JP4885633B2 - 送信装置およびそれを利用した伝送装置ならびに電子機器 - Google Patents

送信装置およびそれを利用した伝送装置ならびに電子機器 Download PDF

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Description

本発明は、送信装置およびそれを利用した伝送装置に関する。特に、電流を信号伝送手段とした信号送信技術に関する。
電子機器は、一般的に中央処理装置や半導体集積回路等の複数の回路によって構成されており、例えば、携帯電話は、通信回路、ディスプレイ、撮影装置によって構成されている。電子機器を構成する回路はそれぞれの回路に応じた処理、例えば通信回路は通信処理を実行し、ディスプレイは所定の情報を表示し、撮影装置は撮影処理を実行する。さらに、これらの回路は別の回路との間で信号の伝送処理も実行する。例えば、撮影装置は、撮影した画像データを通信回路に伝送する。従来は、回路間での信号伝送手段に電源電圧とグランドとの間で値が変動する電圧を使用していた。しかしながら、回路の動作速度の高速化や中央処理装置で処理すべき信号の大容量化によって、回路間の信号の伝送処理を高速化するにあたって、電圧での信号伝送には以下のような課題があった。
一般的に、回路間の差動信号線は容量を有しており、電圧の変化によって当該容量に応じた電荷が充放電される、そのため、電圧で信号を伝送すれば、容量に応じた電荷の充放電のための時間が長くなる。その結果、信号の立ち上がり時間と立ち下り時間が長くなって、信号伝送の高速化が困難になる。これを解決するために、電圧で信号を伝送する代わりに、電流で信号を伝送する信号伝送技術が提案されている(例えば、特許文献1、2参照)。
特開2005−64589号公報 特開2005−64590号公報
電流で信号を伝送すれば、電圧で信号を伝送する場合のごとく、有意な電位差を生成する必要がないため、充放電すべき電荷量が小さくなり、高速な信号伝送が可能になる。しかしながら、電流による信号伝送をさらに高速化するためには、電流による信号伝送で発生する電圧の変動をさらに小さくする方が好ましい。
一方、携帯電話、特に筐体がディスプレイや撮影装置を含んだ部分と、通信回路を含んだ部分に分離されており、それらの部分が折りたためる構造の携帯電話の場合、差動信号線は可動機構部を挟むような配置にデザインされる。撮影装置の高精度化等によって、伝送すべきデータ量が増加すれば、それに応じて差動信号線の配線本数も増加する傾向にあるが、可動機構部が折りたたみや回転などの動作をする場合、可動機構部での差動信号線の配置の自由度を考慮すれば、配線本数を少なくすべきである。さらに、一般的に差動信号線の配線本数が少なくなれば、可動機構部の複雑な動作に対する信頼性も高まる。差動信号線の配線本数を少なくすれば、ひとつの差動信号線あたりの信号伝送の高速化が望まれる。
本発明者はこうした状況を認識して、本発明をなしたものであり、その目的は差動信号線での電圧信号の変動を小さくし、高速なデータ伝送を可能にした送信装置およびそれを利用した伝送装置を提供することである。
本発明のある態様によれば、送信すべき差動信号を、第1、第2出力端子を介して、電流信号として送信する送信装置が提供される。この送信装置は、電位が固定された固定電圧端子と第1出力端子との間に直列に接続された第1スイッチングトランジスタおよび第1出力トランジスタと、固定電圧端子と第2出力端子との間に直列に接続された第2スイッチングトランジスタおよび第2出力トランジスタと、第1、第2スイッチングトランジスタとそれぞれ並列に設けられ、所定のバイアス電流を生成する第1、第2バイアストランジスタと、を備える。送信すべき差動信号のペアを、それぞれ第1、第2スイッチングトランジスタの制御端子に入力するとともに、第1、第2出力トランジスタの制御端子を、所定の第1電圧にバイアスする。
この態様によると、第1、第2出力トランジスタには、差動信号の状態にかかわらず、少なくとも所定のバイアス電流が流れるため、これらのトランジスタがリーク状態で動作することがなくなり、その結果、スイッチング速度を上げることができ、伝送速度を改善することができる。さらに、第1、第2出力トランジスタは、所定のバイアス電流でバイアスされているため、第1、第2出力トランジスタと第1、第2スイッチングトランジスタとの接続点の電圧振幅を小さくすることができ、結果として、スイッチング速度を上げることが可能となる。
ある態様において、伝送装置は、第1、第2出力トランジスタの制御端子を、所定の第1電圧にバイアスするための第1バイアス回路をさらに備えてもよい。第1バイアス回路は、第1、第2出力トランジスタと制御端子が共通に接続された第1トランジスタと、第1トランジスタの経路上に、一端が固定電圧端子に接続された第2トランジスタと、を含み、第1、第2トランジスタを含む経路に、所定の第1バイアス電流を供給してもよい。
この態様によれば、第1出力トランジスタと第1バイアストランジスタのペア、第2出力トランジスタと、第2バイアストランジスタのペア、第1トランジスタと第2トランジスタのペアが、同様に構成されることになる。
ある態様において、伝送装置は、第1、第2バイアストランジスタの制御端子を、所定の第2電圧にバイアスするための第2バイアス回路をさらに備えてもよい。第2バイアス回路は、第1、第2バイアストランジスタと制御端子が共通に接続された第3トランジスタを含み、第3トランジスタを含む経路に、所定の第2バイアス電流を供給してもよい。
この場合、第3トランジスタに所定の第2バイアス電流が流れることにより、安定した第2電圧を生成することができる。
第2バイアス回路は、第3トランジスタと同一の経路上に直列に設けられ、その制御端子が所定の第1電圧でバイアスされた第4トランジスタをさらに含んでもよい。
この場合、第3トランジスタと第4トランジスタの接続点の電位を、第1スイッチングトランジスタと第1出力トランジスタの接続点、第2スイッチングトランジスタと第2出力トランジスタの接続点の電位に揃えることができ、第2電圧を適切に生成することができる。
第1トランジスタと、第1、第2出力トランジスタのサイズ比を1:M(Mは正の実数)、第3トランジスタと、第1、第2バイアストランジスタのサイズ比を1:N(Nは正の実数)、第1、第2バイアス電流の電流値の比をx:yとするとき、xM/yNを、2倍から10倍の範囲に設定してもよい。
固定電圧端子は、接地端子であり、全てのトランジスタをNチャンネルMOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)で構成してもよい。
送信装置は、ひとつの半導体基板上に一体集積化されてもよい。「一体集積化」とは、回路の構成要素のすべてが半導体基板上に形成される場合や、回路の主要構成要素が一体集積化される場合が含まれ、回路定数の調節用に一部の抵抗やキャパシタなどが半導体基板の外部に設けられていてもよい。送信装置を1つのLSIとして集積化することにより、回路面積を削減することができるとともに、回路素子の特性を均一に保つことができる。
本発明の別の態様によれば、伝送装置が提供される。この伝送装置は、上述のいずれかの態様の送信装置と、この送信装置の第1、第2出力端子に接続される差動信号線と、誘う信号線に流れる電流を電圧に変換し、増幅する受信装置と、を備える。
この態様によれば、高速な信号伝送が可能となる。
本発明のさらに別の態様によれば、電子機器が提供される。この電子機器は、上述の伝送装置を備え、差動信号線を、本機器の可動部分に配置することを特徴とする。
なお、以上の構成要素の任意の組合せや本発明の構成要素や表現を、方法、装置、システムなどの間で相互に置換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明のある態様の送信装置によれば、高速なデータ伝送が可能となる。
以下、本発明を好適な実施の形態をもとに図面を参照しながら説明する。各図面に示される同一または同等の構成要素、部材、処理には、同一の符号を付するものとし、適宜重複した説明は省略する。また、実施の形態は、発明を限定するものではなく例示であって、実施の形態に記述されるすべての特徴やその組み合わせは、必ずしも発明の本質的なものであるとは限らない。また、本明細書において、「部材Aと部材Bが接続される」とは、部材Aと部材Bが物理的に直接的に接続される場合や、部材Aと部材Bが、電気的な接続状態に影響を及ぼさない他の部材を介して間接的に接続される場合も含む。
本実施の形態は、携帯電話のカメラと通信回路のようなひとつの電子機器に含まれた複数の回路において、それらの回路間で信号を伝送するための信号伝送技術に関し、特に差動信号を伝送する技術に関する。携帯電話の製造メーカは、本実施の形態を使用して差動信号線の配線本数を少なくしたうえで、携帯電話を構成する基板上の差動信号線の配置をデザインできる。特に、配線本数の低減が要求される箇所としては、電子機器の可動部、たとえば折り畳み型携帯電話のヒンジ部が挙げられる。
本実施の形態にかかる送信装置は、ふたつのスイッチングトランジスタによって、送信すべき差動信号を差動の電流信号に変換し、電流信号を差動信号線に出力する。受信装置は、差動信号線により伝送される差動信号を受信し、差動信号に含まれた電流信号を抵抗回路で電圧信号にそれぞれ変換した後、差動信号である電圧信号から、グランドのような絶対的な電圧を基準にした電圧信号に変換して出力する。
差動信号の高速化を目的として、差動信号に含まれた電圧信号の変動を小さくするために、送信装置は、前述の差動信号に加えて、差動信号線に定常的にバイアス電流を流す。その結果、受信装置に含まれた後述のトランジスタの動作領域を電圧変動の小さい領域に変更できる。受信装置は、差動信号の入力端子と抵抗回路の間にトランジスタのソースとドレインを接続し、当該トランジスタによって、差動信号をクランプするため、差動信号に含まれた電圧信号の変動を小さくできる。以下、本実施の形態に係る送信装置100および伝送装置1000の構成について詳細に説明する。
図1は、実施の形態に係る送信装置100の構成を示す回路図である。送信装置100には、図示しないブロックから出力された伝送すべき差動信号Sin+、Sin−が、電圧信号として入力されている。この送信装置100は、差動信号Sin+、Sin−を、電流信号に変換し、差動信号Sout+、Sout−を、第1、第2出力端子T1、T2から出力する。
送信装置100は、第1出力トランジスタMo1、第2出力トランジスタMo2、第1スイッチングトランジスタMsw1、第2スイッチングトランジスタMsw2、第1バイアストランジスタMb1、第2バイアストランジスタMb2、第1バイアス回路12、第2バイアス回路14を備える。
第1出力トランジスタMo1、第1スイッチングトランジスタMsw1は、いずれもNチャンネルMOSFETであって、電位が固定された固定電圧端子である接地端子GNDと、第1出力端子T1との間に直列に接続される。すなわち、第1スイッチングトランジスタMsw1のソースは接地され、第1出力トランジスタMo1のドレインは第1出力端子T1に接続され、第1スイッチングトランジスタMsw1のドレインと第1出力トランジスタMo1のソースが接続されている。
第2出力トランジスタMo2、第2スイッチングトランジスタMsw2も、いずれもNチャンネルMOSFETであって、接地端子GNDと第2出力端子T2との間に直列に接続される。
第1バイアストランジスタMb1は、第1スイッチングトランジスタMsw1と同型のNチャンネルMOSFETであって、第1スイッチングトランジスタMsw1と並列に設けられる。具体的には、第1バイアストランジスタMb1のソースは接地され、そのドレインは、第1出力トランジスタMo1のソースおよび第1スイッチングトランジスタMsw1のドレインと接続される。
第2バイアストランジスタMb2は、第2スイッチングトランジスタMsw2と同型の、すなわち、NチャンネルMOSFETであり、第2スイッチングトランジスタMsw2と並列に設けられる。
送信すべき差動信号のペアSin+、Sin−は、第1スイッチングトランジスタMsw1、第2スイッチングトランジスタMsw2の制御端子、すなわちゲートにそれぞれ入力される。さらに、図1の送信装置100では、第1トランジスタM1、第2トランジスタM2の制御端子、すなわちゲートは、所定の第1電圧Vbias1にバイアスされる。
第1バイアス回路12は、第1出力トランジスタMo1、第2出力トランジスタMo2のゲートを、第1電圧Vbias1にバイアスするための回路である。この第1バイアス回路12は、第1トランジスタM1、第2トランジスタM2を含む。第1トランジスタM1は、第1出力トランジスタMo1、第2出力トランジスタMo2と同型の、NチャンネルMOSFETであって、そのゲートは、第1出力トランジスタMo1、第2出力トランジスタMo2のゲートと共通に接続される。
また、第2トランジスタM2は、第1スイッチングトランジスタMsw1、第2スイッチングトランジスタMsw2と同型のNチャンネルMOSFETであって、第1トランジスタM1と同一経路上に、ドレインが接地されて設けられる。第2トランジスタM2のゲートは、ある固定電圧(たとえば電源電圧)でバイアスされており、第1トランジスタM1のゲートは、第1トランジスタM1のドレインとも接続される。
第1バイアス回路12において、第1トランジスタM1、第2トランジスタM2を含む経路には、所定の第1バイアス電流Ibias1が供給される。第1トランジスタM1、第1出力トランジスタMo1、第2トランジスタM2はカレントミラー形式で接続されており、そのサイズ比を1:Mとする。ここでMは正の実数である。第1トランジスタM1に第1バイアス電流Ibias1が流れることにより、第1出力トランジスタMo1、第2出力トランジスタMo2には、最大でIbias1×Mの電流が流れることになる。以下、Ibias1×Mで与えられる電流を、最大駆動電流Imaxともいう。
第2バイアス回路14は、第1バイアストランジスタMb1、第2バイアストランジスタMb2のゲートを、所定の第2電圧Vbias2にバイアスするために設けられる。第2バイアス回路14は、第3トランジスタM3、第4トランジスタM4を含む。
第3トランジスタM3は、第1バイアストランジスタMb1、第2バイアストランジスタMb2と同型の、NチャンネルMOSFETであって、そのゲートは、第1バイアストランジスタMb1、第2バイアストランジスタMb2のゲートと共通に接続され、そのドレインは接地される。この第3トランジスタM3には、所定の第2バイアス電流Ibias2が供給されており、第3トランジスタM3のゲートは、第2バイアス電流Ibiasの経路上の点であって、第3トランジスタM3のドレイン側に位置する点と接続される。第2バイアス回路14は、第3トランジスタM3のゲートに現れる電圧を、所定の第2電圧Vbias2として、第1バイアストランジスタMb1、第2バイアストランジスタMb2のゲートに供給する。
第3トランジスタM3、第1バイアストランジスタMb1、第2バイアストランジスタMb2はカレントミラー形式で接続されており、そのサイズ比を1:Nとする。ここでNは正の実数である。第3トランジスタM3に第2バイアス電流Ibias2が流れることにより、第1バイアストランジスタMb1、第2バイアストランジスタMb2には、Ibias2×Nの電流が流れることになる。以下、Ibias2×Nで与えられる電流を、最小電流Iminともいう。
第4トランジスタM4は、第1トランジスタM1と同型のNチャンネルMOSFETであり、第3トランジスタM3と同一の経路上に直列に設けられ、そのゲートは、第1電圧Vbias1でバイアスされる。すなわち、第4トランジスタM4のゲートは、第1トランジスタM1、第1出力トランジスタMo1、第2出力トランジスタMo2と共通に接続されている。第3トランジスタM3のドレインは、第4トランジスタM4のソースと接続され、第3トランジスタM3のゲートは、第4トランジスタM4のドレインと接続されている。第4トランジスタM4を設けない構成としてもよいが、第4トランジスタM4を設けることにより、第3トランジスタM3と第4トランジスタM4の接続点の電位を、第1スイッチングトランジスタMsw1と第1出力トランジスタMo1の接続点、第2スイッチングトランジスタMsw2と第2出力トランジスタMo2の接続点の電位に揃えることができ、第2電圧Vbias2を適切に生成することができる。
本実施の形態に係る送信装置100に使用されるトランジスタは、すべてNチャンネルMOSFETで構成される。NチャンネルMOSFETのみで構成することにより、回路設計が容易となる。ただし、一部のトランジスタをPチャンネルMOSFETを用いて構成可能なことは、当業者には当然に理解されるところである。
図2は、図1の送信装置100および受信装置200を備える伝送装置1000全体の構成を示す回路図である。送信装置100と受信装置200は、差動信号線150p、150nを介して接続されている。図2では、送信装置100は簡略化して示される。
受信装置200の第1入力端子T3、第2入力端子T4は、送信装置100の第1出力端子T1、第2出力端子T2と、差動信号線150p、150nを介して接続されている。受信装置200は、第5トランジスタM5〜第8トランジスタM8、第1抵抗R1、第2抵抗R2、差動アンプAMP1を備える。第5トランジスタM5、第6トランジスタM6は、NチャンネルMOSFETであり、それぞれのソースが、第1入力端子T3、第2入力端子T4と接続される。第7トランジスタM7、第1抵抗R1、第5トランジスタM5は、所定の固定電圧である電源電圧Vddが印加される電源端子T5から、第1入力端子T3に至る経路に、直列に接続されている。第7トランジスタM7はPチャンネルMOSFETであって、そのゲートは、固定電圧である接地電圧が印加される。第7トランジスタM7のゲートには、電源電圧に応じて変化する電圧が印加されていてもよい。
第8トランジスタM8、第2抵抗R2、第6トランジスタM6は、それぞれ、第7トランジスタM7、第1抵抗R1、第5トランジスタM5に対応する素子であり、電源端子T5と、第2入力端子T4の間に直列に接続される。
第5トランジスタM5のゲートは、第2抵抗R2と第8トランジスタM8の接続点の電圧でバイアスされ、第6トランジスタM6のゲートは、第1抵抗R1と第7トランジスタM7の接続点の電圧でバイアスされる。このように、たすきがけによりバイアスを与えることにより、差動信号線150p、150nに流れる電流に応じて、第5トランジスタM5、第6トランジスタM6のバイアス状態を調節することができ、第1入力端子T3、第2入力端子T4の電圧変動を抑制することができる。
差動アンプAMP1は、第1抵抗R1と第5トランジスタM5との接続点の電圧Vx1、第2抵抗R2と第6トランジスタM6との接続点の電圧Vx2の差電圧を増幅し、受信した差動信号を、シングルエンドの信号OUTに変換する。
なお、図2の受信装置200は一例として示したものであって、その回路構成が限定されるものではない。たとえば、もっとも簡易な構成としては、第1抵抗R1、第2抵抗R2と差動アンプAMP1のみで構成してもよい。
以上のように構成された送信装置100および伝送装置1000全体の動作を説明する。
第1出力トランジスタMo1には、第1バイアストランジスタMb1に流れる最小電流Iminと、第1スイッチングトランジスタMsw1に流れる電流の合計が流れる。同様に、第2出力トランジスタMo2には、第2バイアストランジスタMb2に流れる最小電流Iminと、第2スイッチングトランジスタMsw2に流れる電流の合計が流れる。
第1スイッチングトランジスタMsw1、第2スイッチングトランジスタMsw2は、差動信号Sin+、Sin−に応じて、オンオフする。第1バイアストランジスタMb1、第2バイアストランジスタMb2は常時オンであり、差動信号Sin+、Sin−の状態にかかわらず、それぞれには、Imin=Ibias2×Nの電流が流れている。したがって、第1スイッチングトランジスタMsw1がオフの状態では、第1出力トランジスタMo1には、最小電流Imin=bias2×Nの電流が流れる。
差動信号Sin+がハイレベルとなり、第1スイッチングトランジスタMsw1がオンすると、第1出力トランジスタMo1にフルに電流が流れる。第1出力トランジスタMo1は、第1トランジスタM1とカレントミラー形式で接続されているから、この状態で、最大駆動電流Imax=Ibias1×Mの電流が流れる。
同様に、第2出力トランジスタMo2には、第2スイッチングトランジスタMsw2がオフの状態で、Imin=Ibias2×Nの電流が流れ、第2スイッチングトランジスタMsw2がオンの状態で、Imax=Ibias1×Mの電流が流れる。
一例として、Ibias1=Ibias2=100μA、M=10、N=2とすると、第1出力トランジスタMo1、第2出力トランジスタMo2には、Imax=1000μAまたはImin=200μAの電流が流れ、この電流が、第1出力端子T1、第2出力端子T2を介して、差動信号Sout+、Sout−として出力される。
第1バイアス電流Ibias1と、第2バイアス電流Ibias2の電流値の比をx:yとするとき、xM/yNを、すなわち、最大駆動電流Imaxと最小電流Iminの比を、2倍から10倍の範囲に設定するのが望ましい。上記の例では、xM/yNは、5倍に設定される。また、第1出力トランジスタMo1、第2出力トランジスタMo2に常時流れるバイアス電流Ibias2×Nは、後述する受信装置200側の、同一の電流経路上のトランジスタが、飽和領域(定電流領域)にて動作するように設定するのが望ましい。
受信装置200は、差動信号線150pに1000μA、差動信号線150nに200μAの電流が流れるとき、第1抵抗R1での電圧降下が大きく、第2抵抗R2での電圧降下が小さくなり、第5トランジスタM5のドレイン電圧は低く、第6トランジスタM6のドレイン電圧は高くなる。その結果、差動アンプAMP1からは、ローレベルの信号が出力される。逆に、差動信号線150pに200μA、差動信号線150nに1000μAの電流が流れるとき、第1抵抗R1での電圧降下が小さく、第2抵抗R2での電圧降下が大きくなり、第5トランジスタM5のドレイン電圧は高く、第6トランジスタM6のドレイン電圧は低くなる。その結果、差動アンプAMP1からは、ハイレベルの信号が出力される。このようにして、受信装置200は、送信装置100から電流信号として出力された差動信号Sout+、Sout−を、電圧変換するとともに差動増幅して出力する。
本実施の形態に係る送信装置100および受信装置200によれば、以下の効果を得ることができる。
すなわち、図1の送信装置100を用いた場合、差動信号Sin+、Sin−の状態にかかわらず、差動信号線150p、150nにはそれぞれ、最低でもIbias2×Nの電流が流れることになる。その結果、受信装置200側の第5トランジスタM5、第6トランジスタM6にも、常に最小電流Imin=Ibias2×Nの電流が流れるため、それぞれを、飽和領域(定電流領域)で動作させることができる。飽和領域では、電流が変化しても、ドレインソース間電圧の変動は小さいため、第1入力端子T3、第2入力端子T4の電圧の変動が小さくなり、ひいては第1出力端子T1、第2出力端子T2の電圧の変動も小さくなる。
一般に、あるノードや配線の電圧を変化させるためには、有限の時間を要する。この変化に要する時間は、電圧の変化の幅が小さいほど短くなる。したがって、本実施の形態に係る送信装置100および受信装置200によれば、信号の電圧振幅を小さくすることにより、高速な信号伝送が可能となる。
また、本実施の形態に送信装置100では、第1スイッチングトランジスタMsw1および第1バイアストランジスタMb1に流れる電流が、第1出力トランジスタMo1を介して出力される。同様に、第2スイッチングトランジスタMsw2および第2バイアストランジスタMb2に流れる電流が、第2出力トランジスタMo2を介して出力される。したがって、第1出力トランジスタMo1、第2出力トランジスタMo2のそれぞれに、最低でも、Ibias2×Nのバイアス電流が流れていることになる。したがって、第1出力トランジスタMo1、第2出力トランジスタMo2がリーク状態で動作することがなくなり、電流を200〜1000μAの範囲で変化させるのに要する時間を短くでき、高速伝送が可能となる。このとき、第1出力トランジスタMo1、第2出力トランジスタMo2に流れる電流が変化するときの、それぞれのソース電圧の変化量も小さくなるため、より高速化に寄与する。したがって、図1の送信装置100によれば、受信装置200側の電流経路上にトランジスタが設けられていない場合であっても、高速化を図ることができる。
以上、本発明について、実施の形態をもとに説明した。この実施の形態は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
たとえば、図1の送信装置100では、差動信号として電流を、差動信号線150p、150nから引き込む(シンク)場合について説明したが、差動信号線150p、150nに電流をはき出す(ソース)構成としてもよい。この場合、接地電圧と電源電圧を入れ替えて天地反転するとともに、NチャンネルMOSFETをPチャンネルMOSFETに置換することにより、回路を構成してもよい。
実施の形態に係る送信装置の構成を示す回路図である。 図1の送信装置および受信装置を備える伝送装置全体の構成を示す回路図である。
符号の説明
Mo1 第1出力トランジスタ、 Mo2 第2出力トランジスタ、 Msw1 第1スイッチングトランジスタ、 Msw2 第2スイッチングトランジスタ、 Mb2 第2バイアストランジスタ、 M1 第1トランジスタ、 M2 第2トランジスタ、 M3 第3トランジスタ、 M4 第4トランジスタ、 T1 第1出力端子、 T2 第2出力端子、 12 第1バイアス回路、 14 第2バイアス回路、 Vbias1 第1電圧、 Vbias2 第2電圧、 100 送信装置、 200 受信装置、 1000 伝送装置。

Claims (12)

  1. 送信すべき差動信号を、第1、第2出力端子を介して、電流信号として送信する送信装置であって、
    電位が固定された固定電圧端子と前記第1出力端子との間に直列に接続された第1スイッチングトランジスタおよび第1出力トランジスタと、
    前記固定電圧端子と前記第2出力端子との間に直列に接続された第2スイッチングトランジスタおよび第2出力トランジスタと、
    前記第1スイッチングトランジスタと並に、かつ前記固定電圧端子と前記第1出力端子との間に前記第1出力トランジスタと直列に設けられ、所定のバイアス電流を生成する第1バイアストランジスタと、
    前記第2スイッチングトランジスタと並列に、かつ前記固定電圧端子と前記第2出力端子との間に前記第2出力トランジスタと直列に設けられ、所定のバイアス電流を生成する第2バイアストランジスタと、
    を備え、
    前記送信すべき差動信号のペアを、それぞれ前記第1、第2スイッチングトランジスタの制御端子に入力するとともに、
    前記第1、第2出力トランジスタの制御端子を、所定の第1電圧にバイアスしたことを特徴とする送信装置。
  2. 前記第1、第2出力トランジスタの制御端子を、前記所定の第1電圧にバイアスするための第1バイアス回路をさらに備え、
    前記第1バイアス回路は、
    前記第1、第2出力トランジスタと制御端子が共通に接続された第1トランジスタと、
    前記第1トランジスタの経路上に、一端が前記固定電圧端子に接続された第2トランジスタと、
    を含み、前記第1、第2トランジスタを含む経路に、所定の第1バイアス電流を供給することを特徴とする請求項1に記載の送信装置。
  3. 前記第1、第2バイアストランジスタの制御端子を、所定の第2電圧にバイアスするための第2バイアス回路をさらに備え、
    前記第2バイアス回路は、
    前記第1、第2バイアストランジスタと制御端子が共通に接続された第3トランジスタを含み、
    前記第3トランジスタを含む経路に、所定の第2バイアス電流を供給し、前記第3トランジスタの制御端子を、前記第2バイアス電流の経路上の一点に接続することを特徴とする請求項1または2に記載の送信装置。
  4. 前記第2バイアス回路は、
    前記第3トランジスタと同一の経路上に直列に設けられ、その制御端子が、前記所定の第1電圧でバイアスされた第4トランジスタをさらに含むことを特徴とする請求項3に記載の送信装置。
  5. 前記第1、第2バイアストランジスタの制御端子を、所定の第2電圧にバイアスするための第2バイアス回路をさらに備え、
    前記第2バイアス回路は、
    前記第1、第2バイアストランジスタと制御端子が共通に接続された第3トランジスタを含み、
    前記第3トランジスタを含む経路に、所定の第2バイアス電流を供給し、前記第3トランジスタの制御端子を、前記第2バイアス電流の経路上の一点に接続し、
    前記第1トランジスタと、前記第1、第2出力トランジスタのサイズ比を1:M(Mは正の実数)、
    前記第3トランジスタと、前記第1、第2バイアストランジスタのサイズ比を1:N(Nは正の実数)、
    前記第1、第2バイアス電流の電流値の比をx:yとするとき、
    xM/yNを、2倍から10倍の範囲に設定したことを特徴とする請求項2に記載の送信装置。
  6. 前記固定電圧端子は、接地端子であり、全てのトランジスタをNチャンネルMOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)で構成したことを特徴とする請求項1または2に記載の送信装置。
  7. 送信すべき差動信号を、第1、第2出力端子を介して、電流信号として送信する送信装置であって、
    電位が固定された固定電圧端子と前記第1出力端子との間に直列に接続された第1スイッチングトランジスタおよび第1出力トランジスタと、
    前記固定電圧端子と前記第2出力端子との間に直列に接続された第2スイッチングトランジスタおよび第2出力トランジスタと、
    前記第1、第2スイッチングトランジスタとそれぞれ並列に設けられ、所定のバイアス電流を生成する第1、第2バイアストランジスタと、
    前記第1、第2バイアストランジスタの制御端子を、所定の第2電圧にバイアスするための第2バイアス回路と、
    を備え、
    前記送信すべき差動信号のペアを、それぞれ前記第1、第2スイッチングトランジスタの制御端子に入力するとともに、
    前記第1、第2出力トランジスタの制御端子を、所定の第1電圧にバイアスし
    前記第2バイアス回路は、
    前記第1、第2バイアストランジスタと制御端子が共通に接続された第3トランジスタを含み、
    前記第3トランジスタを含む経路に、所定の第2バイアス電流を供給し、前記第3トランジスタの制御端子を、前記第2バイアス電流の経路上の一点に接続することを特徴とする送信装置。
  8. 前記第2バイアス回路は、
    前記第3トランジスタと同一の経路上に直列に設けられ、その制御端子が、前記所定の第1電圧でバイアスされた第4トランジスタをさらに含むことを特徴とする請求項7に記載の送信装置。
  9. 送信すべき差動信号を、第1、第2出力端子を介して、電流信号として送信する送信装置であって、
    電位が固定された固定電圧端子と前記第1出力端子との間に直列に接続された第1スイッチングトランジスタおよび第1出力トランジスタと、
    前記固定電圧端子と前記第2出力端子との間に直列に接続された第2スイッチングトランジスタおよび第2出力トランジスタと、
    前記第1、第2スイッチングトランジスタとそれぞれ並列に設けられ、所定のバイアス電流を生成する第1、第2バイアストランジスタと、
    前記第1、第2出力トランジスタの制御端子を、前記所定の第1電圧にバイアスするための第1バイアス回路と、
    前記第1、第2バイアストランジスタの制御端子を、所定の第2電圧にバイアスするための第2バイアス回路と、
    を備え、
    前記送信すべき差動信号のペアを、それぞれ前記第1、第2スイッチングトランジスタの制御端子に入力するとともに、
    前記第1、第2出力トランジスタの制御端子を、所定の第1電圧にバイアスし、
    前記第1バイアス回路は、
    前記第1、第2出力トランジスタと制御端子が共通に接続された第1トランジスタと、
    前記第1トランジスタの経路上に、一端が前記固定電圧端子に接続された第2トランジスタと、
    を含み、前記第1、第2トランジスタを含む経路に、所定の第1バイアス電流を供給し、
    前記第2バイアス回路は、
    前記第1、第2バイアストランジスタと制御端子が共通に接続された第3トランジスタを含み、
    前記第3トランジスタを含む経路に、所定の第2バイアス電流を供給し、前記第3トランジスタの制御端子を、前記第2バイアス電流の経路上の一点に接続し、
    前記第1トランジスタと、前記第1、第2出力トランジスタのサイズ比を1:M(Mは正の実数)、
    前記第3トランジスタと、前記第1、第2バイアストランジスタのサイズ比を1:N(Nは正の実数)、
    前記第1、第2バイアス電流の電流値の比をx:yとするとき、
    xM/yNを、2倍から10倍の範囲に設定したことを特徴とする送信装置。
  10. ひとつの半導体基板上に一体集積化されたことを特徴とする請求項1からのいずれかに記載の送信装置。
  11. 請求項1から10のいずれかに記載の送信装置と、
    前記送信装置の前記第1、第2出力端子に接続される差動信号線と、
    前記差動信号線に流れる電流を電圧に変換し、増幅する受信装置と、
    を備えることを特徴とする伝送装置。
  12. 請求項11に記載の伝送装置を備え、前記差動信号線を、本機器の可動部分に配置したことを特徴とする電子機器。
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