JP4873367B2 - 容器用の捩じ切り開封機構 - Google Patents

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Description

この発明は流動性内容物を収容する容器に使用するスパウトとキャップからなる内容物注出部を捩じ切り開封するための捩じ切り開封機構に関するものである。
容器の内容物注出部材の構造のうちには、スパウトとキャップとから成る捩じ切り開封形式のものがある。例えば、輸液用容器は内容物として栄養剤や医薬剤等の輸液用剤を充嗔した容器で、その輸液用剤は輸液用容器からカテーテルを通して患者に注入される。
このような輸液用容器としては可撓性袋容器からなるパウチ容器が開発され、実用されている。輸液用容器の注出口部には液通路が閉じられているスパウトが取り付けられ、さらにその外側にキャップが装着されてスパウトを保護し、液通路の不時の開口を防いでいる。このスパウトとキャップがスパウト−キャップ組体を構成する。
内容物注出操作として輸液操作を行う場合には、キャップを外し、スパウトの注出口を開口させ、その注出口をカテーテルに接続する。この輸液操作を簡単にして装着者の負担を軽減させるための工夫として、スパウト―キャップ組体では次のような構成が採られている。
それはキャップの取り外し動作が同時にスパウトの注出口の開口動作となるような構成であって、そのような構成の従来の技術は特許文献1〜4に記載されている。
特開2002−293361号 特開2002−211593号 実登2605789号 特開2006−27662号
特許文献1及び2ではスパウトの液通路の上端を封止部材で封止しておいて、このスパウトにキャップを外被させる。一方キャップ内部の上端にはスパウトの封止部材を受け入れることができる大きさの空所が設けられている。キャップが外被した状態では、スパウトの封止部材がキャップの空所に嵌入してスパウトとキャップは一体的に結合している。
容器から内容物を注出するときには、キャップを外す必要があるが、この動作としてキャップを回転させながら引き上げると、封止部材はキャップに保持されたままとなるので、封止部材はスパウトから捩じ切られ、注出口は開口する。
しかるにこのような構成のスパウト―キャップ組体では、まず、スパウト―キャップ組立を工場で組立てる場合に、封止部材が正しくキャップの空所に嵌入するためには、打栓作業時のスパウトとキャップの正確な位置合わせが必要であるが、引用文献1及び2に記載されたスパウト―キャップ組体ではその位置合わせのための工夫がなされていないので、位置あわせが困難である。
次に引用文献3に記載されたスパウト―キャップ組体では、封止部材の縦溝とキャップ空所の縦溝が噛み合って封止部材をキャップが保持するのであるが、スパウトがカム機構を備えていて、キャップを回転させるとそのカム機構によってキャップが上昇する構成になっていて、結局封止部材とキャップは縦方向に相対変化が可能であるので、その結果として捩じ切った後の封止部材がキャップの空所から外れて脱落するおそれがある。
特許文献4に記載されたスパウト―キャップ組体では、封止部材のキャップからの脱落を防ぐ構造としている。しかし、封止部材の捩じ切りが完了したことを操作者に感知させることは、開封時の誤操作を防ぐために大切なことであるが、このスパウト―キャップ組体では、そのような操作の完了を操作者に感知させる手段が設けられていないので誤操作が発生しやすい。
このようなことから、スパウトの液通路の封止部材をキャップによって捩じ切って開封する形式のスパウト―キャップ組立において、打栓時のスパウトとキャップの位置合せが容易で、封止部材をキャップの空所に正しい姿勢で嵌合させることができ、また封止部材の捩じ切りが完了したことを操作者に確実に感知させることができて、操作者の誤動作を防ぐことができ、また、捩じ切った封止部材を脱落させることなしに確実にキャップ内に保持させることができるスパウト―キャップ組体の捩じ切り開封機構を提供することを目的とするものである。
この目的に対応して、この発明の容器用の捩じ切り開封機構は容器の注出口部に取り付けられるスパウトと前記スパウトに相対回転可能に装着するキャップとを有し、前記スパウトの液通路の封止部材を前記キャップによって捩じ切って開封する捩じ切り開封機構であって、前記スパウトは、筒状の胴部内に基端で前記容器の内部と連通する前記液通路を有するとともに、前記液通路の先端は捩じ切り可能に胴部に連結して前記液通路を封止する前記封止部材を備え、かつ、前記胴部に前記相対回転の中心線に垂直な方向に突出する回動防止突起が形成されており、前記キャップは、前記スパウトの前記胴部の少なくとも上部分を同心状に嵌入させることができる下端部が開放している筒状空所を形成する筒状壁を有するとともに、前記筒状壁の下部には前記相対回転の中心線を含む平面に沿って下端開放の回動防止凹部と離脱位置決め用の凹部とが形成され、前記離脱位置決め用の凹部は前記キャップが前記スパウトに対して離脱可能な相対回転位置に回転したときに前記回動防止突起が嵌入する位置に形成されており、かつ、前記筒状空所の上部にはスパウトの前記封止部材を保持することが可能な封止部材保持部と、前記封止部材保持部内の前記封止部材と係合して前記封止部材との前記中心線回りの相対回転を阻止することが可能な回り止め部を有することを特徴としている。
請求項1に記載された発明では、キャップに回動防止凹部が形成されスパウトにキャップを装着させるに適した位置関係になったときに、回動防止突起が回動防止凹部に嵌入するので、キャップの正しい姿勢での装着が可能である。また、装着後不意にキャップが回転してしまうおそれがない。
スパウトに回動防止突起が形成され、キャップには離脱位置決め用の凹部が形成され、スパウトからキャップを離脱させるに適した回転角度位置関係になったときに回動防止突起が離脱位置決め用の凹部に嵌入して、クリック感が生じ、かつその状態を目視で確認することができるのでキャップを外す操作における誤動作を防ぐことができる。
請求項2に記載された発明では、スパウトの封止部材の輪郭が相対回転中心を中心とする円形ではないので、封止部材とこれを保持するキャップとの間に相対回転が生じることがなく、封止部材の捩じ切りが確実に行える。
請求項3に記載された発明では、回動防止凹部と離脱位置決め用の凹部の角度位置を変えて配置したので、キャップをスパウトに対して相対的に回転させ、回動防止突起を回動防止凹部から乗り越えさせ、離脱位置決め用の凹部に回転係止されることで、相対回転が確実に行なわれ、確実に封止部材を折り取ることができる。
請求項4に記載された発明では、スパウトとキャップに係合離脱用の張り出し部があって、この係合離脱用の張り出し部はキャップが離脱位置にあるときに離脱し、装着位置にあるときに係合するので、キャップの保持及び離脱が確実である。
請求項5に記載された発明では、回動防止凹部及び離脱位置決め用の凹部が、溝またはスリットであるので、回動防止突起の嵌入及び係止が確実である。
請求項6に記載された発明では、回動防止凹部が広幅であるので、キャップをスパウトに打栓する際の位置決めが容易である。
以下この発明の詳細を最良の実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
図1から図7において1はスパウト−キャップ組体であるスパウト−キャップ組体1は容器4の注出口部5に取り付けられるスパウト2とそれに外嵌するキャップ3とからなっている。
図8から図11に示すように、スパウト2は連通する容器取付部6と胴部7とを有している。容器取付部6はスパウト2を容器4の注出口部5に液密に取り付ける部分で、容器4の注出口部5に差し込まれて、外周部8で容器4の素材と接着する。
胴部7は内部に液通路11を有しており、液通路11は基端部12が容器取付部6の液通路13と連通し、液通路13を介して容器4の内部と連通している。
胴部7の外周にはカテーテルのチューブ(図示せず)に差し込む部分であるので、この部分には滑り止めの段部14が4段形成されている。液通路11の上端は封止部材15によって閉じられており、封止部材15は薄肉部16によって胴部7に連結しており、封止部材15を相対回転の中心線17の回りに捩じると薄肉部16が捩じ切れて封止部材15が胴部7から分離し、液通路11が開封する。この封止部材15を中心線17回りに回転させて捩じるための工具としては後述するキャップ3が機能するが、このキャップ3との結合を確実にして封止部材15とキャップ3との相対回転である空回りを防ぐために封止部材15の相対中心線17に垂直な輪郭形状は相対中心線17を中心とする円形ではないことが望ましい。この実施形態では相対中心線17に垂直な封止部材15の輪郭形状は円形の中心部9とその外側に放射状に突出する係止翼10をもった形状であり、かつ図10に示すように中心部9の円筒側面から下向きの係止庇19が張り出している。
胴部7の表面からは回動防止突起18が中心線17に垂直な方向に突出して形成されている。この回動防止突起18はキャップ3がスパウト2から離脱することが可能な回転角度位置にあるときに、後述するキャップ3の離脱位置決め用のスリット21に嵌入してそのことを、つまりキャップ3がスパウト2から離脱することができる状態にあることを操作者に感知させて誤操作を防ぐためのものである。
胴部7には係止用外方張り出し部として、つば22が中心線17に垂直な方向に張り出して形成されている。つば22の外周部は円弧部分23とその円弧部分23を直線状に裁断した弦形部分24とで構成されている。円弧部分23の直径d1は後述するキャップ3の下端の内径D1とほぼ等しく、したがって、キャップ3をスパウト2に同心状に外嵌操着したときに、つば22はキャップ3の筒体25の下端の内側に密に入り込むことができてキャップ3の筒体25に対して相対回転可能である。弦形部分24は中心線17に垂直な直径方向の長さがd2で、キャップ3の筒状壁25の下端の内径D1より大幅に小さい。弦形部分24の中心部分から半径方向に回動防止突起18が突出している。回動防止突起18の先端26の直径方向の長さはd3で、d3はD1よりも大きくd3=D1+幾分の長さtに設定されているので、回動防止突起18が筒体25の内に入るにはキャップ3の大径部32を挟ませて拡げるかまたは回動防止突起18を変形して形状を短縮しなければならない。
なお、キャップ3をスパウト2に挿入するための位置関係については後述する。
一方、キャップ3は図12から図18に示すように、筒状の筒状壁25を有し、筒状壁25はスパウト2の少なくとも上部分を同心状に嵌入させることができる円筒状の筒状空所27を形成するものであって、筒状空所27の上端は筒状壁25に固着した天板28によって閉じられ、筒状空所27の下端は開放である。筒状壁25は下部にある肩部29を境にして上方の小径部31と下方の大径部32とからなっている。小径部31の上端近傍には封止部材保持部33と当接部34が設けられている。
封止部材保持部33は中心線17の回りに90°の角度間隔を置いて筒状空所27内に突出して封止部材15の側面に対向する保持部材35を備えていて、4個の保持部材35が協働してあたかも袋ナットのような機能を発揮して封止部材15を保持し封止部材15とキャップ3との中心線17回りの相対回転を阻止する。
当接部34は保持部材35からさらに封止部材保持部33の中央に向って突出する当接部材36を備えていて、それぞれの当接部材36は封止部材保持部33内に入った封止部材15の側面から延出している係止庇19と係合して封止部材15が折り取られても封止部材保持部33内に離脱することなく保持する。
キャップ3の筒状壁25の大径部32には離脱位置決め用のスリット21が形成され、離脱位置決め用のスリット21は中心線17を含む平面に沿って位置していて下端38が開放である。スリット21の円周方向の幅はスパウト2の位置決め用突起18の円周方向の幅と同等か或いはそれよりも大きい。
さらに大径部32の内面には回動防止凹部41が形成されている。回動防止凹部41は中心線17を含む平面に沿って位置していて中心線17に向う側面42及び下端43が開放である。回動防止凹部41の円周方向の幅は回動防止突起18の円周方向の幅と同等か或いはそれよりも大きい。但し離脱位置決め用のスリット21と回動防止凹部41とは中心線17回りの角度位置が例えば90°相違する位置に形成されている。
このスパウト−キャップ組体1にあっては、容器製造機械(スパウト―キャップ組付組立機)がスパウト2にキャップ3を装着する時にはスパウト2の回動防止突起18と回動防止凹部41との相対位置関係を検出して回動防止突起18が嵌入するように装着すれば、キャップ3の封止部材保持部33にスパウト2の封止部材15を正しく入り込むように装着することができる。そして不意にキャップ3は回動せず弱く固定され、力をいれて回動したときにキャップ3が回動防止突起18によって撓み拡げられるか、回動防止突起18が縮められることによってキャップ3は回動させることができる。
なお、本実施形態では離脱位置決め用凹部として、スリット21を採用しているため、キャップはより撓みやすくなっており、そのため無理なく回動できる程度に設定されている。
一方、操作者がスパウト2を開放して内容液を容器4から注出しようとするときに、キャップ3を中心線17の回りに回転させてスパウト2の回動防止突起18が回動防止凹部41を乗り越え離脱位置決め用のスリット21に入り込むのを確認すれば、封止部材15が完全に捩じ切られ、スパウト2が開封され、キャップ3を離脱させるのに適した回転角度位置に達していることを知ることができる。
キャップ3の筒状壁25の大径部32の内面からは中心線17に向って係止用内方張り出し部44が形成されている。この実施形態では係止用内方張り出し部44はアンダーカット45で構成されている。係止用内方張り出し部44は大径部32の内周に沿って形成されているが、内周を一周するのではなく、隙間47を置いて不連続に形成されている。この係止用内方張り出し部44はスパウト2にキャップ3が装着された時にスパウト2のつば22の円弧部分23と係止してキャップ3の脱落を防止する。一方、キャップ3が離脱位置に達したときにはこの係止用内方張り出し部44にはスパウト2のつば22の弦形部分24が対応して位置することとなり、寸法の小さい弦形24は係止用内方張り出し部44とは接触しないので、キャップ3がスパウト2から離脱するのを許容する。
このように構成されたスパウト―キャップ組体1の作用は次の通りである。
容器の製造機械が例えばスパウト2の回動防止突起18とキャップ3の回動防止凹部41を検出して回動防止凹部41に回動防止突起18が嵌入するようにキャップ3をスパウト2に中心線17の方向に打栓すれば、キャップ3の封止部材保持部33にスパウト2の封止部材15が正しく入り込み、封止部材15は各側面を保持部材35に囲まれ、かつ当接部材36に抑えられて保持される。この時キャップ3の係止用内方張り出し部44はスパウト2のつば22の円弧部分23と係止している。こうしてスパウト―キャップ組体1が完成する。
次にスパウト―キャップ組体1を開封する場合には、スパウト2に対してキャップ3を相対中心線17の回りに回転するとキャップ3が封止部材15の各側面のうち4側面をキャップ3を平面から見た円の接線方向に押すので、封止部材15は相対中心線17の回りに回転され、薄肉部16で捩じ切られ、液通路11は開封する。
さらに回転が続くと回動防止突起18がキャップ3の離脱位置決め用のスリット21に入るので回動防止突起18の弾性変形の復元による振動或いはクリック音が発生しまた目視もできるので操作者はキャップ3を引き抜くのに適した状態に達したことを感知し、図19に示すように、開封したスパウト2からキャップを引き抜いて離脱させることができる。この時スパウト1の封止部材15は捩じ切られキャップ3内に保持される。
図20から図26には、この発明の第2の実施形態に係わるキャップ3bが示されている。このキャップ3bには水抜き溝が形成されている点で、前述のキャップ3と異なっている。すなわちキャップ3bでは筒状壁25bの小径部31の下端部の内面に中心線17の方向に水抜き溝46が形成されていて、この水抜き溝46はスパウト―キャップ組体1に装着された状態ではスパウト2の係止用内方張り出し部44(図15)の隙間47を通して回動防止凹部41に通じており、キャップ3bの水洗水の残液などを放出することができる。
次に図27以降に示すこの発明の第3の実施形態に係る捩じ切り開封機構について説明する。この第3の実施形態に係る捩じ切り開封機構は第1の実施形態に係る捩じ切り開封機構とは、主として、離脱位置決め用の凹部及び回動防止突起の各形状乃至構造において相違している。
すなわち、離脱位置きめ用凹部については第1の実施形態に係る捩じ切り開封機構では離脱位置決め用の凹部21がキャップの円筒壁を切り欠いて形成したスリットであり、回動防止突起18が短尺の棒状であるのに対し、第3の実施形態に係る捩じ切り開封機構では離脱位置決め用の凹部21c(図43〜図46)がキャップの円筒壁の内面に形成された溝状であり、回動防止突起18cが板状をなしている点で相違している。以下説明する。
図27から図31において1cはスパウト−キャップ組体であるスパウト−キャップ組体1cは容器4の注出口部5に取り付けられるスパウト2cとそれに外嵌するキャップ3cとからなっている。
図32から図39に示すように、スパウト2cは連通する容器取付部6cと胴部7cとを有している。容器取付部6cはスパウト2cを容器4の注出口部5に液密に取り付ける部分で、容器4の注出口部5に差し込まれて、外周部8cで容器4の素材と接着する。
胴部7cは内部に液通路11c(図37)を有しており、液通路11cは基端部12cが容器取付部6cの液通路13cと連通し、液通路13cを介して容器4の内部と連通している。
胴部7cの外周にはカテーテルのチューブ(図示せず)に差し込む部分であるので、この部分には滑り止めの段部14cが4段形成されている。液通路11cの上端は封止部材15cによって閉じられており、封止部材15cは薄肉部16cによって胴部7に連結しており、封止部材15cを相対回転の中心線17cの回りに捩じると薄肉部16cが捩じ切れて封止部材15cが胴部7cから分離し、液通路11cが開封する。この封止部材15cを中心線17c回りに回転させて捩じるための工具としては後述するキャップ3cが機能するが、このキャップ3との結合を確実にして封止部材15cとキャップ3cとの相対回転である空回りを防ぐために封止部材15cの相対中心線17cに垂直な輪郭形状は相対中心線17cを中心とする円形ではないことが望ましい。この実施形態では図33に示すように相対中心線17cに垂直な封止部材15cの輪郭形状は円形の中心部9cとその外側に放射状に突出する係止翼10cをもった形状であり、かつ図35、図39に示すように中心部の円筒側面から下向きの係止庇19cが張り出している。
胴部7cの表面からは板状の回動防止突起18cが中心線17に垂直な方向に突出して形成されている。回動防止突起は18cは中心線17c側にむかう側、すなわち内方がわの側面がスパウト2cに固着され、上端及び外側の側面が露出されたような形状となっている。回動防止突起18cの下端も露出されたような形状でもよいが、本実施形態のように、後述のガードつば30cが下方に存在する場合はそれと接続固着させたような形状が好ましい。この回動防止突起18cはキャップ3cがスパウト2cから離脱することが可能な回転角度位置にあるときに、後述するキャップ3cの離脱位置決め用の凹部21cに嵌入して、そのことを、つまりキャップ3cがスパウト2cから離脱することができる状態にあることを操作者に感知させて誤操作を防ぐためのものである。
胴部7cには係止用外方張り出し部としてつば22cが中心線17cに垂直な方向(胴部7cの直径方向外方)に張り出して形成されている。つば22cの外周部は円弧部分23cとその円弧部分23cと同心の円を直線状に裁断した弦形部分24cとで構成されている。円弧部分23cの直径d1は後述するキャップ3cの下端の内径D1とほぼ等しく、したがって、キャップ3cをスパウト2cに同心状に外嵌操着したときに、つば22cはキャップ3cの筒体25cの下端の内側に密に入り込むことができてキャップ3cの筒体25cに対して相対回転可能である。弦形部分24cは中心線17cに垂直な直径方向の長さがd2で、キャップ3cの筒状壁25cの下端の内径D1より大幅に小さい。つば22cより下方側にはガードつば30cが設けられ、主にスパウト2cの製造後にスパウト2cをガードつば30cの下端で吊り下げ搬送するために用いられる。回動防止突起18は板状をなしていて下端がガードつば30cに固定し中心線17cに向う側の内方がわの側面が胴部7cに固定されたような形状をしていて、ガードつば30cの上端から回動防止突起18cの上隅26cまでの高さh1(図38)はキャップ1cがスパウト2cに装着している状態において、図32に示すように、ガードつば30cの上面とキャップ3cの筒状壁25cの下端との距離h2より大きく設定されていて、キャップ1cがスパウト2cに装着している状態において先端26cは離脱位置決め用の凹部21c及び後述する回動防止凹部41cに嵌入可能な寸法をなしているが、上隅26cの直径方向の長さはd3で、d3はD1よりも大きくd3=D1+(幾分の長さt)に設定されているので、回動防止突起18cが筒状壁25cの内に入るにはキャップ3が撓み拡げられるか、または回動防止突起18cが変形して形状を短縮しなければならない。
一方、キャップ3cは図40から図46に示すように、筒状の筒状壁25cを有し、筒状壁25cはスパウト2cの少なくとも上部分を同心状に嵌入させることができる円筒状の筒状空所27cを形成するものであって、筒状空所27cの上端は筒状壁25cに固着または連接した天板28cによって閉じられ、筒状空所27cの下端は開放である。筒状壁25cは下部にある肩部29cを境にして上方の小径部31cと下方の大径部32cとからなっている。小径部31cの上端近傍には封止部材保持部33cと当接部34cが設けられている。
封止部材保持部33cは中心線17cの回りに90°の角度間隔を置いて筒状空所27c内に突出してスパウト2c側の封止部材15cの側面に対向する保持部材35cを備えていて、4個の保持部材35cが協働してあたかも袋ナットのような機能を発揮して封止部材15cを保持し封止部材15cとキャップ3cとの中心線17c回りの相対回転を阻止する。
当接部34cは保持部材35cからさらに封止部材保持部33cの中央に向って突出する当接部材36cを備えていて、それぞれの当接部材36cは封止部材保持部33c内に入った封止部材15cの側面から延出している係止庇19cと係合して封止部材15cを封止部材保持部33c内に離脱することなく保持する。
キャップ3cの筒状壁25cの大径部32cには離脱位置決め用の凹部21cが溝状に形成され、離脱位置決め用の凹部21cは中心線17cを含む平面に沿って位置していて下端38cが開放である。離脱位置決め用の凹部スリット21cの円周方向の幅はスパウト2cの回動防止凹部突起18cの円周方向の幅と同等か或いはそれよりも大きい。
さらに大径部32cの内面には回動防止凹部41cが溝状に形成されている。回動防止凹部41cは中心線17cを含む平面に沿って位置していて中心線17cに向う側面42c及び下端43cが開放である。回動防止凹部41cの円周方向の幅は回動防止突起18cの円周方向の幅と同等か或いはそれよりも大きい。但し離脱位置決め用の凹部21cと回動防止凹部41cとは中心線17c回りの角度位置が例えば90°相違する位置に形成されている。
このスパウト−キャップ組体1cにあっては、容器製造機械がスパウト2cにキャップ3cを装着する時にはスパウト2cの回動防止突起18cを検出して回動防止凹部41cに回動防止突起18cが嵌入するように装着すれば、キャップ3cの封止部材保持部33cにスパウト2cの封止部材15cを正しく入り込むように装着することができる。
一方、操作者がスパウト2cを開放して内容液を容器4から注出しようとするときに、キャップ3cを中心線17cの回りに回転させてスパウト2cの回動防止突起18cが離脱位置決め用の凹部21cに入り込むのを確認すれば、封止部材15cが完全に捩じ切られ、スパウト2cが開封され、キャップ3cを離脱させるのに適した回転角度位置に達していることを知ることができる。
キャップ3cの筒状壁25cの大径部32cの内面からは中心線17c側の直径方向内方側に向って係止用内方張り出し部44cが形成されている。この実施形態では係止用内方張り出し部44cは回動防止凹部41cの近傍でアンダーカット45cで構成されている。係止用内方張り出し部44cは大径部32cの内周に沿って形成されているが、内周を一周するのではなく、隙間46cを置いて不連続に形成されている(図43)。この係止用内方張り出し部44cはスパウト2cにキャップ3cが装着された時にスパウト2cのつば22cの円弧部分23cと係止してキャップ3cの脱落を防止する。一方、キャップ3cが離脱位置に達したときにはこの係止用内方張り出し部44cにはスパウト2cのつば22cの弦形部分24cが対応して位置することとなり、寸法の小さい弦形部分24cは係止用内方張り出し部44cとは接触しないので、キャップ3cがスパウト2cから離脱するのを許容する。
このように構成されたスパウト―キャップ組体1cの作用は次の通りである。
容器の製造機械がスパウト2cの回動防止突起18cとキャップ3cの回動防止凹部41cを検出して回動防止凹部41cに回動防止突起18cが嵌入するようにキャップ3cをスパウト2cに中心線17cの方向に打栓すれば、キャップ3cの封止部材保持部33cにスパウト2の封止部材15cが正しく入り込み、封止部材15cは各側面を保持部材35cに囲まれ、かつ当接部材36cに抑えられて保持される。この時キャップ3の係止用内方張り出し部44cはスパウト2cのつば22cの円弧部分23cと係止している。こうしてスパウト―キャップ組体1cが完成する。
次にスパウト―キャップ組体1cを開封する場合には、スパウト2cに対してキャップ3cを中心線17cの回りに回転するとキャップ3cが封止部材15cの各側面のうち4側面をキャップ3cを平面から見た円の接線方向に押すので、封止部材15cは中心線17cの回りに回転され、薄肉部16cで捩じ切られ、液通路11cは開封する。
さらに回転が続くと回動防止突起18cがキャップ3cの離脱位置決め用の凹部21cに入るので回動防止突起18cの弾性変形の復元による振動或いはクリック音が発生しまた目視もできるので操作者はキャップ3cを引き抜くのに適した状態に達したことを感知し、図47に示すように、開封したスパウト2cからキャップを引き抜いて離脱させることができる。この時スパウト―キャップ組体1cの封止部材15cは捩じ切られキャップ3c内に保持される。
このように、この発明によればスパウトの液通路の封止部材をキャップによって捩じ切って開封する形式のスパウト―キャップ組体において、打栓時のスパウトとキャップの位置合せが容易で、封止部材をキャップの空所に正しい姿勢で嵌合させることができ、また封止部材の捩じ切りが完了したことを操作者に確実に感知させることができて、操作者の誤動作を防ぐことができ、また、捩じ切った封止部材を脱落させることなしに確実にキャップ内に保持させることができるスパウト―キャップ組体の捩じ切り開封機構を得ることができる。
スパウト―キャップ組体の正面図 スパウト―キャップ組体の側面図 スパウト―キャップ組体の平面図 スパウト―キャップ組体の底面図 図3におけるA−A断面図 図3におけるB−B断面図 図3におけるC−C断面図 スパウトの平面図 図8におけるA−A断面図 図8におけるB−B断面図 図8におけるC−C断面図 キャップの正面図 キャップの側面図 キャップの平面図 キャップの底面図 図14におけるA−A断面図 図14におけるB−B断面図 図14におけるC−C断面図 キャップを外した状態を示すスパウト―キャップ組体の側面図 他のキャップの正面図 他のキャップの側面図 他のキャップの平面図 他のキャップの底面図 図22におけるA−A断面図 図22におけるB−B断面図 図22におけるC−C断面図 スパウト―キャップ組体の正面図 スパウト―キャップ組体の側面図 スパウト―キャップ組体の平面図 図29におけるA−A断面図 図29におけるB−B断面図 図29におけるC−C断面図 スパウトの平面図 スパウトの底面図 スパウトの正面図 スパウトの側面図 図33におけるA−A断面図 図33におけるB−B断面図 図33におけるC−C断面図 キャップの正面図 キャップの側面図 キャップの平面図 キャップの底面図 図42におけるA−A断面図 図42におけるB−B断面図 図42におけるC−C断面図 キャップを外した状態を示すスパウト―キャップ組体の側面図
符号の説明
1、1c スパウト―キャップ組体
2、2c スパウト
3、3b、3c キャップ
4 容器
5 注出口部
6、6c 容器取付部
7、7c 胴部
8、8c 外周部
9、9c中心部
10、10c 係止翼
11、11c 液通路
12、12c 基端部
13、13c 液通路
14、14c 滑り止めの段部
15、15c 封止部材
16、16、 薄肉部
17、17c 相対回転の中心線
18、18c 回動防止突起
19、19c 係止庇
21、21c 離脱位置決め用の凹部
22、22c つば
23、23c 円弧部分
24、24c 弦形部分
25、25c 筒状壁
26、26c 先端(上隅)
27、27c 筒状空所
28、28c 天板
29、29c 肩部
30、30c ガードつば
31、31c 小径部
32、32c 大径部
33、33c 封止部材保持部
34、34c 当接部
35、35c 保持部材
36 当接部材
38 下端
41、41c 回動防止凹部
42、42c 側面
43、43c 下端
44、44c 係止用内方張り出し部
45、45c アンダーカット
46 水抜き溝
47 隙間

Claims (7)

  1. 容器の注出口部に取り付けられるスパウトと前記スパウトに相対回転可能に装着するキャップとを有し、前記スパウトの液通路の封止部材を前記キャップによって捩じ切って開封する捩じ切り開封機構であって、前記スパウトは、筒状の胴部内に基端で前記容器の内部と連通する前記液通路を有するとともに、前記液通路の先端は捩じ切り可能に胴部に連結して前記液通路を封止する前記封止部材を備え、かつ、前記胴部に前記相対回転の中心線に垂直な方向に突出する回動防止突起が形成されており、前記キャップは、前記スパウトの前記胴部の少なくとも上部分を同心状に嵌入させることができる下端部が開放している筒状空所を形成する筒状壁を有するとともに、前記筒状壁の下部には前記相対回転の中心線を含む平面に沿って下端開放の回動防止凹部と離脱位置決め用の凹部とが形成され、前記離脱位置決め用の凹部は前記キャップが前記スパウトに対して離脱可能な相対回転位置に回転したときに前記回動防止突起が嵌入する位置に形成されており、かつ、前記筒状空所の上部にはスパウトの前記封止部材を保持することが可能な封止部材保持部と、前記封止部材保持部内の前記封止部材と係合して前記封止部材との前記中心線回りの相対回転を阻止することが可能な回り止め部を有することを特徴とする容器用の捩じ切り開封機構
  2. 前記スパウトの前記封止部材の前記中心線に垂直な外形輪郭は前記中心線上に中心を置く非円形形状をなしていることを特徴とする請求項1記載の容器用の捩じ切り開封機構
  3. 前記筒状壁の下部の内面には前記中心線を含む平面に沿って回動防止凹部が、前記離脱位置決め用凹部が形成されている前記中心線回りの角度位置とは異なる角度位置に形成されており、前記離脱位置決め用の凹部と回動防止凹部はそれぞれ前記スパウトの位置決め用の突起が嵌入可能であることを特徴とする請求項1記載の容器用の捩じ切り開封機構
  4. 前記スパウトの前記胴部の外周面には前記中心線回りに不連続状に係止用外方張り出し部が形成されており、前記キャップの前記筒状壁の内周面には前記中心線回りに不連続状に係止用内方張り出し部が形成されており、前記両張り出し部の係合は前記中心線回りの一定の角度位置で実現し、前記両張り出し部が離脱した角度位置において前記スパウトの回動防止突起が前記離脱位置決め用の凹部に嵌入する角度位置に配置されており、前記両係止用張り出し部が係合した角度位置において前記回動防止突起が前記回動防止凹部に嵌入する角度位置に配置されていることを特徴とする請求項1記載の容器用の捩じ切り開封機構
  5. 前記離脱位置決め用の凹部及び前記回動防止凹部は溝又はスリットであることを特徴とする請求項1〜4記載の容器用の捩じ切り開封機構
  6. 前記回動防止凹部の幅は前記離脱位置決め用の凹部の幅よりも広幅であることを特徴とする請求項1〜5記載の容器用の捩じ切り開封機構
  7. 前記請求項1〜6のいずれか一または二以上に記載した捩じ切り開封機構を用いたスパウト―キャップ組体
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