JP4872469B2 - 記憶素子の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、情報を記録することができる記憶素子の製造方法に係わる。
小型携帯端末等の通信機器の飛躍的な普及や、パソコン等の情報処理機器の普及に伴い、これらの機器を構成するメモリには、高集積化、高速化、低消費電力化等、さらなる高性能化が求められている。
特に、メモリの高密度・大容量化は、ますます重要な課題となっており、今後のさらなる微細化・配線等の多層化に対応するプロセス技術が必要となる。
そして、コンピュータ等の情報機器においては、ランダム・アクセス・メモリとして、動作が高速で、高密度のDRAMが広く使用されている。
しかしながら、DRAMは、電子機器に用いられる一般的な論理回路LSIや信号処理と比較して製造プロセスが複雑であるため、製造コストが高くなっている。
また、DRAMは、電源を切ると情報が消えてしまう揮発性メモリであり、頻繁にリフレッシュ動作、即ち書き込んだ情報(データ)を読み出し、増幅し直して、再度書き込み直す動作を行う必要がある。
そこで、電源を切っても情報が消えない不揮発性のメモリとして、例えばFeRAM(強誘電体メモリ)やMRAM(磁気記憶素子)等が提案されている。
これらのメモリの場合、電源を供給しなくても書き込んだ情報を長時間保持し続けることが可能になる。
また、これらのメモリの場合、不揮発性とすることにより、リフレッシュ動作を不要にして、その分消費電力を低減することができると考えられる。
しかしながら、上述の不揮発性のメモリは、各メモリセルを構成するメモリ素子の縮小化に伴い、記憶素子としての特性を確保することが困難になってくる。
このため、デザインルールの限界や製造プロセス上の限界まで素子を縮小化することは難しい。
そこで、縮小化に適した構成のメモリとして、新しいタイプの記憶素子が提案されている。
この記憶素子は、2つの電極の間に、ある金属を含むイオン導電体を挟んだ構造である。
そして、2つの電極のいずれか一方にイオン導電体中に含まれる金属を含ませることにより、2つの電極間に電圧を印加した場合に、電極中に含まれる金属がイオン導電体中にイオンとして拡散するため、これによりイオン導電体の抵抗値或いはキャパシタンス等の電気特性が変化する。
この特性を利用して、メモリデバイスを構成することが可能である(例えば特許文献1、非特許文献1参照)。
そして、例えば、記憶素子とダイオード或いはMOSトランジスタのような選択素子とを接続してメモリセルを形成し、このメモリセルをアレイ状に配置してメモリデバイスを構成することができる。
ところで、メモリ等において、配線層を形成する工程としては、配線材料を成膜してからパターニングして配線層を形成する方法があるが、その他にも、SiOやAl等の絶縁層に配線形状の溝を形成して、この溝に配線材料を埋め込んだ後に、CMP(化学的機械的研磨)法等の手法を用いて表面を研摩することにより、絶縁層上の配線材料を除去して配線層を形成する方法も採用されている。
また、多層配線構造において、下層の配線層と上層の配線層とを接続するために、絶縁層に下層の配線層に達する孔を形成して、孔内をも埋めてAl,Cu,W等の導電材料を堆積させることにより孔内にプラグ層を形成した後に、CMP法等の手法を用いて表面を研摩することにより、絶縁層上の導電材料を除去する方法が採用されている。
そして、これらの方法では、CMP法等の研磨により、配線層やプラグ層の表面の平坦化及び粗度改善を行っている。
特表2002−536840号公報 日経エレクトロニクス 2003年1月20日号(第104頁)
しかしながら、CMP法等の研磨では、絶縁層と、配線層やプラグ層との境界において、完全に段差をなくすことが困難である。
これは、使用する研磨装置の使用条件や制御性、研磨用スラリーの選択性、研磨パッドの弾力性や緻密度合い等、多種多様の組み合わせが存在し、これらを組み合わせた際の総合的な技術開発には非常に長い時間がかかること等から、異なる材料において研磨レートを合わせることが難しいためである。
また、CMP法等の研磨では、配線層やプラグ層の表面の細かい凹凸を、完全に平滑化することが困難である。
このような段差や細かい凹凸があることにより、研磨工程の後に、例えば、配線層やプラグ層と絶縁層とにわたって、薄膜を成膜すると、段差や凹凸の部分で薄膜が薄くなったり切れたりして、良好に成膜を行うことができなくなる。
そして、段差や凹凸の上に成膜した薄膜において、膜厚が場所によって異なってしまう問題や、薄膜の表面にも同様の凹凸ができてしまう問題があり、これらの問題を回避することが困難であった。
上述した問題の解決のために、本発明においては、容易に安定して良好な状態で製造することができる記憶素子の製造方法を提供するものである。
本発明の記憶素子の製造方法は、2つの電極の間に記録層を有して成り、2つの電極に極性の異なる電位を印加することによって、可逆的に記録層の抵抗値が変化する抵抗変化素子により、それぞれのメモリセルが構成された記憶素子を製造する際に、第1の絶縁層に形成された孔内に金属層が埋められた構造を形成する工程と、金属層及び第1の絶縁層を覆って第2の絶縁層を形成する工程と、この第2の絶縁層上にほぼ平坦な表面状態でレジストを形成する工程と、レジスト及び第2の絶縁層に対して、レジストがなくなりかつ金属層が表面に露出するまでエッチングを行う工程と、その後、金属層上に抵抗変化素子を形成する工程とを有するものである。
上述の本発明の記憶素子の製造方法によれば、金属層及び第1の絶縁層を覆って第2の絶縁層を形成し、この第2の絶縁層上にほぼ平坦な表面状態でレジストを形成するので、金属層と第1の絶縁層の各表面間に段差があっても、レジストによって平坦な表面状態とすることができる。この状態で、レジスト及び第2の絶縁層に対して、レジストがなくなりかつ金属層が表面に露出するまでエッチングを行うので、レジストの平坦な表面が、第2の絶縁層にも反映されていく。これにより、金属層が表面に露出するときに、金属層の表面と第2の絶縁層の表面との段差を充分に小さくすることができ、これら金属層の表面と第2の絶縁層の表面とをほぼ一致させて表面を平滑化することも可能になる。
また、第2の絶縁層を形成する工程から、金属層が表面に露出するまでエッチングを行う工程までの各工程を、複数回繰り返すことにより、1回では段差が残った場合でも、金属層の表面と第2の絶縁層の表面とをほぼ一致させて表面を平滑化することができる。
そして、絶縁層との表面の段差が充分に小さくなった金属層の上に抵抗変化素子を形成することにより、抵抗変化素子の記録層を良好な状態で形成することができる。
上述の本発明によれば、金属層と絶縁層との境界付近においても、抵抗変化素子の記録層を良好な状態で安定して形成することが可能となるので、記録層を極薄い(例えば膜厚数nm程度の)膜の単層又は積層膜としても、ほぼ均一な厚さで形成することが可能になる。
そして、上述の本発明によれば、記憶素子の抵抗変化素子の記録層を良好な状態で形成することができるため、記憶素子の製造歩留まりを大幅に向上することができる。
従って、メモリセルのサイズを微細化しても、記憶素子を容易に歩留まり良く製造することができるため、メモリセルの密度を高めることが可能になる。これにより、記憶装置(メモリ)の記憶容量の増大や小型化を図ることが可能になる。
また、CMP法による平坦化を行う場合のような、多くの要素の条件設定を行う必要が無くなることから、開発期間の短縮が可能となる。
さらにまた、本発明によれば、抵抗変化素子から成るメモリセルが多数配列された記憶装置において、各メモリセルの抵抗変化素子の記録層を、メモリセル毎のバラツキを少なく、均一に形成することができる。これにより、メモリセル毎の特性のバラツキがなく、性能の良い記憶装置を製造することができる。
本発明の製造方法に係る記憶素子の一形態の概略構成図(1つのメモリセルの断面図)を図1に示す。
この記憶素子は、図1に示す抵抗変化素子10が1つのメモリセルを構成し、このメモリセルが図示しないが多数アレイ状に配置されて構成されている。
図1に示す抵抗変化素子10は、絶縁層2に形成された穴(プラグ)内を埋めて下部電極1が形成され、この下部電極1に接続するように、比較的高い抵抗値を有する記憶層3と、この記憶層3上の、Cu,Ag,Znのうちのいずれかの元素が含有された、イオン源層4とが形成され、その上に電極下地層5を介して、上部電極6が形成されて構成されている。
記憶層3及びイオン源層4により、情報を記録(記憶)するための記録用積層膜(以下、記録層とする)11が構成される。
また、上部電極6及びその下地の電極下地層5により、電極層12が構成される。
下部電極1には、通常の半導体装置に用いられる配線材料や電極材料、例えばTiW,Ti,W,Cu,Al,Mo,Ta,Au,WN,TaN,シリサイド等を用いることができる。
特に、本形態では、下部電極1を絶縁層2に形成された穴内を埋め込んでプラグとすることから、埋め込み性の良好な材料、例えば、W,Cu,Al、もしくはこれらの元素を含む合金を用いることが好ましい。
絶縁層2には、例えばハードキュア処理されたフォトレジスト、半導体装置に一般的に用いられるSiOやSi、その他の材料、例えばSiON,SiOF,Al,Ta,HfO,ZrO等の無機材料、フッ素系有機材料、芳香族系有機材料等を用いることができる。
イオン源層4には、Cu,Ag,Znから選ばれた1種以上の元素(金属元素)を含有する。
そして、金属元素が後述するようにイオン化することにより、抵抗変化素子10の抵抗値が変化する。即ち、この金属元素(Cu,Ag,Zn)はイオン源となるものである。
記憶層3は、イオン源層4よりも抵抗率の高い材料、例えば、絶縁体或いは半導体を用いて、イオン源層4よりも高い抵抗値を有する構成とする。
記憶層3の材料としては、具体的には、例えば、酸化珪素、窒化珪素、希土類酸化膜、希土類窒化膜、アモルファスシリコン、アモルファスゲルマニウム、さらには、アモルファスカルコゲナイド等を用いることが可能である。
また、記憶層3又はイオン源層4に、S,Se,Teから選ばれた1種以上の元素(カルコゲナイド元素)を、含有させることが可能である。
さらにまた、記憶層3に、イオン源となる金属元素(Cu,Ag,Zn)を含有させても良い。
電極下地層5は、上部電極6の密着性を向上させる材料、例えば、Crを用いて構成する。
上部電極6は、下部電極1と同様の通常の半導体装置の配線材料や電極材料を用いて構成することができる。
この抵抗変化素子10は、次のように動作させて、情報の記憶を行うことができる。
まず、Cu,Ag,Znが含まれたイオン源層4に、例えば正電位(+電位)を印加して、上部電極6側が正になるように、抵抗変化素子10に対して正電圧を印加する。これにより、イオン源層4からCu,Ag,Znがイオン化して、記憶層3内を拡散していき、下部電極1側で電子と結合して析出する、或いは、記憶層3内部に拡散した状態で留まる。
すると、記憶層3内部にCu,Ag,Znを多量に含む電流パスが形成される、もしくは、記憶層3内部にCu,Ag,Znによる欠陥が多数形成されることによって、記憶層3の抵抗値が低くなる。記憶層3以外の各層は、記憶層3の記録前の抵抗値に比べて、元々抵抗値が低いので、記憶層3の抵抗値を低くすることにより、抵抗変化素子10全体の抵抗値も低くすることができる。
その後、正電圧を除去して、抵抗変化素子10にかかる電圧をなくすと、抵抗値が低くなった状態で保持される。これにより、情報の記録(書き込み)を行うこと(記録過程)が可能になる。
一方、Cu,Ag,Znが含まれたイオン源層4に、例えば負電位(−電位)を印加して、上部電極6側が負になるように、抵抗変化素子10に対して負電圧を印加する。これにより、記憶層3内に形成されていた電流パス或いは不純物準位を構成するCu,Ag,Znがイオン化して、記憶層3内を移動してイオン源層4側に戻る。
すると、記憶層3内からCu,Ag,Znによる電流パス、もしくは、欠陥が消滅して、記憶層3の抵抗値が高くなる。記憶層3以外の各層は元々抵抗値が低いので、記憶層3の抵抗値を高くすることにより、抵抗変化素子10全体の抵抗値も高くすることができる。
その後、負電圧を除去して、抵抗変化素子10にかかる電圧をなくすと、抵抗値が高くなった状態で保持される。これにより、記録された情報を消去すること(消去過程)が可能になる。
このような過程を繰返し行うことにより、抵抗変化素子10に情報の記録(書き込み)と記録された情報の消去を繰返し行うことができる。
そして、例えば、抵抗値の高い状態を「0」の情報に、抵抗値の低い状態を「1」の情報に、それぞれ対応させると、正電圧の印加による情報の記録過程で「0」から「1」に変え、負電圧の印加による情報の消去過程で「1」から「0」に変えることができる。
なお、記憶層3は、記録前の初期状態は高抵抗であるのが一般的であるが、プロセス工程でのプラズマ処理、アニール処理等によって、初期に記録状態である低抵抗を呈していても構わない。
そして、この記憶素子は、抵抗変化素子10の抵抗値の変化、特に記憶層3の抵抗値の変化を利用して情報の記憶を行っているため、抵抗変化素子10を微細化していった場合にも、情報の記録や記録した情報の保存が容易になる。
また、この記憶素子では、抵抗変化素子10の下部電極1の周囲の絶縁層2が、下層の第1の絶縁層21と上層の第2の絶縁層22との2層構造となっている。
第1の絶縁層21と第2の絶縁層22とは、互いに異なる材質の絶縁層によって構成することが可能である。例えば、第1の絶縁層21に安価で厚く形成することが容易な材料(例えば、SiO)を使用して、第2の絶縁層22に記憶層3との相性が良く記憶層3の成膜性を良好にする材料を使用することが可能である。また、第2の絶縁層22に、後述するように、下部電極1の材料とほぼ同等のエッチングレートを有する材料を使用することも可能である。
なお、図1では、1つのメモリセルの抵抗変化素子10を示しているが、この構成のメモリセルを(例えばマトリクス状に)多数配列することにより、記憶装置(メモリ)を構成することができる。
これにより、各メモリセルの記憶層3及びイオン源層4を良好な状態で安定して形成することが可能な構造の記憶装置(メモリ)を構成することができる。
さらに、図1の抵抗変化素子10から成るメモリセルを多数配列した記憶装置(メモリ)において、少なくとも隣接する複数のメモリセルにおいて、記憶層3及びイオン源層4を連続して形成することが可能である。このような構成とすることにより、記憶層3及びイオン源層4を微細な各メモリセル毎にパターニングする必要がないので、これらの層3,4のパターンが広くなってパターニング工程が容易に行えるようになり、記憶装置を容易に歩留まり良く製造することが可能になる。
なお、上述の形態の抵抗変化素子10では、記憶層3の上にイオン源層4を積層しているが、これらの積層順序を逆にして、イオン源層の上に記憶層を積層させた構成も可能である。
次に、本発明の記憶素子の製造方法の一実施の形態として、記憶素子のメモリセルを構成する図1に示した抵抗変化素子10を製造する方法を説明する。
まず、図2に示すように、絶縁層2に形成された穴内に、金属層から成り下部電極となるプラグ1を埋め込んで形成する。
このプラグ1を形成する方法は、例えば次の通りである。
例えば、SiO,SiN,Al等の絶縁材料から成る絶縁層2に穴をあける。
そして、この穴内を埋めてウェハ全面に、CVD(化学的気相成長)法等によってプラグ1の金属層(例えば、Al,Cu,Wもしくはこれらを用いた合金)を堆積する。
次に、CMP法等により、絶縁層2上に残った金属層を除去する。
CMP法等によって、絶縁層2上の金属層を除去する際には、プラグ1と絶縁層2とにおいて、表面の段差をなくして平滑化することが望ましい。しかし、実際には、異なる材質の境界部分において、完全に段差をなくす平滑化が困難であり、図2に示すように、プラグ1の部分が絶縁層2に対して、凹形状になる傾向がある。また、凹形状となったプラグ1の表面1Aでは、CVD法で金属層を堆積した際にできた粒状の凹凸形状が存在している。
ここで、本発明に対する比較構成として、この図2に示す状態の表面上に、記憶層3・イオン源層4・電極下地層5・上部電極6の各層を形成した場合を考える。
この場合の記憶素子を実際に作製した。作製した記憶素子の断面TEM(透過型電子顕微鏡)像を図10A及び図10Bに示し、また、図2の状態の上方からのSEM(走査型電子顕微鏡)像を図11に示す。いずれの図も1つのメモリセルの抵抗変化素子に対応する部分の像を示している。
図11に示すように、プラグ1の表面に、CVD法で電極材料を堆積した際にできた粒状の凹凸形状が観察されている。
また、図10A及び図10Bより、プラグ1と絶縁層2との段差付近で、記憶層3・イオン源層4・電極下地層5がくびれて薄くなっていることがわかる。図10A及び図10Bでは膜の途切れは発生していないが、段差がもっと大きいと、膜が途切れることがある。
これに対して、本実施の形態の製造方法では、図2の状態から、さらに第2の絶縁層22の堆積やエッチングを行うことにより、プラグ1と絶縁層2との段差を低減して平滑な表面を形成する。以下に、図2の状態以降の工程を示す。
図2の状態から、まず、イオンミリング装置を使用して、ウェハの表面のエッチング処理を実施する。
図3に示すように、ウェハを矢印Rで示すように回転させながら、斜め上方からイオン31を入射させて、イオンミリング処理を行う。ウェハが自転動作することにより、ウェハに対するイオン31の入射方向がある一定時間で360°変化していく。そのため、イオン23の入射角度がプラスの角度であってもマイナスの角度であっても、実質的には等価のイオンミリング処理が行われる。
なお、イオン31の入射角度は、好ましくは、ウェハの主面に対して垂直な方向(ウェハの法線方向)を基準として、30°〜75°、もしくは−30°〜−75°とする。
プラグ1の電極材料に対して、絶縁層2(21)の絶縁材料のエッチングレートが高いことから、イオンミリング処理が進行していくと、図3に示すように、プラグ1が絶縁層2(21)に対して凸形状の傾向を示す。また、図2の段階でプラグ1の表面1Aに存在していた凹凸形状については、プラグ1の表面1Aへのイオンミリング処理によって、平滑化されるので、プラグ1の表面1Aを改善することができる。
また、イオン31を斜め上方から入射させるので、シャドウ効果により、図3に示すように、プラグ1の脇の絶縁層21が斜面状に盛り上がっている。このように絶縁層21が斜面上に盛り上がっていることにより、次の工程でこの上に第2の絶縁層22を形成する際に、第2の絶縁層22を堆積させやすい、という利点を有する。
図4に示すように、図3のイオンミリング処理により形成した、プラグ1の凸形状の表面と絶縁層2(第1の絶縁層21)の表面とを覆って、第2の絶縁層22を形成する。さらに、第2の絶縁層22の上に、スピンコーター等の塗布装置を使用して、レジスト32を塗布する。
第2の絶縁層22の材料には、SiO,SiN,Al等を用いる。第2の絶縁層22には、第1の絶縁層21とは異なる材料を使用することが可能である。
第2の絶縁層22の厚さは、図3の状態でのプラグ1と絶縁層2(21)との段差量を下限とし、上限は定めない。
レジスト32としては、通常のマスクパターンを形成する際に使用するフォトレジストと同様のレジストを使用することができるが、本実施の形態ではレジスト32の現像処理を行わないため、感光性ではないレジストを使用しても構わない。
ここで使用するレジスト32に求められる特性としては、(1)凹凸面の極狭い領域まで隙間なく覆うことが可能であること、(2)凹凸の段差量を完全に覆う程度の厚みを成す粘度の選定が容易にできること、(3)レジスト32の表面に凹凸がなく平滑となるような塗布が容易であること、(4)第2の絶縁層22の材料とのエッチングレートのバランスが同等もしくは高いものを選定することが容易であること、等が挙げられる。
次に、イオンミリング装置を使用して、ウェハの表面(レジスト塗布面)のエッチング処理を実施する。
図5に示すように、ウェハを矢印Rに示すように回転させながら、斜め上方からイオン33を入射させてエッチング処理を行う。このエッチングは、レジスト32が最も厚く塗布されている凹形状部分で完全に無くなるまで実行する。このとき、プラグ1上の部分の第2の絶縁層22は、レジスト32と同時にエッチング処理が行われることから、凹凸形状が緩和されて段差量を低減することが可能となる。
この場合のイオン33の入射角度は、好ましくは、ウェハの主面に対して垂直な方向(ウェハの法線方向)を基準として、30°〜75°、もしくは−30°〜−75°とする。
エッチングレートがレジスト32と第2の絶縁層22との間で同一の場合には、レジスト32の残量がゼロの時点で、平坦な表面を得ることが可能である。
また、エッチングレートがレジスト32に対して第2の絶縁層22が低い場合には、その比率に応じて段差の減少量が得られる。例えば、エッチングレートが、レジスト32:絶縁層22=2:1の場合には、レジスト32がなくなったときに段差量が初期値の1/2になる。この場合、同様の工程(絶縁層の堆積工程、レジストの塗布工程、エッチング工程の各工程)を繰り返して複数回行うことにより、その回数と割合に応じた段差量の低減が可能となる。そして、予めレジスト32及び絶縁層22のエッチングレートを確認しておくことにより、レジスト32の残量の把握と段差の変動量の算出とを容易に行うことができる。
また、イオンミリングによるエッチングレートは、被エッチング材料によって異なる入射角度依存性を有する。各材料におけるエッチングレートの値には上下限があるものの、この特性を利用して、異なる材質間でエッチングレートが同等となる入射角度や、エッチングレートの比率を選定することも可能である。
レジスト32と第2の絶縁層22との間でエッチングレートが同一の場合には、最も厚い部分のレジスト32がなくなったときに、プラグ1及び絶縁層22の表面が平坦な形状になる。図6は、図5のイオンミリング処理の途中経過を示している。
図6で平坦化した第2の絶縁層22の表面に対して、同様のエッチング処理を継続することにより、エッチング処理が終了した状態を図7に示すように、第2の絶縁層22は全面が均一に薄くなり、プラグ1の部分では、プラグ1の表面1Bが露出する。
そして、第2の絶縁層22とプラグ1の各材料のエッチングレートを、使用する材料やエッチングの入射角度等の条件によって、同等に合わせこむことにより、絶縁層22とプラグ1の境界部分に段差を生じさせず、平坦な表面が形成可能となる。
また、露出したプラグ1の表面1Bは、CMP法により処理した初期状態(図2の表面1A)に対して、エッチング処理したことにより粗度が改善されている。
その後、図示しないが、平坦化した表面の上に、記憶層3、イオン源層4、電極下地層5を順次形成し、この電極下地層5上に上部電極6を形成して、図1に示した抵抗変化素子10を製造することができる。
記憶層3は、絶縁層2に形成された穴内の下部電極1に接している。
ここで、図8A及び図8Bに、上述した製造方法により実際に形成した記憶素子の試料の断面TEM観察像を示す。いずれの図も1つのメモリセルの抵抗変化素子10に対応する部分の像を示している。
平坦化した面に、記憶層3及びイオン源層4から成る記録用積層膜(記録層)11と、電極下地層5及び上部電極6から成る電極層12とを形成した状態を示している。
なお、この図8A及び図8Bに示す具体例では、製造工程におけるイオンの入射角を、ウェハの主面に対して垂直な方向(ウェハの法線方向)を基準として、−50°としている。
図8A及び図8Bに示すように、材質の異なる絶縁層2とプラグ1との間に段差がない場合には、その上面に成膜した極薄い記録用積層膜(記録層)11(3,4)の状態は、プラグ1上の部分と絶縁層2上の部分とで均一な膜厚で形成することが可能であり、段差形状やエッジ形状が原因となる、局所的な薄膜化や断線的な状態は観られない。
即ち、記憶層3は、プラグ1上の部分と、プラグ1の周辺の絶縁層2上の部分と、それらの境界部分とにおいて、均一な厚さで形成することが可能である。
また、実際に作製した記憶素子において、図7の状態の上方からのSEM像を図9に示す。この図9も、1つのメモリセルの抵抗変化素子10に対応する部分の像を示している。
図9に示すように、プラグ1の表面には、図11で観察された凹凸形状がなく、平坦な表面となっている。即ち、プラグ1の表面の粗度が改善されている。
このように、プラグ1の表面1Bの粗度が改善できていることから、極薄い記憶層3との界面が明瞭に形成可能となる。これにより記憶層3・イオン源層4・電極下地層5・上部電極6の各層の界面も明瞭に形成可能になる。
上述の本実施の形態によれば、金属層から成るプラグ1及び第1の絶縁層21を覆って第2の絶縁層22を形成し、この第2の絶縁層22上にほぼ平坦な表面状態でレジスト32を形成するので、プラグ1と第1の絶縁層21とに段差があっても、レジスト32によって平坦な表面状態とすることができる。この状態で、レジスト32及び第2の絶縁層22に対して、レジスト32がなくなりかつプラグ1が表面に露出するまでエッチングを行うので、レジスト32の平坦な表面が、第2の絶縁層22にも反映されていく。
そして、プラグ1が表面に露出するときに、プラグ1と第2の絶縁層22との段差を充分に小さくすることができ、これらプラグ1の表面と第2の絶縁層22の表面とをほぼ一致させて表面を平滑化することも可能になる。
また、第2の絶縁層22を形成する工程から、プラグ1が表面に露出するまでエッチングを行う工程までの各工程を、複数回繰り返すことにより、1回では段差が残った場合でも、プラグ1の表面と第2の絶縁層22の表面とをほぼ一致させて表面を平滑化することができる。
さらに、第2の絶縁層22との表面の段差が充分に小さくなったプラグ1の上に、抵抗変化素子10の記録層11(記憶層3・イオン源層4)を形成することにより、抵抗変化素子10の記録層11を良好な状態で形成することができる。
そして、プラグ1と第2の絶縁層22との境界付近においても、抵抗変化素子10の記録層11を良好な状態で安定して形成することが可能となるので、記憶層11の記憶層3及びイオン源層4を極薄い(例えば膜厚数nm程度の)膜としても、ほぼ均一な厚さで形成することが可能になる。
このように記憶素子の抵抗変化素子10の記録層11を良好な状態で形成することができるため、記憶素子の製造歩留まりを大幅に向上することができる。
従って、メモリセルのサイズを微細化しても、記憶素子を容易に歩留まり良く製造することができため、メモリセルの密度を高めることが可能になる。これにより、記憶装置(メモリ)の記憶容量の増大や小型化を図ることが可能になる。
また、CMP法による平坦化を行う場合のような、多くの要素の条件設定を行う必要が無くなることから、開発期間の短縮が可能となる。
さらにまた、メモリセルが多数配列された記憶装置において、各メモリセルの記録層を、メモリセル毎のバラツキを少なく、均一に形成することができる。これにより、メモリセル毎の特性のバラツキがなく、性能の良い記憶装置を製造することができる。
また、本実施の形態によれば、図2に示したように、プラグ1の表面が第1の絶縁層21の表面に対して凹部となっている状態から、表面にエッチングを行って第1の絶縁層21の表面を削ることにより、プラグ1の表面を第1の絶縁層21の表面に対して凸部とする工程を、図3に示した第2の絶縁層22を形成する工程の前に行うので、プラグ1の表面を凸部として、その後の工程による平滑化を容易にすると共に、エッチングによってプラグ1の表面の細かい凹凸をも除去することが可能になる。
上述の実施の形態では、図1に示した、記憶層3及びイオン源層4を積層させた記録層11を有する抵抗変化素子10によりメモリセルが構成された記憶素子を製造する場合に本発明を適用したが、本発明はその他の構成の記憶素子にも同様に適用することが可能である。2つの電極の間に記録層を有して成り、これら2つの電極に極性の異なる電位を印加することによって、可逆的に記録層の抵抗値が変化する抵抗変化素子により、それぞれのメモリセルが構成された記憶素子であれば、同様に本発明を適用することが可能である。
このように記憶素子が構成されていることにより、抵抗変化素子の抵抗値を、高抵抗と低抵抗の間で可逆的に変化させることができ、抵抗変化素子の抵抗状態を、情報としてメモリセルに記憶させることができる。
そして、本発明の製造方法を適用することにより、その他の記憶素子においても、抵抗変化素子の記録層を良好な状態で形成することができる。
上述の実施の形態の製造方法では、図2に示したように、CMP法等の処理により、プラグ1が絶縁層2に対して凹部となっている場合に適用したが、本発明は、プラグが絶縁層に対して凸部となっている場合にも適用することができる。
プラグが絶縁層に対して凸部となっている場合には、凸部となっているプラグ上に、図4と同様に第2の絶縁層とレジストとを堆積して、その後図5〜図7に示したと同様の工程を行えばよい。この場合には、プラグの表面に細かい凹凸が残った状態で、その上に第2の絶縁層が堆積されることがあるが、図6に示した状態から図7に示した状態に変化してプラグの表面が露出する際に、プラグの表面の細かい凹凸も除去することが可能であるため、特に問題は生じない。
なお、この場合、プラグ1の脇の第1の絶縁層21は、第2の絶縁層22を堆積する前の最初の状態に依存するので、図3〜図7に示したように斜面状に盛り上がるとは限らない。
また、図2に示したようにプラグ1が絶縁層2に対して凹部となっている場合に、図3に示したプラグを凸部に変える工程を行わないで、そのまま第2の絶縁層を堆積させて、その後図4〜図7に示したと同様にレジストの塗布工程とエッチング工程を行うことも可能である。
ただし、最後にプラグの表面を露出させる際に、第1の絶縁層の穴内に第2の絶縁層が残った状態から穴内の第2の絶縁層を除去するので、第1の絶縁層と第2の絶縁層とのエッチングレートの差が大きいと、プラグの表面と第1の絶縁層の表面との間に段差が残ることになる。
従って、第1の絶縁層と第2の絶縁層とのエッチングレートに差がある場合には、図3に示したプラグを凸部に変える工程を行うことが望ましい。
本発明は、上述の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲でその他様々な構成が取り得る。
本発明の製造方法に係る記憶素子の一形態の概略構成図(1つのメモリセルの断面図)である。 図1の記憶素子の製造方法を示す製造工程図である。 図1の記憶素子の製造方法を示す製造工程図である。 図1の記憶素子の製造方法を示す製造工程図である。 図1の記憶素子の製造方法を示す製造工程図である。 図1の記憶素子の製造方法を示す製造工程図である。 図1の記憶素子の製造方法を示す製造工程図である。 A、B 実際に作製した記憶素子の試料のTEM像である。 実際に作製した記憶素子の図7に示す状態の上方からのSEM像である。 A、B 図2の状態の上に記憶素子の各層を形成した試料のTEM像である。 実際に作製した記憶素子の図2に示す状態の上方からのSEM像である。
符号の説明
1 下部電極(プラグ)、2 絶縁層、3 記憶層、4 イオン源層、5 電極下地層、6 上部電極、10 抵抗変化素子、11 記録用積層膜(記録層)、21 第1の絶縁層、22 第2の絶縁層、32 レジスト

Claims (6)

  1. 2つの電極の間に記録層を有して成り、前記2つの電極に極性の異なる電位を印加することによって、可逆的に前記記録層の抵抗値が変化する抵抗変化素子により、それぞれのメモリセルが構成された記憶素子を製造する際に、
    第1の絶縁層に形成された孔内に金属層が埋められた構造を形成する工程と、
    前記金属層及び前記第1の絶縁層を覆って、第2の絶縁層を形成する工程と、
    前記第2の絶縁層上に、ほぼ平坦な表面状態でレジストを形成する工程と、
    前記レジスト及び前記第2の絶縁層に対して、前記レジストがなくなりかつ前記金属層が表面に露出するまで、エッチングを行う工程と、
    その後、前記金属層上に前記抵抗変化素子を形成する工程とを有する
    ことを特徴とする記憶素子の製造方法。
  2. 前記金属層の表面が、前記第1の絶縁層の表面に対して凹部となっている状態から、表面にエッチングを行って前記第1の絶縁層の表面を削ることにより、前記金属層の表面を前記第1の絶縁層の表面に対して凸部とする工程を、前記第2の絶縁層を形成する工程の前に行うことを特徴とする請求項1に記載の記憶素子の製造方法。
  3. 前記レジストの材料として、前記第2の絶縁層に対して、エッチングレートが同等の材料又はエッチングレートが大きい材料を使用することを特徴とする請求項1に記載の記憶素子の製造方法。
  4. 前記抵抗変化素子の前記記録層を、Cu,Ag,Znから選ばれた1種以上の元素を含むイオン源層と、絶縁体或いは半導体から成り前記イオン源層よりも抵抗値が充分高い記憶層との積層構造とすることを特徴とする請求項1に記載の記憶素子の製造方法。
  5. 前記レジスト及び前記第2の絶縁層に対してエッチングを行う工程において、ウェハの主面に対して垂直な方向に対して、30度〜75度もしくは−30度〜−75度の範囲の傾斜角度を有する方向でエッチングを行うことを特徴とする請求項1に記載の記憶素子の製造方法。
  6. 前記表面にエッチングを行って前記第1の絶縁層の表面を削る工程において、ウェハの主面に対して垂直な方向に対して、30度〜75度もしくは−30度〜−75度の範囲の傾斜角度を有する方向でエッチングを行うことを特徴とする請求項2に記載の記憶素子の製造方法。
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