JP4887338B2 - 情報交換コンピュータシステム及び該システムの運用プログラム - Google Patents

情報交換コンピュータシステム及び該システムの運用プログラム Download PDF

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Description

本発明は、データ形式及び通信手順が異なるコンピュータ間での情報交換を行う情報交換コンピュータシステム及び該システムの運用プログラムに係り、具体的には商取引に関する取引情報を標準的な書式に統一して企業間で電子的に交換するEDI(Electronic Data Interchange)センタにおける運用システムの切り替えを容易に行うことができる情報交換コンピュータシステム及び該システムの運用プログラムに関する。
一般に従来技術による企業同士間で商取引情報をやりとりする情報交換コンピュータシステムであるEDIシステムは、データ交換の手順(通信プロトコル)や使用する業務メッセージ(発注、支払など)が企業毎に異なることが多く、更に小売企業毎にメッセージの形式が異なる場合が多いため、企業同士が直接やりとりする方式ではなく、EDIセンタという中継センタを経由してやりとりする場合が多いことが知られている。
近年、経済産業省の「流通サプライチェーン全体最適化促進事業」により、「小売業を取り巻く電子商取引の方式を標準化」「製造・配送・販売の流通三層での業務効率向上のための基盤整備」を目指したシステム構築が推進された。これにより、今まで小売毎に異なっていた業務データ形式の統一化や、データ交換手順の標準化が実施された。2007年3月には流通ビジネスメッセージ標準(流通BMS)Ver.1.0がリリースされ、今後、この標準に対応する小売、卸企業が飛躍的に増えていくことが予想される。
このためEDIセンタは、新標準に対応するシステムを開発する必要があるが、接続先によって旧システムから新標準への移行タイミングが異なるため、接続先により新標準対応システムと旧システムを切り分けなければならない。
前述したEDIシステムにおける新旧システムの切り替えは、一度に全システムの切り替えを行うのではなく、旧システムから新標準への移行時には旧システムにて本稼働し、新標準システムで試行稼働するという並行稼働期間が必要であり、今後、新標準への移行が加速した際には、多数の接続先毎に並行稼働に対応する必要があり、多大な運用工数・コストを招く可能性がある。
また、流通BMSは今後バージョンアップの可能性があり、接続先がバージョンアップに対応する場合も、上記と同様の並行稼働対応をしなければならない。これらの並行稼働の期間は接続先の都合により決まるため、各社一斉に実施することは事実上不可能であり、1社ずつ対応しなければならないものである。
尚、従来技術による新旧システム間でデータ移行を行う技術が記載された文献としては、下記特許文献1が挙げられ、この特許文献1には、旧システムのデータベースのデータを新システムのデータベースに移行する際、移行元データを移行先データに一括変換し、その後に発生した移行元の差分データをバッファテーブルに格納し、該バッファテーブルに格納した移行元差分データを移行先データに変換して移行先データを更新する技術が記載されている。
特開2005−266973号公報
前述したEDIシステムの切り替えは、例えば、接続先Aが旧システムから新標準システムに移行し、並行稼働期間が2008/1/1〜2008/1/31、新標準システムにて本番開始が2008/2/1の場合、次(1)〜(3)の運用を行う必要がある。
(1)〜2007/12/31まで:旧システムにて本稼働する(接続先Aには旧データ形式で本番データを送信)。
(2)2008/1/1:接続先Aのデータについて、旧システムにて本番データ、新標準システムにて試行データを送信する。
(3)2008/2/1:接続先Aのデータについて、旧システムによる送信を停止し、新標準システムにて本番データを送信する。
同様に接続先Bが流通BMS Ver.1.0から流通BMS Ver.2.0に移行し、並行稼働期間が2009/1/1〜2009/1/31、並行稼働期間が2009/1/1〜2009/1/31、流通BMS Ver.2.0にての本番開始が2009/2/1の場合、次(1)〜(3)の運用を行う必要がある。
(1)〜2008/12/31まで:流通BMS Ver.1.0本稼働する(接続先Bには流通BMS Ver.1.0にて本番データを送信)。
(2)2009/1/1:接続先Bのデータについて、流通BMS Ver.1.0にて本番データ、流通BMS Ver.2.0にて試行データを送信する。
(3)2009/2/1:接続先Bのデータについて、流通BMS Ver.2.0にて本番データを送信する。
上述のようにEDIシステムの切り替え、旧期間と並行期間と新期間毎にシステムとを接続先毎に切り替える必要があり、旧手順から新手順へ移行する企業や、新規に新手順を導入する企業に対応するためには多大な工数・コストがかかると言う不具合があった。この理由は、旧手順用のシステムと新手順用のシステムが別々に必要であること、旧手順から新手順に移行する場合、旧手順で本番稼働させながら新手順で試行運用し(並行稼働)、ある日を境に旧手順を停止させて新手順での本番稼働とするというようなプロセスが必要なためである。従来技術によるEDIシステムにおいては、新手順への移行が加速するこれが予想されるが、この対応には多大な工数が必要となると言う不具合があった。
尚、前述の特許文献1記載技術は、システムを停止することなく移行元システムから移行先システムへデータを移行することができるものの、本発明の対象となるEDIシステムの如く、新旧システムの並行稼働を行うものには適用することができないものであった。
本発明の目的は、容易にデータ形式及び通信手順の切り替えを行うことができる情報交換コンピュータシステム及び該システムの運用プログラムを提供することである。
前記目的を達成するために本発明は、CSV形式又は固定長形式又はビジネスメッセージ標準形式の何れかの種類の任意形式のデータをJCA手順又はebXML手順又はJX手順の何れかの種類の任意の通信手順により送受信する一方のコンピュータと、前記CSV形式又は固定長形式又はビジネスメッセージ標準形式の何れかの任意形式のデータをJCA手順又はebXML手順又はJX手順の何れかの任意の通信手順により送受信する他方のコンピュータと、前記一方又は他方のコンピュータから受信したデータの業務処理を行った後に前記他方のコンピュータに送信する情報交換コンピュータシステムであって、
該コンピュータシステムが、
前記一方及び他方のコンピュータと任意通信手順により任意形式データの送受信を行う送受信部と、
前記一方及び他方のコンピュータから受信した任意形式データをXML言語形式の中間形式データに変換する変換処理部と、
該変換処理部により変換した中間形式データの所定の業務処理を行う業務処理部と、
前記一方及び他方のコンピュータとの任意通信手順及び任意データ形式を期間別に複数格納する接続先管理データベースと、
現在のシステム日時刻を管理するシステム日時刻管理部と、
前記送受信部と変換処理部と業務処理部と接続先管理データベースとを制御する制御部とを備え、
該制御部が、
前記送受信部が一方コンピュータから任意形式データを任意通信手順により受信する第1工程と、
前記システム日時刻管理部から前記データを受信した日時刻を取得する第2工程と、
前記接続先管理データベースから該第2工程にて取得した日時刻の一方コンピュータのデータ形式を判定する第3工程と、
前記変換処理部が、該第3工程にてデータ形式を判定したデータをXML言語形式データに変換する第4工程と、
前記業務処理部が、該第4工程にて中間形式に変換したXML言語形式データの業務処理を行う第5工程と、
前記システム日時刻管理部から現時点の日時刻を取得する第6工程と、
前記接続先管理データベースから該第6工程にて取得した日時刻の他方コンピュータのデータ形式及び通信手順が複数のとき、該接続先管理データベースから他方コンピュータの複数のデータ形式及び該通信手順を取得する第7工程と、
前記変換処理部が、前記第5工程にて業務処理を行ったXML言語形式のデータを該第7工程にて取得した複数のデータ形式に変換する第8工程と、
前記送受信部が、該第8工程により変換した複数形式のデータを、前記第7工程によって取得した複数の通信手順によって他方コンピュータに送信する第9工程とを実行することを第1の特徴とする。
また、本発明は、CSV形式又は固定長形式又はビジネスメッセージ標準形式の何れかの種類の任意形式のデータをJCA手順又はebXML手順又はJX手順の何れかの種類の任意の通信手順により送受信する一方のコンピュータと、前記CSV形式又は固定長形式又はビジネスメッセージ標準形式の何れかの任意形式のデータをJCA手順又はebXML手順又はJX手順の何れかの任意の通信手順により送受信する他方のコンピュータと、前記一方及び他方のコンピュータと任意通信手順により任意形式データの送受信を行う送受信部、前記一方及び他方のコンピュータから受信した任意形式データをXML言語形式の中間形式データに変換する変換処理部、該変換処理部により変換した中間形式データの所定の業務処理を行う業務処理部、前記一方及び他方のコンピュータとの任意通信手順及び任意データ形式を期間別に複数格納する接続先管理データベース、現在のシステム日時刻を管理するシステム日時刻管理部、前記送受信部と変換処理部と業務処理部と接続先管理データベースとを制御する制御部とを備え、前記一方又は他方のコンピュータから受信したデータの業務処理を行った後に前記他方のコンピュータに送信する情報交換コンピュータシステムの運用プログラムであって、
該コンピュータシステムの制御部に、
前記送受信部が一方コンピュータから任意形式データを任意通信手順を受信する第1機能と、
前記システム日時刻管理部から前記データを受信した日時刻を取得する第2機能と、
前記接続先管理データベースから該第2機能にて取得した日時刻の一方コンピュータのデータ形式を判定する第3機能と、
前記変換処理部が、該第3機能にてデータ形式を判定したデータをXML言語形式データに変換する第4機能と、
前記業務処理部が、該第4機能にて中間形式に変換したXML言語形式データの業務処理を行う第5機能と、
前記システム日時刻管理部から現時点の日時刻を取得する第6機能と、
前記接続先管理データベースから該第6機能にて取得した日時刻の他方コンピュータのデータ形式及び通信手順が複数のとき、該接続先管理データベースから他方コンピュータの複数のデータ形式及び該通信手順を取得する第7機能と、
前記変換処理部が、前記第5機能にて業務処理を行ったXML言語形式のデータを該第7機能にて取得した複数のデータ形式に変換する第8機能と、
前記送受信部が、該第8機能により変換した複数形式のデータを、前記第7機能によって取得した複数の通信手順によって他方コンピュータに送信する第9機能とを実行させることを第2の特徴とする。
本発明による情報交換コンピュータシステム及び運用プログラムは、一方及び他方のコンピュータとの通信手順及びデータ形式を期間別に複数格納する接続先管理データベースを設け、制御部が、一方のコンピュータから所定形式のデータを送受信部が受信して業務処理を行った後、システム日時刻における他方コンピュータのデータ形式及び通信手順を接続先管理データベースを参照して判定し、前記業務処理を行ったデータを前記判定したデータ形式に変換し、この変換したデータを前記判定した通信手順によって他方のコンピュータに送信することによって、データ形式や通信手順が異なる他システムへの移行を容易にすることができる。
以下、本発明による情報交換コンピュータシステム及び該システムの運用プログラムをEDIシステムに適用した一実施形態を図面を参照して詳細に説明する。
図1は本実施例による運用方法を適用したEDIシステムを説明するための図、図2は本実施形態による小売側からの小売データを卸側に伝送する際の処理手順を示すフローチャート図、図3は本実施形態における卸側からの卸データを小売側に伝送する際の処理手順を示すフローチャート図、図4は本実施形態におけるEDIセンタの接続先管理DBが保持するデータ内容図、図5は同EDIセンタの接続先管理DBが保持するデータ内容図、図6は同本番発注用の通信手順を定義した接続先パラメータを示す図、図7は同試行発注用の通信手順を定義した接続先パラメータを示す図、図8は同本番発注用のデータ形式を定義した接続先パラメータを示す図、図9は同試行発注用のデータ形式を定義した接続先パラメータを示す図、図10は同本番発注用の通信手順を定義した接続先パラメータを示す図、図11は同試行発注用の通信手順を定義した接続先パラメータを示す図、図12は同本番発注用のデータ形式を定義した接続先パラメータを示す図、図13は同試行発注用のデータ形式を定義した接続先パラメータを示す図、図14は同本番発注用の通信手順を定義した接続先パラメータを示す図である。
更に図15は本実施形態における試行発注用の通信手順を定義した接続先パラメータを示す図、図16は同本番発注用のデータ形式を定義した接続先パラメータを示す図、図17は同試行発注用のデータ形式を定義した接続先パラメータを示す図、図18は同本番事前出荷用の通信手順を定義した接続先パラメータを示す図、図19は同試行事前出荷用の通信手順を定義した接続先パラメータを示す図、図20は同本番事前出荷用のデータ形式を定義した接続先パラメータを示す図、図21は同試行事前出荷用のデータ形式を定義した接続先パラメータを示す図、図22は同本番事前出荷用の通信手順を定義した接続先パラメータを示す図、図23は同試行事前出荷用の通信手順を定義した接続先パラメータを示す図、図24は同本番事前出荷用のデータ形式を定義した接続先パラメータを示す図、図25は同試行事前出荷用のデータ形式を定義した接続先パラメータを示す図、図26は同本番事前出荷用の通信手順を定義した接続先パラメータを示す図、図27は同試行事前出荷用の通信手順を定義した接続先パラメータを示す図、図28は同本番事前出荷用のデータ形式を定義した接続先パラメータを示す図、図29は同試行事前出荷用のデータ形式
を定義した接続先パラメータを示す図である。
[構成]
[全体構成]
本実施形態による運用方法及びプログラムが適用されるコンピュータシステムであるEDIセンタ1は、図1に示す如く、複数の卸3のコンピュータと小売2のコンピュータ間に位置し、前記小売2のコンピュータとの間で送受信処理部111を介してデータの送受信を行う小売側送受信サーバ11と、前記卸3のコンピュータとの間で送受信処理部141を介してデータの送受信を行う卸側送受信サーバ14と、前記小売側送受信サーバ11及び卸側送受信サーバ14を介して送受信されるデータの業務処理を実行する業務サーバ12と、送受信処理部131を有するホスト13と、現時点での日時刻を管理するシステム日時刻管理部(図示せず)から成り、卸3側及び小売2のコンピュータから受信した業務データ(小売形式、EDIセンタ中間形式、固定長形式、流通BMS形式)を業務サーバ12内で中間形式(XML言語形式)に変換し、必要な業務処理を行った後に、送信先のデータ形式に変換して送信するように構成されている。
前記EDIセンタ1は、EDIセンタ内のプログラム実行をコントロールするジョブ実行管理部121と、小売形式とEDIセンタ中間形式と固定長形式と流通BMS形式のデータ変換を実行する変換処理部122と、業務メッセージ毎に定義された処理を実行する業務処理部123と、接続先の設定情報を保持する接続先管理DB124と、接続先との定義情報をパラメータとして保存しておく接続先パラメータ保存部125と、接続先管理DB124を参照し、接続先パラメータを日々出力する接続先パラメータ出力処理部126とから構成される。
前記変換処理部122は、商取引に使用される業務データ形式が、小売(CSV)形式、EDIセンタ中間(XML)形式、固定長形式、流通BMS形式の4種類があるため、これらの相互変換を実行する。前記変換処理部122は、ジョブ実行管理部121の処理命令に従い、入力データを適切な形式のデータに変換する機能と、データ変換の際に接続先パラメータ保存部125に格納されている接続先パラメータを参照し、データの変換方式を切り替える機能を有する。尚、流通BMSは、複数のバージョン(Ver.1.0、Ver.2.0・・・)が存在し、それぞれのバージョンに対しても変換が必要である。また本出願おける各種機能は、コンピュータ上で動作するソフトウェアとして構成しても良いし、ハードウェアとして機能を達成するようにしても良い。
前記送受信サーバ11及び14による業務データの送信手順やデータ形式は、卸3及び小売2のコンピュータシステムによって異なり、JCA手順(日本チェーンストア協会が規定した取引先データ交換標準通信制御手順)、ebXML手順(XMLを活用した企業間電子商取引のための国際標準仕様)、JX手順(企業間EDIを行う際のメッセージ交換手順について国際標準仕様[SOAP−RPC]を基に制定されたガイドラインによる)の3種があり、データ形式としては、CSV/XML/固定長/流通BMSの4種であるが、本発明はこれに限られるものではない。
前記接続先管理DB124は、システムの切り替え形態を予め格納するものであって、システムの切り替え形態の一例として次の事項を想定した場合、図5に示す如き、切替情報(接続パラメータ)を格納する。
[前提となるシステム切替形態]
(1)卸Aのコンピュータ(以下、「卸A」と略す)が2008年1月1日よりJCA手順、固定長フォーマットのデータ形式で稼働。
(2)卸Bのコンピュータ(以下、「卸B」と略す)が2008年1月1日よりebXML手順、流通BMS Ver.1.0のデータ形式で稼働。
(3)卸Aは、2008年4月1日〜2008年4月30日の1ヶ月の並行稼働期間を経て、2008年5月1日よりebXML手順、流通BMS Ver.1.0のデータ形式に移行。
(4)卸Bは2008年4月1日〜2008年4月30日の1ヶ月の並行稼働期間を経て、2008年5月1日よりebXML手順、流通BMS Ver.2.0のデータ形式に移行。
本実施形態による図5に示した接続先管理DB124に登録される接続先パラメータ(切替情報)は、例えば、「卸A」等の接続先と、「発注」等の業務種別と、「2008/1/1」等の稼働開始日と、「2008/4/30」等の稼働終了日と、「JCA手順」等の通信手順と、「固定長」等のデータ形式と、「本番」「テスト」のフラグの各項目とから構成され、前述した接続先毎/業務種別毎/期間毎の通信手順/データ形式/テストか本番かのフラグを含む様に構成される。この接続先パラメータは、例えば図4に示した並行稼働の計画前の状態から図5に示した並行稼働の計画後の状態に書き換えられるものである。
前記接続先パラメータ出力処理部126は、日バッチ処理にて接続先管理DB124から当日の日付に該当するシステム日時が2008/3/1の場合、該当する日付の業務種且つ通信手順又はデータ形式のレコードを検索して出力し、接続先パラメータ保存部125に格納する。
[2008/03/01時点の接続先パラメータ]
この接続先パラメータ保存部125に格納される接続先パラメータは、例えばシステム日時が2008/3/1の場合、接続先管理DB124から前記システム日時が稼働開始日と稼働終了日間に含まれ、且つ本番又は試用(テスト)種毎に合致する接続先パラメータの該当レコードを出力し、例えば図6〜図9に示す如く出力する。
例えば図6は、接続先管理DB124から2008/3/1時点における業務種別が「発注」且つ運用フラグが「本番」の本番用通信手順の接続先パラメータレコードを検索して出力したものであって、「卸A」が「JCA手順」の設定であり、「卸B」が「ebXML手順」の設定であることを表している。図8は、同様に2008/3/1時点における業務種別が「発注」且つ運用フラグが「本番」の本番用データ形式の接続先パラメータレコードを検索して出力したものであって、「卸A」が「固定長」の設定であり、「卸B」が「流通BMSのバージョン1.0」の設定であることを表している。また図7は同日の「発注」業務の試行用通信手順を検索し、図9は同日の「発注」業務の試行用データ形式を検索したものであるが、これら条件に該当するレコードが存在しないことを表している。
[2008/04/01時点の接続先パラメータ]
同様にシステム日時が2008/4/1の場合、接続先パラメータ保存部125は、図10〜図13に示す如く、該当日の接続先毎の本番通信用手順の接続先パラメータレコード(図10)、同接続先毎の試行用通信手順の接続先パラメータレコード(図11)、同接続先毎の本番用データ形式(図12)、同接続先毎の試行用データ形式の接続先パラメータレコード(図12)を格納する。
[2008/05/01時点の接続先パラメータ]
同様にシステム日時が2008/5/1の場合、接続先パラメータ保存部125は、図14〜図17に示す如く、該当日の接続先毎の本番通信用手順の接続先パラメータレコード(図14)、同接続先毎の試行用通信手順の接続先パラメータレコード(図15)、同接続先毎の本番用データ形式の接続先パラメータレコード(図16)、同接続先毎の試行用データ形式の接続先パラメータレコード(図17)を格納する。
[他業務の接続先パラメータ]
この接続先パラメータ保存部125に格納される接続先パラメータは、前述した「発注」業務に限られるものではなく、図18〜図21に示した「事前出荷」業務の該当日の接続先毎の本番通信用手順の接続先パラメータレコード(図18、図22、図26)、同接続先毎の試行用通信手順の接続先パラメータレコード(図19、図23、図27)、同接続先毎の本番用データ形式の接続先パラメータレコード(図20、図24、図28)、同接続先毎の試行用データ形式の接続先パラメータレコード(図21、図25、図29)が格納される。
[動作]
前述のように構成された本実施形態によるEDIシステムの運用方法の動作を次に受信データ種別及び期間別に説明する。
[2008/3/1時点の発注データ受信時動作:旧システムのみ稼働時]
(1)まず、2008/3/1に小売2のコンピュータから卸3のコンピュータへの発注データが送信された場合のEDIセンタ1の動作を図2を参照して説明する。
このEDIセンタ1は、日付2008/3/1に小売からの発注データをEDIセンタ1の送受信処理部111が受信したとき(ステップS21)、ジョブ実行管理部121が変換処理部122を呼び出し、受信データ(小売形式)をEDIセンタ中間形式に変換(ステップS22)し、この変換された受信データに対してジョブ実行管理部121が、業務処理部123を呼び出し、EDIセンタ中間形式のデータを元に業務処理を実行(ステップS23)する。
このステップS23は、業務処理部123が前述した図8及び図9に図示した接続先パラメータを参照し、EDIセンタ中間形式のデータを卸A向けの本番データと卸B向けの本番データに分割し、予め定められた業務処理を実行することによって行われる。尚、本番/試行の判別フラグは、EDIセンタ中間形式のデータ内に埋め込まれ、変換処理部122にて参照される
(2)次いでEDIセンタ1は、ジョブ実行管理部121が変換処理部122を呼び出し、EDIセンタ中間形式の卸A向けのデータと卸B向けのデータに変換する(ステップS24)。このステップS24は、変換処理部122が卸A向けのデータ処理のために、図8に示した本番用接続先パラメータを参照し、卸A向けのデータが固定長のデータであることを判定し、この判定結果を基に変換処理部122が卸A向けのデータを固定長形式に変換することと、変換処理部122が卸B向けのデータ処理のために図8の本番用接続先パラメータを参照し、卸B向けのデータが流通BMS Ver.1.0であることを判定し、この判定結果を基に変換処理部122が卸B向けのデータを流通BMS Ver.1.0の形式に変換することによって行われる。
(3)更にEDIセンタ1は、ジョブ実行管理部121により前記ステップS24により変換したデータを卸Bに送信する(ステップS25)。このステップS25は、ジョブ実行管理部121が卸Aへの送信のために図6の本番用接続先パラメータを参照し、卸Aへの通信手順はJCA手順であることを判定し、この判定結果を基にジョブ実行管理部121がホスト13の送受信処理部131を呼び出し、卸A向けの固定長形式のデータを送信することと、ジョブ実行管理部121が卸Bへの送信のために図6の本番用接続先パラメータを参照し、卸Bへの通信手順はebXML手順であることを判定し、この判定結果に基づきジョブ実行管理部121が卸側送受信サーバ14の送受信処理部141を呼び出し、卸B向けの流通BMS Ver.1.0形式のデータを送信することによって行われる。
このように2008/3/30時点においては、卸A及びB共に旧システムのみで稼働しているため、接続先パラメータ保存部125に保持され接続先パラメータ(データ形式と通信手順)が従前の形式(卸A:JCA通信手順且つ固定長形式、卸B:ebXML通信手順且つ流通BMS Ver1.0形式)により変換並びに送信が行われる。
[2008/4/1時点の発注データ受信時動作:並行稼働時]
次に2008/4/1に小売2のコンピュータからの発注データをEDIセンタ1の送受信処理部111が受信した場合(図2のステップS21)、該EDIセンタ1は、ジョブ実行管理部121が変換処理部122を呼び出し、受信データ(小売形式)をEDIセンタ中間形式に変換(ステップS22)し、次いでジョブ実行管理部121が業務処理部123を呼び出し、この変換した中間データを用いて業務処理を実行する(ステップS23)。
このステップS23による変換処理は、変換処理部122が次の処理を実行する。
(1)図12に示した本番用接続先パラメータを参照し、卸A向けの本番用データが固定長形式であることを判定し、卸A用の中間データ形式を固定長形式に変換する。
(2)図13に示した試行用接続先パラメータを参照し、卸A向けの試行用データが流通BMS Ver.1.0形式であると判定し、卸A用の中間データ形式を流通BMS Ver.1.0形式に変換する。
(3)図12の本番用接続先パラメータを参照し、卸B向けの本番データが流通BMS Ver.1.0であることを判定し、卸B向けの本番データを流通BMS Ver.1.0に変換する。
(4)図13の試行用接続先パラメータを参照し、卸B向けの試行データは流通BMS Ver.2.0であることを判定し、卸B向けの試行データを流通BMS Ver.2.0に変換する。
尚、前述した卸向けのデータの本番データと試行データのデータ内容の違いは本番/試行の判別フラグのみである。
次いでEDIセンタ1のジョブ実行管理部121は、前記ステップS24により変換したデータを卸A及びB用に定められた通信手順に従って次のように送信する。
(5)卸Aへの本番データ送信のために図10の本番用接続先パラメータを参照し、卸Aへの本番通信手順がJCAであることを判定する。
(6)ホスト13の送受信処理部131を呼び出し、卸A向けの固定長データを送信する。
(7)卸Aへの試行データ送信のために図11の試行用接続先パラメータを参照し、卸Aへの試行通信手順がebXMLであることを判定する。
(8)卸側送受信サーバ14の送受信処理部141を呼び出し、卸A向けの流通BMS Ver.1.0のデータを送信する。
(9)卸Bへの本番データ送信のために図10の本番用接続先パラメータを参照し、卸Bへの本番通信手順がebXMLであることを判定する。
(10)卸側送受信サーバ14の送受信処理部141を呼び出し、卸B向けの流通BMS Ver.1.0のデータを送信する。
(11)卸Bへの試行データ送信のために図11の試行用接続先パラメータを参照し、卸Bへの試行通信手順がebXMLであることを判定する。
(12)卸側送受信サーバ14の送受信処理部141を呼び出し、卸B向けの流通BMS Ver.2.0のデータを送信する。
この様に並行期間である04/0〜04/30の期間において本実施形態によるEDIセンタ1は、卸A及びB共に新旧両システムで稼働(旧は本番、新は試行)しているため、接続先パラメータ保存部125に保持され接続先パラメータ(データ形式と通信手順)が新旧の形式(卸Aの旧:JCA通信手順且つ固定長形式、卸Aの新:ebXML通信手順且つ流通BMS Ver1.0、卸Bの旧:ebXML通信手順且つ流通BMS Ver1.0形式、卸Bの新:ebXML通信手順且つ流通BMS Ver2.0形式)により変換並びに送信が行われる。
[2008/5/1時点の発注データ受信時動作:新システム移行後]
次に2008/5/1に小売からの発注データをEDIセンタ1の送受信処理部111が受信した場合(図2のステップS21)、該EDIセンタ1は、ジョブ実行管理部121が変換処理部122を呼び出し、受信データ(小売形式)をEDIセンタ中間形式に変換(ステップS22)し、次いでジョブ実行管理部121が業務処理部123を呼び出し、この変換した中間データを用いて業務処理を実行する(ステップS23)。
前記ステップS21〜22による受信〜変換処理は、変換処理部122が次の処理を実行する。
(1)図16及び図17の接続先パラメータを参照し、EDIセンタ中間形式のデータを卸A向けの本番データと卸B向けの本番データに分割する。
(2)卸A向けのデータ処理のために、図16の本番用接続先パラメータを参照し、卸A向けのデータが流通BMS Ver.1.0のデータであることを判定する。
(3)卸A向けのデータを流通BMS Ver.1.0の形式に変換する。
(4)卸B向けのデータ処理のために、図16の本番用接続先パラメータを参照し、卸B向けのデータが流通BMS Ver.2.0であることを判定する。
(5)卸B向けのデータを流通BMS Ver.2.0の形式に変換する。
次いでEDIセンタ1は、ジョブ実行管理部121が次のステップS24を実行することによって、各卸宛の通信手順に従ってデータ送信を行う。
(6)卸Aへの送信のために図14の本番用接続先パラメータを参照し、卸Aへの通信手順がebXML手順であることを判定する。
(7)卸側送受信サーバ14の送受信処理部141を呼び出し、卸A向けの流通BMS Ver.1.0形式のデータを送信する。
(8)卸Bへの送信のために図14の本番用接続先パラメータを参照し、卸Bへの通信手順がebXML手順であることを判定する。
(9)卸側送受信サーバ14の送受信処理部141を呼び出し、卸B向けの流通BMS Ver.2.0形式のデータを送信する。
この様に本実施形態によるEDIセンタ1は、2008/5/1時点においては、卸A及びB共に新システムで稼働しているため、接続先パラメータ保存部125に保持され接続先パラメータ(データ形式と通信手順)が新形式(卸Aの新:ebXML通信手順且つ流通BMS Ver1.0、卸Bの新:ebXML通信手順且つ流通BMS Ver2.0形式)により変換並びに送信が行われる。
この様に本実施形態によるEDIセンタ1は、小売り側から発注データを受信したとき、ジョブ実行管理部121が受信した発注データをEDIセンタ中間形式に変換して所定の業務処理を実行した後、接続先パラメータ保存部125に保管した当日の卸側対応のデータ形式並びに通信手順を判定し、前記した業務処理後のデータを前記判定したデータ形式に応じて変換し、該変換したデータを前記判定した通信手順に従って卸側に送信するように動作する。
次に本実施形態によるEDIセンタ1が、卸側から小売側への事前出荷データを送信する場合の動作を図3を参照して説明する。
[2008/3/1時点の卸Aからの出荷データ受信時動作:旧システムのみ稼働時]
(1)2008/3/1に卸Aからの事前出荷データをホスト13の送受信処理部131が受信した場合(ステップS31)、ジョブ実行管理部121が変換処理部122を呼び出し、受信データ(固定長)をEDIセンタ中間形式に変換する(ステップS32)。
(2)ジョブ実行管理部121はEDIセンタ中間形式のデータを元に、業務処理を実行する(ステップS33)。
(3)ジョブ実行管理部122は変換処理部122を呼び出し、EDIセンタ中間形式のデータを小売形式のデータに変換する(ステップS34)。
(4)ジョブ実行管理部122は小売側送受信サーバ11の送受信処理部111を呼び出し、小売形式のデータを小売2に送信する(ステップS35)。
[2008/3/1時点の卸Bからの出荷データ受信時動作:旧システムのみ稼働時]
(1)2008/3/1に卸Bからの事前出荷データを卸側送受信サーバ14の送受信処理部141が受信した場合(ステップS31)、ジョブ実行管理部121が変換処理部122を呼び出し、受信データ(流通BMS Ver.1.0形式)をEDIセンタ中間形式に変換する(ステップS32)。
(2)ジョブ実行管理部121はEDIセンタ中間形式のデータを元に、業務処理を実行する(ステップS33)。
(3)ジョブ実行管理部122は変換処理部122を呼び出し、EDIセンタ中間形式のデータを小売形式のデータに変換する(ステップS34)。
(4)ジョブ実行管理部122は小売側送受信サーバ11の送受信処理部111を呼び出し、小売形式のデータを小売2に送信する(ステップS35)。
[2008/4/1時点の卸Aからの出荷データ受信時動作:並列A旧稼働時]
(1)2008/4/1に卸Aからの事前出荷データをホスト13の送受信処理部131が受信した場合(ステップS31)、ジョブ実行管理部121が変換処理部122を呼び出し、受信データ(固定長)をEDIセンタ中間形式に変換する(ステップS32)。
(2)ジョブ実行管理部121はEDIセンタ中間形式のデータを元に、業務処理を実行する(ステップS33)。
(3)ジョブ実行管理部122は変換処理部122を呼び出し、EDIセンタ中間形式のデータを小売形式のデータに変換する(ステップS34)。
(4)ジョブ実行管理部122は小売側送受信サーバ11の送受信処理部111を呼び出し、小売形式のデータを小売2に送信する(ステップS35)。
[2008/4/1時点の卸Aからの出荷データ受信時動作:並列A新稼働時]
(1)2008/4/1に卸Aからの事前出荷データを卸側送受信サーバ14の送受信処理部141が受信した場合(ステップS31)、ジョブ実行管理部121が変換処理部122を呼び出し、受信データ(流通BMS Ver.1.0)をEDIセンタ中間形式に変換する(ステップS32)。
(2)ジョブ実行管理部121はEDIセンタ中間形式のデータを元に、業務処理を実行する(ステップS33)。
(3)ジョブ実行管理部122は変換処理部122を呼び出し、EDIセンタ中間形式のデータを小売形式のデータに変換する(ステップS34)。
(4)ジョブ実行管理部122は小売側送受信サーバ11の送受信処理部111を呼び出し、小売形式のデータを小売2に送信する(ステップS35)。
[2008/4/1時点の卸Bからの出荷データ受信時動作:並列B稼働時]
(1)2008/4/1に卸Bからの事前出荷データを卸側送受信サーバ14の送受信処理部141が受信した場合(ステップS31)、ジョブ実行管理部121が変換処理部122を呼び出し、受信データをEDIセンタ中間形式に変換する(ステップS32)。
このとき前記変換処理部122は、変換前に受信データを開き、流通BMSメッセージのバージョンと、本番/試行判別フラグを取得すると共に、図24及び図25の接続先パラメータを参照し、取得したデータの組合せが接続先パラメータ内に存在しているかを判定する。前記組合せとは、流通BMS Ver.1.0 & 本番との組合せか、もしくは流通BMS Ver.2.0 & 試行の組合せのどちらかであるかどうかの判定である。
(2)変換処理部122は取得したバージョンに応じた変換処理を実行し、EDIセンタ中間フォーマットに変換する(ステップS32)。
(3)ジョブ実行管理部121はEDIセンタ中間形式のデータを元に、業務処理を実行する(ステップS33)。
(4)ジョブ実行管理部122は変換処理部122を呼び出し、EDIセンタ中間形式のデータを小売形式のデータに変換する(ステップS34)。
(5)ジョブ実行管理部122は小売側送受信サーバ11の送受信処理部111を呼び出し、小売形式のデータを小売2に送信する(ステップS35)。
[2008/5/1時点の卸Aからの出荷データ受信時動作:新A稼働時]
(1)2008/5/1に卸Aからの事前出荷データを卸側送受信サーバ14の送受信処理部141が受信した場合(ステップS31)、ジョブ実行管理部121が変換処理部122を呼び出し、受信データ(流通BMS Ver.1.0)をEDIセンタ中間形式に変換する(ステップS32)。
(2)ジョブ実行管理部121はEDIセンタ中間形式のデータを元に、業務処理を実行する(ステップS33)。
(3)ジョブ実行管理部122は変換処理部122を呼び出し、EDIセンタ中間形式のデータを小売形式のデータに変換する(ステップS34)。
(4)ジョブ実行管理部122は小売側送受信サーバ11の送受信処理部111を呼び出し、小売形式のデータを小売2に送信する(ステップS35)。
[2008/5/1時点の卸Bからの出荷データ受信時動作:新B稼働時]
(1)2008/5/1に卸Bからの事前出荷データを卸側送受信サーバ14の送受信処理部141が受信した場合(ステップS31)、ジョブ実行管理部121が変換処理部122を呼び出し、受信データ(流通BMS Ver.2.0)をEDIセンタ中間形式に変換する(ステップS32)。
(2)ジョブ実行管理部121はEDIセンタ中間形式のデータを元に、業務処理を実行する(ステップS33)。
(3)ジョブ実行管理部122は変換処理部122を呼び出し、EDIセンタ中間形式のデータを小売形式のデータに変換する(ステップS34)。
(4)ジョブ実行管理部122は小売側送受信サーバ11の送受信処理部111を呼び出し、小売形式のデータを小売2に送信する(ステップS35)。
このように本実施形態によるEDIシステムは、卸A、卸Bに対するシステム切り替えや並行稼働に対する運用を、接続先管理データベースのメンテナンスのみで対応することができ、これによって運用に係わる工数は限りなく少なくなり、多数の接続先についてシステム切替する場合においても、非常に少ない工数で対応することができる。
本発明の一実施形態による運用方法を適用したEDIシステムを説明するための図。 本実施形態による小売側からの小売データを卸側に伝送する際の処理手順を示すフローチャート図。 本実施形態における卸側からの卸データを小売側に伝送する際の処理手順を示すフローチャート図。 本実施形態におけるEDIセンタの接続先管理DBが保持するデータ内容図。 同EDIセンタの接続先管理DBが保持するデータ内容図。 同本番発注用の通信手順を定義した接続先パラメータを示す図。 同試行発注用の通信手順を定義した接続先パラメータを示す図。 同本番発注用のデータ形式を定義した接続先パラメータを示す図。 同試行発注用のデータ形式を定義した接続先パラメータを示す図。 同本番発注用の通信手順を定義した接続先パラメータを示す図。 同試行発注用の通信手順を定義した接続先パラメータを示す図。 同本番発注用のデータ形式を定義した接続先パラメータを示す図。 同試行発注用のデータ形式を定義した接続先パラメータを示す図。 同本番発注用の通信手順を定義した接続先パラメータを示す図。 同試行発注用の通信手順を定義した接続先パラメータを示す図。 同本番発注用のデータ形式を定義した接続先パラメータを示す図。 同試行発注用のデータ形式を定義した接続先パラメータを示す図。 同本番事前出荷用の通信手順を定義した接続先パラメータを示す図。 同試行事前出荷用の通信手順を定義した接続先パラメータを示す図。 同本番事前出荷用のデータ形式を定義した接続先パラメータを示す図。 同試行事前出荷用のデータ形式を定義した接続先パラメータを示す図。 同本番事前出荷用の通信手順を定義した接続先パラメータを示す図。 同試行事前出荷用の通信手順を定義した接続先パラメータを示す図。 同本番事前出荷用のデータ形式を定義した接続先パラメータを示す図。 同試行事前出荷用のデータ形式を定義した接続先パラメータを示す図。 同本番事前出荷用の通信手順を定義した接続先パラメータを示す図。 同試行事前出荷用の通信手順を定義した接続先パラメータを示す図。 同本番事前出荷用のデータ形式を定義した接続先パラメータを示す図。 同試行事前出荷用のデータ形式を定義した接続先パラメータを示す図。
1:EDIセンタ、2:小売側コンピュータ、11:小売側送受信サーバ、12:業務サーバ、13:ホスト、14:卸側送受信サーバ、111:送受信処理部、121:ジョブ実行管理部、122:変換処理部、123:業務処理部、124:接続先管理データベース(DB)、125:接続先パラメータ保存部、126:接続先パラメータ出力処理部、131:送受信処理部、141:送受信処理部。

Claims (2)

  1. CSV形式又は固定長形式又はビジネスメッセージ標準形式の何れかの種類の任意形式のデータをJCA手順又はebXML手順又はJX手順の何れかの種類の任意の通信手順により送受信する一方のコンピュータと、前記CSV形式又は固定長形式又はビジネスメッセージ標準形式の何れかの任意形式のデータをJCA手順又はebXML手順又はJX手順の何れかの任意の通信手順により送受信する他方のコンピュータと、前記一方又は他方のコンピュータから受信したデータの業務処理を行った後に前記他方のコンピュータに送信する情報交換コンピュータシステムであって、
    該コンピュータシステムが、
    前記一方及び他方のコンピュータと任意通信手順により任意形式データの送受信を行う送受信部と、
    前記一方及び他方のコンピュータから受信した任意形式データをXML言語形式の中間形式データに変換する変換処理部と、
    該変換処理部により変換した中間形式データの所定の業務処理を行う業務処理部と、
    前記一方及び他方のコンピュータとの任意通信手順及び任意データ形式を期間別に複数格納する接続先管理データベースと、
    現在のシステム日時刻を管理するシステム日時刻管理部と、
    前記送受信部と変換処理部と業務処理部と接続先管理データベースとを制御する制御部とを備え、
    該制御部が、
    前記送受信部が一方コンピュータから任意形式データを任意通信手順により受信する第1工程と、
    前記システム日時刻管理部から前記データを受信した日時刻を取得する第2工程と、
    前記接続先管理データベースから該第2工程にて取得した日時刻の一方コンピュータのデータ形式を判定する第3工程と、
    前記変換処理部が、該第3工程にてデータ形式を判定したデータをXML言語形式データに変換する第4工程と、
    前記業務処理部が、該第4工程にて中間形式に変換したXML言語形式データの業務処理を行う第5工程と、
    前記システム日時刻管理部から現時点の日時刻を取得する第6工程と、
    前記接続先管理データベースから該第6工程にて取得した日時刻の他方コンピュータのデータ形式及び通信手順が複数のとき、該接続先管理データベースから他方コンピュータの複数のデータ形式及び該通信手順を取得する第7工程と、
    前記変換処理部が、前記第5工程にて業務処理を行ったXML言語形式のデータを該第7工程にて取得した複数のデータ形式に変換する第8工程と、
    前記送受信部が、該第8工程により変換した複数形式のデータを、前記第7工程によって取得した複数の通信手順によって他方コンピュータに送信する第9工程とを実行する情報交換コンピュータシステム。
  2. CSV形式又は固定長形式又はビジネスメッセージ標準形式の何れかの種類の任意形式のデータをJCA手順又はebXML手順又はJX手順の何れかの種類の任意の通信手順により送受信する一方のコンピュータと、前記CSV形式又は固定長形式又はビジネスメッセージ標準形式の何れかの任意形式のデータをJCA手順又はebXML手順又はJX手順の何れかの任意の通信手順により送受信する他方のコンピュータと、前記一方及び他方のコンピュータと任意通信手順により任意形式データの送受信を行う送受信部、前記一方及び他方のコンピュータから受信した任意形式データをXML言語形式の中間形式データに変換する変換処理部、該変換処理部により変換した中間形式データの所定の業務処理を行う業務処理部、前記一方及び他方のコンピュータとの任意通信手順及び任意データ形式を期間別に複数格納する接続先管理データベース、現在のシステム日時刻を管理するシステム日時刻管理部、前記送受信部と変換処理部と業務処理部と接続先管理データベースとを制御する制御部とを備え、前記一方又は他方のコンピュータから受信したデータの業務処理を行った後に前記他方のコンピュータに送信する情報交換コンピュータシステムの運用プログラムであって、
    該コンピュータシステムの制御部に、
    前記送受信部が一方コンピュータから任意形式データを任意通信手順を受信する第1機能と、
    前記システム日時刻管理部から前記データを受信した日時刻を取得する第2機能と、
    前記接続先管理データベースから該第2機能にて取得した日時刻の一方コンピュータのデータ形式を判定する第3機能と、
    前記変換処理部が、該第3機能にてデータ形式を判定したデータをXML言語形式データに変換する第4機能と、
    前記業務処理部が、該第4機能にて中間形式に変換したXML言語形式データの業務処理を行う第5機能と、
    前記システム日時刻管理部から現時点の日時刻を取得する第6機能と、
    前記接続先管理データベースから該第6機能にて取得した日時刻の他方コンピュータのデータ形式及び通信手順が複数のとき、該接続先管理データベースから他方コンピュータの複数のデータ形式及び該通信手順を取得する第7機能と、
    前記変換処理部が、前記第5機能にて業務処理を行ったXML言語形式のデータを該第7機能にて取得した複数のデータ形式に変換する第8機能と、
    前記送受信部が、該第8機能により変換した複数形式のデータを、前記第7機能によって取得した複数の通信手順によって他方コンピュータに送信する第9機能とを実行させるための運用プログラム。
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