JP4869402B2 - 無線アクセス方法及びその装置 - Google Patents

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Description

本発明は、無線アクセス方法及びその装置に関し、複合デュプレックス方式の無線アクセス方法及びその装置に関する。
セルラシステムにおける現在のデュプレックス方式としては、FDD(Frequency Division Duplex:周波数分割同時送受信)と、TDD(Time Division Duplex:時分割同時送受信)が一般的であり、また、FDDとTDDを混在させた複合デュプレックス方式も提案されている。
一般に無線端末と無線基地局から構成される無線ネットワークシステムにおけるFDD方式は、図1に示すように、無線基地局から無線端末方向(以降、ダウンリンク)と無線端末から無線基地局方向(以降、アップリンク)について、各々に通信キャリア(周波数)を割り当てる方式であり、このためにアップリンクとダウンリンクの同時利用が可能である。
しかし、各通信キャリア間における干渉回避のためのガードバンドが必要となり、上下非対称トラフィックの場合には周波数利用効率が低くなる等といった問題がある。このため、一般にFDD方式は回線交換向き、つまり上下等しいトラフィックに対する親和性の高い方式であり、例えば音声サービスに適していると言われる。これを理由の一つとして、WCDMA(Wideband−Code Division Multiple Access)−FDD方式は回線交換ドメインとの親和性が高い。
一方、TDD方式は図2に示すように、単一の通信キャリア(周波数)において、アップリンクとダウンリンクの使用時間帯を区切る方式であり、このために単一の通信キャリアでも利用可能であるが、アップリンクとダウンリンクの同時送信が不可能である。また、タイミング制御など技術的課題があったが近年改善されてきており、その方式がデータ通信に対する親和性が高いことから、無線ネットワークシステムでも採用されるようになってきており、このため、3GPP(Third Generation Partnership Project)ではTDD方式が追加採用されている。しかし、各国でのTDD方式に割り当てられる周波数帯域はFDDと比べて狭く、より一層の拡張が必要となる。
これらに対し、従来の複合デュプレックス方式は、図3に示すように、上下非対称トラフィックを前提とし、ダウンリンク専用通信キャリアを設けると共に、別の通信キャリアではアップリンクとダウンリンクをTDDとする方法である。この方式の背景には、一般に主流のFDD方式に割り当てられている周波数帯域を用いて、TDDの利点を生かすことがある。
これに対し、単一通信キャリアによる通信方式である無線LANは、半二重(Half−Duplex)方式であり、アクセス方式としてはListen Before Talk方式であるCSMA/CA(Carrier Sense Multiple Access / Collision Avoidance)が採用されている。
つまり、アクセスする前にキャリアセンスを実行し、他の通信が成されていないことを確認してからアクセスする方法である。このため、各無線端末、又は無線基地局に対して明示的なアクセス占有時間が規定されてはいないが、単一通信キャリアでアップリンクとダウンリンクを収容することから、デュプレックス方式としてはTDD方式に近いといえる。
CSMA/CAではキャリアセンスにより通信チャネルが未使用と判断すると、データを送信したい無線端末や無線基地局はデータを送信するが、タイムスロット方式によるスケジューリングがされていないため、アクセス衝突が発生する可能性がある。このような衝突を回避ため、CW(Contention Window)で与えられるバックオフ時間がランダムに与えられ、この時間を経過後に送信を開始するメカニズムとなっている。
図4は、IEEE 802.11系で採用されているDCF(Distributed Coordination Function:自律分散型アクセス制御手順)を示しており、DIFS(Distributed Inter Frame Spacing)の区間で通信チャネルが未使用であった場合に、CWによるバックオフが行われる。
セルラシステムとは異なり、無線LANはデータ通信が取り扱うサービスの主体であったが、近年音声サービスを取り扱うようになってきている。例えばVoIP(Voice over IP)のように、パケットベースでの音声通話サービスが行われている。なお、ここで言う無線LANとは、IEEE 802.11規格ベースによる無線通信方式である。
なお、特許文献1には、周波数別にTDD(半二重)とFDD(全二重)を設定して混在した方式で、更に、TDDの下り回線とFDD回線を合せる事で、容量増大を図るものことが記載されている。
また、特許文献2には、FDD/TDD方式を混在させた装置で、上/下トラフィックの優先度に応じて、周波数帯域幅、タイムスロットを制御するスロット割り当て方法によって、既存のFDD方式しかない端末でも互換性を維持することが記載されている。
また、特許文献3には、TDMA/FDMA/CDMAハイブリッド型で、BTSの送信側(下り方向)ではTDM方式、受信側(上り方向)ではFDMA方式とすることが記載されている。
また、特許文献4には、FDM/TDDを組合せ、伝搬環境の良い基本チャネルから順に各ユーザコネクションをマッピングすることが記載されている。
特開2005−341297号公報 特開2006−54597号公報 特表平9−500512号公報 特開2003−283507号公報
無線LANは前述の通り、データ通信を目的として規格化された方式であるため、音声サービスを取り扱う上での問題がある。無線LANは、そのアクセス方式にCSMA/CAを採用しているため、アクセス調停がリアルタイムサービスに向いていない。つまり、アクセス競合が発生する確率が高くなるほど衝突の可能性が高くなることを示している。
更に、無線LANでの音声サービスの利用は、近年データ通信との共用が求められている。データ通信との共用状態で音声サービスを利用した場合、データ通信のトラフィック特性から、データ通信を実行する無線端末による一定時間の通信チャネル占有が発生してしまい、音声サービスに著しい影響を与える結果となる。
これを回避することを目的として、IEEE 802.11eが規格化されている。ここでは、図5に示すように、EDCA(Enhanced Distributed Channel Access)方式が提案されており、送信優先度別のキューを定義し、そのキュー毎に送信間隔とバックオフ時間を調整することで、優先度の高いキューがより早くデータを送信できるメカニズムとなっている。ここで、AIFS(Arbitration Inter Frame Space)とはデータフレーム送信間隔を示している。
しかし、これをもってしても音声サービスへの影響を十分回避できてはおらず、アクセス競合はアップリンクで特に問題となる。アップリンク送信時には無線端末間の競合となるため、なるべく競合相手は少ないことが望まれるが、データ通信端末は、必要な場合にのみデータを送信するため、通常は通信チャネルを未使用であることが多い。それにも拘わらず音声サービスへの競合数を減らすことを目的としてコネクションを許可しないと、逆に著しくデータ通信サービスに対して影響を及ぼしてしまう。
また、音声データはパケットデータと比較して非常に小さいことが多いため、パケットデータの通信チャネル占有時間が長くなることが考えられ、この場合には音声サービスへの影響となる。例えば音声データが40オクテット、パケットデータが1500オクテットであった場合、1回のパケットデータの送信は、30回以上の音声データの送信チャンスが失われるという問題があった。
本発明は、上記の点に鑑みなされたものであり、周波数利用効率が向上すると共にサービス品質が向上する無線アクセス方法及びその装置を提供することを総括的な目的とする。
この目的を達成するため、本発明の無線アクセス方法は、少なくとも2つの通信キャリアを用い無線基地局と複数の無線端末間を周波数分割同時送受信と時分割同時送受信を混在させた複合デュプレックス方式で接続する無線アクセス方法において、サービス種別と通信方向に基づいて、リアルタイムサービスのアップリンクのデータを一方の通信キャリアに割り当て、非リアルタイムサービスのアップリンクのデータを他方の通信キャリアに割り当て、リアルタイムサービスのダウンリンクのデータを他方の通信キャリアに割り当て、非リアルタイムサービスのダウンリンクのデータを一方及び他方の通信キャリアに割り当てる。
このような無線アクセス方法によれば、周波数利用効率が向上すると共にサービス品質が向上する。
FDD方式を説明するための図である。 TDD方式を説明するための図である。 従来の複合デュプレックス方式を説明するための図である。 従来のCSMA/CAを説明するための図である。 EDCA方式を説明するための図である。 本発明が適応される無線ネットワークシステムの一実施形態の構成図である。 本発明におけるキャリア割り当てを説明するための図である。 本発明におけるキャリア割り当てを説明するための図である。 IEEE802.11b/gのチャネル割り当てを示す図である。 無線基地局の一実施形態のブロック図である。 アップリンク推測部の情報取得タイミングを説明するための図である。 受信タイミングの推定を説明するための図である。 オフセット情報の補正を説明するための図である。 運用開始時の処理の一実施形態のフローチャートである。 運用中の処理の一実施形態のフローチャートである。 無線端末の一実施形態のブロック図である。
符号の説明
1 無線基地局
2−0〜2−n 無線端末
10,51 制御部
11 コネクション管理部
12 帯域管理部
20 網側送受信部
30 第一の通信キャリア用処理部
31,41,50 無線送受信部
32,42,52 送信スケジュール部
33 アップリンク推測部
40 第二の通信キャリア用処理部
以下、図面に基づいて本発明の実施形態について説明する。
<本発明の原理>
図6は、本発明が適応される無線ネットワークシステムの一実施形態の構成図を示す。同図中、無線基地局1と無線端末2−0〜2−nとの間は2つの通信キャリアf1,f2で接続される。
一般に、ダウンリンクは無線基地局1が複数の無線端末2−0〜2−n向けにデータを送信するため、全ての無線端末向けに送信調停が可能な状態にある。これに対し、アップリンクは複数の無線端末2−0〜2−nが無線基地局1向けにデータを送信するために、送信調停が行えない。
つまり、アップリンク通信はアクセス競合しやすい状況にあると言える。更に、アップリンクとダウンリンクを同一通信チャネル上に収容する場合には、アップリンクとダウンリンクとのアクセス競合が発生することになる。
このため、本発明では、少なくとも2つの通信キャリアを用いてデータを送受信する際に、取り扱うサービス種別に基づいて、ダウンリンクに使用する通信キャリア、アップリンクに使用する通信キャリアが決められる。
例えば非リアルタイムサービスであるパケットサービスを提供する場合には、図7及び図8に示すように、第一の通信キャリアf1をパケットサービスのダウンリンクに用い、第二の通信キャリアf2をパケットサービスのダウンリンクとアップリンクに利用する。これと共に、リアルタイムサービスである音声サービスやテレビ電話サービスを提供する場合には、第一の通信キャリアf1を音声サービスのアップリンクに用い、第二の通信キャリアf2を音声サービスのダウンリンクに利用する。
なお、図7における"V"は音声サービス、"P"はパケットサービスであることを示す。音声サービスとしては例えばVoIP(Voice over Internet Protocol)サービスである。
このように第一の通信キャリアf1を、音声サービスのアップリンク用とパケットサービスのダウンリンク用として使用し、第二の通信キャリアf2を、パケットサービスのアップリンク用とダウンリンク用の両方と、音声サービスのダウンリンク用として使用する。
なお、図8における音声サービスのアップリンクとパケットサービスのアップリンクとを入れ換えて、第一の通信キャリアf1を、パケットサービスのダウンリンク用とパケットサービスのアップリンク用として使用し、第二の通信キャリアf2を、音声サービスのアップリンク用とパケットサービスのダウンリンク用と、音声サービスのダウンリンク用として使用しても良い。
つまり、サービス種別と送信方向によって使用される通信キャリアが決定されるが、この際に少なくともリアルタイムサービスのアップリンク用の通信キャリアと非リアルタイムサービスのアップリンク用の通信キャリアを異ならせ、両者間でのアクセスの競合を防止する。
その利点は、CSMA/CA方式におけるアクセス競合の発生頻度を低減できるところにある。例えば第一の通信キャリアf1ではパケットサービスのダウンリンクと音声サービスのアップリンクが割り当てられ、第二の通信キャリアf2ではパケットサービスのアップリンク及びダウンリンクと音声サービスのダウンリンクが割り当てられているため、無線基地局1では各通信キャリア内に割り当てられたもののみのアクセス調停を行えばよい。
第一の通信キャリアf1について、無線基地局1では全てのサービスについて管理可能であり、音声サービスなどのリアルタイムサービスについて、そのパケットサイズやデータ発生周期を把握することができる。例えば無線基地局1は第二の通信キャリアf2にて音声データのダウンリンクを送信するが、音声データのトラフィックの振る舞いはアップリンクとダウンリンクで類似している。
このため、第一の通信キャリアf1を用いるアップリンクの音声データの発生タイミングや概ねのパケットサイズを推測することが可能である。従って、推測されるアップリンクの音声データ発生タイミングを回避して、第一の通信キャリアf1を用いるダウンリンクのパケットデータの送信スケジュールを行う。これにより、第一の通信キャリアf1において、ダウンリンクのパケットデータがアップリンクの音声データに与える影響、つまりデータの衝突を回避することができる。
第二の通信キャリアf2について、ダウンリンクの音声データとダウンリンクパケットデータは無線基地局1が送信するために、互いの送信衝突を回避したスケジュールが可能である。しかし、上記ダウンリンクの音声データとダウンリンクのパケットデータと、アップリンクのパケットデータとのアクセス競合が発生するおそれがある。
これを回避するには、無線基地局1から制御情報としてダウンリンクの音声データ及びパケットデータのスケジュール情報を無線端末2−0〜2−nに通知し、無線端末2−0〜2−nでアップリンクのパケットデータの送信を自律スケジュールさせることで、上記のアクセス競合を回避することが可能となる。
一般に総トラフィック量の多いダウンリンクパケットデータを、2つの通信キャリアに分散して割り当てることにより、各通信キャリアでの帯域利用効率を平均化することが可能となる。
また、リアルタイムサービスサービスのアップリンクとダウンリンクを、それぞれ別の通信キャリアに割り当てることにより、同時送受信が可能となる。
<実施形態>
ここでは無線LANに本発明を適用した場合について説明する。適用されるネットワークは図6と同じ構成であり、本発明の適用箇所は無線基地局1である。無線LANはIEEE802.11規格であり、上記規格では無線基地局1をAP(Access Point)、無線端末2−0〜2−nをSTA(Station)と表現しているが、ここでは無線基地局、無線端末と表現する。
また一般に、IEEE802.11a,b,gでは利用可能チャネルの内の一つを通信チャネルとして利用する。図9はIEEE802.11b/gのチャネル割り当てを示しており、13チャネル(IEEE802.11g)、又は14チャネル(IEEE802.11b)の中から、互いに干渉しないチャネルを使用する。従って、干渉なしに利用できるチャネルはこのうちの3つから4つのチャネルとなる。1つのチャネル帯域は20MHzであるが、例えば日本の法律上では無線LANのチャネル幅が20MHzであるため、今のところ同時に利用はできない。しかし、複数チャネルの同時利用に関してIEEE802.11nで規定されるように、チャネル・ボンディングを認める技術が開示されている。チャネル・ボンディングでは同時に2つの通信チャネルを利用するものであるが、これと同様に、本実施形態でも同時に2つの通信チャネルを利用する。なお、「チャネル」は、前述の「キャリア」と同義である。
無線ネットワークを利用した通信が開始されるとき、無線端末2−0〜2−nと無線基地局1間でのネゴシエーションにより、無線リンクが確立されるが、このときにアップリンクとダウンリンクで使用する通信キャリアも決定される。なお、前述のネゴシエーションの際に使用される通信キャリアについては、本発明の範囲外であるため、特に言及しない。つまり固定的に割り当てられていても構わないし、無線端末と無線基地局とが任意に通信キャリアを使用し、適宜受信しても構わない。例えば無線LANでは、MAC(Medium Access Control)フレームを用いた無線基地局と無線端末間での制御が行われるため、これを用いることで実現できる。
また、無線基地局1と無線端末2−0〜2−n間の制御データについても、通信方向で通信キャリアを決めても良いし、或いは固定的に例えば第一の通信キャリアf1を割り当てても構わない。
アップリンクとダウンリンクで使用する通信キャリアは、無線基地局1が決定する。決定にあたり、少なくともサービス種別を考慮し、少なくともリアルタイムサービスのアップリンク用の通信キャリアと非リアルタイムサービスのアップリンク用の通信キャリアを異ならせる。
例えば音声サービスについて、アップリンクを第一の通信キャリアf1に、ダウンリンクを第二の通信キャリアf2に割り当てる。また、パケットサービスについて、アップリンクを第二の通信キャリアf2に割り当て、ダウンリンクを第一の通信キャリアf1に割り当てる。
ここでパケットサービスの場合には、更にトラフィック状況が考慮される。一般にパケットサービスのダウンリンクのデータ量はパケットサービスのアップリンクと比較して大きい場合が多く、また音声データと比較してもそのデータ量が多い。従って、パケットサービスのダウンリンクの通信チャネル割り当ては、コネクション毎に割り振るべきではなく、通信チャネル獲得発生頻度を考慮する必要がある。このため、トラフィック状況を鑑みて、適宜第二の通信キャリアf2にも割り当てる。これにより、第一の通信キャリアf1と第二の通信キャリアf2とのトラフィック格差を均一にする。つまり、図8の右半分に示す本発明の欄の記載内容に従って通信チャネルを決定する。
図10は、無線基地局の一実施形態のブロック図を示す。同図中、無線基地局には、制御部10と、無線基地局が接続されている網との送受信を行う網側送受信部20と、無線端末との送受信を行う第一の通信キャリア用処理部30と、無線端末との送受信を行う第二の通信キャリア用処理部40を有している。
制御部10にはコネクション管理部11と帯域管理部12が設けられている。コネクション管理部11は、無線ネットワークに登録される通信のコネクションを管理する。帯域管理部12は、各コネクションの帯域を管理する。
第一の通信キャリア用処理部30には無線送受信部31と送信スケジュール部32とアップリンク推測部33が設けられ、第二の通信キャリア用処理部40には無線送受信部41と送信スケジュール部42が設けられている。
無線送受信部31は各無線端末との間で第一の通信キャリアf1を用いて送受信を行い、送信スケジュール部32は第一の通信キャリアf1での送信スケジュールを実施する。また、無線送受信部41は各無線端末との間で第二の通信キャリアf2を用いて送受信を行い、送信スケジュール部42は第二の通信キャリアf2での送信スケジュールを実施する。なお、無線送受信部41(又は無線送受信部31)は、第二の通信キャリアf2のダウンリンクの音声データ及びパケットデータのスケジュール情報を制御情報として第二の通信キャリアf2(又は第一の通信キャリアf1)に付加して送信する機能を有している。
アップリンク推測部33は、無線送受信部31からのリアルタイムサービスのアップリンクの受信タイミングと、送信スケジュール部42からのリアルタイムサービスのダウンリンクの送信スケジュール情報とを通知され、これらを基に第一の通信キャリアf1でのリアルタイムデータの受信パターンを生成して送信スケジュール部32に供給する。
無線ネットワークにコネクションが登録されると、コネクション管理部11で登録されたコネクションを管理すると共に、図8の右半分に示す本発明の欄の設定情報に基づいて、網側送受信部20にルーティング情報を通知する。この設定情報は制御部10に予め設定された情報である。
これによりサービス種別(パケットサービス/音声サービス)、及びディレクション種別(アップリンク/ダウンリンク)から使用される通信キャリア用処理部30,40にデータが割り振られる。
例えば網側送受信部20が網側からデータを受信し、そのデータ特有のアドレスから音声であると判断された場合には、音声サービスのダウンリンクであるため、第二の通信キャリア用処理部40に転送される。また、パケットサービスのダウンリンクのデータは通信キャリア用処理部30,40に転送される。
なお、図10では第一の通信キャリア用処理部30側にアップリンク推測部33を設けているが、これは図8の右側に記載した設定内容に沿ったものであるためであり、別の設定がされることによって第二の通信キャリア用処理部40に設けても良く、更には、通信キャリア用処理部30,40の外部に設けても良い。
送信スケジュール部32,42では、網側送受信部20より受信したデータの送信スケジュールを行うが、第一の通信キャリア用処理部30では、音声サービスのアップリンクを取り扱うため、これに必要となる処理を実施する。
すなわち、第1に、無線送受信部31からのリアルタイムサービスである音声データのアップリンクの受信タイミングを取得する。第2に、第二の通信キャリア用処理部40の送信スケジュール部42よりリアルタイムサービスである音声データのダウンリンクの送信スケジュール情報を取得する。この両者をアップリンク推測部33が取得し、第一の通信キャリアf1での受信が推定されるリアルタイムデータの受信パターンを生成して、第一の通信キャリア用処理部30の送信スケジュール部32に通知する。
また、送信スケジュール部42と無線送受信部31からアップリンク推測部33が取得する各情報は、特定の周期をもって取得する。例えば送信スケジュール部42での情報生成周期が10msecであれば、図11に示すように、10msec周期の同一タイミングで送信スケジュール部42からの音声データのダウンリンクの送信スケジュール情報と、アップリンク推測部33からの音声データのアップリンクの受信タイミング情報を取得する。情報取得のタイミングを一致させる理由は、後述するオフセット値の補正のためである。
受信タイミングの推定について、図12を用いて説明する。先ず、第二の通信キャリア用処理部40で送信スケジュールが実施され、ダウンリンクの音声データがスケジュール通りに無線区間へ送信される。つまりスケジュール情報とは未来のトラフィック情報と考えられる。この情報を第一の通信キャリア用処理部30に通知することにより、第一の通信キャリア用処理部30では、アップリンクの音声データの受信タイミング(及びパターン)を推定することができる。
ここで、音声データは20msec周期でパケットが生成されることから、20msecサイクルで送信パターンと同じ受信パターンが第一の通信キャリア用処理部30で発生するものとしている。
図12に示すように、アップリンクの音声データの推定される受信タイミングは、オフセット値として伝搬遅延(Propagation Delay)値が考慮される。初期状態においては、システムパラメータとして規定の伝搬遅延値が与えられ、ダウンリンクの音声データの送信タイミングからオフセットとして伝搬遅延値だけずらしたタイミングが推定受信タイミングとなる。
システム運用中においては、第二の通信キャリア用処理部40で生成された受信タイミングと、推定受信タイミングから得られた誤差情報に基づいてオフセット情報(前記伝搬遅延値)を補正する。
図13(A)に示す送信スケジュール部42からの送信スケジュール情報(送信パターン)から推定される図13(B)に示す推定受信タイミングに対し、実際の受信タイミングが図13(C)に示すようになって、両者間のズレを検出すると、そのズレに相当する値をオフセット値に加えることで、図13(D)に示すように推定受信タイミングを補正する。
図14は、運用開始時に無線基地局1内で実行される処理の一実施形態のフローチャートを示す。同図中、ステップS1で第二の通信キャリア用処理部40の送信スケジュール部42からリアルタイムサービスである音声データのダウンリンクの送信パターンをアップリンク推測部33に通知する。また、ステップS2で制御部10からシステムパラメータとして与えられた規定の伝搬遅延値を初期オフセット値としてアップリンク推測部33に通知する。
次に、ステップS3でアップリンク推測部33は、上記音声データのダウンリンクの送信タイミングと初期オフセット値より音声データのアップリンクの受信パターンを生成し、送信スケジュール部32に通知する。また、ステップS4で送信スケジュール部32は上記音声データのアップリンクの受信パターンからダウンリンクのパケットデータの送信パターンを生成し、この送信スケジュールを実施する。
図15は、運用中に無線基地局1内で実行される処理の一実施形態のフローチャートを示す。同図中、ステップS11で第二の通信キャリア用処理部40の送信スケジュール部42からリアルタイムサービスである音声データのダウンリンクの送信パターンをアップリンク推測部33に通知する。また、ステップS12で第一の通信キャリア用処理部30の無線送信部31からリアルタイムサービスである音声データのアップリンクの受信パターンをアップリンク推測部33に通知する。
アップリンク推測部33はステップS13で上記送信スケジュール部42からの送信パターンを基に推定した推定受信パターンと、上記無線送信部31からの受信パターンとの誤差が所定の閾値を超えているかどうかにより、補正が必要か否かを判別し、誤差が所定の閾値を超えて補正が必要な場合にのみステップS14に進む。ステップS14では、元のオフセット値に上記誤差を加算することでオフセット値を補正する。
この後、ステップS15でアップリンク推測部33は、上記音声データのダウンリンクの送信タイミングと初期オフセット値より音声データのアップリンクの受信パターン(タイミングを含む)を生成し、送信スケジュール部32に通知する。また、ステップS16で送信スケジュール部32は上記音声データのアップリンクの受信パターンからダウンリンクのパケットデータの送信パターンを生成し、この送信スケジュールを実施する。
図16は、無線端末の一実施形態のブロック図を示す。同図中、無線端末2には、無線基地局1との間で第一の通信キャリアf1及び第二の通信キャリアf2を用いて送受信を行う無線送受信部50と制御部51と送信スケジュール部52を有している。
無線送受信部50は、例えば第二の通信キャリアf2(又は第一の通信キャリアf1)から制御情報を抽出して制御部51に通知する。
制御部51では制御情報から第二の通信キャリアf2のダウンリンクの音声データ及びパケットデータの受信タイミングを抽出して送信スケジュール部52に供給する。
送信スケジュール部52は、上記第二の通信キャリアf2のダウンリンクの音声データ及びパケットデータの受信タイミングを回避するよう第二の通信キャリアf2のアップリンクのパケットデータの送信タイミングを生成し、また、第一の通信キャリアf1のアップリンクの音声データの送信タイミングを生成し、上記送信パターンに基づいて第一の通信キャリアf1で送信するアップリンクの音声データと、第二の通信キャリアf2で送信するアップリンクのパケットデータそれぞれの送信スケジュールを自律で実施する。
このように、無線基地局1からのスケジュール情報を基に各無線端末2−0〜2−nでアップリンクのパケットデータの送信を自律スケジュールすることによって、無線基地局1においてダウンリンクの音声データ及びパケットデータと、アップリンクのパケットデータとのアクセス競合を回避することが可能となる。
なお、無線端末2−0〜2−nには必ずしも上記送信スケジュール部52を設けなくとも良い。ただ、この場合には無線基地局1においてダウンリンクの音声データ及びパケットデータと、アップリンクのパケットデータとのアクセス競合が発生する場合がある。
上述のようにして、無線アクセス競合の発生回数を抑制することにより、例えば無線LANにおけるVoIPサービスやテレビ電話サービス等のリアルタイムサービス利用時に、その通信品質を向上することができる。また、FDD方式に比べて帯域利用効率が向上する。
上記実施形態では、他方の通信キャリアの送信スケジュール手段の一例として送信スケジュール部42を用い、受信タイミング推測手段の一例としてアップリンク推測部33を用い、一方の通信キャリアの送信スケジュール手段の一例として送信スケジュール部32を用い、制御情報付加手段の一例として無線送受信部41を用い、抽出手段の一例として無線送受信部50を用い、自律スケジュール手段の一例として送信スケジュール部52を用いている。

Claims (8)

  1. 少なくとも2つの通信キャリアを用い無線基地局と複数の無線端末間を周波数分割同時送受信と時分割同時送受信を混在させた複合デュプレックス方式で接続する無線アクセス方法において、
    サービス種別と通信方向に基づいて、リアルタイムサービスのアップリンクのデータを一方の通信キャリアに割り当て、非リアルタイムサービスのアップリンクのデータを他方の通信キャリアに割り当て、リアルタイムサービスのダウンリンクのデータを他方の通信キャリアに割り当て、非リアルタイムサービスのダウンリンクのデータを一方及び他方の通信キャリアに割り当てる
    ことを特徴とする無線アクセス方法。
  2. 請求項1記載の無線アクセス方法において、
    前記他方の通信キャリアに割り当てたリアルタイムサービスのダウンリンクのデータの送信スケジュール情報に基づいて、前記一方の通信キャリアに割り当てたリアルタイムサービスのアップリンクのデータの受信タイミングを推測し、推測した受信タイミングを回避して前記一方の通信キャリアに割り当てた非リアルタイムサービスのダウンリンクのデータの送信スケジュールを行う
    ことを特徴とする無線アクセス方法。
  3. 無線アクセスシステムの無線基地局装置において、
    他方の通信キャリアに割り当てたリアルタイムサービスのダウンリンクのデータの送信スケジュールを行う他方の通信キャリアの送信スケジュール手段と、
    前記他方の通信キャリアの送信スケジュール手段の送信スケジュール情報に基づいて、前記一方の通信キャリアに割り当てたリアルタイムサービスのアップリンクのデータの受信タイミングを推測する一方の通信キャリアの受信タイミング推測手段と、
    前記一方の通信キャリアの受信タイミング推測手段で推測した受信タイミングを回避して前記一方の通信キャリアに割り当てた非リアルタイムサービスのダウンリンクのデータの送信スケジュールを行う一方の通信キャリアの送信スケジュール手段とを
    有することを特徴とする無線基地局装置。
  4. 請求項3記載の無線基地局装置において、
    前記他方の通信キャリアの送信スケジュール手段は、前記他方の通信キャリアの送信スケジュール情報を前記一方の通信キャリアの受信タイミング推測手段に周期的に通知する
    ことを特徴とする無線基地局装置。
  5. 請求項4記載の無線基地局装置において、
    前記一方の通信キャリアの受信タイミング推測手段は、前記他方の通信キャリアの送信スケジュール情報を無線区間による伝播遅延をオフセットとしてずらし前記一方の通信キャリアの受信タイミングを推測する
    ことを特徴とする無線基地局装置。
  6. 請求項5記載の無線基地局装置において、
    前記一方の通信キャリアの受信タイミング推測手段は、前記他方の通信キャリアの送信スケジュール情報から推測した前記一方の通信キャリアの受信タイミングと、前記一方の通信キャリアの実際の受信タイミングとの誤差を前記オフセットに加え、前記一方の通信キャリアの受信タイミングを補正する
    ことを特徴とする無線基地局装置。
  7. 請求項3記載の無線基地局装置において、
    前記一方又は他方の通信キャリアに、前記リアルタイムサービスのダウンリンクのデータの送信スケジュール情報を制御情報として付加する制御情報付加手段を
    有することを特徴とする無線基地局装置。
  8. 無線アクセスシステムの無線端末装置において、
    一方又は他方の通信キャリアに付加された前記リアルタイムサービスのダウンリンクのデータの送信スケジュール情報を抽出する抽出手段と、
    抽出した前記リアルタイムサービスのダウンリンクのデータの送信スケジュール情報に基づいて前記他方の通信キャリアに割り当てた非リアルタイムサービスのアップリンクのデータの送信スケジュールを自律で行う自律スケジュール手段とを
    有することを特徴とする無線端末装置。
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