JP2010074481A - Lanシステム、端末装置、利用申請装置、ユーザアカウント取得方法 - Google Patents

Lanシステム、端末装置、利用申請装置、ユーザアカウント取得方法 Download PDF

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Abstract

【課題】事前にユーザアカウントを取得していない端末装置が、認証装置のユーザアカウントを取得できることにより、インターネットにアクセスすることができるLANシステムを提供する。
【解決手段】LANシステムにおいて、端末装置102は、認証装置101から認証装置識別子を受信すると、認証装置識別子を含む利用申請情報を利用申請装置103に送信する。利用申請装置103は、利用申請情報を受信すると、認証装置識別子に対応する認証装置101にユーザアカウント発行依頼情報を送信する。認証装置101は、ユーザアカウント発行依頼情報を受信すると、ユーザアカウントを発行し、利用申請装置103に送信する。ユーザアカウントを受信した利用申請装置103は、端末装置102にユーザアカウントを送信する。ユーザアカウントを受信した端末装置102は、ユーザアカウントにより、インターネットに接続できる。
【選択図】 図1

Description

本発明はLANシステム、端末装置、利用申請装置、ユーザアカウント取得方法に関する。
公衆無線LAN事業者(以下、事業者という)が提供するサービスすなわち公衆無線LANサービスとは、事業者により設置された無線LANを介して、インターネットなどの通信網へのアクセスを可能にするものである。特に、無線LANアクセスポイントは、公道、駅、地下街等の公衆スポットに設置されており、事業者の公衆無線LANサービスに加入しているユーザは、ノートパソコンやPDA(Personal Digital Assistance)等の端末を無線LANに接続することにより、その無線LANを介したインターネットなどの通信網へのアクセスが可能となる。公衆無線サービスを利用しようとするユーザは、サービス利用開始前に利用者登録や契約をおこなってユーザIDとパスワードをあらかじめ取得しておく。これによりサービス利用時に、公衆無線サービスを提供する事業者の認証サーバの認証を受けることができるので、公衆無線LANサービスを利用することが可能となる(特許文献1)。
しかしながら、例えば、ユーザが、外出先で、公衆無線LANアクセスポイントを発見した場合であっても、事前に契約していない公衆無線LAN事業者による公衆無線LANサービスである場合、ユーザIDとパスワードを取得していないために認証サーバから認証を得られないため、公衆無線LANサービスを使用できないといった問題があった。
特開2007-129401
本発明は、ユーザが、事前にユーザアカウントを取得していない認証装置のユーザアカウントを取得できることにより、インターネットにアクセスすることができるLANシステムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の一実施態様に係るLANシステムは、端末装置が有するユーザアカウントが、認証装置により発行されたユーザアカウントである場合に、前記認証装置が、前記端末装置のインターネットへの接続を認証するLANシステムにおいて、自装置を特定する認証装置識別子を第1の通信路で送信する認証装置と、前記認証装置識別子を受信すると、前記認証装置識別子と、自装置を特定する端末装置識別子とを含む利用申請情報を第2の通信路で送信する端末装置と、前記利用申請情報を受信すると、前記認証装置識別子に対応する認証装置に対して、ユーザアカウント発行依頼情報を第3の通信路で送信する利用申請装置とを備え、前記認証装置は、前記ユーザアカウント発行依頼情報を受信すると、ユーザアカウントを含む情報を発行し、前記ユーザアカウントを含む情報を前記第3の通信路で前記利用申請装置に対して送信し、前記利用申請装置は、前記ユーザアカウントを含む情報を受信すると、前記第2の通信路で前記端末装置に対して、前記ユーザアカウントを含む情報を送信し、前記端末装置は、前記ユーザアカウントを含む情報を受信することを特徴とする。
又、本発明の一実施態様に係る端末装置は、自装置が有するユーザアカウントが、認証装置により発行されたユーザアカウントである場合に、前記認証装置が、自装置をインターネットに接続可能とする端末装置において、前記認証装置を特定する識別子である認証装置識別子を受信する第1のインターフェース部と、前記認証装置識別子を受信すると、前記認証装置識別子と、自装置を特定する端末装置識別子とを含む利用申請情報を利用申請装置に対して送信するとともに、前記認証装置識別子に対応する認証装置が発行し、前記利用申請装置が送信するユーザアカウントを含む情報を受信する第2のインターフェース部とを備えたことを特徴とする。
又、本発明の一実施態様に係る利用申請装置は、認証装置を特定する識別子である認証装置識別子と端末装置を特定する端末装置識別子とを含む利用申請情報を端末装置から受信する第1のインターフェース部と、前記利用申請情報を受信すると、前記認証装置識別子に対応する前記認証装置に対して、ユーザアカウント発行依頼情報を送信する第2のインターフェース部とを備え、前記第2のインターフェース部は、前記認証装置識別子に対応する認証装置が発行するユーザアカウントを含む情報を前記認証装置からを受信し、前記第1のインターフェース部は、前記ユーザアカウントを含む情報を前記端末装置に対して送信することを特徴とする。
又、本発明の一実施態様に係るユーザアカウント取得方法は、端末装置が有するユーザアカウントが、認証装置により発行されたユーザアカウントである場合に、前記認証装置が、前記端末装置のインターネットへの接続を認証するLANシステムにおける端末装置のユーザアカウント取得方法であって、認証装置が、自装置を特定する認証装置識別子を第1の通信路で送信するステップと、端末装置が、前記認証装置識別子を受信すると、前記認証装置識別子と、自装置を特定する端末装置識別子とを含む利用申請情報を第2の通信路で送信するステップと、前記利用申請装置が、前記利用申請情報を受信すると、前記認証装置識別子に対応する認証装置に対して、ユーザアカウント発行依頼情報を第3の通信路で送信するステップと、前記認証装置が、前記ユーザアカウント発行依頼情報を受信すると、ユーザアカウントを含む情報を発行し、前記ユーザアカウントを含む情報を前記第3の通信路で前記利用申請装置に対して送信するステップと、前記利用申請装置は、前記ユーザアカウントを含む情報を受信すると、前記第2の通信路で前記端末装置に対して、前記ユーザアカウントを含む情報を送信するステップと、前記端末装置は、前記ユーザアカウントを含む情報を受信するステップとを有することを特徴とする。
本発明によるLANシステムによれば、ユーザが、事前にユーザアカウントを取得していない認証装置のユーザアカウントを取得できることにより、インターネットにアクセスすることができる。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態にかかるLANシステムを示すブロック図である。
LANシステムは、複数の認証装置101と、複数の端末装置102と、利用申請装置103とを有する。各認証装置101は、各々が利用エリア104を有する。端末装置102は、インターネット105に接続するためには、利用エリア104毎で異なる認証装置101から認証を受ける必要がある。また、各認証装置101は、各々の認証装置101ごとに各々の認証装置101を特定する認証装置識別子を有する。
ここで、認証装置101は、利用エリア104内の端末装置102が有するユーザアカウントが、正当なユーザアカウントか否かを認証する。そして、正当なユーザアカウントである場合に、端末装置102をインターネット105に接続させる装置である。ここで、正当なユーザアカウントとは、例えば、認証装置101が、発行したユーザアカウントである。したがって、端末装置102がインターネット105に接続するためには、利用エリア104毎に、認証装置101が発行したユーザアカウントをあらかじめ取得している必要がある。もし端末装置102がユーザアカウントを取得していない場合には、端末装置102は、利用申請装置103に利用申請情報を送信する。後述するように、認証装置101は、利用申請装置103からのユーザ発行依頼である一時利用ユーザアカウント作成依頼メッセージを受信することにより、ユーザアカウントを発行する。
また、認証装置101は、自装置を特定し、他のすべての認証装置101と異なる認証装置識別子を第1の通信手段106により、利用エリア104内の第1の通信路112で送信する。ここで、第1の通信路112は、例えば、有線LAN、又は無線LANである。第1の通信手段106は、例えば、有線LANインターフェース部、又は無線LANインターフェース部である。
また、端末装置102は、第2の通信手段107(請求項2の第1のインターフェース部に該当。)と、第3の通信手段108(請求項2の第2のインターフェース部に該当。)を備える。そして、認証装置101から認証装置識別子を第2の通信手段107により受信すると、もし端末装置102が、ユーザアカウントを既に取得済みであれば認証装置101に対して認証を要求してインターネット105への接続を試みる。すなわち、端末装置102は、認証装置101に対して、取得済みのユーザアカウントを含む情報を認証装置に対して、送信する。他方、ユーザアカウントを取得していない場合には、端末装置102は認証装置識別子と、端末装置102を特定する端末装置識別子とを含む利用申請情報を第1の通手段107と異なる第3の通信手段108により、第2の通信路113で利用申請装置103に送信する。尚、端末装置102は、認証装置識別子を受信すると自動的に利用申請情報を送信するか、又は、端末装置102は、認証装置識別子を受信後、端末装置102のユーザによる制御が入ることにより、利用申請情報を送信する。また、第3の通信手段108、第2の通信路113は、それぞれ、例えば、PHSインターフェース部、PHS通信網である。そして、端末装置102を特定する識別子は、第3の通信手段108に対して付与されている識別子であることが好ましい。例えば、第3の通信手段108に対して付与されている識別子は、PHSインターフェース部の電話番号である。
また、利用申請装置103は、第4の通信手段109(請求項3の第1のインターフェース部に該当。)と第5の通信手段110(請求項3の第2のインターフェース部に該当。)を備える。そして、第4の通信手段109により、利用申請情報を受信すると、認証装置識別子に対応する認証装置101に対して、第5の通信手段110により、第3の通信路114でユーザアカウント発行依頼情報を送信する装置である。ここで、第4の通信手段109は、第2の通信路で端末装置の第3の通信手段108と通信を行う通信手段である。第4の通信手段109は、例えば、PHSインターフェース部である。また、第5の通信手段110、第3の通信路114は、それぞれ、例えば、TCP/IPインターフェース部、TCP/IPである。
次に、本実施形態に係るLANシステムの動作と合わせて、ユーザアカウントの発行方法について、より詳細に、図2を用いて説明する。図2は、第1の実施形態にかかるLANシステムの動作方法を示すブロック図である。
認証装置101は、第1の通信路112で、認証装置101を特定する識別子である認証装置識別子を送信する。ここで、第1の通信路112が無線LANである場合は、認証装置101は、無線LANの利用エリア104の範囲に認証装置識別子を送信する。認証装置101は、定期的に認証装置識別子を送信している。
端末装置102は、第2の通信手段107により、認証装置識別子を受信すると、認証装置識別子と、端末装置102を特定する識別子である端末装置識別子を含む利用申請情報を利用申請装置103に対して、第3の通信手段108により送信する。
次に、利用申請装置103は、認証装置識別子と端末装置識別子を含む情報を第4の通信手段109により受信すると、認証装置識別子の情報を基に、認証装置識別子に対応する認証装置101を特定する。そして、認証装置識別子に対応する認証装置101に対して、ユーザアカウントの発行を依頼する情報を第5の通信手段110により送信する。
認証装置101は、利用申請装置103からのユーザアカウントの発行を依頼する情報を第6の通信手段111により受信すると、ユーザアカウントを含む情報を発行する。そして、認証装置101は、発行したユーザアカウントを含む情報を認証装置101に登録する。次に、認証装置101は、発行したユーザアカウントを含む情報を利用申請装置103に、第6の通信手段111により送信する。
利用申請装置103は、ユーザアカウントを含む情報を第5の通信手段110により受信すると、端末装置102にユーザアカウントを含む情報を第4の通信手段109により送信する。
端末装置102は、第3の通信手段108により、ユーザアカウントを含む情報を受信する。そして、端末装置102は、第2の通信手段107を用いて、認証装置101にユーザアカウントを含む情報を送信する。
認証装置101は、第1の通信手段106により、ユーザアカウントを含む情報を受信し、ユーザアカウントの正当性を確認して、端末装置102をインターネット105を接続するか否かの確認を実施する。ここで、受信したユーザアカウントが、認証装置101に登録されたユーザアカウントであるか否かでユーザアカウントの正当性を確認する。そして、認証装置101は、ユーザアカウントを正当なユーザアカウントと認証すると、端末装置102をインターネット105に接続させる。本実施形態に係るLANシステムによれば、端末装置102が、認証装置101の利用エリア104に入ると、端末装置102が、認証装置101の認証装置識別子を受信し、端末装置102が、利用申請装置103に、利用申請情報を送信し、利用申請装置103が、認証装置101に対して、ユーザアカウント発行依頼を送信することにより、認証装置101が、ユーザアカウントを発行し、端末装置102が、そのユーザアカウントを取得することができるため、事前に認証装置101のユーザアカウントを取得していなくても、インターネット105に接続することができる。
また、本実施形態に係るLANシステムによれば、端末装置102が、認証装置識別子を受信することにより、利用申請装置103に対して利用申請情報を送信することから、端末装置102のユーザは、認証装置101のエリアに入ることにより、自動的にユーザアカウントを取得することができる。
(例1)
図3は、第1の実施形態の例1にかかるLANシステムを示すブロック図である。
本例に係るLANシステムは、認証装置201と、利用申請装置203と、端末装置202とを備える。
まず、端末装置202について説明する。端末装置202は、パーソナルコンピュータ202である。図4に、本例にかかるパーソナルコンピュータ202のブロック図を示す。パーソナルコンピュータ202は、無線LANインターフェース部202A(第1の実施形態における第2の通信手段107に対応。)と、PHSインターフェース部202B(第1の実施形態における第3の通信手段108に対応。)と、利用申請制御部202Cと、アカウント記憶部202Dとを備える。無線LANインターフェース部202Aは、第1の実施形態に係る端末装置の第2の通信手段107と同様の機能を有する。即ち、無線LANで、認証装置201との通信を行う。本例においては、無線LANインターフェース部202Aは、認証装置201の無線LANアクセスポイント201Aとの通信を行う。また、PHSインターフェース部202Bは、第1の実施形態に係る端末装置の第3の通信手段108と同様の機能を有する。即ち、PHS網212で、利用申請装置203との通信を行う。また、PHSインターフェース部202Bは、PHSインターフェース部202Bを特定する識別子として、電話番号が付与されている。例えば、電話番号は、○○○−××××−△△△△である。
ここで、PHSインターフェース部202Bに付与されている電話番号は、PHS網212のサービスを提供する事業者に対して、PHSの所有者を特定する情報を伝えて、契約を結ぶことにより、付与される電話番号である。従って、PHSインターフェース部202Bを有する端末装置202は、PHS網212で通信を行う際、個人情報等の入力等することによるPHS網サービスの提供事業者認証なしで、自由にPHSの電話番号を有する利用申請サーバ203Aと通信を行うことができる。
アカウント記憶部202Dは、認証装置識別子とその認証装置識別子に対応する認証装置201が以前発行し端末装置202が既に取得したユーザアカウントを含む情報を記憶している。ここで、認証装置識別子は、例えば、例えば、ESSIDとBSSIDである。また、ユーザアカウントを含む情報とは、例えばユーザIDとパスワードを含む情報である。また、ユーザアカウントを含む情報は、更に、無線LANの接続パラメータを含んでいても良い。無線LANの接続パラメータとしては、例えば、無線LAN暗号方式、無線LAN暗号鍵、ユーザ認証方式がある。無線LAN暗号方式は、例えば、WEP、WEP104、WEP128、WPA、WPA−PSK、WPA2−PSKのいずれかを示す値や文字列である。また、無線LAN暗号鍵は、例えば、WEP、WEP104、WEP128、WPA−PSK、WPA2−PSKである場合の鍵データ列である。また、ユーザ認証方式は、例えば、WPA、WPA2、Webのいずれかを示す値や文字列を含む。図5に、アカウント記憶部202Dが記憶している認証装置識別子とユーザアカウントを含む情報の1例を示す。
利用申請制御部202Cは、パーソナルコンピュータ202をインターネットに接続する際の、ユーザアカウント取得のための制御を行う装置であって、PHSインターフェース部202B、無線LANインターフェース部202A、アカウント記憶部202Dの制御を行う。
次に、利用申請装置203について説明する。図6は、利用申請装置203のブロック図である。利用申請装置203は、PHSインターフェース部203A1と、TCP/IPインターフェース部203A2、アカウント制御部203A3とを備える利用申請サーバ203Aと、課金データベース203Bと、認証サーバデータベース203Cとを備える。PHSインターフェース部203A1は、第1の実施形態に係る利用申請装置203の第4の通信手段109と同様の機能を有する。PHSインターフェース部203A1は、PHS通信網で、パーソナルコンピュータ202のPHSインターフェース部202Bとの通信を行う。また、PHSインターフェース部203A1は、PHSインターフェース部203A1を特定する識別子として、電話番号が付与されている。例えば、電話番号は、×××−△△△△−○○○○である。
また、TCP/IPインターフェース部203A2は、第1の実施形態に係る利用申請装置203の第5の通信手段110と同様の機能を有する。TCP/IPインターフェース部203A2は、認証装置201の認証サーバ201BのTCP/IPインターフェース部201B1と通信を行う。
また、認証サーバデータベース203Cは、認証装置識別子とその認証装置識別子に対応する認証装置201の所在箇所、例えば、IPアドレスを記憶する。
また、課金データベース203Bは、アカウント作成ログと、利用確認ログを記憶する。ここで、アカウント作成ログとは、例えば、認証装置201が発行したユーザアカウントを含む情報に含まれるユーザIDと、そのユーザIDを取得したパーソナルコンピュータ202のPHSインターフェース部202Bの電話番号を含む。また、利用確認ログは、例えば、パーソナルコンピュータ202が、ユーザIDを含めたユーザアカウントによりインターネットに接続した際に、課金データベース203Bが記憶するユーザIDを含む。
また、アカウント制御部203A3は、パーソナルコンピュータ202からの申請に基づき、パーソナルコンピュータ202がインターネット接続する際のユーザアカウントを取得し、パーソナルコンピュータ202にユーザアカウントを提供するための制御であって、PHSインターフェース部203A1とTCP/IPインターフェース部203A2と認証サーバデータベース203Cと課金データベース203Bとの制御を行う。
次に、認証装置201について説明する。認証装置201は、認証ゲートウェイ201Dと無線LANアクセスポイント201Aと認証サーバ201Bと認証データベース201Cとを備える。
無線LANアクセスポイント201Aは、自装置を特定し、他のすべての無線LANアクセスポイント201Aと異なるビーコンを無線LANインターフェース部により送信する。ここで、無線LANアクセスポイント201Aのビーコンは、例えば、BSSID:00:01:02:aa:bb:cc、ESSID:public-wlanであるとする。尚、ビーコンは、ESSIDの文字列が空のビーコンである場合もある(ステルスモード)。この場合、無線LANアクセスポイント201Aは、ESSIDとして空文字列を送信する。
また、認証サーバ201Bは、無線LANアクセスポイント201Aに接続したパーソナルコンピュータ202を、認証するサーバである。認証方法は、例えば、無線LANアクセスポイント201Aに接続したパーソナルコンピュータ202のユーザアカウントが正当なユーザアカウントか否かを認証する。例えば、HTTPによるWeb認証の様に、ユーザIDとパスワードの正当性を確認する方法がある。ここで、正当なユーザアカウントとは、例えば、認証サーバ201Bが発行したユーザアカウントである。また、その他の認証方法として、IEEE802.1X、IEEE802.11iなどの方法がある。
また、認証装置201は、利用申請装置203からのユーザアカウント発行依頼により、ユーザアカウントを発行する。
また、認証ゲートウェイ201Dは、認証サーバ201Bにより認証されたパーソナルコンピュータ202に関する通信のみをインターネットに通過させるゲートウェイである。ここで、認証ゲートウェイ201Dの機能を、無線LANアクセスポイント201Aが内蔵していてもよい。
次に、LANシステムの動作方法について説明する。図7は、LANシステム全体の動作の流れ図である。又、図8は、本例にかかるLANシステムのパーソナルコンピュータ202の動作フローを示す図である。また、図9は、利用申請装置203の動作フローを示す図である。
まず、複数の無線LANアクセスポイント201Aは、認証装置識別子を含むビーコンを送信する。複数の無線LANアクセスポイント201Aは、定期的に無線LANアクセスポイント201A利用エリア204内全体にビーコンを送信する。
パーソナルコンピュータ202は、無線LANアクセスポイント201Aの利用エリア204に入ると、無線LANインターフェース部202Aより、無線LANアクセスポイント201Aが送信するビーコンを受信する(S101)。ここで、無線LANアクセスポイント201Aのビーコンの認証装置識別子は、例えば、BSSIDが、00:01:02:aa:bb:cc、ESSIDが、public-wlanである。
利用申請制御部202Cは、ビーコンを受信すると、アカウント記憶部202DにBSSIDが00:01:02:aa:bb:cc、ESSIDがpublic-wlanである認証装置識別子に対応するユーザアカウントがあるか否かの検索を行う(S102)。
検索結果により、アカウント記憶部202Dに認証装置識別子に対応するユーザアカウントがある場合、利用申請制御部202Cは、そのユーザアカウントにより、無線LANインターフェース部202Aにより、インターネットに接続を試みる(S107)。即ち、利用申請制御部202Cは、無線LANインターフェース部202Aにより、無線LANアクセスポイント201Aに対して、ユーザアカウントを送信する。
一方、検索結果により、アカウント記憶部202Dにビーコンに対応するユーザアカウントがない場合(S103:なし)、若しくは、アカウント記憶部202Dにビーコンに対応するユーザアカウントがあったが(S103:ある)、利用申請制御部202Cが、そのユーザアカウントで、無線LANインターフェース部202Aにより、インターネットに接続を試みたが、接続に失敗した場合(S107:接続失敗)、利用申請制御部202Cは、PHSインターフェース部202Aにより、利用申請サーバ203AのPHSインターフェース部203A1のPHS電話番号宛に利用申請ショートメッセージを送信する(S104)。ここで、利用申請ショートメッセージは、認証装置識別子(BSSID:00:01:02:aa:bb:ccと、ESSID:public-wlan)と、PHSインターフェース部202AのPHSの電話番号を含む情報である。
利用申請サーバ203Aは、PHSインターフェース部203A1により、利用申請ショートメッセージを受信する(S201)。利用申請ショートメッセージを受信すると、アカウント制御部203A3は、認証サーバデータベース203Cから、無線LANアクセスポイント201Aの認証装置識別子(BSSID:00:01:02:aa:bb:ccと、ESSID:public-wlan)に対応する認証サーバ201BのIPアドレスを検索し(S202)、上記の認証装置識別子に対応する認証サーバ201Bを同定する(S203)。
次に、アカウント制御部203A3は、同定した認証サーバ201Bに対して、TCP/IPインターフェース部203A2により、一時利用ユーザアカウント作成依頼メッセージを送信する(S204)。尚、利用申請サーバ203Aから認証サーバ201Bへの一時利用ユーザアカウント作成依頼メッセージは、認証や暗号化の策を施してある。メッセージの安全性を確保するためである。安全性確保のために、例えば、SSL、TKS,PGPなどの技術を用いる。
無線LANアクセスポイント201Aに対応する認証サーバ201Bは、一時利用ユーザアカウント作成依頼メッセージを受信する。一時利用ユーザアカウント作成依頼メッセージを受信した認証サーバ201Bは、ユーザアカウントを作成する。ここで、ユーザアカウントは、例えば、ユーザID:wlan10987、パスワード:GyRCNmU910JnM1gであるとする。
認証サーバ201Bは、ユーザアカウントを作成すると、作成したユーザアカウントと、一時利用ユーザアカウント作成依頼メッセージの送信元である利用申請装置203のIPアドレスを、認証データベース201Cに登録する。
認証サーバ201Bは、次に、TCP/IP部201B1により、一時利用ユーザアカウント作成応答メッセージを利用申請サーバ203Aへ送信する。一時利用ユーザアカウント作成応答メッセージは、ユーザアカウントを含む情報である。一時利用ユーザアカウント作成応答メッセージは、例えば、接続パラメータを含めて良い。接続パラメータは、例えば、ESSID、無線LAN暗号方式、無線LAN暗号鍵、ユーザ認証方式である。ここで、ESSIDは、文字列である。また、無線LAN暗号方式は、例えば、WEP、WEP104、WEP128、WPA、WPA−PSK、WPA2−PSKのいずれかを示す値や文字列である。また、無線LAN暗号鍵は、例えば、WEP、WEP104、WEP128、WPA−PSK、WPA2−PSKである場合の鍵データ列である。また、ユーザ認証方式は、例えば、WPA、WPA2、Webのいずれかを示す値や文字列を含む。
次に、利用申請サーバ203Aは、TCP/IPインターフェース部203A2により一時利用ユーザアカウント作成応答メッセージを受信する(S205)。一時利用ユーザアカウント作成応答メッセージを受信すると、利用申請サーバ203Aのアカウント制御部203A3は、利用申請ショートメッセージの送信元であるパーソナルコンピュータ202のPHSインターフェース部202Aの電話番号と認証サーバ201Bが発行したユーザID :wlan10987とを、課金データベース203Bに、アカウント作成ログとして保存する(S206)。
次に、利用申請サーバ203Aのアカウント制御部203A3は、PHSインターフェース部203A1により、利用申請ショートメッセージの送信元であるパーソナルコンピュータ202に対して、一時利用ユーザアカウント応答ショートメッセージを送信する(S207)。ここで、一時利用ユーザアカウント応答ショートメッセージは、利用申請サーバ203Aが、認証サーバ201Bから受信した一時利用ユーザアカウント作成応答メッセージで受信した情報と利用申請サーバ203AのPHSインターフェース部203A1の電話番号を含む情報である。即ち、一時利用ユーザアカウント応答ショートメッセージは、一時利用アカウント作成応答メッセージで受信したユーザID :wlan10987、パスワード:GyRCNmU910JnM1gを含む。更に、一時利用アカウント作成応答メッセージで受信したESSID、無線LAN暗号方式、無線LAN暗号鍵、ユーザ認証方式などを含む。
パーソナルコンピュータ202の利用申請制御部202Cは、PHSインターフェース部202Aにより、一時利用ユーザアカウント応答ショートメッセージのショートメッセージを受信すると(S105)、一時利用ユーザアカウント応答ショートメッセージが、パーソナルコンピュータ202が送信した利用申請のショートメッセージの送信先である利用申請サーバ203Aからの送信であることを確認する。この確認は、利用申請サーバ203AのPHSインターフェース部203A1の電話番号により確認することができる。
次に、利用申請制御部202Cは、受信した一時利用ユーザアカウントメッセージに含まれる接続パラメータとユーザIDとパスワードとを、アカウント記憶部202Dに記録する(S106)。
次に、利用申請制御部202Cは、接続パラメータとユーザIDとパスワードとを無線LANインターフェース部202Aに設定する。そして、利用申請制御部202Cは、無線LANアクセスポイント201Aと接続する。無線LANアクセスポイント201Aとの接続の際、利用申請制御部202Cは、無線LANインターフェース部202Aで、無線LANアクセスポイントに対して、ユーザアカウントを送信する。(S107)。
パーソナルコンピュータ202が、無線LANアクセスポイント201Aと接続すると、認証サーバ201Bは、無線LANインターフェース部202Aに設定されたユーザIDとパスワードの正当性を確認する。即ち、認証サーバ201Bは、無線LANインターフェース部202Aに設定されたユーザIDとパスワードが、認証データベース201Cに記憶されたユーザIDとパスワードであるか否かを確認する。認証プロトコルとしては、例えば、IEE802.1X、IEEE802.11i、Webによる認証などが用いられる。そして、認証サーバ201Bが、ユーザIDとパスワードの正当性を認証すると、認証ゲートウェイ201Dが、認証されたパーソナルコンピュータ202をインターネットに通過させ、パーソナルコンピュータ202はインターネットに接続する(S107:接続成功)。
認証サーバ201Bは、パーソナルコンピュータ202からのインターネットへの接続を認証すると、ユーザIDに対応する利用申請サーバ203AのIPアドレスを認証データベース201Cから検索し、ユーザIDに対応する利用申請サーバ203AのIPアドレスを得る。そして、認証サーバ201Bは、IPアドレスに対応する利用申請サーバ203Aに対して、ユーザIDを含む情報である認証実施通知を行う。
IPアドレスに対応する利用申請サーバ203Aは、認証実施通知をTCP/IPインターフェース部203A2により受信する(S208)。認証実施通知を受信すると、アカウント制御部203A3は、課金データベース203BにユーザIDの利用確認ログを登録する(S209)。
以上のように、課金データベース203Bは、アカウント作成ログとしてパーソナルコンピュータ202のPHSインターフェース部202Aの電話番号と認証サーバ201Bが発行したユーザID :wlan10987とを、保存する。そして、パーソナルコンピュータ202が、インターネットに接続すると、利用申請の課金データベース203Bは、ユーザIDの利用確認ログを登録する。したがって、課金データベース203Bより、インターネットへ接続したパーソナルコンピュータ202のPHSインターフェースの電話番号がわかる。従って、課金データベース203Bの記録に基づき、パーソナルコンピュータ202のインターネット接続の使用料金を、PHSの通信費用への課金で賄うことができる。また、PHSの運用会社と公衆無線LANの運用会社が異なる場合においても、課金データベース203Bの記録に基づき、両会社での決済が可能となる。
本例に係るLANシステムによれば、パーソナルコンピュータ202のアカウント記憶部202Dに、認証装置識別子とその認証装置識別子に対応する認証サーバ201Bが以前発行しパーソナルコンピュータ202が既に取得したユーザアカウントを含む情報を記憶していない場合であっても、本例に係るシステムにより、ユーザアカウントを取得することにより、インターネットに接続することができる。したがって、本例に係るLANシステムによれば、事前に契約してないLANサービスの事業者が提供するLANを介してインターネット接続することができる。例えば、LANアクセスポイント201Aが点在する外出先でも自由にインターネット接続ができる。
また、本例に係るLANシステムにおいて、第1の実施形態に係るLANシステムと同様に、パーソナルコンピュータ202のユーザは、無線LANアクセスポイント201Aの利用エリア204に入ることにより、自動的にユーザアカウントを取得することができる。
また、本例に係るLANシステムによれば、PHSインターフェース部202Aの識別子である電話番号は、PHS網212のサービスを提供する事業者に対して、PHSの所有者を特定する情報を伝えて、契約を結ぶことにより、付与される電話番号である。そして、電話番号を有する者は、他の電話番号を有するものと、PHS網212のサービスを提供する事業者の認証なしに自由にPHS網212で通信を行うことができる。従って、PHSインターフェース部202Aを有するパーソナルコンピュータ202は、PHS網212で通信を行う際、自由にPHSの電話番号を有する利用申請サーバ203Aと通信を行うことができる。
(例2)
図10は、第1の実施形態の例2にかかるLANシステムを示すブロック図である。図11は、例2に係るLANシステムのパーソナルコンピュータ302を示すブロック図である。
本例のLANシステムは、有線LANシステムである。例2にかかるLANシステムは、例1の無線LANを有線LANに置き換えた。また、例2に係る認証装置301は、無線LANアクセスポイントを有しない。また、例2に係るパーソナルコンピュータ302は、有線LANインターフェース部302Aを有し、無線LANインターフェース部を有する例1に係るパーソナルコンピュータと異なる。有線LANインターフェース部302Aは、例えば、Ethernet(登録商標)インターフェース部である。その他の構成は、例1に係るLANシステムと同様である。
次に、有線LANシステムの動作について説明する。図12は、例2に係るLANシステムのパーソナルコンピュータ302の動作フローを示す図である。
本例にかかる有線LANシステムの動作方法は、認証装置識別子を取得するために、パーソナルコンピュータ302が、有線LAN接続し、認証ゲートウェイ301Aによる認証を行い、その認証の際に認証ゲートウェイ301Aが送信する認証装置識別子を受信することにより取得する点が、例1に係るLANシステムと異なる。有線LANシステムにおいては、まず、利用申請制御部302Cが、有線LANインターフェース部302Aにより、認証ゲートウェイ301Aに有線LAN接続を行う(S301)。
パーソナルコンピュータ302からの認証ゲートウェイ301Aへの接続を確認すると、認証サーバ301Bは、認証を行う。接続認証手順として、例えば、IEEE802.1Xがある。認証ゲートウェイ301Aは、認証の際、認証メッセージを送信する。ここで、認証メッセージは、送信元である認証ゲートウェイ301Aを特定する識別子を含む。本例においては、認証ゲートウェイ301Aを特定する識別子は、MACアドレスである。
利用申請制御部302Cは、有線LANインターフェース部302Aにより、認証メッセージを受信すると(S302)、アカウント記憶部302DにMACアドレスに対応するユーザアカウントがあるか否かの検索を行う(S303)。以後の動作は、例1にかかるLANシステムにおいて、認証装置識別子のBSSIDをMACアドレスに置き換えることと、無線LANを有線LAN304に置き換えること以外は、同様の動作を行う。
本例に係るLANシステムによれば、端末装置が、有線LAN接続し、認証ゲートウェイから認証装置識別子を受信することにより、その認証装置識別子に対応する認証サーバが発行するユーザアカウントを取得することができ、インターネットに接続することができる。
また、本例に係るLANシステムによれば、例1にかかるLANシステムと同様に、PHS網で通信を行う際、自由にPHSの電話番号を有する利用申請サーバと通信を行うことができる。
また、本例に係るLANシステムによれば、例1にかかるLANシステムと同様に、パーソナルコンピュータのインターネット接続の使用料金を、PHSの通信費用への課金で賄うことができる。また、PHSの運用会社と有線LANの運用会社が異なる場合においても、両会社での決済が可能となる。
(例3)
次に、第1の実施形態の例3に係るLANシステムについて説明する。図13は、例3にかかるLANシステムの利用申請装置403のブロック図である。また、図14は、本例の利用申請装置403の動作フロー図である。
本例に係るLANシステムは、利用申請装置403が、例1にかかる利用申請装置403と異なり、その他の構成は、例1と同様である。また、本例の利用申請装置403は、例1の利用申請装置403と比べて、サーバアカウント記憶部403Dを更に備えている点が異なり、その他の構成は同様である。
ここで、サーバアカウント記憶部403Dは、認証装置識別子とその認証装置識別子を含むビーコンを送信する認証装置が以前発行したユーザアカウントを記憶している。本例に係る利用申請装置403を利用したLANシステムとしては、例えば、パーソナルコンピュータのアカウント記憶部は、認証装置が発行したユーザアカウントを短期的に記憶し、利用申請装置403のサーバアカウント記憶部403Dは、ユーザアカウントを長期的に記憶させる場合がある。この場合、ユーザアカウントを利用申請装置403が長期的に一括管理することにより、PHS通信網を通じて利用申請装置403に接続できるパーソナルコンピュータのみが、ユーザアカウントを取得できることとなり、セキュリティ向上を達成することができる。
次に、本例に係るLANシステムの動作について説明する。
例1で説明したのと同様に、利用申請サーバ403Aは、PHSインターフェース部403A1により利用申請ショートメッセージを受信する(S401)。利用申請ショートメッセージを受信すると、アカウント制御部403A2は、利用申請ショートメッセージに含まれる認証装置識別子をサーバアカウント記憶部403Dから検索する(S402)。検索の結果、サーバアカウント記憶部403Dに利用申請ショートメッセージに含まれる認証装置識別子がなかった場合(S403:なし)、第1の実施形態の例1と同様に、アカウント制御部403A2は、認証装置識別子から認証サーバを同定し(S404)、同定した認証サーバに対して、TCP/IPインターフェース部403A3により、一時利用ユーザアカウント作成依頼メッセージを送信する(S405)。そして、利用申請サーバ403Aは、認証サーバが発行したユーザアカウントを含む一時利用ユーザアカウント作成応答メッセージをTCP/IPインターフェース部403A3により、受信する(S406)。そして、一時利用ユーザアカウント作成応答メッセージを受信すると、アカウント制御部403A2は、サーバカウント記憶部403Dに認証装置識別子とユーザアカウントとを記憶する(S407)。そして、アカウント制御部403A2は、利用申請のショートメッセージの送信元であるパーソナルコンピュータのPHSインターフェース部の電話番号と認証サーバが発行したユーザID とを、課金データベース403Bに、アカウント作成ログとして保存する(S408)。そして、アカウント制御部403A2は、利用申請のショートメッセージの送信元であるパーソナルコンピュータに対して、一時利用ユーザアカウント応答ショートメッセージを送信する(S409)。その他の動作は、例1と同様である。
一方で、検索の結果、サーバアカウント記憶部403Dに利用申請ショートメッセージに含まれた認証装置識別子があった場合(S403:ある)、アカウント制御部403A2は、認証装置識別子に対応するユーザアカウントを取得する。アカウント制御部403A2は、利用申請ショートメッセージの送信元であるパーソナルコンピュータのPHSインターフェース部の電話番号と取得したユーザアカウントのユーザIDとを課金データベース403Bにアカウント作成ログとして保存する(S408)。その後、アカウント制御部403A2は、PHSインターフェース部403A1により、パーソナルコンピュータのPHSインターフェース部に、取得したユーザアカウントを含む一時利用アカウント応答ショートメッセージを送信する(S409)。その他の動作は、例1と同様である。
本例に係るLANシステムによれば、例1に係るLANシステムと同様の効果を達成することができる。
なお、本発明は上記第1の実施形態及び第1の実施形態の例1〜例3そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。
また、上記第1の実施形態及び第1の実施形態の例1〜例3に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、第1の実施形態及び第1の実施形態の例1〜例3に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、第1の実施形態及び第1の実施形態の例1〜例3にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
本発明の第1の実施形態にかかるLANシステムを示すブロック図。 本発明の第1の実施形態にかかるLANシステムの動作方法を示すブロック図。 本発明の第1の実施形態の例1にかかるLANシステムを示すブロック図。 本発明の第1の実施形態の例1にかかるパーソナルコンピュータのブロック図。 本発明の第1の実施形態の例1にかかるアカウント記憶部が記憶している情報の例を示す図。 本発明の第1の実施形態の例1にかかる利用申請装置のブロック図。 本発明の第1の実施形態の例1にかかるLANシステム全体の動作の流れ図。 本発明の第1の実施形態の例1にかかるパーソナルコンピュータの動作フローを示す図。 本発明の第1の実施形態の例1にかかる利用申請装置の動作フローを示す図。 本発明の第1の実施形態の例2にかかるLANシステムを示すブロック図。 本発明の第1の実施形態の例2に係るパーソナルコンピュータを示すブロック図。 本発明の第1の実施形態の例2に係るパーソナルコンピュータの動作フローを示す図。 本発明の第1の実施形態の例3に係る利用申請装置のブロック図。 本発明の第1の実施形態の例3に係る利用申請装置の動作フロー図。
符号の説明
101、201、301・・・認証装置
102・・・端末装置
103、203・・・利用申請装置
104、204・・・利用エリア
105・・・インターネット
106・・・第1の通信手段
107・・・第2の通信手段
108・・・第3の通信手段
109・・・第4の通信手段
110・・・第5の通信手段
111・・・第6の通信手段
112・・・第1の通信路
113・・・第2の通信路
114・・・第3の通信路
202、302・・・パーソナルコンピュータ
203、403・・・利用申請装置
201A・・・無線LANアクセスポイント
201B、301B・・・認証サーバ
201C・・・認証データベース
201D、301A・・・認証ゲートウェイ
201B1、203A2、403A3・・・TCP/IPインターフェース部
212・・・PHS通信網
202A・・・無線LANインターフェース部
202B、203A1、403A1・・・PHSインターフェース部
202C、302C・・・利用申請制御部
202D、302D・・・アカウント記憶部
203A、403A・・・利用申請サーバ
203B、403B・・・課金データベース
203C・・・認証サーバデータベース
304・・・有線LAN
302A・・・有線LANインターフェース部
403D・・・サーバアカウント記憶部
203A3、403A2・・・アカウント制御部

Claims (9)

  1. 端末装置が有するユーザアカウントが、認証装置により発行されたユーザアカウントである場合に、前記認証装置が、前記端末装置のインターネットへの接続を認証するLANシステムにおいて、
    自装置を特定する認証装置識別子を第1の通信路で送信する認証装置と、
    前記認証装置識別子を受信すると、前記認証装置識別子と、自装置を特定する端末装置識別子とを含む利用申請情報を第2の通信路で送信する端末装置と、
    前記利用申請情報を受信すると、前記認証装置識別子に対応する認証装置に対して、ユーザアカウント発行依頼情報を第3の通信路で送信する利用申請装置とを備え、
    前記認証装置は、前記ユーザアカウント発行依頼情報を受信すると、ユーザアカウントを含む情報を発行し、前記ユーザアカウントを含む情報を前記第3の通信路で前記利用申請装置に対して送信し、
    前記利用申請装置は、前記ユーザアカウントを含む情報を受信すると、前記第2の通信路で前記端末装置に対して、前記ユーザアカウントを含む情報を送信し、
    前記端末装置は、前記ユーザアカウントを含む情報を受信する
    LANシステム。
  2. 前記第2の通信路が、PHS網であり、
    前記端末装置識別子が、PHSインターフェース部の電話番号であることを特徴とする請求項1記載のLANシステム。
  3. 自装置が有するユーザアカウントが、認証装置により発行されたユーザアカウントである場合に、前記認証装置が、自装置をインターネットに接続可能とする端末装置において、
    前記認証装置を特定する識別子である認証装置識別子を受信する第1のインターフェース部と、
    前記認証装置識別子を受信すると、前記認証装置識別子と、自装置を特定する端末装置識別子とを含む利用申請情報を利用申請装置に対して送信するとともに、前記認証装置識別子に対応する認証装置が発行し、前記利用申請装置が送信するユーザアカウントを含む情報を受信する第2のインターフェース部とを備えたことを特徴とする端末装置。
  4. 前記端末装置は、取得しているユーザアカウントと、前記ユーザアカウントを発行した認証装置の認証装置識別子とを記憶する記憶部を更に備え、
    前記第2のインターフェース部は、前記記憶部が、前記認証装置から受信した前記認証装置識別子を記憶していない場合に、前記認証装置から前記認証装置識別子を受信すると、前記認証装置から受信した認証装置識別子と、前記端末装置を特定する端末装置識別子とを含む利用申請情報を送信し、
    前記第2のインターフェース部は、前記記憶部が、前記認証装置から受信した前記認証装置識別子を記憶している場合に、前記認証装置識別子を受信すると、前記端末装置が記憶している認証装置識別子に対応する認証装置が発行したユーザアカウントを含む情報を前記認証装置に対して送信することを特徴とする請求項3記載の端末装置。
  5. 前記第2の通信手段が、PHSインターフェース部であり、
    前記端末装置識別子が、前記PHSインターフェース部の電話番号であることを特徴とする請求項3、又は請求項4記載の端末装置。
  6. 認証装置を特定する識別子である認証装置識別子と端末装置を特定する端末装置識別子とを含む利用申請情報を端末装置から受信する第1のインターフェース部と、
    前記利用申請情報を受信すると、前記認証装置識別子に対応する前記認証装置に対して、ユーザアカウント発行依頼情報を送信する第2のインターフェース部とを備え、
    前記第2のインターフェース部は、前記認証装置識別子に対応する認証装置が発行するユーザアカウントを含む情報を前記認証装置からを受信し、
    前記第1のインターフェース部は、前記ユーザアカウントを含む情報を前記端末装置に対して送信する
    利用申請装置。
  7. 前記利用申請装置は、取得しているユーザアカウントと、前記ユーザアカウントを発行した認証装置の認証装置識別子とを記憶する記憶部を有し、
    前記第2のインターフェース部は、前記記憶部が、前記利用申請情報に含まれる前記認証装置識別子を記憶していない場合に、前記利用申請情報を受信すると、前記認証装置識別子に対応する認証装置に対して、ユーザアカウント発行依頼情報を送信し、
    前記第2のインターフェース部は、前記記憶部が、前記利用申請情報に含まれる前記認証装置識別子を記憶している場合に、前記利用申請情報を受信すると、前記利用申請装置が記憶している認証装置識別子に対応する認証装置が発行したユーザアカウントを前記認証装置に対して送信することを特徴とする請求項6記載の利用申請装置。
  8. 前記利用申請装置は、課金データベースを備え、
    前記ユーザアカウントは、ユーザIDを含み、
    前記課金データベースは、前記ユーザIDと、前記ユーザアカウントを取得した端末装置の端末装置識別子との組み合わせを記憶し、前記端末装置がインターネットに接続することにより、前記課金データベースは、前記ユーザIDを記憶することを特徴とする請求項6、又は請求項7記載の利用申請装置。
  9. 端末装置が有するユーザアカウントが、認証装置により発行されたユーザアカウントである場合に、前記認証装置が、前記端末装置のインターネットへの接続を認証するLANシステムにおける端末装置のユーザアカウント取得方法であって、
    認証装置が、自装置を特定する認証装置識別子を第1の通信路で送信するステップと、
    端末装置が、前記認証装置識別子を受信すると、前記認証装置識別子と、自装置を特定する端末装置識別子とを含む利用申請情報を第2の通信路で送信するステップと、
    前記利用申請装置が、前記利用申請情報を受信すると、前記認証装置識別子に対応する認証装置に対して、ユーザアカウント発行依頼情報を第3の通信路で送信するステップと、
    前記認証装置が、前記ユーザアカウント発行依頼情報を受信すると、ユーザアカウントを含む情報を発行し、前記ユーザアカウントを含む情報を前記第3の通信路で前記利用申請装置に対して送信するステップと、
    前記利用申請装置は、前記ユーザアカウントを含む情報を受信すると、前記第2の通信路で前記端末装置に対して、前記ユーザアカウントを含む情報を送信するステップと、
    前記端末装置は、前記ユーザアカウントを含む情報を受信するステップとを有する
    ユーザアカウント取得方法。
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