JP4874831B2 - 円筒型脱塩器 - Google Patents

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Description

本発明は、イオン成分を含有する高温水の水処理装置に関し、特に、原子炉冷却材等の高温水中に含まれるイオン成分を除去する電気透析方式の円筒型脱塩器に関する。
原子力発電所の原子炉冷却材として、例えば、軽水炉では水が用いられるが、この原子炉冷却材(以下、「炉水」という。)中には、原子炉構造物から生成される腐食生成物や放射線分解生成物、混入物として鉄、コバルト及び塩素等の化合物やイオン、さらには微量の金属酸化物等の固形分が含まれており、常時これらの不純物を浄化装置でろ過脱塩処理を行うことによって除去している。
現状の原子力発電所の多くは、ろ過脱塩処理にイオン交換樹脂を用いているが、炉水の温度が280℃であるのに対し、イオン交換樹脂の耐熱温度が60℃以下と低く、このため、炉水を脱塩処理する前に冷却する工程が必須となっている。これに伴う熱エネルギーの損失は膨大で、試算では1000MW級の原子力発電所ではその損失は約4.1MWとされている。
このため、高温水でも使用できるイオン交換樹脂の開発が進められており、例えば、特許文献1及び2には、浄化装置にアニオン交換体等の耐熱性に優れたイオン交換樹脂を用いることが記載されている。しかしながら、イオン交換樹脂は一定期間毎に交換されるため、原子力プラントでは放射性廃棄物が多量に発生することになり、そのため大規模な廃棄物処理施設が必要となる。
また、イオン交換樹脂を使用しない方法として、電気透析方式を用いた脱塩処理法が知られている。この電気透析方式の脱塩処理法では、原子力プラントの高温水に対応するために、特許文献3に示されているように、導電性セラミックスフィルタからなる1対の平行平板状の隔膜を用いて電気透析脱塩を行う方法が考案されている。
この従来の1対の平行平板状の隔膜を用いた電気透析脱塩器の概要を図6の模式図を用いて説明する。
脱塩器1は、被処理水の導入経路2と、直流印加を行う一対の平行平板状の電極7と、該電極7間に配置される1対の平行平板状の隔膜4と、該隔膜4間に配置され、被処理水が導入される脱塩部5と、脱塩部5から排出される脱塩処理水3の排出経路と、前記隔膜4と電極7に間に配置される濃縮部6と、該濃縮部6に設けられる濃縮部洗浄水8の導入経路と、濃縮部排出水9の排出経路と、から構成されている。
前記脱塩器1は、図6に示した電極7へ直流電圧を印加することによって脱塩が行われる。脱塩器1を囲繞する筐体(図示せず)と電極7、前記筐体と隔膜4、電極7と隔膜4、および対を成す隔膜4は、それぞれ電気的に絶縁されている。
また、脱塩部5および濃縮部6に満たされる液は、脱塩器1の内部において、濃縮部洗浄水8の導入経路および隔膜4以外の場所から液体が混ざり合わないことが望ましい。電極7は、脱塩時に脱塩処理水に電極7の構成成分が溶出しにくい材質で、かつ、脱塩器1の運用温度、電流電圧域で安定に使用できるものが選定される。一対の隔膜4は、脱塩器1の内部において、電極7と平行に配置され、金属、合金系等の素材で、その構成成分が脱塩運用環境で溶出、腐食しないものが選定される。
さらに、脱塩器1を構成する隔膜等の素材は、高温下で運用可能な素材で構成することにより、脱塩器の前後で温度操作をすることなく、高温の被処理水中のイオン成分を除去できる。
被処理水2に含まれるイオン成分は、脱塩器1の内部で、電極7によって印加される電位勾配によって、脱塩部5と接する隔膜4を透過し濃縮部6へ電気泳動により移動し、その結果、脱塩器1よりイオン成分が除去された脱塩処理水3が排出経路へ排出される。
一方、濃縮部6へ移動したイオン成分は濃縮部排出経路を通じて脱塩器1の外へ排出される。また、図示はしないが、脱塩器1を並列に2つ以上配置し、少なくとも1つ以上の脱塩器をイオン成分除去用に使用し、他の脱塩器をその間洗浄操作することにより、被処理水のイオン成分除去と脱塩器の洗浄を連続的に実施し、脱塩器の稼働率を向上させるようにしてもよい。
脱塩操作を停止して脱塩器の洗浄操作を実施する際、洗浄操作を行う脱塩器1に配置される電極7の極性を、脱塩操作時の極性と逆となるよう直流印加を行うことで、脱塩時に電極7に析出物等が生じた場合の、析出物の溶出洗浄が行われ、脱塩性能を回復することができる。
しかしながら、この1対の平行平板状の電極及び隔膜を用いた電気透析脱塩器は、平板状の一対の隔膜が使用されるため、平板形状の隔膜端部において液シールを行う必要があること、また、絶縁構造を保つ必要から、隔膜毎に全ての隔膜縁部にシール・絶縁等の構造を設ける必要があり、脱塩セル内部の構造が複雑となっていた。
近年、この問題に対処するために、平行平板状の隔膜を用いずに、円筒状の隔膜を用いる試みがなされている(特許文献4)。
特許文献4に記載の円筒型脱塩器を図7を用いて説明する。この円筒型脱塩器は、容器本体41とフランジ42からなる筐体40、中心電極43、中心電極43の外周に配置された同心状の二つの円筒状の隔膜45、46、前記隔膜46の外周に配置された円筒状の外側電極44、送水管47、排水管48より構成され、被処理水51は送水管47から流入し、2つの電極間で溶解性不純物が除去され後、排水管48から処理水52が排出される。
そして、2つの電極43、44及び2つの隔膜45、46は、絶縁部材49、50に設けられた溝に嵌合固定されることにより、それぞれ互いに絶縁されかつ位置決めされた上、組み立てられる。
特開平7−289923号公報 特開2003−88815号公報 特許第2947849号公報 特開2006−136846号公報
従来の円筒型脱塩器(図7参照)を組み立てるには、絶縁部材49、50と隔膜、電極等の位置関係を目視しながら、部材間のシール性、絶縁性を確認しつつ組み立てる必要があり、作業が複雑で時間を要するものであった。さらに、脱塩器が大型化するにつれて、組立の際の各部材の微調整等が困難となり、組立作業がさらに複雑かつ時間を要するものとなっていた。
そのため、本発明は、絶縁性及びシール性を確実に維持することができるとともに、脱塩器の大型化にも対応できる組立が簡単な円筒型脱塩器を提供することを目的とする。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたもので、イオン成分を含有する高温の被処理水を処理する円筒型脱塩器において、同心状に配置された円筒状の内周隔膜及び外周隔膜と、前記内周隔膜の内側に内周濃縮部を介して配置された円筒状の中心電極と、前記外周隔膜の外側に外周濃縮部を介して配置された円筒状の外周電極と、前記内膜と外隔膜との間に設けられ被処理水が導入される脱塩部と、前記周隔膜を保持する外周隔膜上部構造体及び外周隔膜下部構造体と、前記内周隔膜を保持する内周隔膜上部構造体及び内周隔膜下部構造体と、を備え、前記中心電極の下部に設けられた隔膜間構造体は、当該中心電極を所定位置に保持するとともに前記外周隔膜下部構造体と前記内周隔膜下部構造体を相互に接触しないように所定位置に保持することを特徴とする。
本発明によれば、高温下でのイオン除去が可能で、絶縁性及びシール性を確実に維持することができるとともに、脱塩器の大型化にも対応できる組立が簡単な円筒型脱塩器を提供することができる。また、これにより、放射性廃棄物の発生を少なくできるとともに、原子力プラントの熱損失の低減を図ることができる。
以下、本発明に係る円筒型脱塩器の実施の形態について、図1乃至図5を参照して説明する。
なお、以下に示す実施例は、本発明の形態を限定するものではない。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る円筒型隔膜構造体10の模式図である。図1に示す円筒型隔膜構造体10は、円筒状の隔膜11の一方の端部に底部12を、他方の端部に開口部13を設けたものである。底部12と開口部13は、隔膜11を固定し、固定した箇所から、隔膜11の有する透水能と同等のシール性を有すればよい。隔膜11を円筒状にする際に、円筒型隔膜構造体10の強度を保つために、隔膜11に接し、隔膜11の内周あるいは外周に補強構造体を配置してもよい。図2に示すような円筒型隔膜構造体10を用いることにより、隔膜を平板状とした場合に比べ、前記液の混合防止および絶縁箇所を少なくすることができ、大型化や高温運転に適した脱塩器を構成できる。
図2は、図1に示した円筒型隔膜構造体10を用いた円筒型脱塩器20の断面模式図である。図2に示した円筒型脱塩器20は、その内部構造物として、直流印加を行う外周電極21と、中心電極22と、その間に配置された外周隔膜23と、内周隔膜24と、からなり、外周隔膜23と内周隔膜24の間に脱塩部25を、また、外周隔膜23の外側に外周濃縮部26を、内周隔膜24の内側に内周濃縮部27を配置したものである。
円周型脱塩器20の筐体34と外周及び中心電極21、22、円筒型脱塩器20の筐体34と外周隔膜23、円筒型脱塩器20の筐体34と内周隔膜24、並びに外周隔膜23と内周隔膜24は、それぞれ電気的に絶縁されている。外周電極21と中心電極22は、脱塩処理時において、電極構成材成分が溶出しにくい材質で、円筒型脱塩器20の運用温度、電流電圧域で安定に使用できるものが選定される。また、外周隔膜23と内周隔膜24は、円筒型脱塩器20内部において、中心電極22および外周電極23と同心状に配置され、金属、合金系等の素材で、その構成成分が脱塩運転環境で溶出、腐食しないものが選定される。
さらに、図2中に示した円筒型脱塩器20を構成する隔膜等の素材は、高温下で運転可能な素材で構成することにより、沸騰水型原子炉又は加圧水型原子炉に用いられる高温系統水、例えば復水器の下流側に配置される復水系、原子炉冷却材浄化系に使用することによって、脱塩器の前後で温度操作をすることなく、高温の被処理水中のイオン成分を除去でき、その結果、炉水浄化における炉水の温度操作に伴う熱損失の低減を図ることができる。
この第1の実施の形態に係る円筒型脱塩器20の脱塩動作態様を説明する。
脱塩部25において、脱塩部25に導入される被処理液中のイオン成分は、円筒型脱塩器20内部で、中心電極22および外周電極21によって印加される電位勾配によって、脱塩部25と接する外周隔膜23と内周隔膜24を透過し脱塩部25の外へ電気泳動により移動しイオン成分が除去される。
一方、脱塩操作を行わずに円筒型脱塩器20の洗浄操作を実施する場合、洗浄操作を行う円筒型脱塩器20に配置される中心電極22および外周電極21の極性を、脱塩操作時の極性と逆となるよう直流印加を行うことで、脱塩時に中心電極22および外周電極23に生じた析出物等の溶出洗浄が行われ、脱塩性能を回復することができる。
図3は、円筒型隔膜構造体10の内部構造図である。径の異なる円筒型隔膜構造体10として、外周隔膜23と内周隔膜24を配置し、この隔膜対の間に導入される被処理水2に含まれるイオン成分は、外周電極21と中心電極22を介して印加される直流電流によって与えられる電位勾配によって、イオン成分が除去される。
図4は、円筒型脱塩器20の構造図で、図3に示した円筒型隔膜構造体10をその内部に有している。図4に示した円筒型脱塩器20において、被処理水2の導入経路は、外周隔膜23および外周電極21の外側から導入される構造となっている。
また、外周濃縮部26および内周濃縮部27には、それぞれの濃縮部への濃縮部洗浄水8の導入経路と、濃縮部排出水9の排出経路が設けられている。これらの導入経路および排出経路は、図4に示したように円筒型脱塩器20内部において、円筒形の長さ方向の離れた位置に設けられている。
また、外周隔膜23は、それぞれの端部を外周隔膜上部構造体29と外周隔膜下部構造体30とにより絶縁保持され、また、内周隔膜24は、それぞれの端部を内周隔膜上部構造体31と外周隔膜下部構造体32とにより絶縁保持される。
図4に示した円筒型脱塩器20の外周電極21、中心電極22、外周隔膜23及び内周隔膜24からなる円筒型隔膜構造体10と、筐体34の間の必要な箇所に、絶縁シール構造体28が配置され、筐体34および円筒型隔膜構造体10との間を電気的に絶縁し、かつ、液密にシールし液体成分の混合を防止する。また、脱塩部25、外周濃縮部26、内周濃縮部27に接続される液導入・排出経路となる配管も、この絶縁シール構造材によって、筐体34と絶縁シールされる。
また、図4に示した隔膜間構造体33は、外周隔膜下部構造体30と内周隔膜下部構造体32を相互に接触しないように所定位置に保持するとともに、中心電極22を内周電極等と接触しないように所定位置を保持する機能を有することにより、同時に複数の機能を備えている。そして、この、隔膜間構造体33は、外周隔膜下部構造体30と内周隔膜下部構造体32を介して外周隔膜23と内周隔膜24を所定位置に位置決めしながら絶縁シールを行い、かつ、中心電極も所定位置に保持しつつ絶縁シールするので、円筒型脱塩器20の組立が大幅に簡素化される一方で、各部材間の絶縁性及びシール性を確実に維持することができるものである。
なお、図4における脱塩部25への被処理水2の導入経路と、脱塩処理水3の排出経路については、図4と逆の流路としてもよい。
また、図4に示したように被処理水2の導入経路と脱塩処理水3の排出経路を円筒型脱塩器20の同一端部に設けているが、これにより、円筒型脱塩器20に導入排出される液の温度差を小さくし、同時に高温水を処理する際の脱塩器内の温度設定を容易にするとともに、特に、被処理水の漏洩を防ぐ必要がある場合には、円筒型脱塩器20での開口箇所と溶接封止する箇所を離間させ、装置の保守や装置設置レイアウトなどを簡素化することができる。
(第2の実施の形態)
本発明に係る第2の実施の形態を図5に示す。
図5は、図4に示した第1の実施の形態に係る円筒型脱塩器20のうち、内周濃縮部27における濃縮部洗浄水8の導入経路および濃縮部排出水9の排出経路を、 二重管構造としたものであり、その他は図5と略同一である。
このように構成された本第2の実施の形態において、円筒型脱塩器20の内周濃縮部27に供給される濃縮部洗浄水8と、濃縮部排出水9は、二重管で熱交換が行われるため、円筒型脱塩器20の温度を適切に維持するとともに、円筒型脱塩器20内に導入排出する液流路数を低減することにより、必要な絶縁シール構造体28を減少させ、円筒型脱塩器20の筐体34の構造を単純化することができる。
本第2の実施の形態によれば、円筒型脱塩器20の温度を適切に維持することが容易になり、沸騰水型原子炉又は加圧水型原子炉に用いられる高温系統水、例えば復水器の下流側に配置される復水系、原子炉冷却材浄化系に使用することによって、高温である被処理水を高温の状態のままでイオン成分の除去が可能となるとともに、原子力プラントの熱損失をより低減できる。
第1の実施の形態に係る円筒型隔膜構造体の模式図。 第1の実施の形態に係る円筒型脱塩器の断面構造の模式図。 第1の実施の形態に係る円筒型隔膜構造体の内部構造図。 第1の実施の形態に係る円筒型脱塩器の構造図。 第2の実施の形態に係る円筒型脱塩器の構造図。 従来の平行平板状隔膜を用いた脱塩器の模式図。 従来の円筒状薄膜を用い脱塩器の構造図。
符号の説明
1…脱塩器、2…被処理水、3…脱塩処理水、4…隔膜、5…脱塩部、6…濃縮部、7…電極、8…濃縮部洗浄水、9…濃縮部排出水、10…円筒型隔膜構造体、11…隔膜、12…底部、13…開口部、20…円筒型脱塩器、21…外周電極、22…中心電極、23…外周隔膜、24…内周隔膜、25…脱塩部、26…外周濃縮部、27…内周濃縮部、28…絶縁シール構造体、29…外周隔膜上部構造体、30…外周隔膜下部構造体、31…内周隔膜上部構造体、32…内周隔膜下部構造体、33…隔膜間構造体、34…筐体、40…筐体、41…容器本体、42…フランジ、43… 中心電極、44…外周電極、45、46…隔膜、47、48…送水管、49、50…絶縁部材、51…被処理水、52…処理水。

Claims (6)

  1. イオン成分を含有する高温の被処理水を処理する円筒型脱塩器において、
    同心状に配置された円筒状の内周隔膜及び外周隔膜と、前記内周隔膜の内側に内周濃縮部を介して配置された円筒状の中心電極と、前記外周隔膜の外側に外周濃縮部を介して配置された円筒状の外周電極と、前記内膜と外隔膜との間に設けられ被処理水が導入される脱塩部と、前記周隔膜を保持する外周隔膜上部構造体及び外周隔膜下部構造体と、前記内周隔膜を保持する内周隔膜上部構造体及び内周隔膜下部構造体と、を備え、
    前記中心電極の下部に設けられた隔膜間構造体は、当該中心電極を所定位置に保持するとともに前記外周隔膜下部構造体と前記内周隔膜下部構造体を相互に接触しないように所定位置に保持することを特徴とする円筒型脱塩器。
  2. 被処理水が沸騰水型原子炉又は加圧水型原子炉に用いられる高温系統水であり、前記中心電極および外周電極は脱塩時に生じた析出物を溶出洗浄するときに脱塩操作時の極性と逆となるよう直流印加されることを特徴とする請求項1記載の円筒型脱塩器
  3. 脱塩処理水と前記被処理水の導入経路を、前記円筒型脱塩器の筐体の同一端部に設けることを特徴とする請求項1又は2記載の円筒型脱塩器。
  4. 前記内周濃縮部と外周濃縮部に、処理液の排出経路と洗浄水の導入経路を設けたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項記載の円筒型脱塩器。
  5. 被処理水導入経路及び/又は脱塩処理水導入経路を、外周電極の外側に配置することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項記載の円筒型脱塩器。
  6. 前記外周電極、中心電極、外周隔膜及び内周隔膜からなる円筒型隔膜構造体と、筐体との間に絶縁シール構造体が配置されていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項記載の円筒型脱塩器。
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