JP4877703B2 - 凝縮器 - Google Patents

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Description

本発明は、小型燃料電池に供給される燃料ガスまたは、その燃料電池に供給される空気に含まれる水分を凝縮して除去するものに最適な凝縮器に関する。
燃料電池システムにおいて、水素リッチな燃料ガスに含まれる水分は、電池反応に悪影響を与えるので、燃料ガス中の水分を凝縮除去する冷却器が用いられている。たとえば、特開平6‐68889にそれが記載されている。この凝縮器は、ステンレス製のプレートタイプのものであり、プレートの外面側に冷却水を流通させたものである。なお、凝縮器の他の例として、シェル&チューブ型のもの、フィンコイル型のもの、ヘリボーン式のもの、多穴管式のものその他が開発されている。
特開平6−68889号公報
小型燃料電池システムにおける従来の凝縮器は、いずれも排水性が悪いか或いは、凝縮性能が悪いものであった。特に小型の燃料電池システムでは、燃料ガス供給用のブロワーが小容量のものであるため、送風による強制的な凝縮水の排水が望めないので、凝縮器自体に構造的な排水性の良好さが求められていた。それと共に、小型化に適したコンパクトな凝縮機が求められていた。
そこで本発明は凝縮性能に優れ、且つ凝縮水の排水性にも優れたものを提供することを課題とする。
請求項1に記載の本発明は、水分を含む気体がインナーフィン(1) を有する複数のチューブ(2) に導かれ、そのチューブ(2) の外周を冷却することにより、前記気体中の水分を凝縮して除去する凝縮器であって、
そのチューブ(2) は、一対の対向する平行平面を有して、内部に偏平な流路が形成され、
前記インナーフィン(1) は、その頂部および谷部が平坦な矩形波状または台形波状に曲折され、その頂部および谷部の平面が前記チューブ(2) の内面に接触固定され、
夫々のチューブ(2) の上下両端が一対のヘッダ(4) (5) に連通すると共に、そのコア(3)外周がケーシング(6) で被嵌され、
複数の前記チューブ(2) およびインナーフィン(1) の頂部および谷部が夫々重力方向に位置され、ケーシング(6) 内に冷却媒体(7) が流通すると共に、前記ヘッダ(4) を介して各チューブ(2) 内に被冷却用の水分を含む気体(8) が導かれるものにおいて、
そのインナーフィン(1) が前記台形波状の場合には、その脚部(1a)の傾斜面の角度が、直角に対して15°以下であり、
そのインナーフィン(1) は、その高さaが1.5mm 〜3.5mm であり、フィンピッチcが3mm〜7mmとすることにより、
インナーフィン(1)の表面に保持される凝縮水を可及的に少なくすると共に、熱交換性能を向上させたことを特徴とする凝縮器である。
請求項2に記載の本発明は、水分を含む気体がアウターフィン(16)の接する複数のチューブ(2) の外面側に導かれ、そのチューブ(2) 内に冷却媒体を導くことにより、前記気体中の水分を凝縮して除去する凝縮器であって
そのチューブ(2) は、一対の対向する平行平面を有して、内部に偏平な流路が形成され、
前記アウターフィン(16)は、その頂部および谷部が平坦な矩形波状または台形波状に曲折され、その頂部および谷部の平面が隣り合う夫々のチューブ(2) の外面に接触固定され、
複数の前記チューブ(2) およびアウターフィン(16)の頂部が夫々重力方向に位置し且つ、互いに平行に並列されてコア(3) が構成され、夫々のチューブ(2) の上下両端が一対のヘッダ(4) (5) に連通すると共に、そのコア(3)外周がケーシング(6) で被嵌され、
ケーシング(6) 内に被冷却用の水分を含む気体(8) が流通すると共に、前記ヘッダ(4) を介して各チューブ(2) 内に冷却媒体(7) が導かれるものにおいて、
そのアウターフィン(16)が前記台形波状の場合には、その脚部(16a) の傾斜面の角度が、直角対して15°以下の傾斜角度であり、
そのアウターフィン(16)の高さbが1.5mm 〜3.5mm であり、フィンピッチcが3mm〜7mmとすることにより
インナーフィン(1)の表面に保持される凝縮水を可及的に少なくすると共に、熱交換性能を向上させたことを特徴とする凝縮器である。
本発明の凝縮器は、水分を含む気体が導かれるインナーフィン1又はアウターフィン16が矩形波状又は台形波状に曲折され、その頂部が重力方向に配置され且つ、その高さを1.5mm〜3.5mmとし且つ、フィンピッチを3mm〜7mmとしたから、凝縮水の排出を最も効率的に行うと共に、コンパクトで凝縮性能の高いものとなる。
次に図面に基づいて本発明の実施の形態につき説明する。
図1は本発明の凝縮器の一部破断分解斜視図であり、図2はそのチューブ2の要部横断面図である。また図3はそのチューブ2に内装される時のインナーフィン1又は外装される時のアウターフィン16の要部横断面図である。
この凝縮器は、図1に示す如く、内部にインナーフィン1を有する多数の偏平なチューブ2が重力方向に位置して、互いに平行に並列され、その両端が一対のヘッダ4,5に連通する。即ち、それぞれのチューブ2がヘッダプレート4aに貫通し、その貫通部が気密にロウ付け等の手段で固定されている。チューブ2の集合体からなるコア3の外周には、ケーシング6が被嵌されている。即ち、一対のヘッダ4,5のヘッダプレート間をケーシング6によって被嵌している。ケーシング6の上下両端部には膨出部9が設けられ、冷却媒体7側のタンク部を形成する。そして、それぞれの膨出部9に入口パイプ12,出口パイプ13が取り付けられている。また、ヘッダ4,5には気体入口パイプ10,気体出口パイプ11が接続されている。
そしてこの例では、ヘッダ4の気体入口パイプ10に水分を含む燃料ガス又は水分を含む空気が流入し、それぞれのチューブ2の内部を流下し、ヘッダ5を介して気体出口パイプ11からそれが流出する。そして、冷却媒体7が膨出部9の入口パイプ12から内部に流入し、各チューブ2外周を冷却して、下側の出口パイプ13よりそれが流出する。そして冷却媒体7と気体8との間に熱交換が行われる。冷却されて、チューブ2内部に結露した凝縮水はその内部を流下し、ヘッダ5から図示しない排水パイプを介して外部に導かれる。
なお、図1において、気体8と冷却媒体7とを入れ替えることもできる。即ち、気体8をケーシング6の入口パイプ12から流入させ、冷却媒体7をヘッダ4の気体入口パイプ10から流入させることもできる。その場合の詳細は図8の例として後述する。
このような図1〜図3に示す構造の実施例において、その特徴とするところは、インナーフィン1の諸元にある。即ち、インナーフィン1は矩形波又は台形波に曲折されたものであり、その頂部及び谷部の長手方向が重力方向に向いていること及び、その頂部と谷部が平坦であること、インナーフィン1が台形波状の場合には、その脚部角度θ(図3)が15°以下であること、インナーフィン1の高さaが1.5〜3.5mmであること、そのフィンピッチcが3.0〜7.0mmであること、これらの緒元は、次の理由による。
先ず、チューブ2として一対の対向する平行平面を有して、内部に偏平な流路が形成されるように構成したのは、量産性が高く、凝縮水の回収が容易となるからである。そして、そのチューブ2及びインナーフィン1の頂部及び谷部を重力方向に配置した理由は、凝縮水をその自重によって容易に排出させるためである。また、インナーフィン1をチューブ2の内部に設け伝熱面積を向上させ、そのインナーフィン1の緒元を上記の形状及び数値範囲としたのは本発明者の次の実験に基づくものである。
第1に、インナーフィン1の頂部及び谷部を平坦とした理由は図4(A),(B)に示す排水性の比較実験から導いたものである。即ち、図4(A)に示す頂部及び谷部が平坦なインナーフィン1と、それらが湾曲した図4(B)に示す従来型インナーフィン1との凝縮水の保水性、排水性を比較したものである。
この実験ではチューブ2として、偏平なものを用い、その断面の短軸における内径寸法a(図2)を3.0mmとし、長軸における内径寸法を28.0mmとし、板圧0.3mmのものを用いた。そして、それに接触してロウ付け固定されるインナーフィン1として、そのフィン高さa(図2、図3)を3.0mm,ピッチ5.0mm,フィン脚部の角度θ(図3)を0°,フィン板圧0.1mmの矩形波形状のインナーフィン1とする。そして、比較例のインナーフィンとして、その頂部及び谷部が湾曲したものを、前記と同一の形状のチューブ2内にロウ付け固定する。そして、チューブ2の長さが50mmの熱交換器モデルを用いた。
次に、温度60℃、ゲージ圧0.3g/cm、水分量15%の空気を、1.0m/sec、0.5m/sec、1.5m/secの各流速において30分流通させ、チューブ2の外面側には50℃の冷却水を流通させた。なお、矩形波状のインナーフィン1の頂部の隅におけるR(図4A)は0.3mmとした。また、チューブ2はその長手方向が重力方向に向くように配置した。
その結果、矩形波状のインナーフィン1では、流速1.0m/secの時、図4(A)の如く、その頂部及び谷部の隅に凝縮水17がわずかに付着し、他はその隅に沿って下方に流下していることがわかった。これに対し、従来型インナーフィン1図4(B)では凝縮水17が大きく成長し、インナーフィン1とチューブ2との間のみならず、インナーフィン1の内側にまで保持されていた。その結果、チューブ2の流路断面積が少なくなり、その内部を通る気体の流通抵抗が大きくなっていた。
これらのことからインナーフィン1はその頂部及び谷部が平坦なものの方が排水性に優れていることがわかる。また、その場合にはインナーフィン1とチューブ2との接触およびロウ付け面積が広くなり両者間の伝熱性がよく、凝縮性能が優れていることは自明である。
図4(A)、(B)では流速を、1.0m/secとしたが、それを0.5m/sec及び1.5m/secとした場合にも同様の実験結果が得られた。
インナーフィン1を台形波状にした場合の脚部の傾斜角度を15°以下の条件とした理由は次の実験による。
図3において、インナーフィン1の脚部1aの斜面のなす角θを0〜25°の範囲で5°おきに(5°、10°、15°、20°、25°)したものを用意する。その角度以外は図4の(A)と同一の条件とする。そして前記同様に保水性、排水性の実験を行った。その結果を図5に示す。
図5から明らかなように、台形波状のフィンにおいて、その脚部1aの傾斜角度θが15°を超えると保水率が極端に上昇し、排水性が悪くなることがわかる。そこで、台形フィンを用いる場合には、その脚部1aの傾斜角度θは15°以内にする必要がある。なお、同一のフィンピッチにおいて、傾斜角度θを大きくすることは、頂部及び谷部の平面面積が小さくなり、インナーフィン1とチューブ2との伝熱性が悪くなることを意味するので、脚部1aの傾斜角度θが大きいほど冷却性能が低下することは自明である。
次にインナーフィン1のフィン高さa(図3)を1.5〜3.5mmとした理由は、次の実験結果により最適値を求めたものである。フィンの高さを0.5mm〜5.0mmの範囲で0.5mmずつ増加した7種類のフィン高さのものを用意した。このときのフィンピッチは5.0mmであり、脚部の角度は0°である。即ち、矩形フィンを用いた。
そしてフィン厚さを0.1mmとし、頂部を平坦に形成すると共に、頂部の隅部における曲率半径rを0.3mmとする。そして、それぞれのフィン幅は同一とする。そして、上記7種の各フィン高さに整合する偏平なチューブを用いる。即ち、その断面の短軸長さを前記フィン高さにそれぞれ整合(0.5〜5.0mmの範囲で0.5mmずつ増加)し、断面の長径を28mm、板厚0.3mmとしてインナーフィン1をチューブ2内にロウ付け固定する。
そして、温度60℃、ゲージ圧0.3kg/cm2、水分量15%の空気を1.0m/secで30分流通させ、チューブ外面側を50℃の冷却水で冷却させた。比較のため水分量0%の空気を流通させ、それぞれの熱伝達率を比較した。それと共に、各フィン高さにおける保水率を測定してみた。その結果を図6で示す。
同図において、横軸にフィン高さをとり、縦軸は保水率と熱伝達率とを表わす。また、破線は乾燥空気実験による熱伝達率αを示し、実線の◎は含水空気実験による熱伝達率αをプロットしたものである。また、実線の×は含水空気の凝縮により生成する凝縮水の保水率(%)をプロットしたものである。
その結果、乾燥空気の場合には、フィン高さが極めて低くても、その熱伝達率はほとんど変わらなかった。しかしながら、水分量が15%の空気を凝縮させた場合には、フィン高さが1.5mm以下では急激に保水率が上昇し、その結果気体の流通断面が縮小し、熱伝達率が急激に低下することがわかった。また、排水性も悪くなる。またフィン高さが3.5mmを超えると、熱伝達率が急激に低下する。そこで、フィン高さの最適値は1.5mm〜3.5mmである。
次に、インナーフィン1のフィンピッチを3.0〜7.0mmとしたのは次の実験結果に基づくものである。先ず、フィン高さを3.0mmに固定し、フィンピッチを0.5〜10.0mmの間で1.0mmずつ増加させたものを用意し、そのフィン高さ3.0mmに整合する偏平チューブ内にそれぞれのフィンをロウ付け固定し、排水性及び熱伝達率の測定を行った。その他の実験条件は前記のものと同一であり、温度60℃、ゲージ圧0.3kg/cm2、水分量15%の空気を1.0m/secで30分流通させ、チューブ外面側を50℃の冷却水で冷却した。
その結果を示すものが図7である。同図において横軸にフィンピッチをとり、縦軸に保水率と熱伝達率とをとり、破線と実線は上記プロットと同じものを示す。その結果、フィンピッチが3.0mm以下の場合にはその保水率が急激に上昇し、排水性が悪くなる。それと共に、熱伝達率が低下する。また、フィンピッチが7mmを超えると、熱伝達率が急激に低下する。したがって、排水性と熱伝達率との両者を満足する範囲は、フィンピッチが3.0〜7.0mmであることがわかる。
(変形例)
次に、図8は、本発明の凝縮器の他の例を示す要部横断面図である。これは並列したチューブ2間にアウターフィン16を配置し、チューブ2内に冷却媒体7を流通させ、チューブ2の外面及びアウターフィン16側に水分を含む気体8を流通させるものである。またチューブ2およびアウターフィン16の頂部の方向は重力方向に位置する。
この場合のアウターフィン16は、その排水性及び熱伝達率の面から、前記インナーフィン1と同一の条件になり、その最適範囲は前記の実験をそのまま採用することができる。従って、アウターフィン16の最適範囲はインナーフィン1のものと同一になる。そこでこの例の発明の凝縮器を請求項2とする。
なお、気体8の流通方向は、図1の場合と同様に重力方向に流通させることが好ましい。それにより凝縮水の流下を促すことができる。
本発明の凝縮器の一部破断斜視図。 同凝縮器に用いられるチューブ2の要部横断面図。 同チューブ2に内装される時のインナーフィン1又は外装される時のアウターフィン16の一例を示す要部横断面図。 本発明のインナーフィン1と従来のインナーフィン1との排水性比較実験を示す説明図。
台形波状のインナーフィン1を用いた場合の脚部角度θと保水性との関係を示す説明図。 インナーフィン1のフィン高さと保水率及び熱伝達率αとの関係を示す図。 インナーフィン1のフィンピッチと保水率及び熱伝達率αの関係を示す図。 本発明の他の凝縮器の要部横断面図。
符号の説明
1 インナーフィン
1a 脚部
2 チューブ
3 コア
4 ヘッダ
4a ヘッダプレート
5 ヘッダ
6 ケーシング
7 冷却媒体
8 気体
9 膨出部
10 気体入口パイプ
11 気体出口パイプ
12 入口パイプ
14 出口パイプ
15 凝縮器
16 アウターフィン
16a 脚部
17 凝縮水
a インナーフィンの高さ
b アウターフィンの高さ
c フィンピッチ
θ 脚部角度

Claims (2)

  1. 水分を含む気体がインナーフィン(1) を有する複数のチューブ(2) に導かれ、そのチューブ(2) の外周を冷却することにより、前記気体中の水分を凝縮して除去する凝縮器であって、
    そのチューブ(2) は、一対の対向する平行平面を有して、内部に偏平な流路が形成され、
    前記インナーフィン(1) は、その頂部および谷部が平坦な矩形波状または台形波状に曲折され、その頂部および谷部の平面が前記チューブ(2) の内面に接触固定され、
    夫々のチューブ(2) の上下両端が一対のヘッダ(4) (5) に連通すると共に、そのコア(3)外周がケーシング(6) で被嵌され、
    複数の前記チューブ(2) およびインナーフィン(1) の頂部および谷部が夫々重力方向に位置され、ケーシング(6) 内に冷却媒体(7) が流通すると共に、前記ヘッダ(4) を介して各チューブ(2) 内に被冷却用の水分を含む気体(8) が導かれるものにおいて、
    そのインナーフィン(1) が前記台形波状の場合には、その脚部(1a)の傾斜面の角度が、直角に対して15°以下であり、
    そのインナーフィン(1) は、その高さaが1.5mm 〜3.5mm であり、フィンピッチcが3mm〜7mmとすることにより、
    インナーフィン(1)の表面に保持される凝縮水を可及的に少なくすると共に、熱交換性能を向上させたことを特徴とする凝縮器。
  2. 水分を含む気体がアウターフィン(16)の接する複数のチューブ(2) の外面側に導かれ、そのチューブ(2) 内に冷却媒体を導くことにより、前記気体中の水分を凝縮して除去する凝縮器であって
    そのチューブ(2) は、一対の対向する平行平面を有して、内部に偏平な流路が形成され、
    前記アウターフィン(16)は、その頂部および谷部が平坦な矩形波状または台形波状に曲折され、その頂部および谷部の平面が隣り合う夫々のチューブ(2) の外面に接触固定され、
    複数の前記チューブ(2) およびアウターフィン(16)の頂部が夫々重力方向に位置し且つ、互いに平行に並列されてコア(3) が構成され、夫々のチューブ(2) の上下両端が一対のヘッダ(4) (5) に連通すると共に、そのコア(3)外周がケーシング(6) で被嵌され、
    ケーシング(6) 内に被冷却用の水分を含む気体(8) が流通すると共に、前記ヘッダ(4) を介して各チューブ(2) 内に冷却媒体(7) が導かれるものにおいて、
    そのアウターフィン(16)が前記台形波状の場合には、その脚部(16a) の傾斜面の角度が、直角対して15°以下の傾斜角度であり、
    そのアウターフィン(16)の高さbが1.5mm 〜3.5mm であり、フィンピッチcが3mm〜7mmとすることにより
    インナーフィン(1)の表面に保持される凝縮水を可及的に少なくすると共に、熱交換性能を向上させたことを特徴とする凝縮器。
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