで1ビット0があるため、商p2i=1が求まり、直後に1が現れるため、商p2i+1=0が求まり、次の4ビットによりQ=323が求まる。(15)式よりI=22であるため、(16)式より剰余q2i、q2i+1を復号する。
Figure 0004888335
そして、(17)式よりy[i]を復号する。
Figure 0004888335
また、(18)式より復号残差信号r[2i]=−19、r[2i+1]=7が復号される。
〔mに閾値Mを設定した場合の処理の具体例〕
閾値M=27である場合において、m=29である場合の符号化について説明する。ここで、予測残差信号r[2・i]=79680、r[2・i+1]=−137735について、正負号なし信号を(3)式より求めると、y[2・i]=159360、y[2・i+1]=275469となる。
整数Iは、(5)式より求められる。
Figure 0004888335
また、上記(12)式により、上位ビットと下位ビットに分割する。ここで、下位ビットは(m−M)/2=1ビットである。
Figure 0004888335
(6)式により、商p2i,p2i+1と剰余q2i,q2i+1を計算する。
Figure 0004888335
結合剰余Qは、(8)式より27ビットのデータとして得られる。
Figure 0004888335
このようにして、以下の5変数が求められる。
Figure 0004888335
続いて、この5変数の復号化処理について説明する。先ず、ビットストリームより取得したm(=29>M)より整数Iを求める。
Figure 0004888335
(16)式より結合剰余Qから剰余q2i,q2i+1を求める。
Figure 0004888335
(17)式より正負号なし信号y’[2i]、y’[2i+1]を求める。
Figure 0004888335
(22)式より下位ビットt2i,t2i+1(ここでは1ビット)を用いて正負号なし信号y[2i]、y[2i+1]を復号する。
Figure 0004888335
(18)式より正負号を復号し、r[2・i]=79680、r[2・i+1]=−137735を得る。
〔本発明の適用例1〕
本発明は、44kHz、16bit又は96kHz、24bitのステレオ音源のロスレス圧縮技術へ適用可能である。ここでは、従来のゴロム・ライス符号化を適用した場合と本発明を適用した場合の圧縮効率について検証した。
表2は、10〜30秒程度の44kHz、16bitのステレオ音源を使用して圧縮効率を測定した結果を示す。圧縮効率(ratio)は次式により定義した。
Figure 0004888335
ここで、original_file_sizeは原音のファイルサイズ、compressed_file_sizeは圧縮したファイルサイズであり、ratioが大きいほど圧縮効率が高いことを示す。
Figure 0004888335
表2に示すように、本発明を適用することにより、圧縮効率を0.1%以上改善することができる。なお、本発明の適用によるデコーダの演算量の増加については、fs=44.1kHzで0.3〜0.5MIPS、fs=96kHzで0.7〜1.0MIPS程度で、微小である。
〔本発明の適用例2〕
次に、本発明を適用した際の効果の一例について検証する。ここでは、44.1kHz、16ビットのN=2048サンプルからなる対象信号のあるフレームについて、(2)式から求められたmが、従来のゴロム・ライス符号化の値では24(m/2=12)、提案方式では23(m/2=11.5)である場合の可変長符号化及び固定長符号化について検証する。
表3は、可変長符号化を行う2048サンプル分の商pについて求めた度数分布を示す。ここで、ゴロム・ライス符号化と同様に商pの符号語のビット長はp+1ビットになるものとする。
Figure 0004888335
これに固定長符号化のビット数を加算すると、従来方式ではm/2=12なので、3311+2048・12=27887ビットとなる。一方、提案方式ではm/2=11.5なので、4061+2048・11.5=27613ビットとなり、このフレームでは274ビット(0.84%)節約することができる。
エンコーダ(符号化器)の構成を示すブロック図である。 エントロピー符号化部の構成を示すブロック図である。 エントロピー符号化部の処理を示すフローチャートである。 デコーダ(復号化器)の構成を示すブロック図である。 エントロピー復号化部の構成を示すブロック図である。 エントロピー復号化部の処理を示すフローチャートである。
符号の説明
10 エンコーダ、11 入力端子、12 短期予測部、13 短期予測係数導出部、14 加算器、15 エントロピー符号化部、16 基準値導出部、17 短期予測係数符号化部、18 マルチプレクサ、21 正負号除去部、22 LSB抽出部、23 スイッチ、24 信号分割部、25 信号除算部、26 基準整数導出部、27 可変固定長符号化部、28 剰余結合部、41 デマルチプレクサ、42 エントロピー復号化部、43 短期予測係数復号化部、44 加算器、45 短期合成部、51 可変固定長復号化部、52 信号結合部、53 基準整数導出部、54 剰余分割部、55 信号乗算部、56 LSB抽出部、57 スイッチ、58 正負号復元部

Claims (20)

  1. 入力信号のビット列を最下位ビットからxビットの位置にて分割し、上位ビット列を可変長符号化し、下位ビット列を固定長符号化する符号化方法において、
    前記入力信号の振幅値に基づいて符号化の基準となる最下位ビットからのビット位置x(x=m/2、mは0以上の整数)を算出し、2 に近接する基準整数Iを導出する導出工程と、
    前記ビット列が表す数値に対して前記基準整数Iで除算して求めた商と剰余とを取得する取得工程と、
    mが偶数の場合、商を可変長符号化し、剰余を固定長符号化し、符号語を生成し、
    mが奇数の場合、連続する2つのビット列の商をそれぞれ可変長符号化し、当該商に対応する剰余を結合して固定長符号化し、符号語を生成する符号化工程とを有する符号化方法。
  2. 前記取得工程では、前記数値に対して前記基準整数Iの逆数に対応する整数を乗算する請求項1記載の符号化方法。
  3. 前記取得工程では、前記商及び前記剰余に対して前記基準整数Iを用いて補正を行う特徴とする請求項2記載の符号化方法。
  4. 前記ビット数xが小数かつ所定の閾値X(X=M/2、Mは正の奇数)よりも大きい場合、前記ビット数をx=Xとして上位ビット列を符号化し、下位ビット列を(m−M)/2ビット長のデータとして固定長符号化する請求項3記載の符号化方法。
  5. 前記符号化工程では、下記(1)により前記剰余を結合する請求項1記載の符号化方法。
    Figure 0004888335
    ここで、Qiは結合剰余を示し、q2i,q2i+1は連続する2つのビット列の剰余を示す。
  6. 入力信号のビット列を最下位ビットからxビットの位置にて分割し、上位ビット列を可変長符号化し、下位ビット列を固定長符号化する符号化方法において、
    前記入力信号の振幅値に基づいて符号化の基準となる最下位ビットからのビット位置x(x=m/n、mは0以上の整数、nは3以上の整数)を算出し、2 に近接する基準整数Iを導出する導出工程と、
    前記ビット列が表す数値に対して前記基準整数Iで除算して求めた商と剰余とを取得する取得工程と、
    mが偶数の場合、商を可変長符号化し、剰余を固定長符号化し、符号語を生成し、
    mが奇数の場合、連続するn個のビット列の商をそれぞれ可変長符号化し、当該商に対応する剰余を結合して固定長符号化し、符号語を生成する符号化工程とを有する符号化方法。
  7. 入力信号のビット列を最下位ビットからxビットの位置にて分割し、上位ビット列を可変長符号化し、下位ビット列を固定長符号化する符号化装置において、
    前記入力信号の振幅値に基づいて符号化の基準となる最下位ビットからのビット位置x(x=m/2、mは0以上の整数)を算出し、2 に近接する基準整数Iを導出する導出手段と、
    前記ビット列が表す数値に対して前記基準整数Iで除算して求めた商と剰余とを取得する取得手段と、
    mが偶数の場合、商を可変長符号化し、剰余を固定長符号化し、符号語を生成し、
    mが奇数の場合、連続する2つのビット列の商をそれぞれ可変長符号化し、当該商に対応する剰余を結合して固定長符号化し、符号語を生成する符号化手段とを有する符号化装置。
  8. 入力信号のビット列を最下位ビットからxビットの位置にて分割し、上位ビット列を可変長符号化し、下位ビット列を固定長符号化する符号化装置において、
    前記入力信号の振幅値に基づいて符号化の基準となる最下位ビットからのビット位置x(x=m/n、mは0以上の整数、nは3以上の整数)を算出し、2 に近接する基準整数Iを導出する導出手段と、
    前記ビット列が表す数値に対して前記基準整数Iで除算して求めた商と剰余とを取得する取得手段と、
    mが偶数の場合、商を可変長符号化し、剰余を固定長符号化し、符号語を生成し、
    mが奇数の場合、連続するn個のビット列の商をそれぞれ可変長符号化し、当該商に対応する剰余を結合して固定長符号化し、符号語を生成する符号化手段とを有する符号化装置。
  9. 入力信号のビット列を最下位ビットからxビットの位置にて分割し、上位ビット列を可変長符号化し、下位ビット列を固定長符号化する処理をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    前記入力信号の振幅値に基づいて符号化の基準となる最下位ビットからのビット位置x(x=m/2、mは0以上の整数)を算出し、2 に近接する基準整数Iを導出する導出工程と、
    前記ビット列が表す数値に対して前記基準整数Iで除算して求めた商と剰余とを取得する取得工程と、
    mが偶数の場合、商を可変長符号化し、剰余を固定長符号化し、符号語を生成し、
    mが奇数の場合、連続する2つのビット列の商をそれぞれ可変長符号化し、当該商に対応する剰余を結合して固定長符号化し、符号語を生成する符号化工程とを有するプログラム。
  10. 入力信号のビット列を最下位ビットからxビットの位置にて分割し、上位ビット列を可変長符号化し、下位ビット列を固定長符号化する処理をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    前記入力信号の振幅値に基づいて符号化の基準となる最下位ビットからのビット位置x(x=m/n、mは0以上の整数、nは3以上の整数)を算出し、2 に近接する基準整数Iを導出する導出工程と、
    前記ビット列が表す数値に対して前記基準整数Iで除算して求めた商と剰余とを取得する取得工程と、
    mが偶数の場合、商を可変長符号化し、剰余を固定長符号化し、符号語を生成し、
    mが奇数の場合、連続するn個のビット列の商をそれぞれ可変長符号化し、当該商に対応する剰余を結合して固定長符号化し、符号語を生成する符号化工程とを有するプログラム。
  11. 入力信号のビット列が該入力信号の振幅値に基づいて算出された符号化の基準となる最下位ビットからのビット位置x(x=m/2、mは0以上の整数)にて分割され、上位ビット列が可変長符号化され、下位ビット列が固定長符号化された符号語を復号する復号方法において、
    前記符号語を復号し、mが偶数の場合、前記上位ビット列と前記下位ビット列とを結合し、ビット列を生成し、
    前記符号語を復号し、mが奇数の場合、前記符号語から連続する2つのビット列がそれぞれ表す各数値に対して基準整数Iで除算された商と、当該商に対応する剰余が結合された結合剰余とを復号する復号工程と、
    mが奇数の場合、2 に近接する前記基準整数Iを導出する導出工程と、
    mが奇数の場合、前記基準整数Iに基づいて前記結合剰余を2つの剰余に分割する剰余分割工程と、
    mが奇数の場合、前記商に前記基準整数Iを乗算し、前記商に対応する剰余を加算してビット列を生成する生成工程とを有する復号方法。
  12. 前記剰余分割工程では、前記結合剰余に前記基準整数Iの逆数に対応する整数を乗算する請求項11記載の復号方法。
  13. 前記剰余分割工程では、各剰余に対して前記基準整数Iを用いて補正を行う請求項12記載の復号方法。
  14. 前記ビット数xが小数かつ所定の閾値X(X=M/2、Mは正の奇数)よりも大きい場合、前記ビット数をx=Xとして上位ビット列を生成し、(m−M)/2ビット長のデータを固定長復号して下位ビット列を生成する請求項13記載の復号方法。
  15. 前記剰余分割工程では、下記(2)により前記結合剰余を分割する請求項11記載の復号方法。
    Figure 0004888335
    ここで、Qiは結合剰余を示し、q2i,q2i+1は連続する2つのビット列の剰余を示す。
  16. 入力信号のビット列が該入力信号の振幅値に基づいて算出された符号化の基準となる最下位ビットからのビット位置x(x=m/n、mは0以上の整数、nは3以上の整数)にて分割され、上位ビット列が可変長符号化され、下位ビット列が固定長符号化された符号語を復号する復号方法において、
    前記符号語を復号し、mが偶数の場合、前記上位ビット列と前記下位ビット列とを結合し、ビット列を生成し、
    前記符号語を復号し、mが奇数の場合、前記符号語から連続するn個(nは3以上の整数)のビット列がそれぞれ表す各数値に対して基準整数Iで除算された商と、当該商に対応する剰余が結合された結合剰余とを復号する復号工程と、
    mが奇数の場合、2 に近接する前記基準整数Iを導出する導出工程と、
    mが奇数の場合、前記基準整数Iに基づいて前記結合剰余をn個の剰余に分割する剰余分割工程と、
    mが奇数の場合、前記商に前記基準整数Iを乗算し、前記商に対応する剰余を加算してビット列を生成する生成工程とを有する復号方法。
  17. 入力信号のビット列が該入力信号の振幅値に基づいて算出された符号化の基準となる最下位ビットからのビット位置x(x=m/2、mは0以上の整数)にて分割され、上位ビット列が可変長符号化され、下位ビット列が固定長符号化された符号語を復号する復号装置において、
    前記符号語を復号し、mが偶数の場合、前記上位ビット列と前記下位ビット列とを結合し、ビット列を生成し、
    前記符号語を復号し、mが奇数の場合、前記符号語から連続する2つのビット列がそれぞれ表す各数値に対して基準整数Iで除算された商と、当該商に対応する剰余が結合された結合剰余とを復号する復号手段と、
    mが奇数の場合、2 に近接する前記基準整数Iを導出する導出手段と、
    mが奇数の場合、前記基準整数Iに基づいて前記結合剰余を2つの剰余に分割する剰余分割手段と、
    mが奇数の場合、前記商に前記基準整数Iを乗算し、前記商に対応する剰余を加算してビット列を生成する生成手段とを有する復号装置。
  18. 入力信号のビット列が該入力信号の振幅値に基づいて算出された符号化の基準となる最下位ビットからのビット位置x(x=m/2、mは0以上の整数)にて分割され、上位ビット列が可変長符号化され、下位ビット列が固定長符号化された符号語を復号する復号装置において、
    前記符号語を復号し、mが偶数の場合、前記上位ビット列と前記下位ビット列とを結合し、ビット列を生成し、
    前記符号語を復号し、mが奇数の場合、前記符号語から連続するn個(nは3以上の整数)のビット列がそれぞれ表す各数値に対して基準整数Iで除算された商と、当該商に対応する剰余が結合された結合剰余とを復号する復号手段と、
    mが奇数の場合、2 に近接する前記基準整数Iを導出する導出手段と、
    mが奇数の場合、前記基準整数Iに基づいて前記結合剰余をn個の剰余に分割する剰余分割手段と、
    mが奇数の場合、前記商に前記基準整数Iを乗算し、前記商に対応する剰余を加算してビット列を生成する生成手段とを有する復号装置。
  19. 入力信号のビット列が該入力信号の振幅値に基づいて算出された符号化の基準となる最下位ビットからのビット位置x(x=m/2、mは0以上の整数)にて分割され、上位ビット列が可変長符号化され、下位ビット列が固定長符号化された符号語を復号する処理をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    前記符号語を復号し、mが偶数の場合、前記上位ビット列と前記下位ビット列とを結合し、ビット列を生成し、
    前記符号語を復号し、mが奇数の場合、前記符号語から連続する2つのビット列がそれぞれ表す各数値に対して基準整数Iで除算された商と、当該商に対応する剰余が結合された結合剰余とを復号する復号工程と、
    mが奇数の場合、2 に近接する前記基準整数Iを導出する導出工程と、
    mが奇数の場合、前記基準整数Iに基づいて前記結合剰余を2つの剰余に分割する剰余分割工程と、
    mが奇数の場合、前記商に前記基準整数Iを乗算し、前記商に対応する剰余を加算してビット列を生成する生成工程とを有するプログラム。
  20. 入力信号のビット列が該入力信号の振幅値に基づいて算出された符号化の基準となる最下位ビットからのビット位置x(x=m/2、mは0以上の整数)にて分割され、上位ビット列が可変長符号化され、下位ビット列が固定長符号化された符号語を復号する処理をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    前記符号語を復号し、mが偶数の場合、前記上位ビット列と前記下位ビット列とを結合し、ビット列を生成し、
    前記符号語を復号し、mが奇数の場合、前記符号語から連続するn個(nは3以上の整数)のビット列がそれぞれ表す各数値に対して基準整数Iで除算された商と、当該商に対応する剰余が結合された結合剰余とを復号する復号工程と、
    mが奇数の場合、2 に近接する前記基準整数Iを導出する導出工程と、
    mが奇数の場合、前記基準整数Iに基づいて前記結合剰余をn個の剰余に分割する剰余分割工程と、
    mが奇数の場合、前記商に前記基準整数Iを乗算し、前記商に対応する剰余を加算してビット列を生成する生成工程とを有するプログラム。
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