JP4883362B2 - 欠陥検査装置および欠陥検査方法 - Google Patents

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Description

本発明は、表示装置の表示面の欠陥を検査する欠陥検査装置および欠陥検査方法に関する。
液晶表示パネル等の欠陥を検査する装置として、パネルの点灯状態をCCDカメラで撮影し、この撮影画像に基づいてパネルの画素欠陥を抽出する装置が知られている。このような検査では、欠陥画素を特定するため、CCDカメラの撮像素子の座標と、パネルの画素の座標との対応関係を知る必要がある。
特開2005−156396号公報
CCDカメラの撮像素子の座標と、パネルの画素の座標との対応関係を調べるため、図10に示すように、液晶表示パネル1の表示面1Aで等間隔に所定の画素15を点灯表示させ、CCDで撮影する方法もある。しかし、所定の画素がすべて点灯しないと座標の対応付けに必要なデータが得られず、たまたま画素欠陥が点灯させる画素にあると座標の補正ができない。また、点灯させる画素の間隔を荒くすれば、画素の欠陥に当たる確率を低下させることができるが、今度は荒い間隔でしか各画素の座標を把握できず、CCDカメラの光学系の歪みなどを補正するのに充分な情報を得ることができない。
本発明の目的は、撮像素子の画素と、前記表示面の画素との2次元座標上の対応関係を正確に把握できる欠陥検査装置を提供することにある。
本発明の欠陥検査装置は、表示装置の表示面の欠陥を検査する欠陥検査装置において、非点灯状態での前記表示面の画像を撮像素子により取り込む画像取り込み手段と、前記画像取り込み手段により取り込んだ前記画像に基づいて、前記撮像素子の画素と、前記表示面の画素との2次元座標上の対応関係を算出する対応関係算出手段と、前記画像取り込み手段により取り込んだ点灯状態での前記表示面の画像と、前記対応関係算出手段により算出された前記対応関係とを用いて、前記表示面の欠陥を抽出する欠陥抽出手段と、を備え、前記対応関係算出手段は、前記画像取り込み手段により取り込んだ非点灯状態での前記表示面の前記画像に基づいて、前記撮像素子の画素間隔の平均値を算出するとともに、その平均値に符合する画素の座標を有効な座標として前記対応関係に取り込むことを特徴とする。
この欠陥検査装置によれば、非点灯状態での前記表示面の画像に基づいて、撮像素子の画素と、表示面の画素との2次元座標上の対応関係を算出するので、撮像素子の画素と、前記表示面の画素との2次元座標上の対応関係を正確に把握できる。
前記対応関係算出手段は、有効な座標が取得できなかった画素の座標を、近傍の画素の座標に基づいて演算し、この演算値を、当該有効な座標が取得できなかった画素の座標として前記対応関係に取り込んでもよい。
本発明の欠陥検査方法は、表示装置の表示面の欠陥を検査する欠陥検査方法において、非点灯状態での前記表示面の画像を撮像素子により取り込むステップと、前記画像を取り込むステップにより取り込んだ画像に基づいて、前記撮像素子の画素と、前記表示面の画素との2次元座標上の対応関係を算出するステップと、点灯状態で取り込んだ前記表示面の画像と、前記対応関係を算出するステップにより算出された前記対応関係とを用いて、前記表示面の欠陥を抽出するステップと、を備え、前記対応関係を算出するステップでは、前記取り込むステップにより取り込んだ非点灯状態での前記表示面の前記画像に基づいて、前記撮像素子の画素間隔の平均値を算出するとともに、その平均値に符合する画素の座標を有効な座標として前記対応関係に取り込むことを特徴とする。
この欠陥検査方法によれば、非点灯状態での前記表示面の画像に基づいて、撮像素子の画素と、表示面の画素との2次元座標上の対応関係を算出するので、撮像素子の画素と、前記表示面の画素との2次元座標上の対応関係を正確に把握できる。
前記対応関係を算出するステップでは、有効な座標が取得できなかった画素の座標を、近傍の画素の座標に基づいて演算し、この演算値を、当該有効な座標が取得できなかった画素の座標として前記対応関係に取り込んでもよい。

本発明の欠陥検査装置によれば、非点灯状態での前記表示面の画像に基づいて、撮像素子の画素と、表示面の画素との2次元座標上の対応関係を算出するので、撮像素子の画素と、前記表示面の画素との2次元座標上の対応関係を正確に把握できる。
本発明の欠陥検査方法によれば、非点灯状態での前記表示面の画像に基づいて、撮像素子の画素と、表示面の画素との2次元座標上の対応関係を算出するので、撮像素子の画素と、前記表示面の画素との2次元座標上の対応関係を正確に把握できる。
以下、図1〜図9を参照して、本発明による欠陥検査装置の一実施形態について説明する。
図1は、本実施形態の欠陥検査装置の構成を示すブロック図である。
図1に示すように、本実施例の欠陥検査装置は、被検査対象物としてのマトリクス表示型液晶表示パネル1の表示面1Aを撮像するCCDカメラ2と、CCDカメラ2の撮像信号に基づいて液晶表示パネル1の欠陥画素を抽出する画像処理装置3と、を備える。液晶表示パネル1は、パネル駆動装置11により点灯させることができる。CCDカメラ2は、光学系21と、光学系21を介して形成される撮像を電気信号に変換する撮像素子とを備える。
画像処理装置3は、CCDカメラ2による撮影画像を取り込む画像取り込み手段31と、画像取り込み手段31により取り込んだ画像に基づいて、CCDカメラ2の撮像素子の画素と、表示面1Aの画素との2次元座標上の対応関係を算出する対応関係算出手段32と、CCDカメラ2および画像取り込み手段31により取り込んだ点灯状態での表示面1Aの画像と、対応関係算出手段32により算出された上記対応関係とを用いて、表示面1Aの欠陥を抽出する欠陥抽出手段33と、を構成する。画像処理装置3は、パーソナルコンピュータ等により構成できる。
図2は、本実施形態の欠陥検査装置の動作を示すフローチャートである。
図2のステップS1では、CCDカメラ2により非点灯状態の表示面1Aを撮影し、画像取り込み手段31により撮影画像を取り込む。また、画像取り込み手段31により取り込まれたCCDカメラ2による撮影画像から、液晶表示パネル1の表示面1Aが撮影されている領域を、有効領域として抽出する。
図3(a)は、画像取り込み手段31により取り込まれる撮影範囲を示す図である。この例では、表示面1Aを9つの領域に分割し各領域をそれぞれ撮影しており、図3(a)に示すように、撮影範囲5が重なり合うことで表示面1Aが網羅されている。図3(b)に示すように、表示面1Aの周辺部を撮影する場合、撮影範囲5は表示面1Aに対応する斜線部として示す有効領域5aと、表示面1Aの周囲の液晶表示パネル1の枠12およびその外側の無効領域とを含んでいる。ステップS1では、表示面1Aと枠12の明るさの相違に基づいて表示面1Aの外周を検出し、有効領域5aのみを抽出する。
次に、ステップS2では、対応関係算出手段32により横方向パラメータを算出する。この手順については後述する。同様に、ステップS3では、対応関係算出手段32により縦方向パラメータを算出する。
次に、ステップS4では、上記9つの領域すべてについてステップS1〜ステップS3の処理が実行されたか否か判断し、判断が肯定されれば一連の処理を終了する。判断が否定されればステップS1に戻り、次の領域についての処理に移行する。
図4は、横方向パラメータ算出(ステップS2)の手順を示すフローチャートである。
図4のステップS21では、撮影範囲5の有効領域5aを縦方向に均等に分割した中から、1つの領域を選択する。
図5は、有効領域5aを縦方向に分割した状態を示す図である。図5の例では、有効領域5aが、CCDカメラ2の撮像素子のy座標としてycA,ycB,ycC,・・・を中心座標とする領域に、均等に分割されている。ステップS21では、最初に、例えば、y=ycAを中心座標とする領域51Aが選択される。
図4のステップS22では、選択された領域内における縦方向の射影を算出する。図6(a)は、例えば、CCDカメラ2の撮像素子のy座標としてycAを中心座標とする領域における縦方向の射影データを示す図である。図6(a)に示すように、縦方向の射影データには、選択された領域における横方向(撮像素子の座標のx軸方向)の明暗が周期的に現れ、暗部が画素の位置に、明暗の1周期が1画素の幅に、それぞれ相当している。
次に、ステップS23では、ステップS23において取得された射影データの重み付け移動平均を計算する。図7(a)は、移動平均の算出方法の一例を示している。このような移動平均の計算により、図6(b)のように、射影の明暗の周期が明瞭でない場合であっても、図6(c)に示すように、射影の暗部の位置および明暗の周期が判別しやすくなる。
次に、ステップS24では、図7(b)に示すように、移動平均をとった射影データにおいて、明暗の暗部(谷)の近傍の3点のデータを選び、それらを通る二次曲線を求める。さらに、二次曲線の極小点のx座標(撮像素子のx座標)を、その画素のx座標(画素座標データ)xとして算出する。
次に、ステップS25では、図5に示したすべての領域(y方向に分割された領域)について、ステップS21〜ステップS24の処理が終了したか否か判断し、判断が肯定されればステップS26へ進む。判断が否定されればステップS1へ戻り、次の領域(図5)について、上記の手順(ステップS21〜ステップS24)を実行する。
ステップS26では、全射影データに基づいて算出された画素座標に基づき、隣り合ったすべての画素間の距離を算出する。しかし、画素の座標が検出できなかった場合や、液晶表示パネル1の欠陥やごみの付着により射影データに異常値があった場合には、画素間隔として異常な値が算出される場合がある。そこで、ステップS26では、さらに無効な画素間隔のデータを以下の手順で排除する。
まず、算出した画素間データを昇順にソートする。ソートしたデータ列について、値Aおよび値Bを考えたとき、(値B−値A)が許容できる誤差範囲内で、かつ、値Bから値Aの範囲のデータ数が最大となる値Aおよび値Bを求める。図7(c)に示すように、値Bから値Aの範囲のデータのみを有効な画素間隔であると考え、この範囲のデータの平均値を、この液晶表示パネル1の画素間隔(画素サイズ)として算出する。
次に、ステップS27では、値Bから値Aの範囲のデータのうち、ステップS26で算出した画素間隔の平均値に近い間隔が連続する画素座標データ群は有効であると考え、そうでない画素座標データをすべて削除する。
次に、ステップS28では、液晶表示パネル1における画素の配列に従った画素座標データのアドレスシートを作成する。ステップS27までの手順で得られた画素座標データには、座標が抽出できず、あるいは、無効なものとして除去されたものがある。このため、画素座標データの一部に空白となって抜けている部分がある。図8(a)は、CCDカメラ2の撮像素子のy座標方向に分割した領域ごとに、画素座標データをx座標について単純に昇順にソートして作成したシートであるが、画素座標データの空白を考慮していないため、画素座標データの配列は、液晶表示パネル1における画素の配列に従わない部分が生じる。
このため、ステップS28では、データが欠落している部分についてはシートの欄を空白とすることにより、液晶表示パネル1で同じ列の画素が同じ列に直線上に並ぶようなアドレスシートを作成する。図8(b)は、作成されたアドレスシートを例示する図である。このアドレスシートでは、画素座標データの欠落部分は空欄となっており、液晶表示パネル1上での画素の配列に対応した欄に対応する画素座標データが記載されている。
このようなアドレスシート(図8(b))を、図8(a)のシートに示すデータ配列から作成する方法として任意の方法を用いることができるが、手順の一例について説明する。
(ステップ#1)データが登録されない欄の判別を容易とするため、アドレスシートの各欄を予め負の値で埋めておく。
(ステップ#2)図8(a)のシートから画素座標データの最も小さい値を探す。図8(a)の例では、「2226.58」がこれに該当する。これをアドレスシート(図8(b))の画素座標「0」の位置に記録するとともに、この位置をカレント位置とする。
(ステップ#3)カレント位置の左隣に該当するデータがあるか否か調べ、既にデータがあればステップ#4に進む。データがない場合、左隣として該当するデータを、「カレント位置±規定誤差以内」のデータという条件で探す。該当するデータがあれば、その値をアドレスシートの該当する欄に記録して現在のカレント位置をスタックにプッシュし、条件を満たした位置を新たなカレント位置とし、ステップ#3を繰り返す。条件を満たすデータがなければ、ステップ#4へ進む。
(ステップ#4)カレント位置の右隣に該当するデータがあるか否か調べ、既にデータがあればステップ#5に進む。データがない場合、右隣として該当するデータを、「カレント位置±規定誤差以内」のデータという条件で探す。該当するデータがあれば、その値をアドレスシートの該当する欄に記録して現在のカレント位置をスタックにプッシュし、条件を満たした位置を新たなカレント位置とし、ステップ#3に進む。条件を満たすデータがなければ、ステップ#5へ進む。
(ステップ#5)カレント位置の上隣に該当するデータがあるか否か調べ、既にデータがあればステップ#6に進む。データがない場合、上隣として該当するデータを、「カレント位置+平均画素間隔±規定誤差以内」のデータという条件で探す。該当するデータがあれば、その値をアドレスシートの該当する欄に記録して現在のカレント位置をスタックにプッシュし、条件を満たした位置を新たなカレント位置とし、ステップ#3に進む。条件を満たすデータがなければ、「カレント位置+平均画素間隔×n±規定誤差以内(1<n<5)」の条件で該当するデータを探す。この条件でもデータがなければ、ステップ#6へ進む。
(ステップ#6)カレント位置の下隣に該当するデータがあるか否か調べ、既にデータがあればステップ#7に進む。データがない場合、下隣として該当するデータを、「カレント位置−平均画素間隔±規定誤差以内」のデータという条件で探す。該当するデータがあれば、その値をアドレスシートの該当する欄に記録して現在のカレント位置をスタックにプッシュし、条件を満たした位置を新たなカレント位置とし、ステップ#3に進む。条件を満たすデータがなければ、「カレント位置−平均画素間隔×n±規定誤差以内(1<n<5)」の条件で該当するデータを探す。この条件でもデータがなければ、ステップ#7へ進む。
(ステップ#7)スタックが空でなければ、スタックからカレント位置をプルし、ステップ#3に進む。スタックが空の場合には、処理を終了する。
以上のステップ#1〜ステップ#7までの処理により自走的にアドレスシート(図8(b))を作成できる。
以上の処理については、再帰プログラムを使用してもよい。また、逆にスタックが足りない場合には、スタックの代りに配列にデータを格納してもよい。
次に、図4のステップS29では、アドレスシートの空欄を補完する。図9は補完方法の一例を示す図である。この例では、各欄について上下左右n個(図9では2個)ずつのデータの平均をとり、その平均値を中心位置のデータとしている。すなわち、
XX=(A0+A1+A2+A3+A4+B0+B1+B2+B3)/8
とする。この場合、対応するデータが欠落している場合、中心位置に対して対の位置にあるデータも無視する。補完結果を別のシートに書き直していく。このような操作により、欠落したデータを周囲のデータに基づいて補うことができる。
以上の所定により、液晶表示パネル1の各画素の位置を、CCDカメラの撮像素子の座標と関連付けるアドレスシートが作成できるため、ステップS30において、アドレスシートに基づいて、液晶表示パネル1の各画素の位置を算出するパラメータが作成される。
縦方向パラメータの算出(図2のステップS3)も、同様の手順に従う。
欠陥抽出手段33では、これらの横方向パラメータおよび縦方向パラメータを用いて、欠陥画素を精度よく特定することが可能となる。
このように、本実施形態によれば、液晶表示パネル1の透過光または液晶表示パネル1のへの照射光により撮影される濃淡(明暗)パターンを利用するため、液晶表示パネルにパターンを点灯表示させる必要がない。また、実際の液晶表示パネルの画素間の間隔を直接検出し、検出データにFFTなどの曖昧な処理を行わないため高精度のデータを得ることができる。
また、本実施形態では、有効な画素間を縦横に自走しながら画素の座標を抽出する。このため、液晶表示パネルに欠陥やごみ付着があっても、また、撮影上の条件で濃淡パターンが不明瞭な部分が一部にあっても、それらの部位を回り込むように自走することで、パネル全体の画素座標データを得ることができる。
さらに、画素座標データを自動で算出するため、異なった画素間隔のパネルでもパラメータを変更することなく、同一アルゴリズムで対応できる。
本発明による欠陥検査装置は、液晶表示パネルに限らず、均一な撮像パターンが得られる被検査物に対し、広く適用できる。
座標の対応関係を規定するパラメータの算出は、被検査物が入手できた時点で作成することもでき、多種の被検査物が存在する場合にも容易に対応できる。
また、個々の被検査物に対して上記パラメータを算出すれば、さらに精密に座標の対応関係を把握できる。
以上説明したように、本発明の欠陥検査装置によれば、非点灯状態での前記表示面の画像に基づいて、撮像素子の画素と、表示面の画素との2次元座標上の対応関係を算出するので、撮像素子の画素と、前記表示面の画素との2次元座標上の対応関係を正確に把握できる。
本発明の適用範囲は上記実施形態に限定されることはない。本発明は、表示装置の表示面の欠陥を検査する欠陥検査装置および欠陥検査方法に対し、広く適用することができる。
一実施形態の欠陥検査装置の構成を示すブロック図。 欠陥検査装置の動作を示すフローチャート。 撮影範囲および有効範囲を示す図であり、(a)は、撮影範囲を示す図、(b)は、有効範囲を示す図。 横方向パラメータ算出の手順を示すフローチャート。 有効領域を縦方向に分割した状態を示す図。 射影データ等を示す図であり、(a)は、射影データを示す図、(b)は、射影の明暗の周期が明瞭でない場合を示す図、(c)は、移動平均を取った後の射影データを示す図。 (a)は、移動平均の算出方法の一例を示す図、(b)は、二次曲線による近似方法を示す図、(c)は、有効な画素間隔を示す図。 画素座標データを配列したシートを示す図であり、(a)は、画素座標データをx座標について昇順にソートして作成したシートを示す図、(b)は、アドレスシートを示す図。 補完方法の一例を示す図。 従来の欠陥検査方法を示す図。
符号の説明
1 液晶表示パネル(表示装置)
1A 表示面
31 画像取り込み手段
32 対応関係算出手段
33 欠陥抽出手段

Claims (4)

  1. 表示装置の表示面の欠陥を検査する欠陥検査装置において、
    非点灯状態での前記表示面の画像を撮像素子により取り込む画像取り込み手段と、
    前記画像取り込み手段により取り込んだ前記画像に基づいて、前記撮像素子の画素と、前記表示面の画素との2次元座標上の対応関係を算出する対応関係算出手段と、
    前記画像取り込み手段により取り込んだ点灯状態での前記表示面の画像と、前記対応関係算出手段により算出された前記対応関係とを用いて、前記表示面の欠陥を抽出する欠陥抽出手段と、
    を備え
    前記対応関係算出手段は、前記画像取り込み手段により取り込んだ非点灯状態での前記表示面の前記画像に基づいて、前記撮像素子の画素間隔の平均値を算出するとともに、その平均値に符合する画素の座標を有効な座標として前記対応関係に取り込むことを特徴とする欠陥検査装置。
  2. 前記対応関係算出手段は、有効な座標が取得できなかった画素の座標を、近傍の画素の座標に基づいて演算し、この演算値を、当該有効な座標が取得できなかった画素の座標として前記対応関係に取り込むことを特徴とする請求項1に記載の欠陥検査装置。
  3. 表示装置の表示面の欠陥を検査する欠陥検査方法において、
    非点灯状態での前記表示面の画像を撮像素子により取り込むステップと、
    前記画像を取り込むステップにより取り込んだ画像に基づいて、前記撮像素子の画素と、前記表示面の画素との2次元座標上の対応関係を算出するステップと、
    点灯状態で取り込んだ前記表示面の画像と、前記対応関係を算出するステップにより算出された前記対応関係とを用いて、前記表示面の欠陥を抽出するステップと、
    を備え、
    前記対応関係を算出するステップでは、前記取り込むステップにより取り込んだ非点灯状態での前記表示面の前記画像に基づいて、前記撮像素子の画素間隔の平均値を算出するとともに、その平均値に符合する画素の座標を有効な座標として前記対応関係に取り込むことを特徴とする欠陥検査方法。
  4. 前記対応関係を算出するステップでは、有効な座標が取得できなかった画素の座標を、近傍の画素の座標に基づいて演算し、この演算値を、当該有効な座標が取得できなかった画素の座標として前記対応関係に取り込むことを特徴とする請求項3に記載の欠陥検査方法。
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