JP2019096244A - 情報処理システムおよび情報処理方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】中心となるシステムが提供する機能に加えて新たな独立した機能をラップサーバを用いて提供できるシステムの提供。【解決手段】ラップサーバは、中心システムの管理者と中心システムを外部システムおよびラップサーバ経由で使用するユーザとの間の契約内容が記述された契約テーブルと、外部システムから統一的なAPIコールを受付けるAPIコール受付部と、契約テーブルとAPIコール受付部が受付けたAPIコールの引数である要求元情報に基づき、APIコール受付部が受付けたAPIコールを契約内容に対応したAPIコールに変換するAPIコール変換部と、APIコール変換部により変換されたAPIコールを用いて、中心システムが提供するAPIをコールする変換APIコール部と、変換APIコール部による中心システムへのAPIコールにより返却された情報を、当該ラップサーバをコールした外部システムに返却する情報返却部とを備える。【選択図】図2
Description
本発明は、ラップ(Wrap)サーバーを用いる情報処理システムおよび情報処理方法に関する。
従来、クライアント端末から中心となる異なる複数のシステムへの統一的なアクセスを実現するために、クライアント端末と複数のシステムの間にラップサーバーを挟む構成が用いられてきた。
例えば、特許文献1の技術では、中心となる複数のシステム(ホストコンピューター)上にある分散データの検索・変換・取り出し処理を統一的に行うためにラップサーバーが用いられている。
しかし、従来のラップサーバーの使い方では、中心となるシステムでは提供していない独立した機能を新たにクライアント端末に提供することは行われていなかった。
以上のような事情に鑑み、本発明の目的は、中心となるシステムが提供する機能に加えて新たな独立した機能をラップサーバーを用いて提供できる情報処理システムおよび情報処理方法を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の一形態に係る情報処理システムは、ネットワーク接続された、ラップサーバー、中心となる中心システム、および前記中心システムと前記ラップサーバー経由で連携する1以上の外部システムを含み、前記ラップサーバーは、前記中心システムおよび前記1以上の外部システムと通信可能な通信部と、前記中心システムの管理者と前記中心システムを前記1以上の外部システムのいずれかおよび前記ラップサーバー経由で使用するユーザーとの間の契約内容が記述された契約テーブルを記憶する記憶部と、前記1以上の外部システムの各々から統一的なAPIコールを受け付けるAPIコール受付部と、前記契約テーブルと、前記APIコール受付部が受け付けたAPIコールの引数である要求元情報となる前記ユーザーのユーザー名とに基づき、前記APIコール受付部が受け付けたAPIコールを前記契約内容に対応したAPIコールに変換するAPIコール変換部と、前記APIコール変換部により変換されたAPIコールを用いて、前記中心システムが提供するWeb APIをコールする変換APIコール部と、前記変換APIコール部による前記中心システムへのAPIコールにより返却された情報を、当該ラップサーバーをコールした外部システムに返却する情報返却部とを備える。
そのため、中心となるシステムが提供する機能に加えて新たな独立した機能をラップサーバーを用いて提供できる。
上記目的を達成するため、本発明の一形態に係る情報処理方法は、ネットワーク接続された、ラップサーバー、中心となる中心システム、および前記中心システムと前記ラップサーバー経由で連携する1以上の外部システムを含む情報処理システムにおける情報処理方法であって、前記1以上の外部システムの各々から統一的なAPIコールを受け付け、前記中心システムの管理者と前記中心システムを前記1以上の外部システムのいずれかおよび前記ラップサーバー経由で使用するユーザーとの間の契約内容が記述された契約テーブルと、受け付けたAPIコールの引数である要求元情報となる前記ユーザーのユーザー名とに基づき、受け付けたAPIコールを前記契約内容に対応したAPIコールに変換し、変換されたAPIコールを用いて、前記中心システムが提供するWeb APIをコールし、前記中心システムへのAPIコールにより返却された情報を、当該ラップサーバーをコールした外部システムに返却することを前記ラップサーバーが実行する。
以上のように、本発明によれば、中心となるシステムが提供する機能に加えて新たな独立した機能をラップサーバーを用いて提供できる。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態を説明する。
[全体構成]
最初に、本発明の一実施形態にかかる情報処理システム100の全体構成について説明する。図1は、本発明の一実施形態にかかる情報処理システム100の全体構成図である。
最初に、本発明の一実施形態にかかる情報処理システム100の全体構成について説明する。図1は、本発明の一実施形態にかかる情報処理システム100の全体構成図である。
情報処理システム100は、ネットワーク接続された、ラップサーバー10、情報処理システム100の中心となる中心システム20、および1以上の外部システム30を含んで構成される。
中心システム20は、ラップサーバー10を経由して外部システム30と連携する手段として、Web API(Application Programming Interface)を公開している。
このWeb APIは、中心システム20にアカウントがあれば使用することが可能だが、中心システム20を管理する管理会社と、外部システム30経由で中心システム20にアクセスするユーザー(Web API使用者)との間の契約の内容によっては、返却する情報が異なる場合がある。
しかし、中心システム20側でユーザーとの契約情報を保持し、契約情報に基づいてWeb APIで返却する情報を変える場合、以下のような課題がある。
(1)中心システム20でユーザーとの契約情報または契約に基づいたWeb APIの振る舞いを管理する必要がある。
(2)契約の更新に合せて中心システム20のアップデートを行う必要がある。
(2)契約の更新に合せて中心システム20のアップデートを行う必要がある。
中心システム20は、例えば、半年に一度のメジャーアップデートと月に一度のパッチリリース(主に不具合対応)を行うが、契約の更新でも中心システム20を更新する必要がある場合には、契約更新日とアップデート日程を合わせる必要があり、中心システム20の更新や運用に非常に手間がかかってしまう。
そこで、本発明では、中心システム20に影響を与えないで、ユーザーとの契約に基づいて、連携するデータを変更するラップサーバー10を導入する。
図1に示すように、ユーザーが用いる外部システム30から見て、中心システム20の前段にラップサーバー10を配置し、外部システム30への統一的なWeb APIの公開は、このラップサーバー10が行う。
ユーザーとの契約情報、および契約情報に基づいたWeb APIの振る舞いは、このラップサーバー10において管理する。
以上、本発明の一実施形態にかかる情報処理システム100の全体構成について説明した。
[処理の概要]
次に、情報処理システム100における処理の概要についてAPIコールの例を挙げて説明する。図2は、情報処理システム100における処理の概要についてAPIコールの例を挙げて説明する図である。
次に、情報処理システム100における処理の概要についてAPIコールの例を挙げて説明する。図2は、情報処理システム100における処理の概要についてAPIコールの例を挙げて説明する図である。
(1)まず、外部システムAを経由して、ユーザーAが、中心システム20が管理しているデバイスのリストを返す"Get Device List"というラップサーバー10が提供するWeb APIをコールする。なお、"Get Device List"をコールする際、外部システムAは、引数パラメータとして、ユーザーAを示す要求元情報を設定する。
(2)次に、ラップサーバー10は、APIコールの引数である要求元情報と、ユーザーAとの契約が記述されている契約テーブル17aを参照し、中心システム20から呼び出すAPI("Get Device List Type A")を決定する。
(3)次に、ラップサーバー10は、"Get Device List Type A" Web APIをコールする。
(4)次に、中心システム20は、Type AのDevice Listを返却する。
(5)次に、ラップサーバー10は、Type AのDevice Listを外部システムAに返却する。
(6)次に、外部システムBを経由して、ユーザーBが、"Get Device List"Web APIをコールする。なお、"Get Device List"をコールする際、外部システムBは、引数パラメータとして、ユーザーBを示す要求元情報を設定する。
(7)次に、ラップサーバー10は、APIコールの引数である要求元情報と、ユーザーBとの契約が記述されている契約テーブル17aを参照し、中心システム20から呼び出すAPI("Get Device List Type B")を決定する。
(8)次に、ラップサーバー10は、"Get Device List Type B" Web APIをコールする。
(9)次に、中心システム20は、Type BのDevice Listを返却する。
(10)次に、ラップサーバー10は、Type BのDevice Listを外部システムAに返却する。
なお、上記の、Type AのDevice ListとType BのDevice Listとでは、返却される情報が異なるものとする。
以上のように、外部システムAと外部システムBで、同じ"Get Device List"Web APIを呼び出した場合でも、引数である要求元情報に応じてラップサーバー10が、コールする中心システム20上のWeb APIを呼び分ける。
ラップサーバー10は、外部システム30に対して公開するWeb APIの引数の1つに、「要求元情報」を持つ点が重要である。
以上、情報処理システム100における処理の概要についてAPIコールの例を挙げて説明した。
[効果]
以上のように、本発明によれば、ラップサーバー10が外部システム30に公開するWeb APIは、ユーザーとの契約を意識しない統一的なWeb APIとすることが出来る。
以上のように、本発明によれば、ラップサーバー10が外部システム30に公開するWeb APIは、ユーザーとの契約を意識しない統一的なWeb APIとすることが出来る。
また、ユーザーとの契約によって変更が加わるのはラップサーバー10のみなので、ユーザーとの契約が中心システム20のアップデートスケジュールに影響を与えないようにすることが出来る。
[ラップサーバーの構成]
次に、ラップサーバー10の構成について説明する。ラップサーバー10は、専用のハードウェアやソフトウェアにより構成されていてもよいし、一般的なコンピューターにより構成されてもよい。ラップサーバー10が一般的なコンピューターにより構成される場合の構成図を図3に示す。
次に、ラップサーバー10の構成について説明する。ラップサーバー10は、専用のハードウェアやソフトウェアにより構成されていてもよいし、一般的なコンピューターにより構成されてもよい。ラップサーバー10が一般的なコンピューターにより構成される場合の構成図を図3に示す。
同図に示すように、ラップサーバー10は、CPU(Central Processing Unit)11、ROM(Read Only Memory)12、RAM(Random Access Memory)13、操作入力部14、通信部15、表示部16、および記憶部17を有し、これら各ブロックがバス18を介して接続されている。
ROM12は、各種の処理を実行するためのファームウェア等の複数のプログラムやデータを記憶する。RAM13は、CPU11の作業用領域として用いられ、OS(Operating System)、実行中の各種アプリケーション、処理中の各種データを一時的に保持する。
記憶部17は、例えばHDD(Hard Disk Drive)や、フラッシュメモリー、その他の不揮発性メモリーである。記憶部17には、OSや各種アプリケーション、各種データ、契約テーブル17aが記憶される。契約テーブル17aについては後述する。
通信部15は、ネットワーク上の外部システム30、中心システム20等と情報のやりとりを行う為のネットワークと結ばれている。
CPU11は、ROM12や記憶部17に格納された複数のプログラムのうち、操作入力部14から与えられる命令に対応するプログラムをRAM13に展開し、この展開されたプログラムにしたがって、表示部16及び記憶部17を適宜制御する。
操作入力部14は、例えばマウス等のポインティングデバイス、キーボード、タッチパネル、その他の操作装置である。
表示部16は、例えば液晶ディスプレイ、EL(Electro-Luminescence)ディスプレイ、プラズマディスプレイ等である。
次に、CPU11においてプログラムが実行されることにより実現される機能ブロックについて説明する。
ラップサーバー10のCPU11において実現される機能ブロックは、APIコール受付部11a、APIコール変換部11b、変換APIコール部11c、および情報返却部11dである。
APIコール受付部11aは、外部システム30からの統一的なAPIコールを受け付ける。
APIコール変換部11bは、ユーザーとの契約が記述された契約テーブル17aとAPIコール受付部11aが受け付けたAPIコールの引数である要求元情報となるユーザー名に基づき、APIコール受付部11aが受け付けたAPIコールを契約内容に対応したAPIコールに変換する。
変換APIコール部11cは、APIコール変換部11bにより変換されたAPIコールを用いて、中心システム20が提供するWeb APIをコールする。
情報返却部11dは、変換APIコール部11cによる中心システム20のAPIコールにより返却された情報を、ラップサーバー10をコールした外部システム30に返却する。
以上、ラップサーバー10の構成について説明した。
[契約テーブルについて]
次に、契約テーブル17aについて、例を用いて説明する。図4は、契約テーブル17aの例を示す図である。
次に、契約テーブル17aについて、例を用いて説明する。図4は、契約テーブル17aの例を示す図である。
契約テーブル17aは、中心システム20の管理者と中心システム20を外部システム30のいずれか及びラップサーバー10経由で用いるユーザーとの間の契約内容を記述するテーブルである。
図に示すように、契約テーブル17aには、例えば、APIコール要求元、契約開始日、契約終了日、契約内容の様な項目が記述される。
例えば、外部システムAを経由して中心システム20を用いるユーザーAの場合、契約開始日は2017年1月1日であり、契約終了日は2017年12月31日であり、契約内容は、「Type A」となっている。
ユーザーAが、ラップサーバー10が統一的に提供するWeb APIを使用する場合、要求元情報として、「ユーザーA」を使用する。
APIコール変換部11bが、契約テーブル17aのAPIコール要求元の項目でユーザーAを探し、ユーザーAの契約内容がType Aであることから、中心システム20に対し、Type AのWeb APIコールを発行する。
以上、契約テーブル17aについて、例を用いて説明した。
[ラップサーバーにおける処理の流れ]
次に、ラップサーバー10における処理の流れについて説明する。図5は、ラップサーバー10における処理の流れについて説明するためのフローチャートである。
次に、ラップサーバー10における処理の流れについて説明する。図5は、ラップサーバー10における処理の流れについて説明するためのフローチャートである。
まず、中心システム20の管理者とユーザーとの間で契約が更新されるたびに、管理者は契約テーブル17aを更新する(ステップS1)。
次に、APIコール受付部11aが、外部システム30からの統一的なAPIコールを受け付ける(ステップS2)。
次に、APIコール変換部11bが、契約テーブル17aとAPIコール受付部11aが受け付けたAPIコールの引数である要求元情報に基づき、APIコール受付部11aが受け付けたAPIコールを変換する(ステップS3)。
次に、変換APIコール部11cが、APIコール変換部11bにより変換されたAPIコールを用いて、中心システム20が提供するWeb APIをコールする(ステップS4)。
次に、情報返却部11dが、中心システム20からの戻り値(返却された情報)を受信する(ステップS5)。
次に、情報返却部11dが、中心システム20から受信した情報を、ラップサーバー10をコールした外部システムに返却する(ステップS6)。
以上、ラップサーバー10における処理の流れについて説明した。
[補足事項]
以上のように、本発明にかかる情報処理システム100は、ネットワーク接続された、ラップサーバー10、中心となる中心システム20、および前記中心システム20と前記ラップサーバー10経由で連携する1以上の外部システム30を含み、前記ラップサーバー10は、前記中心システム20および前記1以上の外部システム30と通信可能な通信部15と、前記中心システム20の管理者と前記中心システム20を前記1以上の外部システム30のいずれかおよび前記ラップサーバー10経由で使用するユーザーとの間の契約内容が記述された契約テーブル17aを記憶する記憶部17と、前記1以上の外部システム30の各々から統一的なAPIコールを受け付けるAPIコール受付部11aと、前記契約テーブル17aと、前記APIコール受付部11aが受け付けたAPIコールの引数である要求元情報となる前記ユーザーのユーザー名とに基づき、前記APIコール受付部11aが受け付けたAPIコールを前記契約内容に対応したAPIコールに変換するAPIコール変換部11bと、前記APIコール変換部11bにより変換されたAPIコールを用いて、前記中心システム20が提供するWeb APIをコールする変換APIコール部11cと、前記変換APIコール部11cによる前記中心システム20へのAPIコールにより返却された情報を、当該ラップサーバー10をコールした外部システム30に返却する情報返却部11dとを備える。
以上のように、本発明にかかる情報処理システム100は、ネットワーク接続された、ラップサーバー10、中心となる中心システム20、および前記中心システム20と前記ラップサーバー10経由で連携する1以上の外部システム30を含み、前記ラップサーバー10は、前記中心システム20および前記1以上の外部システム30と通信可能な通信部15と、前記中心システム20の管理者と前記中心システム20を前記1以上の外部システム30のいずれかおよび前記ラップサーバー10経由で使用するユーザーとの間の契約内容が記述された契約テーブル17aを記憶する記憶部17と、前記1以上の外部システム30の各々から統一的なAPIコールを受け付けるAPIコール受付部11aと、前記契約テーブル17aと、前記APIコール受付部11aが受け付けたAPIコールの引数である要求元情報となる前記ユーザーのユーザー名とに基づき、前記APIコール受付部11aが受け付けたAPIコールを前記契約内容に対応したAPIコールに変換するAPIコール変換部11bと、前記APIコール変換部11bにより変換されたAPIコールを用いて、前記中心システム20が提供するWeb APIをコールする変換APIコール部11cと、前記変換APIコール部11cによる前記中心システム20へのAPIコールにより返却された情報を、当該ラップサーバー10をコールした外部システム30に返却する情報返却部11dとを備える。
そのため、中心となるシステムが提供する機能に加えて新たな独立した機能をラップサーバーを用いて提供できる。
その他、本発明は、上述の実施形態にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
10 … ラップサーバー
11 … CPU
11a… APIコール受付部
11b… APIコール変換部
11c… 変換APIコール部
11d… 情報返却部
12 … ROM
13 … RAM
14 … 操作入力部
15 … 通信部
16 … 表示部
17 … 記憶部
17a… 契約テーブル
18 … バス
20 … 中心システム
30 … 外部システム
100 … 情報処理システム
11 … CPU
11a… APIコール受付部
11b… APIコール変換部
11c… 変換APIコール部
11d… 情報返却部
12 … ROM
13 … RAM
14 … 操作入力部
15 … 通信部
16 … 表示部
17 … 記憶部
17a… 契約テーブル
18 … バス
20 … 中心システム
30 … 外部システム
100 … 情報処理システム
Claims (2)
- ネットワーク接続された、ラップサーバー、中心となる中心システム、および前記中心システムと前記ラップサーバー経由で連携する1以上の外部システムを含み、
前記ラップサーバーは、
前記中心システムおよび前記1以上の外部システムと通信可能な通信部と、
前記中心システムの管理者と前記中心システムを前記1以上の外部システムのいずれかおよび前記ラップサーバー経由で使用するユーザーとの間の契約内容が記述された契約テーブルを記憶する記憶部と、
前記1以上の外部システムの各々から統一的なAPIコールを受け付けるAPIコール受付部と、
前記契約テーブルと、前記APIコール受付部が受け付けたAPIコールの引数である要求元情報となる前記ユーザーのユーザー名とに基づき、前記APIコール受付部が受け付けたAPIコールを前記契約内容に対応したAPIコールに変換するAPIコール変換部と、
前記APIコール変換部により変換されたAPIコールを用いて、前記中心システムが提供するWeb APIをコールする変換APIコール部と、
前記変換APIコール部による前記中心システムへのAPIコールにより返却された情報を、当該ラップサーバーをコールした外部システムに返却する情報返却部と
を備えた
情報処理システム。 - ネットワーク接続された、ラップサーバー、中心となる中心システム、および前記中心システムと前記ラップサーバー経由で連携する1以上の外部システムを含む情報処理システムにおける情報処理方法であって、
前記1以上の外部システムの各々から統一的なAPIコールを受け付け、
前記中心システムの管理者と前記中心システムを前記1以上の外部システムのいずれかおよび前記ラップサーバー経由で使用するユーザーとの間の契約内容が記述された契約テーブルと、受け付けたAPIコールの引数である要求元情報となる前記ユーザーのユーザー名とに基づき、受け付けたAPIコールを前記契約内容に対応したAPIコールに変換し、
変換されたAPIコールを用いて、前記中心システムが提供するWeb APIをコールし、
前記中心システムへのAPIコールにより返却された情報を、当該ラップサーバーをコールした外部システムに返却する
ことを前記ラップサーバーが実行する
情報処理方法。
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