JP4888144B2 - 接木苗製造装置 - Google Patents
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Description
請求項1に係る発明は、取込部が苗を中継部に搬送する行程について、子葉整列部材の取付け位置を選択することによって穂木または台木の子葉展開軸線方向を切替えることができるので、上記接木苗製造装置は、取付け位置を選択するだけの簡易な構成の子葉整列部材により、双葉状に展開する子葉を有する各種の苗について、揃えるべき展開軸線方向を切替えて汎用的に能率良く接木処理することができる。
図1及び図2は接木苗製造装置1の右半部の平面図と側面図である。
接木苗製造装置1は、穂木と台木を接ぎ木する接木ロボット本体1aを中心に、その両側(図1は右半部のみを手前側に示す)で接木用苗を個別取込みする左右の取込部2,2と、この取込部2,2から受けた接木用苗をそれぞれ前処理する左右の前処理部3,3と、前処理された穂木および台木を受けて接着する接着処理部7および接着された接木苗を機体前側に送出する接木苗送出部8を配置して左右を略対称に構成される。また、左右の取込部2,2と左右の前処理部3,3のそれぞれの間には、接木用苗Wを受け渡しするために一時的に保持する左右の中継部9,9を配置する。
把持ハンド12は、搬入機構11上の穂木苗Wを個別に把持しつつ胚軸の株元側をカットし、その胚軸を起立姿勢で回動可能に遊間把持動作し、また、搬入機構11や中継部9との受け渡しのために進退機構12bを介設して進退動作可能に構成する。
横移送機構13は、搬入機構11を横断して中継部9の正面に臨む位置までの範囲で把持ハンド12を左右に位置制御可能とするリニアスライダー等により構成する。
上記中継部9における苗の受け渡しの前段階においては、中間整列部を設けて同中継部9における子葉整列に先立って事前に子葉を前後方向に整列するために事前処理を行う。
この事前処理の行程は、一連の工程の平面図を図7に示すように、中間整列部材31を把持ハンド12の横移送終端位置に設ける。この中間整列部材31は、把持ハンド12の横移送の動作方向から見て左右方向に広がる板状体で左右の後退傾斜部31aを中央に突出して前述の左右方向整列部18と同様に構成し、この中間整列部材31がその正面から把持ハンド12によって穂木苗を受ける際に左右の後退傾斜部31aを案内として子葉L、Lの前端縁が接触することによりその展開軸線方向を同中間整列部材31の左右方向、すなわち、中継部9の前後方向に揃えるものである。
上記中継部9において子葉を前後方向に整列する際は、図8の動作説明図に示すように、中継部9において前後方向に子葉L、Lを整列するために、2つのガイド板として前後方向整列部材14と前後方向整列部22を配置し、それぞれのローラー14a,22aを近接させた状態で、把持ハンド12の揺動移送動作行い、すなわち、把持ハンド12の前進P11と後退動作P12の後に再度の前進動作P13によって把持ハンド12の穂木苗を中継部9に受け渡す。
苗の取出しの際の展開子葉の予備整列の際は、図9に側面図を示すように、引き起こしレバー12uを合わせて把持ハンド12により育苗トレイから苗を取出し、把持ハンド12の側方の上位位置に取付けた前後方向整列部材14とローラー14aとによって葉の方向、高さ制御を行う。その取出し動作の開始時(a)と終了時(b)の状態を図10に示すように、前後方向整列部材14は、回転する子葉L、Lを停止位置決めするストッパとして機能し、その前方位置で把持ハンド12による苗の引き戻し時に子葉Lが当たる位置にローラー14aを配置して穂木苗Wの子葉L、Lの予備整列を行う。
上記中継部9における受け渡し動作については、苗の整列方向を維持するために、中継部9について図11(a)(b)にそれぞれ示すように、苗の保持高さ調整可能に胚軸Aを遊間保持する半円形または左右の半円による円形の隙間を形成した供給ハンド9aと、その下方で胚軸Aを接触保持する補助ハンド9bを設け、把持ハンド12とその下方の切断ハンド12aを含めて図12の受け渡し動作工程図に示すように、第1〜第5の工程により動作制御する。
徒長苗や曲がりの多い苗を取扱う場合は、子葉方向を確実に揃えるために、図15に示す把持ハンド12の進退動作(a)(b)を通常より多く、例えば、通常の2回に対して3回とし、その切替えは、図16の操作パネル41の外観図に示すように、「通常」スイッチ41aと「徒長」スイッチ41bのモード選択で行い(スタートスイッチを押すときに、モードが選ばれてないときはスタートスイッチへの入力を不可とする。)、把持ハンド12の受け渡しの前に、図17のフローチャートに示す進退制御処理により、モードに応じて把持ハンド12を「通常」は2回、「徒長」は3回の進退動作をさせる。
左右方向整列の場合の事前整列については、図18の要部平面図に示すように、横移送機構13による移動方向に添って子葉L、Lを左右方向に整列する事前整列部51を設ける。この事前整列部51は、図19の拡大正面図に示すように、整列板52と反転ローラー53を備え、その反転ローラー53の支点部53aを苗の硬さによって当たり具合を可変させるバネ構成とする。
中継部9には、図21の平面図(a)および側面図(b)に示すように、その前後方向に子葉を整列する整列板61を把持ハンド12の高さ位置まで延ばして設け、子葉のガイドとなる面に合成樹脂ラバー62を貼付する。また、苗を移送する把持ハンド12には整列板61に面する先端部12cをR形状とし、把持ハンド12がその開動作途中で停止するようにその高さ位置に合成樹脂ラバー62を配置する。
1a 接木ロボット本体
2 取込部
3 前処理部
7 接着処理部
8 接木苗送出部
9 中継部
9a 供給ハンド
11 搬入機構
12 把持ハンド
12b 進退機構
13 横移送機構
14 前後方向整列部材
14a ローラー
16a ビス
16 子葉整列部材
17 前後方向整列部
17a 傾斜部
18 左右方向整列部
18a 傾斜部
21 子葉整列部材
22 前後方向整列部
23 左右方向整列部
22a ローラー
A 胚軸
L 展開子葉
W 接木用苗
Claims (2)
- 双葉状の展開子葉(L)を有する苗(W)から穂木または台木として個別に取込んで所定位置まで搬送する取込部(2)と、この取込部(2)が搬送した苗を受けて一時的に保持する中継部(9)とを備えて穂木と台木とを接着処理する接木苗製造装置において、
上記取込部(2)は苗の胚軸を起立姿勢で回動可能に遊嵌支持する把持ハンド(12)を備え、かつ、上記中継部(9)には、取込部(2)から受ける苗の子葉(L)と干渉してその展開方向を所定角度に揃える子葉整列部材(16)を取付け位置の選択が可能に設け、この子葉整列部材(16)の取付け位置の変更で揃える角度を異ならせる構成としたことを特徴とする接木苗製造装置。 - 前記子葉整列部材(16)は、揃える角度が取付け位置に応じて90度の角度差を有する2つの整列部(17,18)を備えることを特徴とする請求項1記載の接木苗製造装置。
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