JP4873425B2 - 集束イオンビーム装置、それを用いた試料の加工方法、及び集束イオンビーム加工用コンピュータプログラム - Google Patents

集束イオンビーム装置、それを用いた試料の加工方法、及び集束イオンビーム加工用コンピュータプログラム Download PDF

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Description

本発明は、集束イオンビームで試料を加工する集束イオンビーム装置、それを用いた試料の加工方法、及び集束イオンビーム加工用コンピュータプログラムに関する。
従来から、集束イオンビーム装置は、例えば半導体デバイスをエッチング加工して観察用の断面を得たり、試料を薄片にして透過電子顕微鏡用試料片を作製するために用いられてきた(特許文献1)。又、近年では、集束イオンビーム装置を用いて試料をレンズや半田ボール状等の複雑形状に加工するニーズも生じている。
集束イオンビームによる加工は、集束イオンビームを照射する部分(加工領域)を、試料画像上でポインティングデバイス等により指定して行われる(特許文献2)。
一方、集束イオンビームにより、曲線や曲面を有する複雑形状を効率よく加工するためには、加工領域を単純な線状や矩形でなく、任意の形状に設定する必要がある。
そこで、集束イオンビーム装置の制御部に予め種々の形状の画像データ(ビットマップデータ)を記憶しておき、所望の画像データを加工領域として指定することで、画像データの複雑形状に沿ってビームを照射することが行われている。
この技術は、試料画像上に指定された画像データ(加工領域)に含まれるピクセルの座標を制御部側で読取り、ピクセル毎に集束イオンビームを照射することで画像データに沿った複雑形状の加工ができるようになっている。
特許2973211号公報 特開2008-270025号公報
ところで、画像データにより加工領域を設定してビームを照射する際、加工領域を縮小拡大(変形)したい場合がある。例えば、加工領域の上半分が凸状で下半分がほぼ平坦な場合、所定の加工が進んだ段階で、凸状の上半分のみを集中してエッチングできれば加工速度や加工効率が向上する。又、加工途中で加工領域の大きさを変えれば、ビームの照射方向に垂直に径の異なる(斜めの)エッチング孔が得られる。
しかしながら、ピクセルを含む画像データを試料画像上で縮小した場合、画像データの縮小率に応じてピクセル数が減少し(間引かれ)、画像データが粗くなるという問題がある。この場合、集束イオンビームの照射位置も少なくなるので、画像データの縮小後の加工領域は、もとの画像データの形状を再現できないことになる。又、画像データを拡大した場合にはピクセル数が増えるが、ピクセルの輝度を適切に設定しないと、やはり画像が劣化し、もとの画像データの形状を再現できない。
本発明は上記の課題を解決するためになされたものであり、ピクセルを複数含む加工領域画像を変形しても、もとの画像を再現した加工を行うことができる集束イオンビーム装置、それを用いた試料の加工方法、及び集束イオンビーム加工用コンピュータプログラムの提供を目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明の集束イオンビーム装置は、試料を載置すると共に該試料の位置を移動させる移動機構を有する試料ステージと、集束イオンビームを前記試料に照射する集束イオンビーム照射機構と、前記集束イオンビーム又は他の電子ビームを前記試料に照射して生じる二次荷電粒子を検出する検出器と、前記検出器の検出データに基づき、前記試料の試料画像を生成する画像生成手段と、前記試料画像を表示する表示手段と、前記集束イオンビームの照射位置に対応したピクセルを複数含み、前記ピクセル毎に定められた輝度に応じて、前記集束イオンビーム照射機構から照射される前記集束イオンビームのドーズ量が決められた加工領域画像を、予め少なくとも1つ格納する記憶部と、前記表示手段に表示された前記試料画像上で、前記加工領域画像とその位置を設定する加工領域設定手段と、前記加工領域画像に含まれる前記ピクセルの座標を、前記試料への前記照射位置として設定する照射位置設定手段と、前記ピクセル毎に定められた前記輝度に応じて、前記ドーズ量を設定するビーム設定手段と、前記集束イオンビームを前記試料に照射する前、又は照射の途中で、前記加工領域設定手段によって前記加工領域画像が変形された場合に、該加工領域画像のピクセルを補間処理すると共に、当該補間されたピクセルの輝度をも補間処理する補間手段とを備えている。
このような構成とすると、加工領域画像が変形されても補間処理によってピクセルの輝度の変化が平滑化されるので、輝度に応じたイオンビームのドーズ量の変化(つまり、加工の程度の変化)も変形前後で平滑化され、もとの画像を再現した加工を行うことができる。
又、イオンビームの照射中に加工領域画像を変形した場合には、イオンビームの照射方向に垂直な方向に径の異なる孔(エッチング加工の場合)や、径の異なる析出物(デポジションの場合)を形成することができる。
さらに、前記ピクセル毎の輝度を2値化する2値化手段を備え、前記ビーム設定手段は、前記2値化された輝度に応じて、一定ドーズ量で集束イオンビームの照射をオンするか、又は集束イオンビームの照射をオフしてもよい。
このような構成とすると、イオンビームのドーズ量は一定となり、加工の程度も一定となるが、制御部の処理負担が軽減され、加工処理時間が短縮できる。
前記集束イオンビームの照射による前記試料の加工は、前記試料のエッチング又は前記試料へのデポジションであってもよい。
本発明の集束イオンビーム装置を用いた試料の加工方法は、集束イオンビーム装置を用いて集束イオンビームを試料に照射して加工を行う方法であって、前記集束イオンビームの照射位置に対応したピクセルを複数含み、前記ピクセル毎に定められた輝度に応じて、前記集束イオンビーム照射機構から照射される前記集束イオンビームのドーズ量が決められた加工領域画像を、予め少なくとも1つ格納する記憶過程と、前記試料の試料画像上で、前記加工領域画像とその位置を設定する加工領域設定過程と、前記加工領域画像に含まれる前記ピクセルの座標を、前記試料への前記照射位置として設定する照射位置設定過程と、前記ピクセル毎に定められた前記輝度に応じて、前記ドーズ量を設定するビーム設定過程と、前記集束イオンビームを前記試料に照射する前、又は照射の途中で、前記加工領域画像が変形された場合に、該加工領域画像のピクセルを補間処理すると共に、当該補間されたピクセルの輝度をも補間処理する補間過程とを有する。
さらに、前記ピクセル毎の輝度を2値化する2値化過程を有し、前記ビーム設定過程において、前記2値化された輝度に応じて、一定ドーズ量で集束イオンビームの照射をオンするか、又は集束イオンビームの照射をオフしてもよい。
前記集束イオンビームの照射による前記試料の加工は、前記試料のエッチング又は前記試料へのデポジションであってもよい。
本発明の集束イオンビーム加工用コンピュータプログラムは、集束イオンビーム装置を用いて集束イオンビームを試料に照射して加工を行うコンピュータプログラムであって、前記集束イオンビームの照射位置に対応したピクセルを複数含み、前記ピクセル毎に定められた輝度に応じて、前記集束イオンビーム照射機構から照射される前記集束イオンビームのドーズ量が決められた加工領域画像を、予め少なくとも1つ格納する記憶過程と、前記試料の試料画像上で、前記加工領域画像とその位置を設定する加工領域設定過程と、前記加工領域画像に含まれる前記ピクセルの座標を、前記試料への前記照射位置として設定する照射位置設定過程と、前記ピクセル毎に定められた前記輝度に応じて、前記ドーズ量を設定するビーム設定過程と、前記集束イオンビームを前記試料に照射する前、又は照射の途中で、前記加工領域画像が変形された場合に、該加工領域画像のピクセルを補間処理すると共に、当該補間されたピクセルの輝度をも補間処理する補間過程をコンピュータに実行させる。

本発明によれば、集束イオンビーム装置による加工の際、ピクセルを複数含む加工領域画像を変形しても、もとの画像を再現した加工を行うことができる。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。
図1は本発明の実施形態に係る集束イオンビーム装置100の全体構成を示すブロック図である。図1において、集束イオンビーム装置100は、真空室10と、イオンビーム照射系(特許請求の範囲の「集束イオンビーム照射機構」)20と、電子ビーム照射系30と、アルゴンイオンビーム照射系40と、ナノピンセット50と、試料ステージ60と、二次荷電粒子検出器(特許請求の範囲の「検出器」)70と、ガス銃80と、制御部90とを備えている。真空室10の内部は所定の真空度まで減圧され、集束イオンビーム装置100の各構成部分の一部又は全部が真空室10内に配置されている。
又、試料ステージ60は、試料台61を移動可能に支持し、試料台61上には試料2が載置されている。そして、試料ステージ60は、試料台61を5軸で変位させることができる移動機構を有している。この移動機構は、試料台61を水平面に平行で且つ互いに直交するX軸及びY軸と、X軸及びY軸に直交するZ軸とに沿ってそれぞれ移動させるXYZ移動機構60bと、試料台61をZ軸回りに回転させるローテーション機構60cと、試料台61をX軸(又はY軸)回りに回転させるチルト機構60aとを備えている。試料ステージ60は、試料台61を5軸に変位させることで、試料2をイオンビーム20Aの照射位置に移動させる。
制御部90は、中央演算処理装置としてのCPUと、データやプログラムなどを格納する記憶部(RAMおよびROM)93と、外部機器との間で信号の入出力を行う入力ポートおよび出力ポートとを備えるコンピュータで構成することができる。制御部90は、記憶部93に格納されたプログラムに基づいてCPUが各種演算処理を実行し、集束イオンビーム装置100の各構成部分を制御する。そして、制御部90は、イオンビーム(以下、適宜、集束イオンビームを「イオンビーム」と略記する)照射系20、電子ビーム照射系30、アルゴンイオンビーム照射系40、ナノピンセット50、二次荷電粒子検出器70、及び試料ステージ60の制御配線等と電気的に接続されている。
又、制御部90は、二次荷電粒子検出器70で検出された二次荷電粒子を輝度信号に変換して試料表面を表す画像データを生成し、この画像データを基に試料画像を生成する。試料画像は、制御部90に接続された表示装置(ディスプレイ、特許請求の範囲の「表示手段」)91に出力され、さらに表示装置91上で、後述する加工領域画像を指定できるようになっている。
この加工領域画像は、画像データ(ビットマップデータ)として記憶部93に格納されている。
また制御部90は、ソフトウェアの指令やオペレータの入力に基づいて試料ステージ60を駆動し、試料2の位置や姿勢を調整して試料2表面へのイオンビーム20Aの照射位置や照射角度を調整できるようになっている。また制御部90は、ピンセットステージ51及び挟持機構53を駆動し、ナノピンセット50の位置や姿勢を調整してナノピンセット50により試料2の把持を行えるようになっている。
なお、制御部90には、オペレータの入力指示を取得するキーボード等の入力手段92が接続されている。
また、詳しくは後述するが、制御部90は、試料画像上でイオンビーム20Aの照射位置を示す加工領域画像を設定し、加工領域画像に応じて試料ステージ60を駆動し、加工領域画像に含まれるピクセルに応じて、イオンビーム20Aのドーズ量を設定して、加工領域画像に応じたイオンビームによる加工を行う。又、制御部90は、加工領域画像が縮小拡大(変形)された場合に、加工領域画像を補間処理する機能を有する。又、必要に応じ、制御部90は、加工領域画像に含まれるピクセルの輝度を2値化する。
なお、制御部90は、特許請求の範囲の「画像生成手段」、「加工領域設定手段」、「照射位置設定手段」、「ビーム設定手段」、「補間手段」、「2値化手段」、に相当する。
イオンビーム照射系20は、イオンを発生させるイオン源21と、イオン源21から流出したイオンを集束イオンビームに成形するとともに走査させるイオン光学系22とを備えている。イオンビーム鏡筒23を備えたイオンビーム照射系20から、真空室10内の試料ステージ60上の試料2に荷電粒子ビームであるイオンビーム20Aが照射される。このとき、試料2からは二次イオンや二次電子等の二次荷電粒子が発生する。この二次荷電粒子を、二次荷電粒子検出器70で検出して試料2の像が取得される。また、イオンビーム照射系20は、イオンビーム20Aの照射量を増すことで、照射範囲の試料2をエッチング加工することも可能である。
イオン光学系22は、例えば、イオンビーム20Aを集束するコンデンサーレンズと、イオンビーム20Aを絞り込む絞りと、イオンビーム20Aの光軸を調整するアライナと、イオンビーム20Aを試料に対して集束する対物レンズと、試料上でイオンビーム20Aを走査する偏向器とを備えて構成される。
電子ビーム照射系30は、電子を放出する電子源31と、電子源31から放出された電子をビーム状に成形するとともに走査する電子光学系32とを備えている。電子ビーム照射系30から射出される電子ビーム30Aを試料2に照射することによって、試料2からは二次電子が発生するが、この発生した二次電子を、二次荷電粒子検出器70で検出して試料2の像を取得することができる。ここで、電子ビーム鏡筒33から射出される電子ビーム30Aは、イオンビーム20Aと同一位置の試料2上に照射する。
以上のように、本発明においては、試料表面を表す試料画像を取得するため、イオンビーム20Aの照射による二次荷電粒子(二次イオンや二次電子)を用いてもよく、電子ビーム30Aの照射による二次荷電粒子(二次電子)を用いてもよい。なお、本発明においては、電子ビーム照射系30を備えていない荷電粒子ビーム装置を用いてもかまわない。
アルゴンイオンビーム照射系40は、アルゴンイオン源41と、アルゴンイオン光学系42と、アルゴンイオンビーム鏡筒43とを備え、さらに、アルゴンイオンビームの照射位置を制御するビーム位置制御手段44を備えている。アルゴンイオンビーム照射系40からは、試料2をクリーニングするためのアルゴンイオンビームが照射される。
二次荷電粒子検出器70は、試料2へイオンビーム20A又は電子ビーム30Aが照射された際に、試料2から発生する二次荷電粒子(二次電子や二次イオン)を検出する。
ガス銃80は、試料2へエッチングガス等の所定のガスを放出する。ガス銃80からエッチングガスを供給しながら試料2にイオンビーム20Aを照射することで、イオンビーム20Aによる試料のエッチング速度を高めることができる。又、ガス銃80から化合物ガスを供給しながら試料2にイオンビーム20Aを照射することで、イオンビーム20Aの照射領域近傍に局所的なガス成分の析出(デポジション)を行うことができる。
次に、本発明の特徴部分である加工領域画像の設定、変形等の処理について説明する。
図2は、加工領域画像の設定、変形及びイオンビーム20Aによる加工処理を示すフローである。まず、制御部90は、二次荷電粒子検出器70から二次荷電粒子の検出データを取得し(ステップS200)、試料2の表面形状を示す試料画像を生成する(ステップS202)。制御部90は試料画像を表示装置91に送信し、表示装置91は試料画像を表示する(ステップS300)。
オペレータは、表示装置91に表示された試料画像上で、イオンビームを照射したい位置に対応する加工領域画像を指定し、その指定情報は入力手段92を介して(ステップS400)、制御部90に送信される。
なお、加工領域画像は、画像データ(ビットマップデータ)として予め記憶部93に格納され、画像データは複数のピクセルを含んで構成されている。又、ピクセル毎に輝度が定められている。そして、本発明においては、各ピクセルの座標がイオンビームの照射位置に対応すると共に、各ピクセルの輝度に応じてイオンビームのドーズ量(ビーム照射時間×電流)が設定されている。例えば、輝度が高いほどイオンビームのドーズ量を多くしてエッチング加工を深くすることができる。
又、後述するように、ピクセル毎の輝度を2値化し、その値に応じてイオンビームの照射をオン・オフするように設定してもよい。この場合、例えば、ピクセルの輝度が2値化の閾値未満であればイオンビームを照射せず(エッチングせず)、ピクセルの輝度が2値化の閾値以上であればイオンビームを照射する(エッチングする)よう設定することができる。
次に、制御部90は、ステップS400で入力手段92から加工領域画像の指定情報を受信すると、さらにステップS402で加工領域画像の変形指示を入力手段92から受信したか否かを判定する(ステップS204)。この判定は、ステップS400で一旦指定された加工領域画像の大きさが、イオンビームの照射前(加工前)に変形されたか否かを判断するものである。
ステップS204で「No」であれば、制御部90は、加工領域画像に含まれる各ピクセルの試料画像上での座標及び輝度を取得する(ステップS206)。一方、ステップS204で「Yes」であれば、制御部90は、後述する加工領域画像の補間処理を行う(ステップS220)。
ステップS206を行った後、制御部90は、ラスタースキャンにより各ピクセルの座標に応じたイオンビーム20Aの走査を行う(ステップS208)。ラスタースキャンでは、制御部90は、走査線上に存在する加工領域画像のピクセルの座標をそれぞれイオンビームの照射位置として設定し、個々のピクセルの座標に応じた位置にイオンビーム20Aが照射されるよう、偏向器を制御する。さらに、制御部90は、ステップS208で設定したピクセルの輝度に応じてイオンビームのドーズ量を設定する(ステップS210)。具体的には、ステップS210で制御部90は、イオン源21のビーム照射時間及び/又は電流を制御し、照射されるイオンビーム20Aのドーズ量を制御し、イオンビームによる加工の程度(エッチング深さやデポジション膜の厚み)を調整する。
つまり、制御部90は、ラスタースキャンにより1個のピクセルの座標を設定する毎に、ステップS208、S210の処理を行い、ステップS210の処理に応じて試料2の表面に、所定ドーズ量のイオンビーム20Aを照射する。このラスタースキャンによるイオンビーム照射は、以下のステップS214で「Yes」と判定されない限り、走査は繰り返される。
なお、ステップS208で、必要に応じてローテーション機構60cやチルト機構60aを制御してもよい。
次に、ステップS214で、制御部90はステップS204と同様に加工領域画像の変形指示を入力手段92から受信したか否かを判定する。ステップS214で「No」であれば、ステップS216へ移行し、制御部90はラスタースキャンが終了したか否か(最後の走査線の最後のピクセル位置を読取ったか否か)を判定する。ステップS214の判定は、加工領域画像の大きさが、イオンビームの照射中(加工中)に変形されたか否かを判断するものである。
ステップS216で「No」であれば、ステップS210へ移行し、ラスタースキャンによる処理S208、S210を繰り返す。一方、ステップS216で「Yes」であればラスタースキャンを終了し、処理全体を終了する。
次に、ステップS204及び/又はステップS214で「Yes」の場合、制御部90は、加工領域画像の補間処理を行う(ステップS220)。この実施形態では、ステップS214で「Yes」の場合、つまり、イオンビームで加工している途中で、オペレータが加工領域画像を変形し、入力手段92から加工領域画像の変形指示を受信した(ステップS404)場合について説明する。
制御部90は、ステップS404で加工領域画像の変形指示を受信すると(ステップS214で「Yes」)、ステップS220で加工領域画像の補間処理を行う。加工領域画像は画像データ(ビットマップデータ)であり、変形(縮小拡大)によってピクセル数も増減し、画像品質が劣化する。補間処理は、予め記憶部93に格納されたもとの加工領域画像を縮小拡大した際に、画像の品質低下を防止する処理であり、本発明ではあらゆる公知の補間処理を適用することができる。公知の補間処理として、例えば、バイリニア方式、バイキュービック方式、ニアレストネイバー方式が挙げられ、これらに限定されるものではないが、バイリニア方式を好適に用いることができる。
本実施形態においては、上述したように、ステップS210で、ピクセルの輝度に応じてイオンビームのドーズ量を設定する。そして、例えばバイリニア方式によれば、加工領域画像の縮小拡大の前後で、座標の近い4個のピクセルの平均値を採用し、輝度の変化が平均化される。そのため、画像を縮小拡大しても輝度の変化が平滑化されるので、輝度に応じたイオンビームのドーズ量(つまり、エッチング深さ)の変化も縮小拡大前後で少なくなり、もとの画像を再現した加工を行うことができる。加工領域画像の一方向を拡大縮小した場合も同様であり、これにより加工領域の縦横比を変更することもできる。
次に、図2のステップS202〜S210(但し、ステップS204で「No」の場合)の処理に伴う、表示装置92上の画面遷移について図3、図4を参照して説明する。
図3は、表示装置92上の画面500を示し、画面500の左側には、ステップS202で生成した試料画像502が表示されている。一方、画面500の右上には集束イオンビーム装置100の各種操作をオペレータが指示するための指示画面504が表示されている。そして、画面500の右下には、画像データ(ビットマップデータ)として予め記憶部93に記憶されている加工領域画像506が一覧表示されている(図2では、加工領域画像の一部のみを表示)。
図3で、オペレータが加工領域画像506として星形506aを選択し、図4に示すように試料画像502上で星形506aを指定する(ステップS400に対応)。この指定は、例えば加工領域画像506上で星形506aを選択し、マウス等のポインティングデバイスでドラッグして試料画像502上の所定位置でドロップして行うことができる。なお、この例では、図4に示す星形506aの内部がエッチング加工される。
図5は、図2のステップS208、S210のラスタースキャンによるイオンビームの照射方法を示す。図5において、走査線R1上には加工領域画像(星形)506aのピクセルaが位置する。同様に、走査線R2上には星形506aのピクセルb、cが位置し、走査線R3上には星形506aのピクセルd、eが位置する。
なお、図5の各ピクセルの符号のカッコ内は輝度を表す。例えば、ピクセルa(10)は、ピクセルaの輝度が10であることを表す。
走査線R1に沿ってラスタースキャンを行い、ピクセルaに相当する位置で、輝度10に対応したドーズ量のイオンビームを照射する。次に走査線R2に移り、それぞれピクセルb、cに相当する位置で、輝度50に対応したドーズ量のイオンビームを照射する。次に走査線R3に移り、それぞれピクセルd、e、fに相当する位置で、それぞれ輝度100、200,100に対応したドーズ量のイオンビームを照射する。
つまり、この例では、星形506aの先端から中心に向かって輝度が高くなり、エッチング深さも深くなっている。
次に、図2のステップS404、S214の補間処理における、表示装置92上の画面遷移について図6を参照して説明する。
表示装置92上の試料画像502上で、オペレータが加工領域画像(星形)506aを変形(拡大)した場合、試料画像502上には拡大画像506bが表示され、この変形指示が入力手段92を介して制御部90に送信される(ステップS404)。この変形指示は、例えば試料画像502上で星形506aを選択し、マウス等のポインティングデバイスでドラッグして画像を拡大しドロップして行うことができる。
制御部90は、拡大画像506bの試料画像502上での座標と、もとの星形506aの試料画像502上での座標とを比較し、星形506aの縦横の拡大率を算出し、公知の補間処理を行い、拡大画像506bのピクセルの座標及び輝度を設定する。
図7は、補間処理後のラスタースキャンによるイオンビームの照射方法を示す。拡大画像506bではもとの画像506aに比べて走査線が増えている。(R1〜R4)そして、補間処理により、もとのピクセルa、bの間にピクセルb1が補間され、もとのピクセルa、cの間にピクセルc1が補間されている。同様に、ピクセルb2、c2、e1、e2、fが補間されている。
そして、例えば、ピクセルb1の輝度がもとのピクセルa(10)、b(50)の輝度の間の値を採るように補間処理されている。このため、ピクセルの輝度の変化も平滑化され、輝度に応じてイオンビームで加工する際、加工の程度の変化も平滑になり、加工領域画像を変形しても、もとの画像を再現した加工を行うことができる。例えば、この例では、もとの画像506aでは、星形の先端から中心に向かって深くなる加工が行われるが、拡大画像506bにおいても、星形の先端から中心に向かう輝度の変化が平滑化され、もとの画像506aと同様に星形の先端から中心に向かって深くなる加工が再現される。
本発明は上記実施形態に限定されず、本発明の思想と範囲に含まれる様々な変形及び均等物に及ぶことはいうまでもない。
例えば、上記実施形態では、加工領域画像のピクセルの輝度に応じてイオンビームのドーズ量を連続的に変化させ、エッチング加工の深さを連続的に変化させたが、ピクセル毎の輝度を2値化してもよい。この場合、制御部90は図2のステップS206で読取ったピクセル毎の輝度を2値化し、ステップS210においてドーズ量の設定をせず、輝度の2値化の閾値に応じ、集束イオンビームの照射をオン・オフすればよい。具体的には、星形506aの内側に位置するピクセルは輝度の閾値を超えるので、星形506aの内側に一定ドーズ量で集束イオンビームが照射される一方、星形506aの外側のピクセルは輝度の閾値以下であるのでイオンビームの照射がオフとなる。
ピクセル毎の輝度を2値化した場合、イオンビームのドーズ量は一定となり、エッチング加工の深さも一定となるが、制御部90の処理負担が軽減され、加工速度が速くなる。一方、ピクセルの輝度に応じてイオンビームのドーズ量を連続的に変化させる場合、エッチング深さを連続的に変えることができ、断面が斜めの加工や、凸レンズの作成等が容易に行える。
又、本発明において、図2のステップS214の処理のように、イオンビームの照射中に加工領域(照射領域)を変更した場合には、イオンビームの照射方向に垂直な方向に径の異なる孔(エッチング加工の場合)や、径の異なる析出物(デポジションの場合)を形成することができる。
又、上記実施形態では、ステップS208で、ラスタースキャンにより各ピクセルの座標に応じてイオンビーム20Aの走査を行ったが、ベクタースキャンによってイオンビーム20Aを照射してもよい。ベクタースキャンを用いる場合、走査方向を制限せず、加工領域画像が有するピクセルの座標を制御部90が読取り、それぞれイオンビームの照射位置として設定する。そして、個々のピクセルの座標毎にイオンビーム20Aを照射するよう、偏向器を制御する。
本発明の実施形態に係る集束イオンビーム装置の全体構成を示すブロック図である。 加工領域画像の設定、変形及びイオンビームによる加工処理のフローを示す図である。 ステップS202〜S210の処理に伴う、表示装置上の画面を示す図である。 図3に続く図である。 ラスタースキャンによるイオンビームの照射方法を示す図である。 補間処理における表示装置上の画面を示す図である。 補間処理後のラスタースキャンによるイオンビームの照射方法を示す図である。
符号の説明
2 試料
20 集束イオンビーム照射機構
20A 集束イオンビーム
60 試料ステージ
60b 移動機構
70 (二次荷電粒子)検出器
90 制御部(画像生成手段、加工領域設定手段、照射位置設定手段、ビーム設定手段、補間手段、2値化手段)
91 表示手段(表示装置)
100 集束イオンビーム装置
502 試料画像
506、506a 加工領域画像
506b 変形された加工領域画像
a〜f ピクセル

Claims (7)

  1. 試料を載置すると共に該試料の位置を移動させる移動機構を有する試料ステージと、
    集束イオンビームを前記試料に照射する集束イオンビーム照射機構と、
    前記集束イオンビーム又は他の電子ビームを前記試料に照射して生じる二次荷電粒子を検出する検出器と、
    前記検出器の検出データに基づき、前記試料の試料画像を生成する画像生成手段と、
    前記試料画像を表示する表示手段と、
    前記集束イオンビームの照射位置に対応したピクセルを複数含み、前記ピクセル毎に定められた輝度に応じて、前記集束イオンビーム照射機構から照射される前記集束イオンビームのドーズ量が決められた加工領域画像を、予め少なくとも1つ格納する記憶部と、
    前記表示手段に表示された前記試料画像上で、前記加工領域画像とその位置を設定する加工領域設定手段と、
    前記加工領域画像に含まれる前記ピクセルの座標を、前記試料への前記照射位置として設定する照射位置設定手段と、
    前記ピクセル毎に定められた前記輝度に応じて、前記ドーズ量を設定するビーム設定手段と、
    前記集束イオンビームを前記試料に照射する前、又は照射の途中で、前記加工領域設定手段によって前記加工領域画像が変形された場合に、該加工領域画像のピクセルを補間処理すると共に、当該補間されたピクセルの輝度をも補間処理する補間手段とを備えた集束イオンビーム装置。
  2. さらに、前記ピクセル毎の輝度を2値化する2値化手段を備え、
    前記ビーム設定手段は、前記2値化された輝度に応じて、一定ドーズ量で集束イオンビームの照射をオンするか、又は集束イオンビームの照射をオフする請求項1記載の集束イオンビーム装置。
  3. 前記集束イオンビームの照射による前記試料の加工は、前記試料のエッチング又は前記試料へのデポジションである請求項1又は2記載の集束イオンビーム装置。
  4. 集束イオンビーム装置を用いて集束イオンビームを試料に照射して加工を行う方法であって、
    前記集束イオンビームの照射位置に対応したピクセルを複数含み、前記ピクセル毎に定められた輝度に応じて、前記集束イオンビーム照射機構から照射される前記集束イオンビームのドーズ量が決められた加工領域画像を、予め少なくとも1つ格納する記憶過程と、
    前記試料の試料画像上で、前記加工領域画像とその位置を設定する加工領域設定過程と、
    前記加工領域画像に含まれる前記ピクセルの座標を、前記試料への前記照射位置として設定する照射位置設定過程と、
    前記ピクセル毎に定められた前記輝度に応じて、前記ドーズ量を設定するビーム設定過程と、
    前記集束イオンビームを前記試料に照射する前、又は照射の途中で、前記加工領域画像が変形された場合に、該加工領域画像のピクセルを補間処理すると共に、当該補間されたピクセルの輝度をも補間処理する補間過程とを有する集束イオンビーム装置を用いた試料の加工方法。
  5. さらに、前記ピクセル毎の輝度を2値化する2値化過程を有し、
    前記ビーム設定過程において、前記2値化された輝度に応じて、一定ドーズ量で集束イオンビームの照射をオンするか、又は集束イオンビームの照射をオフする請求項4記載の集束イオンビーム装置を用いた試料の加工方法。
  6. 前記集束イオンビームの照射による前記試料の加工は、前記試料のエッチング又は前記試料へのデポジションである請求項4又は5記載の集束イオンビーム装置を用いた試料の加工方法。
  7. 集束イオンビーム装置を用いて集束イオンビームを試料に照射して加工を行うコンピュータプログラムであって、
    前記集束イオンビームの照射位置に対応したピクセルを複数含み、前記ピクセル毎に定められた輝度に応じて、前記集束イオンビーム照射機構から照射される前記集束イオンビームのドーズ量が決められた加工領域画像を、予め少なくとも1つ格納する記憶過程と、
    前記試料の試料画像上で、前記加工領域画像とその位置を設定する加工領域設定過程と、
    前記加工領域画像に含まれる前記ピクセルの座標を、前記試料への前記照射位置として設定する照射位置設定過程と、
    前記ピクセル毎に定められた前記輝度に応じて、前記ドーズ量を設定するビーム設定過程と、
    前記集束イオンビームを前記試料に照射する前、又は照射の途中で、前記加工領域画像が変形された場合に、該加工領域画像のピクセルを補間処理すると共に、当該補間されたピクセルの輝度をも補間処理する補間過程をコンピュータに実行させる集束イオンビーム加工用コンピュータプログラム。
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