JP4871316B2 - 点火信号発生装置及びそれを備えた磁石発電機 - Google Patents
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Description
この構成によれば、端子の突出接続部とステーとの間を遮るように仕切壁が形成されているため、突出接続部やステー等にスラッジが付着してもスラッジにより端子とステーとの間が架け渡されることがない。
この構成によれば、仕切壁の高さを端子の突出接続部の高さ以上に形成することで、スラッジにより端子と取付片との間を直線的に架け渡すことができなくなる。
この構成によれば、仕切壁の互いの対向面に沿ってリード線を引き回すことで、仕切壁がリード線のガイドとなり、リード線が仕切壁から突出することがない。
この構成によれば、端子の突出接続部を覆うようにシール剤が塗布されているため、突出接続部自体にエンジンオイルやスラッジ等が付着することを防ぐことができる。
この構成によれば、端子の突出端部の周囲を囲むように仕切壁が形成されているため、シール剤の拡散を防止することができる。
請求項3に記載の発明によれば、ステーをエンジンのケースに取り付ける際等にリード線が邪魔になることがないため、レイアウト性を向上することができる。
請求項4,5に記載の発明によれば、突出接続部自体にエンジンオイルやスラッジ等が付着することを防ぐことができるため、端子の絶縁性を向上させることができ、検出精度も向上させることができる。
ここで、接続部にシール剤を塗布する際には、仕切壁によりシール剤の拡散を塞き止めることができるので、シール剤がパッケージの側面まで回り込むことを防止することができる。したがって、端子の突出接続部をシール剤により確実に覆うことができ、端子の絶縁性を確実に向上させることができる。
図1、図2に示すように、磁石発電機1は、例えば自動二輪車に用いられるアウターロータ型の発電機であって、エンジンのクランクシャフト(不図示)の先端に固定された回転子(回転体)3と、エンジンのケース(不図示)に固定される固定子4とを備えている。
各仕切壁104は、互いに対向した状態でリード線保持面76の周縁に沿って延出し、ラグ端子47とステー42との間を遮るように形成された周縁部101と、周縁部101の先端が屈曲され、互いに対向する周縁部101に向かって延出する延出部102とが一体形成されている。つまり、仕切壁104は、ラグ端子47の周囲の2方向を囲むように形成されている。
そして、仕切壁104の高さをリード線保持面76から突出するラグ端子47の高さ以上に形成することで、スラッジによりラグ端子47と取付片71との間を直線的に架け渡すことができなくなる。そのため、ラグ端子47とステー42との間の短絡をより確実に防ぐことができる。
ここで、接続部78にシール剤81を塗布する際には、仕切壁104によりシール剤81の拡散を塞き止めることができるので、シール剤81がパッケージ43の側面(リード線保持面76に垂直な面)まで回り込むことを防止することができる。つまり、ラグ端子47の周囲を囲むように仕切壁104が形成されているため、シール剤81の拡散を防止することができる。したがって、ラグ端子47の接続部78をシール剤81により確実に覆うことができ、ラグ端子47の絶縁性を向上させることができる。
図5,6に示すように、本実施形態のパルサ40は、パッケージ103のリード線保持面76から突出するラグ端子47の接続部78(図6参照)と、ステー42の取付片71との間に仕切壁80が立設されている。
各仕切壁80は、互いに対向した状態で、パッケージ103のリード線保持面76の周縁に沿って形成されている。
この場合、リード線63は、リード線保持面76に沿って引き回され、リード線保持部82の挿通孔77内に直接挿通される。リード線63はリード線挿通孔77に挿通された後、各仕切壁80間において180度折り曲げられて仕切壁80の互いの対向面を沿うようにして引き回される。そして、ラグ端子47の他端側の接続部78にはんだ等により接続される。
例えば、上述の実施形態では自動二輪車の磁石発電機にパルサを設けた場合について説明したが、自動車等の磁石発電機に設けるような構成にしてもよい。
また、仕切壁の形状はラグ端子とステーとの間を遮る形状であれば、適宜設計変更が可能である。さらに、パッケージと仕切壁とをそれぞれ別体で構成してもよい。
Claims (6)
- マグネットと、コイルが巻装されたボビンとがパッケージに封止され、エンジンに連動して回転する回転体に対向配置されて、前記回転体の回転角度に基づき、エンジンに点火信号を出力する点火信号発生装置において、
前記パッケージに取り付けられた金属製のステーと、
前記コイルに接続された端子とを備え、
前記ステーは、前記パッケージに取り付けられる取付基部と、
前記取付基部から延出するとともに、前記パッケージに対して突出する取付片と、を備え、
前記端子の端末部が前記パッケージの表面から突出して突出接続部を形成し、かつ前記取付片は前記突出接続部に対して離間する外方に向けて突出し、
前記パッケージには、各突出接続部と、各々突出接続部に対応する前記取付片と、の間にそれぞれ突出する仕切壁が設けられていることを特徴とする点火信号発生装置。 - 前記仕切壁の高さは、前記端子の前記突出接続部の高さ以上に形成されていることを特徴とする請求項1記載の点火信号発生装置。
- 各仕切壁は、互いに対向するように形成されており、
各仕切壁間には、各突出接続部に接続されるリード線が、各仕切壁の互いの対向面に沿って引き回されていることを特徴とする請求項1または請求項2記載の点火信号発生装置。 - 前記突出接続部には、前記突出接続部を覆うようにシール剤が塗布されていることを特徴とする請求項1から請求項3の何れか1項に記載の点火信号発生装置。
- 前記仕切壁は、前記突出接続部の周囲を囲むように形成されていることを特徴とする請求項1から請求項4の何れか1項に記載の点火信号発生装置。
- 請求項1から請求項5の何れか1項に記載された点火信号発生装置を備えた磁石発電機であって、
コイルが巻装された固定子と、
前記固定子に対して回転自在に設けられた前記回転体とを備え、
前記回転体に前記点火信号発生装置が対向配置されていることを特徴とする磁石発電機。
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JP2008086187A JP4871316B2 (ja) | 2008-03-28 | 2008-03-28 | 点火信号発生装置及びそれを備えた磁石発電機 |
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Family Applications (1)
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Country Status (1)
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- 2008-03-28 JP JP2008086187A patent/JP4871316B2/ja active Active
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