JP4882451B2 - 口腔内粘膜採取器 - Google Patents

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Description

本発明は、遺伝子検査等に用いる口腔内に入れて口腔粘膜を採取するための器具に関するものである。
従来、疾病診断のための検査・測定原理は化学反応、酵素反応、免疫反応を利用する方法や形態学的な方法が主要なものであったが、近年疾病の原因の遺伝子レベルでの理解と遺伝子変異検出法の開発が進むにつれ、遺伝子診断法が急速に進展しつつある。また遺伝子検査は少量の試料で、かつ、且つ早急に手軽に検査できるという利点がある。
遺伝子検査に使われるのは血液や皮膚、粘膜などの細胞であり、特に口腔内の粘膜を採取する方法は手軽で、かつ、無痛性であることから、今後の健康診断、臨床検査等には大いに採用され、重要な位置を占めるものと予想される。
そして、従来の口腔内の粘膜採取具は、比較的簡便に採取が可能であったが、一方で口腔内に傷がつき易い.材質的に吸水性があり、唾液で汚れ易い.等の問題を有していた(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。
上記先行技術文献を示す。
特開2003−47615号公報。 実用新案登録第308305号公報。
さらに、このような従来の口腔内の粘膜採取具は、試料を特定させるためのバーコードや、QRコード(株式会社デンソーウェーブの登録商標)等の二次元コードを添付する仕様になっていない.使用後に開封できないようなタンパー機能がついてない.乾燥剤を収納するような構造体ではない.等の問題も有していた。
本発明は、口腔内の粘膜を採取する口腔内粘膜採取器に関する以上のような問題に鑑みてなされたもので、安全で簡便に口腔内の粘膜が採取できると共に、一度使用した採取器は簡単に開封できず(タンパー機能を有し)、開封することなく採取試料の特定ができる口腔内粘膜採取器を提供することを課題とする。
本発明の請求項1の発明は、口腔内の粘膜を採取する口腔内粘膜採取器であって、
該口腔内粘膜採取器は、採取した粘膜を収納する採取容器と、該採取容器に収納される
粘膜採取部材とからなり、
前記粘膜採取部材は、先端に粘膜採取部が取り付けられ、その反対側には採取容器の開
口部を密封する密封栓が取り付けられ、前記粘膜採取部と前記密封栓の間に管理シール貼り付け部を設けてなり、
前記粘膜採取部材を採取容器に収納した時、採取容器の開口部は密封栓で密封でき、且
つ、採取容器と密封栓が容易に外れないように採取容器と密封栓にはロック機構が取り付
けられ
かつ、前記採取容器の下部に薬剤収容部が設けられ、採取後の粘膜の変質を防止することを特徴とする、口腔内粘膜採取器である。
このように請求項1記載の発明によれば、粘膜採取部材を採取容器に収納した時、採取容器の開口部は密封栓で密封でき、且つ、採取容器と密封栓が容易に外れないように採取
容器と密封栓にはロック機構が取り付けられているので、一旦採取容器に収納された粘膜を、密封栓を開けて取り出すことは容易なことではない。
また、請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記採取容器と密封栓にはラチェット式のロック機構が取り付けられていることを特徴とする、口腔内粘膜採取器である。
このように請求項2記載の発明によれば、採取容器と密封栓には、ラチェット式のロック機構が取り付けられているので、採取容器から密封栓を取り外すことは容易なことではない。
また、請求項3の発明は、請求項1の発明において、前記採取容器と密封栓には嵌め込み式のロック機構が取り付けられていることを特徴とする、口腔内粘膜採取器である。
このように請求項3記載の発明によれば、採取容器と密封栓には、嵌め込み式のロック機構が取り付けられているので、採取容器から密封栓を取り外すことは容易なことではない。
このように発明によれば、採取容器の下部には薬剤収納部が設けられているので、例えば、採取した粘膜を採取容器の中に長時間保存しておいても採取粘膜が変質したりすることがない。
このように発明によれば、粘膜採取部材には、管理シール貼り付け部が設けられているので、採取した粘膜の履歴をはっきりさせることができる。
このように本発明の口腔内粘膜採取器は、検査器具として採取器を衛生的に輸送且つトレーサビリティを有する。採取後付着粘膜を乾燥させる機能を有し、細菌繁殖を防げる.使用後タンパーの機能を有し、安全性が確保される.等の効果を有する。
本発明を一実施形態に基づいて以下に詳細に説明する。
本発明の口腔内粘膜採取器(10)は、例えば、図1〜図4に示すように、口腔内の粘膜を採取する口腔内粘膜採取器であって、該口腔内粘膜採取器は、採取した粘膜(20)を収納する採取容器(11)と、該採取容器に収納される粘膜採取部材(12)とからなり、前記粘膜採取部材(12)は、先端に粘膜採取部(13)が取り付けられ、その反対側には採取容器の開口部(14)を密封する密封栓(15)が取り付けられてなり、前記粘膜採取部材を採取容器に収納した時、採取容器の開口部は密封栓で密封でき、且つ、採取容器と密封栓が容易に外れないように採取容器と密封栓にはロック機構が取り付けられている。
そして一般的には、口腔内粘膜採取器(10)は、流通時には取扱説明書(二次元コード付き)、採取用衛生用具などとともにあらかじめ無菌化されて、まとめて無菌袋(40)に収納されている(図1参照)。
採取容器(11)や粘膜採取部材(12)は、通常では、ポリエチレン、ポリプロピレン等の剛性と適度の弾性を有する熱可塑性樹脂を射出成形して作製するものである。
採取容器(11)は、筒状で先端に開口された開口部(14)が形成され、末端の閉塞された底部に乾燥剤等の薬剤を収納可能とする薬剤収納部(16)が形成されてなる。
粘膜採取部材(12)は、口から頬内面部に差し込んで使用するため、可撓性があり非直線形状が望ましく、先端には粘膜を採取するためのブラシあるいは綿等の材質からなる粘膜採取部(13)が取り付けられている。また、粘膜採取部材(12)には、粘膜採取後、その履歴等を記した管理シール(17)を貼るためのシール貼り付け部(18)が設けられており、管理用のシールを貼り付けることができる構造となっている。
管理シール(17)には、採取器の取扱方法のほかに採取した粘膜の経歴等の必要事項が記入できるようになっている。
開口部(14)を密封する密封栓(15)は、粘膜採取部材(12)の先端に取り付けられている。採取容器(11)と密封栓(15)は容易に外れないように採取容器(11)と密封栓(15)にはロック機構が取り付けられている。
つぎに採取容器の開口部と密封栓に取り付けられるロック機構について詳述する。図5はその一例を示す説明図である。
採取容器(11)の開口部(14)外周に形成された雄螺子(141)と螺合する雌螺子(151)が内周に形成された密栓式のキャップ(15)の裾部(152)に、容器開口部の下部に周設されたラチェット(142)と、強く回転させると嵌合する容器サポートリング(143)が形成された構造からなっている。
キャップ(15)を強く回転させると、音がカチッとしてラチェット(142)と容器サポートリング(143)が嵌合状態になって封栓が完了する。音がする前の状態は仮止め状態である。
ロック機構のもう一つの例を図6に示す。
開口部外周に形成された雄螺子(141)を有する採取容器(11)と、雄螺子(141)の下の肩部まで嵌め込まれる環状ストッパー(144)と、雄螺子(141)と螺合する雌螺子(151)が内周に形成された位置決め機能(153)を有するキャップ(15)とから構成される。
キャップを密栓状態寸前まで回転させると、位置決め機能が働き、キャップの外周面に形成された突起(154)が環状ストッパーの小窓部分(145)と一直線上に並ぶ。環状ストッパー(144)の小窓部分を内側に折り曲げると、小窓部分はキャップの突起(154)に嵌め込まれロック状態になり、封栓が完了する。
本発明の口腔内粘膜採取器の一実施例を示す、説明図である。 口腔内粘膜採取器の各構成例を示す、説明図である。 採取後に管理シールを貼った状態を示す、説明図である。 使用後の流通状態における口腔内粘膜採取器の一実施例を示す、説明図である。 タンパー機能の一実施例を示す、説明図である。 タンパー機能の別の実施例を示す、説明図である。
符号の説明
10‥‥口腔内粘膜採取器
11‥‥採取容器
12‥‥採取部材
13‥‥粘膜採取部
14‥‥開口部
141‥‥雄螺子
142‥‥ラチェット
143‥‥容器サポートリング
144‥‥環状ストッパー
145‥‥小窓部分
15‥‥密封栓
151‥‥雌螺子
152‥‥裾部
153‥‥位置決め機能
154‥‥突起
16‥‥薬剤収納部
17‥‥管理シール
18‥‥シール貼り付け部
20‥‥粘膜
30‥‥薬剤

Claims (3)

  1. 口腔内の粘膜を採取する口腔内粘膜採取器であって、
    該口腔内粘膜採取器は、採取した粘膜を収納する採取容器と、該採取容器に収納される
    粘膜採取部材とからなり、
    前記粘膜採取部材は、先端に粘膜採取部が取り付けられ、その反対側には採取容器の開
    口部を密封する密封栓が取り付けられ、前記粘膜採取部と前記密封栓の間に管理シール貼り付け部を設けてなり、
    前記粘膜採取部材を採取容器に収納した時、採取容器の開口部は密封栓で密封でき、且
    つ、採取容器と密封栓が容易に外れないように採取容器と密封栓にはロック機構が取り付
    けられ
    かつ、前記採取容器の下部に薬剤収容部が設けられ、採取後の粘膜の変質を防止することを特徴とする、口腔内粘膜採取器。
  2. 前記採取容器と密封栓にはラチェット式のロック機構が取り付けられていることを特徴とする、請求項1記載の口腔内粘膜採取器。
  3. 前記採取容器と密封栓には嵌め込み式のロック機構が取り付けられていることを特徴とする、請求項1記載の口腔内粘膜採取器。
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