JP4887225B2 - メッセージ送受信システム、端末装置、端末処理プログラム、サーバ装置、サーバ処理プログラム、表示物表示方法、及び表示態様情報送信方法 - Google Patents

メッセージ送受信システム、端末装置、端末処理プログラム、サーバ装置、サーバ処理プログラム、表示物表示方法、及び表示態様情報送信方法 Download PDF

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Description

本発明は、ネットワークを通じて端末装置間で、メッセージの送受信を行うことが可能なメッセージ送受信システム等の技術分野に関する。
近年、インターネットやイントラネット等のネットワークを通じて携帯電話機やパーソナルコンピュータ等の端末装置間で、テキストメッセージ(一般にインスタントメッセージと呼ばれる)の交換ができるインスタントメッセンジャー(IMクライアントとも呼ばれ、端末装置にインストールされるコミュニケーション用アプリケーションソフト)が普及している(例えば、特許文献1参照)。
このようなメッセージ交換の開始時において、ある端末装置が他の端末装置から最初のメッセージを受信したとき、例えば当該受信した端末装置の表示画面上にメッセージ交換用画面がポップアップ表示されるか、或いは当該表示画面の右隅に当該メッセージを受信したことを当該ユーザに対して視認させるための小画面が表示されるようになっている。
特開2003−44418号公報
ところで、メッセージ交換の開始時において端末装置の表示画面上に表示されるメッセージ交換用画面や小画面上には、当該メッセージの送信者を特定できる文字(例えば、ユーザのニックネーム)が表示されるようになっている。これにより、最初のメッセージを受信した端末装置のユーザは当該メッセージの送信者を迅速に把握することができる。
しかしながら、当該メッセージの送信者を把握できるのは、当該メッセージを受信した端末装置のユーザばかりでなく、当該ユーザの近くにいる者も同様である。従って、当該ユーザが当該メッセージの送信者を、近くにいる者に知られたくないような状況において不都合な面があった。一方で、当該ユーザは、当該メッセージの送信者が特定の者であるか否かを即座に把握したい場合もある。
本発明は、このような点に鑑みてなされたものであり、その課題の一例は、ユーザが当該メッセージの送信者を、近くにいる者に把握されることなく、なおかつ、特定の者であるか否かを即座に把握することが可能なメッセージ送受信システム、端末装置、端末処理プログラム、サーバ装置、サーバ処理プログラム、表示物表示方法、及び表示態様情報送信方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、ネットワークを通じて他の端末装置との間で、ユーザから指示されたメッセージの送受信を行うことが可能なメッセンジャー機能を有する複数の端末装置を備えるメッセージ送受信システムにおいて、夫々の前記端末装置は、他の端末装置から送信されたメッセージを受信したとき、メッセージを受信したことをユーザに対して視認させるための表示物を、互いに異なる複数の表示態様のうちの何れか一つの表示態様で表示させる表示制御手段を備え、当該表示制御手段は、前記メッセージを送信した前記他の端末装置のユーザが予め設定された特定のユーザである場合には、当該特定のユーザに対して予め設定された特定の表示態様で前記表示物を表示させ、当該他の端末装置のユーザが予め設定された特定のユーザでない場合には、前記特定の表示態様以外の複数の表示態様のうちランダムで決定された一つの表示態様で表示させることを特徴とする。
この発明によれば、当該メッセージを受信した端末装置のユーザは、自ら選択した表示物の表示態様により、当該メッセージの送信者が特定のユーザであるか否かを即座に把握することができ、しかも、近くにいる者にその表示態様が見られても、メッセージの送信者が誰であるかが把握されることがないようにすることができる。
請求項2に記載の発明は、ネットワークを通じて他の端末装置との間で、ユーザから指示されたメッセージの送受信を行うことが可能なメッセンジャー機能を有する端末装置であって、他の端末装置から送信されたメッセージを受信したとき、メッセージを受信したことをユーザに対して視認させるための表示物を、互いに異なる複数の表示態様のうちの何れか一つの表示態様で表示させる表示制御手段を備え、当該表示制御手段は、前記メッセージを送信した前記他の端末装置のユーザが予め設定された特定のユーザである場合には、当該特定のユーザに対して予め設定された特定の表示態様で前記表示物を表示させ、当該他の端末装置のユーザが予め設定された特定のユーザでない場合には、前記特定の表示態様以外の複数の表示態様のうちランダムで決定された一つの表示態様で表示させることを特徴とする。
この発明によれば、当該メッセージを受信した端末装置のユーザは、自ら選択した表示物の表示態様により、当該メッセージの送信者が特定のユーザであるか否かを即座に把握することができ、しかも、近くにいる者にその表示態様が見られても、メッセージの送信者が誰であるかが把握されることがないようにすることができる。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の端末装置において、前記特定のユーザ及びこれに対応付ける前記特定の表示態様を、当該端末装置のユーザからの指示にしたがって設定する表示態様設定手段を更に備えることを特徴とする。
この発明によれば、特定のユーザ及びこれに対応付ける特定の表示態様を、各端末装置のユーザが任意に設定できるようになっているので、利便性を向上させることができる。
請求項4に記載の発明は、請求項2又は3に記載の端末装置において、前記メッセージを送信した前記他の端末装置のユーザが予め設定された特定のユーザであるか否かを判別する特定ユーザ判別手段を更に備えることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項2乃至4の何れか一項に記載の端末装置において、前記他の端末装置のユーザが予め設定された特定のユーザでない場合には、前記特定の表示態様以外の複数の表示態様のうち一つの表示態様をランダムで決定する表示態様決定手段を更に備えることを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項2乃至5の何れか一項に記載の端末装置において、前記表示物は、文字、記号、絵柄、模様、及び色彩のうち少なくとも何れか一つからなることを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、ネットワークを通じて他の端末装置との間で、ユーザから指示されたメッセージの送受信を行うことが可能なメッセンジャー機能を有する複数の端末装置がネットワークを介して接続可能なサーバ装置であって、他の前記端末装置から1の前記端末装置に対するメッセージを中継するメッセージ中継手段と、各前記端末装置のユーザにより設定された、特定のユーザ及びこれに対応付けられた特定の表示態様を示す情報を、ユーザ毎に判別可能に記憶する記憶手段と、前記他の端末装置から前記1の端末装置に対するメッセージを受信したとき、当該他の端末装置のユーザが、前記1の端末装置のユーザにより設定された特定のユーザであるか否かを判別する特定ユーザ判別手段と、前記他の端末装置のユーザが前記特定のユーザである場合には、前記メッセージを受信したことをユーザに対して視認させるための表示物を当該特定のユーザに対応する特定の表示態様で表示させるための情報を前記1の端末装置に送信し、当該他の端末装置のユーザが前記特定のユーザでない場合には、前記表示物を前記特定の表示態様以外の複数の表示態様のうちランダムで決定された一つの表示態様で表示させるための情報を前記1の端末装置に送信する表示態様情報送信手段と、を備えることを特徴とする。
この発明によれば、当該サーバ装置経由で他の端末装置からのメッセージを受信した1の端末装置のユーザは、自ら選択した表示物の表示態様により、当該メッセージの送信者が特定のユーザであるか否かを即座に把握することができ、しかも、近くにいる者にその表示態様が見られても、メッセージの送信者が誰であるかが把握されることがないようにすることができる。
請求項8に記載の発明は、請求項7に記載のサーバ装置において、前記他の端末装置のユーザが前記特定のユーザでない場合には、前記特定の表示態様以外の複数の表示態様のうち一つの表示態様をランダムで決定する表示態様決定手段を更に備えることを特徴とする。
請求項9に記載の端末処理プログラムの発明は、請求項2乃至6の何れか一項に記載の端末装置として機能させることを特徴とする。
請求項10に記載のサーバ処理プログラムの発明は、請求項7又は8に記載のサーバ装置として機能させることを特徴とする。
請求項11に記載の発明は、ネットワークを通じて他の端末装置との間で、ユーザから指示されたメッセージの送受信を行うことが可能なメッセンジャー機能を有する端末装置における表示物表示方法であって、他の端末装置から送信されたメッセージを受信する受信工程と、当該メッセージを受信したとき、メッセージを受信したことをユーザに対して視認させるための表示物を、互いに異なる複数の表示態様のうちの何れか一つの表示態様で表示させる表示工程と、を備え、当該表示工程においては、前記メッセージを送信した前記他の端末装置のユーザが予め設定された特定のユーザである場合には、当該特定のユーザに対して予め設定された特定の表示態様で前記表示物を表示させ、当該他の端末装置のユーザが予め設定された特定のユーザでない場合には、前記特定の表示態様以外の複数の表示態様のうちランダムで決定された一つの表示態様で表示させることを特徴とする。
請求項12に記載の発明は、ネットワークを通じて他の端末装置との間で、ユーザから指示されたメッセージの送受信を行うことが可能なメッセンジャー機能を有する複数の端末装置がネットワークを介して接続可能なサーバ装置における表示態様情報送信方法であって、他の前記端末装置から1の前記端末装置に対するメッセージを中継する工程と、各前記端末装置のユーザにより設定された、特定のユーザ及びこれに対応付けられた特定の表示態様を示す情報を、ユーザ毎に判別可能に記憶する工程と、前記他の端末装置から前記1の端末装置に対するメッセージを受信したとき、当該他の端末装置のユーザが、前記1の端末装置のユーザにより設定された特定のユーザであるか否かを判別する工程と、前記他の端末装置のユーザが前記特定のユーザである場合には、前記メッセージを受信したことをユーザに対して視認させるための表示物を当該特定のユーザに対応する特定の表示態様で表示させるための情報を前記1の端末装置に送信し、当該他の端末装置のユーザが前記特定のユーザでない場合には、前記表示物を前記特定の表示態様以外の複数の表示態様のうちランダムで決定された一つの表示態様で表示させるための情報を前記1の端末装置に送信する工程と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、メッセージを受信した端末装置のユーザは、自ら選択した表示物の表示態様により、当該メッセージの送信者が特定のユーザであるか否かを即座に把握することができ、しかも、近くにいる者にその表示態様が見られても、メッセージの送信者が誰であるかが把握されることがないようにすることができる。
以下、図面を参照して本発明の最良の実施形態について詳細に説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、メッセージ送受信システムに対して本発明を適用した場合の実施形態である。
[1.メッセージ送受信システムの構成及び機能]
先ず、本実施形態に係るメッセージ送受信システムSの構成及び機能について、図1等を用いて説明する。
図1は、本実施形態に係るメッセージ送受信システムSの概要構成例を示す図である。
図1に示すように、メッセージ送受信システムSは、IM(インスタントメッセンジャー)サービス提供サーバSAと、インターネットやイントラネット等のネットワークNW(通信回線及びルーター等の中継機器等により構成される)を通じて他のユーザ端末UTmとの間でインスタントメッセージ(以下、単に、「メッセージ」という)の送受信を行うことが可能なインスタントメッセンジャー機能(以下、単に、「メッセンジャー」という)を有する複数のユーザ端末(端末装置の一例)UTm(m=1,2・・・k)と、を含んで構成されている。
なお、図1に示す例では、一つのIMサービス提供サーバSAを示しているが、当該IMサービス提供サーバSAは、複数のサーバ群(例えば、アプリケーションサーバ、プロキシサーバ、リダイレクトサーバ、レジストラ、及びロケーションサーバ等)から構成されるものであっても良い。
IMサービス提供サーバSAは、ネットワークNWに接続されており、固有のIP(Internet Protocol)アドレス(グローバルIPアドレス)が割り当てられている。一方、各ユーザ端末UTmは、例えばインターネットサービスプロバイダのサーバを通じてネットワークNWに接続可能になっており、当該ネットワークNWに接続する際、固有のIP(Internet Protocol)アドレス(例えばグローバルIPアドレス)が割り当てられるようになっている。ここで、IMサービス提供サーバSAの構成及び機能について、図2及び図3等を用いて説明する。
図2は、IMサービス提供サーバSAの概要構成の一例を示すブロック図であり、図3は、ユーザ情報データベース51における登録情報例を示す図である。
図2に示すように、IMサービス提供サーバSAは、操作部1、表示部2、通信部3、ドライブ部4、記憶部5、入出力インタフェース部6、及びシステム制御部7等を備えており、システム制御部7と入出力インタフェース部6とは、システムバス8を介して接続されている。
操作部1は、例えば、キーボード及びマウス等からなり、管理者等からの操作指示を受け付け、その指示内容を指示信号としてシステム制御部7に出力する。
表示部2は、例えば、CRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイ、液晶ディスプレイ等からなり、文字や画像等の情報を表示する。
通信部3は、ネットワークNWに接続してユーザ端末UTm等との通信状態を制御する。
ドライブ部4は、例えば、フレキシブルディスク、CD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disc)等のディスクDK(記録媒体)からデータ等を読み出す一方、当該ディスクDKに対してデータ等を記録する。
入出力インタフェース部6は、操作部1乃至記憶部5とシステム制御部7との間のインタフェース処理を行う。
記憶部5は、例えば、ハードディスクドライブ等からなり、オペレーティングシステム(O/S),各種プログラム及びデータ(ユーザ端末UTmに提供するデータを含む)等を記憶する。
また、記憶部5には、ユーザ端末UTmのユーザに関する情報を登録するためのユーザ情報データベース51が構築されている。
図3に示すユーザ情報データベース51における登録情報例では、ユーザ毎に、アドレス情報、ユーザID、パスワード、ニックネーム(スクリーンネームともいう、以下、「NN」と称する)、友だち登録しているメンバー(以下、「友録メンバー」という)のNN、及び夫々の友録メンバーに対して提示されるユーザの現在の状態を示すプレゼンス情報(状態情報)等が互いに対応付けられて登録されている。
ここで、ユーザID、パスワード、及びNNは、例えば各ユーザ端末UTmがIMサービス提供サーバSAに接続して、当該システムSの利用するための手続処理を経て登録される。また、ユーザID及びNNは、当該システムSにおいてユーザ毎に一意に与えられるものであり、他のユーザと重複しないように登録される。
また、アドレス情報には、例えば、ネットワークNWへのユーザ端末UTmの接続時に割り当てられたIPアドレス(現在のIPアドレス)等が含まれている。例えば、メッセンジャーが起動したユーザ端末UTmからのログイン(サインイン)要求(ユーザID及びパスワードを含む)に応じてログイン処理が実行され、ログインが許可された場合(つまり、ユーザID及びパスワードがユーザ情報データベース51に登録されている場合)、当該ユーザ端末UTmのアドレス情報がユーザ情報データベース51に登録される。
また、友録メンバーは、メッセージを交換する相手として互いに許可しあったユーザであり、ユーザ端末UTmからの友だち登録要求に応じて友録メンバーとなるユーザのNN(当該ユーザのユーザIDであっても良い)がユーザ情報データベース51に登録される。なお、ユーザ端末UTmが、ユーザが勤務する会社内で使用される場合、友録メンバーとしては、当該ユーザの単なる友だち等の他、会社内の関係者や取引先の関係者等が挙げられる。また、友録メンバーとして許可しあったユーザ同士の間では、お互いの状態表示を公開するようにすることができる。
また、各ユーザのプレゼンス情報は、友録メンバー毎に登録(例えば、ログインの際、若しくはユーザの状態の変更があった際に登録)されるようになっており、図3の例では、NN「aaaaa」であるユーザのプレゼンス情報に示される状態は、当該ユーザの全ての友録メンバー(つまり、NN「bbbbb」、NN「ccccc」、NN「ddddd」、NN「eeeee」、及びNN「ggggg」の夫々のユーザ)に対して「オンライン」となっている(これにより、全ての友録メンバーに対して「オンライン」の状態が提示(通知)されることになる)。
次に、システム制御部7は、CPU(Central Processing Unit)7a,ROM(Read Only Memory)7b,及びRAM(Random Access Memory)7c等を備えIMサービス提供サーバSA全体を統括制御するようになっている。そして、システム制御部7は、CPU7aが、ROM7bや記憶部5に記憶された各種プログラムを読み出し実行することにより、ユーザ端末UTmからのログイン要求に応じて認証処理等を実行すると共に、当該ログインを許可した際に、当該ユーザ端末UTmのユーザの友録メンバーのプレゼンス情報を、通信部3及びネットワークNW等を介して当該ユーザ端末UTmに送信(PUSH型配信)する。
また、このとき、システム制御部7は、当該ログインしたユーザのプレゼンス情報(例えば、「オンライン」を示す情報)を、当該ユーザの全ての友録メンバーのNNに対応付けてユーザ情報データベース51に登録すると共に、当該ユーザの友録メンバーのうちログインしている友録メンバーのユーザ端末UTmに対して送信(通知)するようになっている。なお、当該ユーザの友録メンバーのうちログインしていない友録メンバーのユーザ端末UTmに対しては、当該友録メンバーがログインしたときに送信する。また、当該ユーザ端末UTmが定期的にIMサービス提供サーバSAから上記ログインしたユーザのプレゼンス情報を取得するものであっても良い。
これにより、友録メンバーのプレゼンス情報が当該ユーザに対して、後述するメッセンジャー機能に係るメイン画面上で提示される。
また、システム制御部7は、ユーザ情報データベース51を用いて夫々のユーザのプレゼンス情報を管理しており、何れかのユーザの現在の状態の変更を検知したとき、当該ユーザの変更後の状態を示すプレゼンス情報を、ユーザ情報データベース51に変更登録すると共に、当該ユーザの友録メンバーのうちログインしている友録メンバーのユーザ端末UTmに対して、通信部3及びネットワークNW等を介して送信(PUSH型配信)するようになっている。
次に、ユーザ端末UTmの構成及び機能について、図4乃至図7等を用いて説明する。
図4は、ユーザ端末UTmの概要構成の一例を示すブロック図である。また、図5及び図7は、ユーザ端末UT2における表示画面例を示す図である。また、図6は、ユーザ端末UT1における表示画面例を示す図である。
図4に示すように、ユーザ端末UTmは、操作部11、表示部12、通信部13、ドライブ部14、記憶部15、入出力インタフェース部16、及びシステム制御部17等を備えており、システム制御部17と入出力インタフェース部16とは、システムバス18を介して接続されている。なお、操作部11、表示部12、通信部13、ドライブ部14、記憶部15、及び入出力インタフェース部16の構成は、上述したIMサービス提供サーバSAにおける操作部1、表示部2、通信部3、ドライブ部4、記憶部5、及び入出力インタフェース部6の構成と同様である。
システム制御部17は、CPU17aが、ROM17cや記憶部15に記憶された各種プログラム(本発明の端末処理プログラムを含む)を読み出し実行することにより、メッセンジャー機能を起動させ、本発明における表示制御手段、表示態様設定手段、特定ユーザ判別手段、及び表示態様決定手段等として機能するようになっている。
例えばユーザ端末UT2(その他のユーザ端末UTmでも同様)においてメッセンジャーが起動しログインした後、メッセンジャーが起動していることを示す例えば図5(A)に示すようなアイコン101aが表示部12上におけるツールバー101に表示されると共に、メイン画面100が表示部12上に表示され(開き)、更に、IMサービス提供サーバSAから送信された友録メンバーのプレゼンス情報及び友録メンバーのNN等が通信部13を介して受信される。
そして、図5(A)に示すようにメイン画面100における例えば状態表示部100aには、夫々の友録メンバーの状態を示すプレゼンス情報が当該友録メンバーのNNに対応付けられて表示される。これにより、ユーザ端末UT2のユーザは、自己の友録メンバーがユーザ端末UTm上でメッセージの入力指示を行うことが困難又は不可能な状態であることを把握することができる。このように状態表示部100aに表示されているプレゼンス情報は、IMサービス提供サーバSAから、後から受信された最新のプレゼンス情報に表示変更(書き換え)されるようになっている。
また、図5(A)に示すメイン画面100には、「最小化」ボタン100b、「設定」ボタン100c、「新規メンバーの登録」ボタン100d、メイン画面100を閉じるための「×」(閉じる)ボタン100e、ログアウトするための「ログアウト」ボタン100f、「チャット開始」ボタン100g、及び例えばSIPに基づくIP電話を行うための「通話開始」ボタン100hが、ユーザにより選択可能に設けられている。なお、「最小化」ボタン100bが指定された場合、メイン画面100は表示されなくなるが、ツールバー101におけるメイン画面100に対するアイコン101aの表示は継続される(つまり、メイン画面100が最小化される)。
このような表示状態において、当該ユーザが操作部11を操作して「新規メンバーの登録」ボタン100dを指定(例えば、マウスによりクリック)すると、新たに友だち登録するための新規メンバー登録画面(図示せず)が表示される。かかる新規メンバー登録画面において、当該ユーザは、操作部11を操作して新たに友だち登録したいユーザのNN等を指定してそのユーザのユーザ端末UTm(IPアドレス宛)、或いは電子メールアドレス宛にメッセージを交換する相手(友だち)に誘う旨の情報を送信することができ、これが送信先のユーザに許可された場合には、当該友だち登録を許可したユーザのNN等が記憶部15に保存され、且つ、当該友だち登録を許可したユーザのNN等を含む友だち登録要求がIMサービス提供サーバSAに送信されて、当該友だち登録要求をしたユーザ端末UT2のユーザのユーザIDに対応付けられてユーザ情報データベース51に登録(友だち登録)されることになる。
このように友だち登録することで、ユーザ端末UT2のユーザの友録メンバーが追加され、当該友録メンバーの状態が、当該ユーザ端末UT2のメイン画面100における状態表示部100aに表示されることになる(逆に、当該友録メンバー側においても、ユーザ端末UT2のユーザが友録メンバーとして登録されることになる)。
そして、当該ユーザが、自己の友録メンバーとメッセージの交換を行いたい場合、操作部11を操作してメッセージの交換を行いたいオンラインの状態にある友録メンバーのNNを状態表示部100aにて指定し、「チャット開始」ボタン100gを指定(例えば、マウスによりクリック、或いは、状態表示部100aにおける友録メンバーのNNをマウスによりダブルクリック)すると、図5(B)に示すようなチャットウインドウ画面102が表示部12上に表示される。
かかるチャットウンドウ画面102は、ユーザ端末UT2のユーザが、NN「aaaaa」であるユーザ(友録メンバー)とメッセージの交換を行うための画面であり、当該チャットウインドウ画面102には、送信メッセージ入力欄102a、「送信」ボタン102b、メッセージ出力欄102c、及びチャットウインドウ画面102を閉じるための「×」(閉じる)ボタン102d等が設けられている。
このような表示状態において、ユーザ端末UT2のユーザが操作部11を操作して送信メッセージ入力欄102aに所望のメッセージの内容(例えば比較的短い文書)を入力(例えば、キーボードにより入力)して、「送信」ボタン102bを指定(例えば、マウスによりクリック)すると、当該入力されたメッセージの内容がメッセージ出力欄102cに表示されると共に、当該入力されたメッセージが、ユーザ端末UT2からユーザ端末UT1に送信される。なお、「送信」ボタン102bの代わりに、キーボードの「Enter」キーを用いるようにしてもよい。具体的には、ユーザが、送信メッセージ入力欄102aに所望のメッセージを入力して、例えば、キーボードの「Enter」キーを選択することで、メッセージの送受信を開始するような構成としても良い。このように送信されるメッセージには、送信元のユーザのNN及び宛先のユーザのNNが含まれている。
なお、ユーザ端末UT2とユーザ端末UT1間のセッション確立及びメッセージの送信は、例えば、公知のSIP(Session Initiation Protocol)やJabberプロトコルに基づき行われるがこれについては公知であるのでこれ以上の詳しい説明を省略する。
一方、ユーザ端末UT1においては、ユーザ端末UT2から送信されたメッセージが受信されたとき、図6(A)に示すようなトースター画面103が表示(例えば、矢印GX方向に上がるように)されると共に、ツールバー101にトースター画面103に対するアイコン101cが表示される。なお、図6(A)の例では、メイン画面は最小化ボタンにより最小化され、ツールバー101に当該メイン画面に対するアイコン101aが表示されている。
このトースター画面103上、及びツールバー101におけるトースター画面103に対するアイコン101c上には、メッセージを受信したことをユーザに対して視認させるための表示物が表示される。この表示物は、文字、記号、絵柄(画像)、模様、及び色彩のうち少なくとも何れか一つからなり、図6(A)の例では、アルファベットの記号からなる。但し、この表示物は、メッセージの送信者の名称やNN等は含まれず、これ自体でメッセージの送信者を表さないような態様になっている。なお、ユーザからの指示に基づく設定により、当該表示物のオンオフ設定(つまり、シークレットモードのオンオフ設定)ができるようになっており、シークレットモードがオフ設定である場合には、従来と同様、トースター画面上にメッセージの送信者の例えばNNが表示されることになる。
そして、かかる表示物は、システム制御部17により、互いに異なる複数の表示態様のうちの何れか一つの表示態様で表示される。図6(A)の例では、A、B、C・・・というように互いに異なる複数の表示態様のうち、“D”という表示態様で、記号からなる表示物が表示されている。また、かかる表示物が色彩からなる場合、例えば、青、赤、黄・・・の表示態様のうち、何れか一つの例えば“青”の表示態様で表示される(例えば、図6に示す符号103aの区形状の枠内が青で塗り潰される)。ユーザ端末UT1のユーザは、このような表示物により、メッセージを受信したことを視認、把握し、当該メッセージの送信者とメッセージの交換をしたい場合、操作部11を操作してトースター画面103上における例えば上記表示物上を指定(例えば、マウスによりクリック)またはツールバー101に表示されている、上記トースター画面103(後にチャットウインドウ画面)に対するアイコン101cを指定すると、図6(B)に示すようなチャットウインドウ画面104が表示部12上に表示されることになる。
なお、図5の例では、ユーザ端末UT2においてシークレットモードがオフ設定になっているので、図5(B)に示すように、図6(B)とは異なり、ツールバー101に表示されている上記チャットウインドウ画面に対するアイコン101b上の表示物は友録メンバーのNNになっている。
ところで、各ユーザ端末UTmのシステム制御部17は、メッセージを送信したユーザ端末UTmのユーザが、予め設定された特定のユーザであるか否かを判別(例えばNNから判別)し、特定のユーザである場合には、当該特定のユーザに対して予め設定された特定の表示態様で表示物を表示させる一方、当該特定のユーザでない場合には、上記特定の表示態様以外の複数の表示態様のうち一つの表示態様をランダムで決定し、当該ランダムで決定した一つの表示態様で表示物を表示させるという特徴的な表示制御を行うようになっている。
ここで、特定のユーザとしては、例えば、各ユーザ端末UTmのユーザが、近くにいる者に知られたくないシークレット対象となるユーザが該当する。例えばユーザ端末UT2のユーザは、例えば図7に示すような特定ユーザ設定画面105上で、操作部11を操作して、友録メンバーのうちから上記特定のユーザのNNを一以上、入力部105aに入力すると共に、当該特定のユーザに対応付ける上記特定の表示態様(つまり、当該特定のユーザからのメッセージを受信した場合に表示される表示物の上記特定の表示態様)を、複数の表示態様(この例では、A〜J)から選択(この例は、“D”に対応するラジオボタン105bが選択)して登録ボタン105cを指定(例えば、マウスによりクリック)すると、システム制御部17は、当該ユーザからの指示にしたがって入力された特定のユーザ及びこれに対応付ける上記特定の表示態様を設定(以下、「シークレット表示設定」とう)、つまり、メッセージ受信時に参照する記憶部15におけるメモリの所定のアドレスに記憶するようになっている。また、こうして設定された特定のユーザ及びこれに対応付ける上記特定の表示態様は、IMサービス提供サーバSAに送信され、ユーザ情報データベース51にユーザIDに対応付けられて登録されることになる。
なお、友録メンバーのNNの一覧を表示させ、その中から選択されたNNが、特定のユーザのNNとして入力部105aに入力されるように構成しても良い。また、特定ユーザ設定画面105は、メイン画面100上における「設定」ボタン100cが指定されたときにプルダウン表示される各種設定項目のリストの中から、特定のユーザ設定項目が選択された場合に表示される。
図8は、A〜Jの表示態様のうちから表示用に選ばれる表示態様を示す概念図である。図8の例では、メッセージを送信したユーザ端末UTmのユーザが上記設定された特定のユーザである場合、当該特定のユーザに対してシークレット表示設定された特定の表示態様で表示物が表示される(つまり、記号が“D”として表示)一方、当該特定のユーザでない場合には、上記特定の表示態様(D)以外の複数の表示態様(A〜C、及びE〜J)のうち一つの表示態様がランダムで決定され、当該ランダムで決定された一つの表示態様で表示物が表示されることになる。
これにより、ユーザは、当該メッセージの送信者を、近くにいる者に把握されることなく、なおかつ、友録メンバーの中から自ら選択した特定の者(ユーザ)であるか否かを即座に把握することができる。
なお、上記表示物及びその表示態様は、例えば図7に示すような特定ユーザ設定画面105上で、ユーザが選択できるように構成しても良い。これにより、ユーザは、例えば、表示物として色彩を選択し、その表示態様として、青、赤、黄・・・の数種類選択したり、或いは、表示物として画像を選択し、その表示態様として、ユーザにより撮影された異なる数種類の写真画像を選択することができる。
[2.ユーザ端末UTmのメッセージ受信時の処理]
次に、図9を参照して、ユーザ端末UTmにおけるメッセージ受信時の処理について説明する。
図9は、ユーザ端末UTmのシステム制御部17におけるメッセージ受信時の処理を示すフローチャートである。
なお、以下の説明においては、あるユーザ端末UTmにおいてメッセンジャーが起動してログインが完了しているものとする。また、上述した特定のユーザ及びこれに対応付ける特定の表示態様が設定されているものとする。
あるユーザ端末UTmが、他のユーザ端末UTmから送信されてきたメッセージを受信すると、図9の処理が開始される。
図9に示すステップS1では、システム制御部17は、例えば、当該メッセージに含まれる送信元のユーザのNNと、上述したように設定された特定のユーザのNNとを比較することにより、当該メッセージを送信したユーザ端末UTmのユーザが、予め設定された特定のユーザであるか否かを判別する。
そして、システム制御部17は、メッセージを送信したユーザ端末UTmのユーザが、予め設定された特定のユーザである場合には(ステップS1:YES)、ステップS2に進み、当該特定のユーザでない場合には(ステップS1:NO)、ステップS3に進む。
ステップS2では、システム制御部17は、上記設定された特定のユーザに対応付けて設定された特定の表示態様で表示物を、例えばトースター画面上に表示させ、ステップS5に進む。
一方、ステップS3では、システム制御部17は、乱数を発生させ、上記特定の表示態様以外の複数の表示態様のうち一つの表示態様をランダムで決定する。そして、システム制御部17は、当該ランダムで決定した一つの表示態様で表示物を、例えばトースター画面上に表示させ(ステップS4)、ステップS5に進む。これにより、例えば、トースター画面103上、及びツールバー101におけるトースター画面103に対するアイコン101c上には、上記特定の表示態様(D)以外の複数の表示態様(A〜C、及びE〜J)のうち決定された表示態様である(C)が表示されることになる。
ステップS5では、システム制御部17は、トースター画面上における表示物が指定(例えば、マウスによりクリック)されたか否かを判別し、指定された場合には(ステップSS5:YES)、ステップS6に進み、指定されない場合には(ステップS5:NO)にステップS7に進む。
ステップS6では、メッセージ交換処理が実行される。このメッセージ交換処理では、上述した図6(B)に示すようなチャットウインドウ画面104が表示部12上に表示され、その後、メッセージの送受信処理が行われることになるが、詳細な説明は省略する。
ステップS7では、システム制御部17は、トースター画面の表示から所定時間(例えば、5秒)経過したか否かを判別し、経過していない場合には(ステップS7:NO)、ステップS5に戻り、経過した場合には(ステップS7:YES)、例えば、トースター画面の表示解除を行い、当該処理を終了する。なお、トースター画面の表示が解除された後も、当該トースター画面に対するアイコン(例えば図6(A)に示すアイコン101c)の表示は継続される(ただし、例えば図6(B)に示すチャットウインドウ画面104における「×」(閉じる)ボタン104aが指定されると消去される)。
なお、ツールバー上に表示されているトースター画面に対するアイコンがユーザにより指定されると、上記ステップS6に示すメッセージ交換処理が行われることになる。
以上説明したように、上記実施形態によれば、あるユーザ端末UTmのユーザがシークレット対象とする特定のユーザ及びこれに対応付ける表示態様を他の者に分からないように任意に選択、設定させておく。そして、当該ユーザ端末UTmが、他のユーザ端末UTmからのメッセージを受信したとき、当該メッセージを送信したユーザ端末UTmのユーザが、予め設定された特定のユーザであるか否かを判別し、特定のユーザである場合には、当該特定のユーザに対して予め設定された特定の表示態様で表示物を表示させる一方、当該特定のユーザでない場合には、上記特定の表示態様以外の複数の表示態様のうち一つの表示態様をランダムで決定し、当該ランダムで決定した一つの表示態様で表示物を表示させるように構成したので、当該メッセージを受信したユーザ端末UTmのユーザは、自ら選択した表示物の表示態様により、当該メッセージの送信者がシークレット対象である特定のユーザであるか否かを即座に把握することができ、しかも、近くにいる者にその表示態様が見られても、メッセージの送信者が誰であるかが把握されることがないようにすることができる。つまり、表示物の表示態様が特定のユーザに対応するものであっても、近くにいる者にとっては、それが複数の表示態様のうちのランダムで決定された表示態様にすぎず、メッセージの送信者を把握することができないのである。
また、特定のユーザ及びこれに対応付ける特定の表示態様を、各ユーザ端末UTmのユーザが任意に選択し設定できるようになっているので、当該シークレットモードの利便性を向上させることができる。
なお、上記実施形態においては、メッセージを受信したユーザ端末UTmのシステム制御部17が、本発明における特定ユーザ判別手段及び表示態様決定手段として機能する場合について説明したが、別の例として、IMサービス提供サーバSAのシステム制御部7が、本発明のサーバ処理プログラムを実行することで本発明における特定ユーザ判別手段等として機能するように構成しても良い。この構成の場合、IMサービス提供サーバSAにおけるユーザ情報データベース51には、上述したように設定された特定のユーザ及びこれに対応付ける上記特定の表示態様がユーザIDに対応付けて登録されるようになっており、少なくとも最初の上記メッセージはIMサービス提供サーバSAを中継する。つまり、IMサービス提供サーバSAにおけるシステム制御部7は、他のユーザ端末UTmから1のユーザ端末UTmに対するメッセージを中継するメッセージ中継手段として機能する。
そして、IMサービス提供サーバSAのシステム制御部7は、例えばユーザ端末UT2からユーザ端末UT1に対する(宛ての)メッセージを受信したとき、当該メッセージを送信したユーザ端末UT2のユーザが、ユーザ端末UT1のユーザにより設定された特定のユーザであるか否かを判別し、特定のユーザである場合には、上記表示物を当該特定のユーザに対応する特定の表示態様で表示させるための情報(当該特定の表示態様で表された表示物自体を含めても良いし、特定の表示態様で表された表示物自体は含めずこれを表示させる指令を含めるようにしても良い)を当該メッセージに付加してユーザ端末UT1に送信(PUSH配信)し、そのトースター画面を例えば図6(A)に示すように表示させる。一方、メッセージを送信したユーザ端末UT2のユーザが、特定のユーザでない場合には、IMサービス提供サーバSAのシステム制御部7は、表示態様決定手段として、上記特定の表示態様以外の複数の表示態様のうち一つの表示態様をランダムで決定し、当該ランダムで決定した一つの表示態様で表示させるための情報(当該表示態様で表された表示物自体を含めても良いし、当該表示態様で表された表示物自体は含めずこれを表示させる指令を含めるようにしても良い)を当該メッセージに付加してユーザ端末UT1に送信(PUSH配信)し、そのトースター画面を表示させる。このように構成すれば、IMサービス提供サーバSAが、各ユーザ端末UTmにおいて設定された特定のユーザ及びこれに対応付ける上記特定の表示態様を一括管理でき、ユーザ端末UTm側で管理する必要はなくなるので効率的である。
なお、上記において、IMサービス提供サーバSAのシステム制御部7が特定のユーザでないと判断した場合に、当該システム制御部7は表示態様決定手段としての処理は行わず、ユーザ端末UT1に対して、上記表示物を特定の表示態様以外の複数の表示態様のうちランダムで決定された一つの表示態様で表示させるための情報として当該ランダム決定をさせる指令を送信するようにしても良い。この場合、当該指令を受信したユーザ端末UT1は、上記特定の表示態様以外の複数の表示態様のうち一つの表示態様をランダムで決定し、当該ランダムで決定した一つの表示態様で表示物を表示することになる。
本実施形態に係るメッセージ送受信システムSの概要構成例を示す図である。 IMサービス提供サーバSAの概要構成の一例を示すブロック図である。 ユーザ情報データベース51における登録情報例を示す図である。 ユーザ端末UTmの概要構成の一例を示すブロック図である。 ユーザ端末UT2における表示画面例を示す図である。 ユーザ端末UT1における表示画面例を示す図である。 ユーザ端末UT2における表示画面例を示す図である。 A〜Jの表示態様のうちから表示用に選ばれる表示態様を示す概念図である。 ユーザ端末UTmのシステム制御部17におけるメッセージ受信時の処理を示すフローチャートである。
符号の説明
1,11 操作部
2,12 表示部
3,13 通信部
4,14 ドライブ部
5,15 記憶部
6,16 入出力インタフェース部
7,17 システム制御部
8,18 システムバス
51 ユーザ情報データベース
SA IMサービス提供サーバ
UTm ユーザ端末
S メッセージ送受信システム
NW ネットワーク

Claims (12)

  1. ネットワークを通じて他の端末装置との間で、ユーザから指示されたメッセージの送受信を行うことが可能なメッセンジャー機能を有する複数の端末装置を備えるメッセージ送受信システムにおいて、
    夫々の前記端末装置は、
    他の端末装置から送信されたメッセージを受信したとき、メッセージを受信したことをユーザに対して視認させるための表示物を、互いに異なる複数の表示態様のうちの何れか一つの表示態様で表示させる表示制御手段を備え、
    当該表示制御手段は、
    前記メッセージを送信した前記他の端末装置のユーザが予め設定された特定のユーザである場合には、当該特定のユーザに対して予め設定された特定の表示態様で前記表示物を表示させ、当該他の端末装置のユーザが予め設定された特定のユーザでない場合には、前記特定の表示態様以外の複数の表示態様のうちランダムで決定された一つの表示態様で表示させることを特徴とするメッセージ送受信システム。
  2. ネットワークを通じて他の端末装置との間で、ユーザから指示されたメッセージの送受信を行うことが可能なメッセンジャー機能を有する端末装置であって、
    他の端末装置から送信されたメッセージを受信したとき、メッセージを受信したことをユーザに対して視認させるための表示物を、互いに異なる複数の表示態様のうちの何れか一つの表示態様で表示させる表示制御手段を備え、
    当該表示制御手段は、
    前記メッセージを送信した前記他の端末装置のユーザが予め設定された特定のユーザである場合には、当該特定のユーザに対して予め設定された特定の表示態様で前記表示物を表示させ、当該他の端末装置のユーザが予め設定された特定のユーザでない場合には、前記特定の表示態様以外の複数の表示態様のうちランダムで決定された一つの表示態様で表示させることを特徴とする端末装置。
  3. 請求項2に記載の端末装置において、
    前記特定のユーザ及びこれに対応付ける前記特定の表示態様を、当該端末装置のユーザからの指示にしたがって設定する表示態様設定手段を更に備えることを特徴とする端末装置。
  4. 請求項2又は3に記載の端末装置において、
    前記メッセージを送信した前記他の端末装置のユーザが予め設定された特定のユーザであるか否かを判別する特定ユーザ判別手段を更に備えることを特徴とする端末装置。
  5. 請求項2乃至4の何れか一項に記載の端末装置において、
    前記他の端末装置のユーザが予め設定された特定のユーザでない場合には、前記特定の表示態様以外の複数の表示態様のうち一つの表示態様をランダムで決定する表示態様決定手段を更に備えることを特徴とする端末装置。
  6. 請求項2乃至5の何れか一項に記載の端末装置において、
    前記表示物は、文字、記号、絵柄、模様、及び色彩のうち少なくとも何れか一つからなることを特徴とする端末装置。
  7. ネットワークを通じて他の端末装置との間で、ユーザから指示されたメッセージの送受信を行うことが可能なメッセンジャー機能を有する複数の端末装置がネットワークを介して接続可能なサーバ装置であって、
    他の前記端末装置から1の前記端末装置に対するメッセージを中継するメッセージ中継手段と、
    各前記端末装置のユーザにより設定された、特定のユーザ及びこれに対応付けられた特定の表示態様を示す情報を、ユーザ毎に判別可能に記憶する記憶手段と、
    前記他の端末装置から前記1の端末装置に対するメッセージを受信したとき、当該他の端末装置のユーザが、前記1の端末装置のユーザにより設定された特定のユーザであるか否かを判別する特定ユーザ判別手段と、
    前記他の端末装置のユーザが前記特定のユーザである場合には、前記メッセージを受信したことをユーザに対して視認させるための表示物を当該特定のユーザに対応する特定の表示態様で表示させるための情報を前記1の端末装置に送信し、当該他の端末装置のユーザが前記特定のユーザでない場合には、前記表示物を前記特定の表示態様以外の複数の表示態様のうちランダムで決定された一つの表示態様で表示させるための情報を前記1の端末装置に送信する表示態様情報送信手段と、
    を備えることを特徴とするサーバ装置。
  8. 請求項7に記載のサーバ装置において、
    前記他の端末装置のユーザが前記特定のユーザでない場合には、前記特定の表示態様以外の複数の表示態様のうち一つの表示態様をランダムで決定する表示態様決定手段を更に備えることを特徴とするサーバ装置。
  9. 請求項2乃至6の何れか一項に記載の端末装置として機能させることを特徴とする端末処理プログラム。
  10. 請求項7又は8に記載のサーバ装置として機能させることを特徴とするサーバ処理プログラム。
  11. ネットワークを通じて他の端末装置との間で、ユーザから指示されたメッセージの送受信を行うことが可能なメッセンジャー機能を有する端末装置における表示物表示方法であって、
    他の端末装置から送信されたメッセージを受信する受信工程と、
    当該メッセージを受信したとき、メッセージを受信したことをユーザに対して視認させるための表示物を、互いに異なる複数の表示態様のうちの何れか一つの表示態様で表示させる表示工程と、
    を備え、
    当該表示工程においては、
    前記メッセージを送信した前記他の端末装置のユーザが予め設定された特定のユーザである場合には、当該特定のユーザに対して予め設定された特定の表示態様で前記表示物を表示させ、当該他の端末装置のユーザが予め設定された特定のユーザでない場合には、前記特定の表示態様以外の複数の表示態様のうちランダムで決定された一つの表示態様で表示させることを特徴とする表示物表示方法。
  12. ネットワークを通じて他の端末装置との間で、ユーザから指示されたメッセージの送受信を行うことが可能なメッセンジャー機能を有する複数の端末装置がネットワークを介して接続可能なサーバ装置における表示態様情報送信方法であって、
    他の前記端末装置から1の前記端末装置に対するメッセージを中継する工程と、
    各前記端末装置のユーザにより設定された、特定のユーザ及びこれに対応付けられた特定の表示態様を示す情報を、ユーザ毎に判別可能に記憶する工程と、
    前記他の端末装置から前記1の端末装置に対するメッセージを受信したとき、当該他の端末装置のユーザが、前記1の端末装置のユーザにより設定された特定のユーザであるか否かを判別する工程と、
    前記他の端末装置のユーザが前記特定のユーザである場合には、前記メッセージを受信したことをユーザに対して視認させるための表示物を当該特定のユーザに対応する特定の表示態様で表示させるための情報を前記1の端末装置に送信し、当該他の端末装置のユーザが前記特定のユーザでない場合には、前記表示物を前記特定の表示態様以外の複数の表示態様のうちランダムで決定された一つの表示態様で表示させるための情報を前記1の端末装置に送信する工程と、
    を備えることを特徴とする表示態様情報送信方法。
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