JP4882705B2 - シートの製造方法およびシートの製造装置 - Google Patents
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Description
(1)複数個の厚み調整手段を備えたダイを用いてシート材料をシート状に押出す、
(2)シート幅方向に寸法変化を伴う所定の加工を実施することで所望のシートとなす、
(3)前記所定の加工の完了前および完了後の該シートの幅方向厚み分布を測定する、
(4)前記加工完了後の前記シートの幅方向厚み分布の測定値に基づいて各測定位置に対応する前記厚み調整手段に加える操作量を計算する。
(5)該操作量によって前記厚み調整手段を操作してシート厚みを制御する。
前記ステップ(4)の前記操作量の計算にあたっては、次のステップA,Bの方法により前記厚み調整手段に対する前記加工の完了後のシート幅方向対応位置を決定し、決定した前記シート幅方向対応位置に基づいて厚み制御を行うことを特徴とするシートの製造方法が提供される。
A.前記加工の完了前のシート幅方向位置と前記加工の完了後の幅方向位置との対応関係を表し、1個以上の未知パラメータを含むマッピング関数、前記加工の完了前のシート幅方向厚み分布の測定値、および、前記加工の完了後の厚み分布の測定値を含む評価関数が極値となるよう前記未知パラメータを求める、
B.かくして求めた前記未知パラメータに基づいて前記マッピング関数を決定し、該決定したマッピング関数に基づいて、前記厚み調整手段に対する前記加工の完了後のシート幅方向対応位置を決定する。
また、本発明の好ましい形態によれば、前記評価関数として次の式<1>またはこれと数学的に等価な式を用い、前記評価関数を極小化または極大化するように未知パラメータを決定することを特徴とするシートの製造方法が提供される。
E:マッピング関数の誤差を表す評価関数
xf:前記加工の完了後のシート幅方向位置
Tf(xf):前記加工の完了後のシート幅方向位置xfにおけるシート厚み
xs:前記加工の完了前のシート幅方向位置
Ts(xs):前記加工の完了前のシート幅方向位置xsにおけるシート厚み
θ:マッピング関数g(xf、θ)に含まれる要素数が1以上のパラメータベクトル
g(xf、θ):マッピング関数、加工完了前のシートの幅方向位置xsが加工完了後のシートの幅方向位置xfの関数で、パラメータθで表されるモデル化した時の関数式
vf:前記加工の完了後のシートの流れ方向速度
vs:前記加工の完了前のシートの流れ方向速度
Df:前記加工の完了後のシートの密度
Ds:前記加工の完了前のシートの密度
xf0:マッピング関数の誤差を演算する時に始点とする前記加工の完了後のシート幅方向位置
xf1:マッピング関数の誤差を演算する時に終点とする前記加工の完了後のシート幅方向位置
である。
E:マッピング関数の誤差を表す評価関数
xf:前記加工の完了後のシート幅方向位置
Tf(xf):前記加工の完了後のシート幅方向位置xfにおけるシート厚み
xs:前記加工の完了前のシート幅方向位置
Ts(xs):前記加工の完了前のシート幅方向位置xsにおけるシート厚み
θ:マッピング関数g(xf、θ)に含まれる要素数が1以上のパラメータベクトル
g(xf、θ):マッピング関数、前記加工の完了前のシートの幅方向位置xsが前記加工の完了後のシートの幅方向位置xfおよびパラメータθで表される関数
h(xf、θ):評価関数中に含まれる前記加工の完了後のシートの幅方向位置xfとパラメータθで構成される関数
vf:前記加工の完了後のシートの流れ方向速度
vs:前記加工の完了前のシートの流れ方向速度
xf0:マッピング関数の誤差を演算する時に始点とする前記加工の完了後のシート幅方向位置
xf1:マッピング関数の誤差を演算する時に終点とする前記加工の完了後のシート幅方向位置
である。
(1)複数個の厚み調整手段を備えたダイを用いてシート材料をシート状に押出す。
(2)シート幅方向に寸法変化を伴う所定の加工を実施することで所望のシートとなす。
(3)前記加工の完了前および完了後の該シートの幅方向厚み分布を測定する。
(4)前記加工完了後の前記シートの幅方向厚み分布の測定値に基づいて各測定位置に対応する前記厚み調整手段に加える操作量を計算する。
(5)該操作量によって前記厚み調整手段を操作してシート厚みを制御する。
前記ステップ(4)の前記操作量の計算にあたっては、次のステップA,Bのプログラムにより、コンピュータを用いて前記厚み調整手段に対する前記加工の完了後のシート幅方向対応位置を決定し、決定した前記シート幅方向対応位置に基づいて厚み制御を行うことを特徴とするプログラムが提供される。
A.前記加工の完了前のシート幅方向位置と前記加工の完了後の幅方向位置との対応関係を表し、1個以上の未知パラメータを含むマッピング関数、前記加工の完了前のシート幅方向厚み分布の測定値、および、前記加工の完了後の厚み分布の測定値を含む評価関数が極値となるよう前記未知パラメータを求める、
B.かくして求めた前記未知パラメータに基づいて前記マッピング関数を決定し、該決定したマッピング関数に基づいて、前記厚み調整手段に対する前記加工の完了後のシート幅方向対応位置を決定する。
(1)複数個の厚み調整手段を備えたシート材料をシート状に押出すダイ
(2)該シート状物を延伸または発泡を含む所定の加工を実施する加工装置
(3)前記加工の完了前のシートの幅方向の厚み分布を測定する加工前厚み測定器
(4)前記加工の完了後の該シートの幅方向の厚み分布を測定する加工後厚み測定器
(5)該加工後厚み測定器の測定値に基づいて各測定位置に対応する前記厚み調整手段に加える操作量を計算するコンピュータ
(6)該コンピュータにより計算された操作量を前記厚み調整手段に加える制御装置
前記(5)のコンピュータは、前記操作量の計算にあたっては、次のステップA,Bの方法により前記厚み調整手段に対する前記加工の完了後のシート幅方向対応位置を決定し、決定した前記シート幅方向対応位置に基づいて厚み制御を行うものであることを特徴とするシートの製造装置が提供される。
A.前記加工の完了前のシート幅方向位置と前記加工の完了後の幅方向位置との対応関係を表し、1個以上の未知パラメータを含むマッピング関数、前記加工の完了前のシート幅方向厚み分布の測定値、および、前記加工の完了後の厚み分布の測定値を含む評価関数が極値となるよう前記未知パラメータを求める、
B.かくして求めた前記未知パラメータに基づいて前記マッピング関数を決定し、該決定したマッピング関数に基づいて、前記厚み調整手段に対する前記加工の完了後のシート幅方向対応位置を決定する。
また、本発明において、「操作量」とは、厚み調整手段においてシート材料の吐出量を変更するために、各厚み調整手段に印加されるエネルギー量やこれに対応する数値をいう。たとえば、ヒーター等を使う場合は、パワーユニットを介して入力される電力量に該当する。また例えばボルトを熱的伸縮させるヒートボルト方式では、ボルトに付設したヒーターに電力が供給されてボルトが加熱され、それに応じてボルトが伸縮して間隙の幅を調整する。他の方式でも電力が供給されて厚み調整手段が動作するのが普通である。
xf:加工完了後のシート幅方向位置
xs:加工完了前のシート幅方向位置
θ:要素数が1以上のパラメータベクトル
である。
xf:加工完了後のシート幅方向位置
xs:加工完了前のシート幅方向位置
I:モデル化した多項式の次数
i:0以上I以下の整数
θi:モデル化した多項式のi次の係数
である。
y(0)=ax(0)+a(1−a)x(−1)+a(1−a)2x(−2)+・・・+a(1−a)Nx(−N)+・・・
さらに制御手段9は、幅方向の厚み測定点数の要素を持つ上記のフィルタ処理ずみの偏差データに対して、厚み調整手段の数に間引いた偏差データに基づいて操作量を算出し、厚み調整手段10を制御する。厚み測定点数の要素を持つ偏差データから、厚み調整手段の数の要素を持つ偏差データを作成する方法としては、各厚み調整手段に対応する位置の厚み測定点での偏差データを用いる方法や、各厚み調整手段に対応する位置から一定範囲の厚み測定点での偏差データを平均化した値を用いる方法など適宜用いることができる。制御方法は、PID制御や数学的モデルを利用した現代制御を用いることができる。ここで、上記数学的モデルには、各厚み調整手段の操作の結果、厚み変化は幅方向で相互に影響を及ぼすことを含めることも良い方法である。また、PID制御や現代制御を用いる際に、厚み調整手段へ与える操作量が隣り合う厚み調整手段で差が大きくなることを防ぐために、各厚み調整手段へ与える操作量を幅方向に平準化するような操作をすることを用いることもできる。
また、マッピング関数の次数を増やすことは、推定したパラメータのばらつきが大きくなる以外にも次のような問題がある。本発明の好適な適用対象であるプラスチックフィルムの製造においては、延伸前のシートにおける細かいピッチの厚みムラは延伸後のシートで細かいピッチの厚みムラとして残る一方で、延伸工程で細かい厚みムラは発生しないことが多い。そのため、横延伸倍率は、シート幅方向の各部で滑らかに変化することから、シート幅方向の位置についての1〜9次多項式でよく近似することができることが多い。そのため、本実施形態では、大体の延伸倍率を質量の関係から求め、精度の高いフィッティングは細かいピッチの厚みムラを使用するようなアルゴリズムを使用してマッピング関数を決定している。この次数を延伸後のシートもしくは延伸前のシートでの厚み測定点個数と一致させると、本計算は不良設定問題となり、解は一意に決定されなくなる。
xf:延伸完了後のシート幅方向位置
Δxf:延伸完了後のシート幅方向の微小幅
Tf(xf):延伸完了後のシート幅方向位置xfにおけるシート厚み
vf:延伸完了後のシート流れ方向速度
Df:延伸完了後のシート密度
また、延伸後のシートの微小領域Sfに対応する延伸前のシート微小領域Ssにて単位時間当たりに通過する質量を求める。延伸完了後のシート幅方向位置xfに対して延伸完了前のシート幅方向位置xsが対応するとモデル化した場合、微小領域Ssの幅は(dxs/dxf)×Δxfで表される、そのため、図8の上図で示したように、延伸前のシートの微小領域Ssに対応する質量は、次式<6>で表される。
xs:延伸完了前のシート幅方向位置
Δxf:延伸完了後のシート幅方向の微小幅
(dxs/dxf)×Δxf:延伸完了後のシート幅方向の微小幅に対応する延伸完了前のシート幅方向の微小幅
Ts(xs):延伸完了前のシート幅方向位置xsにおけるシート厚み
vs:延伸完了前のシート流れ方向速度
Ds:延伸完了前のシート密度
である。
以下に上述の実施形態をシートの製造工程に適用した一実施例を示す。
・ 延伸前のシート幅方向位置と延伸後のシート幅方向位置のマッピング関数の設定
まず上述の方法で延伸後のシートの厚みムラを制御した際の延伸前のシートの厚みプロファイルと延伸後のシートの厚みプロファイルを比較した。その結果を図9に示した。延伸後のシートで厚みを制御しているシート幅方向領域では厚みプロファイルがほぼ平坦なのに対して、延伸前のシートの厚みプロファイルは全体的には上に凸であるが、中央部で凹みを持つプロファイルとなっていた。ここから、シート幅方向の延伸倍率が4次関数で近似できると考え、延伸前のシート幅方向対応位置と延伸後のシート幅方向対応位置のマッピング関数を次式<7>のように4次多項式の1階積分を実施した5次多項式と設定した。
xs:延伸完了前のシート幅方向位置
xf:延伸完了後のシート幅方向位置
g(xf,θ):マッピング関数、延伸完了前のシートの幅方向位置xsが延伸完了後のシートの幅方向位置xfの関数で、パラメータθで表されるモデル化した時の関数式
θi:マッピング関数のパラメータであり、i=0〜5の整数
である。
・ 延伸前と延伸後の対応位置におけるプロファイルの類似性の評価関数について
延伸前と延伸後の対応位置におけるプロファイルの類似性を評価する評価関数は式<2>を用いた。なお式<2>の補正係数h(θ)は式<8>を用いた。
h(θ):補正関数、マッピング関数の誤差を評価する評価関数において延伸後のシート前のシートの密度に対する延伸後のシートの密度の比などを補正する関数
θ6:評価関数中の未知パラメータのひとつで、延伸後のシート前のシートの密度に対する延伸後のシートの密度の比に該当する
である。
・ 数値演算する際に必要な未知パラメータの初期値について
延伸前と延伸後のシート幅方向位置を表すマッピング関数の未知パラメータおよび延伸前の密度に対する延伸後に密度の比率に関しては、特許文献2に記載の延伸後のシートおよび延伸前のシートの中央部分をそれぞれ対応関係にある基準対応位置と設定し、延伸前のシートの厚みプロファイルと延伸後のシートの厚みプロファイルの質量保存が満たされるように対応位置を設定した。なお、密度比のパラメータは2軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルムの一般的な値として1.04を用いた。
・ 延伸前後の厚み分布の測定
厚み分布の測定は、前述のように厚み測定器8としてはβ線の吸収現象を利用したβ線厚み測定器を、厚み測定器12としてはX線の吸収現象を利用したX線厚み測定器をそれぞれ用いて、シート幅方向に走査しながらシートの幅方向厚み分布を測定した。また、その後工程で使用する厚みプロファイルは厚さ計が一時間に測定した厚みプロファイルの平均厚みプロファイルを用いて延伸前後の厚み分布とした。
・ 延伸前のシートおよび延伸後のシートの厚みプロファイルとの差が最小となるような未知パラメータの算出について
前記(4)の工程により得られた延伸前のシートおよび延伸後のシートの厚みプロファイルから、延伸前のシートと延伸後のシートの厚みプロファイルの誤差を最小とする未知パラメータを数値計算で算出した。算出に用いたのはMathworks社のMATLABで用意されているニュートン法を用いた。
・ 初期パラメータの更新
前記(5)によって得られた評価関数を最小とする未知パラメータを次回の数値計算で用いる初期値となるよう、初期値を更新した。
・ 厚み調整手段と延伸後シート幅方向位置の対応関係の算出
前記(5)によって得られたパラメータから、延伸前後のシート幅方向のマッピング関数が一意に決定した。次に延伸後のシートと厚み調整手段の対応を決定するには、シート製膜中比較的安定している厚み調整手段と延伸前のシートの対応関係を用いた。すなわち事前に、シート中央部においては厚み調整手段と延伸前のシートの幅方向対応関係にネックインの影響がほとんどないことから、幾何学的な対応から厚み調整手段と延伸前のシートの幅方向対応位置を設定した。図7は、ダイでの厚み調整手段の位置21a〜21dと延伸前の厚み測定器との対応位置20a〜20d、延伸後の厚み測定器での対応位置22a〜22dとの関係を示す図である。延伸前後のシート幅方向位置のマッピング関数と、厚み調整手段と延伸前のシートの幅方向対応位置の両者から厚み調整手段が延伸後シートの幅方向に対応する位置を演算した。
・ 厚み調整手段の対応結果を厚み制御へフィードバック
制御へのフィードバックは、一度厚み調整手段の対応結果をフィードバックしてから1時間以上たった後に、1時間の平均厚みプロファイルの最大値と最小値の差が0.08μmを超えた場合にのみフィードバックした。
(6)評価
厚みムラの評価は、中央部での厚みプロファイルの2時間の平均厚みプロファイルに対して厚みの最大と最小の差で評価した。結果を図10に図示した。また比較例として従来技術である特許文献2に記載の方法を適用した結果も合わせて図示した。図10は、本発明の一実施形態をシート製造時に適用した際の厚みムラの推移と従来技術をシート製造時に適用した際の厚みムラ推移を示す図である。結果、製品製膜を開始してから当初は厚みムラが大きいことから、厚み調整手段の対応結果が一時間毎にフィードバックされていたが、その後約1日の間厚み調整手段の対応結果がフィードバックすることはなかった。その後、その間厚みムラが徐々に大きくなり、1日経過した後に厚みムラが閾値を超えて厚み調整手段の対応結果がフィードバックされた。7日間の製膜を通じて、一度厚み調整手段の対応結果をフィードバックを実施する閾値を厚みムラが下回ってから、最大の厚みムラが前記閾値近傍となるよう安定に製膜することができた。これに対して、従来技術である特許文献2に記載の方法を適用すると、当初は同じく厚みムラの閾値を下回る結果となっても、例えば図10に図示したように、1日経過後、徐々に厚みムラが悪化し、7日経過後の厚みムラは本実施の形態の手法を用いた場合と比較して図示のように厚みムラが大きい結果となる。この違いは、特許文献2の技術では延伸前のシートの中央と延伸後のシートの中央が常に対応することを前提としているのに対し、本実施形態においては、かかる絶対的な対応関係を前提とせず、評価関数の値が最小値となる最適なマッピング関数を求めることができるという大きな作用効果の違いに起因している。本実施形態の技術は、実際の中央部同士の対応関係が時間的に変動するのが避けられないというシートの製造工程の実状に適応できるのである。
[実施例2]
本発明の実施形態をシートの製造工程に適用した別の実施例を示す。誤差の総和を求める領域としてシート中央を中心としてシート全幅の80%の領域である中央部と該中央部の両端に位置するシートエッジの立ち上がり部(中央部端部と中央部の厚みに対して1.1倍の厚みになる位置に挟まれた領域)を用いて密度に対応するパラメータを決定した後、中央部のみを用いて他の未知パラメータを決定する点が実施例1と異なる。図11に密度比を推定するアルゴリズムのフローチャートを示した。密度比を推定するにあたり、密度比を0.99から0.01刻みで1.09まで変化させる一方で、延伸前のシートの幅方向中央位置に対応する延伸後のシートの位置を幅方向中央を基準として、−50mm、−40mm、・・・、+50mmまで変化させて、実施例1の(3)に記載の方法で質量保存則を用いてマッピング関数を求めた。次にマッピング関数と延伸前のシートの厚みプロファイルを元に、予想される延伸後の厚みプロファイルを算出した。そして、予想した延伸後の厚みプロファイルと、測定した延伸後の厚みプロファイルの中央部の平均厚みと厚みエッジの立ち上がり位置の誤差の和を求めた。次に最も誤差が最小となる密度比を推定結果とした。その他は、実施例1に記載の方法と同様である。結果として、厚みムラが0.08μm未満のときであっても、エッジの立ち上がり部の厚み変化の特徴を用いることで密度に関するパラメータを安定に求めたことに起因して、マッピング関数を安定に求めることができた。
2 :延伸機
3 :押出機
4 :ダイ
5 :冷却ロール
6 :巻取機
7 :搬送ロール
8 :厚み測定器
9 :制御手段
10:厚み調整手段
11:間隙
20a、20b、20c、20d:延伸前の厚み測定位置での厚み調整手段の対応位置
21a、21b、21c、21d:ダイでの厚み調整手段の対応位置
22a、22b、22c、22d:延伸後の厚み測定位置での厚み調整手段の対応位置
Claims (15)
- 次の(1)〜(5)のステップを有するシートの製造方法であって、
(1)複数個の厚み調整手段を備えたダイを用いてシート材料をシート状に押出す、
(2)シート幅方向に寸法変化を伴う所定の加工を実施することで所望のシートとなす、
(3)前記所定の加工の完了前および完了後の該シートの幅方向厚み分布を測定する、
(4)前記加工完了後の前記シートの幅方向厚み分布の測定値に基づいて各測定位置に対応する前記厚み調整手段に加える操作量を計算する。
(5)該操作量によって前記厚み調整手段を操作してシート厚みを制御する。
前記ステップ(4)の前記操作量の計算にあたっては、次のステップA,Bの方法により前記厚み調整手段に対する前記加工の完了後のシート幅方向対応位置を決定し、決定した前記シート幅方向対応位置に基づいて厚み制御を行うことを特徴とするシートの製造方法。
A.前記加工の完了前のシート幅方向位置と前記加工の完了後の幅方向位置との対応関係を表し、1個以上の未知パラメータを含むマッピング関数、前記加工の完了前のシート幅方向厚み分布の測定値、および、前記加工の完了後の厚み分布の測定値を含む評価関数が極値となるよう前記未知パラメータを求める、
B.かくして求めた前記未知パラメータに基づいて前記マッピング関数を決定し、該決定したマッピング関数に基づいて、前記厚み調整手段に対する前記加工の完了後のシート幅方向対応位置を決定する。 - 前記評価関数として、前記加工の完了前におけるシート幅方向各部を単位時間当たりに通過する前記シート材料の質量と前記加工の完了後におけるシート幅方向各部を単位時間当たり通過するシートの質量との差分の合計に対応するものを用いることを特徴とする請求項1に記載のシートの製造方法。
- 前記評価関数として次の式<1>またはこれと数学的に等価な式を用い、前記評価関数を極小化または極大化するように未知パラメータを決定することを特徴とする請求項1または2に記載のシートの製造方法。
E:マッピング関数の誤差を表す評価関数
xf:前記加工の完了後のシート幅方向位置
Tf(xf):前記加工の完了後のシート幅方向位置xfにおけるシート厚み
xs:前記加工の完了前のシート幅方向位置
Ts(xs):前記加工の完了前のシート幅方向位置xsにおけるシート厚み
θ:マッピング関数g(xf、θ)に含まれる要素数が1以上のパラメータベクトル
g(xf、θ):マッピング関数、加工完了前のシートの幅方向位置xsが加工完了後のシートの幅方向位置xfの関数で、パラメータθで表されるモデル化した時の関数式
vf:前記加工の完了後のシートの流れ方向速度
vs:前記加工の完了前のシートの流れ方向速度
Df:前記加工の完了後のシートの密度
Ds:前記加工の完了前のシートの密度
xf0:マッピング関数の誤差を演算する時に始点とする前記加工の完了後のシート幅方向位置
xf1:マッピング関数の誤差を演算する時に終点とする前記加工の完了後のシート幅方向位置
である。 - 前記ステップ(4)のステップAに先立って、前記マッピング関数の予備的評価関数であって、前記加工の完了前のシート幅方向厚み分布の測定値と、前記加工の完了後の厚み分布の測定値と、前記加工の完了前におけるシート幅方向各部の前記シート材料の密度および/もしくは前記加工の完了後における密度またはこれらの比に対応するものとを前記未知パラメータとして含む予備的評価関数が極値となるように前記未知パラメータを予備的に求め、かくして予備的に求めた未知パラメータのうち、前記加工の完了前におけるシート幅方向各部の前記シート材料の密度および/もしくは前記加工の完了後における密度またはこれらの比に対応するものを決定し、前記ステップ(4)のAにおいて、前記決定した前記加工の完了前におけるシート幅方向各部の前記シート材料の密度および/もしくは前記加工の完了後における密度またはこれらの比に対応するものを既知のパラメータとして前記マッピング関数と決定することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のシートの製造方法。
- 前記評価関数として、前記加工の完了前におけるシート幅方向各部の前記シート材料の密度および/もしくは前記加工の完了後における密度またはこれらの比に対応するものを未知パラメータとして含むものを用いることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のシートの製造方法。
- 前記評価関数において、誤差の総和を求めるシート幅方向における領域として、中央部に含まれる領域のみを用いることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のシートの製造方法。
- 前記評価関数において、誤差の総和を求めるシート幅方向における領域として、実質的にシート両端部に含まれる領域を用いることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のシートの製造方法。
- 前記評価関数において、誤差の総和を求めるシート幅方向における領域として、中央部と該中央部の両端に位置するシートエッジの立ち上がり部に含まれる領域とを用いることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のシートの製造方法。
- 前記評価関数として次の式<2>またはこれと数学的に等価な式を用い、前記評価関数を極小化または極大化するように未知パラメータを決定することを特徴とする請求項4〜8のいずれかに記載のシートの製造方法。
E:マッピング関数の誤差を表す評価関数
xf:前記加工の完了後のシート幅方向位置
Tf(xf):前記加工の完了後のシート幅方向位置xfにおけるシート厚み
xs:前記加工の完了前のシート幅方向位置
Ts(xs):前記加工の完了前のシート幅方向位置xsにおけるシート厚み
θ:マッピング関数g(xf、θ)に含まれる要素数が1以上のパラメータベクトル
g(xf、θ):マッピング関数、前記加工の完了前のシートの幅方向位置xsが前記加工の完了後のシートの幅方向位置xfおよびパラメータθで表される関数
h(xf、θ):評価関数中に含まれる前記加工の完了後のシートの幅方向位置xfとパラメータθで構成される関数
vf:前記加工の完了後のシートの流れ方向速度
vs:前記加工の完了前のシートの流れ方向速度
xf0:マッピング関数の誤差を演算する時に始点とする前記加工の完了後のシート幅方向位置
xf1:マッピング関数の誤差を演算する時に終点とする前記加工の完了後のシート幅方向位置
である。 - 前記評価関数において、g(xf,θ)をxfに関する多項式とし、前記多項式の各項の係数を前記パラメータベクトルθの各要素とすることを特徴とする請求項3または請求項9に記載のシートの製造方法。
- 前記厚み分布測定値として、時間的な重み付き平均を含む、平均化処理をしたものを用いることを特徴とする請求項1〜10のいずれかに記載のシートの製造方法。
- 次の(1)〜(5)のステップを有するプログラムであって、
(1)複数個の厚み調整手段を備えたダイを用いてシート材料をシート状に押出す。
(2)シート幅方向に寸法変化を伴う所定の加工を実施することで所望のシートとなす。
(3)前記加工の完了前および完了後の該シートの幅方向厚み分布を測定する。
(4)前記加工完了後の前記シートの幅方向厚み分布の測定値に基づいて各測定位置に対応する前記厚み調整手段に加える操作量を計算する。
(5)該操作量によって前記厚み調整手段を操作してシート厚みを制御する。
前記ステップ(4)の前記操作量の計算にあたっては、次のステップA,Bのプログラムにより、コンピュータを用いて前記厚み調整手段に対する前記加工の完了後のシート幅方向対応位置を決定し、決定した前記シート幅方向対応位置に基づいて厚み制御を行うことを特徴とするプログラム。
A.前記加工の完了前のシート幅方向位置と前記加工の完了後の幅方向位置との対応関係を表し、1個以上の未知パラメータを含むマッピング関数、前記加工の完了前のシート幅方向厚み分布の測定値、および、前記加工の完了後の厚み分布の測定値を含む評価関数が極値となるよう前記未知パラメータを求める、
B.かくして求めた前記未知パラメータに基づいて前記マッピング関数を決定し、該決定したマッピング関数に基づいて、前記厚み調整手段に対する前記加工の完了後のシート幅方向対応位置を決定する。 - 請求項12に記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
- 請求項12に記載のプログラムを備えてなるコンピュータ。
- 次の(1)〜(6)の手段を有するシートの製造装置であって、
(1)複数個の厚み調整手段を備えたシート材料をシート状に押出すダイ
(2)該シート状物を延伸または発泡を含む所定の加工を実施する加工装置
(3)前記加工の完了前のシートの幅方向の厚み分布を測定する加工前厚み測定器
(4)前記加工の完了後の該シートの幅方向の厚み分布を測定する加工後厚み測定器
(5)該加工後厚み測定器の測定値に基づいて各測定位置に対応する前記厚み調整手段に加える操作量を計算するコンピュータ
(6)該コンピュータにより計算された操作量を前記厚み調整手段に加える制御装置
前記(5)のコンピュータは、前記操作量の計算にあたっては、次のステップA,Bの方法により前記厚み調整手段に対する前記加工の完了後のシート幅方向対応位置を決定し、決定した前記シート幅方向対応位置に基づいて厚み制御を行うものであることを特徴とするシートの製造装置。
A.前記加工の完了前のシート幅方向位置と前記加工の完了後の幅方向位置との対応関係を表し、1個以上の未知パラメータを含むマッピング関数、前記加工の完了前のシート幅方向厚み分布の測定値、および、前記加工の完了後の厚み分布の測定値を含む評価関数が極値となるよう前記未知パラメータを求める、
B.かくして求めた前記未知パラメータに基づいて前記マッピング関数を決定し、該決定したマッピング関数に基づいて、前記厚み調整手段に対する前記加工の完了後のシート幅方向対応位置を決定する。
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