JP4869821B2 - 管敷設方法 - Google Patents

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Description

本発明は、管敷設方法に関する。
地中にガス管、水道管等の管を敷設するためには、まず地面を掘削して掘削溝を形成し、その掘削溝内に管を配置する。その後、掘削溝内に配置された管をそれぞれ溶接等によって接続した後、土を埋め戻すことによって、地中に管を埋設する方法が行われている。このような管を地中に埋設する管敷設方法として、例えば、特許文献1には、管を掘削溝の幅方向に水平に搬送する方法が開示されている。また、特許文献2には、管を掘削溝の長手方向に水平に搬送する方法が開示されている。いずれの方法も、掘削溝の直上まで管を搬送させた後、掘削溝内へ垂直に管を降下させる。
これらの従来の方法では、例えば、図12A〜図12Cに示すような工程で管が敷設される。図12A〜図12Cは、従来の管敷設方法を示す縦断面図である。まず、図12A(a)に示すように、掘削溝10を形成し、掘削溝10の側壁に土留め部材として例えば矢板12等を設けて、土留めする。矢板12は、腹起こし14及び切梁16、17によって支持されて、土圧によって倒壊することを防止することができる。次に、管50を掘削溝10内に配置するため、図12A(b)に示すように、例えば門型20を掘削溝10の上部に設置する。そして、ワイヤ30を介して、門型20に管50を吊り下げて、図12B(c)、図12B(d)に示すように、管50を掘削溝10の上部から下部へ徐々に降下させる。その後、図12(e)に示すように、管50を所定の目標深さに配置するため、例えば砂袋18上に管50を配置する。
特開平9−196235号公報 特開平8−254285号公報
しかし、上述した従来の工法では、管を掘削溝内に降下させる際に、切梁を盛り替える作業が必要となるという問題があった。即ち、図12A〜図12Cに示すように、掘削溝10には切梁16、17が2段で設けられるが、掘削溝10の両側の地盤や矢板12を倒壊させないためには、上段の切梁16、又は下段の切梁17のいずれかが矢板12を支持しなければならない。従って、管50を掘削溝10の上部から降下させる場合、従来の工法では、まず図12B(c)に示すように、上段の切梁16を取り外し、管50を上段の切梁16と下段の切梁17との間の高さまで降下させる。そして、図12B(d)に示すように、上段の切梁16を取り付けて、下段の切梁17を取り外し、管50を下段の切梁17の下まで降下させる。
このように、切梁16、17を取り外したり、設置したりするという盛り替え作業は、非常に手間で、時間がかかるという問題があった。また、切梁16、17の盛り替え作業は、作業員が掘削溝10内に入って作業するため、掘削溝10の倒壊や狭い場所での作業による事故の発生などの危険が伴うという問題があった。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、掘削溝の切梁の盛り替え作業が不要であり、迅速かつ安全に掘削溝に管を配置することが可能な、新規かつ改良された管敷設方法を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、管を敷設するための掘削溝内に切梁を設置する工程と;前記切梁の間隔より長い前記管を管軸方向にスライド可能に吊持できる第1吊持具及び第2吊持具を前記掘削溝上に設置する工程と;前記掘削溝の管敷設方向側の延長線上に重機を設置する工程と;前記切梁の盛り替え作業をすることなく、前記第1吊持具と、前記第1吊持具よりも前記管の挿入側に位置し前記第1吊持具よりも浅く設置された前記第2吊持具とにより前記管を吊持しながら、前記重機を用いて、前記管を前記掘削溝内に斜め上方より斜め下方に挿入する工程と;前記第1吊持具及び前記第2吊持具を降下させながら、前記重機を用いて、前記掘削溝内に斜めに挿入された前記管を、前記掘削溝内の所定の目標深さに略水平に配置する工程と;を含むことを特徴とする、管敷設方法が提供される。

かかる構成により、切梁設置工程では、管を敷設するための掘削溝内に切梁を設置し、吊持具設置工程では、掘削溝内に、切梁間隔より長い管を管軸方向にスライド可能に吊持できる1又は2以上の吊持具を設置し、管挿入工程では、吊持具によって、管を吊持しながら、切梁の盛り替え作業をすることなく、管を掘削溝内に斜め上方より管軸方向に挿入し、管配置工程では、吊持具を降下させて、掘削溝内に斜めに挿入された管を、掘削溝内の所定の目標深さに略水平に配置する。このようにすることで、管を配置する際、掘削溝に設置された切梁を盛り替えることなく、迅速かつ安全に管の敷設を行うことができる。
上記吊持具は、ワイヤと、ワイヤに回転自在に挿通された複数のローラと、ローラ相互の間に配置されたスペーサ及び/又はワッシャーと、を含んでもよい。かかる構成により、吊持具は、ワイヤに回転自在に挿通されたローラによって、管を管軸方向にスライド可能に吊持でき、上記の管挿入工程において、円滑に管を掘削溝に挿入することができる。また、スペーサが、ローラ相互の間に配置されことによって、各ローラが干渉しないため、管をスライドさせる際、ローラは滑らかに回転することができる。
上記切梁を設置する工程において、掘削溝内に、複数の切梁をほぼ所定の深さで1段のみ設置してもよい。従来の工法では、切梁を2段設置して、管挿入工程で切梁の盛り替えを行っていたが、かかる構成より、切梁は1段でもよいため、切梁設置工程及び管挿入工程の所要時間を短縮することができる。
本発明によれば、掘削溝の切梁の盛り替え作業が不要であり、迅速かつ安全に掘削溝に管を配置することができる。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
まず、図1〜図3を参照して、本発明の第1の実施形態に係る管敷設方法について説明する。図1は、本実施形態に係る管敷設方法を示すフローチャートである。図2A〜図2Hは、本実施形態に係る管敷設方法を示す横断面図及び平面図である。図3A、図3Bは、本実施形態に係る管敷設方法を示す縦断面図である。
本実施形態に係る管敷設方法は、地中に水道管やガス管などの管を敷設するために、地面を掘削し、掘削された掘削溝110内の所定深さに管150を配置し、掘削溝110内に配置された管150をそれぞれ溶接等によって接続する方法である。以下では、既に埋設された管152に接続するため、新たに管150(図2B〜図2H参照)を配置する場合について説明する。なお、管150は、例えば鋼管であるが、本実施形態は、これに限定されず、他の材質の管についても適用することができる。
(管敷設方法の概略)
まず、図1及び図2A〜図2Hを参照して、本実施形態に係る管敷設方法の概略について説明する。まず、図2Aに示すように、管150を埋設する場所に対応する地面を掘削して、掘削溝110を形成し、掘削溝110内に矢板112、切梁116を設置することによって土留めを行う(ステップS102)。そして、図2Bに示すように、管150を吊持し、降下させるため、門型120を掘削溝110上の地面に設置する。次いで、掘削溝110内に、管を管軸方向にスライド可能に吊持できる吊持具130a、130b(以下、吊持具130と総称する場合もある。)を設置する(ステップS104)。
次に、図2Dに示すように、掘削溝110内に配置する管150を、上段側に設置した吊持具130aに挿入する(ステップS106)。そして、図2Eに示すように、重機160を使用して、管150の一端を持ち上げることによって、管150を斜め上方より管軸方向にスライドさせる(ステップS108)。その後、図2Fに示すように、下段側に設置した吊持具130bに管150を挿入する(ステップS110)。そして、図2Gに示すように、更に管150を斜め下方にスライドさせて、管150を配置する位置まで移動させる(ステップS112)。
次に、図2Hに示すように、上段及び下段の吊持具130a、130bを降下させて、掘削溝110内に斜めに挿入された管150を、掘削溝110内の所定の目標深さに略水平に配置する(ステップS114)。そして、既に埋設された管152と、新たに吊持具130によって配置された管150とを接続するために、掘削溝110に設けられた会所111で、例えば溶接によって接続作業を行う(ステップS116)。その後、管150と管152との接続部分の防食を行い(ステップS118)、管150が配置された掘削溝110の埋め戻しを行う(ステップS120)。
(管埋設方法の詳細)
次に、図2A〜図2H及び図3A、図3Bを参照して、本実施形態に係る管敷設方法の各工程を詳細に説明する。
(掘削工程)
図2A及び図3A(a)を参照して、本実施形態に係る管敷設方法の掘削工程について説明する(ステップS102)。まず、地中に水道管やガス管等の管150(図2D〜図2H参照)を敷設するために、管を敷設する場所に対応する地面を掘削する。掘削された掘削溝110の深さは、例えば2mであり、掘削溝110の幅は、例えば1mである。なお、掘削溝の深さは、埋設する管150の埋設深さに対応し、掘削溝110の幅は、管150の管径や管埋設作業のしやすさに対応して変化する。掘削溝110の底は、管150の埋設深さと平行となるように水平に掘削される。なお、掘削溝110の底には、図3Aに示すように、管150を載置するための砂袋118を配置する。
更に、掘削溝110の両端には、会所111を掘削する。会所111は、他の管、例えば管152と接続するための溶接作業や防食作業などを行う場所である。従って、会所111は、埋設される管150の両端部に対応する場所に設けられ、会所111は、掘削溝110よりも深さが深く、幅が広く形成される。
(土留め工程)
次に、図2A及び図3A(a)を参照して、本実施形態に係る管敷設方法の土留め工程について説明する(ステップS102)。まず、掘削溝110及び会所111には、地盤の倒壊を防止するため、土留め部材として例えば矢板112等を設置する。矢板112は、例えば鋼板製であり、掘削溝110及び会所111の側壁に沿って設置される。矢板112の種類や設置数は、地盤条件に応じて、変えることが可能である。更に、矢板112には、地盤の土圧に抵抗できるように、腹起こし114及び切梁116を設置する。腹起こし114は、例えば角形鋼管であり、掘削溝110の長手方向に、矢板112に沿って設置される。
切梁116は、例えば鋼管、又は角形鋼管から形成され、掘削溝110の幅方向に、切梁116の両端部で腹起こし114を支持するように設置される。切梁116は、長さ調整が自在であり、掘削溝110の幅に合わせて、長さを伸縮させる。切梁116は、両端で支持している腹起こし114を突っ張ることで、矢板112を支持する。切梁116の設置数は、掘削溝110の長さや地盤の条件に応じて変わる。切梁116は、管150の埋設位置と重ならない深さに設置する。
本実施形態では、後述するように、切梁116の盛り替え作業をせずに、掘削溝110内に管150を挿入することができる。従って、掘削溝110に設置する切梁116は、図12Aに示す2段に設けられた従来技術の切梁16、17と異なり、1段だけ設ければよい。矢板112を掘削溝110の底面より深く差し込む、いわゆる根入れを行えば、図2Aに示すように、全ての切梁116は、掘削溝110のほぼ同じ深さに1列に並ぶように、1段で設置することができる。会所111に設置する切梁116は、図2Aに示すように、会所111の深さに応じて、上段、下段の2列に設置する場合もあるが、1列でもよい。
(吊持具設置工程)
次に、図2B、図3A(b)を参照して、本実施形態に係る管敷設方法の吊持具設置工程について説明する(ステップS104)。まず、図4に示す吊持具130は、図2B、図3A(b)に示すように、掘削溝110の上部に設置された門型120に設置される。図3A(b)に示すように、門型120は、掘削溝110を横切る梁部121と、梁部121を支持する柱部123とを有する。梁部121には、掛金具122が取り付けられ、チェーンブロック140が掛金具122に吊るされる。更に吊持具130が、2つのチェーンブロック140に取り付けられる。門型120及び吊持具130を設置する台数は、管150の管長に応じて変わる。例えば、管150の管長が12mである場合は、門型120を2台設置し、門型120の間隔を、例えば5mとする。なお、吊持具130を設置することができる装置であれば、上記の門型120に限定されず、吊持具130を支持することが可能な、その他の装置や方法を使用することができる。
ここで、図4及び図5を参照して、本実施形態に係る吊持具130についての詳細を説明する。図4は、本実施形態に係る吊持具を示す平面図である。図5は、本実施形態に係る吊持具を示す部分拡大斜視図である。吊持具130は、管150を支持し、管150の管軸方向に管150をスライドすることが可能な装置である。吊持具130は、ワイヤ132と、ワイヤ132に回転自在に挿通されたローラ134と、ローラ134相互の間に配置されたスペーサ135と、ローラ134とスペーサ135との間に配置されたワッシャー136と、ワイヤ132間の幅を固定する幅決め治具138と、吊持具130をチェーンブロック140に引っ掛ける連結部137とを有する。
ワイヤ132は、埋設する管150を吊持する、例えば鋼製の線部材である。ワイヤ132は、両端部を上側に配置し、中央部が下側に垂れ下がるように使用される。ワイヤ132の長さは、管150の管周長さに応じて決定され、ワイヤ132は、管150の重量に耐えることができる強度を有する必要がある。ローラ134は、例えば樹脂製の円柱形状を有する部材である。ローラ134の円柱軸方向の中心には、ワイヤ132を挿通することが可能な貫通孔(図示せず。)が形成されている。貫通孔にワイヤ132を挿通することで、ローラ134はワイヤ132を中心として回転可能となる。ローラ134の円周面は、管150と接触し、管150をスライドさせる面であり、ローラ134が回転することで、管150を管軸方向にスライドさせることが可能となる。
スペーサ135は、例えば金属製の円筒形状部材である。スペーサ135の円筒軸方向の中心には、ワイヤ132を挿通可能な貫通孔(図示せず。)が形成されている。スペーサ135の円筒の直径は、ローラ134の円柱の直径よりも小さく形成される。スペーサ135は、ローラ134相互の間に配置される。スペーサ135を設置することで、ローラ134それぞれの間隔が広がるため、スペーサ135は、ローラ134をより容易に回転させることができる。また、スペーサ135は、ローラ134を適切な間隔で並べることができるので、ワイヤ132に挿通するローラ134の数を減少させることができる。
ワッシャー136は、例えば金属製の円板状部材であり、中心にはワイヤ132を挿通可能な貫通孔(図示せず。)が形成されている。ワッシャー136は、ローラ134とスペーサ135との間に配置される。ワッシャー136が設けられることで、ローラ134は、スペーサ135の抵抗を受けずに、より容易に回転することができる。
幅決め治具138は、例えば棒状部材であり、幅決め治具138の長さは、吊持する管150の管径に応じて決定される。幅決め治具138の両端には、ワイヤ132を固定させる固定部(図示せず。)が設けられる。また、幅決め治具138の両端であって、固定部の反対側には、連結部137が設けられる。連結部137は、チェーンブロック140の引掛具146が掛けられる部材であり、連結部137を介して、チェーンブロック140が吊持具130を支持する。
図4に示すように、本実施形態に係るチェーンブロック140は、一般的なチェーンブロックを使用することができる。チェーンブロック140は、本体部141と、チェーン142と、引掛具144、146とを有する。本体部141には、チェーン142が巻回されており、チェーン142を出し入れすることで、本体部141と引掛具146との距離を調節することが可能である。従って、吊持具130を掘削溝110内に設置する深さを調整することができる。なお、本明細書では、チェーンブロック140を使用して、吊持具130を支持し、管150を配置する方法について説明するが、吊持具130を支持し、管150を配置するための装置や方法は、チェーンブロック140に限定されず、他の装置などを使用してもよい。
以上、本実施形態に係る吊持具130の詳細について説明した。次に、吊持具130を設置する方法について説明する。まず、門型120の梁部121に掛金具122を2つ取付け、それぞれの掛金具122にチェーンブロック140を1台ずつ吊り下げる。そして、チェーンブロック140の引掛具146に吊持具130を設置する。次に、門型120の柱部123を掘削溝110の上部の地面に設置する。その後、チェーンブロック140及び吊持具130を設置した門型120の梁部121を、管150の管軸方向に対して略垂直方向に、掘削溝110を横切るように門型120の柱部123に架構する。門型120は、管150の管軸方向に、相互の間隔を例えば5mとして2台設置される。このとき、管150の挿入側(図2B(a)中の右側)の吊持具130aを設置する深さを、他方の吊持具130bの設置深さよりも浅くしておく。このように、吊持具130の設置深さを変えておくことで、管150を掘削溝110に挿入する際、管150を斜め下方にスライドさせることができる。以上の工程を経て、本実施形態に係る管敷設方法の吊持具130の設置が終了する。
(管挿入工程)
次に、図2B〜図2G及び図3B(c)を参照して、本実施形態に係る管敷設方法の管挿入工程について説明する(ステップS106〜ステップS112)。まず、図2Bに示すように、管150を掘削溝110の長手方向の前方(図2B〜図2Gの右側)の重機作業スペース156に仮置きする。次に、例えば、管150を挿入する側の会所111に設けられた上段の切梁116を取り外す。このとき、あらかじめ下段の切梁116のみで土圧に耐えられる位置に下段の切梁116を設置しておけば、上段の切梁116を取り外しても、盛り替えの必要はない。
次いで、図2Cに示すように、ワイヤ161を管150に締結し、重機(図示せず。)によって、管150を斜めの状態で吊り上げる。このとき、管150の下側、掘削溝110の縁に緩衝材154を配置しておく。そして、管軸方向に管150を移動させて、管150を降下させ、管150の先端部150aから管150を掘削溝110に挿入していく。次に、図2D及び図3B(c)に示すように、管150の先端部150aを、掘削溝110の上部側であり、管150を掘削溝110に挿入する側(図2B〜図2Hの右側)に設けられた吊持具130aに挿入する(ステップS106)。このとき、管150は緩衝材154上に仮置きの状態とされ、ワイヤ161は管150から取れ外される。
次に、図2Eに示すように、ワイヤ162の一端を、管150の先端部150aの反対側に位置する後端部150bに締結し、更にワイヤ162の他端を重機160と締結する。重機160は、パワーショベル、ラフタークレーンなどを使用することができる。そして、管150の後端部150bを重機によって揚重し、管150の自重を利用して、吊持具130aのローラ134上を管軸方向にスライドさせる(ステップS108)。更に、重機160を掘削溝110側に前進させて、管150を掘削溝110の斜め下方へスライドさせる。
次に、管150を更にスライドさせて、図2Fに示すように、掘削溝110の下部側であり、管150の挿入側から見ると奥側(図2B〜図2Hの左側)に設けられた吊持具130bに、管150の先端部150aを挿入する(ステップS110)。そして、重機160によって、2つの吊持具130a、130bに支持された管150をスライドさせて、図2Gに示すように、管150の先端部150aを、既に埋設された管152の近傍に達するように移動させる(ステップS112)。このとき、ワイヤ162に締結されている側の管150の後端部150bは、会所111に到達する。
(管配置工程)
次に、図2H及び図3B(d)を参照して、本実施形態に係る管敷設方法の管配置工程について説明する(ステップS114)。図2Gに示す状態では、管150は、吊持具130a、130b内に挿入されており、吊持具130bより吊持具130aの高さが高いため、管150は、掘削溝110の底面に対して傾斜している。まず、チェーンブロック140のチェーン142を伸長し、吊持具130を降下させる。2つの吊持具130a、130bを降下させ、その際、吊持具130aを吊持具130bより大きく降下させることによって、図2H及び図3B(d)に示すように、管150は、掘削溝110の底面に対してほぼ水平状態に維持され、砂袋118上に配置される。なお、このときの水平状態とは、ほぼ水平に掘削された掘削溝110の底面に対して、ほぼ平行に管150が配置されている状態をいう。
次に、管150の設置位置、設置高さなどの微調整を行い、管150を設置するための正確な傾斜角度についても調整する。このとき、重機160や吊持具130を使用することができる。重機160や吊持具130が不要になったとき、管150から吊持具130を取り外す。吊持具130は、管敷設方法における管150の管挿入工程で繰り返し使用することができる。
(溶接、防食、埋め戻し工程)
その後、溶接、防食、埋め戻し工程を行う(ステップS116〜ステップS120)。まず、既に埋設されている管152と、新たに掘削溝110に設置された管150とを接続する。例えば、管152と管150とは、溶接によって接続される(図1のステップS116)。なお、管150と管152との接続は、管継手を使用してねじ込み式で接続される場合もある。管150の接続作業は、作業員が会所111の内部で行う。次に、管150と管152との接続部について、溶接された箇所に防食を施す(図1のステップS118)。管150、152は土中に埋設されるため、防食によって管150、152における錆の発生を防止する。その後、管150の設置位置や高さなどの最終的な確認を行って、掘削溝110に掘削された土を埋め戻し、管150を埋設する(図1のステップS120)。
以上のように、本実施形態にかかる管敷設方法によれば、切梁116の全て、又は大部分を取り外す必要がなく、切梁116の盛り替え作業が不要となる。即ち、図12A〜図12Cに示すように、従来の管敷設方法では、管50を掘削溝10の直上から平行に降下させていくため、まず上段の切梁16を取り外し、管50が切梁16より下に位置したときに、切梁16を設置してから切梁17を取り外すという盛り替え作業が必要であった。一方、本実施形態によれば、管150を斜め上方より管軸方向に掘削溝110へ挿入していくため、切梁116を設置したまま、管150を掘削溝110の内部に配置することができる。そのため、切梁116の盛り替え作業が不要となり、管150の管挿入工程にかかる時間を短縮することができる。例えば、従来の管敷設方法における管挿入工程では、切梁16、17の盛り替え作業に20分かかっていたところを、本実施形態では盛り替え作業を行わないため、管挿入工程を20分短縮することができる。
また、切梁16、17の盛り替え作業は、掘削溝10内での作業となるため、掘削溝10の倒壊や狭い場所での作業による事故の発生などの危険が伴っていたが、本実施形態では盛り替え作業を行わないため、安全な管敷設方法を実施することができる。更に、本実施形態は、盛り替え作業が不要であるため、掘削溝110内に切梁116を1段だけ設置すればよく、従来の切梁16、17のように上段と下段の2段に切梁を設置する必要がない。その結果、切梁116を設置する時間が従来に比べて半分で済み、土留め工程に要する時間を短縮することができる。
また、本実施形態にかかる管敷設方法によれば、管150は、管軸方向に掘削溝110内へ斜めに挿入されていくため、管150の荷降ろし作業から、掘削溝110内に管を配置する作業までを掘削溝110の長手方向の延長上にある重機作業スペース156で実施することができる。即ち、従来の管敷設方法では、管を掘削溝の幅方向の脇から掘削溝の幅方向に移動させて、その後、掘削溝の直上から掘削溝内部に管を挿入する方法や、管を管軸方向に水平移動可能な移動設備を用いて管を移動させた後、掘削溝の直上から掘削溝内部に管を挿入する方法を行っていた。そのため、掘削溝の幅方向の延長上に作業スペースを設ける必要があり、道路の車線を余分にふさいでしまうという問題があった。また、掘削溝の脇に重機や、管軸方向の移動設備を設置する必要があるため、掘削溝が崩壊する危険性があった。
一方、本実施形態では、掘削溝110の幅方向の脇にあった重機作業スペースが不要であり、管150の仮置きや重機160のための重機作業スペース156は、図2B〜図2Hに示すように、掘削溝110の長手方向の延長上に設けることができる。その結果、掘削溝110の幅方向の脇に作業スペースを設けなくてよいため、道路をふさぐ場所を最小限にすることができ、管埋設工事を行っている間も、道路を可能な限り広く空けておくことができ、車線の通行止めが不要となる。また、掘削溝110の脇に重機160を設置しないため、掘削溝110が倒壊する危険性を低下させ、管敷設時の安全性を向上させることができる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明はかかる例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例又は修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上記実施形態では、吊持具130は、掘削溝110の2箇所に設置されたが、本発明はかかる例に限定されない。例えば、図6に示すように、吊持具130は、掘削溝110において3箇所で設置されてもよい。図6は、本実施形態に係る管敷設方法の変更例を示す横断面図及び平面図である。このとき、吊持具130a、130b、130cは、例えば5m間隔で設置される。管長が長い場合や、管の重量が重い場合に有効な方法である。
また、上記実施形態では、管長が例えば12mであるときに、吊持具130を2箇所設置する場合について説明したが、図7に示すように、吊持具130は、掘削溝110において1箇所で設置されてもよい。図7は、本実施形態に係る管敷設方法の変更例を示す横断面図及び平面図である。管長が例えば10m以下であるときに、吊持具130を1箇所設置すれば、上記で説明した工程と同様の動作を十分に実施することができる。なお、吊持具130の構成や、吊持具設置工程、管挿入工程は、上述と同様であるため、詳細な説明は省略する。
また、吊持具は、図4及び図5に示す例に限定されない。例えば、図8に示すような吊持具230を使用してもよい。図8は、本実施形態に係る吊持具の変更例を示す平面図である。吊持具230は、ワイヤ132と、内側チューブ234と、外側チューブ236とから構成されてもよい。内側チューブ234及び外側チューブ236は、例えば樹脂製の屈曲自在な筒状部材である。吊持具230は、内側チューブ234の内部にワイヤ132を挿通し、外側チューブ236の内部に内側チューブを挿通して形成される。吊持具230は、上記実施形態と同様に、チェーンブロック140に設置して使用される。管挿入工程において、管150が吊持具230に挿入されると、内側チューブ234に対して外側チューブ236が回転するため、管150はスライドされる。
また、上記実施形態では、図2Cに示すように、ワイヤ161を管150に締結して、管150を重機によって吊り上げた後、管150を降下させて掘削溝110に挿入し、管150を移動させて、図2Dに示すように、先端部150aを吊持部130aに挿入するとしたが、本発明はかかる例に限定されない。例えば、図9〜図11に示すように、ローラ治具250を用いて、管150を挿入してもよい。図9は、本発明の第1の実施形態に係る管敷設方法の管挿入工程の変更例を示す横断面図及び平面図である。図10、図11は、本実施形態に係るローラ治具を示す正面図及び平面図である。図2Cで示した緩衝材154の代わりに、掘削溝110の縁にローラ治具250を設置する。
ローラ治具250は、管軸方向に管150を移動させることが可能な構成を有する。図9に示すローラ治具250の例では、ローラ治具250は、1のローラ251と、軸252と、支持台253とからなる。軸252は、支持台253で支持され、ローラ251は、軸252を中心に回転する。ローラ251は、中間部が窪んだ杵形の形状をしており、この窪み部に管150を配置して、管150を管軸方向に移動させることができる。また、図10に示すローラ治具250の別の例では、ローラ治具250は、2つのローラ254a、254bと、軸部255と、ローラ支持部256と、支持台257とからなる。軸255は、ローラ支持部256に支持され、更にローラ支持部256は、支持台257に設置される。2つのローラ254aとローラ254bは、互いに対向するように傾斜して支持されており、ローラ254a、254bに挟持されるように管150を配置して、管150を管軸方向に移動させることができる。
まず、ローラ治具250上に管150の先端部150aを配置し、後端部150bが重機作業スペース156側となるように管150を仮置きする。次に、後端部150bにワイヤ162の一端を締結し、ワイヤ162の他端を重機160に締結した後、後端部150bを吊り上げる。そして、管150をローラ治具250上でスライドさせながら、掘削溝110の内部へと管軸方向に管150を移動させる。その後、図2D及び図3B(c)に示すように、先端部150aを、吊持具130aに挿入することができる(ステップS106)。
また、上記実施形態では、切梁116は、ほぼ同じ深さに1列に設置されるとしたが、かかる例に限定されない。例えば、切梁は、管を掘削溝に挿入する工程で管と干渉しない位置であり、切梁を取り外す必要がない位置に設置されることができ、2列又はそれ以上の列数で設置されてもよい。また、切梁は、ほぼ同じ深さに設置されるのではなく、深さを変えて、ジグザグ状に設置されてもよい。
また、上記実施形態では、管挿入工程の前に会所111の上段の切梁116を取り外すとしたが、かかる例に限定されない。例えば、当初から会所111に切梁を設置しない場合、切梁116の間隔が広い場合、又は挿入する管150の管径が細い場合など、切梁と管150が干渉しない場合には、切梁116を取り外す必要がない。
本発明の第1の実施形態に係る管敷設方法を示すフローチャートである。 同実施形態に係る管敷設方法の掘削工程、土留め工程を示す横断面図(a)及び平面図(b)である。 同実施形態に係る管敷設方法の吊持具設置工程を示す横断面図(a)及び平面図(b)である。 同実施形態に係る管敷設方法の管挿入工程を示す横断面図(a)及び平面図(b)である。 同実施形態に係る管敷設方法の管挿入工程を示す横断面図(a)及び平面図(b)である。 同実施形態に係る管敷設方法の管挿入工程を示す横断面図(a)及び平面図(b)である。 同実施形態に係る管敷設方法の管挿入工程を示す横断面図(a)及び平面図(b)である。 同実施形態に係る管敷設方法の管挿入工程を示す横断面図(a)及び平面図(b)である。 同実施形態に係る管敷設方法の管配置工程を示す横断面図(a)及び平面図(b)である。 同実施形態に係る管敷設方法を示す縦断面図であり、(a)は、掘削工程及び土留め工程を示し、(b)は、吊持具設置工程を示す。 同実施形態に係る管敷設方法を示す縦断面図であり、(c)は、管挿入工程を示し、(d)は、管配置工程を示す。 同実施形態に係る吊持具を示す平面図である。 同実施形態に係る吊持具を示す部分拡大斜視図である。 同実施形態に係る管敷設方法の変更例を示す横断面図(a)及び平面図(b)である。 同実施形態に係る管敷設方法の変更例を示す横断面図(a)及び平面図(b)である。 同実施形態に係る吊持具の変更例を示す平面図である。 同実施形態に係る管敷設方法の管挿入工程の変更例を示す横断面図(a)及び平面図(b)である。 同実施形態に係るローラ治具を示す正面図(a)及び平面図(b)である。 同実施形態に係るローラ治具を示す正面図(a)及び平面図(b)である。 従来の管敷設方法を示す縦断面図である。 従来の管敷設方法を示す縦断面図である。 従来の管敷設方法を示す縦断面図である。
符号の説明
110 掘削溝
112 矢板
114 腹起こし
116 切梁
118 砂袋
120 門型
132 ワイヤ
150、152 管
111 会所
121 梁部
122 掛金具
123 柱部
130、130a、130b、130c、230 吊持具
134 ローラ
135 スペーサ
136 ワッシャー
137 連結部
138 幅決め治具
140 チェーンブロック
141 本体部
142 チェーン
144、146 引掛具
150a 先端部
150b 後端部
154 緩衝材
156 重機作業スペース
160 重機
161、162 ワイヤ
234 内側チューブ
236 外側チューブ
250 ローラ治具
251、254a、254b ローラ
252、255 軸
253、257 支持台
256 ローラ支持部

Claims (3)

  1. 管を敷設するための掘削溝内に切梁を設置する工程と;
    前記切梁の間隔より長い前記管を管軸方向にスライド可能に吊持できる第1吊持具及び第2吊持具を前記掘削溝上に設置する工程と;
    前記掘削溝の管敷設方向側の延長線上に重機を設置する工程と;
    前記切梁の盛り替え作業をすることなく、前記第1吊持具と、前記第1吊持具よりも前記管の挿入側に位置し前記第1吊持具よりも浅く設置された前記第2吊持具とにより前記管を吊持しながら、前記重機を用いて、前記管を前記掘削溝内に斜め上方より斜め下方に挿入する工程と;
    前記第1吊持具及び前記第2吊持具を降下させながら、前記重機を用いて、前記掘削溝内に斜めに挿入された前記管を、前記掘削溝内の所定の目標深さに略水平に配置する工程と;
    を含むことを特徴とする、管敷設方法。
  2. 前記第1吊持具及び前記第2吊持具は、それぞれ、
    ワイヤと;
    前記ワイヤに回転自在に挿通された複数のローラと;
    前記ローラ相互の間に配置されたスペーサ及びワッシャーと;
    を含むことを特徴とする、請求項1に記載の管敷設方法。
  3. 前記切梁を設置する工程において、前記掘削溝内に、複数の前記切梁をほぼ所定の深さで1段のみ設置することを特徴とする、請求項1又は2に記載の管敷設方法。
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