JP4872128B2 - 端末装置を使用する接続制御システム、接続制御方法 - Google Patents

端末装置を使用する接続制御システム、接続制御方法 Download PDF

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    • H04W76/12Setup of transport tunnels

Description

本発明は、端末装置を使用する接続制御システム、接続制御方法に関し、特に端末装置が接続先に接続される際の制御に関する。
近年、手軽にネットワークを構築できる無線LANは、低価格化、高速化が進み、一般のオフィスや工場にも広くに導入されるようになってきている。しかし、無線LANでは電波さえ通ればオフィスの内外に関係なくアクセスが可能であり、セキュリティ上の問題も広く指摘されている。そのため、認証によるアクセス制限や、暗号化によってセキュリティ対策が施されている。
ネットワークに接続するための認証方法が、特開2004−21666号公報に開示されている。この従来例によれば、ネットワークに接続されたセンタにおいて、ネットワークへの接続に関連する設定項目が取得され、接続の許否が判定されている。これにより、接続のための権利の確認が行われている。しかし、この場合、接続されるべきサーバが既にネットワークに接続していることを前提としており、ネットワークに未接続の場合には、上記システムは機能しない。
又、従来の端末装置がネットワークに接続されるシステムにおいては、ネットワークへの接続に必要なネットワークインタフェースの設定情報を端末装置が保持し、その端末装置がネットワークに接続する権利をもっている。そのため、端末装置のネットワークへの接続を許可又は禁止するポリシーの柔軟な変更ができない。
更に、従来のシステムの一例がRFC2869 (RADIUS Extensions)およびIEEE Std 802.1X−2001 Annex D に示されている(これら2つの文献を組合わせて、802.1X−RADIUS連携システムの仕様に成る)。この従来例では、接続処理のうち、認証部分でRADIUS(認証のみに特化したシステム)を利用することにより、権利確認の処理が技術規格に依存しない。しかし、この場合、管理されるべき全てのネットワークがRADIUSサーバにつながっている必要がある。そのため、イベント会場や工事現場などに敷設される無線LANを利用したネットワークのように、一時的に敷設され、他のネットワークと接続されないネットワークが管理される場合、RADIUSサーバは個別に設置されるか、既にRADIUSサーバが設置されている他のネットワークと接続されなければならない。
上記説明と関連して、閉域接続方式が特開昭62−147837号公報に開示されている。この従来例では、メディアアクセスコントロール(MAC)レベルのステーションアドレスを使用して接続相手が識別され、接続の可否が判断されている。
ネットワーク管理装置が特開平8−23344号公報に開示されている。この従来例では、ネットワーク管理装置は、接続されているネットワークに関する情報の収集・保持を行い、ネットワークを介して接続された局からのネットワーク情報の参照、設定要求を認証する機能を有している。許可局以外の局からネットワーク情報の参照・設定の要求が発効されたとき、ネットワーク管理装置は、その事実を許可局に通知する。
また、多モード専用無線通信システムが特表平9−509544号公報に開示されている。この従来例では、トランシーバは2つの制御プロトコルに従って動作可能である。ハンドセットがローカル局の範囲にある場合、制御プロトコルの1つに従ってローカルピコ局と通信し、ローカル局の範囲を越えて移動したとき、別の制御プロトコルに従って自動的に地上局との通信に切り替えられる。
また、インターネットの時限利用課金システムが特開平10−27036号公報に開示されている。この従来例のシステムでは、ターミナルサーバはクライアントにインターネットとの接続サービスを提供する。認証サーバは、ターミナルサーバからの指示によりクライアントからの個別情報に基づいてインターネットとの接続の可否を確認する。課金サーバは、拡張認証データベースに連動し、各クライアントの接続利用時間に合わせて接続料金を計算して接続度数を逐次更新する。拡張認証データベースで管理されるクライアントの接続度数が0未満なるまで、インターネットの接続サービスが提供される。
また、情報端末装置が特開平11−212885号公報に開示されている。この従来例では、接続情報記憶部は、通信回線を利用した通信網へ接続するための接続情報が予め格納し、通信網接続部は、接続情報に基づいて通信網への接続を行う。
また、ネットワーク接続システムが特開平11−259420号公報に開示されている。この従来例のネットワーク接続システムではでは、ユーザ端末から送信された単一つのアカウントのユーザ識別情報と暗証番号に基づきユーザが認証され、認証されたユーザにより指定された接続環境を特定するフラグが識別され、フラグと接続環境とが登録されたテーブルを参照してフラグに対応する接続環境が選択され、認証されたユーザのアクセス元情報が判別され、アクセス元情報と接続環境とが登録されたテーブルを参照してアクセス元情報に対応する接続環境が選択され、接続環境を用いてユーザ端末がネットワークに接続される。
また、無線通信システムが特開2000−188644号公報に開示されている。この従来例では、ネットワークと無線端末装置との間の無線回線接続時に行われる認証確認処理後、必要に応じてネットワークエリア情報が通知される。これにより、ローミング等で新たにこの無線ネットワークの配下に入った無線端末装置のユーザに対し、このネットワークのネットワークエリア情報(通信網識別番号情報や国番号情報など)が知らされる。また、発着信時、端末側で通信回線の設定のために用いられている中継交換網情報が必要である場合、ネットワーク側から今回の通信回線設定の経路に用いられている中継交換網情報が中継網情報要求応答メッセージとして受信される。
また、コンピュータシステムが特開2001−43165号公報に開示されている。この従来例のコンピュータシステムでは、サーバは、前記クライアント側の通信アプリケーション毎に通信規制情報を記憶し、クライアントは、一つ以上の通信アプリケーションの通信セッションを確立し、サーバに記憶されている通信規制情報に基づいて、通信セッションを制御する。
また、ネットワークシステムが特開2001−203690号公報に開示されている。この従来例のネットワークシステムでは、複数のネットワークセグメントの各々は、ネットワークセグメント及びコンピュータの識別情報を含むネットワーク情報とネットワークの接続時にコンピュータ間のアクセス制御を行うアクセス制御情報とを保持・管理する1台のセグメントマスタを備えている。ネットワークセグメントに属する第1コンピュータと他のネットワークセグメントに属する第2コンピュータとの接続時に、第1コンピュータは、自機の属するネットワークセグメントの第1セグメントマスタからネットワーク情報を取得し、第2コンピュータに係るネットワーク情報を抽出し、この抽出されたネットワーク情報に基づいて第1セグメントマスタから自機及び第2コンピュータに係る接続認証用情報を取得して第2コンピュータに送信する。第2コンピュータは、接続認証情報を自機の属するネットワークセグメントの第2セグメントマスタに渡して認証を求め、第2セグメントマスタによる認証を得た場合に、第1コンピュータとのネットワーク接続を有効とする。
また、アクセス制御方法が特開2001−326696号公報に開示されている。この従来例では、DHCPを利用し、認証情報データベースによってユーザ単位でのクライアント端末を認証し、クライアント端末の送受パケットをサーバとルータの連携によってフィルタリングする。
また、認証拒否端末に対し特定条件でアクセスを許容するLANが特開2002−118562号公報に開示されている。この従来例では、基地局は、端末局と通信を行い、認証要求情報および受信パケットを抽出し、認証要求情報に基づいてLAN内認証許可または拒否の判断を行い、その結果をパケット振り分けテーブルに設定する。パケット振り分けテーブルの登録内容を参照して、許可であれば端末局からのパケットをLAN内に配送し、拒否であれば特定のサーバまたはネットワーク接続機器に送信する。
また、通信システムが特開2002−236631号公報に開示されている。この従来例では、サービスプロバイダからユーザごとに割り当てられた接続用IDによって、ユーザがアクセス可能なインターネットサイトもしくはページを制限する。
また、コンピュータソフトウェアを配布する方法が特開2002−314529号公報に開示されている。この従来例では、その中に取り外し可能に組み込まれた記憶媒体をもつクライアントコンソール上で再生するための暗号化データストリングでソフトウェア製品が符号化され、クライアントコンソールを用いてユーザからユーザIDデータが受信される。第1暗号化キーがユーザに送信され、第1暗号化キーでソフトウェア製品のためのIDが符号化され、ユーザからソフトウェア製品購入情報が受信され、ユーザ購入情報及び第1暗号化キー並びに第2暗号化キーを示すデータが符号化され、第1暗号化キー及び第2暗号化キーがユーザに送信される。こうして、ユーザは暗号化ソフトウェア製品を解読する。
また、通信装置が特開2002−366512号公報に開示されている。この従来例では、通信装置が初期設定を行うときに接続されサービス提供者側との間の通信路を確立する接続点がネットワークに設けられる。接続点に接続させるための電話番号が予め記憶された後、通信装置がユーザに渡される。接続点に接続されたとき、サービス提供者側から通信装置に接続設定情報が送信される。
また、ホストコンピュータが再公表特許WO 02/001376に開示されている。この従来例では、サービス装置から認証を求める照会情報が受信されたとき、認証に関する情報を求める要求情報が移動体通信装置に送信される。移動体通信装置から受信される認証に関する情報と格納されている情報とが照合され、本人を認証する認証情報がサービス装置に送信される。
また、ネットワーク管理システムが特開2003−152778号公報に開示されている。この従来例では、少なくともパケットの送信元アドレスと、送信先アドレス、パケット優先度を含むポリシー設定要求のパケットがアクセス線路を介してユーザ端末から受信され、ポリシー設定要求のパケットからユーザ端末のアドレスが抽出され、ポリシー設定要求に含まれる送信元アドレスと抽出されたユーザ端末のアドレスが同一であるときに、ポリシーテーブルの内容がポリシー設定要求の内容に基づいて変更される。
また、ネットワークシステムが特開2003−249947号公報に開示されている。この従来例では、網内情報管理装置は、通信端末からの接続要求時に、通信端末から通知された認証情報と、アクセス認証情報管理データベースに格納されている通信端末から通知されたユーザIDに対する認証情報とを比較し、通信端末が正規ユーザであることを確認する。通信端末が正規ユーザであることが確認された場合に、網内識別子管理データベースに基づき、空いているVIDを選択し、選択されたVIDとユーザIDとは網内識別子管理データベースに登録される。無線アクセスポイント、あるいはエッジスイッチにVIDを登録するための登録要求が、無線アクセスポイント、あるいはエッジスイッチに対して発行される。無線アクセスポイント、あるいはエッジスイッチは、登録要求に応答して通信端末からのデータフレームにVIDを登録する。無線アクセスポイント、あるいは、エッジスイッチからの解放通知に基づいて、網内識別子管理データベースに登録されているVIDとユーザIDとの対応付けを解除し、通信端末の接続解除時に、VIDの設定が削除され、網内情報管理装置に対してVIDの解放通知を行う。
また、ネットワーク接続管理システムが特開2004−32336号公報に開示されている。この従来例では、携帯端末からの、ID情報と位置情報を含む通信網接続要求に基づいてネットワークへの接続が認められたとき、接続許可情報が携帯端末に送信され、これにより情報処理装置がネットワークに接続される。
また、セキュア通信システムが特開2004−48458号公報に開示されている。この従来例では、セキュア通信を行う機器は、随時あるいは定期的にポリシーサーバにアクセスして複数の通信相手のセキュリティポリシーを取得し、これに基づいてセキュア通ウィンを行う。
本発明の目的は、接続先への接続の前に端末装置内で接続の可否が判定される、端末装置を用いる接続制御システムと接続制御方法を提供することにある。
本発明の他の目的は、端末装置が接続可能な接続先(ネットワークなど)の数や構成を柔軟に変更できる、端末装置を用いる接続制御システムと接続制御方法を提供することにある。
本発明の更に他の目的は、技術規格が異なる接続先に統一的に接続を制御できる、端末装置を用いる接続制御システムと接続制御方法を提供することにある。
本発明の観点では、端末装置は、複数の接続先との接続を設定するための複数の接続設定情報を保存する第1保存部と、複数の接続設定情報に基づく接続を制御するための複数の接続制御情報を保存する第2保存部と、複数の接続設定情報と複数の接続制御情報に、特定接続先に対応する組の特定接続設定情報と少なくとも1つの特定接続制御情報がそれぞれ存在するとき、特定接続制御情報と特定接続設定情報に基づいて特定接続先に接続する接続エージェントとを具備する。
ここで、特定接続制御情報が特定接続先との接続が有効であることを示すとき、接続エージェントは、特定接続設定情報に基づいて端末装置を接続先と接続する。また、特定接続制御情報が特定接続設定情報に対して複数であってもよい。複数の特定接続制御情報が順序付けられ、異なる範囲で特定接続先との接続が有効であることを示すとき、接続エージェントは、複数の特定接続制御情報に基づいて、順番に、特定接続設定情報に基づく端末装置の接続先への接続を実行する。
また、接続エージェントは、特定接続先に基づいて複数の接続設定情報のうちの1つを特定接続設定情報として決定し、特定接続制御情報に基づいて複数の接続制御情報のうち少なくとも1つを特定接続制御情報として決定する。接続エージェントは、特定接続先が検出されたとき、上記の動作を行う。
複数の接続設定情報の各々は、第1判別情報を有し、複数の接続制御情報の各々は、第2判別情報と条件を有することが好ましい。接続エージェントは、特定接続設定情報の第1判別情報と複数の接続制御情報の各々の第2判別情報が条件を満たすか否かを判定する処理を行い、条件を満たす接続制御情報を特定接続制御情報として決定する。
また、特定接続先はネットワークであってもよいし、特定接続先は端末装置が接続されるネットワークに接続されたサーバーであってもよい。
また、本発明の他の観点では、接続制御システムは、複数の接続先との接続を設定するための複数の配布接続設定情報を格納する接続設定情報配布装置と、複数の配布接続設定情報に基づく接続を制御するための複数の配布接続制御情報を格納する接続制御情報配布装置と、端末装置とを具備する。端末装置は、第1保存部と第2保存部と、接続設定情報配布装置から複数の配布接続設定情報の少なくとも一部を複数の接続設定情報として取得して第1保存部に格納し、接続設定情報配布装置から複数の配布接続制御情報の少なくとも一部を複数の接続制御情報として取得して第2保存部に格納する通信部と、複数の接続設定情報と複数の接続制御情報に、特定接続先に対応する組の特定接続設定情報と少なくとも1つの特定接続制御情報がそれぞれ存在するとき、特定接続制御情報と特定接続設定情報に基づいて特定接続先に端末装置を接続する接続エージェントとを具備する。
ここで、新たな接続先が追加されるとき、新たな接続先に対応する配布接続設定情報が接続設定情報配布装置に追加される。また、複数の配布接続制御情報の各々は、複数の配布接続設定情報のうち、組となるべき特定接続設定情報の有効性を示す情報である。
また、特定接続先はネットワークであってもよいし、特定接続先は端末装置が接続されるネットワークに接続されたサーバーであってもよい。
また、本発明の他の観点では、接続制御方法は、端末装置が特定接続先に接続されるべきとき、第1保存部に格納された複数の接続設定情報から特定接続先に対応する特定接続設定情報を抽出することと、第2保存部に格納された複数の接続制御情報から、特定接続設定情報と組を構成すべき少なくとも1つの特定接続制御情報を抽出することと、特定接続制御情報と特定接続設定情報に基づいて特定接続先に端末装置を接続することとにより達成される。
ここで、複数の接続設定情報は、複数の接続先との接続を設定するために提供されてもい。複数の接続制御情報の各々は、複数の接続設定情報のうち、組となるべき特定接続設定情報の有効性を示す情報である。
接続するステップは、特定接続設定情報が有効であることを特定接続制御情報が示すとき、特定接続設定情報に基づいて端末装置を接続先と接続することにより達成されてもよい。
特定接続制御情報が特定接続設定情報に対して複数であり、複数の特定接続制御情報が順序付けられ、異なる範囲で有効性を示してもよい。
接続するステップは、複数の特定接続制御情報の各々の有効性に基づいて、順番に端末装置を接続先と接続することにより達成されてもよい。
特定接続設定情報を抽出するステップは、接続先が検出されたとき、接続先に基づいて複数の接続設定情報のうちの1つを特定接続設定情報として決定することにより達成されてもよい。
また、複数の接続設定情報の各々は、第1判別情報を有し、複数の接続制御情報の各々は、第2判別情報と条件を有してもよい。
特定接続制御情報を抽出するステップは、特定接続設定情報の第1判別情報と複数の接続制御情報の各々の第2判別情報が条件を満たすか否かを判定する処理を行うことと、条件を満たす接続制御情報を特定接続制御情報として決定することにより達成されてもよい。
また、特定接続先はネットワークであってもよいし、特定接続先は端末装置が接続されるネットワークに接続されたサーバーであってもよい。
図1は、本発明の第1実施例による接続制御システムの構成図である。 図2は、本発明の第1実施例による接続制御システムの具体的な例を示す図である。 図3は、本発明の第1実施例による接続制御システムで使用される端末装置の構成図ある。 図4は、本発明に係る接続制御情報及び接続設定情報の一例を示す図である。 図5Aは、本発明の第1実施例におけるネットワークIDパターンの一例を示す図である。 図5Bは、本発明の第1実施例におけるネットワークIDパターンの他の例を示す図である。 図5Cは、本発明の第1実施例におけるネットワークIDパターンの他の例を示す図である。 図5Dは、本発明の第1実施例におけるネットワークIDパターンの他の例を示す図である。 図6Aは、本発明の第1実施例におけるネットワークIDの一例を示す図である。 図6Bは、本発明の第1実施例におけるネットワークIDの他の例を示す図である。 図6Cは、本発明の第1実施例におけるネットワークIDの他の例を示す図である。 図7は、本発明の第1実施例による接続制御システムの動作を示すフローチャートである。 図8は、本発明の第1実施例における接続設定情報と接続制御情報との接続可否の判定動作を示すフローチャートである。 図9は、本発明の第2実施例による接続制御システムにおけるネットワークIDパターン及びネットワークIDを示す図である。 図10は、本発明の第2実施例における接続設定情報と接続制御情報との接続可否の判定動作を示すフローチャートである。 図11は、本発明の第3実施例であるサービス利用システムの構成図である。
以下に添付図面を参照して、本発明による端末装置を用いる接続制御システムを利用するネットワークシステムについて詳細に説明する。本発明による接続制御システムは、企業内ネットワークのような特定のユーザのみが利用するネットワークへの接続の管理用途に適用できる。又、無線LANホットスポットのような不特定多数のユーザが利用するネットワークへの、接続を管理し、課金を行う用途にも適用可能である。
[第1実施例]
図1は、本発明の第1実施例によるネットワークシステムの構成を示すブロック図である。図2は、ネットワークシステムをより具体的に示す図である。第1実施例のネットワークシステムは、ネットワーク管理者Bが管理する接続制御情報配布装置10と接続設定情報配布装置20、ユーザAにより使用される端末装置30、及び端末装置30が接続されるネットワーク40とを備えている。以下に、接続先に端末ユーザAの端末装置30が接続される例に用いて本発明によるネットワークシステムを説明する。接続先は、この例では、企業内で使用され、ネットワーク管理者Bによって管理される無線LANを利用したネットワーク40である。
ネットワーク管理者Bにより管理されるネットワーク40(40−1〜40−n)は、無線LANアクセスポイント401(401−1〜401−n)、DNSサーバ402(402−1〜402−n)、Webサーバ403(403−1〜403−n)、ゲートウェイ装置404(404−1〜404−n)を備えている。ネットワーク40はインターネット50に接続されている。
無線LANアクセスポイント401は、電波到達圏内の端末装置30に、アクセスポイントの存在を通知するために、ESS−IDを定期的に発信する。端末装置30が電波到達圏内に入り、ネットワーク40に接続されると、Webサーバ403は、ネットワーク40に関するWebページ(ポータルページ)を提供する。また、ゲートウェイ装置404は、ネットワーク50を経由して、端末装置30をインターネット50に接続する。又、端末装置30は、インターネット50を利用する場合、DNSサーバ402によって、ドメインネームサービスを受けることができる。
接続制御情報配布装置10は、サーバ等のコンピュータ装置であり、ネットワーク管理者Bによってキーボード等の入力ユニットから入力される接続制御情報RIを保持する。接続制御情報RIは、接続設定情報SIとの組合せにより端末装置30とネットワーク40と間の接続許否を判定するために使用される。接続制御情報RIは、許否の判定基準が変更されるときに、変更される。接続設定情報Siが新たに追加されるときは、接続制御情報RIも追加される。図4に示されるように、ネットワークIDパターン501と、接続の有効性を示すデータとして有効期限502を含んでいる。有効期限502は、ネットワーク40との接続が許可される期限を示す。
図5Aから5Dは、接続制御情報RIに含まれるネットワークIDパターン501(501−1〜501−4)の4つ例を示している。本実施例におけるネットワークIDパターン501は、XML文書の形で記載されている。ネットワークIDパターン501−1では、最上位階層のタグ<nwid−pattern>は、本XML文書がネットワークIDパターン501に関する情報を記述していることを示している。この直下のタグから、処理が開始される。次の階層のタグは、接続設定情報SIに含まれるネットワークID602と、次の階層のタグに記載のテキストを比較する時の比較条件を示し、<and>の場合、本タグの中の全ての条件が満たされたネットワークID601が組合わせ可能と判断される。次の階層のタグは、<location>と、<organizaton>である。これらはそれぞれ、接続制御情報RIにより接続が許可されるネットワークの敷設場所と、管理組織についての情報を記述している。
接続制御情報配布装置10は、図2に示されるように、赤外線装置110のような通信装置を備えている。端末装置30も赤外線通信装置を備えているとき、接続制御情報配布装置10は、赤外線回線を介して接続制御情報RIを端末装置30に提供する。
接続設定情報配布装置20は、サーバ等のコンピュータ装置であり、ネットワーク管理者Bによってキーボード等の入力ユニットから入力される接続設定情報SIを記録する装置である。接続設定情報SIは、ネットワーク40に対応するネットワークインターフェース307の設定情報である。接続設定情報SIは、ネットワーク40が新たに設置されるとき、接続設定情報配布装置20に追加される。既存のネットワーク40の規格が変更されたときは、接続設定情報SIも変更される。
図4に示されるように、接続設定情報SIは、無線LANにおけるネットワークの識別子であるESS−ID601と、ネットワークを管理するためにネットワーク管理者Bにより設定される識別子であるネットワークID602と、WEPキー603と、端末装置30がIP通信を行なうための自端末装置のIPアドレス604と、端末装置30がインターネット50を利用するために必要なデフォルトゲートウェイIPアドレス605と、端末装置30がドメインネームサービスを受けるために必要なDNSサーバIPアドレス606と、端末装置30がポータルページを表示するために必要なWebサーバIPアドレス607を含んでいる。このように、接続制御情報RIは、技術規格に依存する情報を含まず、それらの情報は接続設定情報SIのみが有している。これにより、混在するネットワーク構成に対しても、統一的にネットワーク接続の許否を設定することができる。
図6Aから6Cは、接続設定情報SIに含まれるネットワークID601(601−1から601−3)の例を示す。本実施例におけるネットワークID601は、XML文書として記載されている。ネットワークID601−1では、最上位階層のタグ<nwid>は、本XML文書がネットワークID601に関する情報を記述していることを示している。この直下のタグは、<location>と、<organizaton>である。これらはそれぞれ、接続設定情報SIによって、接続の設定が可能なネットワークの敷設場所と管理組織についての情報を記述している。
接続設定情報配布装置20は、赤外線装置210のような通信装置を備えている。また、端末装置30が赤外線による通信装置を有するとき、接続設定情報配布装置20は、赤外線回線を介して接続設定情報SIを端末装置30に提供する。
端末装置30は、端末ユーザAにより使用される携帯可能な、情報処理・通信機器である。図3は、端末装置30の構成を示すブロック図である。図3を参照して、端末装置30は、接続制御情報保存部301と、接続設定情報保存部302と、ネットワーク接続エージェント303と、ネットワークインターフェース307と、表示画面309と、赤外線通信装置310と、CPU311と、メモリ312とを備えている。端末装置30の接続制御情報保存部301や接続設定情報保存部302は、ROMのような固定的に端末装置30に設置される記憶装置でも、メモリーカードやICチップのような持ち運びが可能な記録装置でも構わない。
赤外線通信装置310は、接続制御情報配布装置10と接続設定情報配布装置20の各々の赤外線通信装置と赤外線回線を確立し、接続制御情報配布装置10と接続設定情報配布装置20から接続制御情報RIと接続設定情報SIをそれぞれ受信する。端末装置30に受信される接続制御情報RIは、接続制御情報保存部301に保存される。この例では、接続制御情報RI−1と、接続制御情報RI−2と、接続制御情報RI−3が保存されている。又、端末装置30に受信される接続設定情報SIは、接続設定情報保存部302に保存される。この例では、接続設定情報SI−1と、接続設定情報SI−2と、接続設定情報SI−3が保存されている。
ネットワーク接続エージェント303は、端末装置30とネットワーク40を接続するためのソフトウェアとして実現される。CPU311により実行されることにより、無線LANアクセスポイント検知部304と、接続制御情報確認部305と、インタフェース設定部306と、ポータルページ表示部308とを実現している。端末装置30がネットワーク40の無線LANの接続圏内に入った場合、無線LANアクセスポイント検知部304は、無線LANアクセスポイント401を検出し、ESS−IDを取得する。接続制御情報確認部305は、ネットワーク接続エージェント303によって接続設定情報保存部302から抽出される接続設定情報SIに含まれるネットワークIDと、接続制御情報保存部301内の接続制御情報RIに含まれるネットワークIDパターンとを比較し、組合せが可能か否かを判断する。又、ネットワーク接続エージェント303によって接続制御情報保存部303から抽出される接続制御情報RIに含まれる有効期限を参照し、有効期限を過ぎていないかどうかを確認する。接続制御情報RIに含まれる有効期限を経過していない場合、インタフェース設定部306は、抽出される接続制御情報RIを使用してインタフェース307の設定を行なう。ポータルページ表示部308は、端末装置30がネットワーク40に接続された後に、Webサーバ403からポータルページの情報を取得して、表示画面309に表示する。
CPU311は、端末装置30全体の制御を行ない、ネットワーク接続エージェント303の実行処理を行なう。メモリ312は、CPU311が各種処理を行なう際にデータや信号の一時的な記録を実施する。
図7は、本発明による接続制御システムの動作の流れを示している。
ネットワーク管理者Bは、自らが管理しているネットワーク40に関する接続制御情報RIを接続制御情報配布装置10に登録する(ステップS1)。又、同様にネットワーク40に関する接続設定情報SIを接続設定情報配布装置20に登録する(ステップS3)。端末装置30からの要求を受けると、接続制御情報配布装置10は、赤外線通信回線を介して登録されている接続制御情報RIの中から、例えば、接続制御情報RI−1〜RI−3を端末装置30に提供する(ステップS2)。又、接続設定情報配布装置20は、端末装置30からの要求を受けると、保持している接続設定情報SIの中から、接続設定情報SI−1〜SI−3を赤外線回線を介して端末装置30に提供する(ステップS4)。尚、接続設定情報SI−1〜SI−3はそれぞれ、ネットワーク40−1〜40−3に対応するインタフェース307の設定情報である。端末装置30は、取得された接続制御情報RI−1からRI−3を接続制御情報保存部301に保存し、接続設定情報SI−1〜SI−3を接続設定情報保存部302に保存する(ステップS6)。
このように、端末装置30に保存される接続制御情報RIと接続設定情報SIは、必要の都度取得することができるので、接続可能なネットワーク40を増やすことができ、又、ネットワークの技術規格が変更されても柔軟に対応することができる。
接続制御情報RIと接続設定情報SIの配布及び端末装置30内における保存をDRM(Digital Right Management)技術を用いて行なわれると、セキュリティが向上する。DRM技術の利用によって、ネットワーク管理者Bが、端末ユーザAによる接続制御情報RIや接続設定情報SIの内容の閲覧や変更に対して、制限を加えることが可能になる。これにより、例えばネットワーク接続制御情報RI内の有効期限502を、端末ユーザBが勝手に書き換えるなどの行為を禁止することができるようになる。
ステップS2からS6によって、予め接続制御情報RIと接続設定情報SIを保持している端末装置30が、ネットワーク40−1の接続圏内に入った場合、ネットワーク接続エージェント303の無線LANアクセスポイント検知部304は、無線LANアクセスポイント401−1を検出し、無線LANアクセスポイント401−1から送信されるESS−IDを取得する(ステップS8)。
ネットワーク接続エージェント303は、取得されたESS−IDと一致するESS−IDをキー値として持つ接続設定情報SIを接続設定情報保存部302内から検索する。この例では、接続設定情報SI−1が抽出されたとする(ステップS10)。尚、本説明では、ネットワーク40−1〜40−3のESS−IDと、接続設定情報SI−1〜SI−3のESS−IDがそれぞれ対応しているものとする。
ネットワーク接続エージェント303は、接続制御情報保存部301内のネットワーク接続制御情報RIを順に読みだし、接続制御情報確認部305で接続設定情報SI−1と組合せることができるかを確認する(ステップS12)。接続制御情報確認部305は、接続制御情報RIのネットワークIDパターン501内の条件において、抽出された接続設定情報SI内のネットワークID602と一致するか否かにより、接続設定情報SIと接続制御情報RIとの組合せの可能性を判定する。
図8は、ステップS12における接続設定情報SIと接続制御情報RIとの組合せを判定するときの動作を示す。ネットワーク接続エージェント303は、接続制御情報RI−1を読み出す。接続制御情報確認部305は、ネットワークIDパターン501−1中の比較条件であるタグを参照する(ステップSB1)。参照された比較条件タグが<not>タグの場合は(ステップSB2)、<not>タグ直下のタグを再帰処理し、処理結果の論理反転を返す(ステップSB3)。参照された比較条件タグが<and>タグの場合は(ステップSB4)、<and>タグ直下のタグを順に再帰処理し、全ての処理結果の論理積を返す(ステップSB5)。参照された比較条件タグが<or>タグの場合は(ステップSB6)、<or>タグ直下のタグを順に再帰処理し、全ての処理結果の論理和を返す(ステップSB7)。
接続制御情報確認部305は、タグ直下のテキスト、例えば、<location>タグ直下のネットワーク敷設場所の情報や、<organization>タグ直下のネットワーク管理組織の情報を、ネットワークIDパターン501−1とネットワークID602−1から抽出する(ステップSB8、ステップSB9)。次に、抽出されたテキストを比較し(ステップSB10)、一致していれば真値を返し(ステップSB11)、不一致であれば偽値を返す(ステップSB12)。比較条件タグ直下の全ての処理結果は、タグに記載の条件で論理計算して真偽を返し、真値であれば、接続設定情報SIと組み合わせ可能な接続制御情報RIと判定し、偽値であれば組合せ不可能な接続制御情報RIと判定する。
この例では、タグは<and>であるので(ステップSB4)、<and>直下のタグの条件を順に比較し、<and>タグ中の、全ての条件の比較結果の論理積を返す(ステップSB5)。接続制御情報確認部305は、ネットワークIDパターン501−1の<location>タグの情報と、ネットワークID602−1中の<location>タグの情報を取り出し(ステップSB8、ステップSB9)、比較する(ステップSB10)。両者ともcom.×××.jp.jigyoshoA.fab6であり、ネットワーク敷設場所情報は一致するので、真値を返す(ステップSB11)。次に、ネットワークIDパターン501−1中の<organization>タグの情報と、ネットワークID602−1中の<organization>タグの情報を取り出し(ステップSB8、ステップSB9)、比較する(ステップSB10)。両者ともcom.×××.jp.cl.dr1であり、ネットワーク管理組織情報は一致するので、真値を返す(ステップSB11)。こうして、<and>タグ中の全ての条件が満たされるので(全て真値)、全ての処理結果の論理積は、真値となり、接続制御情報RI−1は、接続設定情報SI−1と組合わせが可能であると判定される。
同様に、ネットワーク接続エージェント303は、接続制御情報RI−2を読み出し、組合せを判定する。接続制御情報確認部305は、<and>タグを入力として受け取り(ステップSB4)、<and>直下のタグの条件を順に比較し、<and>タグ中の全ての条件の比較結果の論理積を返す(ステップSB5)。接続制御情報確認部305は、ネットワークIDパターン501−2の<location>タグの情報と、ネットワークID602−1中の<location>タグの情報を取り出し(ステップSB8、ステップSB9)、比較する(ステップSB10)。両者は異なっているため、ネットワーク敷設場所情報については、偽値を返す(ステップSB11)。次に、<or>タグを入力として受け取り(ステップSB6)、<or>直下のタグの条件を順に比較し、<or>タグ中の全ての条件の比較結果の論理和を返す(ステップSB7)。ネットワークIDパターン501−2中の<organization>タグの情報と、ネットワークID602−1中の<organization>タグの情報を取り出し(ステップSB8、ステップSB9)、比較する(ステップSB10)。ネットワークIDパターン501−2に記載の2つのネットワーク管理組織情報と不一致であるので、2つとも偽値を返す(ステップSB11)。その後、<or>タグ直下の条件について処理が終わると、処理結果の論理和を計算する。この場合、両者とも偽値であるので偽値を返す。(ステップSB7)。<and>タグ中の全ての条件が満たされず、全ての処理結果の論理積は、偽値となり、接続制御情報RI−2は、接続設定情報SI−1と組合わせ不可能と判定される。
接続制御情報RI-3についても同様に、ネットワークIDパターン501−3の条件は<and>であり、<organization>の情報が不一致であるので、結果は偽値となり、接続制御情報RI−3は、接続設定情報SI−1と組合わせ不可能と判定される。
従って、ネットワーク接続エージェント303は、接続制御情報確認部305で接続設定情報SI−1と組合せが可能と判定された接続制御情報RI−1を抽出する(ステップS13)。接続制御情報確認部305は、抽出された接続制御情報RI−1に含まれる有効期限502を確認する(ステップS14)。有効期限を過ぎている場合、ネットワーク接続エージェント303は接続処理を終了し、ネットワーク40−1に接続しない(ステップS15)。又、接続制御情報保存部301に、接続設定情報SI−1と組合せ可能な接続制御情報RIを保持していない場合、接続処理を終了し、ネットワーク40−1に接続しない(ステップS15)。
抽出された接続制御情報RI−1が有効期限内である場合、ネットワークインタフェ−ス設定部306は、接続設定情報SI−1に含まれるIPアドレス604と、デフォルトゲートウェイIPアドレス605と、DNSサーバIPアドレス606と、WebサーバIPアドレス607を用いて、ネットワークインタフェース307の設定を行ない、無線LANアクセスポイント401−1を介してネットワーク40−1と端末装置30との接続を実行する(ステップS16)。接続が完了すると、ネットワーク接続エージェント303は、Webサーバ403−1からネットワーク40−1を通じてポータルページ情報を取得し、ポータルページ表示部308によって処理し、表示画面309に表示して、端末ユーザAに提示する(ステップS20)。
端末装置30が、無線LANアクセスポイント401−1から離れ、接続圏外に入ると、無線LANアクセスポイント401−1からの電波が届かなくなるので、端末装置30とネットワーク40−1の間の接続は切断される。
次に、端末装置30がネットワーク40−2の接続圏内に入った場合、無線LANアクセスポイント検知部304は、無線LANアクセスポイント401−2を検出し、無線LANアクセスポイント401−2から送信されるESS−IDを取得する(ステップS8)。ネットワーク接続エージェント303は、取得したESS−IDと一致するESS−IDをキー値として持つ接続設定情報SIを接続設定情報保存部302内から検索して、キー値が一致する接続設定情報SI−2を抽出する(ステップS10)。
ネットワーク接続エージェント303は、接続制御情報RI−1を読み出し、組合せの可能性を判定する。接続制御情報確認部305は、ネットワークIDパターン501−1中の比較条件タグを参照する(ステップSB1)。本タグは<and>であるので(ステップSB4)、<and>直下の条件を順に比較し、<and>タグ中の全ての処理結果の論理積を返す(ステップSB5)。接続制御情報確認部305は、ネットワークIDパターン501−1の<location>タグの情報と、ネットワークID602−2中の<location>タグの情報を取り出し(ステップSB8、ステップSB9)、比較する(ステップSB10)。両者の情報は、異なっているため、ネットワーク敷設場所情報については、偽値を返す(ステップSB11)。次に、ネットワークIDパターン501−1中の<organization>タグの情報と、ネットワークID602−2中の<organization>タグの情報を取り出し(ステップSB8、ステップSB9)、比較する(ステップSB10)。両者は一致せず、ネットワーク管理組織情報については、偽値を返す(ステップSB11)。<and>タグ中の全ての条件が満たされず、全ての処理結果の論理積は、偽値となり、接続制御情報RI−1は、接続設定情報SI−2と組合わせ不可能と判定される。
次に、ネットワーク接続エージェント303は、接続制御情報RI−2を読み出し、組合せを判定する。接続制御情報確認部305は、ネットワークIDパターン501−2中の比較条件タグを参照する(ステップSB1)。本タグは<and>であるので(ステップSB4)、<and>直下のタグを順に比較し、<and>タグ中の全ての処理結果の論理積を返す(ステップSB5)。接続制御情報確認部305は、ネットワークIDパターン501−2の<location>タグの情報と、ネットワークID602−2中の<location>タグの情報を取り出し(ステップSB8、ステップSB9)、比較する(ステップSB10)。両者ともcom.×××.jp.jigyoshoB.bldg9で一致するので、ネットワーク敷設場所情報については、真値を返す(ステップSB11)。次に、<or>タグを入力として受取り(ステップSB1)、<or>タグ直下の処理結果の論理和を返す(SB7)。ネットワークIDパターン501−2中の<organization>タグの情報と、ネットワークID602−2中の<organization>タグの情報を取り出し(ステップSB8、ステップSB9)、比較する(ステップSB10)。ネットワークIDパターン501−2中の<organization>タグの情報にcom.×××.jp.cl.dr2が含まれているので、ネットワーク管理組織情報については、真値を返す。<and>タグ中の全ての条件が満たされるので、全ての処理結果の論理積は真値となり、接続制御情報RI−2は、接続設定情報SI−2と組合わせが可能と判断する。
接続制御情報RI-3についても同様に、ネットワークIDパターン501−3の比較条件が<and>であり、ネットワーク敷設場所情報、ネットワーク管理組織情報、ともに一致し、論理積の結果、真値となり、接続制御情報RI−3は、接続設定情報SI−2と組合わせが可能と判定される。
従って、ネットワーク接続エージェント303は、接続制御情報RI−2と、接続制御情報RI−3を抽出する(ステップS13)。
接続制御情報確認部305は、接続制御情報RI−2に含まれる有効期限502−2を確認し、有効期限を過ぎている場合、接続制御情報RI−3に含まれる有効期限502−3を確認する。有効期限502−3も有効期限が過ぎている場合、ネットワークエージェント303は接続処理を終了し、ネットワーク40−1に接続しない(ステップS15)。
抽出された接続制御情報RI−2が有効期限内である場合、ネットワークインタフェ−ス設定部306は、接続設定情報SI−2に含まれるIPアドレス604と、デフォルトゲートウェイIPアドレス605と、DNSサーバIPアドレス606と、WebサーバIPアドレス607を用いて、ネットワークインタフェース307の設定を行ない、無線LANアクセスポイント401−1を介してネットワーク40−1と端末装置30との接続を実行する(ステップS16)。以後、同様にステップS18からステップS20の動作をする。又、接続制御情報RI−2が有効期限外で接続制御情報RI−3が有効期限内である場合、ネットワークインタフェース設定部306は、同様に接続設定情報SI−2を使用してネットワークインタフェース307の設定を行ない、ネットワーク40−1と端末装置30との接続を実行する(ステップS16)。以後、同様にステップS18からステップS20の動作をする。
次に、端末装置30がネットワーク40−3の接続圏内に入った場合、無線LANアクセスポイント検知部304は、無線LANアクセスポイント401−3を検出し、無線LANアクセスポイント401−3から送信されるESS−IDを取得する(ステップS8)。ネットワーク接続エージェント303は、取得したESS−IDと一致するESS−IDをキー値として持つ接続設定情報SIを接続設定情報保存部302内から検索して、キー値が一致する接続設定情報SI−3を抽出する(ステップS10)。
ネットワーク接続エージェント303は、同様にして、接続制御情報保存部301から、接続制御情報RI−1乃至接続制御情報RI−3を読み出し、組合せを判定する。ネットワークID602−3中の<location>タグは、com.×××.jp.jigyoshoB.bldg10、<organization>タグは、com.×××.jp.cl.dr3であり、適合するネットワークIDパターンはないため、接続制御情報RI−1乃至接続制御情報RI−3を抽出できず、ネットワークエージェント303は接続処理を終了し、ネットワーク40−1に接続しない(ステップS15)。
又、ネットワークの敷設場所情報や、管理組織情報は正規表現で記載され、例えば、図5(b)に示されるネットワークIDパターン501−4のように敷設場所情報がcom.xxx.jp.jigyoshoB.*、管理組織情報がcom.xxx.jp.cl.*である場合、com.xxx.jp.jigyoshoBを含む全てのネットワークIDとマッチングする。図6の例では、ネットワークID602−2及びネットワークID602−3とマッチングする。従って、端末装置30がネットワークIDパターン501−4を含む接続制御情報RIを保持している場合、ネットワーク40−1にもネットワーク40−2にも接続することができる。
以上のように、ネットワーク40に接続するための接続設定情報SIと、接続の許否を実行する接続制御情報RIの組合せは、1対1の一通りに限らず、1対多、あるいは多対多でも構わない。又、接続制御情報RIに含める有効期限502のような接続許否を決定する情報を多種多様に変えて、ネットワーク接続の許否を柔軟に設定することができる。例えば、ネットワーク40の使用料金を定めたプリペイド情報を接続制御情報RIに含めることで、一定の課金額に達した時点から、端末装置30が接続可能なネットワーク40を減らすことが可能となる。又、ある接続設定情報SIに対して組合わせ可能な接続制御情報RIが2個用意され、順序付けが行われる。第1接続制御情報RIを、ネットワークを無料利用可能であるが、有効期限のあるものにしておき、第2接続制御情報RIを、プリペイド情報を含むものにしておく。これにより、ネットワーク接続エージェント303は、第1接続制御情報に基づいて最初に時点までは無料でネットワーク40を利用できることを判定するが、それ以降は第2接続制御情報に基づいて有料(プリペイド)であり、有効性に期限があることを判定する。この結果プリペイドを使い切った時点で、ネットワークに接続不可能になるといった制御も可能である。更に、接続時間帯情報を含めることで、時間毎の接続可能な端末装置30の台数を制限することができる。
又、接続先ネットワークの技術規格が複数種類ある場合でも、それぞれの技術規格に沿った接続設定情報SIを用意すれば良く、接続制御情報RIは技術規格に依らないように構成できるので、複数技術規格の混在するネットワークに対しても、統一的に接続の許否の判定を行うことができる。
次に、本発明の第2実施例による接続制御システムを説明する。第2実施例の接続制御システムは、構成は第1実施例と同様であるが、接続制御情報と接続設定情報が異なる。図9は、本発明の第2実施例において使用されるネットワークIDパターン501とネットワークID602の構成を示す。ネットワークIDパターン501及びネットワークID602は、IPアドレス表記法で記述されている。ネットワークIDパターン501は、ネットワーク40を識別する識別情報501Aと、mask501Bと、比較条件501Cとを有している。比較条件501Cは、接続制御情報RIと接続設定情報SIとが組合せ可能であるかを判定する時の条件であり、論理式で示される。接続制御情報確認部305は、接続制御情報RIと接続設定情報SIとが組合せ可能であるか判定する時、比較条件501Cに基づいてmask501BとネットワークID602と計算する。一例として、ネットワークIDパターン501の構成では、識別情報501Aは10.15.0.0と記述され、mask501Bは255.255.0.0と記述され、比較条件501Cをandと記述され、ネットワークID602は、10.15.34.2と記述されている。
本発明の第2実施例による接続制御システムでは、図7に示される第1実施例と同じ動作で、端末装置30とネットワーク40とを接続する。
図10は、図7のステップS12における接続設定情報SIと接続制御情報RIとの組合せの可能性の判定するときの動作を示す。ネットワーク接続エージェント303は、接続制御情報RIを読み出し、組合せの可能性を判定する。接続制御情報確認部305は、ネットワークIDパターン501中のmask501Bを取出す(ステップSC1)。次にネットワークIDパターン501中の比較条件501Cを参照して論理計算の計算方式を決定する(ステップSC3)。そして、mask501BとネットワークIDとの論理計算を実施する(ステップSC4)。この例では、比較条件501Cはandであるので、ネットワークIDの10.15.34.2とmask501Bの255.255.0.0との論理積(2進数表記による論理積)を実行する。ネットワークIDパターン501から識別情報501Aを取り出し(ステップSC7)、ステップSC5における計算結果と比較して、組み合わせの可能性の判定を行う(ステップSC9)。この場合、識別情報501AとステップSC5における計算結果の値はともに、10.15.0.0と一致しているので、このネットワークIDパターン501と持つ接続制御情報RIは、接続設定情報と組み合わせ可能であると判定される(ステップSC11)。もし、識別情報501AとステップSC5における計算結果の値が一致していない場合、組合せ不可能と判定される(ステップSC13)。
上記の例の比較条件501Cはandであるが、orやnotのような他の論理式でも、その組合せでも構わない。
この方法では、XML文書で記述する場合に比べて、ネットワークIDパターン501とネットワークID602に含むことのできる情報の自由度は落ちるが、組合せの可能性の判定処理が簡単で、高速処理が可能となる。
以上のように、本発明による接続制御システムは、端末装置30内において接続の可否確認を実施し、ネットワークを通じて外部のサーバの助けを必要としない。このため、接続する前に接続可否を判定できる。
又、ネットワーク40への接続許否を判定する権利情報と、インタフェース307の設定情報を分離し、ネットワーク40の技術規格に依存する情報は、全てインタフェース307の設定情報側に格納しており、ネットワーク40への接続制御情報RIには含まれていない。従って、複数の無線LANの技術規格が混在するネットワーク構成に対しても、統一的にネットワーク接続の許否を設定できる。
図11は、本発明の第3実施例による接続制御システムの構成を示すブロック図である。図11を参照して、第3実施例では、ネットワーク上で提供されるサービス(例えば、VoIPサービス)に対して、権利情報と設定情報が分離して管理され、サービスを利用する際に利用の拒否の判定及び接続設定が実行される。この場合、VoIPサービスを利用するための権利情報RI’の内容は、VoIP技術規格に依存せず、VoIPサービスを利用するための設定情報SI’の内容は、VoIPサービスを利用するために必要な設定情報項目が含まれる。
第3実施例において、第1実施例における接続制御システムは、ネットワークサービス利用システムとして構成される。図11に、ネットワークサービス利用システムの構成を示す。本発明によるネットワークサービス利用システムは、端末装置30’と、端末装置30’に接続されるネットワーク40’と、ネットワーク40’上で提供されるVoIPサービスを利用するための設定に使用する設定情報SI’を保持する設定情報配布装置302’と、VoIPサービスを使用できるか否かを判定するために用いられる権利情報RI’を保持する権利情報配布装置301’とを備える。又、VoIPサービスをネットワーク40’上に提供するサービス提供サーバ307’がネットワーク40’に接続されている。
端末装置30’は、権利情報保存部301’と、設定情報保存部302’と、サービス利用エージェント303’とを備える。端末装置30’は、前もって権利情報配布装置10’から権利情報RI’を取得して権利情報保持部301’に保持する。又、設定情報配布装置20’から設定情報SI’を取得して設定情報保持部302’に保持する。サービス利用エージェント303’は、権利情報確認部305’と、設定情報送信部306’とを備える。
端末装置30’がネットワーク40’上のVoIPサービスを利用する際、先ず、サービス利用エージェント303’は、そのネットワーク40’上のVoIPサービスを利用するための設定に使用する設定情報SI’を抽出する。又、設定情報SI’に対応する権利情報RI’を権利情報保存部301’から検索して抽出する。対応する権利情報RI’がない場合、端末装置30は該当するネットワーク40’のVoIPサービスを利用できない。ここで、権利情報保存部301’に保存される権利情報RI’が、権利情報RI−1’〜RI−n’、設定情報保存部302’に保存される設定情報SI’が、設定情報SI−1’〜SI−n’であり、権利情報RI’、設定情報SI’にはそれぞれA、B、C、D、E、F等の共通した情報が含まれているとする。
VoIPサービスを利用するための設定に使用される設定情報SI’が設定情報SI−3’である時、サービス利用エージェント303’は、設定情報保存部302’から設定情報SI−3’を抽出し、設定情報SI−3’に含まれる情報Cを有する権利情報RI’を権利情報保存部301’から検索し、権利情報RI−2’を抽出する。権利情報確認部305’は、権利情報RI−2’を参照して、VoIPサービスの利用拒否を判定する。この際、権利情報RI−2’は使用可能期限である有効期限等の利用条件を含む。
権利確認部305’で該当するVoIPサービスが利用可能であると判断されると、設定情報送信部306’は、設定情報SI−3’をネットワーク40’を介して、サービス提供サーバ307’に送信し、VoIPサービスを利用するための設定を行ない、サービスの提供を受ける。
以上のように、サービスの技術規格に依存せず利用可否のみを判定する権利情報と、サービスの技術規格に依存し、サービスを利用するための設定に用いられる設定情報を分離して保持することで、端末装置30が利用可能なネットワーク毎のサービスの数や種類を柔軟に変更でき、更に、端末装置30内で設定情報と権利情報を一括管理することで複数の技術規格のサービスが混在するネットワーク40に対して、統一的にサービスの利用可否を設定できる。
本発明の接続制御システム及び端末装置によれば、ネットワークへ接続する前に端末装置内で接続可否を判定できる。又、端末装置が接続可能なネットワークの数や構成を柔軟に変更できる。
更に、複数の技術規格が混在するネットワーク構成に対して、統一的にネットワークへの接続の許否を設定することができる。

Claims (40)

  1. 複数の接続先との接続を設定するための複数の接続設定情報を保存する第1保存部と、
    前記複数の接続設定情報に基づく前記接続を制御するための複数の接続制御情報を保存する第2保存部と、
    前記複数の接続設定情報と前記複数の接続制御情報に、特定接続先に対応する組の特定接続設定情報と少なくとも1つの特定接続制御情報がそれぞれ存在するとき、前記特定接続制御情報と前記特定接続設定情報に基づいて前記特定接続先に接続する接続エージェントと
    を具備する端末装置。
  2. 請求項1に記載の端末装置において、
    前記特定接続制御情報が前記特定接続先との接続が有効であることを示すとき、前記接続エージェントは、前記特定接続設定情報に基づいて前記端末装置を前記接続先と接続する
    端末装置。
  3. 請求項1に記載の端末装置において、
    前記特定接続制御情報が前記特定接続設定情報に対して複数であり、
    前記複数の特定接続制御情報が順序付けられ、異なる範囲で前記特定接続先との接続が有効であることを示すとき、前記接続エージェントは、前記複数の特定接続制御情報に基づいて、順番に、前記特定接続設定情報に基づく前記端末装置の前記接続先への接続を実行する
    端末装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれかに記載の端末装置において、
    前記接続エージェントは、前記特定接続先に基づいて前記複数の接続設定情報のうちの1つを前記特定接続設定情報として決定し、前記特定接続制御情報に基づいて前記複数の接続制御情報のうち少なくとも1つを前記特定接続制御情報として決定する
    端末装置。
  5. 請求項4に記載の端末装置において、
    前記接続エージェントは、前記特定接続先が検出されたとき、前記特定接続先に基づいて前記複数の接続設定情報のうちの1つを前記特定接続設定情報として決定し、前記特定接続設定情報に基づいて前記複数の接続制御情報のうち少なくとも1つを前記特定接続制御情報として決定する
    端末装置。
  6. 請求項4又は5に記載の端末装置において、
    前記複数の接続設定情報の各々は、第1判別情報を有し、
    前記複数の接続制御情報の各々は、第2判別情報と条件を有し、
    前記接続エージェントは、前記特定接続設定情報の前記第1判別情報と前記複数の接続制御情報の各々の前記第2判別情報が前記条件を満たすか否かを判定する処理を行い、前記条件を満たす前記接続制御情報を前記特定接続制御情報として決定する
    端末装置。
  7. 請求項1乃至6のいずれかに記載の端末装置であって、
    前記特定接続先はネットワークである
    端末装置。
  8. 請求項1乃至6のいずれかに記載の端末装置であって、
    前記特定接続先は前記端末装置が接続されるネットワークに接続されたサーバーである
    端末装置。
  9. 複数の接続先との接続を設定するための複数の配布接続設定情報を格納する接続設定情報配布装置と、
    前記複数の配布接続設定情報に基づく前記接続を制御するための複数の配布接続制御情報を格納する接続制御情報配布装置と、
    端末装置とを具備し、
    前記端末装置は、
    第1保存部と第2保存部と、
    前記接続設定情報配布装置から前記複数の配布接続設定情報の少なくとも一部を複数の接続設定情報として取得して前記第1保存部に格納し、前記接続設定情報配布装置から前記複数の配布接続制御情報の少なくとも一部を複数の接続制御情報として取得して前記第2保存部に格納する通信部と、
    前記複数の接続設定情報と前記複数の接続制御情報に、特定接続先に対応する組の特定接続設定情報と少なくとも1つの特定接続制御情報がそれぞれ存在するとき、前記特定接続制御情報と前記特定接続設定情報に基づいて前記特定接続先に前記端末装置を接続する接続エージェントと
    を具備する接続制御システム。
  10. 請求項9に記載の接続制御システムにおいて、
    新たな接続先が追加されるとき、前記新たな接続先に対応する配布接続設定情報が前記接続設定情報配布装置に追加され、
    前記複数の配布接続制御情報の各々は、前記複数の配布接続設定情報のうち、前記組となるべき前記特定接続設定情報の有効性を示す情報である
    接続制御システム。
  11. 請求項9又は10に記載の接続制御システムであって、
    前記特定接続先はネットワークである
    接続制御システム。
  12. 請求項9又は10に記載の接続制御システムであって、
    前記特定接続先は前記端末装置が接続されるネットワークに接続されたサーバーである
    接続制御システム。
  13. 端末装置が特定接続先に接続されるべきとき、第1保存部に格納された複数の接続設定情報から前記特定接続先に対応する特定接続設定情報を抽出するステップと、
    第2保存部に格納された複数の接続制御情報から、前記特定接続設定情報と組を構成すべき少なくとも1つの特定接続制御情報を抽出するステップと、
    前記特定接続制御情報と前記特定接続設定情報に基づいて前記特定接続先に前記端末装置を接続するステップと
    を具備する接続制御方法。
  14. 請求項13に記載の接続制御方法において、
    前記複数の接続設定情報は、複数の接続先との接続を設定するために提供され、
    前記複数の接続制御情報の各々は、前記複数の接続設定情報のうち、前記組となるべき前記特定接続設定情報の有効性を示す情報である
    接続制御方法。
  15. 請求項14に記載の接続制御方法において、
    前記接続するステップは、
    前記特定接続設定情報が有効であることを前記特定接続制御情報が示すとき、前記特定接続設定情報に基づいて前記端末装置を前記接続先と接続するステップ
    を具備する接続制御方法。
  16. 請求項14に記載の接続制御方法において、
    前記特定接続制御情報が前記特定接続設定情報に対して複数であり、
    前記複数の特定接続制御情報が順序付けられ、異なる範囲で有効性を示し、
    前記接続するステップは、
    前記複数の特定接続制御情報の各々の有効性に基づいて、順番に前記端末装置を前記接続先と接続するステップ
    を具備する接続制御方法。
  17. 請求項13乃至16のいずれかに記載の接続制御方法において、
    前記特定接続設定情報を抽出するステップは、
    前記接続先が検出されたとき、前記接続先に基づいて前記複数の接続設定情報のうちの1つを前記特定接続設定情報として決定するステップ
    を具備する接続制御方法。
  18. 請求項17に記載の接続制御方法において、
    前記複数の接続設定情報の各々は、第1判別情報を有し、
    前記複数の接続制御情報の各々は、第2判別情報と条件を有し、
    前記特定接続制御情報を抽出するステップは、
    前記特定接続設定情報の前記第1判別情報と前記複数の接続制御情報の各々の前記第2判別情報が前記条件を満たすか否かを判定する処理を行うステップと、
    前記条件を満たす前記接続制御情報を前記特定接続制御情報として決定するステップ
    を具備する接続制御方法。
  19. 請求項13乃至18のいずれかに記載の接続制御方法であって、
    前記接続先はネットワークである
    接続制御方法。
  20. 請求項13乃至18のいずれかに記載の接続制御方法であって、
    前記接続先は、ネットワークに接続されたサービス提供サーバである
    接続制御方法。
  21. 端末装置と、
    前記端末装置がネットワークへ接続するためのインタフェースの設定に使用する接続設定情報を保持する接続設定情報配布装置と、
    前記端末装置と前記ネットワークとの接続許否を判定するために用いられる接続権利情報を保持する接続権利情報配布装置とを備え、
    前記端末装置は、前もって、前記接続設定情報配布装置から前記接続設定情報を取得し、前記接続権利情報配布装置から前記接続権利情報を取得し、前記ネットワークを検知し、前記ネットワークに対応する接続設定情報を抽出し、前記接続設定情報に対応する前記接続権利情報を保持している場合、前記接続設定情報を用いて前記インタフェースの設定を行ない、前記ネットワークと接続する
    ネットワーク接続システム。
  22. 請求項21に記載のネットワーク接続システムであって、
    前記端末装置は、前記接続設定情報に対応する接続権利情報を保持していない場合、前記ネットワークとの接続が禁止される
    ネットワーク接続システム。
  23. 請求項21又は22に記載のネットワーク接続システムであって、
    前記接続設定情報は、前記接続設定の対象であるネットワークを識別するネットワークIDを有し、
    前記接続権利情報は、前記接続許否を判定する対象であるネットワークを識別する識別情報と、前記ネットワークIDと前記識別情報とを比較するための比較条件とを有し、
    前記端末装置は、ネットワークを検知すると、前記ネットワークに対応する前記接続設定情報の前記ネットワークIDと、保有する前記接続権利情報に含まれる前記識別情報とを前記比較条件の下に照合し、前記ネットワークIDと対応する識別情報を有する前記接続権利情報を、前記接続設定情報に対応する接続権利情報であると判定する
    ネットワーク接続システム。
  24. 請求項21から23のいずれか1項に記載のネットワーク接続システムであって、
    前記接続権利情報は、前記端末装置と前記ネットワークとの接続許否を判定する接続条件を有し、
    前記端末装置は、前記接続設定情報に対応する前記接続権利情報を保持している場合、前記接続権利情報の前記接続条件を参照し、前記端末装置の状態が前記接続条件を満たしているかどうかを判定し、前記接続条件を満たしている場合、前記ネットワークと接続する
    ネットワーク接続システム。
  25. 請求項24に記載のネットワーク接続システムであって、
    前記端末装置は、前記接続条件を満たしていない場合、前記ネットワークとの接続が禁止される
    ネットワーク接続システム。
  26. ネットワークへ接続するためのインタフェースの設定に使用する接続設定情報を保存する接続設定情報保存部と、
    前記ネットワークとの接続許否を判定する接続権利情報を保存する接続権利情報保存部と、
    前記ネットワークを検知すると、前記ネットワークに対応する前記接続設定情報を前記接続設定情報保存部から抽出し、前記接続設定情報に対応する前記接続権利情報を、前記接続権利情報保存部において検索するネットワーク接続エージェントを備え、
    前記接続設定情報と対応する接続権利情報を保持している場合、前記ネットワーク接続エージェントは、前記接続設定情報を用いて前記インタフェースの設定を行ない、前記ネットワークと接続する
    端末装置。
  27. 請求項26に記載の端末装置であって、
    前記ネットワーク接続エージェントは、前記接続設定情報と組合せが可能な接続権利情報を保持していない場合、前記ネットワークとの接続が禁止される
    端末装置。
  28. 請求項26又は27に記載の端末装置であって、
    前記接続設定情報は、前記接続設定の対象となる前記ネットワークを識別するネットワークIDを有し、
    前記接続権利情報は、前記接続許否の判定の対象となる前記ネットワークを識別する識別情報と、前記ネットワークIDと前記識別情報を比較するための比較条件とを有し、
    前記ネットワーク接続エージェントは、接続権利情報確認部を備え、
    前記接続権利情報確認部は、ネットワークを検知すると、前記ネットワークに対応するネットワークIDと、前記接続権利情報保存部の前記識別情報とを前記比較条件の下に照合し、前記ネットワークIDに対応する前記識別情報を有する前記接続権利情報を、前記接続設定情報に対応する接続権利情報であると判定する
    端末装置。
  29. 請求項26から28のいずれか1項に記載の端末装置であって、
    前記接続権利情報は、前記端末装置と前記ネットワークとの接続許否を判定する接続条件を有し、
    前記接続権利情報確認部は、前記接続設定情報に対応する接続権利情報を保持している場合、前記接続設定情報に対応する接続権利情報の前記接続条件を参照し、前記端末装置の状態が前記接続条件を満たしているかどうかを判定し、
    前記接続条件を満たしている場合、前記ネットワーク接続エージェントは、前記ネットワークと接続する
    端末装置。
  30. 請求項29に記載の端末装置であって、
    前記ネットワーク接続エージェントは、前記端末装置の状態が前記接続条件を満たしていない場合、前記ネットワークとの接続が禁止される
    端末装置。
  31. 請求項29又は30に記載の端末装置であって、
    前記接続条件は、前記端末装置が前記ネットワークに接続可能な期間を示す有効期限を含み、
    前記接続権利情報確認部は、前記有効期限を参照して、前記接続を希望する日時が前記有効期限を経過しているか否かを判定し、前記有効期限内である時、前記ネットワークと接続する
    端末装置。
  32. 請求項29から31のいずれか1項に記載の端末装置であって、
    前記接続条件は、前記ネットワークを利用するため、前記端末装置を使用するユーザが支払った料金を示すプリペイド情報であり、
    前記接続権利情報確認部は、前記プリペイド情報を参照し、前記ネットワークを利用可能な金額を満たしているか否かを判定し、前記プリペイド情報が前記金額より多い場合、前記ネットワークと接続する
    端末装置。
  33. 請求項28から32のいずれか1項に記載の端末装置であって、
    前記ネットワークIDは、前記接続設定情報によって前記接続設定が可能な前記ネットワークの第1の敷設場所の情報と、第1の管理組織の情報を含み、
    前記識別情報は、前記接続権利情報によって前記接続の許否判定が可能な前記ネットワークの第2の敷設場所の情報と、第2の管理組織の情報を含み
    前記接続権利情報確認部は、ネットワークを検知すると、前記ネットワークに対応するネットワークIDに含まれる前記第1の敷設場所の情報及び前記第1の管理組織の情報と、前記接続権利情報の前記識別情報に含まれる前記第2の敷設場所の情報及び前記第2の管理組織の情報とを前記比較条件の下でそれぞれ照合し、適合する前記識別情報を有する接続権利情報を、前記接続設定情報と組み合わせが可能であると判定する
    端末装置。
  34. 請求項33に記載の端末装置であって、
    前記第1の敷設場所の情報及び前記第1の管理組織の情報と、前記第2の敷設場所の情報及び前記第2の管理組織の情報は、文字列又はバイナリ形式で表記される
    端末装置。
  35. 請求項34に記載の端末装置であって、
    前記接続権利情報確認部は、前記比較条件の下、前記第1の敷設場所の情報と前記第2の敷設場所の情報、前記第1の管理組織の情報と前記第2の管理組織の情報をそれぞれパターンマッチによって照合し、マッチングする識別情報を有する接続権利情報を、前記接続設定情報に対応する接続権利情報であると判定する
    端末装置。
  36. 請求項26から35いずれか1項に記載の端末装置であって、
    前記接続設定情報は、ESS−IDを含み、
    前記端末装置は、無線LANのアクセスポイントを検知する無線LANアクセスポイント検知部を備え、
    前記ネットワーク接続エージェントは、前記無線LANアクセスポイント検知部が前記無線LANのアクセスポイントを検知すると、前記無線LANのアクセスポイントから送信されるESS−IDと同じ前記ESS−IDを含む前記接続設定情報を前記接続設定情報保存部から抽出し、前記接続設定情報を用いて前記無線LANとの接続を実施する
    端末装置。
  37. サービスを利用できるか否かの判定に用いる権利情報と、前記サービスを利用するための設定を行なう設定情報とを、前もって取得するステップと、
    サービスを利用する際、前記サービスに対応する設定情報を抽出するステップと、
    前記設定情報に対応する権利情報を検索するステップと、
    前記対応する権利情報を保有している場合、前記設定情報を用いて前記サービスを利用するための設定を行なうステップとを備える
    情報管理方法。
  38. 端末装置が、ネットワークへ接続するためのインタフェースの設定に使用する接続設定情報と、前記ネットワークへの接続許否を判定するために用いる接続権利情報とを前もって取得するステップと、
    前記ネットワークを検知し、前記ネットワークに対応する接続設定情報を抽出するステップと、
    前記接続設定情報に対応する接続権利情報を検索するステップと、
    前記接続設定情報に対応する接続権利情報を保持している場合、前記接続設定情報を使用して前記インタフェースを設定し、前記ネットワークと接続するステップと
    を備えるネットワーク接続方法。
  39. 請求項38に記載のネットワーク接続方法であって、
    前記端末装置が、前記接続設定情報に対応する接続権利情報を検索するステップにおいて、
    前記接続設定情報に含まれる第1のネットワークの情報と、前記接続権利情報に含まれる第2のネットワークの情報とを、前記接続権利情報に含まれる比較条件の下で比較するステップと、
    前記第1のネットワークの情報に対応する第2のネットワークの情報を有する接続権利情報を、前記接続設定情報に対応する接続権利情報として抽出するステップと
    を備えるネットワーク接続方法。
  40. 請求項39に記載のネットワーク接続方法であって、
    前記接続権利情報は、前記端末装置と前記ネットワークの接続許否を判定する接続条件を有し、
    前記接続設定情報に対応する接続権利情報の前記接続条件を参照するステップと、
    前記端末装置の状態が、前記接続条件を満たしてしている場合、前記接続設定情報を使用して前記インタフェースを設定し、前記ネットワークと接続するステップと
    を備えるネットワーク接続方法。
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