JP4880980B2 - 電子文書表示装置及び電子文書表示方法 - Google Patents

電子文書表示装置及び電子文書表示方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4880980B2
JP4880980B2 JP2005332931A JP2005332931A JP4880980B2 JP 4880980 B2 JP4880980 B2 JP 4880980B2 JP 2005332931 A JP2005332931 A JP 2005332931A JP 2005332931 A JP2005332931 A JP 2005332931A JP 4880980 B2 JP4880980 B2 JP 4880980B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
comment
tag
electronic manual
electronic
tag information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005332931A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007140836A (ja
Inventor
真哉 杉山
順一 田代
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Canon Medical Systems Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba Medical Systems Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Toshiba Medical Systems Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2005332931A priority Critical patent/JP4880980B2/ja
Publication of JP2007140836A publication Critical patent/JP2007140836A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4880980B2 publication Critical patent/JP4880980B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

この発明は、電子文書に付されるコメントの生成及び表示を行う電子文書表示装置に関する。
従来から、一般的な文書作成ソフトウェアでは、操作者が作成したコメントを電子文書に直接書き込んで表示し、又は保存することが可能となっている。
以上のように、コメントを電子文書とともに表示する試みが従来からなされている。例えば、特許文献1に記載の装置によると、電子機器の操作方法などを説明する文書(操作マニュアル)を表示装置に表示することが行われている。また、特許文献2に記載の装置によると、コメントを特定するための情報を一覧にして表示装置に表示し、操作者がその一覧のなかから所望するコメントを選択すると、選択されたコメントを表示装置に表示することが行われている。
ところで、医用分野においては、医用装置の操作方法が記述された電子マニュアルが医用装置に格納されており、ユーザやサービスマンなどの操作者はその電子マニュアルを参照しながら医用装置の操作やメンテナンスなどを行っている。この電子マニュアルにもコメントを付すことができ、従来においては、電子マニュアルにコメントを直接書き込んで保存や表示などを行っていた。
一方、医用装置に格納されている電子マニュアルの内容が更新されることがある。例えば、医用装置に新たな機能を追加したときに、電子マニュアルにもその機能の説明が加えられるため、医用装置に格納されていた電子マニュアルが新たな電子マニュアルに更新される。以下、電子マニュアル更新前の電子マニュアルを「旧電子マニュアル」と称し、更新後の電子マニュアルを「新電子マニュアル」と称することとする。
特開平10−40060号公報 特開2005−4726号公報
しかしながら、旧電子マニュアルから新電子マニュアルに更新する場合であって電子マニュアル全体を交換する場合は、旧電子マニュアルに書き込まれていたコメントが結局、破棄されることになる。その結果、新電子マニュアルを表示装置に表示しても、旧電子マニュアルに付加されていたコメントを参照することができなくなってしまう。
また、電子マニュアルの一部が更新された場合は、ページ、章、行、又は段落などが変わってしまうため、元々のページや章などに付してあったコメントが、別のページや章などに表示されてしまい、コメントを付したときと同じ箇所にコメントが付されない問題がある。
さらに、従来技術に係る手法によると、複数のユーザが1つの電子文書にそれぞれ異なるコメントを付加した場合に、電子文書を表示するときには、複数のユーザが付した全てのコメントが表示されてしまう。個々の操作者にとっては自分が付したコメントのみを参照したいにもかかわらず、全てのコメントが表示されてしまうと、自分が付したコメントを画面上で探す手間が増え、操作者の負担が増加することになる。
この発明は上記の問題を解決するものであり、コメントが付加された電子文書が更新され、その更新後の電子文書にコメントを表示する場合であっても、更新前の電子文書に対応する範囲内にコメントを表示することが可能な電子文書表示装置、及び電子文書表示方法を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、装置の操作方法を記述した電子マニュアルを表示する電子文書表示装置において、文書情報における記述を複数の範囲に分けて、分けられた各記述の範囲を特定するためのタグ情報、及び前記タグ情報によって区切られている範囲内の前記記述の内容の更新を示すタグバージョンを有する電子マニュアルを表示する表示手段と、
前記電子マニュアルが表示されている状態でコメントを入力するための入力手段と、前記入力されたコメントが属する前記範囲を特定する前記タグ情報を取得するとともに前記タグバージョンを、前記電子マニュアルから取得する識別情報取得手段と、前記取得された前記タグ情報とともに前記タグバージョンを前記コメントに付加してコメント記憶手段に記憶させる識別情報付加手段と、を有することを特徴とする電子文書表示装置である。
請求項に記載の発明は、装置の操作方法を記述した電子マニュアルを表示する電子文書表示装置において、文書情報における記述を複数の範囲に分けて、分けられた各記述の範囲を特定するためのタグ情報、前記電子マニュアルの更新を示すファイルバージョン、及び前記タグ情報によって区切られている範囲内の内容の更新を示すタグバージョンを有する電子マニュアルを記憶する電子文書記憶手段と、前記電子マニュアル中におけるコメントであって該コメントが属する前記範囲を特定する前記タグ情報、前記ファイルバージョン及び前記タグバージョンを付されたコメントを記憶するコメント記憶手段と、前記電子マニュアルの取得要求があったとき、前記取得要求に係る前記電子マニュアルを取得する電子文書取得手段と、前記取得要求に係る該電子マニュアル中の前記コメント及び前記タグ情報を前記コメント記憶手段から取得するコメント取得手段と、前記表示手段に対して、取得された前記電子マニュアルを表示させるとともに、取得された該コメントを該タグ情報で示される範囲に表示させ、前記取得要求に係る電子マニュアルにおける前記コメントに付加されているファイルバージョンが前記取得要求に係る電子マニュアルのファイルバージョンと一致しないときは、さらに前記コメントに付加されているタグ情報のタグバージョンと、前記電子マニュアルにおいて前記コメントに付加されているタグ情報と対応する範囲を特定するタグ情報のタグバージョンとを比較し一致しない場合は、前記コメントに付加されているタグ情報と対応する範囲の内容が更新された旨を前記表示手段に表示させる合成手段と、を有することを特徴とする電子文書表示装置である。
請求項に記載の発明は、装置の操作方法を記述した電子マニュアルを表示する電子文書表示方法において、表示手段が、文書情報における記述を複数の範囲に分けて、分けられた各記述の範囲を特定するためのタグ情報、及び前記タグ情報によって区切られている範囲内の前記記述の内容の更新を示すタグバージョンを有する電子マニュアルを表示する電子文書表示ステップと、前記表示手段に表示されている前記電子マニュアル中にコメントを、入力手段で入力される入力ステップと、識別情報取得手段が、前記入力されたコメントが属する前記範囲を特定する前記タグ情報を取得するとともに前記タグバージョンを、前記電子マニュアルから取得する取得ステップと、識別情報付加手段が、前記取得された前記タグ情報とともに前記タグバージョンを前記コメントに付加してコメント記憶手段に記憶させる記憶ステップと、を含むことを特徴とする電子文書表示方法である。
請求項12に記載の発明は、装置の操作方法を記述した電子マニュアルを表示する電子文書表示方法において、予め、電子文書記憶手段が、文書情報における記述を複数の範囲に分けて、分けられた各記述の範囲を特定するためのタグ情報、前記電子マニュアルの更新を示すファイルバージョン、及び前記タグ情報によって区切られている範囲内の内容の更新を示すタグバージョンを有する電子マニュアルを記憶し、コメント記憶手段が、前記電子マニュアル中におけるコメントであって該コメントが属する前記範囲を特定する前記タグ情報、前記ファイルバージョン及び前記タグバージョンを付されたコメントを記憶しておく準備ステップと、前記電子マニュアルの取得要求があったとき、電子マニュアル取得手段が前記取得要求に係る前記電子マニュアルを取得する文書取得ステップと、コメント取得手段が、前記取得要求に係る該電子マニュアル中の前記コメント及び前記タグ情報を前記コメント記憶手段から取得するコメント取得ステップと、合成手段が、表示手段に対して、取得された前記電子マニュアルを表示させるとともに、取得された該コメントを該タグ情報で示される範囲に表示させ、前記取得要求に係る電子マニュアルにおける前記コメントに付加されているファイルバージョンが前記取得要求に係る電子マニュアルのファイルバージョンと一致しないときは、さらに前記コメントに付加されているタグ情報のタグバージョンと、前記電子マニュアルにおいて前記コメントに付加されているタグ情報と対応する範囲を特定するタグ情報のタグバージョンとを比較し一致しない場合は、前記コメントに付加されているタグ情報と対応する範囲の内容が更新された旨を前記表示手段に表示させる表示ステップと、を含むことを特徴とする表示方法である。
この発明によると、コメントが付加された電子文書が更新され、更新後の電子文書にコメントを表示する場合であっても、更新前の電子文書に対応する範囲内にコメントを表示することが可能となる。
この発明の実施形態に係る電子文書表示装置の構成について図1を参照して説明する。図1は、この発明の実施形態に係る電子文書表示装置の構成を示すブロック図である。
この実施形態に係る電子文書表示装置1は、電子文書にコメントを付加して保存することができ、さらに、保存した電子文書を表示する際に、以前に付加したコメントを電子文書に重ねて表示することができる。なお、電子文書は電子文書表示装置1内にあっても良いし、リモートサーバ内にあっても良い。まず、電子文書にコメントを付して保存する機能について説明し、次に、電子文書を表示する際に、以前に付加したコメントを電子文書に重ねて表示する機能について説明する。
電子文書記憶部4には、ファイル名が付された電子文書が記憶されている。この電子文書としては、電子マニュアルや設計書などが該当する。医用分野においては、医用装置の電子マニュアルが該当する。医用装置の電子マニュアルとして、例えば、医用装置のユーザ用の操作マニュアルや、サービスマン用の保守点検、整備、修理情報などが記載されているサービスマニュアルなどが該当する。以下、ユーザやサービスマンなどを操作者と称することにする。
電子マニュアルなどの電子文書には、文書情報を複数の範囲に分けてその範囲を特定するための情報が含まれている。範囲を特定するための情報を「タグ情報」と称することとする。そのタグ情報について図4を参照して説明する。図4は、電子マニュアル(電子文書)、コメント、及びタグ情報を説明するための図である。図4(a)は、電子マニュアルとコメントとを表示部10に表示した際の画面の図である。図4(b)は、電子マニュアルの構成を示す図である。図4(c)は、コメントとタグ情報とを示す図である。
図4(b)に示すように、電子文書は、<Tag>タグ(開始タグ)、<Contents>、</Tag>タグ(終了タグ)で構成され、その<Contens>の項目内に電子文書の内容が記述されている。<Tag>タグ(開始タグ)、及び</Tag>タグ(終了タグ)が、電子文書の所定の範囲を特定するタグ情報に相当する。電子文書は、このタグ情報を区切りとして複数の範囲に分けられている。このタグ情報は、例えば、電子文書の章や項などの区切りに記述されている。
また、<Tag>タグ(開始タグ)内に記述されている「DICOM Storage AEタイトル設定」が、タグ識別情報である。
<Tag>タグ(開始タグ)と</Tag>タグ(終了タグ)との間に記述されている情報が、電子文書の内容となる。図4(b)に示す例では、「StorageサーバのAEタイトルを図1のように設定する」、及び<Fig=”AE Title.jpg”/>と記述されている。この電子文書を表示部10に表示すると、図4(a)に示すように、「DICOM Storage AEタイトル設定」という項目内に、電子文書の内容である「StorageサーバのAEタイトルを図1のように設定する」と「AE Title」の図が表示される。
入力部2は、キーボードやマウスなどの入力装置で構成されている。操作者は入力部2を用いて、電子文書のファイル名、章番号、又はユーザIDなどを入力する。さらに、入力部2を用いて、電子文書にコメントを入力することができる。そのコメントは、文書の他、線、図形(マークやアイコンなど)、画像、又はハイパーリンク(他の章や文章へのリンクなど)などであっても良い。
電子文書取得部3は、入力部2にて入力されたファイル名を受けると、そのファイル名の電子文書を電子文書記憶部4から取得して合成部9に出力する。また、入力部2にてファイル名の他、章番号が入力された場合は、電子文書取得部3は、そのファイル名の電子文書からその章番号の部分を取得して合成部9に出力する。
電子文書が表示部10に表示されている状態で、入力部2にてコメントが入力されると、タグ取得部5は、電子文書において、入力されたコメントが属する範囲を特定するタグ情報を電子文書から取得する。そして、タグ取得部5は、取得したタグ情報をタグ付加部6に出力する。
タグ付加部6は、入力部2によって入力されたコメントを受け、さらにタグ取得部5からタグ情報を受けて、コメントにタグ情報を付加する。そして、タグ付加部6は、タグ情報が付加されたコメントをコメント記憶部7に記憶させる。
ここで、タグ付加部6にてタグ情報が付加されたコメントについて、図4を参照して説明する。図4(c)に示すように、コメントには、タグ情報として、<Tag>タグ(開始タグ)及び</Tag>タグ(終了タグ)が付加されている。また、<Comments>の項目内に入力部2にて入力されたコメントが記述されている。<Tag>タグ(開始タグ)及び</Tag>タグ(終了タグ)は、電子文書においてコメントが入力された箇所のタグ情報であり、タグ付加部6にて付加された情報である。
<Tag>タグ(開始タグ)と</Tag>タグ(終了タグ)との間に記述されている情報が、コメントの内容となる。例えば、図4(a)に示すように、コメントとして「TFS2000のAEタイトルは、Toshiba TFS2000Store」と入力された場合、<Tag>タグ(開始タグ)と</Tag>タグ(終了タグ)との間の<Comments>には、入力されたコメントの内容が記述されてコメント記憶部7に記憶される。
また、電子文書においてコメントを付した箇所が、図4(a)に示すように「StorageサーバのAEタイトルは図1のように設定する」の項目内であり、<Tag=”DICOM Storage AEタイトル設定>で区切られている範囲内に含まれているため、コメントにはタグ情報としては、図4(c)に示すように<Tag=”DICOM Storage AEタイトル設定>が付加される。
以上のように、コメントには、そのコメントが付加された箇所に対応する電子文書のタグ情報が付加される。
また、コメントには、識別情報として、コメントを入力した電子文書のファイル名が付加されてコメント記憶部7に記憶される。さらに、電子文書の章番号を識別情報としてコメントに付加しても良い。
さらに、コメントには、タグ情報とともに、電子文書のファイルバージョンと、電子文書のタグ情報のタグバージョンとが付加されても良い。電子文書のファイルバージョンは電子文書に記述されており、また、タグバージョンも電子文書の各タグ情報に記述されている。タグ取得部5は、電子文書に記述されているファイルバージョンを取得し、さらに、電子文書のタグ情報に記述されているタグバージョンを取得してタグ付加部6に出力する。タグ付加部6は、コメントに、タグ情報とともにファイルバージョンとタグバージョンとを付加する。
ファイルバージョンは電子文書のバージョンを表しており、電子文書の内容が変更されるごとに、ファイルバージョンが変更される。また、タグバージョンは、タグ情報によって特定される範囲内の内容のバージョンを表しており、その内容が変更されるごとに、内容が変更された箇所のタグ情報のタグバージョンが変更される。例えば、医用機器の場合、医用機器メーカなどによって操作マニュアルやサービスマニュアル(電子文書)の内容が変更される。このように操作マニュアルなどの電子文書が変更されると、その電子文書のファイルバージョンも変更され、さらに、変更された範囲内を特定するタグ情報のタグバージョンも変更される。
ここで、電子文書のファイルバージョンとタグ情報のタグバージョンとが付加されたコメントの例について図5及び図6を参照して説明する。図5は電子文書にコメントを重ねて表示する例を示す図である。図6はタグ情報の1例を示す図である。
図5に示す電子マニュアル(電子文書)では、「ホスト名の設定」の項にコメント1が付加され、「AEタイトル名の設定」の項にコメント2が付加され、その項にマーカが重ねられ、さらに、「ポート番号の設定」の項にコメント3が付加されている。コメント付加部6は、各コメントが付加された範囲を特定するタグ情報をそれぞれのコメントやマーカに付加し、さらに、電子マニュアルのファイルバージョンとタグ情報のタグバージョンとを付加してコメント記憶部7に記憶させる。ここでは、コメント1に付加されるタグ情報、ファイルバージョン、及びタグバージョンについて説明する。
図6に示すように、コメント1には、タグ情報として<TagInfo Name=”Printer Host Name” version=”1.00”/>が付加され、タグ情報のタイトル(項の名称)とタグバージョンとが記述されている。さらに、電子マニュアルのファイル名とファイルバージョンとが、<FileInfo Name=”DICOMSetting.htm” version=”1.01”/>内に記述されて付加されている。また、<Comment Info Value>内にコメント1の内容が記述されている。さらに、そのコメント1が付された位置を示す情報として、コメントの座標(X、Y)=(20、15)が記述されている。このコメントの座標は、電子文書において、そのコメントが入力された範囲を特定するタグ情報のタイトル(項の名称)の位置を基準(0、0)としているため、タグ情報のタイトルの位置が電子文書内で変更されても、そのタグ情報のタイトルの位置を基準として(20、15)の位置にコメントが付されて表示されることになる。
図6に示す例では、電子文書のファイル名は「DICOMSetting.htm」となっており、ファイルバージョンは「1.01」となっている。従って、このコメントが付加された際の電子文書のファイルバージョンは「1.01」ということになる。電子文書が更新されると、このファイルバージョンが変更されることになる。また、タグ情報としては、タグ情報のタイトル(項の名称)は「Printer Host Name」となっており、タグバージョンは「1.00」となっている。従って、このコメントが付加された際における、このコメントが入力された範囲を特定するタグ情報のタグバージョンは「1.00」ということになる。そのタグ情報によって特定される範囲内の内容が変更されると、そのタグバージョンが変更されることになる。
図6には、タイトル1に関するタグ情報などを示しているが、図5に示すタイトル2などについても、タグ情報や電子文書のファイル名などが付加される。
さらに、操作者を特定するためのユーザIDなどの操作者識別情報を、コメントに付加してコメント記憶部7に記憶させても良く、特定の装置を識別するための装置識別情報をコメントに付加してコメント記憶部7に記憶させても良い。
例えば、電子文書が医用装置の電子マニュアルである場合、医用装置の操作者のユーザID(操作者識別情報)や、医用装置を特定するための装置識別情報や、その医用装置が設置されている病院を特定するための病院識別情報などをコメントに付加してコメント記憶部7に記憶さても良い。
ここで、操作者のユーザID(操作者識別情報)をコメントに付加して記憶させる場合について、図8から図10を参照して説明する。図8は、操作者ごとにコメントを保存する際のイメージを示す図である。図9及び図10は、電子文書にコメントを重ねて表示する例を示す図である。
例えば、同一の医用装置で複数の一般ユーザやサービスマンが、同じ電子マニュアルを利用する場合、一般ユーザごとやサービスマンごとに異なるコメントを付加する場合がある。このような場合、各一般ユーザや各サービスマンのユーザID(操作者識別情報)をコメントに付加してコメント記憶部7に記憶させる。入力部2にてユーザID(操作者識別情報)が入力されると、タグ付加部6はコメントにタグ情報を付加するとともに、ユーザID(操作者識別情報)を付加してコメント記憶部7に記憶させる。
このようにユーザID(操作者識別情報)をコメントに付加することで、図8に示すように、コメントを、一般ユーザ用のコメント、サービスマン用のコメント、及び共通用のコメントとして分類してコメント記憶部7に記憶させることができる。
電子マニュアルにサービスマンが付加したコメントの例を図9に示す。サービスマンは、図9に示すコメント「administrator」を電子マニュアルに付加する。タグ付加部6は、そのコメントにタグ情報を付加するとともに、そのサービスマンの操作者識別情報を付加してコメント記憶部8に記憶させる。このコメントにはサービスマンの操作者識別情報が付加されているため、サービスマン用のコメントとして保存されることになる。
電子マニュアルに一般ユーザが付加したコメントの1例を図10に示す。一般ユーザは、図10に示すコメント「サービスマンに入力してもらう」を電子マニュアルに付加する。タグ付加部6は、そのコメントにタグ情報を付加するとともに、その一般ユーザの操作者識別情報を付加してコメント記憶部8に記憶させる。このコメントには一般ユーザの操作者識別情報が付加されているため、一般ユーザ用のコメントとして保存されることになる。
以上のように、同じ電子マニュアルに対して、複数の操作者がコメントを付加する場合、それぞれのコメントに操作者識別情報を付加して記憶しておくことで、その電子マニュアルを表示する際に、指定された操作者識別情報が付加されたコメントが電子マニュアルに重ねて表示されることになる。これにより、操作者は自分が付したコメントのみを参照することが可能となる。
なお、共通のコメントについては、一般ユーザの操作者識別情報あっても、サービスマンの操作者識別情報であっても表示することにする。
また、一般ユーザ用のコメント、サービスマン用のコメント、及び共通のコメントを電子マニュアルに重ねて表示する際に、コメントの色を変えたり、フォントを変えたりして、コメントの表示形式を変えても良い。
また、病院の病院識別情報をコメントに付加して記憶させる場合について、図11から図13を参照して説明する。図11は、病院ごとにコメントを保存する際のイメージを示す図である。図12及び図13は、電子文書にコメントを重ねて表示する例を示す図である。
例えば、医用装置のサービスマンが、ノートパソコンなどの携帯型PCに電子マニュアルを保存し、複数の病院に設置されている同じ医用装置の保守などを行う場合、同じ電子マニュアルであっても、病院ごとに異なるコメントを付加する場合がある。このような場合、各病院の病院識別情報をコメントに付加してコメント記憶部7に記憶させる。入力部2にて病院識別情報が入力されると、タグ付加部6はコメントにタグ情報を付加するとともに、病院識別情報を付加してコメント記憶部7に記憶させる。
このように病院識別情報をコメントに付加することで、図12に示すように、コメントを、病院ごとに分類してコメント記憶部7に記憶させることができる。図12に示す例では、コメントを、A病院用のコメントとB病院用のコメントとに分類している。
電子マニュアルにA病院用として付加したコメントの例を図12に示す。サービスマンは、図12に示すコメント「すべてILでよい」を電子マニュアルに付加する。タグ付加部6は、そのコメントにタグ情報を付加するとともに、A病院の病院識別情報を付加してコメント記憶部7に記憶させる。このコメントにはA病院の病院識別情報が付加されているため、A病院用のコメントとして保存されることになる。
電子マニュアルにB病院用として付加したコメントの例を図13に示す。サービスマンは、図13に示すコメント「T_PrinterのみEL。他はILでよい。」を電子マニュアルに付加する。タグ付加部6は、そのコメントにタグ情報を付加するとともに、B病院の病院識別情報を付加してコメント記憶部7に記憶させる。このコメントにはB病院の病院識別情報が付加されているため、B病院用のコメントとして保存されることになる。
以上のように、同じ電子マニュアルであっても、病院によって異なるコメントを付加する場合、それぞれのコメントに病院識別情報を付加して記憶しておくことで、その電子マニュアルを表示する際に、指定された病院識別情報が付加されたコメントが電子マニュアルに重ねて表示されることになる。これにより、病院ごとにコメントを使い分けることができ、サービスマンは、各病院に適したコメントのみを参照することが可能となる。
例えば、サービスマンがA病院の病院識別情報を入力した場合、そのA病院の病院識別情報が付されたコメントが電子マニュアルに重ねて表示され、B病院の病院識別情報が入力された場合、B病院の病院識別情報が付されたコメントが電子マニュアルに重ねて表示される。
また、共通用のコメント、及び各病院用のコメントを電子マニュアルに重ねて表示する際に、コメントの色を変えたり、フォントを変えたりして、コメントの表示形式を変えても良い。
次に、保存されている電子文書を表示する際に、その電子文書に付されているコメントを電子文書に重ねて表示する機能について説明する。
コメント取得部8は、入力部2にて入力されたファイル名又はファイル識別情報を受けると、そのファイル名が識別情報として付加されたコメントをコメント記憶部7から取得して合成部9に出力する。また、入力部2にてファイル名の他、章番号が入力された場合は、コメント取得部8は、そのファイル名及び章番号が識別情報として付加されたコメントをコメント記憶部7から取得して合成部9に出力する。
さらに、コメントにユーザID(操作者識別情報)が付加されてコメント記憶部7に記憶されている場合であって、入力部2にてユーザID(操作者識別情報)が入力された場合は、コメント取得部8は、そのユーザID(操作者識別情報)が付加されたコメントをコメント記憶部7から取得して合成部9に出力する。
また、医用画像診断装置に用いられる電子マニュアルの場合、病院を特定する病院識別情報がコメントに付加されてコメント記憶部7に記憶されている場合がある。この場合、入力部2にて病院識別情報が入力されると、コメント取得部8は、その病院識別情報が付加されたコメントをコメント記憶部7から取得して合成部9に出力する。
合成部9は、電子文書取得部3から送られた電子文書と、コメント取得部8から送られたコメントとを重ねて表示部10に表示させる。また、操作者識別情報や病院識別情報が指定されている場合は、コメント取得部8からそれらの識別情報が付加されたコメントが合成部9に出力されるため、合成部9は、同じ電子文書であっても、操作者や病院によって異なるコメントを電子文書に重ねて表示部10に表示させる。以下、合成部9の各機能について説明する。
ファイルバージョン判断部91は、電子文書に付加されているファイルバージョンと、コメントにファイルバージョンとを比較し、ファイルバージョンが一致しているか否かの判断を行う。
ファイルバージョン判断部91にてファイルバージョンが一致していると判断された場合、表示制御部94は、電子文書を表示部10に表示させるとともに、電子文書のタグ情報とコメントに付加されているタグ情報とを参照し、その電子文書において、コメントに付加されているタグ情報と対応する範囲内にコメントを重ねて表示部10に表示させる。ファイルバージョンが一致しているということは、コメントが付された際の電子文書は更新されていないことになる。
ファイルバージョン判断部91にてファイルバージョンが一致しないと判断された場合、タグ検索部92は、電子文書のタグ情報を対象として、コメントに付加されているタグ情報を検索する。この検索によって、タグ検索部92は、電子文書のタグ情報のなかに、コメントに付加されているタグ情報が存在するか否かを判断する。ファイルバージョンが一致しないということは、コメントが付された際の電子文書が更新されていることになる。
タグ検索部92にて、電子文書のなかにコメントに付加されているタグ情報が存在していると判断された場合、タグバージョン判断部93は、コメントに付加されているタグ情報のタグバージョンと、電子マニュアルのタグ情報のタグバージョンとを比較し、タグバージョンが一致しているか否かの判断を行う。
タグバージョン判断部93にてタグバージョンが一致していると判断された場合、表示制御部94は、電子文書を表示部10に表示させるとともに、電子文書のタグ情報とコメントに付加されているタグ情報とを参照し、その電子文書において、コメントに付加されているタグ情報と対応する範囲内にコメントを重ねて表示部10に表示させる。タグバージョンが一致しているということは、コメントが付された際の電子文書が更新されているが、そのタグ情報によって特定される範囲内の内容は変更されていないことになる。
タグバージョン判断部93にてタグバージョンが一致していないと判断された場合、表示制御部94は、電子文書を表示部10に表示させるとともに、電子文書のタグ情報とコメントに付加されているタグ情報とを参照し、その電子文書において、コメントに付加されているタグ情報と対応する範囲内にコメントを重ねて表示部10に表示させる。タグバージョンが一致しないということは、コメントが付された際の電子文書が変更され、さらに、そのタグ情報によって特定される範囲内の内容が変更されていることを意味する。この場合、表示制御部94は、コメントの文字、背景の色、又はフォントを変更したり、コメントを点滅させたりして、表示形式を変えてコメントを表示部10に表示させる。これにより、コメントが付加された際のタグ情報によって特定される範囲内の内容が変更されていることを、操作者に認知させることができる。
なお、タグ検索部92にて、電子文書のなかにコメントに付加されているタグ情報が存在しないと判断された場合、電子文書が更新されてそのタグ情報が削除されたことになり、コメントを付すべき箇所が存在しないため、表示制御部94は、電子文書の最初のページや各章の先頭などにコメントを重ねて表示部10に表示させる。または、電子文書にコメントを付さずに電子文書のみを表示部10に表示させても良い。
表示部10は、液晶ディスプレイやCRTなどの表示装置からなり、電子文書とコメントが表示される。
なお、電子文書表示装置1は、プログラムを読み込んで、電子文書取得部3の機能、タグ取得部5の機能、タグ付加部6の機能、コメント取得部8の機能、及び合成部9の機能を実行することで、電子文書にコメントを付加して保存し、又は、電子文書にコメントを重ねて表示する。
(作用)
次に、この発明の実施形態に係る電子文書表示装置の作用(電子文書表示方法)について図2及び図3を参照して説明する。図2及び図3は、この発明の実施形態に係る電子文書表示装置の動作を順番に示すフローチャートである。図2のフローチャートは、電子文書にコメントを付して保存する場合における電子文書表示装置の動作を示しており、図3のフローチャートは、保存した電子文書を表示する際に、その電子文書に付してあるコメントを電子文書に重ねて表示する場合における電子文書表示装置の動作を示している。まず、図2を参照しながら、電子文書にコメントを付して保存する場合の動作について説明し、次に、図3を参照しながら、保存されている電子文書を表示する際に、コメントを重ねて表示する場合の動作について説明する。
(ステップS01)
まず、ステップS01では、所望の電子文書を表示部10に表示させている状態において、操作者が入力部2を用いて電子文書にコメントを入力する。例えば、図5に示すように、表示部10に電子文書(電子マニュアル)を表示させている状態で、その電子マニュアルに、コメント1、コメント2、コメント3、及びマーカを付加する。また、コメントは、文書の他、線、図形(マークやアイコンなど)、画像、又はハイパーリンク(他の章、文章、又はアプリケーションへのリンクなど)などであっても良い。
図5に示す例においては、コメント1は「ホスト名の設定」の項に付加され、コメント2は「AEタイトル名の設定」の項に付加され、コメント3は「ポート番号の設定」の項に付加され、マーカは「AEタイトル名の設定」の項に付加されている。
操作者が入力部2を用いてコメントを入力すると、コメントは入力部2から合成部9に出力され、電子文書にコメント(マーカ)が重ねて表示部10に表示される。
(ステップS02)
ステップS02では、タグ取得部5は、合成部9から電子文書を取得して、その電子文書において、入力されたコメントが属する範囲を特定するタグ情報を電子文書から取得する。そして、タグ取得部5は、取得したタグ情報をタグ付加部6に出力する。さらに、タグ取得部5は、電子文書に記述されているファイルバージョンと、コメントが付された箇所のタグ情報に記述されているタグバージョンとを取得してタグ付加部6に出力する。
(ステップS03)
ステップS03では、タグ付加部6は入力部2からコメントを受け、さらにタグ取得部5からタグ情報を受けると、コメントにタグ情報とタグバージョンを付加する。そして、タグ付加部6は、タグ情報が付加されたコメントをコメント記憶部7に記憶させる。また、タグ付加部6は、タグ情報とともに、コメントが付された位置を示す情報(X−Y座標)をコメントに付加する。さらに、タグ付加部6は、電子文書のファイル名と電子文書のファイルバージョンをコメントに付加する。
例えば、図6に示すように、コメント1には、タグ情報として<TagInfo Name=”Printer Host Name” version=”1.00”/>が付加され、それには、タグ情報のタイトルとタグバージョンとが記述されている。また、電子文書のファイル名とファイルバージョンとが、<FileInfo Name=”DICOMSetting.htm” version=”1.01”/>内に記述されて付加されている。また、<Comment Info Value>内にコメント1の内容が記述されている。そして、そのコメント1が付された位置を示す情報として、コメント1の座標(X、Y)=(20、15)が記述されている。このコメント1の座標は、電子文書におけるタグ情報のタイトル「ホスト名の設定」の位置を基準(0、0)としているため、タグ情報のタイトルの位置が電子文書内で変更されても、そのタイトルの位置を基準として(20、15)の位置にコメントが付されて表示されることになる。
また、操作者を特定するためのユーザID(操作者識別情報)、又は病院を特定するための病院識別情報が入力部2を用いて入力された場合は、タグ付加部6は、入力部2から操作者識別情報又は病院識別情報を受けて、コメントにそれらを付加する。これにより、同じ電子文書であっても操作者ごとに異なるコメントを付した場合や、病院ごとに異なるコメントを付した場合に、操作者ごとや病院ごとにコメントを分類して保存することができる。
例えば、図9及び図10に示すように、操作者ごとに異なるコメントを電子文書(電子マニュアル)に付加する場合、タグ付加部6は、それぞれのコメントにタグ情報を付加するとともに、操作者識別情報を付加する。
また、図12及び図13に示すように、病院ごとに異なるコメントを電子文書(電子マニュアル)に付加する場合、タグ付加部6は、それぞれのコメントにタグ情報を付加するとともに、病院識別情報を付加する。
以上のように、コメントを付した箇所を特定するためのタグ情報をコメントに付して記憶しておくことで、電子文書が更新されても、更新前の電子文書に対応する範囲内にコメントを重ねて表示することができる。
また、電子文書とコメントとを分けて記憶手段に記憶させておくことで、電子文書が更新されても、コメントが破棄されることなく、更新後の電子文書にコメントを重ねて表示することができる。
次に、保存されている電子文書を表示する際に、以前に付加されたコメントを重ねて表示する場合の動作について、図3のフローチャートを参照して説明する。
(ステップS10)
まず、ステップS10では、操作者が入力部2を用いて参照したい電子文書のファイル名を入力する。また、ファイル名の他、電子文書の章番号を入力しても良い。入力部2にて入力されたファイル名などは、電子文書取得部3とコメント取得部5に出力される。
さらに、コメントに操作者識別情報や病院識別情報が付加されている場合は、操作者は入力部2を用いて操作者識別情報や病院識別情報を入力する。
(ステップS11)
次に、ステップS11では、電子文書取得部3が、入力部2にて入力されたファイル名が付された電子文書を電子文書記憶部4から取得し、合成部9に出力する。ファイル名の他、電子マニュアルの章番号などが入力された場合は、電子文書取得部3は、その電子文書の章番号に該当する部分のデータを電子文書記憶部4から取得し、合成部9に出力する。
(ステップS12)
次に、ステップS12では、コメント取得部5が、入力部2にて入力されたファイル名が付されたコメントをコメント記憶部7から取得し、合成部9に出力する。
コメントに操作者識別情報が付加されてコメント記憶部7に記憶されている場合であって、入力部2にて操作者識別情報が入力された場合は、コメント取得部8は、その操作者識別情報が付加されたコメントをコメント記憶部7から取得して合成部7に出力する。また、コメントに病院識別情報が付加されてコメント記憶部7に記憶されている場合であって、入力部2にて病院識別情報が入力されると、コメント取得部8は、その病院識別情報が付加されたコメントをコメント記憶部7から取得して合成部9に出力する。
(ステップS13)
次に、ステップS13では、合成部9のファイルバージョン判断部91が、電子マニュアルのファイルバージョンと、コメントに付加されているファイルバージョンとを比較し、ファイルバージョンが一致しているか否かの判断を行う。
例えば図6に示すタグ情報の場合、コメントに付加されているファイルバージョンは「1.01」となっている。電子文書のファイルバージョンも「1.01」であれば、ファイルバージョンが一致したことになり、「1.01」以外であれば、ファイルバージョンは一致しないことになる。
(ステップS14)
ステップS13にてファイルバージョンが一致していると判断された場合に(ステップS13、Yes)、ステップS14では、表示制御部94が、電子文書のタグ情報とコメントに付加されているタグ情報とを参照し、その電子文書において、コメントに付加されているタグ情報と対応する範囲内にコメントを重ねる。つまり、表示制御部94は、電子文書において、タグ情報が一致する箇所にコメントを重ねる。
図6に示す例においては、コメントに付加されているファイルバージョンが「1.01」であるため、電子文書のファイルバージョンが「1.01」であれば、ファイルバージョン判断部91により、ファイルバージョンが一致すると判断される。ファイルバージョンが一致するということは、コメントが付されたときの電子文書の内容と、現在、表示部10に表示しようとしている電子文書の内容とが一致し、電子内容が更新されていないことを意味する。この場合、表示制御部93は、タグ情報が一致する箇所にコメントを重ねる。
(ステップS15)
次に、ステップS15では、表示制御部94は、電子文書にコメントを重ねた状態で、電子文書を表示部10に表示させる。
例えば、図5に示す電子マニュアル(電子文書)を表示する場合、上記ステップS01からステップS03の処理によってその電子マニュアルに付されたコメント1、コメント2、コメント3及びマーカが電子マニュアルに重ねて表示される。この場合、電子マニュアルは更新されていないため、電子マニュアルの章、行、又は段落などに変更はない。
なお、電子マニュアルがHTML形式で記述されている場合、表示制御部94は、電子マニュアルの段落などをずらし、ずらしたスペースにコメントを挿入して表示部10に表示させても良い。
以上のように、電子文書においてタグ情報が対応する箇所にコメントを重ねて表示するため、電子文書にコメントが付加されたときと同じ範囲内にコメントを重ねて表示することが可能となる。
また、入力部2にて操作者識別情報が入力された場合は、その操作者識別情報が付加されたコメントが電子文書に重ねて表示される。例えば、図9及び図10に示すように、操作者ごとに異なるコメントが電子文書に重ねて表示される。これにより、操作者は自分が付したコメントのみを参照することができる。さらに、サービスマン用のコメントと一般ユーザ用のコメントとに分類しているため、一般ユーザはサービスマンが記述したコメントを参照することができないため、保守などに関するコメントを一般ユーザに見せずに済む。
また、入力部2にて病院識別情報が入力された場合は、その病院識別情報が付加されたコメントが電子文書に重ねて表示される。例えば、図12及び図13に示すように、病院ごとに異なるコメントが電子文書に重ねて表示される。これにより、各病院に適したコメントのみを参照することが可能となり、各病院によってコメントを使い分けることが可能となる。
(ステップS16)
ステップS13にてファイルバージョンが一致していないと判断された場合(ステップS13、No)、ステップS16では、タグ検索部92が、電子文書のなかのタグ情報について、コメントに付加されているタグ情報を検索する。つまり、タグ検索部72は、電子文書のタグ情報のなかに、コメントに付加されているタグ情報があるか否かの判断を行う。
図6に示す例においては、コメントに付加されているタグ情報のファイルバージョンが「1.01」であるため、電子マニュアルのファイルバージョンが「1.01」以外であれば、ファイルバージョンが一致していないと判断される。このようにファイルバージョンが一致していないということは、コメントが付されたときの電子マニュアルの内容と、現在、表示部10に表示しようとしている電子マニュアルの内容とが異なっていることを意味する。つまり、電子マニュアルの内容が変更されて新たな電子マニュアルに更新されたことを意味する。
(ステップS17)
ステップS16にて、電子マニュアルのなかに、コメントに付加されているタグ情報がない場合は(ステップS16、No)、ステップS17では、表示制御部94は、電子マニュアルにコメントを重ねないで、電子マニュアルのみを表示部10に表示させる。または、表示制御部94は、コメントを予め設定された箇所、例えば、電子マニュアルの先頭のページや章の先頭などに表示させても良い。
このように、電子マニュアルのなかに、コメントに付加されているタグ情報が存在しないということは、電子マニュアルが更新されて、そのタグ情報が削除されたことになる。この場合、コメントを付すべき箇所が存在しないため、コメントを表示しないか、又は、電子マニュアルの最初のページなどに表示することにする。また、コメントに対応するタグ情報が削除されたことを示すメッセージを表示部10に表示しても良い。
(ステップS18)
ステップS16にて、電子マニュアルのなかに、コメントに付加されているタグ情報がある場合は(ステップS16、Yes)、ステップS18では、タグバージョン判断部93が、電子マニュアルのタグ情報のタグバージョンと、コメントに付加されているタグ情報のタグバージョンとを比較し、タグバージョンが一致しているか否かの判断を行う。
図6に示す例においては、コメントに付加されているタグ情報のタグバージョンが「1.00」であるため、電子マニュアルのタグ情報のタグバージョンが「1.00」であれば、タグバージョンが一致すると判断される。
ステップS18にて、タグバージョンが一致していると判断された場合は(ステップS18、Yes)、表示制御部94は、電子文書のタグ情報とコメントに付加されているタグ情報とを参照し、その電子文書において、コメントに付加されているタグ情報と対応する範囲内にコメントを重ねる(ステップS14)。そして、表示制御部93は、電子マニュアルにコメントを重ねた状態で、電子マニュアルを表示部10に表示させる(ステップS15)。
このように、コメントに付加されているタグ情報のタグバージョンと、電子マニュアルのタグ情報のタグバージョンとが一致するということは、コメントが付された際の電子マニュアルから新たな電子マニュアルに更新されたが、そのタグ情報によって特定される範囲内の内容は変更されていないことになる。
ここで、更新前後の電子マニュアルについて図5及び図7を参照して説明する。図7は、電子文書にコメントを重ねて表示する例を示す図である。例えば、図5に、コメントが付加された際の電子マニュアルを示し、図7に、図5に示す電子マニュアルが更新された後の電子マニュアルを示す。
上記ステップS01からステップS03の処理によって、図5に示す電子マニュアルにコメント1などを付して保存した場合であって、その後、電子マニュアルの内容が変更され、図7に示すように、更新後の電子マニュアルには、新たな項として「ニモニック名の設定」が追加されているものとする。このように新たな項が追加されると、電子マニュアルの項の位置や行などが変更されてしまうが、各コメントやマーカに付加されているタグ情報に従って、タグ情報が対応する範囲内にコメントが付されるため、更新前の電子マニュアルに対応する範囲内にコメントを付して表示することが可能となる。図7に示すように、電子マニュアルの段落がずれても、更新前の電子マニュアルと同様に、コメント1は「ホスト名の設定」の項に付加され、コメント2は「AEタイトル名の設定」の項に付加され、コメント3は「ポート番号の設定」の項に付加され、マーカは「AEタイトル名の設定」の項に重ねられる。
電子マニュアルの更新によって「ニモニック名の設定」が追加され、その分、「ホスト名の設定」や「AEタイトル名の設定」などの項の段落がずれているが、タグ情報に従ってコメントが付されるため、更新後の電子マニュアルであっても、更新前の電子マニュアルに対応する箇所にコメントを重ねて表示することができる。
以上のように、コメントが付加された電子文書が更新され、更新後の電子文書にコメントを重ねて表示する場合であっても、更新前の電子文書に対応する範囲内にそのコメントを表示することが可能となる。また、電子文書とコメントとを分けて記憶手段に記憶させておくことで、電子文書が更新されても、コメントが破棄されることなく、更新後の電子文書にコメントを重ねて表示することができる。
なお、電子マニュアルの更新を操作者に認知させるため、表示制御部93は、電子マニュアルが更新された旨を示すメッセージを表示部10に表示させても良い。
(ステップS19)
一方、ステップS18にて、タグバージョンが一致していないと判断された場合は(ステップS18、No)、表示制御部94は、電子文書のタグ情報とコメントに付加されているタグ情報とを参照し、その電子文書において、コメントに付加されているタグ情報と対応する範囲内にコメントを重ねる。
このように、コメントに付加されているタグ情報のタグバージョンと、電子マニュアルのタグ情報のタグバージョンとが一致しないということは、コメントが付された際の電子マニュアルから新たな電子マニュアルに更新され、そのタグ情報によって特定される範囲内の内容が変更されていることを意味する。
(ステップS20)
ステップS20では、表示制御部94が、電子文書にコメントを重ねて表示部10に表示させる。この場合、表示制御部94は、コメントの文字、背景の色、又はフォントを変更したり、コメントを点滅させたりして、表示形式を変えてコメントを表示部10に表示させる。これにより、コメントが付加された際のタグ情報によって特定される範囲内の内容が変更されていることを、操作者に認知させる。また、内容に変更があったことを示すメッセージを表示しても良い。なお、表示制御部94は、マニュアルの章番号や図番号の色を変えたり、マニュアルのフォントを変更したり、マニュアルの文章を点滅させたりして、タグ情報の変更を操作者に認知させても良い。
なお、電子文書を表示する際に、その電子文書に付加されたコメントを重ねずに、電子文書のみを表示しても良く、コメントの表示又は不表示を操作者が選択できるようにしても良い。
この発明の実施形態に係る電子文書表示装置の構成を示すブロック図である。 この発明の実施形態に係る電子文書表示装置の動作を順番に示すフローチャートである。 この発明の実施形態に係る電子文書表示装置の動作を順番に示すフローチャートである。 電子マニュアル(電子文書)、コメント、及びタグ情報を説明するための図である。 電子文書にコメントを重ねて表示する例を示す図である。 タグ情報の1例を示す図である。 電子文書にコメントを重ねて表示する例を示す図である。 操作者ごとにコメントを保存する際のイメージを示す図である。 電子文書にコメントを重ねて表示する例を示す図である。 電子文書にコメントを重ねて表示する例を示す図である。 病院ごとにコメントを保存する際のイメージを示す図である。 電子文書にコメントを重ねて表示する例を示す図である。 電子文書にコメントを重ねて表示する例を示す図である。
符号の説明
1 電子文書表示装置
2 入力部
3 電子文書取得部
4 電子文書記憶部
5 タグ取得部
6 タグ付加部
7 コメント記憶部
8 コメント取得部
9 合成部
10 表示部
91 ファイルバージョン判断部
92 タグ検索部
93 タグバージョン判断部
94 表示制御部

Claims (12)

  1. 装置の操作方法を記述した電子マニュアルを表示する電子文書表示装置において、
    文書情報における記述を複数の範囲に分けて、分けられた各記述の範囲を特定するためのタグ情報、及び前記タグ情報によって区切られている範囲内の前記記述の内容の更新を示すタグバージョンを有する電子マニュアルを表示する表示手段と、
    前記電子マニュアルが表示されている状態でコメントを入力するための入力手段と、
    前記入力されたコメントが属する前記範囲を特定する前記タグ情報を取得するとともに前記タグバージョンを、前記電子マニュアルから取得する識別情報取得手段と、
    前記取得された前記タグ情報とともに前記タグバージョンを前記コメントに付加してコメント記憶手段に記憶させる識別情報付加手段と、
    を有することを特徴とする電子文書表示装置。
  2. さらに、
    前記電子マニュアルの取得要求があったとき、前記取得要求に係る前記電子マニュアルを取得する電子文書取得手段と、
    前記取得要求に係る該電子マニュアル中の前記コメント及び前記タグ情報を前記コメント記憶手段から取得するコメント取得手段と、
    前記表示手段に対して、取得された前記電子マニュアルを表示させるとともに、取得された該コメントを該タグ情報で示される範囲に表示させる合成手段と、
    を有することを特徴とする請求項1に記載の電子文書表示装置。
  3. 前記識別情情報付加手段は、さらに、前記入力手段から操作者を識別もしくはそのコメントの利用態様の種別を識別する識別情報を受け付けて、前記タグ情報とともに前記識別情報を前記コメントに付加して前記コメント記憶手段に記憶させる、構成とし、
    前記電子マニュアルの取得要求とともに前記識別情報の入力があったとき、前記コメント取得手段は、前記取得要求に係る該電子マニュアル中のタグ情報及び入力された前記識別情報に付加されたコメントを前記コメント記憶手段から取得し、
    前記合成手段は、前記表示手段に対して取得された該電子マニュアルを表示させるとともに取得されたコメントを該タグ情報で示される範囲に表示させることを特徴とする請求項2に記載の電子文書表示装置。
  4. 前記電子マニュアルには、前記電子マニュアルの更新を示すファイルバージョンが記述されており、
    前記識別情報取得手段は、前記タグ情報を取得するとともに前記ファイルバージョンを
    取得し、
    前記識別情報付加手段は、前記タグ情報を付加するとともに前記ファイルバージョンを
    前記コメントに付加して前記コメント記憶手段に記憶させる、構成とし、
    前記電子文書取得手段は、前記取得要求に係る前記ファイルバージョンの前記電子マニュアルを取得し、
    前記コメント取得手段は、前記取得要求に係る該電子マニュアル中のタグ情報及び前記ファイルバージョンに付加されたコメントを前記コメント記憶手段から取得して、
    前記合成手段は、前記表示手段に対して取得された該電子マニュアルを表示させるとともに取得された該コメントを該タグ情報で示される範囲に表示させる、ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の電子文書表示装置。
  5. 装置の操作方法を記述した電子マニュアルを表示する電子文書表示装置において、
    文書情報における記述を複数の範囲に分けて、分けられた各記述の範囲を特定するためのタグ情報、前記電子マニュアルの更新を示すファイルバージョン、及び前記タグ情報によって区切られている範囲内の内容の更新を示すタグバージョンを有する電子マニュアルを記憶する電子文書記憶手段と、
    前記電子マニュアル中におけるコメントであって該コメントが属する前記範囲を特定する前記タグ情報、前記ファイルバージョン及び前記タグバージョンを付されたコメントを記憶するコメント記憶手段と、
    前記電子マニュアルの取得要求があったとき、前記取得要求に係る前記電子マニュアルを取得する電子文書取得手段と、
    前記取得要求に係る該電子マニュアル中の前記コメント及び前記タグ情報を前記コメント記憶手段から取得するコメント取得手段と、
    前記表示手段に対して、取得された前記電子マニュアルを表示させるとともに、取得された該コメントを該タグ情報で示される範囲に表示させ、前記取得要求に係る電子マニュアルにおける前記コメントに付加されているファイルバージョンが前記取得要求に係る電子マニュアルのファイルバージョンと一致しないときは、さらに前記コメントに付加されているタグ情報のタグバージョンと、前記電子マニュアルにおいて前記コメントに付加されているタグ情報と対応する範囲を特定するタグ情報のタグバージョンとを比較し一致しない場合は、前記コメントに付加されているタグ情報と対応する範囲の内容が更新された旨を前記表示手段に表示させる合成手段と、
    を有することを特徴とする電子文書表示装置。
  6. 前記コメントは、操作者を識別もしくはそのコメントの利用態様の種別を識別する識別情報が前記タグ情報とともに付加されて前記コメント記憶手段に記憶されており、
    前記合成手段は、前記電子マニュアルの取得要求とともに前記識別情報の入力があったとき、前記取得求に係る前記電子マニュアルを取得し、取得した該電子マニュアル中のタグ情報及び入力された前記識別情報に付加されたコメントを前記コメント記憶手段から読み出して、前記表示手段に対して該電子マニュアルを表示させるとともに読み出された該タグ情報で示される範囲に読み出されたコメントを表示させることを特徴とする請求項に記載の電子文書表示装置。
  7. 前記合成手段は、前記コメントが付加されているタグ情報を検索し、前記電子マニュアルにおいて、前記コメントに付加されているタグ情報と対応する範囲に前記コメントを重ねて前記表示手段に表示させ、前記タグ情報が前記電子マニュアルに存在しない場合は、前記コメントを予め設定された箇所に表示するか、または、前記コメントを表示しないことを特徴とする請求項又は請求項のいずれかに記載の電子文書表示装置。
  8. 前記合成手段は、前記コメントを前記電子マニュアルに挿入して前記表示手段に表示させることを特徴とする請求項から請求項のいずれかに記載の電子文書表示装置。
  9. 装置の操作方法を記述した電子マニュアルを表示する電子文書表示方法において、
    表示手段が、文書情報における記述を複数の範囲に分けて、分けられた各記述の範囲を特定するためのタグ情報、及び前記タグ情報によって区切られている範囲内の前記記述の内容の更新を示すタグバージョンを有する電子マニュアルを表示する電子文書表示ステップと、
    前記表示手段に表示されている前記電子マニュアル中にコメントを、入力手段で入力される入力ステップと、
    識別情報取得手段が、前記入力されたコメントが属する前記範囲を特定する前記タグ情報を取得するとともに前記タグバージョンを、前記電子マニュアルから取得する取得ステップと、
    識別情報付加手段が、前記取得された前記タグ情報とともに前記タグバージョンを前記コメントに付加してコメント記憶手段に記憶させる記憶ステップと、
    を含むことを特徴とする電子文書表示方法。
  10. さらに、前記電子マニュアルの取得要求があったとき、電子マニュアル取得手段が前記取得要求に係る前記電子マニュアルを取得する文書取得ステップと、
    コメント取得手段が、前記取得要求に係る該電子マニュアル中の前記コメント及び前記タグ情報を前記コメント記憶手段から取得するコメント取得ステップと、
    合成手段が、前記表示手段に対して、取得された前記電子マニュアルを表示させるとともに、取得された該コメントを該タグ情報で示される範囲に表示させる表示ステップと、を含むことを特徴とする請求項に記載の電子文書表示方法。
  11. 前記入力ステップにおいて、さらに、前記入力手段によって操作者を識別もしくはそのコメントの利用態様の種別を識別する識別情報が入力され、
    前記記憶ステップにおいて、さらに、前記識別情情報付加手段が、前記タグ情報とともに前記識別情報を前記コメントに付加して前記コメント記憶手段に記憶させ、
    前記文書取得ステップにおいて、前記電子文書取得手段は、前記電子マニュアルの取得要求とともに前記識別情報の入力があったとき、前記取得求に係る前記電子マニュアルを取得し、
    前記コメント取得ステップで、前記コメント取得手段が、前記取得要求に係る該電子マニュアル中のタグ情報及び入力された前記識別情報に付加されたコメントを前記コメント記憶手段から取得し、
    前記表示ステップにおいて、前記合成手段が、前記表示手段に対して取得された該電子マニュアルを表示させるとともに、取得された該コメントを該タグ情報で示される範囲に表示させることを特徴とする請求項10に記載の電子文書表示方法。
  12. 装置の操作方法を記述した電子マニュアルを表示する電子文書表示方法において、
    予め、電子文書記憶手段が、文書情報における記述を複数の範囲に分けて、分けられた各記述の範囲を特定するためのタグ情報、前記電子マニュアルの更新を示すファイルバージョン、及び前記タグ情報によって区切られている範囲内の内容の更新を示すタグバージョンを有する電子マニュアルを記憶し、コメント記憶手段が、前記電子マニュアル中におけるコメントであって該コメントが属する前記範囲を特定する前記タグ情報、前記ファイルバージョン及び前記タグバージョンを付されたコメントを記憶しておく準備ステップと、
    前記電子マニュアルの取得要求があったとき、電子マニュアル取得手段が前記取得要求に係る前記電子マニュアルを取得する文書取得ステップと、
    コメント取得手段が、前記取得要求に係る該電子マニュアル中の前記コメント及び前記タグ情報を前記コメント記憶手段から取得するコメント取得ステップと、
    合成手段が、表示手段に対して、取得された前記電子マニュアルを表示させるとともに、取得された該コメントを該タグ情報で示される範囲に表示させ、前記取得要求に係る電子マニュアルにおける前記コメントに付加されているファイルバージョンが前記取得要求に係る電子マニュアルのファイルバージョンと一致しないときは、さらに前記コメントに付加されているタグ情報のタグバージョンと、前記電子マニュアルにおいて前記コメントに付加されているタグ情報と対応する範囲を特定するタグ情報のタグバージョンとを比較し一致しない場合は、前記コメントに付加されているタグ情報と対応する範囲の内容が更新された旨を前記表示手段に表示させる表示ステップと、
    を含むことを特徴とする表示方法。
JP2005332931A 2005-11-17 2005-11-17 電子文書表示装置及び電子文書表示方法 Expired - Fee Related JP4880980B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005332931A JP4880980B2 (ja) 2005-11-17 2005-11-17 電子文書表示装置及び電子文書表示方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005332931A JP4880980B2 (ja) 2005-11-17 2005-11-17 電子文書表示装置及び電子文書表示方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007140836A JP2007140836A (ja) 2007-06-07
JP4880980B2 true JP4880980B2 (ja) 2012-02-22

Family

ID=38203621

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005332931A Expired - Fee Related JP4880980B2 (ja) 2005-11-17 2005-11-17 電子文書表示装置及び電子文書表示方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4880980B2 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5493274B2 (ja) * 2008-02-26 2014-05-14 富士ゼロックス株式会社 文書管理装置及び文書管理プログラム
JP5712496B2 (ja) * 2010-03-29 2015-05-07 富士通株式会社 アノテーション復元方法、アノテーション付与方法、アノテーション復元プログラム及びアノテーション復元装置
JP5413990B2 (ja) * 2011-02-07 2014-02-12 Necアクセステクニカ株式会社 マニュアル作成情報管理装置、方法及びプログラム
WO2015083237A1 (ja) * 2013-12-03 2015-06-11 株式会社 日立製作所 データ分析支援システムおよびデータ分析支援方法
JP5765452B2 (ja) * 2014-01-20 2015-08-19 富士通株式会社 アノテーション付与復元方法及びアノテーション付与復元装置
KR101636744B1 (ko) 2016-01-20 2016-07-06 장정희 전자책 디바이스, 전자책 컨텐츠의 표시 영역을 조정하는 방법 및 이를 수행하기 위한 애플리케이션

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05113975A (ja) * 1991-10-22 1993-05-07 Toshiba Corp 共同文書処理システム
JPH0573543A (ja) * 1991-09-17 1993-03-26 Hitachi Ltd 電子化文書の取扱方法及び装置
JP2001159994A (ja) * 1999-12-02 2001-06-12 Canon Inc 情報処理装置および情報処理方法
JP4008679B2 (ja) * 2001-08-16 2007-11-14 沖電気工業株式会社 情報管理装置及び情報管理システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007140836A (ja) 2007-06-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8634611B2 (en) Report generation support apparatus, report generation support system, and medical image referring apparatus
US20050226530A1 (en) Image processing program, image processing method, image processing apparatus and storage medium
AU2007202768B2 (en) Document processing device, program, and document processing method
JP4880980B2 (ja) 電子文書表示装置及び電子文書表示方法
JP2003308200A (ja) 情報処理装置およびファイル処理方法およびコンピュータが読み取り可能な記憶媒体およびプログラム
JP2007026316A (ja) 画像管理装置、ならびに画像管理用コンピュータプログラムおよびそれを記録した記録媒体
JP2012164113A (ja) コンテンツ表示システムおよびコンテンツ用注釈生成装置
US20120066257A1 (en) Document management system, search designation method, and storage medium
JP5355032B2 (ja) クライアント装置、サーバ装置、及び、それらを用いた文書管理システム、文書管理方法、文書管理プログラム
US20120066584A1 (en) Host apparatus and method of displaying content by the same
US9483569B2 (en) Electronic-manual browsing apparatus and system
WO2011001945A1 (ja) 画像処理装置、画像処理方法及び記録媒体
JP5581602B2 (ja) 診療情報表示制御方法、診療情報表示制御装置、及びプログラム
JP2006331072A (ja) サーバ装置、データ処理装置、アップロード処理情報およびコンピュータが読み取り可能なプログラムを格納した記憶媒体およびプログラム
CN107491466B (zh) 客户端设备、信息处理系统、以及信息处理方法
US8190563B2 (en) Document management apparatus, document management method, and computer-readable encoding medium recorded with a computer program
JP5048641B2 (ja) 情報処理装置及び情報処理方法
JP5400342B2 (ja) 情報処理装置、その表示方法及びプログラム
JP4771831B2 (ja) 図形表示プログラム及び図形表示方法
JP2009265886A (ja) 画像管理装置及びその制御方法、並びにプログラム
JP2011128710A (ja) 表示装置、表示システム、表示制御方法および表示制御プログラム
JP2005316815A (ja) 情報処理装置、情報処理方法、プログラム、及び記録媒体
JP2006072738A (ja) 画像処理装置、画像処理方法
JP2011048453A (ja) 情報処理装置、コンピュータプログラムおよび電子ファイル
JP2009064347A (ja) 作業支援情報表示装置および作業支援情報表示方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20081106

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20090213

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110215

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110418

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110809

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111011

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20111108

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20111202

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141209

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees