JP4874919B2 - 無線装置 - Google Patents
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Description
例えば特許文献1には、CDMA(Code Division Multiplex Access)とPDC(Personal Digital Cellular System)との送信部に係るマルチモード無線装置が開示されている。この特許文献1は、広帯域CDMAとPDCの送信部の回路を共通化することにより、送信部の部品の削減を可能としている。
また、特許文献2には、広帯域信号と狭帯域信号のマルチモード無線機の受信部にかかわる開示がされている。この特許文献2は、受信部の回路を共通化することにより、小型化を可能とする。
この場合の受信強度は、送信-受信する両回路間の距離が近いために非常に強くなり、そのためにその送信信号が受信機が本来受信したい目標とする受信信号を妨害する妨害波、又はノイズとなってしまうという問題がある。
また、特許文献3には、マルチモード無線送受信ユニットにおいて、送信機が、送信信号をアンテナに送信すると同時に、受信機が、別のモードの信号をアンテナから受信する際、送信機によって引き起こされる、受信機側に対する干渉を低減または除去するためにベクトル乗算器を用いることが開示されている。
このベクトル乗算器は、受信機に回り込む雑音(すなわちスプリアス帯域内雑音)の位相および振幅を調節する。
特許文献3のように位相および振幅を調節する構成にする場合には、回路が複雑となり、回路規模が増大してしまうと共に、コストアップする欠点がある。
図1は本発明の実施例1に係るマルチモード無線装置1を備えた無線システム2を示す。
この無線システム2は、実施例1に係るマルチモード無線装置1と、このマルチモード無線装置1と送受信を行うトランシーバ又は送信基地局(以下、トランシーバ)3とを有する。
マルチモード無線装置1は、送信機と受信機とをそれぞれ1つ以上を備える。図1の構成例では、1つの送信機4と1つの受信機5を備えた場合で説明する。本実施例では、以下に説明するように、マルチモード無線装置1は、同時に送信と受信する機能を備えている。なお、実施例1においては、マルチモード無線装置1の場合で説明するが、同時に送信と受信する機能を備えた無線装置の場合に、広く適用することができる。
受信機5は、例えばトランシーバ3から送信される送信信号TXを受信信号RXとしてアンテナ6bを介して受信する。なお、図1のマルチモード無線装置1においては、送信と受信とで別のアンテナ6a、6bを用いているが、共通のアンテナにしても良い。
受信機5は、本来は受信信号RXを受信することを受信目標としているが、この受信機5の近傍ないしはその周辺に、送信機4が配置されている。このため、受信機5は、受信目標とする受信信号RXの他に、送信機4から送信している送信信号TX1も受信してしまう。
図2は、受信機5に設けられた受信信号抽出部11の構成を示す。
受信機5には受信目標とする受信信号RXと送信信号TX1とが(アンテナ6bを経て)入力信号として入力される。この入力信号は、アンプ12で増幅された後、受信信号抽出部11に入力される。なお、図2において、受信信号RXと送信信号TX1の後の(fR)、(fT)は、その周波数を表している。また、後述する図4,図5でも同様の表記をしている。
遅延量調整回路10は、直流成分を抽出する第2LPF14bと、この第2LPF14bの出力信号によりサンプリング回路13におけるサンプリングするタイミングを調整(或いは制御)するアナログの制御回路16と、この制御回路16によってサンプリングするクロック信号の位相量(より具体的には遅延量)が可変設定される遅延回路17とを有する。
この制御回路16は、例えば差分信号を出力する演算増幅器(以下、オペアンプと略記)16aを備える。
このオペアンプ16aは、例えば反転入力端子に印加される第2LPF出力信号を、グラウンドに接続された非反転入力端子のゼロの電位(基準電位)と比較した差分信号により遅延回路17の遅延量を調整する。
この送信信号TX2は、送信信号TX1から生成されるクロック信号φo1と、このクロック信号φo1と逆位相のクロック信号φo2とからなる。
そして、クロック信号φo1、φo2は、遅延回路17を通して、サンプリング信号としてのクロック信号φ1,φ2となり、サンプリング回路13は、このクロック信号φ1,φ2で入力信号をサンプリングする。
この場合、オペアンプ16aは、差分信号の値、具体的には第2LPF14bの出力信号がゼロとなるように(或いはゼロの基準電位との差が最小となるように)遅延量、つまりサンプリング信号の位相を自動調整するように制御する。
図4の場合には、クロック信号φ1の位相が右側にシフト、換言するとその位相が遅れるようにオペアンプ16aの差分信号で遅延回路17の遅延長が調整される。図4には示していないが、クロック信号φ1の立ち下がりエッジの方が送信信号TX1のゼロクロスする時の位相より遅れた位相状態であると、差分信号の極性は逆となり、この場合にはクロック信号φ1の立ち下がりエッジが左側にシフト、つまりその位相を進めさせるように遅延量が調整される。
そして、この制御ループにより、クロック信号φ1の立ち下がりエッジ、つまりサンプリングするタイミングが図5に示すように送信信号TX1がゼロクロスするタイミングに一致する状態に設定され、その設定状態が維持されるように制御される。
受信信号RXの周波数をfR、送信信号TX1の周波数をfTとした場合、第1LPF14aは|fR−fT|の周波数成分の信号を通過するLPF特性に設定されている。第2LPF14bは、上述したように直流成分を通すLPF特性に設定されている。
第1LPF14aの出力信号は、バッファアンプ15を経て復調ブロック18に入力され、この復調ブロック18により受信信号RXが復調される。
この場合、サンプリングによって、受信信号RXは、|fR-fT|の周波数に変換され、送信信号TX1は直流の信号となる。
サンプリング回路13の出力信号は、それぞれ第1LPF14a、第2LPF14bに通すことにより、第1LPF出力としての|fR-fT|の周波数の受信信号成分と、第2LPF出力としての直流成分の信号とに分離抽出される。
第2LPF出力信号としての直流成分の信号は、オペアンプ16aの出力信号としての差分信号がゼロに近づくように、遅延回路17の遅延量を調整、つまりサンプリング信号のサンプリングのタイミングを制御する。
図3は、サンプリング回路13の構成及び動作説明図を示す。まず、サンプリング回路13の構成を図3を用いて説明する。
サンプリング回路13は、例えば増幅器としてのオペアンプ13aを用いて構成される。サンプリング回路13は、このオペアンプ13aの他に、スイッチS1、S2、S3、容量C1, C2を備える。
クロック信号φ1、φ2によって、それぞれON/OFFされるスイッチS1,S2には、入力信号(その入力電位V1)と参照信号(その参照電位V2)とがそれぞれ入力される。
スイッチS1,S2を経て入力される入力電位V1、参照電位V2は、容量C1を経てオペアンプ13aの反転入力端子に印加される。このオペアンプ13aの非反転入力端子は、グラウンドに接続され、反転入力端子と出力端子間には容量C2とスイッチS3とが並列に接続されている。
このような構成のサンプリング回路13の動作を説明する。
クロック信号φ1によりスイッチS1、S3がON、クロック信号φ2によりスイッチS2がOFFの時、容量C1には入力電位V1に対応する電荷が容量C1に充電される。 その後、クロック信号φ1によりスイッチS1,S3がOFFになると、OFFした瞬間の入力電位V1に対応する電荷が容量C1にたまる。
なお、図2のサンプリング回路13の場合には、図3の参照電位V2は、グラウンドの電位ゼロに設定され、入力電位V1は、入力信号としての受信信号RXと送信信号TX1による信号電位となる。従って、このサンプリング回路13により、入力信号の入力電位V1に比例した信号がサンプリングされて、その出力端子から出力される。
また、クロック信号φ1、φ2は、以下に説明するように互いに逆位相のクロック信号である。
次に本実施例の動作を図4及び図5を参照して説明する。
図4は、遅延量調整回路10が遅延量を調整する前、或いは調整中の状態における受信信号抽出部11の各部の動作を示す。なお、図4及び図5における横軸は、時間tを示す。
サンプリング回路13には、図4に示すように送信信号TX1と受信信号RXとが入力される。
この場合、送信機4は、受信機5の周辺に配置されているため、送信信号TX1(fT)は、受信信号RX(fR)よりも大きな振幅を有する妨害波、又はノイズとしてサンプリング回路13に入力される。
この場合、送信信号TX1と送信信号TX2(具体的には、クロック信号φ1,φ2)は、同じ信号から生成されたもので、時間tに関して全体的に遅れている/或いは進んでいるだけ、つまり位相が時間的にシフトしているだけである。従って、クロック信号φ1,φ2で、送信信号TX1をサンプリングした場合、殆ど同じレベルをサンプリングすることになり、サンプリング回路13は、殆ど直流信号を出力する。
サンプリング回路13の出力信号には、微小な受信信号RXの情報も含まれているが、第2LPF14bにより直流成分のみが抽出される。図4の右側に、第2LPF14bの出力信号、つまり第2LPF出力を示している。この第2LPF出力は、その左側の送信信号TX1をサンプリングした値に対応する。
この第1LPF出力は、第2LPF出力(直流成分)が重畳されているために、受信信号RXに比べてノイズ成分(第2LPF出力の直流成分)の方が大きな信号となってしまう。
第2LPF14bの出力信号は、オペアンプ16aに入力され、前述したようにこの直流成分がゼロ電位を基準電位としてその差がゼロとなるように遅延回路17の遅延量を制御する制御ループが機能する。
このような制御により、図5に示すように送信信号TX1がゼロクロスするタイミングでサンプリングが行われるように設定され、その設定状態が維持される。
この設定状態においては、図5に示すように第2LPF出力は、ゼロとなる。つまり、送信信号TX1がゼロクロスするタイミングでのサンプリングにより、サンプリング回路13の出力信号に送信信号TX1が現れないようにキャンセルされる。
なお、このようにして第1LPF14aから抽出される周波数が|fR-fT|の受信信号成分は、送信信号TX1と受信信号RXの積によって表される。この場合、送信信号の周波数fTは、既知の信号であるため、周波数fRの受信信号に対する復調をすることが可能となる。
さらに補足説明すると、受信信号RXはもともと変調されているが、それをさらに(2重に)TX信号で変調したものになっている。このため、RX信号に対して、まず、TX信号に基づいて複調し、その後RX信号本来の復調を行う必要がある。
図6は、図5の状態における受信信号抽出部11により得られる受信信号成分(図6中では受信信号と略記)と送信信号成分(図6中では送信信号と略記)のシミュレーション結果の1例を示す。なお、図6において、縦軸は受信信号抽出部11から出力される各信号成分の強度、横軸は受信信号の入力強度である。
送信信号TX1がゼロクロスするタイミングでサンプリングされる状態に設定されていないと、図4の右側の第1LPF出力に示した場合のように送信信号成分の方が受信信号成分よりも大きくなってしまう。
これに対して、図5に示したように送信信号TX1がゼロクロスするタイミングでサンプリングされる状態に設定されていると、送信信号成分が殆どゼロに近い値にキャンセルされる状態で受信信号を抽出する受信状態になる。
このため、図6に示すシミュレーション結果においても、送信信号成分は、受信信号成分よりも十分に小さくなる。また、この場合には、受信信号成分は、入力される振幅に比例して変化する。従って、受信信号成分を適切に復調することが可能になる。
また、本実施例は、簡単な構成で送信信号TX1をキャンセルもしくは十分に低減して受信信号成分を抽出することが可能となる。
次に本実施例の変形例を説明する。
図7は実施例1の変形例における受信信号抽出部11Bの構成例を示す。図2においては、アナログ方式で遅延量を調整して、入力信号中における送信信号TX1がゼロクロスするタイミングでサンプリング回路13が入力信号をサンプリングする構成にした。
第2LPF14aの出力信号は、アナログデジタル変換回路(ADCと略記)21に入力され、このADC21で変換されたデジタル信号は、デジタルの制御回路22に入力され、この制御回路22は、ADC21のデジタル値に応じて、遅延回路17の遅延量を制御する。その他の構成は、図2の場合と同様である。
図2の構成の場合の比較器16aの出力がアナログ量なのに対し、図7におけるADC21の出力はデジタル量となる。出力がアナログの場合に比較して、出力がデジタルであると、パラメータの調整等により対応が容易となる効果がある。
なお、本変形例は、実施例1のように常時、遅延量を制御(調整)するようにしても良いが、図8に示すように間欠的に遅延量の調整を行うようにしても良い。
図8の例では、例えば垂直同期信号VDに同期して遅延回路17の遅延量調整の制御動作を適宜の期間T1行う。そして、その後、例えば期間T2だけ遅延量調整の制御動作を停止する。この期間T2においては、ADC21とデジタル制御回路22を例えば休止状態にする等、省電力消費モードに設定する。そして、この期間T2の後で再び遅延量調整の制御動作を行うようにしても良い。
通常、送信機4と受信機5との配置関係は、時間的に変化することが少ない。このため、図8に示すように間欠的に遅延量調整の制御動作を行うようにしても、常時行う場合と殆ど同じ受信状態に設定できる。従って、この場合も、実施例1と同様の効果を得ることができる。
図8のように間欠的に遅延量調整の制御動作を行うようにすると、より省電力化もしくはより低消費電力化することができる。
次に図9を参照して本発明の実施例2を説明する。図9は、本発明の実施例2に係る無線装置における受信機5Cの構成を示す。
実施例1においては、サンプリング回路13の出力信号に基づいて、サンプリング回路13でサンプリングするクロックφ1,φ2のタイミング(位相量)を、送信信号TX1がゼロクロスするタイミングに一致するように自動調整する制御ループを構成していた。 これに対して、本実施例に係る無線装置においては、受信機5C内の受信信号抽出部11Cを構成する遅延量調整部10Cは、遅延量の設定を行う設定部31と、この設定部31により、遅延量が所定の固定値に可変設定される可変遅延素子32とからなる。
本実施例に係る無線装置においては、送信機4及び受信機5Cは、この無線装置内で固定されている。このため、受信機5C内のサンプリング回路13に、入力される入力信号中に送信信号TX1が混入する場合、その混入する経路が時間的に変化する可能性は少ない。
そして、設定部31を用いて、可変遅延素子32による遅延量をそのゼロクロス用遅延量に設定する。
この場合、設定部31は、例えばメモリ31aを有する。このメモリ31aに、上記ゼロクロス用遅延量に相当するデータを、端子Diから予め書き込むことにより、設定部31は、このメモリ31aに格納されたデータによって、可変遅延素子32による遅延量をゼロクロス用遅延量に設定可能にしている。
なお、送信機4は、送信信号TX1から送信信号TX2(具体的にはクロック信号φo1,φo2)を生成する送信信号生成部34を有する。
バッファ34bは、クロック信号φo2を出力し、バッファ34cは、クロック信号φo1を出力する。なお、図9に示したクロック信号φ1、φ2は、図4,図5に示したようにクロック信号φ1の立ち下がりエッジでサンプリングする動作に合わせて定義している。
本実施例は、実施例1の場合よりもさらに簡単な構成で、送信信号TX1によるノイズ又は妨害波の影響をキャンセルないしは十分に低減して受信信号を抽出することが可能となる。
また、本実施例は、送信機4と受信機5Cの配置などが異なるような場合においても、機種毎に予め調べたゼロクロス用遅延量のデータをメモリ31aに書き込む、つまり、機種毎にメモリ31aに書き込むデータを単に変更すれば対処できる。
従って、本実施例は、機種が異なるような場合にも、対処できる。
また、受信機5Cを保守などして、サンプリング回路13に送信信号TX1が混入する経路が変化するような場合には、保守後にメモリ31aに書き込むデータを変更すれば、この場合にも送信信号TX1による影響に適切に対処できる。
また、本実施例の変形例の遅延量調整回路として、複数で遅延量が固定の遅延素子(遅延ラインでも良い)を選択回路となる例えばマルチプレクサM1,M2で選択する構成にしても良い。
選択される1つの遅延回路Dkは、送信信号TX1がゼロクロスするものに最も近い遅延量を発生するものが選択される。また、選択されない遅延回路の両端は、グラウンドに接続し、ノイズを誘発しないようにしている。なお、図10においては、クロック信号φo1が入力される一方の遅延量調整回路10Dを示している。実際には、クロック信号φo2に対しても同様の構成の遅延量調整回路10Dが採用される。
上述したように送信機4と受信機5Cとの配置などが確定する場合には、受信機5Cに混入する送信信号TX1の経路が決まる場合が多い。このため、その確定した経路に対応して、固定された遅延量のもので送信信号TX1がゼロクロスするタイミングでサンプリングできるように設定することが可能となる。
この場合には、非常に簡単かつ低コストで送信信号TX1の影響をキャンセルないしは低減できる。
また、サンプリングする代わりにゲート回路を用いて受信信号成分を抽出するようにしても良い。この場合のゲート回路は、送信信号TX1がゼロクロスするタイミングに、短いゲート幅で入力信号を通すように、ゲート回路のゲートが開くタイミングを、サンプリング回路13の場合のサンプリングのタイミングと同様に調整すれば良い。
なお、上述した各実施例等を部分的に組み合わせる等して構成される実施例等も本発明に属する。
Claims (5)
- 無線で送信された信号を受信信号として受信する受信機と、
前記受信機の周辺に設けられ、無線で送信する、前記受信信号とは周波数が異なる送信信号を発生する送信機と、
前記受信機に設けられ、前記送信機からの送信信号の位相を持つクロック信号を用いることにより、前記受信信号と共に前記送信信号が混入して入力される入力信号中の送信信号と殆ど位相同期するように生成した抽出用信号により前記入力信号に対して、該入力信号中の送信信号が殆どゼロクロスするタイミングで受信信号成分を抽出する受信信号抽出部と、
を備えたことを特徴とする無線装置。 - 前記受信信号抽出部は、前記入力信号中の送信信号がゼロクロスするタイミングで前記入力信号を前記抽出用信号としてのサンプリング信号でサンプリングすることにより、前記受信信号成分を抽出するサンプリング回路を有することを特徴とする請求項1に記載の無線装置。
- 前記受信信号抽出部は、前記入力信号を前記送信機からの送信信号の位相を持つ前記クロック信号に基づく前記抽出用信号としてのサンプリング信号を用いてサンプリングするサンプリング回路と、前記入力信号中の送信信号と殆ど位相同期した前記サンプリング信号を生成するように前記クロック信号の位相を時間遅延により調整する遅延量調整回路とを有することを特徴とする請求項1に記載の無線装置。
- 前記遅延量調整回路は、前記サンプリング回路の出力信号を用いて、該出力信号の直流成分が実質的にゼロとなるように前記クロック信号の位相を自動調整して前記サンプリング信号を生成することを特徴とする請求項3に記載の無線装置。
- 前記受信信号抽出部は、前記受信信号の周波数をfR,前記送信信号の周波数をfTとした場合、周波数が|fR−fT|の前記受信信号成分を抽出することを特徴とする請求項1から4のいずれか1つの請求項に記載の無線装置。
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