JP4876194B1 - 昇降式足場 - Google Patents

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Abstract

【課題】曲面と傾斜を有する壁面に沿って作業デッキを展開できる昇降式足場の実現。
【解決手段】マスト20を駆動部30とともに昇降する作業デッキ40L(40R)を有する昇降式足場において、作業デッキ40L(40R)が固定デッキ42、可動デッキ43および回転駆動部44を有するデッキフレーム40(I)を有し、固定デッキ42と可動デッキ43がマスト20の中心軸20Xと平行したデッキ回転軸44aで可動に連結され、回転駆動部44がデッキ回転軸44aを駆動して固定デッキ42に対し可動デッキ43を回転でき、駆動部30と作業デッキ40L(40R)との間に駆動部側デッキ52、足場側デッキ53および仰角補正部54を有する仰角補正デッキ40が介在し、駆動部側デッキ52と足場側デッキ53が、マスト20の中心軸20Xと直交した仰角回転軸54aで可動に連結され、仰角補正部54が仰角回転軸54aを駆動して、足場側デッキ53の仰角を補正できる構成とした。
【選択図】図1

Description

本発明は、構造物の壁面作業等に使用するための昇降式足場に関するものであり、特に、壁面が曲面の場合であっても、作業デッキを壁面に沿って展開することができ、また壁面が傾斜している場合であっても、作業デッキに傾斜が生じないようにすることができる昇降式足場に関するものである。
ビル等の建築現場等で用いられる作業用足場として、現場での設置および撤去が容易な昇降式足場が用いられている。こうした昇降式足場は、ベースプレートと呼ばれる基台に取り付けられたマストを昇降する駆動部と、この駆動部に取り付けられた作業デッキとを有している(特許文献1)。かかる昇降式足場は、その作業デッキが平面視において直線的になっており、壁面がほぼ平面である構造物の壁面作業等における使用に適しているが、壁面が曲面をなす構造物の壁面作業等に用いることはできない。
そこで、複数の桁(デッキフレーム)を連結して一体にした作業デッキを有し、この作業デッキが平面視において台形形状を有する桁を含むことで、屈曲した壁面に沿った形状を形成できる昇降式足場が提案された(特許文献2)。しかし、該昇降式足場は、構造物の壁面の屈曲(曲率)が異なる場合、台形形状を有する桁を交換しなければならない。
特開2010−106607号公報 特開2010−138652号公報
上述したように、従来の昇降式足場では、構造物の壁面の曲率の変化に対応して桁を交換しなければならず、換言すれば、構造物の壁面の曲面に対応した桁を作業現場ごとに準備または製作しなければならないという問題がある。
また、構造物の壁面が鉛直でない場合(斜面になっている場合)には、図7(a)に示すように、昇降式足場の駆動部1の昇降に伴い作業デッキ2と壁面3との間隔が変化しないようにするため、マスト4を傾斜させなければならない。そうする駆動部1に取り付けられた作業デッキ2とそのデッキプレート2aも傾斜して、作業デッキ2における作業に支障をきたす。
さらに、塔状構造物等で壁面が曲面で斜面を有している場合には(例えば基部が太く、先端部が細いタワーや煙突等の場合には)、図7(b)に示すように、壁面3に沿って展開した作業デッキ2は、デッキプレート2aの傾斜に加えマスト4の近傍部分とマスト4から離れた部分との間において高さの違いが生じるため(作業デッキ2の長さ方向(展開方向)においても水平に展開することができないため)、作業にさらなる支障をきたす。
本発明は、上記問題を解決することを課題としたもので、桁の交換をすることなく曲面を有する壁面に沿って展開することができること、また壁面が斜面であるためマストを傾斜させなければならない場合であっても、作業デッキの傾斜を修正して、作業デッキを水平にすることができる昇降式足場の実現を目的とするものである。
上記課題を解決するために、本発明にかかる昇降式足場は、マストと、マストを昇降する駆動部と、駆動部とともにマストを昇降する作業デッキとを有し、作業デッキは、一または複数のデッキフレームを有している。
そしてデッキフレームは、固定デッキ、可動デッキおよび回転駆動部を有し、固定デッキと可動デッキとがマストの中心軸と平行して位置づけられたデッキ回転軸で可動に連結されて、デッキ回転軸を回転駆動部で駆動すると、可動デッキが固定デッキに対し回転するようになっている(可動デッキがマストの中心軸と直交する平面上を、デッキ回転軸を軸にして回転するようになっている。)。その結果、作業デッキは、デッキフレームの固定デッキおよび可動デッキを、構造物の壁面(曲面)に沿って展開することができる。
また、さらに駆動部に連結される駆動部側デッキ、作業デッキに連結される足場側デッキ、および仰角補正部を有する仰角補正デッキを、駆動部と作業デッキとの間に介在させ、駆動部側デッキと足場側デッキとを、マストの中心軸と直交して位置づけられた仰角回転軸で可動に連結し、仰角回転軸を仰角補正部で駆動することで、足場側デッキとそれに連結された作業デッキのデッキプレート面の水平を調整することができるようになっている。
従って、壁面が斜面であるために、マストを傾斜させなければならない場合であっても、マストの傾斜によって生じる作業デッキの傾斜を補正することができる。もちろん壁面が斜面でかつ曲面であるときであっても、作業デッキの傾斜をその長さ方向(展開方向)において補正することができる。
以上述べたとおり、本発明にかかる昇降式足場によれば、桁の交換等をすることなく曲面を有する壁面に沿って作業デッキを展開することができ、また、壁面が斜面であるためマストを傾斜させなければならない場合であっても、マストの傾斜によって生じる作業デッキの傾斜を修正して、作業デッキを水平に展開することができる。
本発明の一実施例(実施例1)にかかる昇降式足場の正面概略構成を示す図である。 図1に示す昇降式足場の作業デッキが有するデッキフレームの正面概略構成を示す図である。 図1に示す昇降式足場が有する仰角補正デッキの正面概略構成を示す図である。 図2に示すデッキフレームの平面概略構造、およびデッキフレームの可動デッキプレートの回転例を示す図である。 仰角補正デッキによる仰角補正の例を示す図である。 図1に示す昇降式足場の作業デッキを、構造物の壁面(曲面)に沿って展開した例を示す図である。 仰角補正機能を有しない従来の昇降式足場を、傾斜を有する壁面に適用した場合の例を示す図である。
以下、図面を参照して本発明にかかる昇降式足場について説明する。
図1に示すように、本発明の一実施例(実施例1)にかかる昇降式足場1は、基台10、基台10に立設された1本のマスト20、マスト20を昇降する駆動部30(駆動部30の上部には駆動部デッキプレート31が取り付けられている)、駆動部30の第一の側部(図1中の左側部)30a側に連結された作業デッキ40L、駆動部30の第二の側部(図1中の右側部)30b側に連結された作業デッキ40R、および2つの仰角補正デッキ50を有している(仰角補正デッキ50は、駆動部30と作業デッキ40Lとの間、および駆動部30と作業デッキ40Rとの間にそれぞれ介在している。)。
作業デッキ40Lは、デッキフレーム40(1)、40(3)、・・、40(2n−1)を有しており、作業デッキ40Rは、デッキフレーム40(2)、40(4)、・・、40(2n)を有している(なお図1は、作業デッキ40Lについてはデッキフレーム40(1)だけを、また作業デッキ40Rについてはデッキフレーム40(2)だけを示しており、また後述する回転駆動部および仰角補正部等の記載を省略している。)。
デッキフレーム40(i)(i=1、2・・・n)は、長さL(例えばL=1.5m)で軽量化が図られており、その両端に複数の結合部41をそれぞれ有して、仰角補正デッキ50または他のデッキフレームと連結される。
デッキフレーム40(i)は、図2に示すように固定デッキ42および可動デッキ43を有しており、そして可動デッキ43は、マスト20の中心軸20Xと平行した軸40X上に位置したデッキ回転軸44aで固定デッキ42に可動に連結されている。従って、例えばマスト20が鉛直に立設されているときには、可動デッキ43は水平面上において固定デッキ42に対する位置を変えることができる。
図3に示すように仰角補正デッキ50は、その両端に複数の結合部51をそれぞれ有して、駆動部30と連結されるとともに、作業デッキ40Lまたは40Rと連結されて、駆動部30、作業デッキ40Lおよび40Rを一体的に連結する。また仰角補正デッキ50は、マスト20の中心軸20Xと直交した軸54Xを回転軸として、作業デッキ40Lおよび40Rと、水平面との交差角(仰角)を変えることができる。
すなわち昇降式足場1では、駆動部30が作業デッキ40Lおよび40Rを昇降させることができ、デッキフレーム40(i)が、マスト20の中心軸20Xと直交した平面上において、その展開形状を変えることができ、そして仰角補正デッキ50が作業デッキ40Lおよび40Rと水平面との交差角(仰角)を変えることができる。
<デッキフレーム>
デッキフレーム(i)の概略構造を、仰角補正デッキ50に連結されたデッキフレーム(2)の例によって、より詳細に説明する。
図2および図4(a)に示すように、デッキフレーム40(i)は、固定デッキ42、可動デッキ43および回転駆動部44を有している。固定デッキ42は固定デッキプレート42aを有し、可動デッキ43は可動デッキプレート43aを有している。
固定デッキプレート42aと可動デッキプレート43aとは、デッキフレーム40(i)の中央部において回転駆動部44が有するデッキ回転軸44aで回転自在に連結されており、両デッキプレートは、重なり部分が円形をなし、デッキフレーム40(i)の足場プレート面40aを形成している。
こうして連結された固定デッキ42の、デッキ回転軸44aと相対する端部側は、断面三角形状の固定デッキフレーム42bで補強されており、固定デッキフレーム42bには3つの結合部41が設けられている。同様に、デッキ回転軸44aと相対する可動デッキ43の端部側も断面三角形状の可動デッキフレーム43bで補強されており、可動デッキフレーム43bにも3つの結合部41が設けられている。
そして、これら結合部41によって、デッキフレーム40(i)を仰角補正デッキ50または他のデッキフレームに連結することで、作業デッキ40Lおよび40Rを形成することができる。
回転駆動部44は、固定デッキ42に取り付けられて減速ギヤ機構を有するモーター44b(回転駆動動力源)、モーター44bで駆動されるウォームギヤ44c、およびデッキ回転軸44aを有しており、デッキ回転軸44aは、マスト20の中心軸20Xと平行した軸40X上に位置づけられている。従って、モーター44bを回転駆動することで、固定デッキ42に対する可動デッキ43の位置関係を変更することができる。
ここで、図4(b)は、固定デッキ42に対する可動デッキ43の回転角が0度のときのデッキフレーム40(i)の平面概略構成を示す図であり、固定デッキプレート42aと可動デッキプレート43aとで形成されるデッキフレーム40(i)の足場プレート面40aは、平面視において長方形状をなしている。図4(c)は固定デッキ42に対する可動デッキ43の回転角が30度のときのデッキフレーム40(i)の平面概略構成を示す図であり、デッキフレーム40(i)の足場プレート面40aは、平面視において、くの字形状をなしている。
従って、作業デッキ40Lおよび40Rをそれぞれ複数のデッキフレーム40(i)で形成した場合には、各デッキフレーム40(i)における可動デッキ43の回転角をそれぞれ設定することで、壁面の曲率に応じて作業デッキ40Lおよび40Rを展開することができる。
なお、ここで回転駆動動力源は、典型的には電動モーターだが、圧縮空気、油圧等の流体の圧力差等を動力源とするものであってもよく、または手動ハンドルでウォームギヤ44cを駆動するものであってもよい。またウォームギヤ44cは、回転駆動動力源の動力をデッキ回転軸44aに伝える一方、デッキ回転軸44a側の回転力をモーター44b側には伝え難いから、固定デッキ42に対する可動デッキ43の回転角が不用意に変化することを防ぐことができる。もちろん固定デッキ42に対する可動デッキ43の回転角設定後、回転角を固定しておくためのロック機構やブレーキ機構を設けてもよい。
<仰角補正デッキ>
図3に示すように、仰角補正デッキ50は、駆動部側デッキ52、足場側デッキ53および仰角補正部54を有している。駆動部側デッキ52は、その上部に2本の横架材を、そして下部に1本の横架材を有して断面三角形状をなしており、上部の2本の横架材には、駆動部側デッキプレート52aが取り付けられている。足場側デッキ53も同様に構成されて、足場側デッキプレート53aが取り付けられている。
また、仰角補正デッキ50は、駆動部側デッキ52に3つの結合部51を、そして足場側デッキ53に3つの結合部51を、それぞれ有している。ここで駆動部側デッキ52の結合部51は駆動部30の第一の側部30aまたは第一の側部30bに、足場側デッキ53の結合部51は作業デッキ40Lまたは40Rに、それぞれ連結されて、作業デッキ40Lおよび40Rが駆動部30に連結されるようになっている。
駆動部側デッキ52と足場側デッキ53とは、仰角補正部54が有する仰角回転軸54aで連結されている。仰角回転軸54aは、マスト20の中心軸20Xと直交した軸54X上に位置づけられ、駆動部側デッキ52では軸受によって回転自在に支持される一方、足場側デッキ53では固定されている。
仰角補正部54は、減速ギヤ機構を有するモーター54b(仰角駆動動力源)、モーター54bで駆動される仰角回転軸54aを回転させる例えばウォームギヤ54cを有している。従って、モーター54bを回転させると、仰角回転軸54aが駆動部側デッキ52に対し回転する。こうして足場側デッキ53を駆動部側デッキ52に対し回転させることができる。
図5は、仰角補正デッキ50における仰角補正を説明するための図である。
図5(a)では、マスト20が鉛直に立設されている。かかる状態では、マスト20を昇降する駆動部30と作業デッキ40Rとの間に介在する仰角補正デッキ50では、駆動部側デッキ52(駆動部側デッキプレート52a)が、水平面上に位置づけられることになる。もちろん、仰角補正部54を操作することで、足場側デッキ53(足場側デッキプレート53a)も水平面上に位置づけておく(図5(a)では、駆動部側デッキ52と足場側デッキ53とが重なっている。)。このとき、仰角補正デッキ50に連結された作業デッキ40Rが有するデッキフレーム40(i)の足場プレート面40aも水平面上に位置づけられる。
図5(b)では、マスト20が鉛直に対し傾斜して立設されている。ここで駆動部側デッキプレート52aおよび足場側デッキプレート53aが同一面上に位置づけられていると、両デッキプレートは水平面に対し傾斜する。
例えば図5(c)に示すように、マスト20が鉛直に対し角度θで傾斜して立設されている場合において、駆動部側デッキ52と足場側デッキ53とが同一面上に位置づけられているときには、仰角補正デッキ50に連結された作業デッキ40Rのデッキフレーム40(i)は、水平面に対し傾斜角θを有する傾斜面上に位置づけられる。
この傾斜角θを仰角補正部54によって補正して、足場側デッキ53を水平に位置づけることで、仰角補正デッキ50に連結された作業デッキ40Rが有するデッキフレーム40(i)を水平に位置づけることができる(なお上記仰角補正後においても、駆動部側デッキ52は水平面に対し傾斜角θを有している。)。
このように昇降式足場1は、マスト20が鉛直に対し傾斜角θを有して立設されている場合であっても、作業デッキ40Rが有するデッキフレーム40(i)の足場プレート面40aを水平面上に展開することができる。
なお、ここで仰角駆動動力源が電動モーターに限定されないこと、またウォームギヤ54cが、足場側デッキ53の仰角が不用意に変化することを防ぐこと、仰角を固定しておくためのロック機構やブレーキ機構を設けてもよいことは、デッキフレーム40(i)の回転駆動部44と同様である。
<作業デッキの展開例>
図6(a)〜図6(d)は、昇降式足場1の作業デッキ40Lおよび40Rの展開例を示す平面図である。
図6(a)は、マスト20が1本で、駆動部30の左側および右側に作業デッキ40Lおよび40Rを展開した場合の例を示す。なお図6(a)は、仰角補正デッキ50の表記を省略してあるが、マスト20を昇降する駆動部30と作業デッキ40Lおよび40Rの間には、仰角補正デッキ50が介在している(以下、同じ)。
図6(b)は、マスト20が2本で、2本のマスト20の間に1つの作業デッキ40L(または作業デッキ40R)を展開した場合の例を示す。ここでは、1つの作業デッキが2本のマスト20によって支持されるから、図6(a)の例に比べ、作業デッキにより多くの資材を搭載することができ、またデッキフレーム40(i)をより多くすることができる(長い作業デッキを展開することができる。)。
図6(c)は、略半円形状に作業デッキを展開した例であり、3本のマスト20を、略半円形状の両端と中間点に立設した例である。中間点に立設したマスト20の左右に、作業デッキ40Lおよび40Rを展開しており、これら作業デッキ40Lおよび40Rの両端がマスト20によって支持されている。従って、図6(a)および図6(b)の例に比べ、デッキフレーム40(i)をより多くすることができ、また作業デッキにより多くの資材を搭載することができる。
図6(d)は、略円形状に合計4つの作業デッキ作業デッキ40L(作業デッキ40R)を展開した例であり、4本のマスト20を、略等間隔に立設した例である。何れの作業デッキも両端がマスト20によって支持されている。
図6(a)〜図6(d)の何れの例においても、展開した作業デッキで構造物の壁面を囲み込む場合はもとより(壁面が凸面の場合はもとより)、展開した作業デッキが構造物の壁面で囲まれるような場合であってもよい(壁面が凹面の場合であってもよい。)。
例えば、図6(d)の例は、断面形状が円形状の壁面(例えば煙突の外周壁面)を囲み込むようにした展開例であるとともに、壁面の内側に(例えば煙突の内周に)展開した展開例でもある。
構造物の壁面が鉛直である場合には、マスト20を鉛直に立設するから、昇降式足場1における仰角補正デッキ50を省略することができる(実施例2)。かかる昇降式足場は、桁の交換をすることなく構造物の壁面が曲面であっても、壁面に沿って作業デッキを展開できるとともに、もちろん作業デッキを水平に展開することができる。
なお本発明は、上述した実施例に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変形して実施することができる。
本発明にかかる昇降式足場は、その製造、販売および建築現場での使用等が可能だから、本発明は産業上の利用可能性を有している。
1 昇降式足場
10 基台
20 マスト
20X マストの中心軸
30 駆動部
40L、40R 作業デッキ
40(i) デッキフレーム
40a 足場プレート面
40X マストの中心軸と平行した軸
42 固定デッキ
42a 固定デッキプレート
43 可動デッキ
43a 可動デッキプレート
44 回転駆動部
44a デッキ回転軸
50 仰角補正デッキ
52 駆動部側デッキ
52a 動部側デッキプレート
53 足場側デッキ
53a 足場側デッキプレート
54 仰角補正部
54a 仰角回転軸
54X マストの中心軸と直交した軸

Claims (2)

  1. マストと、前記マストを昇降する駆動部と、前記駆動部とともに前記マストを昇降する作業デッキとを有する昇降式足場において、
    前記作業デッキが、固定デッキ、可動デッキおよび回転駆動部を有する一または複数のデッキフレームを有し、
    前記固定デッキと前記可動デッキとが前記マストの中心軸と平行して位置づけられたデッキ回転軸で可動に連結されており、
    前記回転駆動部が、前記デッキ回転軸を駆動して、前記固定デッキに対し前記可動デッキを回転できるとともに、
    前記駆動部と前記作業デッキとの間に、駆動部側デッキ、足場側デッキおよび仰角補正部を有する仰角補正デッキが介在し、
    前記駆動部側デッキと前記足場側デッキとが、前記マストの中心軸と直交して位置づけられた仰角回転軸で可動に連結され、
    前記仰角補正部が、前記仰角回転軸を駆動して、前記駆動部側デッキに対し前記足場側デッキの仰角を補正できることを特徴とする昇降式足場。
  2. マストと、前記マストを昇降する駆動部と、前記駆動部とともに前記マストを昇降する作業デッキとを有する昇降式足場において、
    前記作業デッキが、固定デッキ、可動デッキおよび回転駆動部を有する一または複数のデッキフレームを有し、
    前記固定デッキと前記可動デッキとが前記マストの中心軸と平行して位置づけられたデッキ回転軸で可動に連結されており、
    前記回転駆動部が、前記回転軸を駆動して、前記固定デッキに対し前記可動デッキを回転できることを特徴とする昇降式足場。
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