JP4883439B2 - 安全降下避難具 - Google Patents

Description

安全降下避難具は、ロープに摩擦抵抗を与えるもので、この器具に落下による事故から守る装置、安全保護ミットを装着し、安全に降下する技術である。

従来地震や火災により、ビルディングのエレベーターや階段が使用不能な場合の有効な避難具がないように思われる。

発明が解決しようとする課題

ゆっくり安全に降下避難することを課題とする。

課題を解決するための手段

安全降下避難具の摩擦軸を交互に前後にずらし、摩擦抵抗を大きくしゆっくり降下させる。付属させた安全保護ミットで落下を防ぐ。

発明の効果

この発明を利用することにより、安全に避難することができ、生命の安全確保が可能と考える。

安全降下避難具に体重を乗せる網又は、写真のような、尻や背胸まわしを吊し、安全を高め、負担を軽減できる。ロープに添えた手の力でスピード調整をする。

発明の全体図 正面図 側面図 仮の試作による利用写真

符号の説明

（１）補助穴 （２）摩擦軸（Ａ）
（３）摩擦軸（Ｂ） （４）網等吊穴
（５）安全保護ミット吊穴 （６）安全保護ミット
（７）網等 （８）下降ロープ
（９）移動ストッパー（移動時はずす）
（１０）ロープ摩擦喚起具

Claims (1)

1. 下降ロープ及びロープ摩擦喚起具を備え、ロープに摩擦抵抗を付与する降下避難具であって、前記ロープ摩擦喚起具（１０）は、補助孔（１）と、複数の摩擦軸（２、３）と避難者の体重を乗せる網又は、尻、背胸まわしを吊るす吊穴（４）と前記下降ロープを係止するための移動ストッパー（９）と、安全保護ミット吊穴（５）と、を有し、前記複数の摩擦軸は、ロープ摩擦喚起具の長手方向に配置され、摩擦喚起具の面に対し交互に前後にずらされて前記下降ロープが、かけられており、前記安全保護ミット吊穴（５）には、避難者の落下を防止する安全保護ミット（６）が取り付けられていることを特徴とする降下避難具。