JP4871108B2 - クロストーク補正方法およびx線ct装置 - Google Patents

クロストーク補正方法およびx線ct装置 Download PDF

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Description

本発明は、クロストーク補正方法およびX線CT装置に関し、さらに詳しくは、ボケの重み付け関数(または点像分布関数:Point Spread Function)がX線検出器のセルによって異なる場合でも処理を高速化することが出来るクロストーク補正方法およびX線CT装置に関する。
従来、X線検出器のクロストーク特性を測定し、その測定結果からクロストーク補正行列を算出し、X線検出器で得られた観測値とクロストーク補正行列の行列演算によりクロストーク補正データを得るX線CT装置が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
また、X線検出器のクロストーク特性を測定し、その測定結果からクロストーク補正カーネルまたはフィルタを算出し、X線検出器で得られた観測値とクロストーク補正カーネルまたはフィルタのデコンボリューション処理によりクロストーク補正データを得るX線CT装置が知られている(例えば、特許文献2、3参照。)。
特開平11−253432号公報 特開2004−24659号公報 特開2004−121706号公報
上記従来のX線CT装置では、ボケの重み付け関数がX線検出器のセルによって異なる場合には、計算量が膨大になり、高速処理できなくなる問題点があった。
そこで、本発明の目的は、ボケの重み付け関数がX線検出器のセルによって異なる場合でも処理を高速化することが出来るクロストーク補正方法およびX線CT装置を提供することにある。
第1の観点では、本発明は、X線検出器の実際のボケの重み付け関数の行列[H]とボケが均一に分布すると想定した場合のボケの重み付け関数を表す均一成分行列[H0]とから不均一成分行列[H1]を求める処理と、前記不均一成分行列[H1]の主要項以外の項を0とした不均一成分主要行列[H1’]を求める処理と、被検体をスキャンして得られた観測値fと前記均一成分行列[H0]と前記不均一成分主要行列[H1’]とからクロストーク補正データsを算出する処理とを有することを特徴とするクロストーク補正方法を提供する。
上記第1の観点によるクロストーク補正方法では、X線検出器の実際のボケの重み付け関数の行列[H]を均一成分行列[H0]と不均一成分行列[H1]とに分解するが、不均一成分行列[H1]の項のうち、ボケの重み付け関数が他と異なる少数のX線検出器のセルに関わる項に対し残りの多数の項の値は小さいから、これらを無視した不均一成分主要行列[H1’]を不均一成分行列[H1]の代わりに用いても有効なクロストーク補正効果が得られる。そして、不均一成分行列[H1]の代わりに不均一成分主要行列[H1’]を用いることにより、計算量を節減でき、処理を高速化することが出来る。
なお、[f]=[H][s]とし、[H]=[H0][H1]または[H]=[H1][H0]とする。
第2の観点では、本発明は、前記第1の観点によるクロストーク補正方法において、前記不均一成分主要行列[H1’]を求める処理では、前記不均一成分行列[H1]の項のうち、絶対値が最大の項に対して絶対値が5%以下の項の値を0とすることを特徴とするクロストーク補正方法を提供する。
上記第2の観点によるクロストーク補正方法では、不均一成分行列[H1]の代わりに、絶対値が最大の項に対して絶対値が5%以下の項の値を0とした不均一成分主要行列[H1’]を用いることにより、計算量を節減でき、処理を高速化することが出来る。
第3の観点では、本発明は、前記第1または前記第2の観点によるクロストーク補正方法において、前記観測値fと前記均一成分行列[H0]と前記不均一成分主要行列[H1’]とからクロストーク補正データsを算出する処理では、前記観測値fと前記不均一成分主要行列[H1’]とから不均一成分補正データf’を算出し次いで前記不均一成分補正データf’と前記均一成分行列[H0]とからデコンボリューション処理によりクロストーク補正データsを算出するか又は前記観測値fと前記均一成分行列[H0]とからデコンボリューション処理により均一成分補正データf”を算出し次いで前記均一成分補正データf”と前記不均一成分主要行列[H1’]とからクロストーク補正データsを算出することを特徴とするクロストーク補正方法を提供する。
上記第3の観点によるクロストーク補正方法では、均一成分行列[H0]を用いた処理では、行列演算ではなく、デコンボリューション処理を行うため、計算量を節減でき、処理を高速化することが出来る。
第4の観点では、本発明は、X線検出器の実際のボケの重み付け関数の行列[H]とボケが均一に分布すると想定した場合のボケの重み付け関数を表す均一成分行列[H0]とから不均一成分行列[H1]を求める処理と、前記観測値fと前記不均一成分行列[H1]とから不均一成分補正データf’を算出し次いで前記不均一成分補正データf’と前記均一成分行列[H0]とからクロストーク補正データsを算出するか又は前記観測値fと前記均一成分行列[H0]とから均一成分補正データf”を算出し次いで前記均一成分補正データf”と前記不均一成分行列[H1]とからクロストーク補正データsを算出する処理とを有し、前記不均一成分補正データf’と前記均一成分行列[H0]とからクロストーク補正データsを算出する処理または前記観測値fと前記均一成分行列[H0]とから均一成分補正データf”を算出する処理ではデコンボリューション処理を行うことを特徴とするクロストーク補正方法を提供する。
上記第4の観点によるクロストーク補正方法では、均一成分行列[H0]を用いた処理では、行列演算ではなく、デコンボリューション処理を行うため、計算量を節減でき、処理を高速化することが出来る。
第5の観点では、本発明は、X線検出器の実際のボケの重み付け関数の行列[H]とボケが均一に分布すると想定した場合のボケの重み付け関数を表す均一成分行列[H0]とから不均一成分行列[H1]を求める手段と、前記不均一成分行列[H1]の主要項以外の項を0とした不均一成分主要行列[H1’]を求める手段と、被検体をスキャンして得られた観測値fと前記均一成分行列[H0]と前記不均一成分主要行列[H1’]とからクロストーク補正データsを算出する手段とを具備したことを特徴とするX線CT装置を提供する。
上記第5の観点によるX線CT装置では、前記第1の観点によるクロストーク補正方法を好適に実施できる。
第6の観点では、本発明は、前記第5の観点によるX線CT装置において、前記不均一成分主要行列[H1’]を求める手段は、前記不均一成分行列[H1]の項のうち、絶対値が最大の項に対して絶対値が5%以下の項の値を0とすることを特徴とするX線CT装置を提供する。
上記第6の観点によるX線CT装置では、前記第2の観点によるクロストーク補正方法を好適に実施できる。
第7の観点では、本発明は、前記第5または前記第6の観点によるX線CT装置において、前記観測値fと前記均一成分行列[H0]と前記不均一成分主要行列[H1’]とからクロストーク補正データsを算出する手段では、前記観測値fと前記不均一成分主要行列[H1’]とから不均一成分補正データf’を算出し次いで前記不均一成分補正データf’と前記均一成分行列[H0]とからデコンボリューション処理によりクロストーク補正データsを算出するか又は前記観測値fと前記均一成分行列[H0]とからデコンボリューション処理により均一成分補正データf”を算出し次いで前記均一成分補正データf”と前記不均一成分主要行列[H1’]とからクロストーク補正データsを算出することを特徴とするX線CT装置を提供する。
上記第7の観点によるX線CT装置では、前記第3の観点によるクロストーク補正方法を好適に実施できる。
第8の観点では、本発明は、X線検出器の実際のボケの重み付け関数の行列[H]とボケが均一に分布すると想定した場合のボケの重み付け関数を表す均一成分行列[H0]とから不均一成分行列[H1]を求める手段と、前記観測値fと前記不均一成分行列[H1]とから不均一成分補正データf’を算出し次いで前記不均一成分補正データf’と前記均一成分行列[H0]とからクロストーク補正データsを算出するか又は前記観測値fと前記均一成分行列[H0]とから均一成分補正データf”を算出し次いで前記均一成分補正データf”と前記不均一成分行列[H1]とからクロストーク補正データsを算出する手段とを有し、前記不均一成分補正データf’と前記均一成分行列[H0]とからクロストーク補正データsを算出する処理または前記観測値fと前記均一成分行列[H0]とから均一成分補正データf”を算出する処理ではデコンボリューション処理を行うことを特徴とするX線CT装置を提供する。
上記第8の観点によるX線CT装置では、前記第4の観点によるクロストーク補正方法を好適に実施できる。
本発明のクロストーク補正方法およびX線CT装置によれば、ボケの重み付け関数がX線検出器のセルによって異なる場合でも、計算量を節減でき、処理を高速化することが出来る。
以下、図に示す実施の形態により本発明をさらに詳細に説明する。なお、これにより本発明が限定されるものではない。
図1は、実施例1にかかるX線CT装置100の構成ブロック図である。
このX線CT装置100は、操作コンソール1と、テーブル装置10と、走査ガントリ20とを具備している。
操作コンソール1は、操作者の入力を受け付ける入力装置2と、後述するクロストーク補正準備処理やクロストーク補正処理などを実行する中央処理装置3と、走査ガントリ20で取得した投影データを収集するデータ収集バッファ5と、クロストーク補正した投影データから再構成したX線断層像を表示する表示装置6と、プログラムやデータやX線断層像を記憶する記憶装置7とを具備している。
テーブル装置10は、被検体を乗せて走査ガントリ20のボア(空洞部)に入れ出しするクレードル12を具備している。クレードル12は、テーブル装置10に内蔵するモータで昇降(y軸方向)および直線移動(z軸方向)される。
走査ガントリ20は、X線管21と、X線コントローラ22と、コリメータ23と、多列X線検出器24と、DAS(Data Acquisition System)25と、被検体の体軸の回りにX線管21などを回転させる回転コントローラ26と、走査ガントリ20を回転軸の前方または後方に傾斜させるときの制御を行うチルトコントローラ27と、制御信号などを操作コンソール1や寝台装置10とやり取りする制御コントローラ29と、スリップリング30とを具備している。
クレードル12の直線移動量はテーブル装置10に内蔵するエンコーダによりカウントされ、制御コントローラ29にて直線移動量からクレードル12のz軸座標を算出し、スリップリング30を経由してDAS25にz軸座標が送られる。
多列X線検出器24で得られた投影データは、DAS25でAD変換され、z軸座標を付加され、スリップリング30を経由し、データ収集バッファ5へ転送される。
中央処理装置3は、データ収集バッファ5に収集した投影データに対してクロストーク補正を行い、画像再構成処理を行ない、X線断層像を生成し、X線断層像を表示装置6に表示する。
図2は、X線CT装置100によるクロストーク補正準備処理の手順を示すフロー図である。
ステップP1では、X線検出器24のクロストーク特性を測定し、その測定結果からボケの重み付け関数の行列[H]の逆行列[H]-1を算出する。
例えば、図3に示す如きクロストーク特性が測定されたならば、図4に示す如き行列[H]および図5に示す如き逆行列[H]-1を得る。
なお、図3の(0)〜(9)は、第0チャンネルch0〜第9チャンネルch9の個々にX線を入射したときに、当該チャンネルの信号値と両側に漏れる信号値のパーセンテージを表している。(4)(5)から判るように、第4チャンネルch4と第5チャンネルch5のクロストーク特性が他のチャンネルのクロストーク特性と異なっている。
ステップP2では、ボケが均一に分布すると想定した場合のボケの重み付け関数を表す均一成分行列[H0]を決める。
例えば、図6に示すように、図3のクロストーク特性の第4チャンネルch4と第5チャンネルch5のクロストーク特性も他のチャンネルのクロストーク特性に合わせたクロストーク特性を想定し、これから図7に示す如き均一成分行列[H0]を得る。
ステップP3では、均一成分行列[H0]の逆行列[H0]-1を算出する。
例えば、図7に示す均一成分行列[H0]から、図8に示す逆行列[H0]-1を得る。
ステップP4では、均一成分行列[H0]と逆行列[H]-1から不均一成分行列[H1]の逆行列[H1]-1を算出する。すなわち、[H1]-1=[H0][H]-1である。
例えば、図7に示す均一成分行列[H0]と図5に示す逆行列[H]-1から、図9に示す逆行列[H1]-1を得る。
ステップP5では、不均一成分行列[H1]の逆行列[H1]-1の主要項以外の項を0とした主要逆行列[H1’]-1を作成する。
例えば、図9に示す逆行列[H1]-1から、図10に示す主要逆行列[H1’]-1を得る。
図11は、X線CT装置100によるクロストーク補正処理の手順を示すフロー図である。
ステップC1では、被検体をスキャンして得られた観測値fと主要逆行列[H1’]-1とから不均一成分補正データf’を算出する。すなわち、[f’]=[H1]-1[f]である。
例えば、図12に示す観測値fと図10に示す主要逆行列[H1’]-1とから、図13に示す不均一成分補正データf’を算出する。
ステップC2では、不均一成分補正データf’と均一逆行列[H0]-1からクロストーク補正データsを算出する。すなわち、[s]=[H0]-1[f’]である。
例えば、図13に示す不均一補正データf’と図8に示す逆行列[H0]-1とから、図14に示すクロストーク補正データsを算出する。すなわち、[s]=[H0]-1[f’]なる行列計算である。
クロストーク補正データsからX線断層像を画像再構成すればよい。
実施例1のX線CT装置100によれば、X線検出器24の実際のボケの重み付け関数の行列[H]を均一成分行列[H0]と不均一成分行列[H1]とに分解するが、図9に示す不均一成分行列[H1]の逆行列[H1]-1の項のうち、ボケの重み付け関数が他と異なる第4チャネルおよび第5チャネルに関わる項に対し残りの多数の項の値は小さいから、これらを無視した図10に示す不均一成分主要行列[H1’]の逆行列[H1’]-1を不均一成分行列[H1]の逆行列[H1]-1の代わりに用いても有効なクロストーク補正効果が得られる。そして、不均一成分主要行列[H1’]の逆行列[H1’]-1を用いることにより、計算量を節減でき、処理を高速化することが出来る。
図15は、実施例2に係るクロストーク補正準備処理を示すフロー図である。
ステップS2’およびステップS3’以外は、実施例1に係るクロストーク補正準備処理(図2)と基本的に同じであるので、ステップS2’およびステップS3’のみ説明する。
ステップS2’では、図2のステップS2と同様にして、ボケが均一に分布すると想定した場合のボケの重み付け関数h0(x,y)およびその行列[H0]を決める。
なお、ここでは、セルがxy方向に2次元配列されているX線検出器24を想定している。
ステップS3’では、ボケが均一に分布すると想定した場合のボケの重み付け関数h0(x,y)のフーリエ変換H0(n,m)の逆関数W(n,m)を算出する。
図16は、実施例2に係るクロストーク補正処理を示すフロー図である。
ステップC1は、被検体をスキャンして得られた観測値fと主要逆行列[H1’]-1とから不均一成分補正データf’を算出する。すなわち、[f’]=[H1]-1[f]である。
ステップC21〜C23は、デコンボリューション処理である。
ステップC21では、不均一成分補正データf’のフーリエ変換F’(n,m)を算出する。
ステップC22では、フーリエ変換F’(n,m)と逆関数W(n,m)とからクロストーク補正データs(x,y)のフーリエ変換S(n,m)を算出する。すなわち、S(n,m)=F’(n,m)・W(n,m)である。
ステップC23では、フーリエ変換S(n,m)を逆フーリエ変換してクロストーク補正データs(x,y)を算出する。
実施例2のX線CT装置によれば、実施例1のX線CT装置100の効果に加えて、実施例1のステップC2の行列計算の代わりに、ステップC21〜C23のデコンボリューション処理を行うため、計算量を節減でき、処理を高速化することが出来る。
実施例2のクロストーク補正準備処理(図16)のステップP5を省略すると共に、実施例2のクロストーク補正処理(図17)のステップC1において主要逆行列[H1’]-1の代わりに逆行列[H1]を用いてもよい。
実施例3のX線CT装置によれば、実施例1のX線CT装置100の効果は得られないが、実施例2と同様に行列計算の代わりにデコンボリューション処理を行うため、計算量を節減でき、処理を高速化することが出来る。
実施例1〜実施例3では[H]=[H0][H1]としたが、[H]=[H1][H0]とし、先に均一成分行列[H0]を用いて均一成分補正データf”を算出し、次いで不均一成分行列[H1]を用いてクロストーク補正データsを算出してもよい。
本発明のクロストーク補正方法およびX線CT装置は、クロストークによるアーチファクトを抑制するのに利用できる。
実施例1に係るX線CT装置を示すブロック図である。 実施例1に係るクロストーク補正準備処理の手順を示すフロー図である。 ボケが不均一に分布すると想定した場合のクロストーク特性を示す例示図である。 図3のクロストーク特性から得られた重み付け関数の行列を示す模式図である。 図4の行列の逆行列を示す模式図である。 ボケが均一に分布すると想定した場合のクロストーク特性を示す例示図である。 図6のクロストーク特性から得られた均一成分行列を示す模式図である。 図7の均一成分行列の逆行列を示す模式図である。 図5の逆行列と図7の均一成分行列から算出された不均一成分行列を示す模式図である。 図9の不均一成分逆行列から作成された主要逆行列を示す模式図である。 実施例1に係るクロストーク補正処理の手順を示すフロー図である。 観測値の一例を示すグラフである。 図12の観測値から算出された不均一成分補正データを示すグラフである。 図13の不均一成分補正データから算出されたクロストーク補正データを示すグラフである。 実施例2に係るクロストーク補正準備処理の手順を示すフロー図である。 実施例2に係るクロストーク補正処理の手順を示すフロー図である。
符号の説明
1 操作コンソール
2 入力装置
3 中央処理装置
6 表示装置
7 記憶装置
10 テーブル装置
20 走査ガントリ
100 X線CT装置

Claims (8)

  1. X線検出器の実際のボケの重み付け関数の行列[H]とボケが均一に分布すると想定した場合のボケの重み付け関数を表す均一成分行列[H0]とから不均一成分行列[H1]を求める処理と、前記不均一成分行列[H1]の主要項以外の項を0とした不均一成分主要行列[H1’]を求める処理と、被検体をスキャンして得られた観測値fと前記均一成分行列[H0]と前記不均一成分主要行列[H1’]とからクロストーク補正データsを算出する処理とを有することを特徴とするクロストーク補正方法。
  2. 請求項1に記載のクロストーク補正方法において、前記不均一成分主要行列[H1’]を求める処理では、前記不均一成分行列[H1]の項のうち、絶対値が最大の項に対して絶対値が5%以下の項の値を0とすることを特徴とするクロストーク補正方法。
  3. 請求項1または請求項2に記載のクロストーク補正方法において、前記観測値fと前記均一成分行列[H0]と前記不均一成分主要行列[H1’]とからクロストーク補正データsを算出する処理では、前記観測値fと前記不均一成分主要行列[H1’]とから不均一成分補正データf’を算出し次いで前記不均一成分補正データf’と前記均一成分行列[H0]とからデコンボリューション処理によりクロストーク補正データsを算出するか又は前記観測値fと前記均一成分行列[H0]とからデコンボリューション処理により均一成分補正データf”を算出し次いで前記均一成分補正データf”と前記不均一成分主要行列[H1’]とからクロストーク補正データsを算出することを特徴とするクロストーク補正方法。
  4. X線検出器の実際のボケの重み付け関数の行列[H]とボケが均一に分布すると想定した場合のボケの重み付け関数を表す均一成分行列[H0]とから不均一成分行列[H1]を求める処理と、前記観測値fと前記不均一成分行列[H1]とから不均一成分補正データf’を算出し次いで前記不均一成分補正データf’と前記均一成分行列[H0]とからクロストーク補正データsを算出するか又は前記観測値fと前記均一成分行列[H0]とから均一成分補正データf”を算出し次いで前記均一成分補正データf”と前記不均一成分行列[H1]とからクロストーク補正データsを算出する処理とを有し、前記不均一成分補正データf’と前記均一成分行列[H0]とからクロストーク補正データsを算出する処理または前記観測値fと前記均一成分行列[H0]とから均一成分補正データf”を算出する処理ではデコンボリューション処理を行うことを特徴とするクロストーク補正方法。
  5. X線検出器の実際のボケの重み付け関数の行列[H]とボケが均一に分布すると想定した場合のボケの重み付け関数を表す均一成分行列[H0]とから不均一成分行列[H1]を求める手段と、前記不均一成分行列[H1]の主要項以外の項を0とした不均一成分主要行列[H1’]を求める手段と、被検体をスキャンして得られた観測値fと前記均一成分行列[H0]と前記不均一成分主要行列[H1’]とからクロストーク補正データsを算出する手段とを具備したことを特徴とするX線CT装置。
  6. 請求項5に記載のX線CT装置において、前記不均一成分主要行列[H1’]を求める手段は、前記不均一成分行列[H1]の項のうち、絶対値が最大の項に対して絶対値が5%以下の項の値を0とすることを特徴とするX線CT装置。
  7. 請求項5または請求項6に記載のX線CT装置において、前記観測値fと前記均一成分行列[H0]と前記不均一成分主要行列[H1’]とからクロストーク補正データsを算出する手段では、前記観測値fと前記不均一成分主要行列[H1’]とから不均一成分補正データf’を算出し次いで前記不均一成分補正データf’と前記均一成分行列[H0]とからデコンボリューション処理によりクロストーク補正データsを算出するか又は前記観測値fと前記均一成分行列[H0]とからデコンボリューション処理により均一成分補正データf”を算出し次いで前記均一成分補正データf”と前記不均一成分主要行列[H1’]とからクロストーク補正データsを算出することを特徴とするX線CT装置。
  8. X線検出器の実際のボケの重み付け関数の行列[H]とボケが均一に分布すると想定した場合のボケの重み付け関数を表す均一成分行列[H0]とから不均一成分行列[H1]を求める手段と、前記観測値fと前記不均一成分行列[H1]とから不均一成分補正データf’を算出し次いで前記不均一成分補正データf’と前記均一成分行列[H0]とからクロストーク補正データsを算出するか又は前記観測値fと前記均一成分行列[H0]とから均一成分補正データf”を算出し次いで前記均一成分補正データf”と前記不均一成分行列[H1]とからクロストーク補正データsを算出する手段とを有し、前記不均一成分補正データf’と前記均一成分行列[H0]とからクロストーク補正データsを算出する処理または前記観測値fと前記均一成分行列[H0]とから均一成分補正データf”を算出する処理ではデコンボリューション処理を行うことを特徴とするX線CT装置。
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