JPH11345289A - Icカード用リーダ・ライタにおける信号整形回路 - Google Patents
Icカード用リーダ・ライタにおける信号整形回路Info
- Publication number
- JPH11345289A JPH11345289A JP10151635A JP15163598A JPH11345289A JP H11345289 A JPH11345289 A JP H11345289A JP 10151635 A JP10151635 A JP 10151635A JP 15163598 A JP15163598 A JP 15163598A JP H11345289 A JPH11345289 A JP H11345289A
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- 238000007493 shaping process Methods 0.000 title claims abstract description 15
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 claims abstract description 5
- 230000005674 electromagnetic induction Effects 0.000 claims 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Near-Field Transmission Systems (AREA)
- Noise Elimination (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ICカードからの受信信号に含まれるノイズ
を除去する。 【解決手段】 信号整形回路にサンプル・ホールド回路
を設け、サンプル・ホールド回路におけるアナログ・ス
イッチをキャリア周波数によってオン・オフ制御する。
を除去する。 【解決手段】 信号整形回路にサンプル・ホールド回路
を設け、サンプル・ホールド回路におけるアナログ・ス
イッチをキャリア周波数によってオン・オフ制御する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ICカード用リー
ダ・ライタにおける信号処理回路、特に非接触式のIC
カードにおける信号整形回路に関する。
ダ・ライタにおける信号処理回路、特に非接触式のIC
カードにおける信号整形回路に関する。
【0002】
【従来の技術】現在広く使用されている磁気カードに比
べ、記録容量が遙かに大きく、かつ、安全性に優れたI
C(Integrated Circuit)カードが、その多機能化に伴
って各種サービスを提供するメディアとして、その利用
分野を拡大している。
べ、記録容量が遙かに大きく、かつ、安全性に優れたI
C(Integrated Circuit)カードが、その多機能化に伴
って各種サービスを提供するメディアとして、その利用
分野を拡大している。
【0003】ICカードシステムはICカード、リーダ
・ライタおよび各種端末によって構成しており、各種端
末に接続されたリーダ・ライタを通じてICカードに電
源と制御信号および情報データが供給され、予め定めた
プロトコル(通信規約)に基づいて情報の読み取り、書
き込みが行われる。
・ライタおよび各種端末によって構成しており、各種端
末に接続されたリーダ・ライタを通じてICカードに電
源と制御信号および情報データが供給され、予め定めた
プロトコル(通信規約)に基づいて情報の読み取り、書
き込みが行われる。
【0004】ICカードには、接触型と非接触型のIC
カードがある。非接触型ICカードは、リーダ・ライタ
に所定の距離まで近づけるだけで短時間の内に情報の伝
送が可能であるので操作性に優れているが、電磁誘導作
用による情報伝送であるので、伝送信号は極めて微弱で
ある。ICカードに記録されている情報をリーダ・ライ
タに取り込むためには、リーダ・ライタに内蔵の発振器
のキャリア周波数によってICカード情報を変調させ、
この変調された信号をリーダ・ライタに内蔵のアンテナ
によって受信する。この受信信号を復調してICカード
情報を解読するためには、受信信号を正確に2値化処理
してディジタル信号に変換させることが肝要である。
カードがある。非接触型ICカードは、リーダ・ライタ
に所定の距離まで近づけるだけで短時間の内に情報の伝
送が可能であるので操作性に優れているが、電磁誘導作
用による情報伝送であるので、伝送信号は極めて微弱で
ある。ICカードに記録されている情報をリーダ・ライ
タに取り込むためには、リーダ・ライタに内蔵の発振器
のキャリア周波数によってICカード情報を変調させ、
この変調された信号をリーダ・ライタに内蔵のアンテナ
によって受信する。この受信信号を復調してICカード
情報を解読するためには、受信信号を正確に2値化処理
してディジタル信号に変換させることが肝要である。
【0005】受信信号を正確に2値化するためには、受
信信号に含まれるノイズを除去し、必要な情報のみを取
り出せるように信号整形回路が設けてある。図3は、従
来技術による信号整形回路の構成を示すブロック図であ
る。入力信号はアンプ101に入力して増幅され、アク
ティブ・フィルタ等より成るフィルタ102においてノ
イズを除去している。上述したアンプ101とフィルタ
102が信号整形回路であって、フィルタ102からの
出力信号は2値化回路103に入力してディジタル信号
に変換される。
信信号に含まれるノイズを除去し、必要な情報のみを取
り出せるように信号整形回路が設けてある。図3は、従
来技術による信号整形回路の構成を示すブロック図であ
る。入力信号はアンプ101に入力して増幅され、アク
ティブ・フィルタ等より成るフィルタ102においてノ
イズを除去している。上述したアンプ101とフィルタ
102が信号整形回路であって、フィルタ102からの
出力信号は2値化回路103に入力してディジタル信号
に変換される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図3におけるA点とB
点の信号波形を図4(a)と図4(b)に示す。図4
(a)における信号波形〔A〕は、リーダ・ライタ内蔵
の発振器よりのキャリア周波数(例えば13.56MH
z)によって変調された受信信号(例えば13.56/
16=847.5KHz)であり、図4(b)はフィル
タ102によってノイズを除去した後の信号波形〔B〕
である。アクティブ.フィルタによってノイズを完全に
除去することは困難であって、図4(b)に示すように
信号波形〔B〕にはリップル分が重畳されており、ま
た、必要な信号レベルも低下させてしまう欠点が発生し
ていた。本発明は、上述した従来技術の欠点を解消する
ためになされたものであって、ノイズを充分に除去した
ICカード情報を2値化回路へ入力させることが可能な
信号整形回路を提供しようとするものである。
点の信号波形を図4(a)と図4(b)に示す。図4
(a)における信号波形〔A〕は、リーダ・ライタ内蔵
の発振器よりのキャリア周波数(例えば13.56MH
z)によって変調された受信信号(例えば13.56/
16=847.5KHz)であり、図4(b)はフィル
タ102によってノイズを除去した後の信号波形〔B〕
である。アクティブ.フィルタによってノイズを完全に
除去することは困難であって、図4(b)に示すように
信号波形〔B〕にはリップル分が重畳されており、ま
た、必要な信号レベルも低下させてしまう欠点が発生し
ていた。本発明は、上述した従来技術の欠点を解消する
ためになされたものであって、ノイズを充分に除去した
ICカード情報を2値化回路へ入力させることが可能な
信号整形回路を提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】リーダ・ライタによって
受信されるICカードからの信号に含まれるノイズは、
リーダ・ライタ内蔵の発振器によるキャリア周波数に起
因するものが大半である。従って、ノイズ発生のタイミ
ングも明らかであり、キャリア周波数も容易に得られる
ので、信号整形回路中にサンプル・ホールド回路を設
け、キャリア周波数のタイミングでサンプル・ホールド
すると、ノイズを除去できる。
受信されるICカードからの信号に含まれるノイズは、
リーダ・ライタ内蔵の発振器によるキャリア周波数に起
因するものが大半である。従って、ノイズ発生のタイミ
ングも明らかであり、キャリア周波数も容易に得られる
ので、信号整形回路中にサンプル・ホールド回路を設
け、キャリア周波数のタイミングでサンプル・ホールド
すると、ノイズを除去できる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る実施例を図1
と図2を参照しながら説明する。図1は本発明によるI
Cカード用リーダ・ライタにおける信号整形回路の構成
を示すブロック図である。図1において、入力信号(I
Cカードからの受信信号)を入力して増幅するプリアン
プ1、プリアンプ1の出力信号を入力して信号処理する
サンプル・ホールド回路2、サンプル・ホールド回路2
の出力信号を増幅するアンプ3によって信号整形回路を
構成しており、アンプ3からの出力信号は2値化回路8
に入力してディジタル化される。
と図2を参照しながら説明する。図1は本発明によるI
Cカード用リーダ・ライタにおける信号整形回路の構成
を示すブロック図である。図1において、入力信号(I
Cカードからの受信信号)を入力して増幅するプリアン
プ1、プリアンプ1の出力信号を入力して信号処理する
サンプル・ホールド回路2、サンプル・ホールド回路2
の出力信号を増幅するアンプ3によって信号整形回路を
構成しており、アンプ3からの出力信号は2値化回路8
に入力してディジタル化される。
【0009】図1に示すサンプル・ホールド回路2は、
アナログ・スイッチ4、コンデンサ5、オペアンプ7、
キャリア周波数を出力するタイミング信号回路6によっ
て構成しており、アナログ・スイッチ4はタイミング信
号回路6から供給されるキャリア周波数によってオン・
オフ制御される。コンデンサ5はアナログ・スイッチ4
がオフとなった期間中入力信号をホールドするために用
いられる。ICカードからの受信信号に含まれるノイズ
は、リーダ・ライタ内蔵の発振器によって生成されるキ
ャリア周波数によるものであるから、ノイズ発生のタイ
ミングは予め明らかである。従って、このキャリア周波
数のタイミングによって受信信号をサンプル・ホールド
すると、必要な信号レベルを減らすことなしにノイズを
除去できる。
アナログ・スイッチ4、コンデンサ5、オペアンプ7、
キャリア周波数を出力するタイミング信号回路6によっ
て構成しており、アナログ・スイッチ4はタイミング信
号回路6から供給されるキャリア周波数によってオン・
オフ制御される。コンデンサ5はアナログ・スイッチ4
がオフとなった期間中入力信号をホールドするために用
いられる。ICカードからの受信信号に含まれるノイズ
は、リーダ・ライタ内蔵の発振器によって生成されるキ
ャリア周波数によるものであるから、ノイズ発生のタイ
ミングは予め明らかである。従って、このキャリア周波
数のタイミングによって受信信号をサンプル・ホールド
すると、必要な信号レベルを減らすことなしにノイズを
除去できる。
【0010】図1におけるA点とB点の信号波形は、図
2(a)と図2(b)のようになる。図2(a)の信号
波形はICカードからの受信信号であって、キャリア周
波数によって変調されたICカード情報であり、図2
(b)の信号波形は、キャリア周波数が除去されたIC
カード情報である。
2(a)と図2(b)のようになる。図2(a)の信号
波形はICカードからの受信信号であって、キャリア周
波数によって変調されたICカード情報であり、図2
(b)の信号波形は、キャリア周波数が除去されたIC
カード情報である。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による信号
整形回路によると、キャリア周波数をアナログ・スイッ
チをオン・オフ制御するタイミング信号として利用でき
るので、受信信号に含まれるノイズを効率よく除去でき
る。従って、2値化回路に入力させる信号のS/N比を
向上させることが可能であり、受信信号を正確に2値化
させることができる。
整形回路によると、キャリア周波数をアナログ・スイッ
チをオン・オフ制御するタイミング信号として利用でき
るので、受信信号に含まれるノイズを効率よく除去でき
る。従って、2値化回路に入力させる信号のS/N比を
向上させることが可能であり、受信信号を正確に2値化
させることができる。
【図1】本発明に係る信号整形回路の構成を示すブロッ
ク図。
ク図。
【図2】入力信号の波形図。
【図3】従来技術による信号整形回路の構成を示すブロ
ック図。
ック図。
【図4】入力信号の波形図。
1,3 アンプ 2 サンプル・ホールド回路 4 アナログ・スイッチ 5 コンデンサ 6 タイミング信号回路 7 オペアンプ
Claims (1)
- 【請求項1】 ICカード用リーダ・ライタが発振する
キャリア周波数により変調されたICカード情報を電磁
誘導によって前記リーダ・ライタで受信し、この受信信
号をリーダ・ライタに内蔵するプリアンプ、サンプルホ
ールド回路、アンプより成る信号整形回路に入力させ、 サンプルホールド回路におけるアナログ・スイッチを前
記キャリア周波数のタイミングによってオン・オフ制御
すると共に、アナログ・スイッチがオフとなる期間オペ
アンプの非反転入力端子への入力信号をコンデンサによ
ってホールドすることによって受信信号をサンプル・ホ
ールドし、キャリア周波数を除去したICカード情報を
信号整形回路から出力させるようにしたことを特徴とす
るICカード用リーダ・ライタにおける信号整形回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10151635A JPH11345289A (ja) | 1998-06-01 | 1998-06-01 | Icカード用リーダ・ライタにおける信号整形回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10151635A JPH11345289A (ja) | 1998-06-01 | 1998-06-01 | Icカード用リーダ・ライタにおける信号整形回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11345289A true JPH11345289A (ja) | 1999-12-14 |
Family
ID=15522865
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10151635A Pending JPH11345289A (ja) | 1998-06-01 | 1998-06-01 | Icカード用リーダ・ライタにおける信号整形回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11345289A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2001093192A1 (en) * | 2000-05-31 | 2001-12-06 | Koninklijke Philips Electronics N.V. | Data carrier for the adaptation of a consumption time interval to the power consumption of the data carrier |
JP2005275700A (ja) * | 2004-03-24 | 2005-10-06 | Denso Wave Inc | 非接触icカードリーダライタのノイズ抑制方法 |
JP2009089175A (ja) * | 2007-10-01 | 2009-04-23 | Toshiba Corp | 無線装置 |
-
1998
- 1998-06-01 JP JP10151635A patent/JPH11345289A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2001093192A1 (en) * | 2000-05-31 | 2001-12-06 | Koninklijke Philips Electronics N.V. | Data carrier for the adaptation of a consumption time interval to the power consumption of the data carrier |
JP2005275700A (ja) * | 2004-03-24 | 2005-10-06 | Denso Wave Inc | 非接触icカードリーダライタのノイズ抑制方法 |
JP4649858B2 (ja) * | 2004-03-24 | 2011-03-16 | 株式会社デンソーウェーブ | 非接触icカードリーダライタ |
JP2009089175A (ja) * | 2007-10-01 | 2009-04-23 | Toshiba Corp | 無線装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050304 |
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A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20061214 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070419 |