JP2005242363A - 無損失オーディオ符号化/復号化方法および装置 - Google Patents

無損失オーディオ符号化/復号化方法および装置 Download PDF

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Abstract

【課題】無損失オーディオ符号化/復号化方法および装置を提供し、コンテキスト基盤符号化方式を用いてBPGCより優れた圧縮率を提供する。
【解決手段】符号化方法は、時間領域のオーディオ信号を周波数領域信号に変換し、周波数領域のオーディオ信号を周波数に応じてビットプレーン信号にマッピングし、ビットプレーンを構成する二進サンプルに対し、所定のコンテキストを利用して決定された確率モデルを介して無損失符号化する段階とを含む。復号化方法は、オーディオビットストリームを逆多重化し、損失ビットストリームおよびエラーデータのエラービットストリームを抽出し、損失ビットストリームを損失復号化し、無損失復号化し、復号化された損失ビットストリームとエラービットストリームとを用いて周波数スペクトル信号に復元し、周波数スペクトル信号を逆整数時間/周波数変換して時間領域のオーディオ信号を復元する段階とを含む。
【選択図】図7

Description

本発明は、オーディオ信号符号化/復号化に関し、特にビットレートが調節可能な無損失オーディオ符号化/復号化方法および装置に関する。
無損失オーディオ符号化方式には、MLP(Meridian Lossless audio compression Packing)、Monkey’s Audio、FLAC(Free Lossless Audio Coding)などが挙げられる。特に、MLPは、DVD−A(Digital Versatile Disk-Audio)に適用されている。インターネットのネットワーク帯域幅の拡大に伴い、大容量のマルチメディアコンテンツが提供されており、それゆえ無損失オーディオ方式が必要となっている。EU(European Union)では、すでにDAB(Digital Audio Broadcasting)を介してのデジタルオーディオ放送が開始しており、該当する放送局やコンテンツ提供者はオーディオ無損失符号化方式を利用している。一方、MPEG(Motion Picture Experts Group)やISO/IEC14496−3:2001/AMD 5、SLS(Audio Scalable to Lossless Coding)の名称で、無損失オーディオ圧縮方式についての標準化が進んでいる。これは、FGS(Fine Grain Scalablity)を提供することによって無損失オーディオ圧縮を可能とする技術である。無損失オーディオ圧縮技術で最も重要な要素である圧縮率は、データ間の重複情報を除去することによって改善することができる。前記重複情報は、隣接するデータ間から予測され、除去されるか、あるいは隣接するデータ間のコンテキスト(context)を用いて除去される。整数MDCT(Modified Discrete Cosine Tranform)係数は、ラプラス分布を示し、この分布ではゴロム(Golomb)コードという圧縮方式が最適の結果を示す。FGSを提供するためには、ビットプレーンコーディングが必要であり、前記ゴロムコードとビットプレーンコーディングとを組み合わせることにより(この組み合わせをBPGC(Bit Plane Golomb Coding)と呼ぶ)、最適の圧縮率とFGSを提供することができる。
しかしながら、前記整数MDCT係数がラプラス分布を有するという仮定は、実際のデータ分布では適切でないことがある。前記BPGCは、整数MDCT係数がラプラス分布を示すと仮定して考案されたアルゴリズムなので、前記整数MDCT係数がラプラス分布を示さない場合には、最適の圧縮率を提供することができない。従って、前記整数MDCT係数がラプラス分布を示すという仮定に関係なく、最適の圧縮率を提供可能な無損失オーディオ符号化および復号化方式が必要である。
本発明が解決しようとする技術的課題は、前記整数MDCT係数がラプラス分布を示すという仮定に関係なく、最適の圧縮率を提供可能な無損失オーディオ符号化方法および装置を提供することである。
本発明が解決しようとする他の技術的課題は、前記整数MDCT係数がラプラス分布を示すという仮定に関係なく、最適の圧縮率を提供可能な無損失オーディオ復号化方法および装置を提供することである。
前記技術的課題を解決するための本発明による無損失オーディオ符号化方法は、時間領域のオーディオ信号を、整数値を有する周波数領域のオーディオスペクトル信号に変換する信号変換段階と、前記周波数領域のオーディオ信号を周波数に応じてビットプレーン信号にマッピングするマッピング段階と、前記ビットプレーン信号を構成する二進サンプルに対し、所定のコンテキストを利用して決定された確率モデルを介して無損失符号化する無損失符号化段階とを含むことを特徴とする。前記無損失符号化段階は、前記周波数領域のオーディオ信号を周波数によるビットプレーンデータにマッピングする段階と、ビットプレーン別に最上位ビット(MSB)およびゴロムパラメータを獲得する段階と、MSBから最下位ビット(LSB)、低い周波数成分から高い周波数順に符号化するビットプレーン上の二進サンプルを選択する段階と、前記選択された二進サンプルに対し、同じビットプレーン上の以前サンプルを利用し、前記選択された二進サンプルのコンテキストを計算する段階と、前記獲得されたゴロムパラメータと前記計算されたコンテキストとを利用して確率モデルを選択する段階と、前記選択された確率モデルを利用し、前記二進サンプルを無損失符号化する段階とを含むことが望ましい。
前記技術的課題を解決するための本発明による無損失オーディオ符号化方法は、(a)時間領域のオーディオ信号を、整数値を有する周波数領域のオーディオスペクトル信号に変換する段階と、(b)前記周波数領域のオーディオスペクトル信号をスケーリングして、損失符号化器の入力信号に整合させる段階と、(c)前記スケーリングされた周波数信号に対して損失圧縮符号化を行う段階と、(d)前記損失符号化されたデータと前記整数値を有する周波数領域のオーディオスペクトル信号との差に相当するエラーマッピング信号を算出する段階と、(e)前記エラーマッピングされた信号に対して、コンテキストを利用して無損失符号化を行う段階と、(f)前記無損失符号化された信号と前記損失符号化された信号とを多重化してビットストリームを生成する段階とを含むことを特徴とする。
前記(e)段階は、(e1)前記(d)段階でエラーマッピングされた信号を周波数に応じてビットプレーンのデータにマッピングする段階と、(e2)前記ビットプレーンのMSBおよびゴロムパラメータを獲得する段階と、(e3)前記MSBからLSBの順番に、低い周波数成分から高い周波数成分の順番に符号化する、ビットプレーン上の二進サンプルを選択する段階と、(e4)前記選択された二進サンプルに対し、同一のビットプレーン上の前のサンプルを利用し、前記選択された二進サンプルのコンテキストを計算する段階と、(e5)前記獲得されたゴロムパラメータと前記計算されたコンテキストとを利用して確率モデルを選択する段階と、(e6)前記選択された確率モデルを利用し、前記二進サンプルに対して無損失符号化を行う段階をと含む。
前記(e4)段階は、前記選択された二進サンプルに対し、同一のビットプレーン上の符号化された前のサンプルを1つのスカラ値にし、前記二進サンプルのコンテキスト値を計算する。また、前記(e4)段階は、前記選択された二進サンプルに対し、同一のビットプレーンに存在する所定のサンプルについて「1」が出てくる確率を求め、前記確率値に所定の整数値を掛け合わせて整数で表した後、前記整数を利用してコンテキスト値を計算する。更に、前記(e4)段階は、前記選択された二進サンプルに対し、同一の周波数上のすでに符号化された上位ビットプレーン値を利用してコンテキスト値を計算する。また、前記(e4)段階は、前記選択された二進サンプルに対し、同一の周波数上の既に符号化された上位ビットプレーンの値が存在するか否かについての情報を利用してコンテキスト値を計算するが、前記上位ビットプレーンに「1」が1つでも存在すれば、コンテキスト値を「1」とし、「1」が存在しなければ、コンテキスト値を「0」とする。
前記技術的課題を解決するための本発明による無損失オーディオ符号化装置は、時間領域のオーディオ信号を、整数値を有する周波数領域のオーディオスペクトル信号に変換する整数時間/周波数変換部と、前記周波数領域のオーディオ信号を周波数によるビットプレーンデータにマッピングし、前記ビットプレーンを構成する二進サンプルを所定のコンテキストを利用して無損失符号化する無損失符号化部とを含むことを特徴とする。前記無損失符号化部は、前記周波数領域のオーディオ信号を周波数に応じてビットプレーンデータにマッピングするビットプレーンマッピング部と、前記ビットプレーンのMSBおよびゴロムパラメータを獲得するパラメータ獲得部と、MSBからLSBの順番に、かつ低い周波数成分から高い周波数成分の順番に符号化するビットプレーン上の二進サンプルを選択する二進サンプル選択部と、前記選択された二進サンプルに対し、同一のビットプレーン上の前のサンプルを利用し、前記選択された二進サンプルのコンテキストを計算するコンテキスト計算部と、前記獲得されたゴロムパラメータと前記計算されたコンテキストとを利用して確率モデルを選択する確率モデル選択部と、前記選択された確率モデルを利用し、前記二進サンプルを無損失符号化する二進サンプル符号化部と、を備えることを特徴とする。前記整数時間/周波数変換部は、整数MDCTであることが好ましい。
前記技術的課題を解決するための本発明による無損失オーディオ符号化装置は、時間領域のオーディオ信号を、整数値を有する周波数領域のオーディオスペクトル信号に変換する整数時間/周波数変換部と、前記整数時間/周波数変換部のオーディオ周波数信号を損失符号化部の入力信号に整合するスケーリング部と、前記スケーリングされた周波数信号を損失圧縮符号化する損失符号化部と、前記損失符号化された信号と前記整数時間/周波数変換部の信号との差を求めるエラーマッピング部と、前記エラーマッピングされた信号に対してコンテキストを利用して無損失符号化を行う無損失符号化部と、前記無損失符号化された信号と前記損失符号化された信号とを多重化してビットストリームに生成するマルチプレクサとを備えることを特徴とする。前記無損失符号化部は、前記エラーマッピング部のエラーマッピングされた信号を周波数によるビットプレーンデータにマッピングするビットプレーンマッピング部と、前記ビットプレーンのMSBおよびゴロムパラメータを獲得するパラメータ獲得部と、MSBからLSBの順番に、かつ低い周波数成分から高い周波数の順番に符号化するビットプレーン上の二進サンプルを選択する二進サンプル選択部と、前記選択された二進サンプルに対し、同一のビットプレーン上の前のサンプルを利用し、前記選択された二進サンプルのコンテキストを計算するコンテキスト計算部と、前記獲得されたゴロムパラメータと前記計算されたコンテキストとを利用して確率モデルを選択する確率モデル選択部と、前記選択された確率モデルを利用し、前記二進サンプルを無損失符号化する二進サンプル符号化部とを含む。
前記他の技術的課題を解決するための本発明による無損失オーディオ復号化方法は、オーディオデータのビットストリームからゴロムパラメータを獲得する段階と、MSBからLSBの順番に、低い周波数成分から高い周波数成分の順番に復号化する二進サンプルを選択するサンプル選択段階と、既に復号化されたサンプルを利用し、所定のコンテキストを計算するコンテキスト計算段階と、前記ゴロムパラメータとコンテキストとを利用して確率モデルを選択する確率モデル選択段階と、前記選択された確率モデルを利用して算術復号化する算術復号化段階と、すべてのサンプルが復号化されるまで前記サンプル選択段階ないし算術復号化段階を反復実行する段階と、を含むことを特徴とする。前記コンテキスト計算段階は、同一のビットプレーン上の前に存在するすでに復号化されたサンプルを利用して第1コンテキストを計算する段階と、同一の周波数上で既に復号化された上位ビットプレーンのサンプルを利用して第2コンテキストを計算する段階とを含む。
前記他の技術的課題を解決するための本発明による無損失オーディオ復号化方法は、損失符号化されたオーディオデータと、整数値を有する周波数領域のオーディオスペクトル信号との差をエラーデータとする場合に、(aa)オーディオビットストリームを逆多重化し、所定の損失符号化された損失ビットストリームおよび前記エラーデータのエラービットストリームを抽出する段階と、(bb)前記抽出された損失ビットストリームを所定損失復号化する段階と、(cc)前記抽出されたエラービットストリームを無損失復号化する段階と、(dd)前記復号化された損失ビットストリームとエラービットストリームとを利用して周波数スペクトル信号を復元する段階と、(ee)前記周波数スペクトル信号を逆整数時間/周波数変換して時間領域のオーディオ信号を復元する段階とを含むことを特徴とする。前記(cc)段階は、(cc1)オーディオデータのビットストリームからゴロムパラメータを獲得する段階と、(cc2)MSBからLSBの順番に、かつ低い周波数から高い周波数の順番に復号化する二進サンプルを選択する段階と、(cc3)既に復号化されたサンプルを利用し、所定のコンテキストを計算する段階と、(cc4)前記ゴロムパラメータとコンテキストとを利用して確率モデルを選択する段階と、(cc5)前記選択された確率モデルを利用して算術復号化する段階と、(cc6)すべてのサンプルが復号化されるまで前記(cc2)段階ないし(cc5)段階を反復実行する段階と、を含む。また、前記(cc3)段階は、同一のビットプレーン上の前に存在する既に復号化されたサンプルを利用して第1コンテキストを計算する段階と、同一の周波数上で既に復号化された上位ビットプレーンのサンプルを利用して第2コンテキストを計算する段階とを含む。
前記他の技術的課題を解決するための本発明による無損失オーディオ復号化装置は、オーディオデータのビットストリームからゴロムパラメータを獲得するパラメータ獲得部と、MSBからLSBの順番に、かつ低い周波数成分から高い周波数成分の順番に復号化する二進サンプルを選択するサンプル選択部と、既に復号化されたサンプルを利用し、所定のコンテキストを計算するコンテキスト計算部と、前記パラメータ獲得部のゴロムパラメータと前記コンテキスト計算部のコンテキストとを利用して確率モデルを選択する確率モデル選択部と、前記選択された確率モデルを利用して算術復号化する算術復号化部と、を含むことを特徴とする。前記コンテキスト計算部は、同一のビットプレーン上の前に存在する既に復号化されたサンプルを利用して第1コンテキストを計算する第1コンテキスト計算部と、同一の周波数上ですでに復号化された上位ビットプレーンのサンプルを利用して第2コンテキストを計算する第2コンテキスト計算部とを含むことが望ましい。
前記他の技術的課題を解決するための本発明による無損失オーディオ復号化装置は、損失符号化されたオーディオデータと、整数値を有する周波数領域のオーディオスペクトル信号との差をエラーデータとする時、オーディオビットストリームを逆多重化し、所定の損失符号化された損失ビットストリームおよび前記エラーデータのエラービットストリームを抽出する逆多重化部と、前記抽出された損失ビットストリームを所定損失復号化する損失復号化部と、前記抽出されたエラービットストリームを無損失復号化する無損失復号化部と、前記復号化された損失ビットストリームとエラービットストリームとを合成して周波数スペクトル信号に復元するオーディオ信号合成部と、前記復元された周波数スペクトル信号を逆整数時間/周波数変換して時間領域のオーディオ信号を復元する逆整数時間/周波数変換部と、を備えることを特徴とする。
前記損失復号化部は、AAC(Advanced Audio Coding)復号化部であることが望ましい。前記無損失オーディオ復号化装置は、前記損失復号化部で復号化された周波数領域のオーディオ信号を時間領域のオーディオ信号に復元する逆時間/周波数変換部をさらに備える。前記無損失復号化部は、オーディオデータのビットストリームからゴロムパラメータを獲得するパラメータ獲得部と、MSBからLSBの順番に、かつ低い周波数成分から高い周波数成分の順番に復号化する二進サンプルを選択するサンプル選択部と、既に復号化されたサンプルを利用し、所定のコンテキストを計算するコンテキスト計算部と、前記ゴロムパラメータとコンテキストとを利用して確率モデルを選択する確率モデル選択部と、前記選択された確率モデルを利用して算術復号化する算術復号化部と、を備える。
前記コンテキスト計算部は、同一のビットプレーン上の前に存在する既に復号化されたサンプルを利用して第1コンテキストを計算する第1コンテキスト計算部と、同一の周波数上で既に復号化された上位ビットプレーンのサンプルを利用して第2コンテキストを計算する第2コンテキスト計算部を備える。
前記記載の方法は、コンピュータで実行するためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能記録媒体で実装することができる。
本発明による無損失オーディオ符号化/復号化方法および装置によれば、入力の分布に関係なく、統計的な分布を介して作られたモデルを介して最適の性能を提供する。すなわち、整数MDCT係数がラプラス分布を示すという仮定に関係なく最適の圧縮率を提供する。従って、コンテキスト基盤符号化方式を介してBPGCよりすぐれた圧縮率を提供する。
以下、添付した図面を参照し、本発明による無損失オーディオ符号化/復号化方法および装置を詳細に説明する。オーディオ符号化において、FGSを提供し、無損失オーディオ符号化を行うためには整数化されたMDCTを利用する。特に、前記オーディオ信号の入力サンプル分布がラプラス(Laplacian)分布を示す場合、BPGC方式が最適の圧縮結果を示し、ゴロムコードと等価な結果を提供することが知られている。ゴロムパラメータは次のようなコードにより求められる。
For(L=0;(N<<L+1))<=A;L++)
このコードによりゴロムパラメータLが求められ、ゴロムコードの特性上、Lより小さなビットプレーンでは0または1が出てくる確率を1/2と見ることができる。しかし、この結果は、ラプラス分布である場合には最適であるが、そうではない場合には、最適の圧縮率を提供することができない。よって、本発明の基本概念としては、データ分布がラプラス分布であるかどうかに関らず、統計的分析を用いてコンテキストを利用し、最適の圧縮率を提供することにある。
図1は、本発明による無損失オーディオ符号化装置についての1実施形態の構成をブロック図で示したものであり、整数時間/周波数変換部100および無損失符号化部120から構成される。前記整数時間/周波数変換部100は、時間領域のオーディオ信号を、整数値を有する周波数領域のオーディオスペクトル信号に変換する。尚、この変換は整数MDCTを用いておこなわれることが好ましい。前記無損失符号化部120は、前記周波数領域のオーディオ信号を周波数に応じてビットプレーンのデータにマッピングし、前記ビットプレーンを構成する二進サンプルを所定のコンテキストを利用して無損失符号化する。該無損失符号化部120は、図2に示すようにビットプレーンマッピング部200、ゴロムパラメータ獲得部210、二進サンプル選択部220、コンテキスト計算部230、確率モデル選択部240、二進サンプル符号化部250から構成される。
前記ビットプレーンマッピング部200は、前記周波数領域のオーディオ信号を周波数に応じてビットプレーンデータにマッピングする。図8は、周波数に応じてビットプレーンデータをマッピングした1例を示したものである。
前記ゴロムパラメータ獲得部210は、前記ビットプレーンのMSBとゴロムパラメータとを獲得する。前記二進サンプル選択部220は、MSBからLSBの順番に、かつ低い周波数成分から高い周波数成分の順番に、符号化するビットプレーン上の二進サンプルを選択する。
前記コンテキスト計算部230は、前記選択された二進サンプルに対し、同一のビットプレーン上の前のサンプルを利用し、前記選択された二進サンプルのコンテキストを計算する。前記確率モデル選択部240は、前記獲得されたゴロムパラメータと前記計算されたコンテキストとを利用して確率モデルを選択する。前記二進サンプル符号化部250は、前記選択された確率モデルを利用し、前記二進サンプルに対して無損失符号化を行う。
図3は、本発明による無損失オーディオ符号化装置の他の実施形態の構成をブロック図で示したものであり、整数時間/周波数変換部300、スケーリング部310、損失符号化部320、エラーマッピング部330、無損失符号化部340およびマルチプレクサ350から構成される。
前記整数時間/周波数変換部300は、時間領域のオーディオ信号を、整数値を有する周波数領域のオーディオスペクトル信号に変換する。この変換は整数MDCTを用いて行われることが好ましい。前記スケーリング部310は、前記整数時間/周波数変換部300のオーディオ周波数信号をスケーリングして損失符号化部320の入力信号に整合させる。前記整数時間/周波数変換部300の出力信号は、整数で示されるので、前記損失符号化部320の入力として直接使用することができない。従って、前記スケーリング部310を介して損失符号化部320の入力信号として使用できるように、前記整数時間/周波数変換部300のオーディオ周波数信号を整合させる。前記損失符号化部320は、前記スケーリングされた周波数信号を損失圧縮符号化する。この符号化はAACコア符号化器を使用して行われることが好ましい。
前記エラーマッピング部330は、前記損失符号化された信号と前記整数時間/周波数変換部300の信号との差に相当するエラーマッピングされた信号を獲得する。前記無損失符号化部340は、前記エラーマッピングされた信号を、コンテキストを用いて無損失符号化する。前記マルチプレクサ350は、前記無損失符号化部340の無損失符号化された信号と前記損失符号化部320の損失符号化された信号とを多重化してビットストリームを生成する。
図4は、前記無損失符号化部340の構成をブロック図で示したものであり、ビットプレーンマッピング部400、パラメータ獲得部410、二進サンプル選択部420、コンテキスト計算部430、確率モデル選択部440、二進サンプル符号化部450から構成される。
前記ビットプレーンマッピング部400は、前記エラーマッピング部330がエラーマッピングした信号を周波数に応じてビットプレーンのデータにマッピングする。前記パラメータ獲得部410は、前記ビットプレーンのMSBとゴロムパラメータとを獲得する。前記二進サンプル選択部420は、MSBからLSBの順番に、かつ低い周波数成分から高い周波数成分の順番に、ビットプレーン上の二進サンプルを選択する。前記コンテキスト計算部430は、前記選択された二進サンプルに対し、同一のビットプレーン上の前のサンプルを利用し、前記選択された二進サンプルのコンテキストを計算する。前記確率モデル選択部440は、前記獲得されたゴロムパラメータと前記計算されたコンテキストとを用いて確率モデルを選択する。前記二進サンプル符号化部450は、前記選択された確率モデルを利用して前記二進サンプルに対して無損失符号化を行う。
図2および図4にそれぞれ示されたコンテキスト計算部230、430は、前記選択された二進サンプルに対し、同じビットプレーン上の符号化された前のサンプルを1つのスカラ値にし、前記二進サンプルのコンテキスト値を計算することができる。また、前記コンテキスト計算部230,430は、前記選択された二進サンプルに対し、同一のビットプレーンに存在する所定のサンプルについて「1」が出てくる確率を求め、前記確率値に所定の整数値を掛け合わせて整数で表した後、前記整数を利用してコンテキスト値を計算することができる。更に、前記コンテキスト計算部230,430は、前記選択された二進サンプルに対し、同じ周波数上の既に符号化された上位ビットプレーン値を利用してコンテキスト値を計算することができ、前記選択された二進サンプルに対し、同一周波数上の既に符号化された上位ビットプレーンの値が存在するか否かについての情報を利用してコンテキスト値を計算することができる。この場合、前記上位ビットプレーンに「1」が1つでも存在すれば、コンテキスト値を「1」とし、「1」が存在しなければ、コンテキスト値を「0」として計算する。
図5は、図1に示した本発明による無損失オーディオ符号化装置の1実施形態についての動作をフローチャートで示したものである。まず、時間領域のオーディオ信号に相当するPCM(Pulse Code Modulation)信号が前記整数時間/周波数変換部100に入力されれば、これを整数値を有する周波数領域のオーディオスペクトル信号に変換する(500段階)。ここでは、intMDCT(integer MDCT)を使用することが好ましい。その後、図8に示すように、前記周波数領域のオーディオ信号を周波数に応じたビットプレーン信号にマッピングする(520段階)。その後、前記ビットプレーンを構成する二進サンプルに対して、所定のコンテキストを利用して決定された確率モデルを用いて無損失符号化を行う(540段階)。
図6は、図1に示した前記無損失符号化部120の動作をフローチャートで示したものであり、図6を参照してその動作を説明する。まず、前記周波数領域のオーディオ信号がビットプレーンマッピング部200に入力されれば、前記周波数領域のオーディオ信号を周波数に応じたビットプレーンデータにマッピングする(600段階)。また、ゴロムパラメータ獲得部210を介してビットプレーン別にMSBおよびゴロムパラメータを獲得する(610段階)。その後、前記二進サンプル選択部220を介してMSBからLSBの順番に、かつ低い周波数成分から高い周波数成分の順番に、ビットプレーン上の二進サンプルを選択する(620段階)。前記選択された二進サンプルに対し、同一のビットプレーン上の前のサンプルを利用し、前記二進サンプル選択部220で選択された二進サンプルのコンテキストを計算する(630段階)。前記ゴロムパラメータ獲得部210で求めたゴロムパラメータと前記コンテキスト計算部230で計算されたコンテキストとを利用して確率モデルを選択する(640段階)。前記確率モデル選択部240で選択された確率モデルを利用し、前記二進サンプルを無損失符号化する(650段階)。
図7は、図3に示した本発明による無損失オーディオ符号化装置の他の実施形態についての動作をフローチャートで図示したものであり、これを参照して前記無損失オーディオ符号化装置の他の実施形態についての動作を説明する。まず、整数時間/周波数変換部300を介して時間領域のオーディオ信号を、整数値を有する周波数領域のオーディオスペクトル信号に変換する(710段階)。その後、前記周波数領域のオーディオスペクトル信号は、前記スケーリング部310でスケーリングされ、損失符号化部320の入力信号として使用されるように整合される(720段階)。前記スケーリング部310でスケーリングされた周波数信号は、損失圧縮符号化部320で損失圧縮符号化される(730段階)。前記損失圧縮符号化は、AACコア符号化器により行われることが好ましい。前記損失符号化部320で損失符号化されたデータと前記整数値を有する周波数領域のオーディオスペクトル信号との差に相当するエラーマッピングされた信号がエラーマッピング部330で求められる(740段階)。前記エラーマッピングされた信号は、無損失符号化部340でコンテキストを利用して無損失符号化される(750段階)。前記無損失符号化部340で無損失符号化された信号と前記損失符号化部320で損失符号化された信号は、マルチプレクサ350で多重化されて、ビットストリームが生成される(760段階)。前記無損失符号化(750段階)は、エラーマッピングされた信号を周波数に応じてビットプレーンデータにマッピングする。MSBとゴロムパラメータとを求める過程以降は、図6と同一なので説明を省略する。
図8は、符号化されるサンプルが存在するビットプレーン上でコンテキストを選択するサンプルの範囲を示したものである。点線で表示された部分を利用して既に符号化されたサンプルから現行のサンプルの確率分布を計算する。
一般的に、MDCTによるスペクトルリーケージ(spectral leakage)によって周波数軸上の周辺サンプルの相関関係(correlation)が存在するようになる。従って、隣接サンプルの値がXならば、現行のサンプルの値がX付近の値である確率が非常に高い。これにより周辺隣接サンプルをコンテキストに選択すれば、前記相関関係を利用して圧縮率向上を図ることができる。また、上位ビットプレーンの値は、下位サンプルの確率分布に強く相関することが統計分析から分かり、これにより周辺隣接サンプルをコンテキストに選択すれば、相関関係を利用して圧縮率向上を図ることができる。
前記コンテキストを計算する方式を説明すれば次の通りである。まず、同一のビットプレーン上に存在する、既にコーディングされたサンプルを利用してコンテキストを計算する方式である。前記方式には様々な方法があり、そのうち代表的な方法は、次の通りである。
第1の方法は、同じビットプレーン上に所定の長さを有する既存の二進サンプルを1つのスカラ値にしてコンテキストとして使用することである。例えば、4個の前の二進サンプルをコンテキストとして使用すれば、前記前のサンプルが0100とすれば、これを二進数と見て、前記0100(2)を4として前記4をコンテキスト値とする。一般的に、0001(2)である場合、現行のサンプルが「1」である確率が最も高い。場合により、モデルの大きさを考慮してコンテキストの範囲を限定する場合もある。通常コンテキストは8ないし16の範囲を有する。
第2の方法は、同一のビットプレーン上に存在する「1」をカウントし、符号化しようとするサンプルより前に符号化されたサンプルに対し、前記サンプルが「1」である確率を求める方法である。これをコンテキストとして表現するために、前記「1」が出てくる確率値に整数Nを掛け合わせて整数で表す。もし、この値が0である場合、これは同一ビットプレーン上の前のサンプルに「1」が現れない場合なので、現行のサンプルが「1」である確率がかなり高くなり、Nに近い値を示す場合には、既に前のサンプルが「1」が多く出てきた状態なので、「0」である確率が高くなる。場合によって、モデルの大きさを考慮し、コンテキストの範囲を限定する場合もある。通常コンテキストは、8ないし16の範囲を有する。
前記コンテキストを計算する次の方式としては、同一の周波数上に上位ビットプレーンのサンプルを利用してコンテキストを計算することが挙げられる。この方式にもさまざまな方法があり、そのうち代表的な方法を以下に示す。
第1の方法は、既に符号化された上位ビットプレーンの値をコンテキストとして利用することである。例えば、上位ビットプレーンサンプルが0110ならば、これを二進数と見て、0110(2)、すなわち6というコンテキストで表す。場合によっては、モデルの大きさを考慮してコンテキストの範囲を限定する場合もある。普通コンテキストは、8ないし16の範囲を有する。
第2の方法は、既に符号化された上位ビットプレーンの値が存在するか否かについての情報を利用することである。同一の周波数上の上位ビットプレーンに「1」が1つでもあれば、コンテキスト値は「1」であり、「1」がない場合には、コンテキスト値は「0」となる。これは、MSBがまだ符号化されていなければ、現行のサンプルが「1」である確率が非常に高いということを意味している。
実際に符号化する例を挙げると、3番目のビットプレーンの4番目のサンプルを符号化すると仮定する。現行の符号化するサンプルは「0」であり、現行の符号化するデータのゴロムパラメータを4とすれば、まず同一のビットプレーン上にあるサンプルのコンテキストを計算する。同一のビットプレーン上でコンテキストを求める方式のうち、前記第1の方法によってコンテキストを求めるならば、前記サンプルの値が001(2)なので、コンテキスト値は1になる。そして、同一の周波数の上位ビットプレーン上にあるサンプルのコンテキストを計算すると、10(2)なので、前記第1の方法によってコンテキスト値は2となる。従って、確率モデルは上の3個のパラメータ、すなわちゴロムパラメータは、「4」、コンテキスト1は、「1」、コンテキスト2は、「2」を利用して確率モデルを選択する。確率モデルは、三次元配列を置き、Prob[Golomb][Context1][Context2]として表すことができる。このようにして求めた確率モデルを用いて無損失符号化を行う。前記無損失符号化の代表的なものとしては、算術符号化が挙げられる。
次に、本発明による無損失オーディオ復号化装置および方法を説明する。図9は、本発明による無損失オーディオ復号化装置の1実施形態についての構成をブロック図で示したものであり、パラメータ獲得部900と、サンプル選択部910と、コンテキスト計算部920と、確率モデル選択部930と、算術復号化部940とから構成される。
前記パラメータ獲得部900は、オーディオデータのビットストリームが入力されれば、前記ビットストリームからMSBとゴロムパラメータとを求める。前記サンプル選択部910は、MSBからLSBの順番に、かつ低い周波数成分から高い周波数成分の順番に、復号化する二進サンプルを選択する。前記コンテキスト計算部920は、既に復号化されたサンプルを利用して所定のコンテキストを計算する。該計算920部は、図10に示すように第1コンテキスト計算部1000および第2コンテキスト計算部1020から構成される。前記第1コンテキスト計算部1000は、同一のビットプレーン上に存在する既に復号化されたサンプルを利用して第1コンテキストを計算する。第2コンテキスト計算部1020は、同一の周波数上で既に復号化された上位ビットプレーンのサンプルを利用して第2コンテキストを計算する。前記確率モデル選択部930は、前記パラメータ獲得部900のゴロムパラメータと前記コンテキスト計算部920で計算されたコンテキストとを利用して確率モデルを選択する。前記算術復号化部940は、前記確率モデル選択部930で選択された確率モデルを利用して算術復号化を行う。
図11は、本発明による無損失オーディオ復号化装置の他の実施形態についての構成をブロック図で示したものであり、逆多重化部1100と、損失復号化部1110と、無損失復号化部1120と、オーディオ信号合成部1130と、逆整数時間/周波数変換部1140とを備え、逆時間/周波数変換部1150を更に備えることが好ましい。
前記逆多重化部1100は、オーディオビットストリームが入力されれば、前記オーディオビットストリームを逆多重化し、前記ビットストリームが符号化される時に使われた所定の損失符号化方式により形成された損失ビットストリームとエラーデータのエラービットストリームとを抽出する。
前記損失復号化部1110は、前記逆多重化部1100で抽出された損失ビットストリームに対して、前記ビットストリームが符号化される時に使われた所定の損失符号化方式に対応する所定の損失復号化方式を用いて損失復号化を行う。
前記無損失復号化部1120は、前記逆多重化部1100で抽出されたエラービットストリームに対して、更に無損失符号化に対応する無損失復号化防式を用いて無損失復号化を行う。
前記オーディオ信号合成部1130は、前記復号化された損失ビットストリームとエラービットストリームとを合成することにより周波数スペクトル信号の復元を行う。前記逆整数時間/周波数変換部1140は、前記オーディオ信号合成部1130で復元された周波数スペクトル信号を逆整数時間/周波数変換することにより時間領域のオーディオ信号の復元を行う。
そして、前記逆時間/周波数変換部1150は、前記損失復号化部1110で復号化された周波数領域のオーディオ信号を時間領域のオーディオ信号に復元する。尚、この復元信号は損失復号化によって得られた信号である。
図12は、前記無損失復号化部1120の構成をブロック図で示したものであり、パラメータ獲得部1200と、サンプル選択部1210と、コンテキスト計算部1220と、確率モデル選択部1230と、算術復号化部1240とから構成される。
前記パラメータ獲得部1200は、オーディオデータのビットストリームからMSBおよびゴロムパラメータを獲得する。前記サンプル選択部1210は、MSBからLSBの順番に、かつ低い周波数成分から高い周波数成分の順番に、復号化する二進サンプルを選択する。
前記コンテキスト計算部1220は、既に復号化されたサンプルを利用して所定のコンテキストを計算するものであって、第1コンテキスト計算部と第2コンテキスト計算部とを備える。前記第1コンテキスト計算部は、同一のビットプレーン上に存在する既に復号化されたサンプルを利用して第1コンテキストを計算する。そして、前記第2コンテキスト計算部は、同一の周波数上で既に復号化された上位ビットプレーンのサンプルを利用して第2コンテキストを計算する。前記確率モデル選択部1230は、前記ゴロムパラメータとコンテキストとを利用して確率モデルを選択する。前記算術復号化部1240は、前記選択された確率モデルを利用して算術復号化を行う。
図13は、図9に示された本発明による無損失オーディオ復号化装置の1実施形態についての動作をフローチャートで示したものであり、これを参照して前記無損失オーディオ復号化装置の動作を説明する。
まず、オーディオデータのビットストリームがパラメータ獲得部900に入力されれば、前記オーディオデータのビットストリームからゴロムパラメータを獲得する(1300段階)。その後、サンプル選択部910を介してMSBからLSBの順番に、低い周波数成分から高い周波数成分の順序に、復号化する二進サンプルを選択する(1310段階)。
前記サンプル選択部910で復号化するサンプルが選択されれば、コンテキスト計算部920を介して既に復号化されたサンプルを利用し、所定のコンテキストを計算する(1320段階)。ここで前記コンテキストは、第1コンテキストと第2コンテキストとからなり、図10に示すように、第1コンテキスト計算部1000を介して同一のビットプレーン上に存在する既に復号化されたサンプルを利用して第1コンテキストを計算する。そして、第2コンテキスト計算部1020を介して同一の周波数上で既に復号化された上位ビットプレーンのサンプルを利用して第2コンテキストを計算する。その後、前記確率モデル選択部930を介して前記ゴロムパラメータと前記第1コンテキストと第2コンテキストとを利用して確率モデルを選択する(1330段階)。前記確率モデル選択部930で確率モデルが選択されれば、前記選択された確率モデルを利用して算術復号化を行う(1340段階)。前記1310段階ないし1340段階をすべてのサンプルが復号化されるまで反復実行する(1350段階)。
図14は、図11に示された本発明による無損失オーディオ復号化装置の他の実施形態についての動作をフローチャートで示したものであり、これを参照して前記無損失オーディオ復号化装置の動作を説明する。
損失符号化されたオーディオデータと、整数値を有する周波数領域のオーディオスペクトル信号との差をエラーデータと定義する。まず、オーディオビットストリームが逆多重化部1100に入力されれば、前記ビットストリームを逆多重化し、所定の損失符号化を介して生成された損失ビットストリームと前記エラーデータのエラービットストリームとを抽出する(1400段階)。前記抽出された損失ビットストリームは、損失復号化部1110に入力され、符号化時の損失符号化に対応する所定の損失復号化方式により損失復号化を行う(1410段階)。また、前記抽出されたエラービットストリームは、無損失復号化部1120に入力されて無損失復号化される(1420段階)。前記無損失復号化(1420段階)の更に詳細な過程は図13に示すものと同一である。
前記損失復号化部1110で損失復号化された損失ビットストリームと前記無損失復号化部1120で無損失復号化されたエラービットストリームとは、オーディオ信号合成部1130に入力されて周波数スペクトル信号に復元される(1430段階)。前記周波数スペクトル信号は、前記逆整数時間/周波数変換部1140に入力されて時間領域のオーディオ信号が復元される(1440段階)。
本発明は、コンピュータ(情報処理機能を有する任意の装置含む)が読み取り可能な記録媒体に、コンピュータ読み取り可能なコードとして実装することが可能である。コンピュータが読み取り可能な記録媒体は、コンピュータシステムによって読み取り可能なデータが保存される任意の記録装置を含む。コンピュータが読み取り可能な記録装置の例としては、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、CD−ROM、磁気テープ、フロッピーディスク、光学式データ保存装置などが挙げられる。
次のpseudoコードは、本発明を実現するための1つの方法であり、無損失オーディオ復号化方式において、無損失符号化器(算術符号化)とコンテキストモデルとがどのように使用されるかを示している。本発明は、無損失オーディオ圧縮方式としてMPEG−4を使用した場合に効果的に応用可能である。
Figure 2005242363
以上、本発明を図面に示した実施形態を用いて説明したが、これらは例示的なものに過ぎず、本技術分野の当業者ならば、本発明の範囲および趣旨から逸脱しない範囲で多様な変更および変形が可能なことは理解できるであろう。
本発明による無損失オーディオ符号化方式は、日増しに増加するインターネットのネットワーク帯域幅における大容量のマルチメディアコンテンツの圧縮に有効に使われ、特にDAB(Digital Audio Broadcasting)を介したデジタルオーディオ放送を行う放送局やコンテンツ提供者が効果的に使用することができる。
本発明による無損失オーディオ符号化装置についての1実施形態の構成を示したブロック図である。 無損失符号化部の構成を示したブロック図である。 本発明による無損失オーディオ符号化装置の他の実施形態の構成を示したブロック図である。 前記無損失符号化部340の構成を示したブロック図である。 図1に示した本発明による無損失オーディオ符号化装置の1実施形態についての動作を示したフローチャートである。 図1に示した無損失符号化部の動作を示したフローチャートである。 図3に示した本発明による無損失オーディオ符号化装置の他の実施形態についての動作を示したフローチャートである。 周波数に応じてビットプレーンデータへのマッピングする動作の一例を示した図面である。 本発明による無損失オーディオ復号化装置の1実施形態についての構成を示したブロック図である。 図9に示したコンテキスト計算部の構成を示したブロック図である。 本発明による無損失オーディオ復号化装置の他の実施形態についての構成を示したブロック図である。 無損失復号化部の構成を示したブロック図である。 図9に示した本発明による無損失オーディオ復号化装置の1実施形態についての動作を示したフローチャートである。 図11に示した本発明による無損失オーディオ復号化装置の他の実施形態についての動作を示したフローチャートである。

Claims (32)

  1. 時間領域のオーディオ信号を、整数値を有する周波数領域のオーディオスペクトル信号に変換する信号変換段階と、
    前記周波数領域のオーディオ信号を周波数に応じてビットプレーン信号にマッピングするマッピング段階と、
    ビットプレーンを構成する二進サンプルに対し、所定のコンテキストを利用して決定された確率モデルを用いて無損失符号化を行う無損失符号化段階と、
    を含むことを特徴とする無損失オーディオ符号化方法。
  2. 前記無損失符号化段階は、
    前記周波数領域のオーディオ信号を周波数に応じてビットプレーンデータにマッピングする段階と、
    ビットプレーン別に最上位ビットおよびゴロムパラメータを獲得する段階と、
    最上位ビットから最下位ビットの順番に、かつ低い周波数成分から高い周波数成分の順番に、符号化するビットプレーン上の二進サンプルを選択する段階と、
    前記選択された二進サンプルに対し、同一のビットプレーン上の前のサンプルを利用し、前記選択された二進サンプルのコンテキストを計算する段階と、
    前記獲得されたゴロムパラメータと前記計算されたコンテキストとを利用して確率モデルを選択する段階と、
    前記選択された確率モデルを利用し、前記二進サンプルに対して得無損失符号化を行う段階と、
    を含むことを特徴とする請求項1に記載の無損失オーディオ符号化方法。
  3. (a)時間領域のオーディオ信号を、整数値を有する周波数領域のオーディオスペクトル信号に変換する段階と、
    (b)前記周波数領域のオーディオスペクトル信号をスケーリングして、損失符号化器の入力信号に整合させる段階と、
    (c)前記スケーリングされた周波数信号に対して損失圧縮符号化を行う段階と、
    (d)前記損失符号化されたデータと前記整数値を有する周波数領域のオーディオスペクトル信号との差に相当するエラーマッピング信号を算出する段階と、
    (e)前記エラーマッピング信号に対して、コンテキストを利用して無損失符号化を行う段階と、
    (f)前記無損失符号化された信号と前記損失符号化された信号とを多重化して、ビットストリームを生成する段階と、
    を含むことを特徴とする無損失オーディオ符号化方法。
  4. 前記(e)段階は、
    (e1)前記(d)段階でエラーマッピングされた信号を周波数に応じてビットプレーンのデータにマッピングする段階と、
    (e2)ビットプレーンの最上位ビットおよびゴロムパラメータを獲得する段階と、
    (e3)前記最上位ビットから最下位ビットの順番に、かつ低い周波数成分から高い周波数成分の順番に、符号化するビットプレーン上の二進サンプルを選択する段階と、
    (e4)前記選択された二進サンプルに対し、同一のビットプレーン上の前のサンプルを利用し、前記選択された二進サンプルのコンテキストを計算する段階と、
    (e5)前記獲得されたゴロムパラメータと前記計算されたコンテキストとを利用して確率モデルを選択する段階と、
    (e6)前記選択された確率モデルを利用し、前記二進サンプルに対して無損失符号化を行う段階と、
    を含むことを特徴とする請求項3に記載の無損失オーディオ符号化方法。
  5. 前記(e4)段階は、
    前記選択された二進サンプルに対し、同一のビットプレーン上の符号化された前のサンプルを1つのスカラ値にし、前記二進サンプルのコンテキスト値を計算することを特徴とする請求項4に記載の無損失オーディオ符号化方法。
  6. 前記(e4)段階は、
    前記選択された二進サンプルに対し、同一のビットプレーンに存在する所定のサンプルについて「1」が出てくる確率を求め、前記確率値に所定の整数値を掛け合わせて整数で表した後、前記整数を利用してコンテキスト値を計算することを特徴とする請求項4に記載の無損失オーディオ符号化方法。
  7. 前記(e4)段階は、
    前記選択された二進サンプルに対し、同一の周波数上の既に符号化された上位ビットプレーン値を利用して、コンテキスト値を計算することを特徴とする請求項4に記載の無損失オーディオ符号化方法。
  8. 前記(e4)段階は、
    前記選択された二進サンプルに対し、同一の周波数上の既に符号化された上位ビットプレーンの値が存在するか否かについての情報を利用してコンテキスト値を計算し、前記上位ビットプレーンに「1」が1つでも存在すれば、コンテキスト値を「1」とし、「1」が存在しなければ、コンテキスト値を「0」とすることを特徴とする請求項4に記載の無損失オーディオ符号化方法。
  9. 時間領域のオーディオ信号を、整数値を有する周波数領域のオーディオスペクトル信号に変換する整数時間/周波数変換部と、
    前記周波数領域のオーディオ信号を周波数に応じてビットプレーンデータにマッピングし、前記ビットプレーンを構成する二進サンプルに対して、所定のコンテキストを利用して無損失符号化を行う無損失符号化部と、
    を備えることを特徴とする無損失オーディオ符号化装置。
  10. 前記無損失符号化部は、
    前記周波数領域のオーディオ信号を周波数に応じてビットプレーンデータにマッピングするビットプレーンマッピング部と、
    前記ビットプレーンの最上位ビットおよびゴロムパラメータを獲得するパラメータ獲得部と、
    前記最上位ビットから最下位ビットの順番に、かつ低い周波数成分から高い周波数成分の順番に符号化する、ビットプレーン上の二進サンプルを選択する二進サンプル選択部と、
    前記選択された二進サンプルに対し、同一のビットプレーン上の前のサンプルを利用し、前記選択された二進サンプルのコンテキストを計算するコンテキスト計算部と、
    前記獲得されたゴロムパラメータと前記計算されたコンテキストとを利用して確率モデルを選択する確率モデル選択部と、
    前記選択された確率モデルを利用し、前記二進サンプルを無損失符号化する二進サンプル符号化部と、
    を備えることを特徴とする請求項9に記載の無損失オーディオ符号化装置。
  11. 前記整数時間/周波数変換部は、整数MDCT変換を行うことを特徴とする請求項9に記載の無損失オーディオ符号化装置。
  12. 時間領域のオーディオ信号を、整数値を有する周波数領域のオーディオスペクトル信号に変換する整数時間/周波数変換部と、
    前記整数時間/周波数変換部で変換されたオーディオ周波数信号をスケーリングするスケーリング部と、
    前記スケーリングされた周波数信号に対して損失圧縮符号化を行う損失符号化部と、
    前記損失符号化された信号と前記整数時間/周波数変換部の信号との差に相当するエラーマッピング信号を算出するエラーマッピング部と、
    前記エラーマッピング信号に対して、コンテキストを利用して無損失符号化する無損失符号化部と、
    前記無損失符号化された信号と前記損失符号化された信号とを多重化してビットストリームを生成するマルチプレクサと、
    を備え、前記スケーリング部によってスケーリングされた前記周波数信号は、前記損失符号化部の入力信号に整合していることを特徴とする無損失オーディオ符号化装置。
  13. 前記無損失符号化部は、
    前記エラーマッピング部のエラーマッピングされた信号を周波数に応じてビットプレーンデータにマッピングするビットプレーンマッピング部と、
    前記ビットプレーンの最上位ビットおよびゴロムパラメータを獲得するパラメータ獲得部と、
    前記最上位ビットから最下位ビットの順番に、かつ低い周波数成分から高い周波数成分の順番に、符号化するビットプレーン上の二進サンプルを選択する二進サンプル選択部と、
    前記選択された二進サンプルに対し、同一のビットプレーン上の前のサンプルを利用し、前記選択された二進サンプルのコンテキストを計算するコンテキスト計算部と、
    前記獲得されたゴロムパラメータと前記計算されたコンテキストとを利用して確率モデルを選択する確率モデル選択部と、
    前記選択された確率モデルを利用し、前記二進サンプルを無損失符号化する二進サンプル符号化部と、
    を備えることを特徴とする請求項12に記載の無損失オーディオ符号化装置。
  14. 前記コンテキスト計算部は、
    前記選択された二進サンプルに対し、同一のビットプレーン上の符号化された前のサンプルを1つのスカラ値にし、前記二進サンプルのコンテキスト値を計算することを特徴とする請求項13に記載の無損失オーディオ符号化装置。
  15. 前記コンテキスト計算部は、
    前記選択された二進サンプルに対し、同一のビットプレーンに存在する所定のサンプルについて「1」が出てくる確率を求め、前記確率値に所定の整数値を掛け合わせて整数で表した後に、前記整数を利用してコンテキスト値を計算することを特徴とする請求項13に記載の無損失オーディオ符号化装置。
  16. 前記コンテキスト計算部は、
    前記選択された二進サンプルに対し、同一の周波数上の既に符号化された上位ビットプレーン値を利用してコンテキスト値を計算することを特徴とする請求項13に記載の無損失オーディオ符号化装置。
  17. 前記コンテキスト計算部は、
    前記選択された二進サンプルに対し、同一の周波数上の既に符号化された上位ビットプレーンの値が存在するか否かについての情報を利用してコンテキスト値を計算し、前記上位ビットプレーンに「1」が1つでも存在すれば、コンテキスト値を「1」とし、「1」が存在しなければ、コンテキスト値を「0」とすることを特徴とする請求項13に記載の無損失オーディオ符号化装置。
  18. オーディオデータのビットストリームからゴロムパラメータを獲得する段階と、
    最上位ビットから最下位ビットの順番に、かつ低い周波数成分から高い周波数成分の順番に、復号化する二進サンプルを選択するサンプル選択段階と、
    既に復号化されたサンプルを利用し、所定のコンテキストを計算するコンテキスト計算段階と、
    前記ゴロムパラメータとコンテキストとを利用して確率モデルを選択する確率モデル選択段階と、
    前記選択された確率モデルを利用して算術復号化を行う算術復号化段階と、
    すべてのサンプルが復号化されるまで、前記サンプル選択段階ないし前記算術復号化段階を反復実行する段階と、
    を含むことを特徴とする無損失オーディオ復号化方法。
  19. 前記コンテキスト計算段階は、
    同一のビットプレーン上に存在する既に復号化されたサンプルを利用して第1コンテキストを計算する段階と、
    同一の周波数上で既に復号化された上位ビットプレーンのサンプルを利用して、第2コンテキストを計算する段階と、
    を含むことを特徴とする請求項18に記載の無損失オーディオ復号化方法。
  20. 損失符号化されたオーディオデータと、整数値を有する周波数領域のオーディオスペクトル信号との差をエラーデータとする場合に、
    (aa)オーディオビットストリームを逆多重化し、所定の損失符号化された損失ビットストリームおよび前記エラーデータのエラービットストリームを抽出する段階と、
    (bb)前記抽出された損失ビットストリームを損失復号化する段階と、
    (cc)前記抽出されたエラービットストリームを無損失復号化する段階と、
    (dd)前記復号化された損失ビットストリームとエラービットストリームとを利用して周波数スペクトル信号を復元する段階と、
    (ee)前記周波数スペクトル信号を逆整数時間/周波数変換して時間領域のオーディオ信号を復元する段階と、
    を含むことを特徴とする無損失オーディオ復号化方法。
  21. 前記(cc)段階は、
    (cc1)オーディオデータのビットストリームからゴロムパラメータを獲得する段階と、
    (cc2)最上位ビットから最下位ビットの順番に、かつ低い周波数成分から高い周波数成分の順番に、復号化する二進サンプルを選択する段階と、
    (cc3)既に復号化されたサンプルを利用し、所定のコンテキストを計算する段階と、
    (cc4)前記ゴロムパラメータとコンテキストとを利用して確率モデルを選択する段階と、
    (cc5)前記選択された確率モデルを利用して算術復号化する段階と、
    (cc6)すべてのサンプルが復号化されるまで前記(cc2)段階ないし前記(cc5)段階を反復実行する段階と、
    を含むことを特徴とする請求項20に記載の無損失オーディオ復号化方法。
  22. 前記(cc3)段階は、
    同一のビットプレーン上に存在する既に復号化されたサンプルを利用して、第1コンテキストを計算することを特徴とする請求項21に記載の無損失オーディオ復号化方法。
  23. 前記(cc3)段階は、
    同一の周波数上ですでに復号化された上位ビットプレーンのサンプルを利用して第2コンテキストを計算することを特徴とする請求項21に記載の無損失オーディオ復号化方法。
  24. 前記(cc3)段階は、
    同一のビットプレーン上に存在する既に復号化されたサンプルを利用して第1コンテキストを計算する段階と、
    同一の周波数上で既に復号化された上位ビットプレーンのサンプルを利用して第2コンテキストを計算する段階と、
    を含むことを特徴とする請求項21に記載の無損失オーディオ復号化方法。
  25. オーディオデータのビットストリームからゴロムパラメータを獲得するパラメータ獲得部と、
    最上位ビットから最下位ビットの順番に、かつ低い周波数成分から高い周波数成分の順番に、復号化する二進サンプルを選択するサンプル選択部と、
    既に復号化されたサンプルを利用し、所定のコンテキストを計算するコンテキスト計算部と、
    前記パラメータ獲得部のゴロムパラメータと前記コンテキスト計算部のコンテキストとを利用して確率モデルを選択する確率モデル選択部と、
    前記選択された確率モデルを利用して算術復号化する算術復号化部と、
    を備えることを特徴とする無損失オーディオ復号化装置。
  26. 前記コンテキスト計算部は、
    同一のビットプレーン上の前に存在する既に復号化されたサンプルを利用して、第1コンテキストを計算する第1コンテキスト計算部と、
    同一の周波数上で既に復号化された上位ビットプレーンのサンプルを利用して、第2コンテキストを計算する第2コンテキスト計算部と、
    を備えることを特徴とする請求項25に記載の無損失オーディオ復号化装置。
  27. 損失符号化されたオーディオデータと、整数値を有する周波数領域のオーディオスペクトル信号との差をエラーデータとする場合に、
    オーディオビットストリームを逆多重化し、所定の損失符号化された損失ビットストリームおよび前記エラーデータのエラービットストリームを抽出する逆多重化部と、
    前記抽出された損失ビットストリームに対して損失復号化を行う損失復号化部と、
    前記抽出されたエラービットストリームを無損失復号化する無損失復号化部と、
    前記復号化された損失ビットストリームとエラービットストリームとを合成して周波数スペクトル信号に復元するオーディオ信号合成部と、
    前記復元された周波数スペクトル信号を逆整数時間/周波数変換して時間領域のオーディオ信号を復元する逆整数時間/周波数変換部と、
    を備えることを特徴とする無損失オーディオ復号化装置。
  28. 前記損失復号化部は、AAC復号化部であることを特徴とする請求項27に記載の無損失オーディオ復号化装置。
  29. 前記損失復号化部で復号化されたオーディオ信号を時間領域のオーディオ信号に復元する逆時間/周波数変換部を更に備えることを特徴とする請求項27に記載の無損失オーディオ復号化装置。
  30. 前記無損失復号化部は、
    オーディオデータのビットストリームからゴロムパラメータを獲得するパラメータ獲得部と、
    最上位ビットから最下位ビットの順番に、かつ低い周波数から高い周波数の順番に、復号化する二進サンプルを選択するサンプル選択部と、
    既に復号化されたサンプルを利用し、所定のコンテキストを計算するコンテキスト計算部と、
    前記ゴロムパラメータとコンテキストとを利用して確率モデルを選択する確率モデル選択部と、
    前記選択された確率モデルを利用して算術復号化する算術復号化部と、
    を備えることを特徴とする請求項27に記載の無損失オーディオ復号化装置。
  31. 前記コンテキスト計算部は、
    同一のビットプレーン上の前に存在する既に復号化されたサンプルを利用して第1コンテキストを計算する第1コンテキスト計算部と、
    同一の周波数上で既に復号化された上位ビットプレーンのサンプルを利用して第2コンテキストを計算する第2コンテキスト計算部と、
    を備えることを特徴とする請求項30に記載の無損失オーディオ復号化装置。
  32. 請求項1ないし請求項8、請求項18ないし請求項24のうちいずれか1項に記載の方法を、コンピュータに実行させるプログラムが記録されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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