JP2001202249A - 情報通信システム及び端末装置 - Google Patents

情報通信システム及び端末装置

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JP2001202249A
JP2001202249A JP2000017839A JP2000017839A JP2001202249A JP 2001202249 A JP2001202249 A JP 2001202249A JP 2000017839 A JP2000017839 A JP 2000017839A JP 2000017839 A JP2000017839 A JP 2000017839A JP 2001202249 A JP2001202249 A JP 2001202249A
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JP2000017839A
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Takushi Kawamura
拓史 河村
Hiroshi Kawamoto
洋志 川本
Kisei Futagami
基誠 二神
Motohiko Nagano
元彦 長野
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】異なるネットワーク40A、40B、40Cに
接続された各端末装置30A、30B、30Cを介して
それぞれのネットワーク40A、40B、40Cにアク
セスする際に、各ネットワークごとのアプリケーション
ソフトウエアに対する環境設定を一段と容易になし得
る。 【解決手段】異なるネットワーク環境ごとのアプリケー
ション設定情報210を情報記憶媒体20に複数記憶し
ておき、情報記憶媒体20を着脱可能である端末装置3
0A、30B、30Cにおいて、情報記憶媒体20に記
憶されている複数のアプリケーション設定情報の中か
ら、自身のネットワーク環境に対応したアプリケーショ
ン設定情報を選択することにより、ユーザは端末装置3
0A、30B、30Cのネットワーク環境に応じたアプ
リケーションの選択及び設定を行うといった煩雑な操作
を回避することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は情報通信システム及
び端末装置に関し、特に異なるネットワーク環境を持つ
複数の端末装置に対してそれぞれのネットワーク環境に
適合したアプリケーションを設定する場合に適用して好
適なものである。
【0002】
【従来の技術】パーソナルコンピュータを代表とする端
末装置は、情報の授受を行うための種々の情報記録装置
を利用することができる。情報記録装置としては例えば
フロッピーディスク、CD−ROM、PCカード等の記
録メディアがある。
【0003】PCカードは、端末装置のPCMCIA(P
ersonal Computer Memory Card International Associa
tion) インターフェースを利用して、PCカードに付加
されている種々の機能を端末装置に提供する。PCカー
ドの種類には、情報を記録する機能を持つメモリカード
や、モデム機能を持つモデムカード、LAN(Local Are
a Network)への接続機能を持つLANカード等がなる。
【0004】一方、端末装置の各種アプリケーションソ
フトウエアは、そのアプリケーションをユーザが使用す
る際には、環境設定等を行う必要がある。特に他のパー
ソナルコンピュータ又は通信装置と通信を行うアプリケ
ーションソフトウエアに対しては、接続のための設定操
作を正しく行うことによりアプリケーションを有効に使
用することができる。これらの設定は通常ユーザが手動
で行うようになされていた。
【0005】例えば図7に示すように、情報通信システ
ム1では、パーソナルコンピュータ30A又は30Bで
ネットワークを利用した電子メールやWWW閲覧等のア
プリケーションを使用する場合には、ユーザは使用する
パーソナルコンピュータ30A又は30Bごとにアプリ
ケーションを利用するための設定を行う必要がある。
【0006】電子メールを利用する場合には、ユーザが
使用するメールサーバ41、50及びメールID、パス
ワードの情報を設定する。またWWW閲覧を利用する場
合にはPROXYサーバ42、50の情報を設定する。
また、共通のネットーク情報として、LAN接続されて
いる場合には、IPアドレス、DNSサーバ43、ゲー
トウエイサーバ44の情報を予めパーソナルコンピュー
タ30Aに設定する必要があり、プロバイダ50に対す
るダイヤルアップ接続の場合には、アクセスポイント4
5の電話番号、認証サーバに対する認証ID、認証パス
ワード、プロバイダ50に対するIPアドレス及びDN
Sサーバの情報を予めパーソナルコンピュータ30Bに
設定する必要がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このように、ユーザが
複数の端末装置にアプリケーションソフトウエアを使用
する場合、そのユーザはすべての端末装置のアプリケー
ションソフトウエアに対して、環境設定を手動で行う必
要があり、煩雑な設定作業を避け得ない問題があった。
【0008】特に、互いに異なるネットワーク環境を有
する複数の端末装置に対して、ユーザは各ネットワーク
環境を考慮した適切な環境設定を行う必要があった。
【0009】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、各ネットワークごとのアプリケーションソフトウエ
アに対する環境設定を一段と容易になし得る情報通信シ
ステム及び端末装置を提案しようとするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、異なるネットワークに接続された
各端末装置を介してそれぞれのネットワークにアクセス
する際に、異なるネットワーク環境ごとのアプリケーシ
ョン設定情報を情報記憶媒体に複数記憶しておき、情報
記憶媒体を着脱可能である端末装置において、情報記憶
媒体に記憶されている複数のアプリケーション設定情報
の中から、自身のネットワーク環境に対応したアプリケ
ーション設定情報を選択することにより、ユーザは端末
装置のネットワーク環境に応じたアプリケーションの選
択及び設定を行うといった煩雑な操作を回避することが
できる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下図面について、本発明の一実
施の形態を詳述する。
【0012】図1において10は全体として情報通信シ
ステムを示し、アプリケーションソフトウエア33の設
定情報の通信を情報通信装置20及び端末装置30間で
行うようになされている。
【0013】情報通信装置20において、設定情報記憶
手段21は複数のネットワーク環境に対応した複数の設
定情報を記憶する。設定情報通信手段22はPCMCI
AやUSB(Universal Serial Bus)等のインターフェー
スを介して端末装置30との間で設定情報の通信を行
う。
【0014】端末側設定情報通信手段31は情報通信装
置20が端末装置30に接続後、設定情報の通信を行
う。端末装置機能部32は端末装置30の基本動作を行
うための各種機能を含み、ネットワークを介して各種サ
ーバと接続を行うための通信機能を有する。
【0015】また、情報通信装置20はメモリカード等
の情報記憶媒体であり、端末装置30はパーソナルコン
ピュータ等からなる。端末装置機能部32は、周辺機器
制御やアプリケーションソフトウエア33の制御を行
う。具体的にはキーデバイス、ディスプレイ等の周辺機
器、CPU、メモリ、各種プロセッサ等のハードウエア
及びそれらを制御するためのオペレーティングシステム
(OS)、さらに低位のドライバ等のソフトウエアを提
供すると共に、モデム、PHS通信、LAN等の機能を
提供するものである。
【0016】そして、この端末装置機能部32に基づい
て、アプリケーションソフトウエア33が作動する。端
末側設定情報通信手段31は、情報通信装置20である
種々のメモリカードがパーソナルコンピュータ等の端末
装置30に挿入された後、当該挿入されたメモリカード
との間で設定情報の通信を行うためのPCMCIAイン
ターフェース機能を有している。
【0017】設定情報通信手段22は、パーソナルコン
ピュータ(端末装置30)との間でアプリケーションソ
フトウエア33の各種設定情報を通信する。設定情報記
憶手段21は、フラッシュメモリ等の書込み及び読み出
しが可能で、かつ電源が与えられなくても消去されない
メモリによって構成され、パーソナルコンピュータ(端
末装置30)のアプリケーションソフトウエア33に設
定される種々の設定情報を記憶する。
【0018】このように、情報通信システム10では、
パーソナルコンピュータ等の端末装置30の各種アプリ
ケーションソフトウエア33に設定される設定情報を、
端末装置30に挿入されるメモリカード等の取り外し可
能な情報通信装置20に格納して、情報通信装置20か
ら端末装置30に受け渡すようになされている。
【0019】これにより、情報通信装置20を端末装置
30に挿入すると、設定情報が端末装置30にロードさ
れることにより、手動による設定操作を行う必要がなく
なり、利便性の向上を図ることができる。
【0020】次に、端末装置(パーソナルコンピュータ
又は携帯電話)30及び情報通信装置(メモリカード)
20を用いて、インターネットサービスプロバイダ等が
提供する電子メールサービス等を利用する場合について
説明する。
【0021】図1との対応部分に同一符号を付して示す
図2は、LAN環境40Aに接続される端末装置(パー
ソナルコンピュータ)30A、ダイヤルアップ環境40
Bに接続される端末装置(パーソナルコンピュータ)3
0B又は携帯メール環境40Cに接続される端末装置
(携帯電話)30Cを介して、電子メールやWWW(Wor
ld Wide Web)閲覧のサービスを利用する情報通信システ
ム10を示す。
【0022】LAN環境40Aは、電子メールを利用す
るためのメールサーバ41A及びWWW情報を取得する
ためのPROXYサーバ42Aを有し、さらに各種サー
バのアドレス情報を取得するDNS(Domain Name Syste
m)サーバ43Aを有する。
【0023】またダイヤルアップ環境40Bは、電子メ
ールを利用するためのメールサーバ41B及びWWW情
報を取得するためのPROXYサーバ42Bを有し、さ
らに各種サーバのアドレス情報を取得するDNSサーバ
43Bを有する。
【0024】また、この実施の形態の場合、情報通信装
置(メモリカード)20は設定情報記憶手段21を構成
するメモリと、当該メモリにバスを介して接続されたイ
ンターフェイスからなる設定情報通信手段22とを有す
る。情報通信装置20の設定情報記憶手段21(図1)
は、LAN環境40A、ダイヤルアップ環境40B及び
携帯メール環境40Cの各種設定情報210を記憶して
おり、情報通信装置20が端末装置(パーソナルコンピ
ュータ)30A、端末装置(パーソナルコンピュータ)
30B又は端末装置(携帯電話)30Cに接続されたと
き、当該接続された端末装置の環境に適合した設定情報
を端末装置内のアプリケーションソフトウエア33(図
1)に設定するようになされている。
【0025】すなわち、情報通信装置(メモリカード)
20の設定情報記憶手段21は、LAN環境の設定情報
として、メールアカウント(メールID、メールパスワ
ード)、メールサーバ41A、PROXYサーバ42
A、DNSサーバ43A、ゲートウエイサーバ44及び
端末装置30Aの各アドレス情報(IPアドレス、サー
バ名称)を記憶している。
【0026】また、設定情報記憶手段21はダイヤルア
ップ環境の設定情報として、認証アカウント(認証I
D、認証パスワード)、メールアカウント(メールI
D、メールパスワード)、メールサーバ41B、PRO
XYサーバ42B、DNSサーバ43BのIPアドレス
情報、及びアクセスポイント45の電話番号を記憶して
いる。
【0027】また、設定情報記憶手段21は携帯メール
環境の設定情報として、端末(携帯電話)電話番号及び
メールセンタ47の電話番号を記憶している。
【0028】因みに、これらの設定情報の中でメールア
カウントや認証アカウントといった個人情報は必須情報
として設定情報記憶手段21に記憶されるが、他の設定
情報については端末装置側で設定されていれば、情報通
信装置20側で持つ必要はない。
【0029】端末装置(パーソナルコンピュータ)30
Aは、図3に示すように、ROM130Cに格納されて
いる処理プログラムに従って種々の処理を実行するよう
になされており、当該処理に応じて各回路部を制御す
る。そしてCPU130Aは、ユーザが入力部130I
及び入力インターフェイス130Eを介して入力したコ
マンドに従って、ハードディスク130Kから所定のプ
ログラムを読み出し、これをRAM130B上に展開す
ることにより、当該プログラムに従って処理を実行する
ようになされている。
【0030】CPU130Aは処理内容や各種情報をV
RAM130Fを介して表示部130Gに出力すること
により、これらの情報を可視表示する。
【0031】また端末装置(パーソナルコンピュータ)
30Aにおいて情報通信装置(メモリカード)20がメ
モリカードインターフェイス130Eに挿入されると、
情報通信装置(メモリカード)20の接点(図示せず)
とメモリカードインターフェイス130Eの検出用接点
(図示せず)が接続されることにより、インターフェイ
ス処理部130Jは、信号レベルの変化(論理「L」レ
ベルから論理「H」レベルへの変化)を検出する。そし
てインターフェイス処理部130Jは、CPU130A
に対してインタラプト信号を送出することにより、割り
込み処理を行う。
【0032】これにより、端末装置(パーソナルコンピ
ュータ)30AのCPU130Aは、情報通信装置(メ
モリカード)20が接続されたことを検出する。因み
に、インターフェイス処理部130Jは、情報通信装置
(メモリカード)20に対するデータの授受において、
そのインターフェイス使用に則ったプロトコル処理を行
う処理ブロックである。これによりインターフェイス処
理部130Jは、情報通信装置(メモリカード)20に
対してデータの書込み又は読出しを行い得る状態とな
る。
【0033】この状態において、端末装置(パーソナル
コンピュータ)30Aは、情報通信装置(メモリカー
ド)20の設定情報記憶手段21に記憶されている複数
のネットワーク環境に対応する複数の設定情報210
(図2)の中から、各ネットワーク環境に対応した設定
情報を順次読出しながら、これら各環境の設定情報を逐
次設定し、各種サーバへの接続やサービス使用の可不可
を試行することにより、LAN環境設定情報、ダイヤル
アップ環境設定情報又は携帯メール環境設定情報ののう
ち、端末装置(パーソナルコンピュータ)30A自身の
環境に適合する設定情報を選択する。
【0034】すなわち図4は端末装置(パーソナルコン
ピュータ)30Aの設定情報選択処理手順を示し、端末
装置(パーソナルコンピュータ)30AのCPU130
Aは、情報通信装置(メモリカード)20が接続される
と、ステップSP0から設定情報選択処理手順に入り、
ステップSP1に移って情報通信装置(メモリカード)
20に予め記憶されている設定情報210(図2)の中
から、第1の設定情報であるLAN環境設定情報を読出
し、これをRAM130Bに格納する。
【0035】そして、CPU130Aは続くステップS
P10に移り、ステップSP1において取得したLAN
環境設定情報に基づいて接続試行を実行する。この接続
試行の処理手順に入ると、図5に示すように、CPU1
30AはステップSP11に移って、上述のステップS
P1において設定したLAN環境設定情報を用いてネッ
トワーク設定を行う。
【0036】この場合、CPU130AはLAN環境設
定情報の中の、DNSサーバ情報、ゲートウエイサーバ
情報及び自らのIPアドレスに基づいてネットワーク設
定を行う。この設定が終わると、CPU130Aは続く
ステップSP12に移って、メールサーバ41Aに対し
て接続を試行する。この場合、CPU130Aは、メー
ルサーバ41Aに対して、Ping又はSocket接
続を試みる。例えばPingコマンドは、TCP/IP
ネットワークに接続された装置に対して接続を試みる方
法であり、応答の有無で接続の成功又は失敗を判断する
ことができる。
【0037】そして、CPU130Aは、メールサーバ
41Aとの接続が成功したか否かを続くステップSP1
3において判断し、ここで否定結果が得られるとステッ
プSP14に移り接続が失敗であると認識する。
【0038】これに対してステップSP13において肯
定結果が得られると、このこのとは接続が成功したこと
を表しており、このときCPU130Aは続くステップ
SP15に移って、メールサーバ41Aとの間で認証を
行う。この認証処理は、図6に示すように、まず、端末
装置(パーソナルコンピュータ)30Aはこのとき接続
しようとしているサーバ(メールサーバ41A)に対し
てSocket接続を行う。そしてメールサーバ41A
は接続が成功すると接続が成功したことを表す「+O
K」を応答データとして端末装置(パーソナルコンピュ
ータ)30Aに返送する。
【0039】接続が成功すると、端末装置(パーソナル
コンピュータ)30Aは、情報通信装置(メモリカー
ド)20から取得しているLAN環境設定情報の中のメ
ールIDをメールサーバ41Aに送信する。メールサー
バ41Aは端末装置(パーソナルコンピュータ)30A
から受け取ったメールIDが予め登録されているメール
IDと一致する場合、当該メールIDに対する応答デー
タ「+OK」を端末装置(パーソナルコンピュータ)3
0Aに返送する。そして、これに応じて端末装置(パー
ソナルコンピュータ)30AはLAN環境設定情報の中
のメールパスワードをメールサーバ41Aに送信する。
メールサーバ41Aは端末装置(パーソナルコンピュー
タ)30Aから受け取ったメールパスワードが予め登録
されているメールパスワードと一致する場合、当該メー
ルパスワードに対する応答データ「+OK」を端末装置
(パーソナルコンピュータ)30Aに返送する。
【0040】かくして端末装置(パーソナルコンピュー
タ)30Aとメールサーバ41Aとの間の認証処理が完
了する。この場合、メールサーバ41Aにおいて端末装
置(パーソナルコンピュータ)30Aから受け取ったメ
ールID又はメールパスワードの少なくとも1つが一致
していないと、認証が成立しないことによりメールサー
バ41Aから認証が不成功である応答データ「−ERR
OR」を端末装置(パーソナルコンピュータ)30Aに
返送することにより、当該応答データをうけとった端末
装置(パーソナルコンピュータ)30Aは図5のステッ
プSP16において否定結果を得、ステップSP17に
移って認証が不成功であったことを認識する。
【0041】これに対して、メールサーバ41Aにおい
て端末装置(パーソナルコンピュータ)30Aから受け
取ったメールID又はメールパスワードの両方が一致す
ると、認証が成立したことにより端末装置(パーソナル
コンピュータ)30Aは図5のステップSP16におい
て肯定結果を得、ステップSP18に移って認証が成功
であったことを認識する。
【0042】このようにして認証処理が完了すると、端
末装置(パーソナルコンピュータ)30AのCPU13
0Aは、図4のステップSP10からステップSP3に
移って、このとき情報通信装置(メモリカード)20か
ら取得している環境設定情報(LAN環境設定情報)に
基づくネットワーク接続設定が成功したか否か、すなわ
ちこのとき情報通信装置(メモリカード)20から取得
している環境設定情報(LAN環境設定情報)と端末装
置(パーソナルコンピュータ)30Aのネットワーク環
境が合致しているか否かを判断し、合致している場合に
はステップSP3において肯定結果を得ることにより、
このとき端末装置(パーソナルコンピュータ)30Aの
CPU130AはステップSP4に移って、このとき情
報通信装置(メモリカード)20から取得している環境
設定情報(LAN環境設定情報)をアプリケーションソ
フトウエア33に設定し、ステップSP5において当該
処理手順を終了する。
【0043】これに対してステップSP3において否定
結果が得られると、このことはこのとき情報通信装置
(メモリカード)20から取得している環境設定情報
(LAN環境設定情報)と端末装置(パーソナルコンピ
ュータ)30Aのネットワーク環境が合致していないこ
とを表しており、CPU130Aは上述のステップSP
1に戻って、情報通信装置(メモリカード)20から新
たな環境設定情報(ダイヤルアップ環境設定情報又は携
帯メール環境設定情報(図2))を取得し、当該新たな
環境設定情報に基づいて、ステップSP1、ステップS
P10及びステップSP3の処理を繰り返す。因みに、
上述のステップSP11(図5)においてダイヤルアッ
プ環境設定情報に基づくネットワーク設定を行う場合に
は、CPU130Aは、図5に示すように、ダイヤルア
ップ環境設定情報の中の、アクセスポイント電話番号、
認証アカウント(認証ID及び認証パスワード)、DN
Sサーバ情報及びゲートウエイサーバ情報に基づいてネ
ットワーク設定を行う。また、これに対して、上述のス
テップSP11(図5)において携帯メール環境設定情
報に基づくネットワーク設定を行う場合には、CPU1
30Aは、携帯メール環境設定情報である端末電話番号
及びメールセンタ電話番号に基づいてネットワーク設定
を行う。
【0044】このようにして、端末装置(パーソナルコ
ンピュータ30A、30B及び30C)は、それぞれの
ネットワーク環境に適合した環境設定情報を情報通信装
置(メモリカード)20から選択取得し、当該選択した
環境設定情報に基づいてアプリケーションソフトウエア
33を設定する。
【0045】これにより、図2において、LAN環境に
接続されている端末装置(パーソナルコンピュータ)3
0Aのアプリケーションソフトウエア33には、情報通
信装置(メモリカード)20に記憶されている設定情報
210のうち、LAN環境設定情報が設定され、また、
ダイヤルアップ環境に接続される端末装置(パーソナル
コンピュータ)30Bのアプリケーションソフトウエア
33には、情報通信装置(メモリカード)20に記憶さ
れている設定情報210のうち、ダイヤルアップ環境設
定情報が設定され、また、携帯メール環境(携帯電話環
境)に接続される端末装置(携帯電話)30Cのアプリ
ケーションソフトウエア33には、情報通信装置(メモ
リカード)20に記憶されている設定情報210のう
ち、携帯メール環境設定情報が設定される。
【0046】以上の構成において、ユーザが所有する情
報通信装置(メモリカード)20には、各ネットワーク
環境ごとに使用されるユーザ固有の情報(メールアカウ
ント、認証アカウント等)やネットワーク環境の設定情
報が記憶されており、ユーザが任意の端末装置を使用す
る際に当該端末装置に情報通信装置(メモリカード)2
0を接続すると、端末装置は情報通信装置(メモリカー
ド)20に記憶されている各ネットワークの環境設定情
報の中から、端末装置自身のネットワーク環境に適合す
る情報を選択して、ネットワークに対するアプリケーシ
ョンソフトウエア33を設定する。
【0047】これにより、ユーザはこのとき使用する端
末装置のネットワーク環境を認識する必要がなく、また
当該認識に基づく手動でのアプリケーションソフトウエ
アのネットワーク設定も不必要となる。
【0048】以上の構成によれば、情報通信装置(メモ
リカード)20に複数のネットワーク環境ごとの複数の
環境設定情報を記憶しておき、ユーザが端末装置を使用
する際に端末装置が情報通信装置(メモリカード)20
の環境設定情報の中から当該端末装置のネットワーク環
境に適合する環境設定情報を選択してアプリケーション
ソフトウエア33に設定するようにしたことにより、ユ
ーザは異なるネットワーク環境下でのサービスを利用す
る際に、使用する端末装置に対してそのアプリケーショ
ンソフトウエア33のネットワーク環境設定を手動で行
う必要がなくなる。従って、ユーザは複数のネットワー
ク環境下にあるそれぞれのネットワークサービスを一段
と容易に利用することかできる。
【0049】なお上述の実施の形態においては、端末装
置30において情報通信装置(メモリカード)20に記
憶されている複数のネットワーク環境設定情報(設定情
報210)の中から端末装置30のネットワーク環境に
適合するネットワーク環境設定情報を選択する方法とし
て、複数のネットワーク環境設定情報を端末装置に逐次
設定しながら、適合するネットワーク環境設定情報を見
つける方法を用いたが、本発明はこれに限らず、例え
ば、DNSサーバ43A、43Bのアドレス情報等、ネ
ットワークサービスが共通して使用する情報を端末装置
側に設定しておき、端末装置の設定情報選択手段34
(図1)が端末装置30に設定済であるアドレス情報か
らドメイン情報を取得し、情報通信装置20側で有する
メールサーバ情報やPROXYサーバ情報から取得した
ドメイン情報と比較し、一致するものを実際に設定する
情報として選択するようにしても良い。
【0050】また上述の実施の形態においては、端末装
置30としてパーソナルコンピュータ30A、30B及
び携帯電話30Cを用いる場合について述べたが、本発
明はこれに限らず、端末装置として例えばPDA(Perso
nal Digital Assistance) 等、他の種々の端末装置を用
いることができる。
【0051】また上述の実施の形態においては、ネット
ワーク環境としてLAN環境、ダイヤルアップ環境、携
帯メール環境を用いる場合について述べたが、本発明は
これに限らず、他の種々のネットワーク環境に対して適
用することができる。
【0052】また上述の実施の形態においては、情報通
信装置20としてメモリカードを用いる場合について述
べたが、本発明はこれに限らず、他の種々の記憶媒体又
はCPUを搭載した小型周辺装置を情報通信装置20と
して用いることができる。
【0053】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、異なるネ
ットワークに接続された各端末装置を介してそれぞれの
ネットワークにアクセスする際に、異なるネットワーク
環境ごとのアプリケーション設定情報を情報記憶媒体に
複数記憶しておき、情報記憶媒体を着脱可能である端末
装置において、情報記憶媒体に記憶されている複数のア
プリケーション設定情報の中から、自身のネットワーク
環境に対応したアプリケーション設定情報を選択するこ
とにより、ユーザは端末装置のネットワーク環境に応じ
たアプリケーションの選択及び設定を行うといった煩雑
な操作を回避することができる。
【0054】かくするにつき、ユーザは複数のネットワ
ークに対して一段と容易にアクセスすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による情報通信システムの構成を示すブ
ロック図である。
【図2】本発明による情報通信システムの構成を示す略
線図である。
【図3】端末装置の構成例を示すブロック図である。
【図4】端末装置における設定情報選択処理手順を示す
フローチャートである。
【図5】設定情報選択処理手順の接続試行処理手順を示
すフローチャートである。
【図6】端末装置及びサーバ間の認証処理手順を示すタ
イミングチャートである。
【図7】従来の情報通信システムを示す略線図である。
【符号の説明】
10……情報通信システム、20……情報通信装置、3
0A、30B、30C……端末装置、40A……LAN
環境、40B……ダイヤルアップ環境、40C……携帯
メール環境、41A、41B……メールサーバ、42
A、42B……PROXYサーバ、43A、43B……
DNSサーバ、44……ゲートウエイサーバ、45……
アクセスポイント、47……メールセンタ。
フロントページの続き (72)発明者 二神 基誠 東京都品川区北品川6丁目7番35号ソニー 株式会社内 (72)発明者 長野 元彦 東京都品川区北品川6丁目7番35号ソニー 株式会社内 Fターム(参考) 5B076 AA02 BB06 5B089 GA21 KA01 KA04 KB02 KB10 KC14 KC23 LB10 LB25

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】異なるネットワークに接続された各端末装
    置を介して上記それぞれのネットワークにアクセスする
    情報通信システムにおいて、 上記異なるネットワーク環境ごとのアプリケーション設
    定情報を複数記憶する情報記憶媒体と、 上記情報記憶媒体を着脱可能であり上記情報記憶媒体に
    記憶されている上記複数のアプリケーション設定情報の
    中から、自身のネットワーク環境に対応したアプリケー
    ション設定情報を選択する選択手段を有する上記各端末
    装置とを具えることを特徴とする情報通信システム。
  2. 【請求項2】上記選択手段は、上記複数のネットワーク
    に対応した複数のアプリケーション設定情報を逐次設定
    して上記ネットワークへの接続を試行しながら、上記ネ
    ットワーク環境に対応したアプリケーション設定情報を
    選択することを特徴とする請求項1に記載の情報通信シ
    ステム。
  3. 【請求項3】所定のネットワークに接続された端末装置
    において、 異なるネットワーク環境ごとのアプリケーション設定情
    報を複数記憶した情報記憶媒体を着脱自在とするインタ
    ーフェイス手段と、 上記情報記憶媒体に記憶されている上記複数のアプリケ
    ーション設定情報の中から、上記所定のネットワークの
    環境に対応したアプリケーション設定情報を選択する選
    択手段とを具えることを特徴とする端末装置。
  4. 【請求項4】上記選択手段は、上記複数のアプリケーシ
    ョン設定情報を逐次設定して上記ネットワークへの接続
    を試行しながら、上記ネットワーク環境に対応したアプ
    リケーション設定情報を選択することを特徴とする請求
    項3に記載の端末装置。
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