JP4882942B2 - 管理情報提供装置、ノード及び管理情報提供プログラム - Google Patents

管理情報提供装置、ノード及び管理情報提供プログラム Download PDF

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Description

本発明は、管理情報提供装置、ノード及び管理情報提供プログラムに関し、例えば、SNMP(Simple Network Management Protocol)に対応したノード(例えば、通信装置やサーバなど)に適用することができる。
従来、ネットワークを経由し、通信装置でネットワークのパケットの転送を制御し、転送したパケットの統計情報および特定の制御の対象となったパケットの統計情報を管理する技術として、SNMP(Simple Network Management Protocol)を利用した、ネットワーク管理方式が利用されてきた。このSNMPを利用した通信装置のネットワーク管理方式は、通信装置側にエージェントを実装し、ネットワークを経由して、通信装置を管理する側のホスト上にマネージャを実装する。エージェントは、MIB(Management Information Base)と呼ぶデータベースを持つ。このMIBは、パケットの転送を制御するための情報や、パケットの統計情報などをデータとして表現する。マネージャは、エージェントヘリクエスト(要求)を送信し、そのレスポンス(応答)を受信する。リクエストには、例えば、指定したMIBの値を参照するためのGET REQUEST、GETNEXT REQUEST、GETBULK REQUESTと、指定したMIBの値を設定するためのSET REQUEST等がある。
SNMPは、IETF(Internet Engineering Task Force)で仕様化されており、その仕様はRFC(Request for Comments)として公開されている。SNMPの主なRFCは、SNMPv2cを仕様化した、RFC1901〜RFC1908(非特許文献1)がある。
IETF RFC1901〜RFC1908
現在、通信装置の転送制御の高機能化により、転送制御の結果を表すパケットの統計情報は、その種類と量(情報を取得すべき頻度など)が多くなった。その結果、SNMPによるネットワーク管理方式を採用する通信装置は、パケットの統計情報に対応するMIBの種類と量が多くなった。
ネットワークのトラフィックを管理するためには、通信制御の膨大な数の統計情報を定期的に観測する必要がある。その一方で、管理対象のトラフィックは、一定量のパケットが定常的に転送されるトラフィックもあれば、大量のパケットが瞬時的に転送されるトラフィックもある。通信装置の転送能力が高速化に伴い、観測する統計情報は、観測時刻が数十ミリ程度遅延するだけで、遅延分のパケット量に大きな差分が発生してしまう。以上のような背景において、SNMPを利用したネットワーク管理方式で必要となる要求条件は、多種多量の統計情報を特定の同一時刻で一度に収集できる機能を実現することである。
しかしながら、従来技術(非特許文献1)では、この機能は実現されていない。SNMPにおいて、連続してMIBを取得するときに使用するGETNEXT REQUESTは、1つのMIBを取得する度に、マネージャはエージェントに同GETNEXT REQUESTを送信する必要があり、多種大量の統計情報を観測するときに、観測遅延が発生しまう課題がある。また、SNMPのGETBULK REQUESTは、一度に複数の管理情報を取得するために追加されたリクエストであるが、その方式を規定しているわけではなく、通信装置が複数のハードウェアコンポーネントで構成されている場合は、各ハードウェアコンポーネントから統計情報を収集する時点で、収集遅延が発生してしまい、課題の解決とはならない。
そこで、ノード(例えば、通信装置やサーバなど)において、複数の管理情報(例えば、MIBの情報)を特定の時刻で一度に取得し、管理情報を収集する装置(例えば、SNMPマネージャ)に送信することができる管理情報提供装置、ノード及び管理情報提供プログラムが望まれている。
第1の本発明の管理情報提供装置は、(1)外部装置からの要求に応じて、管理対象のノードに係る管理情報を上記ノードから取得し、取得した管理情報を上記外部装置に返答する管理情報提供装置において、(2)管理情報の項目のうち、複数の項目をグループ化して管理項目グループを登録する管理項目グループ登録手段と、(3)管理項目グループに所属する項目の管理情報を記憶する管理情報記憶手段と、(4)上記外部装置から、管理項目グループに所属する項目に関して管理情報の要求があった場合には、その管理項目グループに所属している項目全てについて、上記ノードから管理情報を取得し、取得した管理情報のうち上記外部装置から要求のあった項目の管理情報を上記管理情報記憶手段に書込むと共に、取得した管理情報を上記外部装置に返答し、以降、上記外部装置から同じ管理項目グループに所属する項目に関して管理情報の要求があった場合には、上記管理情報記憶手段に記憶されている管理情報を読込んで返答する管理情報取得返答手段とを有することを特徴とする。
第2の本発明のノードは、第1の本発明の管理情報提供装置を搭載していることを特徴とする。
第3の本発明の管理情報提供プログラムは、(1)外部装置からの要求に応じて、管理対象のノードに係る管理情報を上記ノードから取得し、取得した上記管理情報を上記外部装置に返答する管理情報提供装置に搭載されたコンピュータを、(2)管理情報の項目のうち、複数の項目をグループ化して管理項目グループを登録する管理項目グループ登録手段と、(3)管理項目グループに所属する項目の管理情報を記憶する管理情報記憶手段と、(4)上記外部装置から、管理項目グループに所属する項目に関して管理情報の要求があった場合には、その管理項目グループに所属している項目全てについて、上記ノードから管理情報を取得し、取得した管理情報のうち上記外部装置から要求のあった項目の管理情報を上記管理情報記憶手段に書込むと共に、取得した管理情報を上記外部装置に返答し、以降、上記外部装置から同じ管理項目グループに所属する項目に関して管理情報の要求があった場合には、上記管理情報記憶手段に記憶されている管理情報を読込んで返答する管理情報取得返答手段として機能させることを特徴とする。
本発明によれば、ノード(例えば、通信装置やサーバなど)において、複数の管理情報(例えば、MIBの情報)を特定の時刻で一度に取得し、管理情報を収集する装置(例えば、SNMPマネージャ)に送信することができる。
(A)主たる実施形態
以下、本発明による管理情報提供装置、ノード及び管理情報提供プログラムの一実施形態を、図面を参照しながら詳述する。なお、実施形態のノードは、通信装置である。
(A−1)実施形態の構成
図1は、この実施形態に関係する各種装置の接続関係及び、この実施形態の管理情報提供装置を搭載した通信装置の構成を示すブロック図である。
通信装置1は、この実施形態の管理情報提供装置を搭載した通信装置であり、例えば、図1においては、ネットワーク2に接続され、ネットワーク2上を流れるパケットの転送を制御すると共に、SNMPマネージャ3による要求(例えば、GET REQUESTなどのコマンド)に応じて、MIB値(例えば、パケット転送における統計情報などのMIB値)を返答するものである。
SNMPマネージャ3は、ネットワーク2に接続し、通信装置1などの、SNMPに対応したノード(例えば、通信装置、サーバなど)から、MIB値を収集し、ネットワーク2上に存在するノードを管理するための端末である。ここでは、ネットワーク2上には、2台のSNMPマネージャ3−1、3−2が存在するものとして説明するが、その台数は限定されないものである。
通信装置1は、パケット転送制御部10、パケット転送制御情報管理部20、パケット統計情報管理部30及び、SNMPエージェント部40、MIB値参照制御部50(テーブル監視部51、管理対象MIBグループリスト記憶部52、MIB参照状態管理テーブル記憶部53、MIB値キャッシュテーブル記憶部54)を有する。なお、この実施形態の管理情報提供装置は、SNMPエージェント部40、MIB値参照制御部50(テーブル監視部51、管理対象MIBグループリスト記憶部52、MIB参照状態管理テーブル記憶部53、MIB値キャッシュテーブル記憶部54)を少なくとも有するものである。又、この実施形態の管理情報提供装置は、例えば、CPU、ROM、RAM、EEPROM、ハードディスクなどのプログラムの実行構成に実施形態の管理情報提供プログラム等をインストールすることにより構築しても良いが、機能的には図1のように示すことができる。
パケット転送制御部10は、ネットワーク2に接続されネットワーク2上を流れるパケットの転送を制御するものである。パケット転送制御情報管理部20は、パケット転送制御部10の制御情報を管理するものである。パケット統計情報管理部30は、パケット転送制御部10により制御されたパケットの統計情報を管理するものである。
SNMPエージェント部40は、パケット転送制御情報管理部20とパケット統計情報管理部30をSNMPによって運用管理するものである。SNMPエージェント部40は、MIB値参照制御部50、テーブル監視部51、管理対象MIBグループリスト記憶部52、MIB参照状態管理テーブル記憶部53及び、MIB値キャッシュテーブル記憶部54を有している。
SNMPエージェント部40は、パケットの転送制御を設定する要求やパケットの転送制御の状態を参照する要求やパケットの統計情報を参照する要求をSNMPのリクエストで受信する。SNMPエージェント部40は、受信したSNMPのリクエストに含まれるMIBから要求される処理内容を解釈し、例えば、パケットの転送制御を設定する要求であるならばパケット転送制御情報管理部20で該当する制御情報を設定し、パケットの統計情報をクリアする要求であるならばパケット統計情報管理部30で該当するパケットの統計情報をクリアする。又、SNMPエージェント部40は、受信したSNMPのリクエストが、例えば、パケット転送制御情報管理部20の制御情報を参照するリクエストである場合と、パケット統計情報管理部30のパケット統計情報を参照するリクエストである場合は、MIB値参照制御部50により、該当リクエストのMIBのMIB値をキャッシュから取得する。
MIB値参照制御部50は、管理対象MIBグループリスト記憶部52、MIB参照状態管理テーブル記憶部53、MIB値キャッシュテーブル記憶部54を有している。
図2は、管理対象MIBグループリスト記憶部52に記憶される情報の例を示した説明図である。
管理対象MIBグループリスト記憶部52は、図2に示す管理対象MIBグループリストを格納するための記憶手段(メモリ領域)である。
図2に示すように、管理対象MIBグループリスト記憶部52には、例えば、複数のMIBグループテーブル200をリスト化して記憶されており、ここでは、管理対象MIBグループリスト記憶部52には、少なくとも3つのMIBグループテーブル200−1〜200−3が、1つのリストとして記憶されているものとする。
MIBグループテーブル200は、図2に示すように、管理対象MIBグループ番号、タイムアウト時間、管理対象MIBの情報を有している。管理対象MIBグループ番号は、各MIBグループテーブル200の識別子である。タイムアウト時間タイムアウト時間の詳細については後述する。
管理対象MIBは、MIBによる管理情報の項目を識別するものであるOID(Object IDentifier、非特許文献1)の形式で情報を登録しても良い。図2においては、説明を簡易にするため、例えば、MIBグループテーブル200−1の管理対象MIBには、OID1−1、OID1−2、OID1−3という表記をしているが、実際記憶される情報はOIDの形式となる。例えば、通信装置1のインタフェースに入力される情報量を示すIfInOctetsのMIBであれば、該当のインタフェースのインデックスが1の場合は「1.3.6.1.2.1.2.2.1.10.1」という情報となる。
又、管理対象MIBグループリスト記憶部52は、MIB値参照制御部50に固定データとして登録しても良いし、管理対象MIBグループリスト記憶部52の内容を、外部装置に記憶しておき、MIB値参照制御部50が読み込んで、作成してもよい。
図3は、MIB参照状態管理テーブル記憶部53に記憶される情報の例を示した説明図である。
MIB参照状態管理テーブル記憶部53は、図3に示すMIB参照状態管理テーブル300を記憶するための記憶手段(メモリ領域)である。ここでは、図3に示すように、MIB参照状態管理テーブル記憶部53には、少なくとも4つのMIB参照状態管理テーブル300−1〜300−4が登録されているものとする。MIB参照状態管理テーブル記憶部53において、各MIB参照状態管理テーブル300−1〜300−4は、管理対象MIBグループ番号、管理対象MIB、MIB参照要求送信ポート番号、参照MIB値キャッシュテーブルアドレス、タイムアウトカウンタ、参照MIB、参照状態の情報を有している。
管理対象MIBグループ番号は、管理対象MIBグループリスト記憶部52の管理対象MIBグループ番号(図2参照)と対応するものであり、当該テーブルが、どのグループに係るものなのかを示している。
MIB値参照要求送信IPアドレスは、MIB値参照の要求のあったSNMPマネージャ3を識別する情報を示している。なお、ここでは、192.168.0.100は、SNMPマネージャ3−1のIPアドレスを示し、192.168.1.200は、SNMPマネージャ3−2のIPアドレスを示すものとして説明する。
MIB参照要求送信ポート番号は、SNMPマネージャ3から、MIB値参照の要求があった際に、通信に使用されたポート番号の情報を示している。
参照MIB値キャッシュテーブルアドレスは、当該テーブルにおいて参照すべきMIBの値が記憶されているメモリ領域が、MIB値キャッシュテーブル記憶部54において、どのアドレスにあたるのかを示すポインタの機能を担っている。
タイムアウトカウンタは、当該テーブルが作成された当初は、管理対象MIBグループリスト記憶部52のタイムアウト時間(図2参照)が登録され、所定の時間が経過し、タイムアウトカウンタの値が0になった場合には、後述するテーブル監視部51により当該MIB参照状態管理テーブル300は、MIB参照状態管理テーブル記憶部53から消去される。
参照MIBは、MIB参照状態管理テーブル300において、管理されるMIBのOIDを示しており、該当するMIBグループテーブル200の管理対象MIBの情報が登録される。例えば、図3において、MIB参照状態管理テーブル300−1では、管理対象MIBグループ番号が「1」であるので、該当するMIBグループテーブル200は、MIBグループテーブル200−1であり、MIBグループテーブル200−1の管理対象MIBのOID(OID1−1、OID1−2、OID1−3)が登録される。
参照状態は、参照MIBに登録されたOID毎に、SNMPマネージャ3からMIB値参照の要求があり、MIB値が返答されたか否かを管理するものである。例えば、図3に示すように、SNMPマネージャ3から参照の要求があった参照MIB(OID)については参照済を示す「済」という情報が登録され、そうでない場合には未参照を表す「未」という情報を登録しても良い。
図4は、MIB値キャッシュテーブル記憶部54に記憶される情報の例を示した説明図である。MIB値キャッシュテーブル記憶部54は、図4に示すMIB値キャッシュテーブルを格納するための記憶手段(メモリ領域)である。MIB値キャッシュテーブル記憶部54には、MIB値キャッシュテーブル400が登録される。ここでは、図4に示すように、MIB値キャッシュテーブル記憶部54には、少なくとも4つのキャッシュテーブル401−1〜401−4が登録されているものとする。MIB値キャッシュテーブル記憶部54において、各キャッシュテーブル401−1〜401−4は、参照MIB値キャッシュテーブルアドレス、参照MIB、MIB値の情報を有している。
参照MIB値キャッシュテーブルアドレスは、MIB参照状態管理テーブル300の参照MIB値キャッシュテーブルアドレスの情報(図3参照)と対応するものであり、対応するMIB参照状態管理テーブル300のMIB値が当該MIB値キャッシュテーブル400に登録されていることを示している。
参照MIBは、参照MIB値キャッシュテーブルアドレスにより対応するMIB参照状態管理テーブル300の参照MIB(OID)の情報を登録するものである。
MIB値は、参照MIBに登録されたOIDごとのMIB値の情報を登録するものである。
テーブル監視部51は、SNMPエージェント部40が終了する時に、管理対象MIBグループリスト記憶部52とMIB参照状態管理テーブル記憶部53とMIB値キャッシュテーブル記憶部54の情報を全て開放(消去)するものである。又、テーブル監視部51は、MIB参照状態管理テーブル記憶部53の各MIB参照状態管理テーブル300について、タイムアウトカウンタの値を管理し、タイムアウトカウンタの値が0になったMIB参照状態管理テーブル300、及び、対応するMIB値キャッシュテーブル400の情報を消去する。
(A−2)実施形態の動作
次に、以上のような構成を有するこの実施形態の管理情報提供装置を搭載した通信装置(ノード)における動作を説明する。
図5は、SNMPエージェント部40が起動する際の動作を示したフローチャートである。図5で示すように、SNMPエージェント部40が起動する際(S100)、MIB値参照制御部50において、管理情報MIBグループリストが作成される(S101)。その後、SNMPエージェント部40において、他の初期化処理が実施され、SNMPエージェントの起動が完了する(S102)。
図6は、SNMPエージェント部40が、SNMPマネージャ3から、SNMPによる要求(例えば、GET REQUESTなどのコマンド)を、受けた場合のMIB値参照制御の動作を説明したフローチャートである。
まず、SNMPエージェント部40では、SNMPマネージャから送信されるリクエストが受信され、リクエストに対するレスポンス処理が開始され(S200)、MIB値を参照するリクエスト(例えば、GET REQUEST、GETNEXT REQUEST、GETBULK REQUEST)であるかどうかが判定される(S201)。
上述のS201において、MIB値を参照するリクエストでないと判定された場合(例えば、SET REQUESTのリクエスト)には、SNMPエージェント部40では、パケット転送制御情報管理部20あるいはパケット統計情報管理部30に対して、MIBで表現される制御(例えば、SET REQUESTにおいて指定された値の設定)が実施される(S214)。
一方、上述のステップS201において、MIB値を参照するリクエストであると判定された場合は、SNMPエージェント部40では、MIB値参照制御部50に所定の情報が与えられる(S202)。MIB値参照制御部50に与えられる所定の情報には、該当リクエストを送信したホスト(SNMPマネージャ3)の送信元IPアドレス、送信元ポート番号、該当MIBを識別するための0IDが含まれるものとする。
次に、MIB値参照制御部50では、SNMPエージェント部40から指定されたMIB(OID)が、管理対象MIBグループリスト記憶部52のいずれかのMIBグループテーブル200に含まれるか否かが判定される(S203)。
上述のステップS203において、該当MIB(OID)が管理対象MIBグループリスト記憶部52のいずれのMIBグループテーブル200にも含まれていないと判定された場合は、MIB値参照制御部50では、パケット転送制御情報管理部20あるいはパケット統計情報管理部30から該当MIB(OID)のMIB値が取得され(S215)、取得されたMIB値が、SNMPエージェント部40に返却される(S209)。その後、SNMPエージェント部40では、所定のレスポンス処理(例えば、MIB値参照の要求があったSNMPマネージャ3に、Get Responseを返答する)が実施された後、終了する(S216)。
一方、上述のステップS203において、該当MIB(OID)が管理対象MIBグループリスト記憶部52のいずれかのMIBグループテーブル200に含まれていると判定された場合は、MIB値参照制御部50では、該当MIB(OID)が、MIB参照状態管理テーブル記憶部53に登録済か否かが判定される(S204)。
上述のステップS204において、該当MIB(OID)が、MIB参照状態管理テーブル記憶部53に登録済か否かは、MIB参照状態管理テーブル300の、MIB値参照要求送信IPアドレス、MIB参照要求送信ポート番号、参照MIBの情報に基づいて判断しても良い。例えば、SNMPマネージャ3−1(IPアドレス:192.168.0.100)から、OID1−1について、MIB値参照の要求(Get Request)が、送信ポート番号1000を用いてあった場合には、上述の図3において、該当MIB(OID)は、MIB参照状態管理テーブル300−1の、参照MIBがOID1−1の項目となる。
上述のステップS204において、MIB参照状態管理テーブル記憶部53に登録済と判定された場合は、MIB値参照制御部50では、該当MIB(OID)に関連するMIB値キャッシュテーブル記憶部54が選択される(S205)。
上述のステップS204において、例えば、該当MIB(OID)が、MIB参照状態管理テーブル300−1の参照MIB(例えば、OID1−1)であった場合には、上述のステップS205において、該当MIB(OID)に関連するMIB値キャッシュテーブル記憶部54は、MIB参照状態管理テーブル300−1の参照MIB値キャッシュテーブルアドレス(0xa001)に対応するMIB値キャッシュテーブル400、すなわちMIB値キャッシュテーブル400−1となる(図3、図4参照)。
MIB値キャッシュテーブル記憶部54が選択された後、MIB値参照制御部50では、決定したMIB値キャッシュテーブル記憶部54から該当MIB(OID)のMIB値が取得される(S206)。
該当MIB(OID)のMIB値が取得された後、MIB値参照制御部50では、MIB参照状態管理テーブル記憶部53(MIB参照状態管理テーブル300−1)の該当する参照MIB(OID)の参照状態について「済」に更新される(S207)。
一方、上述のステップS204において、該当MIB(OID)がMIB参照状態管理テーブル記憶部53に登録済みではない場合と判定された場合は、MIB値参照制御部50では、該当MIBを含むMIBグループテーブル200に対応する、MIB参照状態管理テーブル300、及び、MIB値キャッシュテーブル400が作成される(S210)。
次に、MIB値参照制御部50では、パケット転送制御情報管理部20あるいはパケット統計情報管理部30から、上述のステップS210で作成したMIB値キャッシュテーブル400の全ての参照MIB(OID)についてMIB値が取得され(S211)、上述のステップS210で作成されたMIB値キャッシュテーブル400に設定される(S212)。
その後、MIB値参照制御部50では、MIB参照状態管理テーブル記憶部53(MIB参照状態管理テーブル300)において、該当MIB(OID)の参照状態が、「済」に更新される(S207)。
MIB参照状態管理テーブル記憶部53(MIB参照状態管理テーブル300)の参照状態が更新された後、MIB値参照制御部50では、該当MIB(OID)が所属するMIB参照状態管理テーブル300において、全ての参照MIB(OID)の参照状態が「済」であるか否かが判定される(S208)。
上述のステップS208において、全ての参照MIB(OID)の参照状態が「済」の場合のみ、MIB値参照制御部50では、該当MIB(OID)が所属するMIB参照状態管理テーブル300、及び、関連するMIB値キャッシュテーブル400のデータが削除される(S213)。
そして、MIB値参照制御部50により、取得されたMIB値(上述のステップS211において取得され、MIB値キャッシュテーブル400に登録されたMIB値)がSNMPエージェント部40に返却され(S209)、MIB値を返却されたSNMPエージェント部40は、所定のレスポンス処理を実施した後、該当リクエストに対応するレスポンスの処理を終了する(S216)。所定のレスポンス処理は、例えば、MIB値参照の要求があったSNMPマネージャ3に、上述のステップS209で返却されたMIB値をGet Responseで返答することが挙げられる。
図7は、通信装置1とSNMPマネージャ3の間のSNMPの通信の例について示したシーケンス図である。上述の図6においては、通信装置1が、SNMPマネージャ3からSNMPによる要求を受けた場合のMIB値参照制御の動作について説明したが、図7では、通信装置1が、連続して複数回SNMPマネージャ3からSNMPによる要求を受けた場合の、MIB値参照制御の動作について説明している。
ここでは、通信装置1は、例えば、SNMPマネージャ3−1からのSNMPによるMIB値参照の要求(Get Request)に基づいて、通信装置1が返答(Get Response)する場合について説明する。又、SNMPマネージャ3−1からは、OID1−1、OID1−2、OID1−3の順にMIB値参照の要求(Get Request)がされるものとする。又、初期状態において、管理対象MIBグループリスト記憶部52に記憶されている情報は、上述の図2の通りであるものとし、MIB参照状態管理テーブル記憶部53には、1つもMIB参照状態管理テーブル300は登録されていない空の状態であるものとする。
まず、次に、OID1−1について、MIB値参照の要求(Get Request)が、SNMPマネージャ3−1から通信装置1に、送信ポート番号1000を用いて送信される(S301)。
OID1−1は、管理対象MIBグループリスト記憶部52のMIBグループテーブル200−1に、管理対象MIBとして登録されているOIDであり、上述の通りMIB参照状態管理テーブル記憶部53に記憶された情報は空であるので、通信装置1では、OID1−1について、MIB値参照の要求(Get Request)を受信すると、上述のステップS210により、MIB参照状態管理テーブル記憶部53にMIB参照状態管理テーブル300−1がされるものとする。又、MIB値キャッシュテーブル記憶部54には、MIB参照状態管理テーブル300−1に対応する、MIB値キャッシュテーブル400−1が作成されたものとする(S302)。
図8(A)は、上述のステップS302において、作成されるMIB参照状態管理テーブル300−1の内容を示した説明図である。図8(A)に示すように、MIB参照状態管理テーブル300−1において、管理対象MIBグループ番号には1、MIB値参照要求送信IPアドレスにはSNMPマネージャ3−1のIPアドレスである192.168.0.100、MIB参照要求送信ポート番号には上述のステップS301で通信に用いられた1000が登録される。参照MIB値キャッシュテーブルアドレスには、0xa001が登録されたものとする。タイムアウトカウンタには、MIBグループテーブル200−1のタイムアウト時間の値である5が設定される。参照MIBには、MIBグループテーブル200−1の管理対象MIBであるOID1−1、OID1−2、OID1−3が登録され、それぞれのOIDの参照状態は初期において全て「未」が登録される。
図9(A)は、ステップS302において、作成されるMIB値キャッシュテーブル400−1の内容を示した説明図である。図9(A)に示すように、MIB値キャッシュテーブル400−1において、参照MIB値キャッシュテーブルアドレスは、MIB参照状態管理テーブル300−1の参照MIB値キャッシュテーブルアドレスと同じ0xa001である。参照MIBは、MIB参照状態管理テーブル300−1の参照MIBと同じ、OID1−1、OID1−2、OID1−3が登録され、それぞれのOIDのMIB値は、初期において全て空の状態である。
次に、通信装置1では、上述のステップS211の動作により、MIB参照状態管理テーブル300−1の参照MIBに登録されているOIDのMIB値が全て取得され、MIB値キャッシュテーブル400−1のMIB値の値が更新される(S303)。
図9(B)は、ステップS303において、MIB値の値が更新された後のMIB値キャッシュテーブル400−1の内容について説明した説明図である。MIB値キャッシュテーブル400−1において、OID1−1のMIB値は1、OID1−2のMIB値は1、OID1−3のMIB値は1となっている。
次に、通信装置1では、上述のステップS207の動作により、MIB参照状態管理テーブル300−1において、SNMPマネージャ3−1から、MIB値参照の要求(Get Request)のあったOID1−1の参照状態が、「済」に更新される(S304)。
図8(B)は、ステップS304において、参照状態が更新された後のMIB参照状態管理テーブル300−1の内容について説明した説明図である。参照MIBがOID1−1の参照状態のみが「済」に更新されている。
そして、上述のステップS216の動作により、通信装置1からSNMPマネージャ3−1へ、参照要求のあったOID1−1のMIB値について返答(Get Response)される(S305)。なお、ステップS305において、返答されるMIB値は、上述のステップS303で取得されたMIB値(MIB値キャッシュテーブル400−1に登録されたMIB値)である。
そして、次に、OID1−2について、MIB値参照の要求(Get Request)が、SNMPマネージャ3−1から通信装置1に、送信ポート番号1000を用いて送信される(S306)。
OID1−2は、管理対象MIBグループリスト記憶部52のMIBグループテーブル200−1に、管理対象MIBとして登録されているOIDであり、上述のステップS302においてMIB参照状態管理テーブル300−1は既に登録されているので、通信装置1では、OID1−2について、MIB値参照の要求(Get Request)を受信すると、上述のステップS207の動作により、MIB参照状態管理テーブル300−1の、OID1−2の参照状態が、「済」に更新される(S307)。
そして、上述のステップS216の動作により、通信装置1からSNMPマネージャ3−1へ、参照要求のあったOID1−2のMIB値について返答(Get Response)される(S308)。なお、ステップS308において、返答されるMIB値は、上述のステップS303で取得されたMIB値(MIB値キャッシュテーブル400−1に登録されたMIB値)である。
そして、次に、OID1−3について、MIB値参照の要求(Get Request)が、SNMPマネージャ3−1から通信装置1に、送信ポート番号1000を用いて送信される(S309)。
そして、上述のステップS307と同様に、上述のステップS207により、MIB参照状態管理テーブル300−1において、OID1−3の参照状態が、参照済を示す「済」に更新される(S310)。
図8(C)は、ステップS310において、参照状態が更新された後のMIB参照状態管理テーブル300−1の内容について説明した説明図である。この時点で、全てのOIDについて参照状態が「済」に更新されている。
そして、上述の通り、MIB参照状態管理テーブル300−1では、全てのOIDについて参照状態が「済」となっているため、上述のステップS213の動作により、MIB参照状態管理テーブル300−1、及び、MIB値キャッシュテーブル400−1の内容が消去される(S311)。
そして、上述のステップS216の動作により、通信装置1からSNMPマネージャ3−1へ、参照要求のあったOID1−3のMIB値について返答(Get Response)される(S312)。なお、ステップS308において、返答されるMIB値は、上述のステップS303で取得されたMIB値である。なお、OID−3のMIB値をSNMPマネージャ3−1へ返答する前に、上述のステップS311において、MIB値キャッシュテーブル400−1の内容が削除される場合は、上述のステップS213において、MIB値参照制御部50が、削除を行う前に、上述のS209により、OID−3のMIB値をSNMPエージェント部40に返却しても良い。
以上のように、SNMPマネージャ3−1からは、上述のステップS301、S306、S309と異なる時点において、MIB値参照の要求(Get Request)が、送信されるが、通信装置1では、その都度MIB値を取得して返答せずに、毎回上述のステップS303の時点に取得したMIB値を返答する。
図10は、テーブル監視部51による、MIB参照状態管理テーブル記憶部53を監視及び管理する動作を説明したフローチャートである。
SNMPエージェント部40が起動した後(S400)、テーブル監視部51では、管理処理を開始(または、再開)される(S401)。
テーブル監視部51では、定期的に、MIB参照状態管理テーブル記憶部53の内容を監視する処理が繰り返されるため、その繰り返しの処理の開始時に、SNMPエージェントが終了しているか否かが判定される(S402)。
上述のステップS402において、SNMPエージェントはまだ終了ではないと判定された場合は、テーブル監視部51では、MIB参照状態管理テーブル記憶部53の全MIB参照状態管理テーブル300のタイムアウトカウンタが1減算される(S403)。
次に、テーブル監視部51により、タイムアウトカウンタが0になったMIB参照状態管理テーブル300及び、関連するMIB値キャッシュテーブル400が削除される(S404)。
そして、テーブル監視部51では、次の監視契機まで、処理を一時中断(sleep)(S405)された後、再度上述のステップS401の処理から動作する。
一方、上述のステップS402において、SNMPエージェントが終了であると判定された場合は、テーブル監視部51では、全てのメモリ領域が開放される(S406)。全てのメモリ領域とは、管理対象MIBグループリスト記憶部52、管理対象MIBグループリスト記憶部52、MIB参照状態管理テーブル記憶部53、MIB参照状態管理テーブル記憶部53、MIB値キャッシュテーブル記憶部54、MIB値キャッシュテーブル記憶部54に記憶された情報が該当する。
(A−3)実施形態の効果
この実施形態によれば、以下のような効果を奏することができる。
上述の図7に示すように、通信装置1では、管理対象MIBグループリスト記憶部52の、いずれかのMIBグループテーブル200に登録されたMIB(OID)について、最初にSNMPマネージャ3からMIB値参照の要求があった際に、該当するMIBグループテーブル200に登録されたMIB(OID)のMIB値を全て取得して、MIB参照状態管理テーブル300(MIB値キャッシュテーブル400)に記憶し、以降、同一のMIBグループテーブル200に登録されたMIB(OID)についてMIB値参照の要求があった場合には、該当するMIB参照状態管理テーブル300(MIB値キャッシュテーブル400)に記憶されたMIB値をSNMPマネージャ3に返答する。これにより、同一のMIBグループテーブル200に登録されたMIB(OID)については、SNMPマネージャ3からのMIB値参照の要求の時刻が異なっていたとしても、通信装置1からは、特定の時刻で一度に収集したMIB値を返答することができる。また、例えば、SNMPを利用した通信装置管理方式において、多種多量の統計情報(MIB値)を収集する場合であっても、特定の時刻で一度に取得した統計情報(MIB値)を収集することができ、ネットワークの管理者は、大規模なネットワークのトラフィックの状況などを正確に管理することができる。
また、上述の図7のステップS311、及び、上述の図6のステップS213に示すように、MIB参照状態管理テーブル300において、全ての参照MIB(OID)の参照状態が「済」の場合、MIB値参照制御部50は、該当MIB(OID)が所属するMIB参照状態管理テーブル300、及び、関連するMIB値キャッシュテーブル400のデータを削除している。これにより、同じSNMPマネージャ3から、MIBグループテーブル200に登録されたMIB(OID)について、繰り返し参照要求があった場合でも、毎回最新に取得したMIB値を返答することができる。
さらにまた、上述の図10に示す通り、テーブル監視部51は、MIB参照状態管理テーブル300の内容を監視し、タイムアウトカウンタが0になったMIB参照状態管理テーブル300を削除している。これにより、全ての参照MIBについて参照状態が「済」とならないMIB参照状態管理テーブル300が、MIB参照状態管理テーブル記憶部53に残り続けることはなく、所定の時間以上前に取得した古いMIB値をSNMPマネージャ3に返答してしまうことを防ぐことや、必要となる記憶容量を低減することができる。
(B)他の実施形態
本発明は、上記の実施形態に限定されるものではなく、以下に例示するような変形実施形態も挙げることができる。
(B−1)上記の実施形態では、管理情報提供装置を通信装置に搭載した例を説明したが、例えば、サーバなどのノードに搭載しても良く、搭載する対象は限定されないものである。
(B−2)上記実施形態では、管理情報提供装置を通信装置(ノード)自体に搭載した場合を示したが、通信装置(ノード)に対する外付け装置(コネクタ接続、ケーブル接続は問わない)として、管理情報提供装置を構築するようにしても良い。また、1つの管理情報提供装置で、複数のノードを管理下におき、当該管理情報提供装置がまとめてSNMPマネージャと通信するようにしても良い。
(B−3)上記の実施形態では、SNMP及びMIBを適用した例について説明したが、ノードに係る管理情報を取得収集するものであれば、通信に適用するプロトコル及び管理情報は、SNMP及びMIBに限定されないものである。
(B−4)上記の実施形態においては、上述の図3に示すように、MIB参照状態管理テーブル記憶部53では、管理対象MIBグループ番号、MIB値参照要求送信IPアドレス、MIB参照要求送信ポート番号の3つの情報の組み合わせごとに、MIB参照状態管理テーブル300を作成しているが、上述の組み合わせに限定されないものである。例えば、管理対象MIBグループ番号、MIB値参照要求送信IPアドレスの2つの情報の組み合わせごとにMIB参照状態管理テーブル300を作成しても良い。又、MIB値参照要求送信IPアドレスを、SNMPマネージャ3を識別する他の情報(例えば、ドメイン名など)に置き換えても良い。
実施形態に関係する各種装置の接続関係及び、この実施形態の管理情報提供装置を搭載した通信装置(ノード)の構成を示すブロック図である。 実施形態に係る管理対象MIBグループリストに記憶される情報の例を示した説明図である。 実施形態に係るMIB参照状態管理テーブル記憶部に記憶される情報の例を示した説明図である。 実施形態に係るMIB値キャッシュテーブル記憶部に記憶される情報の例を示した説明図である。 実施形態に係るSNMPエージェント部が起動する際の動作を示したフローチャートである。 実施形態に係るSNMPエージェント部が、SNMPマネージャから、SNMPによる要求を受けた場合のMIB値参照制御の動作を説明したフローチャートである。 実施形態に係る通信装置とSNMPマネージャの間のSNMPの通信の例について示したシーケンス図である。 実施形態に係るMIB参照状態管理テーブル記憶部に記憶された情報の遷移を示した説明図である。 実施形態に係るMIB値キャッシュテーブル記憶部に記憶された情報の遷移を示した説明図である。 実施形態に係るテーブル監視部による、MIB参照状態管理テーブル記憶部を監視及び管理する動作を説明したフローチャートである。
符号の説明
1…通信装置、10…パケット転送制御部、20…パケット転送制御情報管理部、30…パケット統計情報管理部、40…SNMPエージェント部、50…MIB値参照制御部、51…テーブル監視部、52…管理対象MIBグループリスト記憶部、53…MIB参照状態管理テーブル記憶部、54…MIB値キャッシュテーブル記憶部、3、3−1、3−2…SNMPマネージャ、200、200−1〜200−3…MIBグループテーブル、300、300−1〜300−4…MIB参照状態管理テーブル、400、400−1〜400−4…MIB値キャッシュテーブル。

Claims (7)

  1. 外部装置からの要求に応じて、管理対象のノードに係る管理情報を上記ノードから取得し、取得した管理情報を上記外部装置に返答する管理情報提供装置において、
    管理情報の項目のうち、複数の項目をグループ化して、管理項目グループを登録する管理項目グループ登録手段と、
    管理項目グループに所属する項目の管理情報を記憶する管理情報記憶手段と、
    上記外部装置から、管理項目グループに所属する項目に関して管理情報の要求があった場合には、その管理項目グループに所属している項目全てについて、上記ノードから管理情報を取得し、取得した管理情報を上記管理情報記憶手段に書込むと共に、取得した管理情報のうち上記外部装置から要求のあった項目の管理情報を上記外部装置に返答し、以降、上記外部装置から同じ管理項目グループに所属する項目に関して管理情報の要求があった場合には、上記管理情報記憶手段に記憶されている管理情報を読込んで返答する管理情報取得返答手段と
    を有することを特徴とする管理情報提供装置。
  2. 上記管理情報記憶手段は、少なくとも、上記外部装置と、上記外部装置から要求のあった管理情報の項目が所属する管理項目グループとの組み合わせごとに、管理情報を記憶する記憶領域を確保し、
    管理情報取得返答手段は、上記外部装置から管理項目グループに所属している項目に関して、管理情報の要求があった場合には、その管理項目グループと上記外部装置との組み合わせに対応する記憶領域を上記管理情報記憶手段に確保させ、確保させた記憶領域ごとに管理情報の書込み及び読込みを行うことを特徴とする請求項1に記載の管理情報提供装置。
  3. 管理情報取得返答手段は、記憶している全ての管理情報について上記外部装置に返答済となっている記憶領域を、上記管理情報記憶手段に解放させることを特徴とする請求項2に記載の管理情報提供装置。
  4. 確保されてから所定の時間以上経過している記憶領域を、上記管理情報記憶手段に解放させる記憶領域解放手段をさらに有することを特徴とする請求項2又は3に記載の管理情報提供装置。
  5. 上記管理情報は、MIBの情報であることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の管理情報提供装置。
  6. 請求項1〜5のいずれかに記載の管理情報提供装置を搭載していることを特徴とするノード。
  7. 外部装置からの要求に応じて、管理対象のノードに係る管理情報を上記ノードから取得し、取得した上記管理情報を上記外部装置に返答する管理情報提供装置に搭載されたコンピュータを、
    管理情報の項目のうち、複数の項目をグループ化して管理項目グループを登録する管理項目グループ登録手段と、
    管理項目グループに所属する項目の管理情報を記憶する管理情報記憶手段と、
    上記外部装置から、管理項目グループに所属する項目に関して管理情報の要求があった場合には、その管理項目グループに所属している項目全てについて、上記ノードから管理情報を取得し、取得した管理情報を上記管理情報記憶手段に書込むと共に、取得した管理情報のうち上記外部装置から要求のあった項目の管理情報を上記外部装置に返答し、以降、上記外部装置から同じ管理項目グループに所属する項目に関して管理情報の要求があった場合には、上記管理情報記憶手段に記憶されている管理情報を読込んで返答する管理情報取得返答手段と
    して機能させることを特徴とする管理情報提供プログラム。
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