JP4870129B2 - 電動射出成形機の電力供給装置および電動射出成形機 - Google Patents

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Description

本発明は、電動射出成形機のサーボモータを駆動するサーボアンプに供給されている直流電圧を補助して、予め貯蔵した電力を前記サーボアンプに一時的に供給する電力貯蔵装置、および電動射出成形機に関するものである。
射出成形機は、従来周知のように、一対の金型、これらの金型を型締する型締装置、樹脂を溶融して金型内に射出する射出装置等から構成され、射出装置は、射出シリンダ、この射出シリンダ内で回転方向と軸方向とに駆動されるスクリュ等から構成されている。電動射出成形機においては、このような型締装置、スクリュ等は、それぞれに独立して設けられているサーボモータによって駆動される。一般に、射出成形の工程は、樹脂を溶融してシリンダ内の先端部に溶融樹脂を蓄積する計量工程、金型を型締する型締工程、射出シリンダ内でスクリュを軸方向に駆動して金型に溶融樹脂を射出する射出工程、射出後に溶融樹脂圧力を所定圧に保持する保圧工程、金型を開く型開工程、エジェクタピンを突きだして成形品を金型から取り出す突出工程等からなっている。このうち、射出工程は、スクリュを高速に駆動する必要があるので、駆動装置には大型で高出力のサーボモータが採用されている。電動射出成形機は油圧式に比べて消費される平均電力が小さいので省エネルギの点で有利である。しかしながら、全体の工程から比べると短時間ではあるが、射出工程においては高出力のサーボモータを必要とし大電力が必要になる。近年、転写性に優れ、複雑で微細な形状の成形品や薄肉の成形品であっても転写性良く成形できる、いわゆる超高速射出成形のニーズが高まっている。このような超高速射出成形が実施できる射出成形機においては、さらに高出力のサーボモータが必要になり、短時間に非常に大きい電力が要されるようになっている。
サーボモータは、従来周知のように、インバータ回路からなるサーボアンプによって生成される3相交流電圧によって駆動される。インバータ回路には直流電圧が供給され、この直流電圧は工場の受電設備から供給される3相交流電圧から、従来周知のコンバータによって整流されて得られている。射出工程においてサーボモータに大電力が供給されると、直流電圧は一時的に電圧降下してしまうが、電圧降下の度合いが大きいとサーボモータのトルクが不足して十分に性能を引き出すことができない。電圧降下を最小限にとどめるようにするためには、3相交流電源には大きな電流供給能力が必要になり、工場の受電設備は大きな電力容量が要求されることになる。しかしながら、電気料金は契約する最大電力が大きくなると高額になるので、電力容量の大きい受電設備を設置すると電気料金が嵩むことになる。省エネルギやコスト削減の必要から、受電設備に要求される電力容量を小さくでき、必要な電気料金を下げることができる技術が求められている。
特開2000−246779号公報
特許文献1には、サーボアンプに供給される直流電圧の正負端子間に所定のコンデンサが設けられている電力供給装置を備えた電動射出成形機が記載されている。コンデンサには所定の電荷が貯蔵され、すなわち電力が貯蔵され、大電力が消費されるときにコンデンサから供給される。従って、短時間に大電力が消費される射出工程においても直流電圧の電圧降下は比較的小さく、サーボモータのトルク不足は免れる。
特許文献1に記載の電力供給装置によっても、大電力が消費されるとき、コンデンサに貯蔵された電力がサーボアンプに供給されるので、直流電圧の電圧降下は比較的小さいし、3相交流電源の供給電流の変動も比較的小さい。従って、受電設備に要求される電力容量も少なくて済む。しかしながら、改良すべき点も見受けられる。例えば、特許文献1に記載の電力供給装置においては、直流電圧の正負端子間に接続されたコンデンサに電力が貯蔵されるようになっているので、コンデンサに貯蔵された電力を十分に利用できない。すなわち、コンデンサが設けられている位置は直流電圧の正負端子間であるので、コンデンサの電圧は直流電圧と常に等しい状態が維持されてしまうし、コンデンサは電力を供給すると電圧が低下してしまうので、コンデンサに十分な電力が貯蔵されていても、直流電圧よりわずかでも電圧が低下してしまうとコンデンサからは電力が供給されなくなってしまう。コンデンサから電力が供給されるのは供給直後の極短時間だけであって、貯蔵されている電力の大部分は利用することができない。従って、大電力を必要とする射出工程において、コンデンサから安定して電力が供給されるようにするには、格別に巨大な静電容量を有するコンデンサが必要になってしまい現実的ではない。このようなコンデンサに十分な電力を貯蔵するには時間も要する。さらには、電力貯蔵を制御できない問題点もある。すなわち、電圧が低下してしまったコンデンサは、直流電圧から電力を奪って貯蔵してしまうので、サーボモータが電力を必要としていても、コンデンサに電力が供給されてしまうと直流電圧が降下して、サーボモータのトルクが不足してしまう。特許文献1に記載の電力供給装置によっては、3相交流電源の供給電流の変動は十分には抑制されないし、受電設備に要求される電力容量も十分に小さくすることはできない。
本発明は、上記したような従来の問題点あるいは課題を解決した、電動射出成形機の電力供給装置を提供することを目的とし、具体的には、電力消費の小さいタイミングを選択して電力を短時間で貯蔵でき、射出工程等の高出力が要求される工程において、貯蔵された電力を十分な電圧で効率よく供給して3相交流電源の最大電力を低減できる、電動射出成形機の電力供給装置を提供することを目的としている。また、電力消費を平滑化でき、さらには工場の受電設備に要求される電力容量も少なくて済み、設備費を削減できると共に、必要な電気料金も下げることができる、電動射出成形機の電力供給装置を提供することも目的としている。
本発明は、上記目的を達成するために、射出成形機のサーボアンプに供給する直流電圧を補助して、予め貯蔵した電力を前記サーボアンプに一時的に供給するとき、両端に1個ずつダイオードを介したコイルを直流電圧の正端子と負端子との間に設けて、コイルに電圧を印加してコイルに電流を流して電磁エネルギとして電力を蓄え、印加した電圧を解除してコイルに蓄えられた電力を正端子と負端子間に直流電圧として供給するように構成する。また、電動射出成形機のサーボアンプに直流電圧を供給する電力供給装置を、交流電圧を直流電圧に変換する交流直流変換器と、電力を貯蔵して前記貯蔵された電力を一時的に前記サーボアンプに供給する電力貯蔵装置とから構成し、電力貯蔵装置は、コイルを含む所定の電力貯蔵回路と電力貯蔵回路を制御する制御回路とから構成して、電力貯蔵回路には電力が貯蔵されると共に、貯蔵された電力が直流電圧の正端子と負端子から供給されるように構成する。
すなわち請求項に記載の発明は、電動射出成形機のサーボモータを駆動するサーボアンプに直流電圧を供給する電力供給装置であって、該電力供給装置は、交流電圧を直流電圧に変換する交流直流変換器と、電力を貯蔵して前記貯蔵された電力を一時的に前記サーボアンプに供給する電力貯蔵装置とからなり、前記電力貯蔵装置は、電力貯蔵回路と制御回路とからなり、前記電力貯蔵回路は、第1の回路と、第2の回路とを備え、前記第1の回路は、前記直流電圧の正端子と、第1のダイオードと、コイルと、第2のダイオードと、前記直流電圧の負端子とが、順に直列に接続された回路からなり、前記第1、2のダイオードは前記負端子から前記正端子へ向かう方向を順方向とするように接続され、前記第2の回路は、前記コイルと、前記コイルの前記負端子側から前記正端子側の向きに電圧を印加する所定の直流電圧源と、少なくとも1個のスイッチとが、順に直列に接続されて前記第1、2のダイオードを迂回する回路からなり、前記スイッチは、前記制御回路の制御信号により駆動されるように構成される。請求項に記載の発明は、請求項に記載の電力供給装置において、前記第2の回路は、前記所定の直流電圧源と、第1のスイッチと、前記コイルと、第2のスイッチと、前記負端子とが、順に直列に接続された回路からなり、前記第1のスイッチと前記第2のスイッチが、前記制御回路の制御信号により駆動されるように構成され、請求項に記載の発明は、請求項に記載の電力供給装置において、前記所定の直流電圧源は、3相交流電源の所定の1相の出力端子と、前記出力端子にアノードが接続された第3のダイオードと、一端が接地され他端が前記第3のダイオードのカソードに接続されているコンデンサとからなる回路からなり、前記カソードとアース間から直流電圧が得られるように構成され、請求項に記載の発明は、請求項に記載の電力供給装置において、前記第2の回路は、前記正端子と、第1のスイッチと、前記コイルと、第2のスイッチと、前記負端子とが、順に直列に接続された回路からなり、前記所定の直流電圧源は、前記正端子と前記負端子とから構成され、前記第1のスイッチと前記第2のスイッチが、前記制御回路の制御信号により駆動されるように構成される。さらには、請求項に記載の発明は、請求項1〜4のいずれかの項に記載の電力供給装置備え電動射出成形機として構成される。
以上のように、本発明によると、サーボアンプに直流電圧を供給する電力供給装置は、交流電圧を直流電圧に変換する交流直流変換器と、電力を貯蔵して貯蔵された電力を一時的に前記サーボアンプに供給する電力貯蔵装置とからなる。この電力貯蔵装置は、電力貯蔵回路と制御回路とからなり、電力貯蔵回路は、第1の回路と、第2の回路とを備えている。そして第1の回路は、直流電圧の正端子と、第1のダイオードと、コイルと、第2のダイオードと、直流電圧の負端子とが、順に直列に接続された回路からなり、第1、2のダイオードは負端子から正端子へ向かう方向を順方向とするように接続されており、第2の回路は、コイルと、コイルの負端子側から正端子側の向きに電圧を印加する所定の直流電圧源と、少なくとも1個のスイッチとが、順に直列に接続されて第1、2のダイオードを迂回する回路から構成され、スイッチは、前記制御回路の制御信号により駆動されるようになっている。従って、スイッチをONすると、コイルの両端に直流電圧源が印加され、コイルの負端子側から正端子側に電流を流して磁気エネルギとして電力を蓄えることができる。スイッチをOFFすると蓄えられた電力を正端子と負端子とに供給することができる。そうすると、電力消費の少ないタイミングを選択して電力を貯蔵でき、射出工程等の短時間に高出力が要求される工程において、貯蔵された電力を供給して3相交流電源の最大電力を低減できる。従って、工場の受電設備に要求される電力容量も少なくて済み、設備費を削減できると共に、必要な電気料金も下げることができる。さらには、電力はコイルに貯蔵されるので、電力の貯蔵は短時間で完了することができ、電力が供給されるときも貯蔵された電力は効率よくコイルから取り出されて正負端子間に供給することができる。また本発明の回路の構成はシンプルであり、電力供給装置を安価に提供することができ、電気部品が少ないので故障もし難いという効果も得られる。また、請求項に記載の発明によると、電力貯蔵回路の前記の第2の回路は、所定の直流電圧源と、第1のスイッチと、コイルと、第2のスイッチと、負端子とが、順に直列に接続された回路からなるので、第1、2のスイッチを適切に操作すると、コイルに電磁エネルギの形態で電力を貯蔵できるだけでなく、電力貯蔵回路をアイドル状態にして貯蔵された電力を保持することもできる。請求項に記載の発明によると、請求項に記載の電力供給装置において、直流電圧源は、3相交流電源の所定の1相の出力端子と、出力端子にアノードが接続された第3のダイオードと、一端が接地され他端が第3のダイオードのカソードに接続されているコンデンサとからなる回路からなるので、シンプルな構成にも拘わらず交流電流を整流して平滑化することができ、安価に直流電圧源を提供することができる。そして、請求項に記載の発明によれば、請求項に記載の電力供給装置において、第2の回路は、正端子と、第1のスイッチと、コイルと、第2のスイッチと、負端子とが、順に直列に接続された回路からなり、直流電圧源は、正端子と負端子とから構成されるので、電力貯蔵回路はさらにシンプルになり、電力供給装置を安価に提供することができる。
以下、本発明の実施の形態を説明する。本実施の形態に係る、電動射出成形機の電力供給装置も、従来周知の電力供給装置と同様に、3相交流電圧を整流して、サーボアンプに直流電圧を供給するようになっている。従って、本実施の形態に係る、電力供給装置1も、図1の(ア)に示されているように、3相交流電源PWに接続されていると共に、直流回路側の正の電圧線PにはサーボアンプSA1、SA2、…の正の端子が接続されている。一方、電力供給装置1もサーボアンプSA1、SA2、…も負の端子は、負の電圧線Nに接続されている。したがって、正の電圧線Pを介して電力供給装置1からサーボアンプSA1、SA2、…に直流電圧が供給されることになる。このようなサーボアンプSA1、SA2、…は、スクリュを軸方向に駆動し、また回転方向に駆動するサーボモータSM1、型開閉装置を駆動するサーボモータSM2、エジェクタピンを駆動するサーボモータSM3、…をそれぞれ駆動するようになっている。
このような電力供給装置1は、3相交流電圧を直流電圧に変換する交流直流変換器2と、電力貯蔵装置3とからなり、電力貯蔵装置3は後で説明するように、電力を磁気エネルギとして貯蔵したり、出力要求を受けると貯蔵した電力を正の電圧線Pに供給するようになっている。
交流直流変換器2は、3相交流電圧を直流電圧に変換するコンバータであり、ダイオード整流回路、PWMコンバータ等から構成されている。ダイオード整流回路は、従来周知であり、図1の(イ)に示されているように、6個のダイオード11、12、…と1個の平滑化コンデンサC1とからなっている。すなわち、一方向に極性が揃えられて2個ずつ直列に並べられたダイオードが、並列に3列設けられて正の直流電圧線と負の直流電圧線に接続され、各列の直列に並べられた2個のダイオードの中間に、3相交流電源の各相R、S、Tの電線が結線されている。従って、3相交流電圧はダイオード11、12、…によって整流されて、正端子Pと負端子Nから直流電圧が外部に供給されることになる。そして、整流に伴って生じる直流電圧の脈流は、正端子Pと負端子N間に接続された平滑化コンデンサC1によって平滑化される。PWMコンバータも従来周知であり、図1の(ウ)に示されているように、6個のトランジスタ21、22、…と6個のダイオード31、32、…と1個の平滑化コンデンサC1’とからなり、上記ダイオード整流回路を変形した回路になっている。PWMコンバータは、ダイオード整流回路の各ダイオードに対応するそれぞれのダイオード31、32、…に、並列にトランジスタ21、22、…が接続されて、トランジスタ21、22、…を作動すると、ダイオード31、32、…とは逆方向に電流を流せるようになっている。PWMコンバータは、ダイオード整流回路と同様に、3相交流電流を直流電流に整流できるが、周知のインバータ回路と実質的に同じように構成されているので、図には示されていない制御回路からトランジスタ21、22、…を制御すると、従来周知のように直流電流側から電力を回収して、回生電力として3相交流電源側に戻すこともできる。
本実施の形態に係る電力貯蔵装置3は、図2に示されているように、電力貯蔵回路4と、制御回路5とからなっている。電力貯蔵回路4は、後で説明するようにコイルに電流を流して電磁エネルギとして電力を貯蔵して、貯蔵した電力を正端子Pと負端子Nに直流電圧として供給する回路であり、制御回路5は電力貯蔵回路4を制御する回路である。実際には、電力貯蔵回路4にはフォトカプラ等を介して制御回路5が接続され、電力貯蔵回路4側の電流が流入して制御回路5内の電子素子が破壊されないように電気的に絶縁されているが、説明を簡単にするために、電力貯蔵回路4と制御回路5は直接接続された状態で示されている。
本実施の第1の形態に係る電力貯蔵回路4は、電力を貯蔵するコイルLを含み正端子Pと負端子N間に直流電圧を供給する基本回路7と、該コイルLに電力を供給する回路とからなっている。基本回路7は、正端子Pと、第1のダイオードD1と、コイルLと、第2のダイオードD2と、負端子Nとからなり、この順で直列に接続されている。第1、2のダイオードD1、D2は、負端子Nから正端子P側に向かう方向を順方向とするように接続されている。すなわち、第1のダイオードD1はアノードがコイルLにカソードが正端子Pに接続され、第2のダイオードD2はアノードが負端子NにカソードがコイルLに接続されている。
コイルLに電力を供給する回路は、一端がアースされた正の直流電圧源P’と、絶縁ゲートバイポーラトランジスタからなる第1のスイッチSW1と、コイルLと、絶縁ゲートバイポーラトランジスタからなる第2のスイッチSW2と、アースすなわち負端子Nとからなり、これらがこの順で直列に接続されている。コイルLは基本回路7と共通になっており、第1、2のダイオードD1、D2はこの回路には含まれていない。コイルLの正端子P側の第1の端子T1は第2のスイッチSW2に、負端子N側の第2の端子T2は第1のスイッチSW1にそれぞれ接続されている。第1のスイッチSW1は、信号線S1によって制御回路5に接続されており、ONされると直流電圧源P’から第2の端子T2の方向に電流が流れるようになっている。第2のスイッチSW2は、信号線S2によって制御回路5に接続されており、ONされると第1の端子T1からアースに電流が流れるようになっている。従って、第1のスイッチSW1をONすると、コイルLの第2の端子T2には直流電圧源P’の正の電圧が印加され、第2のスイッチSW2をONすると、コイルLの第1の端子T1は零電位になり負端子Nと短絡する。電力貯蔵回路4を単独で考えると、第2の端子T2の電位は第1の端子T1の電位よりも低くなることはない。従って、第1、2のスイッチSW1、2に、逆方向の電圧が印加されて、第1、2のスイッチSW1、SW2が破壊されることは考えにくい。しかしながら、本実施の形態においては、安全を考慮して、第1、2のスイッチSW1、SW2には、それぞれ並列に第3、4のダイオードD3、D4が接続されて、万一第1、2のスイッチSW1、SW2に逆方向の電圧が印加されたとしても、第3、4のダイオードD3、D4から電流が流れて第1、2のスイッチSW1、SW2が破壊されないように保護されている。
直流電圧源P’は、3相交流電源の所定の1相の出力端子と、この出力端子に接続された第5のダイオードD5と、コンデンサC2とからなり、本実施の形態においては、3相交流電源の所定の1相の出力端子はR相の出力端子Rが採用されている。第5のダイオードD5は、アノードが出力端子Rに接続され、カソードがコンデンサC2を介して接地されていると共に第1のスイッチSW1に接続されている。従って、出力端子Rから出力される交流電圧は第5のダイオードD5によって整流されると共に、コンデンサC2によって平滑化されて、第1のスイッチSW1には正の直流電流、すなわち正の直流電圧が供給されることになる。
図3によって、本実施の形態に係る電力供給装置1の作用を説明する。図3には、正端子Pと、負端子Nと、電力貯蔵回路4と、交流直流変換器2の平滑化コンデンサC1と、1個のサーボアンプSA1とが示されている。なお、電力貯蔵回路4の第3、4のダイオードD3、D4は、図3には示されていない。初期状態においては、サーボアンプSA1、SA2、…に直流電圧を供給する正の電圧線Pと、接地された負の電圧線Nとは等電位になっている。最初に、正の電圧線P、すなわち正端子Pに正の電圧を印加する準備作業について説明する。電力供給回路4の第2のスイッチSW2をOFFした状態で、第1のスイッチSW1をONする。そうすると、図3の(ア)に示されているように、直流電圧源P’と、第1のスイッチSW1と、コイルLと、第1のダイオードD1と、平滑化コンデンサC1とからなる回路LP1に電流が流れる。平滑化コンデンサC1に所定の電荷が蓄えられると共に、コイルLに電磁エネルギが貯蔵される。次いで、第1のスイッチSW1をOFFする。そうするとコイルLのインダクタンスによってコイルLを流れる電流が維持されるように起電力が生じるので、負端子Nと、第2のダイオードD2と、コイルLと、第1のダイオードD1と、平滑化コンデンサC1と、からなる回路に電流が流れ、引き続き平滑化コンデンサC1に電荷が蓄えられる。第1のスイッチSW1のON、OFFを繰り返して、平滑化コンデンサC1に充電する。平滑化コンデンサC1に十分な電荷が貯蔵されると、正端子Pと負端子Nとの間に所定の直流電圧が印加されて、サーボアンプSA1、SA2、…に交流直流変換器2から直流電圧の供給が可能な状態になる。準備作業を完了する。
電力貯蔵装置3の電力の貯蔵は、電力貯蔵回路4のコイルLに電力を貯蔵することであり、コイルLには電磁エネルギとして電力が貯蔵される。コイルLへの電磁エネルギの貯蔵について説明する。第2のスイッチSW2をONする。次いで、第1のスイッチSW1をONする。そうすると、図3の(イ)に示されているように、直流電圧源P’と、第1のスイッチSW1と、コイルLと、第2のスイッチSW2とからなる回路LP1に電流が流れて、コイルLに電磁エネルギが貯蔵される。第1のスイッチSW1をONした直後は、インダクタンスによってコイルLに誘導起電力が生じるので、コイルLを流れる電流は少ないが、時間の経過と共に誘導起電力は減少して電流は増加する。第1のスイッチSW1をONした状態を維持してコイルLに十分な電磁エネルギを貯蔵させることも可能であるが、直流電圧源P’から供給される電流が比較的大きくなるし、短時間に比較的大きな電力を供給する必要が生じてしまう。本実施の形態においては、電磁エネルギをコイルLに貯蔵するとき、直流電圧源P’からコイルLに断続的に電力を供給して、直流電圧源P’から供給される電流を平準化して小さくすると共に、供給される電力も平準化して小さくなるように実施される。そして、直流電圧源P’から電力の供給が中断されている間は、電流貯蔵回路4をいわゆるアイドリング状態にして、コイルLに貯蔵された電磁エネルギが保持されるように実施される。具体的には以下のように実施する。第1のスイッチSW1をONしてわずかな時間が経過した後に、第1のスイッチSW1をOFFする。そうすると、図3の(ウ)に示されているように、コイルLのインダクタンスによってコイルLの電流が維持されるように、負端子Nと、第2のダイオードD2と、コイルLと、第2のスイッチSW2とからなる回路LP3に電流が流れる。すなわちアイドリング状態になる。わずかな時間経過後に、再び第1のスイッチSW1をONする。そうすると、直流電圧源P’から電力が供給されて、コイルLを流れる電流が増加する。再び第1のスイッチSW1をOFFしてアイドリング状態にする。アイドリング状態においては、回路LP3全体にわずかに抵抗があるので、電流はわずかに減衰してコイルLに貯蔵された電磁エネルギも減衰するが、アイドリング状態の時間を短くすれば、減衰する電磁エネルギは比較的少なくて済む。第1のスイッチSW1のON、OFFを繰り返して、コイルLに十分な電磁エネルギを貯蔵する。
図4のグラフには、アイドリング状態を挟んで、直流電圧源P’から断続的に電力を供給してコイルLに電磁エネルギを貯蔵するときの、第1のスイッチSW1を流れる電流ISW1と、コイルLを流れるコイル電流Iと、直流電圧源P’の第5のダイオードD5を流れる電流ID5とが示されている。第2のスイッチSW2をONした状態で、最初に第1のスイッチSW1をONすると、符号41、符号42に示されているように第1のスイッチSW1を流れる電流ISW1とコイル電流Iは直線的に増加する。次いで第1のスイッチSW1をOFFしてアイドリング状態にすると、コイル電流Iは、符号43に示されているようにわずかに減衰する。次いで第1のスイッチSW1をONして、符号44に示されているように、コイル電流Iを増加させ、再び第1のスイッチSW1をOFFしてアイドリング状態にする。第2のスイッチSW2をONした状態で第1のスイッチSW1のON、OFFを繰り返すと、コイル電流Iは次第に増加して、符号46で示されているように最大電流IMAX1に達する。このとき第1のスイッチSW1を流れる電流ISW1も符号47に示されているように最大電流IMAX1に達する。コイル電流Iが最大になると、符号48に示されているようにアイドル状態のときに減衰する電流が大きくなってしまう。従って、無駄な電力が消費されないように、コイルLへの電磁エネルギの貯蔵は、電力をサーボアンプSA1に供給する射出工程の直前に実施されるようにする。既に説明されているように、直流電圧源P’の直流電流は、第5のダイオードD5によって整流され、コンデンサC2によって平滑化されて得られるようになっている。従って、第5のダイオードD5を流れる電流ID5は、符号51、52に示されているように、第1のスイッチSW1を流れる電流ISW1よりも小さく、流れている時間幅は広い。第5のダイオードD5を流れる電流ID5の最大電流IMAX2は、符号53に示されているように、コイルLに流れる最大電流IMAX1よりも小さく、3相交流電源から供給される電流は小さくて済む。
射出成形の各工程の中で電力消費が最大の射出工程において、電力貯蔵装置3からサーボアンプSA1に直流電力を供給する。電力貯蔵装置3の電力の供給、すなわち電力貯蔵回路4の電力の供給について説明する。コイルLに電磁エネルギが十分に貯蔵された状態で、第1のスイッチSW1、第2のスイッチSW2を共にOFFする。そうすると、コイルLには、コイルLを流れる電流が維持されるように起電力が発生して、正端子Pと負端子N間に直流電圧が印加される。そうすると、図3の(エ)に示されているように、負端子Nと、第2のダイオードD2と、コイルLと、第1のダイオードD1と、サーボアンプSA1とからなる回路LP4に電流が流れてサーボアンプSA1に電力が供給される。電力貯蔵回路4から供給される電力が、サーボアンプSA1が消費する電力よりも過剰な場合、負端子Nと、第2のダイオードD2と、コイルLと、第1のダイオードD1と、平滑用コンデンサC1とからなる回路LP4’にも電流が流れて、平滑用コンデンサC1に電荷が貯蔵される。平滑用コンデンサC1の電圧、すなわち、正端子Pと負端子N間の直流電圧は一時的に昇圧する。このような電圧の昇圧を検出したら、第2のスイッチSW2をONして、アイドリング状態にして、コイルLに貯蔵された電磁エネルギの供給を一時的に中断する。平滑用コンデンサC1が放電されて所定の電圧に戻ったら、再び第2のスイッチSW2をOFFして、電力貯蔵回路4から電力を供給する。
図5のグラフには、射出工程から次の射出工程までの1サイクルが3秒を要する射出成形サイクルにおける、コイル電流Iの変化が示されている。射出工程の0.5秒前に、符号55で示されているように、コイルLへの電磁エネルギの貯蔵が開始される。コイル電流Iが、複数回のアイドリング状態を経て階段状に増加して、符号56で示されているように最大電流に達した後に、電力貯蔵回路4はアイドリング状態にされる。符号57において射出工程が開始されて、電力貯蔵回路4に貯蔵された電力がサーボアンプSA1に供給され、符号58に示されているように0.03秒後に射出工程が完了する。グラフに示されている射出工程の開始時のコイル電流Iは700Aであり、射出工程の完了時のコイル電流Iは100Aである。射出工程の完了後は、第2のスイッチSW2をONしてアイドリング状態にして、コイルLに貯蔵された余剰の電磁エネルギが消費される。コイル電流Iは徐々に減衰して符号59で示されているように零になる。
図6の(ア)には、第2の実施の形態に係る電力貯蔵回路4aが示されている。第1の実施の形態に係る電力貯蔵回路4と同様の作用を奏する構成要素、すなわち電気部品には同じ参照番号を付して詳しくは説明しない。第2の実施の形態に係る電力貯蔵回路4aにおいては、直流電圧源P’は正端子Pと負端子Nとからなり、正端子Pから正の直流電圧が供給されるように構成されている。第2の実施の形態に係る電力貯蔵回路4aにおいても、第1、2のスイッチSW1、SW2を第1の実施の形態に係る電力貯蔵回路4と同様に操作すれば、コイルLに電磁エネルギを貯蔵したり、アイドリング状態にしたり、電力貯蔵回路4aに貯蔵された電力を正端子Pと負端子Nから供給することができる。さらに、第2の実施の形態に係る電力貯蔵回路4aにおいては、第1、2のスイッチSW1、SW2について異なる操作をしても同様に実施できる。例えば、第1のスイッチSW1をONしたまま、第2のスイッチSW2をONしても、コイルLに電磁エネルギを貯蔵できるし、第1のスイッチSW1をONした状態で第2のスイッチSW2をOFFしても、第1のスイッチSW1と、コイルLと、第1のダイオードD1とからなる回路に電流が流れてアイドル状態にすることができる。そして、このような状態で第1のスイッチSW1をOFFすると、電力貯蔵回路4aに貯蔵された電力を正端子Pと負端子N間から直流電圧として供給することができる。
図6の(イ)には、第3の実施の形態に係る電力貯蔵回路4bが示されている。第1の実施の形態に係る電力貯蔵回路4と同様の作用を奏する構成要素、すなわち電気部品には同じ参照番号を付して詳しくは説明しない。第3の実施の形態に係る電力貯蔵回路4bにおいては、コイルLに電力を供給する回路は、直流電圧源P’と、第3のスイッチSW3と、コイルLとからなる。第3の実施の形態に係る電力貯蔵回路4bにおいては第3のスイッチSW3をONすると、コイルLに第1の端子T2から第2の端子T1の方向に電流が流れてコイルLに電磁エネルギを貯蔵することができ、第3のスイッチSW3をOFFすると、電力を正端子Pと負端子Nから供給することができる。第3の実施の形態に係る電力貯蔵回路4においては、回路をアイドリング状態にすることはできないが、操作するスイッチは1個だけなので制御は容易である。
本発明の電力供給装置1は、上記実施の形態に限定されることなく色々な形で実施できる。例えば、電力貯蔵回路4、4a、4b、…には、絶縁ゲートバイポーラトランジスタからなるスイッチSW1、SW2、SW3が設けられているように説明され、これらのスイッチSW1、SW2、SW3は電流は一方向にしか流さないが、スイッチSW1、SW2、SW3は高速スイッチングが可能なスイッチであれば良く、トライアックやサイダック等の双方向に電流を流すことのできるサイリスタ等から構成されていても良い。また、第1の実施の形態に係る電力貯蔵回路において、第1、2のスイッチSW1、SW2を保護するために、第3、4のダイオードD3、D4が設けられているように説明されているが、第3、4のダイオードD3、D4が設けられていなくても、同様に実施できる。また、第1の実施の形態に係る電力貯蔵回路において、直流電圧源P’は、他の独立した電圧源から構成されていても同様に実施できることは明らかである。さらには、電力貯蔵回路から正端子Pと負端子Nに直流電圧を供給するときに、交流直流変換器2から供給される直流電圧と等しい電圧で供給するように説明されているが、交流直流変換器2から供給される直流電圧よりも高電圧で供給するように実施してもよい。
本発明の電力供給装置は、射出成形機だけでなく、生産機械や産業機械等の、他の機械にも適用可能である。
本実施の形態に係る電力供給装置と、電力供給装置を構成する一部の装置である交流直流変換器の回路を示す図であり、その(ア)は電力供給装置と射出成形機の各サーボアンプの接続状態を模式的に示す平面図、その(イ)は、ダイオード整流回路を示す回路図、その(ウ)はPWMコンバータを示す回路図である。 本実施の形態に係る電力貯蔵装置の電力貯蔵回路と制御回路を示す回路図である。 本実施の第1の形態に係る電力貯蔵回路の作用を模式的に示す図であり、その(ア)は平滑用コンデンサに電荷を貯蔵する準備段階における回路の動作状態を、その(イ)は電力貯蔵回路に電力を貯蔵する場合の回路の動作状態を、その(ウ)は電力貯蔵回路をアイドリング状態にする場合の回路の動作状態を、その(エ)は貯蔵された電力を正端子と負端子から供給する場合の回路の動作状態を、それぞれ説明する動作説明図である。 本実施の形態に係る電力貯蔵回路において、電力を貯蔵するときの各電気部品を流れる電流を示すグラフであり、その(ア)は第1のスイッチを流れる電流を、その(イ)はコイルを流れるコイル電流を、その(ウ)は第5のダイオードを流れる電流を、それぞれ示すグラフである。 本実施の形態に係る電力貯蔵回路において、射出工程から次の射出工程までの1サイクルにおける、コイル電流の変化を示すグラフである。 本発明の他の実施の形態に係る電力貯蔵回路を示す回路図であり、その(ア)(イ)は、第2、3の実施の形態に係る電力貯蔵回路についての回路図である。
符号の説明
1 電力供給装置 2 交流直流変換器
3 電力貯蔵装置
4、4a、4b 電力貯蔵回路
5 制御回路 7 基本回路
P 正端子 N 負端子
L コイル
D1、D2 ダイオード
P’ 直流電圧源
SW1、SW2、SW3 スイッチ
C1 平滑化コンデンサ
SA1、SA2、SA3、SA4 サーボアンプ

Claims (5)

  1. 電動射出成形機のサーボモータを駆動するサーボアンプに直流電圧を供給する電力供給装置であって、該電力供給装置は、交流電圧を直流電圧に変換する交流直流変換器と、電力を貯蔵して前記貯蔵された電力を一時的に前記サーボアンプに供給する電力貯蔵装置とからなり、
    前記電力貯蔵装置は、電力貯蔵回路と制御回路とからなり、
    前記電力貯蔵回路は、第1の回路と、第2の回路とを備え、
    前記第1の回路は、前記直流電圧の正端子と、第1のダイオードと、コイルと、第2のダイオードと、前記直流電圧の負端子とが、順に直列に接続された回路からなり、前記第1、2のダイオードは前記負端子から前記正端子へ向かう方向を順方向とするように接続され、
    前記第2の回路は、前記コイルと、前記コイルの前記負端子側から前記正端子側の向きに電圧を印加する所定の直流電圧源と、少なくとも1個のスイッチとが、順に直列に接続されて前記第1、2のダイオードを迂回する回路からなり、
    前記スイッチは、前記制御回路の制御信号により駆動されるようになっていることを特徴とする、電動射出成形機の電力供給装置。
  2. 請求項に記載の電力供給装置において、前記第2の回路は、前記所定の直流電圧源と、第1のスイッチと、前記コイルと、第2のスイッチと、前記負端子とが、順に直列に接続された回路からなり、
    前記第1のスイッチと前記第2のスイッチが、前記制御回路の制御信号により駆動されるようになっていることを特徴とする、電動射出成形機の電力供給装置。
  3. 請求項に記載の電力供給装置において、前記所定の直流電圧源は、3相交流電源の所定の1相の出力端子と、前記出力端子にアノードが接続された第3のダイオードと、一端が接地され他端が前記第3のダイオードのカソードに接続されているコンデンサとからなる回路からなり、前記カソードとアース間から直流電圧が得られるようになっていることを特徴とする、電動射出成形機の電力供給装置。
  4. 請求項に記載の電力供給装置において、前記第2の回路は、前記正端子と、第1のスイッチと、前記コイルと、第2のスイッチと、前記負端子とが、順に直列に接続された回路からなり、前記所定の直流電圧源は、前記正端子と前記負端子とから構成され、
    前記第1のスイッチと前記第2のスイッチが、前記制御回路の制御信号により駆動されるようになっていることを特徴とする、電動射出成形機の電力供給装置。
  5. 請求項1〜4のいずれかの項に記載の電力供給装置備え電動射出成形機。
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