JP5304200B2 - ネットワーク管理システム、ネットワーク管理方法、マネージャおよびエージェント - Google Patents

ネットワーク管理システム、ネットワーク管理方法、マネージャおよびエージェント Download PDF

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Description

この発明は、通信機器を管理するマネージャと、当該通信機器の情報収集および装置設定を行うエージェントとがL2ネットワークを介して接続されるネットワーク管理システム、ネットワーク管理方法、マネージャおよびエージェントに関する。
従来より、キャリアネットワークや企業内ネットワーク等の管理者は、管理しているネットワークが正常に動作しているか、異常を起こしているルータやスイッチが無いか、トラフィック量が正常か等を日常業務の中で常に監視する必要がある。
これらの管理者がルータまたはスイッチ等の通信機器からネットワークの運用や管理に必要な情報を収集する手段として、SNMP(Simple Network Management Protocol)を利用する方法が知られている(特許文献1、2参照)。
SNMPは、IPネットワークで動作するUDPを用いたプロトコルである。SNMPでは、SNMPに対応した通信機器であれば、遠隔からネットワークインタフェースの統計情報等を収集、また通信機器の制御を行うことが可能である。SNMPにおいては、管理者側である「マネージャ」と、通信機器側である「エージェント」との間で、IPネットワークを介して、エージェントの持つMIB(Management Information Base)と呼ばれるデータベースの情報をやりとりすることで機能を実現している。
例えば、図12に例示するように、マネージャがネットワーク管理に必要な情報を収集するために、MIBに格納された情報(例えば、トラフィック量や装置の設定情報)を要求する「SNMP要求」をエージェントにIPネットワークを介して送信する。このような場合に、エージェントは、MIBから情報を読み出し、読み出した情報をSNMP応答として、マネージャに送信する。
また、ITU−TY1731、IEEE802.1agで標準化されたプロトコルであって、レイヤ2ネットワークにおける中継装置(L2スイッチ)同士が自律的に通信を行うEthernet(登録商標) OAM(operations、administration、maintenance)が知られている(特許文献3、4参照)。Ethernet OAMでは、装置の死活監視や接続経路情報の確認を行い、障害の検出を行っている。Ethernet OAMは、L2フレームを用いたプロトコルであり、IPに依存しないため、主に大規模なL2ネットワーク(広域イーサネット(登録商標))の障害監視に用いられる。
具体的には、図13に例示するように、Ethernet OAMネットワークにおけるそれぞれの中継装置は、MEG(Maintenance Entity Group)と呼ばれるVLANグループの中でMEP(MEG End Point)およびMIP(MEG Intermediate Point)と呼ばれる終端・中継ポイントとして定義されている。Ethernet OAMネットワークにおけるそれぞれの中継装置は、これらのポイント間でCC(Continuity Check:片方向接続確認)、LB(Loop Back:応答接続確認)、LT(Link Trace:経路確認)と呼ばれる3種類のプロトコルをやり取りすることで迅速な障害検出を行う。
"Structure and Identification of Management Information for TCP/IP-based internets"、[online]、[平成20年10月24日検索]、インターネット<http://tools.ietf.org/html/rfc1065> "Management Information Base for Network Management of TCP/IP-based internets:MIB-II"、[online]、[平成20年10月24日検索]、インターネット<http://tools.ietf.org/html/rfc1213> "Y.1731:OAM functions and mechanisms for Ethernet based networks"、[online]、[平成20年10月24日検索]、インターネット<http://www.itu.int/rec/T-REC-Y.1731-200802-P/en> "802.1ag-Connectivity Fault Management"、[online]、[平成20年10月24日検索]、インターネット<http://ieee802.org/1/pages/802.1ag.html>
ところで、上記したSNMPを利用する技術では、ネットワーク管理者は、統計情報やアラート情報をネットワーク内の通信機器からIPネットワークを介して収集し、ネットワークが正常に稼動しているか、障害の予兆が発生していないか等の監視を行う。このため、SNMPでは、IPで動作するプロトコルであるため、IP通信障害が発生した場合には、SNMPを用いた管理機能を使用することができない。この結果、SNMPを用いて通信機器の監視を行っているネットワーク管理者は、IP通信障害が発生した場合、管理しているネットワーク内の通信機器から統計情報の取得が出来ず、また通信機器を制御することが出来ないという課題があった。
また、上記したEthernet OAMを利用した技術では、IPを用いないレイヤ2プロトコルであるため、IP通信障害が発生しても利用することが可能である。しかし、Ethernet OAMでは、中継装置の死活監視や接続経路情報のやりとりといった、障害発生時の相互接続性の監視を行うためのものであり、遠隔からの通信機器の統計情報取得や、通信機器の制御といった機能は持っていない。
そこで、この発明は、上述した従来技術の課題を解決するためになされたものであり、IP通信ができない状況下においても、ネットワークの統計情報収集、通信装置の設定を行うことを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、このシステムは、マネージャが、エージェントに対するコマンドを追加したループバックフレームを生成してエージェントに送信し、エージェントが、ループバックフレームを受信した場合に、ループバックに追加されたコマンドに応じて、設定統計情報格納部に対してアクセスを行うことを要件とする。
開示のシステムは、IP通信ができない状況下においても、ネットワークの統計情報収集、通信装置の設定を行うことができるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、この発明に係るネットワーク管理システム、ネットワーク管理方法、マネージャおよびエージェントの実施例を詳細に説明する。
以下の実施例では、実施例1に係るネットワーク管理システムの構成、NMEO(Network Management on Ethernet OAM)マネージャの構成、NMEOエージェントの構成およびネットワーク管理システムの処理の流れを順に説明し、最後に実施例1による効果を説明する。なお、以下では、NMEOマネージャを管理者端末に適用し、NMEOエージェントをL2スイッチ(L2SW)、ルータまたはホスト等の通信装置に適用する場合の例を説明する。
[ネットワーク管理システム]
まず最初に、図1を用いて、実施例1に係るネットワーク管理システム1の構成を説明する。図1は、実施例1に係るネットワーク管理システム1の構成を示すブロック図である。同図に示すように、このネットワーク管理システム1は、管理者端末100、ルータ/GW(Gateway)200、DHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)サーバ300、ユーザ端末400A、400B、L2スイッチ500A、500Bを有する。
また、図1に示すように、ネットワーク管理システム1では、L2ネットワーク30を介してL2スイッチ500Aと、L2スイッチ500Bとが接続されている。以下にこれらの各部の処理を説明する。
管理装置端末100は、各装置の監視、管理を行うソフトウェア「NMEOマネージャ」10が適用されている。なお、NMEOマネージャ10は、ユーザ端末ソフトウェアとして動作する場合として説明するが、ハードウェアとして実装してよい。
管理装置端末100のNMEOマネージャ10は、統計情報または設定情報を送信する旨の命令や、設定情報を更新する旨を命令する「NMEO命令」をNMEOエージェント20に送信する。そして、管理装置端末100のNMEOマネージャ10は、統計情報または設定情報を含んだ応答や、設定情報の更新を行った旨を応答する「NMEO応答」をNMEOエージェント20から受信する。
ここで、NMEO命令およびNMEO応答について具体的に説明する。NMEO命令およびNMEO応答は、Ethernet OAMプロトコルのLB(Loop Back)フレームが拡張されたNMEOフレームであり、ネットワーク管理機能(NMEO)を持つヘッダが新たに定義されている。
NMEO命令には、統計情報または設定情報を送信する旨の命令であるNMEOデータベースRead命令と、設定情報を更新する旨を命令するNMEOデータベースWrite命令とがある(図5参照)。また、NMEO応答には、統計情報または設定情報を含んだNMEOデータベースRead応答と、設定情報の更新を行った旨を応答するNMEOデータベースWrite応答とがある(図5参照)。
ルータ/GW(Gateway)200、DHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)サーバ300、ユーザ端末400A、400B、L2スイッチ500A、500Bは、情報収集、管理設定を行うソフトウェア「NMEOエージェント」20がそれぞれ適用されている。また、ルータ/GW200、DHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)サーバ300、ユーザ端末400A、400B、L2スイッチ500A、500Bは、通信機器の各種情報を格納するNMEOデータベース27をそれぞれ有している。
このNMEOデータベース27は、Read Onlyの統計情報(通信インタフェースのパケット数・バイト数・エラーパケット数、通信インタフェースの状態、通信機器のCPU使用率・メモリ使用率・稼動状態、その他)と、Read/Write可能な設定情報(通信インタフェースの起動・停止・再起動、通信機器の再起動、その他)を格納する。
NMEOエージェント20は、NMEO命令が統計情報または設定情報を送信する旨の命令であるNMEOデータベースRead命令を受信した場合には、統計情報または設定情報を含んだNMEOデータベースRead応答を返信する。
また、NMEOエージェント20は、設定情報の更新する旨を命令するNMEOデータベースWrite命令を受信した場合には、設定情報の更新を行った旨を応答するNMEOデータベースWrite応答を返信する。
[NMEOマネージャの構成]
次に、図3〜図5を用いて、図1に示したNMEOマネージャ10の構成を説明する。図3は、実施例1に係るNMEOマネージャの構成を示すブロック図である。図4は、Ethernet OAM LBフレームのフォーマットを示す図である。図5は、NMEOのヘッダの詳細を説明するための図である。
図3に示すように、このNMEOマネージャ10は、パケット送受信部11、Ethernet処理部12、EthernetOAM処理部13、NMEO処理部14、NMEO管理部IF15、NMEOコマンド生成部16、NMEOマネージャDB17を有し、L2ネットワーク30を介してNMEOエージェント20と接続される。以下にこれらの各部の処理を説明する。
パケット送受信部11は、接続されるNMEOエージェント20との間でやり取りするEthernet OAMプロトコルのパケット(例えば、LB(Loop Back)、CC(Continuity Check)、LT(Link Trace))を送受信する。
具体的には、パケット送受信部11は、統計情報または設定情報を送信する旨の命令や、設定情報の更新する旨を命令する「NMEO命令」をNMEOエージェント20に送信する。そしてパケット送受信部11は、統計情報または設定情報を含んだ応答や、設定情報の更新を行った旨を応答する「NMEO応答」をNMEOエージェント20から受信する。
Ethernet処理部12は、パケット送受信部11によって受信されたパケットから中継装置の死活監視や接続経路情報のやりとりといった、障害発生時の相互接続性の監視を行う。なお、パケット送受信部11、Ethernet処理部12およびEthernet OAM処理部13は、前処理として、Ethernetの汎用的な処理を行う。
Ethernet OAM処理部13は、Ethernet OAMにおけるLBフレームのデータフィールドに対してNMEOに関するデータを挿入、または抽出を行う。具体的には、Ethernet OAM処理部13は、受信したパケットがLBである場合には、Ethernet OAMのLBフレーム内のNMEOヘッダに「NMEO Header Code」(NMEOヘッダ識別用コード)が存在するか否かを判定する。
その結果、Ethernet OAM処理部13は、NMEOヘッダにNMEO Header Codeが存在する場合には、受信したパケットがNMEOデータベースRead応答またはNMEOデータベースWrite応答であるとして、NMEO処理部14に通知する。
NMEO処理部14は、Ethernet OAMのLBフレームからNMEOデータを抽出し、抽出されたNMEOデータをNMEOマネージャDB17へ登録する。具体的には、NMEO処理部14は、Ethernet OAMのLBフレームの「Cmd Code」(コマンド種別)が「1」である場合には(つまり、NMEOデータベースRead応答である場合には)、Ethernet OAMのLBフレームの「Date Value」(NMEOデータ)を読み出してNMEOマネージャDB17に格納させる。
また、NMEO処理部14は、Ethernet OAMのLBフレームの「Cmd Code」(コマンド種別)が「2」である場合には(つまり、NMEOデータベースWrite応答である場合には)、Ethernet OAMのLBフレームの「Response Code」(応答コード)を読み出す。
そして、NMEO処理部14は、読み出されたResponse Codeが「1」である場合には、書き込みOKであるとして、設定変更結果を図示しない出力部に表示する。また、NMEO処理部14は、読み出されたResponse Codeが「2」である場合には、書き込みNGであるとして、設定変更が失敗した旨を図示しない出力部に表示する。
NMEO管理IF部15は、管理者からの要求(例えば、情報収集・設定要求)を受け付け、NMEOマネージャDB17からの情報収集や、NMEOコマンド生成部16へリードコマンド生成またはライトコマンド生成の要求を行う。NMEO管理IF部15は、特に、エージェントIF部15aおよび情報収集部15を有する。
エージェントIF部15aは、管理者からNMEOエージェント20に対する情報収集要求または設定要求を受け付けた場合には、リードコマンドであるNMEOデータベースRead命令の生成、またはライトコマンドであるNMEOデータベースWrite命令の生成を要求する通知を後述するNMEOコマンド生成部16に送信する。
情報収集部15bは、NMEOマネージャDB17から情報を収集する旨の要求を管理者から受け付けると、NMEOマネージャDB17から要求された各種情報、状態を読み出し、図示しない出力部に表示する。
NMEOコマンド生成部16は、LB(ループバック)フレームを拡張して、NMEOエージェント20に対するリードコマンドであるNMEOデータベースRead命令、およびNMEOエージェント20に対するライトコマンドであるNMEOデータベースWrite命令を追加したLBフレーム(NMEOフレーム)を生成する。具体的には、NMEOコマンド生成部16は、NMEOデータベースRead命令の生成を要求する通知をエージェントIF部15aから受信した場合には、NMEOデータベースRead命令を生成し、Ethernet OAM処理部13に通知する。
また、NMEOコマンド生成部16は、NMEOデータベースWrite命令の生成を要求する通知をエージェントIF部15aから受信した場合には、NMEOデータベースWrite命令の生成し、前処理部(パケット送受信部11、Ethernet処理部12、Ethernet OAM処理部13)を介してNMEOエージェント20に送信する。ここで、NMEOコマンド生成部16は、NMEOデータベースWrite命令のデータに、NMEOエージェントが適用された各通信機器に対する設定情報(例えば、通信インタフェースの起動・停止・再起動、通信機器の再起動、その他)を埋め込んでNMEOエージェント20に送信する。
ここで、Ethernet OAM LBフレームについて、図4を用いて具体的に説明する。同図に示すように、NMEOコマンド生成部16では、LBフレーム内のData TLV(利用目的が規定されていないData Padding領域)を利用し、この領域をNMEOヘッダとして、NMEOデータベースRead命令またはNMEOデータベースWrite命令を生成する。
続いて、NMEOヘッダについて、図5を用いて詳細に説明する。同図に示すように、MNEOデータベースRead命令は、TLV Type、TLV Length、NMEO Header Code、Cmd Code、Data Address、Data Length、Data Value、Response Codeを有している。
TLV Typeは、TLVの種別(図5の例では、「5」)を示している。TLV Lengthは、TLVの長さを示している。NMEO Header Codeは、NMEOヘッダ識別用コードであり、このNMEOヘッダ識別用コードがあるものについては、NMEO命令またはNMEO応答であることを示している。
Cmd Codeは、コマンド種別であって、図5の例では、Cmd Codeが「1」である場合には、「Read」命令または「Read」応答であることを示し、Cmd Codeが「2」である場合には、「Write」命令または「Write」応答であることを示している。
Date Addressは、データアドレスであって、データ種別を特定するコードである。Data Lengthは、データの長さを示している。Data Valueは、データ本体である。Response Codeは、応答コードであって、図5の例では、Response Codeが「1」である場合には、書き込みOKであることを示し、Response Codeが「2」である場合には、書き込みNGであることを示している。
NMEOマネージャDB17は、Ethernet OAMフレームから取得されたNMEOデータを格納する。具体的には、NMEOマネージャDB17は、NMEO処理部14によって読み出されたEthernet OAMのLBフレームの「Date Value」(NMEOデータ)であって、通信機器(ルータ、サーバ等)からの統計情報を格納する。
具体的には、NMEOマネージャDB17は、統計情報として、通信インタフェースのパケット数・バイト数・エラーパケット数、通信インタフェースの状態、通信機器のCPU使用率・メモリ使用率・稼動状態等を格納する。
[NMEOエージェントの構成]
次に、図6〜図8を用いて、図1に示したNMEOエージェント20の構成を説明する。図6は実施例1に係るNMEOエージェントの構成を示すブロック図である。図7は、実施例1に係るNMEOエージェントにおけるNMEO処理部およびNMEO管理部を詳細に説明するための図である。図8は、実施例1に係るネットワーク管理システムの構成例および障害例について説明するための図である。
図6に示すように、このNMEOエージェント20は、パケット送受信部21、Ethernet処理部22、EthernetOAM処理部23、NMEO処理部24、NMEO管理部25、NMEOマネージャDB26を有し、L2ネットワーク30を介してNMEOマネージャ10と接続される。以下にこれらの各部の処理を説明する。
パケット送受信部21は、接続されるNMEOマネージャ10との間でやり取りするEthernet OAMプロトコルのパケット(例えば、LB(Loop Back)、CC(Continuity Check)、LT(Link Trace))を送受信する。
具体的には、パケット送受信部21は、統計情報や設定情報を送信する「NMEOデータベースRead応答」、設定情報の更新した旨を応答する「NMEOデータベースWrite応答」をNMEOマネージャ10に送信する。そして、パケット送受信部21は、統計情報または設定情報を送信する旨の命令や、設定情報の更新する旨を命令する「NMEO命令」をNMPマネージャ10から受信する。
Ethernet処理部22は、パケット送受信部21によって受信されたパケットから中継装置の死活監視や接続経路情報のやりとりといった、障害発生時の相互接続性の監視を行う。なお、パケット送受信部21、Ethernet処理部22およびEthernet OAM処理部23は、前処理として、Ethernetの汎用的な処理を行う。
Ethernet OAM処理部23は、Ethernet OAMにおけるLBフレームのデータフィールドに対してNMEOに関するデータを挿入、または抽出を行う。具体的には、Ethernet OAM処理部23は、受信したパケットがLBである場合には、Ethernet OAMのLBフレーム内のNMEOヘッダに「NMEO Header Code」(NMEOヘッダ識別用コード)が存在するか否かを判定する。
その結果、Ethernet OAM処理部23は、NMEOヘッダにNMEO Header Codeが存在する場合には、受信したパケットがNMEOデータベースRead命令またはNMEOデータベースWrite命令であるとして、NMEO処理部24に通知する。
NMEO処理部24は、Ethernet OAMのLBフレームからNMEOコマンドを抽出し、抽出されたNMEOコマンドに応じて、統計情報または設定情報をNMEO DB26から読み出す処理または装置の設定情報を更新する処理を行う。
NMEO管理部25は、装置全体から統計等(図6の例では、L2/L3装置設定統計情報)の情報を収集し、またNMEO DB27eで管理される装置設定が変更された場合、装置自体の設定を実際に行う。なお、NMEO管理部25は、図示しないMIBを管理しているMIB管理部と連携しており、NMEO DB27aを更新した場合には、MIBも更新され、また、MIBが更新された場合には、NMEO DB27aを同様に更新する。
ここで、NMEO処理部24およびNMEO管理部25について、図7を用いて詳細な構成に説明する。同図に示すように、NMEO処理部24は、NMEOコマンド抽出部24a、NMEO DB Read IF部24b、NMEO返信生成部24cを有する。また、NMEO管理部25は、NMEO DB Write IF部25a、情報収集部25b、装置設定部25cを有する。
NMEOコマンド抽出部24aは、Ethernet OAMのLBフレームの「Cmd Code」(コマンド種別)を抽出する。具体的には、NMEOコマンド抽出部24aは、Ethernet OAMのLBフレームの「Cmd Code」(コマンド種別)を抽出し、「Cmd Code」(コマンド種別)が「1」である場合には(つまり、NMEOデータベースRead命令である場合には)、統計情報または設定情報をNMEO DB26から読み出す処理を要求する旨をNMEO DB Read IF部24bに通知する。
また、NMEOコマンド抽出部24aは、「Cmd Code」(コマンド種別)が「2」である場合には(つまり、NMEOデータベースWrite命令である場合には)、NMEOデータベースWrite命令を受信した旨をNMEO管理部25に通知する。
NMEO DB Read IF部24bは、統計情報または設定情報をNMEO DB26から読み出す。具体的には、NMEO DB Read IF部24bは、統計情報または設定情報をNMEO DB26から読み出す処理を要求する旨の通知をNMEOコマンド抽出部24aから受信すると、統計情報または設定情報をNMEO DB26から読み出す。
そして、NMEO DB Read IF部24bは、NMEO DB26から読み出された統計情報または設定情報をNMEO返信生成部24cに通知する。
NMEO返信生成部24cは、NMEOデータベースWrite応答を生成して、NMEOマネージャ10に送信する。具体的には、NMEO返信生成部24cは、NMEO DB Read IF部24bから統計情報または設定情報を受信すると、受信された統計情報または設定情報をNMEOデータベースWrite応答に埋め込む。
そして、NMEO返信生成部24cは、NMEOデータベースWrite応答を前処理部(パケット送受信部21、Ethernet処理部22、Ethernet OAM処理部23)を介してNMEOマネージャ10に送信する。
NMEO DB Write IF部25aは、NMEO DB26に設定情報および統計情報を書き込む。具体的には、NMEO DB Write IF部25aは、NMEOコマンド抽出部24aからNMEOデータベースWrite命令を受信した旨の通知を受信すると、NMEOデータベースWrite命令から設定情報を抽出する。そして、NMEO DB Write IF部25aは、抽出された設定情報をNMEO DB26に書き込む。
また、NMEO DB Write IF部25aは、情報収集部25bから統計情報を受信すると、受信された統計情報をNMEO DB26に書き込む。
情報収集部25bは、装置全体から統計情報(L2/L3装置設定統計情報)等の情報を収集して統計情報をNMEO DB26に格納する。具体的には、情報収集部25bは、図示しないMIBが更新されると、装置全体から統計情報(L2/L3装置設定統計情報)等の情報を収集し、NMEO DB Write IF部25aに通知する。
装置設定部25cは、NMEO DB26に格納された設定情報を基に、装置自体の設定を行う。具体的には、装置設定部25cは、NMEO DB Write IF部25aから設定情報を受信すると、受信された設定情報を用いて、装置自体の設定を行う。
NMEO DB26は、自装置の設定に関する情報である設定情報と、自装置の通信から統計した情報である統計情報とを格納する。具体的には、NMEO DB26は、統計情報として、通信インタフェースのパケット数・バイト数・エラーパケット数、通信インタフェースの状態、CPU使用率・メモリ使用率・稼動状態等を格納する。また、NMEO DB26は、設定情報として、通信インタフェースの起動・停止・再起動、通信機器の再起動等)を格納する。
このように、NMEOマネージャ10およびNMEOエージェント20がEthernet OAMフレームを拡張したNMEOフレームをやり取りすることで連携して、情報の収集や設定を行うことで、IP通信が出来ない状況下においても、ネットワークの統計情報収集、通信装置の管理が可能になる。
ここで、IP通信が出来なくなる状況となる障害例について、図8の例を用いて説明する。図8の例では、ネットワークがGW(ゲートウェイ)となるルータと外部ネットワークで接続され、DHCPサーバを用いた動的設定、もしくは手動によるIPネットワークの設定を行うものとする。また、ネットワークがLayer2のEthernetで構成され、1台以上のEthernetスイッチで接続され、ユーザおよび管理者がEthernet上のIPでネットワークに接続するものとする。
同図に示すように、障害例として、同一サブネット内のIPアドレス設定からくる障害であって、DHCPサーバに故障等の障害が発生した場合、IPアドレス等の設定情報が取得できず、IP通信ができない(図8の障害例1参照)。
また、ユーザ端末が手動で設定を行っていた場合のうち、GWアドレスを自アドレスとして設定してしまった場合、同一サブネット内の端末は外部ネットワークと通信が不可能になる。同様にユーザ端末同士のIPアドレスが誤って衝突してしまった場合には、衝突した端末へのIP通信が不可能になる(図8の障害例2、3参照)。また、L2ネットワークにおけるL2SWが、安価であるために故障した場合には、障害箇所の切り分けが難航し、IP通信が不可能になる。
[ネットワーク管理システムによる処理]
次に、図9および図10を用いて、実施例1に係るネットワーク管理システム1による処理を説明する。図9および図10は、実施例1に係るネットワーク管理システムによる処理の流れを示すシーケンス図である。
まずは、図9を用いてNMEOデータベース26のRead処理について説明する。同図に示すように、ネットワーク管理システム1のNMEOエージェント20は、定常的に装置情報やネットワークインタフェースの統計情報をNMEOデータベース26に登録している(ステップS101)。
そして、NMEOマネージャ10は、スイッチの統計情報の取得要求を管理者から受け付けると(ステップS102)、NMEOデータベースRead命令をNMEOエージェント20に送信する(ステップS103)。
そして、NMEOエージェント20は、NMEOデータベースRead命令を受信すると(ステップS104)、命令で指定されたDataをNMEOデータベース26から読み出し、NMEOデータベースRead応答をNMEOマネージャ10に送信する(ステップS105)。
その後、NMEOマネージャ10は、NMEOデータベースRead応答を受信すると(ステップS106)、読み出された統計情報を統計情報Read結果として出力部に表示する(ステップS107)。
続いて、図10を用いてNMEOデータベース26のWrite処理について説明する。同図に示すように、ネットワーク管理システム1のNMEOマネージャ10は、スイッチの装置設定変更の要求を管理者から受け付けると(ステップS201)、NMEOデータベースWrite命令をNMEOエージェント20に送信する(ステップS202)。
そして、NMEOエージェント20は、NMEOデータベースWrite命令を受信すると(ステップS203)、NMEOデータベースWrite命令で指定された設定情報をNMEOデータベース26に書き込む(ステップS204)。
続いて、NMEOエージェント20は、設定情報に従って装置設定を変更し(ステップS205)、設定変更結果をNMEOデータベースWrite応答でNMEOマネージャ10に送信する(ステップS206)。その後、NMEOマネージャ10は、NMEOデータベースWrite応答を受信し(ステップS207)、設定変更結果を出力部に表示する(ステップS208)。
[実施例1の効果]
上述してきたように、ネットワーク管理システム1は、NMEOマネージャ10が、NMEOエージェント20に対するコマンドを追加したループバックフレームを生成し、生成されたループバックフレームをNMEOエージェント20に送信する。そして、NMEOエージェント20は、自装置の設定に関する情報である設定情報と、自装置の通信から統計した情報である統計情報とを格納するNMEO DB26を備え、ループバックフレームを受信した場合に、ループバックに追加されたコマンドに応じて、NMEO DB26に対してアクセスを行う。このため、NMEOマネージャ10およびNMEOエージェント20がEthernet OAMフレームを拡張したNMEOフレームをやり取りすることで連携し、IPレイヤを用いた通信が不可能となった状態でも、情報の収集や設定を行うことが可能である。
また、実施例1によれば、ネットワーク管理システム1では、NMEOマネージャ10が、統計情報または設定情報の読み出しを命令するNMEOデータベースRead命令を追加したループバックフレームを生成し、生成されたループバックフレームをNMEOエージェント20に送信する。そして、NMEOエージェント20は、送信されたループバックフレームを受信した場合に、ループバックに追加されたNMEOデータベースRead命令に応じて、NMEO DB26に対してリードアクセスを行って統計情報または前記設定情報を読み出す。このため、NMEOマネージャ10およびNMEOエージェント20がEthernet OAMフレームを拡張したNMEOフレームをやり取りすることで連携し、IPレイヤを用いた通信が不可能となった状態でも、NMEOマネージャ10が各通信機器から統計情報および設定情報を収集することが可能である。
また、実施例1によれば、ネットワーク管理システム1では、NMEOマネージャ10が、設定情報の書き込みを命令するNMEOデータベースWrite命令を追加したループバックフレームを生成し、生成されたループバックフレームをNMEOエージェント20に送信する。そして、NMEOエージェント20は、ループバックフレームを受信した場合に、ループバックに追加されたNMEOデータベースWrite命令に応じて、NMEO DB26に対してライトアクセスを行って設定情報を書き込む。このため、NMEOマネージャ10およびNMEOエージェント20がEthernet OAMフレームを拡張したNMEOフレームをやり取りすることで連携し、IPレイヤを用いた通信が不可能となった状態でも、NMEOマネージャ10が各通信機器に対して装置設定の変更を行うことが可能である。
さて、これまで本発明の実施例について説明したが、本発明は上述した実施例以外にも、種々の異なる形態にて実施されてよいものである。そこで、以下では実施例2として本発明に含まれる他の実施例を説明する。
(1)マルチキャストフレーム
ところで、ネットワーク管理システムのNMEOマネージャは、Ethernet OAMのマルチキャストフレームを用いて、NMEOコマンドをNMEOエージェントに送信するようにしてもよい。具体的には、NMEOマネージャは、NMEOエージェントに対するコマンドを追加したEthernet OAMのマルチキャストフレームを作成する。そして、NMEOマネージャは、Ethernet OAMのマルチキャストフレームを用いて、サブネット内すべてのネットワーク通信機器に対して、NMEOデータベースRead命令およびNMEOデータベースWrite命令を送信し、様々な統計情報を取得、また様々な装置設定を行う。
このように、NMEOエージェントに対するコマンドを追加したマルチキャストフレームを生成し、生成されたマルチキャストフレームをエージェントに送信するので、サブネット内すべてのネットワーク通信機器から様々な統計情報を取得、また様々な装置設定を行うことが可能である。
(2)システム構成等
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。例えば、Ethernet処理部12とEthernetOAM処理部13を統合してもよい。さらに、各装置にて行なわれる各処理機能は、その全部または任意の一部が、CPUおよび当該CPUにて解析実行されるプログラムにて実現され、あるいは、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現され得る。
また、本実施例において説明した各処理のうち、自動的におこなわれるものとして説明した処理の全部または一部を手動的におこなうこともでき、あるいは、手動的におこなわれるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的におこなうこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
(3)プログラム
ところで、上記の実施例で説明した各種の処理は、あらかじめ用意されたプログラムをコンピュータで実行することによって実現することができる。そこで、以下では、図11を用いて、上記の実施例と同様の機能を有するプログラムを実行するコンピュータの一例を説明する。図11は、ネットワーク管理プログラムを実行するコンピュータを示す図である。
同図に示すように、NMEOマネージャとしてのコンピュータ600は、HDD610、RAM620、ROM630およびCPU640をバス650で接続して構成される。
そして、ROM630には、上記の実施例と同様の機能を発揮するネットワーク管理プログラム、つまり、図11に示すように、NMEO処理プログラム631、NMEO管理プログラム632、NMEOコマンド生成プログラム633が予め記憶されている。なお、プログラム631〜633については、図3に示したNMEOマネージャ10の各構成要素と同様、適宜統合または分散してもよい。
そして、CPU640が、これらのプログラム631〜633をROM630から読み出して実行することで、図11に示すように、各プログラム631〜633は、NMEO処理プロセス641、NMEO管理プロセス642、NMEOコマンド生成プロセス643として機能するようになる。各プロセス641〜643は、図3に示したNMEO処理部14、NMEO管理部15、NMEOコマンド生成部16にそれぞれ対応する。
また、HDD610には、図11に示すように、NMEOデータ611が設けられる。なお、NMEOデータ611は、図11に示したNMEOマネージャDB17に対応する。そして、CPU640は、NMEOデータ611に対してデータを登録するとともに、NMEOデータ611を読み出してRAM620に格納し、RAM620に格納されたNMEOデータ611に基づいて処理を実行する。
以上の実施例1〜2を含む実施形態に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)通信機器を管理するマネージャと、当該通信機器の情報収集および装置設定を行うエージェントとがL2ネットワークを介して接続されるネットワーク管理システムであって、
前記マネージャが、
前記エージェントに対するコマンドを追加したループバックフレームを生成するコマンド生成部と、
前記コマンド生成部によって生成された前記ループバックフレームを前記エージェントに送信するコマンド送信部と、を備え、
前記エージェントが、
自装置の設定に関する情報である設定情報と、自装置の通信から統計した情報である統計情報とを格納する設定統計情報格納部と、
前記コマンド送信部によって送信された前記ループバックフレームを受信した場合に、当該ループバックに追加された前記コマンドに応じて、前記設定統計情報格納部に対してアクセスを行うアクセス処理部と、
を備えることを特徴とするネットワーク管理システム。
(付記2)前記コマンド生成部は、前記統計情報または前記設定情報の読み出しを命令するリードコマンドを追加したループバックフレームを生成し、
前記コマンド送信部は、前記コマンド生成部によって生成された前記ループバックフレームを前記エージェントに送信し、
前記アクセス処理部は、前記コマンド送信部によって送信された前記ループバックフレームを受信した場合に、当該ループバックに追加された前記リードコマンドに応じて、前記設定統計情報格納部に対してリードアクセスを行って前記統計情報または前記設定情報を読み出すことを特徴とする付記1に記載のネットワーク管理システム。
(付記3)前記コマンド生成部は、前記設定情報の書き込みを命令するライトコマンドを追加したループバックフレームを生成し、
前記コマンド送信部は、前記コマンド生成部によって生成された前記ループバックフレームを前記エージェントに送信し、
前記アクセス処理部は、前記コマンド送信部によって送信された前記ループバックフレームを受信した場合に、当該ループバックに追加された前記ライトコマンドに応じて、前記設定統計情報格納部に対してライトアクセスを行って前記設定情報を書き込むことを特徴とする付記1または2に記載のネットワーク管理システム。
(付記4)前記コマンド生成部は、前記エージェントに対するコマンドを追加したマルチキャストフレームを生成し、
前記コマンド送信部は、前記コマンド生成部によって生成された前記マルチキャストフレームを前記エージェントに送信することを特徴とする付記1〜3のいずれか一つに記載のネットワーク管理システム。
(付記5)通信機器を管理するマネージャと、当該通信機器の情報収集および装置設定を行うエージェントとがL2ネットワークを介して接続されるネットワーク管理システムを管理するネットワーク管理方法であって、
前記マネージャが、前記エージェントに対するコマンドを追加したループバックフレームを生成するコマンド生成ステップと、
前記マネージャが、前記コマンド生成部によって生成された前記ループバックフレームを前記エージェントに送信するコマンド送信ステップと、
前記エージェントが、前記コマンド送信部によって送信された前記ループバックフレームを受信した場合に、当該ループバックに追加された前記コマンドに応じて、自装置の設定に関する情報である設定情報と自装置の通信から統計した情報である統計情報とを格納する設定統計情報格納部に対してアクセスを行うアクセス処理ステップと、
を含んだことを特徴とするネットワーク管理方法。
(付記6)通信機器の情報収集および装置設定を行うエージェントとL2ネットワークを介して接続され、通信機器を管理するマネージャであって、
前記エージェントに対するコマンドを追加したループバックフレームを生成するコマンド生成部と、
前記コマンド生成部によって生成された前記ループバックフレームを前記エージェントに送信するコマンド送信部と、
を備えることを特徴とするマネージャ。
(付記7)通信機器を管理するマネージャとL2ネットワークを介して接続され、当該通信機器の情報収集および装置設定を行うエージェントであって、
自装置の設定に関する情報である設定情報と、自装置の通信から統計した情報である統計情報とを格納する設定統計情報格納部と、
前記マネージャによって送信されたループバックフレームを受信した場合に、当該ループバックに追加されたコマンドに応じて、前記設定統計情報格納部に対してアクセスを行うアクセス処理部と、
を備えることを特徴とするエージェント。
(付記8)通信機器を管理するマネージャと、当該通信機器の情報収集および装置設定を行うエージェントとがL2ネットワークを介して接続されるネットワーク管理システムを管理するネットワーク管理方法をコンピュータに実行させるネットワーク管理プログラムであって、
前記エージェントに対するコマンドを追加したループバックフレームを生成するコマンド生成手順と、
前記コマンド生成部によって生成された前記ループバックフレームを前記エージェントに送信するコマンド送信部と、
をコンピュータに実行させることを特徴とするネットワーク管理プログラム。
実施例1に係るネットワーク管理システムの構成を示す図である。 実施例1に係るネットワーク管理システムによるネットワーク管理を説明するための図である。 実施例1に係るNMEOマネージャの構成を示すブロック図である。 Ethernet OAM LBフレームのフォーマットを示す図である。 NMEOのヘッダの詳細を説明するための図である。 実施例1に係るNMEOエージェントの構成を示すブロック図である。 実施例1に係るNMEOエージェントにおけるNMEO処理部およびNMEO管理部を詳細に説明するための図である。 実施例1に係るネットワーク管理システムの構成例および障害例について説明するための図である。 実施例1に係るネットワーク管理システムによる処理の流れを示すシーケンス図である。 実施例1に係るネットワーク管理システムによる処理の流れを示すシーケンス図である。 ネットワーク管理プログラムを実行するコンピュータを示す図である。 従来技術を説明するための図である。 従来技術を説明するための図である。
符号の説明
1 ネットワーク管理システム
10 NMEOマネージャ
11 パケット送受信部
12 Ethernet処理部12
13 EthernetOAM処理部13
14 NMEO処理部14
15 NMEO管理部15
16 NMEOコマンド生成部16
17 NMEOマネージャDB17
20 NMEOエージェント
21 パケット送受信部
22 Ethernet処理部
23 EthernetOAM処理部
24 NMEO処理部
25 NMEO管理部
26 NMEOマネージャDB
30 L2ネットワーク
40 スイッチ
100 管理者端末
200 ルータ/GW
300 DHCPサーバ
400 ユーザ端末

Claims (6)

  1. 通信機器を管理するマネージャと、当該通信機器の情報収集および装置設定を行うエージェントとがL2ネットワークを介して接続されるネットワーク管理システムであって、
    前記マネージャが、
    前記エージェントに対する、該エージェントの起動、停止または再起動に関する情報である設定情報の書き込みを命令するライトコマンドを追加したループバックフレームを生成するコマンド生成部と、
    前記コマンド生成部によって生成された前記ループバックフレームを前記エージェントに送信するコマンド送信部と、を備え、
    前記エージェントが、
    前記設定情報を格納する情報格納部と、
    前記コマンド送信部によって送信された前記ループバックフレームを受信した場合に、当該ループバックフレームに追加された前記ライトコマンドに応じて、前記情報格納部に対してライトアクセスを行って前記設定情報を書き込むアクセス処理部と、
    を備えることを特徴とするネットワーク管理システム。
  2. 前記情報格納部は、前記エージェントの通信から統計した情報である統計情報を格納し、
    前記コマンド生成部は、前記統計情報または前記設定情報の読み出しを命令するリードコマンドを追加したループバックフレームを生成し、
    前記コマンド送信部は、前記コマンド生成部によって生成された前記ループバックフレームを前記エージェントに送信し、
    前記アクセス処理部は、前記コマンド送信部によって送信された前記ループバックフレームを受信した場合に、当該ループバックフレームに追加された前記リードコマンドに応じて、前記情報格納部に対してリードアクセスを行って前記統計情報または前記設定情報を読み出すことを特徴とする請求項1に記載のネットワーク管理システム。
  3. 前記コマンド生成部は、前記エージェントに対するコマンドを追加したマルチキャストフレームを生成し、
    前記コマンド送信部は、前記コマンド生成部によって生成された前記マルチキャストフレームを前記エージェントに送信することを特徴とする請求項1または請求項2に記載のネットワーク管理システム。
  4. 通信機器を管理するマネージャと、当該通信機器の情報収集および装置設定を行うエージェントとがL2ネットワークを介して接続されるネットワーク管理システムを管理するネットワーク管理方法であって、
    前記マネージャが、前記エージェントに対する、該エージェントの起動、停止または再起動に関する情報である設定情報の書き込みを命令するライトコマンドを追加したループバックフレームを生成するコマンド生成ステップと、
    前記マネージャが、前記コマンド生成ステップによって生成された前記ループバックフレームを前記エージェントに送信するコマンド送信ステップと、
    前記エージェントが、前記コマンド送信ステップによって送信された前記ループバックフレームを受信した場合に、当該ループバックフレームに追加された前記ライトコマンドに応じて、自装置の設定に関する情報である設定情報を格納する情報格納部に対してライトアクセスを行って前記設定情報を書き込むアクセス処理ステップと、
    を含んだことを特徴とするネットワーク管理方法。
  5. 通信機器の情報収集および装置設定を行うエージェントとL2ネットワークを介して接続され、通信機器を管理するマネージャであって、
    前記エージェントに対する、該エージェントの起動、停止または再起動に関する情報である設定情報の書き込みを命令するライトコマンドを追加したループバックフレームを生成するコマンド生成部と、
    前記コマンド生成部によって生成された前記ループバックフレームを前記エージェントに送信するコマンド送信部と、
    を備えることを特徴とするマネージャ。
  6. 通信機器を管理するマネージャとL2ネットワークを介して接続され、当該通信機器の情報収集および装置設定を行うエージェントであって、
    自装置の起動、停止または再起動に関する情報である設定情報を格納する情報格納部と、
    前記マネージャによって送信されたループバックフレームを受信した場合に、当該ループバックフレームに追加されたライトコマンドに応じて、前記情報格納部に対してライトアクセスを行って前記設定情報を書き込むアクセス処理部と、
    を備えることを特徴とするエージェント。
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