JP4821270B2 - 許容遅延時間を考慮した無線アクセス制御方法、アクセスポイント、端末及びプログラム - Google Patents

許容遅延時間を考慮した無線アクセス制御方法、アクセスポイント、端末及びプログラム Download PDF

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本発明は、許容遅延時間を考慮した無線アクセス制御方法、アクセスポイント、端末及びプログラムに関する。
アクセスポイントが複数の端末を集中制御する代表的な無線通信システムとして、セルラーシステムがある。セルラーシステムに適用される無線アクセス制御方法では、以下のような各種多元接続方式を用いる。
周波数分割多元接続方式(Frequency Division Multiple Access: FDMA)
時間分割多元接続方式(Time Division Multiple Access: TDMA)
符号分割多元接続方式(Code Division Multiple Access: CDMA)
アクセスポイントは、各端末に、無線リソース(周波数スロット、タイムスロット、符号など)を割り当てる。この制御は、データリンク層の下位副層に当たり、フレーム(データの送受信単位)の送受信方法等を規定するMAC(Media Access Control:メディアアクセス制御)によってなされる。
MACプロトコルには、集中制御型と、自律分散型とある。集中制御型は、アクセスポイント(又は基地局)が、複数の端末のメディアアクセス制御を行い、端末はその制御結果に従う。自律分散型は、特定の端末における集中制御を行わず、端末同士が自律分散的に制御し合う。いずれの方式も、送信されるデータの疎通(スループット)を最大化することや、要求するQoS(Quality of Service:サービス品質)を満足することを目的としている。
MACの代表的なものとして、Connection Oriented型であって且つContention-Free型のものがある。この方法は、通信する端末に固定的に無線リソースを割り当てるものであって、主に音声通信に適する。
これに対して、Packet Oriented型のMACも多く提案・検討されており、これにもContention型とContention-Free型とがある。Contention型の代表的なものとして、無線LANシステムで採用されているCSMA(Carrier Sense Multiple Access)をベースにしたIEEE802.11 DCF(Distributed Coordinated Function)がある。
図1は、従来技術におけるDCFのシーケンス図である。
DCFは、CSMA/CA(Carrier Sense Multiple Access with Collision Avoidance)に基づくアクセス方法であって、送信すべきデータパケットを有する端末が、先にキャリアをセンスし、他の端末のデータパケットが送信されていないことを確認した上で、当該データパケットを送信するものである。これにより、他の端末から送信されるデータパケットとの衝突を避けることができる。
(S101)送信元端末Aは、一定のDIFS(DCF InterFrame Space)時間の経過後、送信すべきデータパケットをバックオフ時間だけ待機させる。バックオフ時間は、データパケットを送信するまでの実際の待機時間であって、各端末が乱数によって発生させたコンテンションウィンドウ(CW:Contention Windows)によって決定される。コンテンションウィンドウは乱数によって発生されるために、端末同士でデータパケットの送信タイミングが一致することが極めて少ない。
バックオフ時間=コンテンションウィンドウ内のランダム値×スロットタイム
S101によれば、送信元端末Aは、宛先端末Bへデータパケットを送信したいために、バックオフ時間を経過させる。そのバックオフ時間の経過後、宛先端末BへRTS(Request to Send:送信要求)を送信する。このとき、他の端末Dも、データパケットを送信する用意があり、バックオフ時間を経過させている。他の端末Dは、送信元端末Aから送信されたRTSを検出すると、バックオフ時間のカウントダウンをサスペンド(一時中止)する。そして、RTSを検出した他の端末C及びDは、NAV(Network Allocation Vector)期間に移行し、送信元端末Aから宛先端末BへのDATAフレームの送信が完了するまで、チャネルの使用を延期する。DATAフレームの送信が完了した時とは、宛先端末Bから送信元端末Aへ送信されたACKを検出した時である。
(S102)RTSを受信した宛先端末Bは、SIFS(Short InterFrame Space)時間の経過後に、CTS(Clear to Send:要求受付)を送信元端末Aへ送信する。
(S103)CTSを受信した送信元端末Aは、SIFS時間の経過後、DATAフレームを宛先端末Bへ送信する。
(S104)DATAフレームを受信した宛先端末Bは、SIFS時間の経過後、ACKを送信元端末Aへ送信する。宛先端末Bから送信元端末AへACKが送信されたことを確認した他の端末C及びDは、NAV期間を停止する。
(S105)他の端末Dは、持ち越されたバックオフ時間のカウントダウンを再開する。その後、他の端末Dは、バックオフ時間を満了した際にRTSを送信することができる。S101と同様に、RTSを受信した他の端末は全て、NAV期間へ移行する。
無線LANシステムにおいては、互いにキャリアセンスできない端末同士が同時に送信することにより衝突が発生するという隠れ端末問題が存在する。そこで、前述したように、RTS−CTSの交換(特にCTSの送信)によって、他の端末はチャネルを使用できないNAV期間に移行することから、隠れ端末問題が改善される。
IEEE802.11eで標準化されたEDCF(Enhanced DCF)では、DIFSの代わりに、QoSクラスに応じて値が設定可能なAIFS(Arbitration IFS)が定義されており、優先制御が可能となっている。また、送信待機時間を決定するコンテンションウィンドウについても、QoSクラスごとに設定できる。従って、優先度の高いQoSクラスほどコンテンションウィンドウを小さくすることで、短い待機時間でRTS送信が可能となり、CTSを受信した後、DATAフレームの送信が可能となる。
従来技術として、送信すべきデータが発生してから実際に送信されるまでの遅延時間を短縮することを目的とし、予め所定の演算処理を実施しておく技術がある(例えば特許文献1参照)。
また、例えばワイヤレスATMにおける無線回線で送信するリンク層フレームが伝送路状態の劣化によって過剰な遅延が発生した場合にはそのパケットを破棄し、次のパケットの送信に移行する技術がある(例えば特許文献2参照)。
特開平11−284629号公報 特開2000−216813号公報
データパケットを送受信するアプリケーションによっては、遅延時間の上限を超えると無意味となるものがある。例えば、オンラインゲーム又は遠隔医療システムの場合、データパケットの伝送遅延を極力小さくする必要があり、遅延時間の許容値(許容遅延時間)を超えたデータパケットの転送は意味をなさない。データパケットが許容遅延時間を超えて転送されることは、アプリケーションにとっては低品質なサービスとならざるを得ない。
EDCFでは、同一のQoSクラス内での優先制御はできず、許容遅延時間を確保するような無線アクセス制御はできない。また、低優先度クラスのパケット送信許可が得られず、端末から送信要求パケットが頻発し、衝突の原因となる。
また、前述した特許文献1に記載された技術によれば、許容遅延時間を満足するような無線リソースの割当にはつながらない。更に、前述した特許文献2に記載された技術によれば、パケットの送出順序については特定しておらず、パケットの到着順に送信処理を行うことが想定される。この場合、許容遅延時間の大小によらず先着順でパケットが送信されると、許容遅延時間内に送信完了しないパケットが存在する。
そこで、本発明は、IEEE802.11のDCF方式に基づいて、アクセスポイントと端末とが接続される無線システムについて、許容遅延時間に対する残余時間を考慮した無線アクセス制御方法等を提供することを目的とする。
本発明は、サービスクラスとして低遅延時間をQoS要求とする低遅延サービスと、そでない通常サービスとが存在する無線通信システムについて、特に、端末からアクセスポイントへ向かう上り回線で、低遅延サービスを優先的に疎通させる集中制御型のMACプロトコルに関する。下り回線では、アクセスポイントが、全てのデータパケットの送信をスケジューリングすることは容易であるのに対し、上り回線では、アクセスポイントおよびパケットを送信したい端末同士が互いの情報を知らないため、アクセス制御が困難である。
本発明によれば、IEEE802.11のDCF方式に基づいて、アクセスポイントと端末とが接続される無線システムにおける無線アクセス制御方法において、
端末が、許容遅延時間Taを要するデータパケットをアクセスポイントへ送信する際に、該許容遅延時間Taを含むRTSを、アクセスポイントへ送信する第1のステップと、
アクセスポイントが、RTSの許容遅延時間Taに基づく残余時間に応じて、端末へ、直ちにデータパケットの送信を許可する第1のCTS(CTS−I)か、又はデータパケットの送信を保留させる第2のCTS(CTS−P)を送信する第2のステップと、
端末は、第1のCTSを受信した場合、直ちにデータパケットをアクセスポイントへ送信し、第2のCTSを受信した場合、データパケットのアクセスポイントへの送信を保留する第3のステップと
を有することを特徴とする。
本発明の無線アクセス制御方法における他の実施形態によれば、
端末は、データパケットの送信が保留されている場合に、アクセスポイントから第1のCTSを受信した際に、次のデータパケットを送信し、又は、許容遅延時間Taに対する残余時間が0となった際に、データパケットを破棄することも好ましい。
また、本発明の無線アクセス制御方法における他の実施形態によれば、
第2のステップについて、アクセスポイントは、許容遅延時間Ta、DATAフレームの送信完了までに必要な時間Td、マージン時間αとすると、
Ta−(Td+α)>0の場合、第2のCTSを送信し、
Ta−(Td+α)=0の場合、第1のCTSを送信する
ことにより、端末からのデータパケットの送信タイミングのスケジューリングをすることも好ましい。
更に、本発明の無線アクセス制御方法における他の実施形態によれば、
アクセスポイントは、無線リソース使用率を監視しており、該無線リソース使用率が高いならばマージン時間αを短くし、無線リソース使用率が低いならばマージン時間αを長くすることも好ましい。
更に、本発明の無線アクセス制御方法における他の実施形態によれば、
端末が、アクセスポイントへRTSを送信したけれども、アクセスポイントからCTSを受信できない場合に、RTSに含まれる許容遅延時間から既に経過した時間を差し引いた時間をRTSに再度含めて、アクセスポイントへ送信することも好ましい。
更に、本発明の無線アクセス制御方法における他の実施形態によれば、
端末は、
アクセスポイントから他の端末へ送信される第1のCTSを検出した際に、チャネルの使用を延期するNAV期間へ移行し、
第1のCTSによって他の端末からアクセスポイントへデータパケットが送信され、その後、アクセスポイントから他の端末へ送信されるACKを検出した際に、NAV期間を停止する
ことも好ましい。
本発明によれば、IEEE802.11のDCF方式に基づいて、端末が接続されるアクセスポイントにおいて、
端末が、許容遅延時間Taを要するデータパケットをアクセスポイントへ送信する際に、該許容遅延時間Taを含むRTSを、端末から受信するRTS受信手段と、
RTSの許容遅延時間Taに基づく残余時間に応じて、端末へ、直ちにデータパケットの送信を許可する第1のCTS(CTS−I)か、又はデータパケットの送信を保留させる第2のCTSを送信するかを判定するCTS判定手段と、
判定された第1のCTS又は第2のCTS(CTS−P)を送信するCTS送信手段と
を有することを特徴とする。
本発明のアクセスポイントにおける他の実施形態によれば、
CTS判定手段は、許容遅延時間Ta、DATAフレームの送信完了までに必要な時間Td、マージン時間αとすると、
Ta−(Td+α)>0の場合、第2のCTSを送信し、
Ta−(Td+α)=0の場合、第1のCTSを送信する
ことも好ましい。
また、本発明のアクセスポイントにおける他の実施形態によれば、
無線リソース使用率を監視する無線リソース監視手段を更に有し、
無線リソース監視手段は、無線リソース使用率が高いならばマージン時間αを短くし、無線リソース使用率が低いならばマージン時間αを長くするようにCTS判定手段へ通知することも好ましい。
本発明によれば、IEEE802.11のDCF方式に基づいて、アクセスポイントと接続される端末において、
許容遅延時間Taを要するデータパケットをアクセスポイントへ送信する際に、該許容遅延時間Taを含むRTSを、アクセスポイントへ送信するRTS送信手段と、
アクセスポイントから、RTSの許容遅延時間Taに基づく残余時間に応じて、直ちにデータパケットの送信を許可する第1のCTS(CTS−I)か、又はデータパケットの送信を保留させる第2のCTS(CTS−P)を受信するCTS受信手段と、
第1のCTSを受信した場合、直ちにデータパケットをアクセスポイントへ送信し、第2のCTSを受信した場合、データパケットのアクセスポイントへの送信を保留するデータパケット送信手段と
を有することを特徴とする。
本発明の端末における他の実施形態によれば、
端末は、データパケットの送信が保留されている場合に、アクセスポイントから第1のCTSを受信した際に、次のデータパケットを送信し、又は、許容遅延時間Taに対する残余時間が0となった際に、データパケットを破棄することも好ましい。
また、本発明の端末における他の実施形態によれば、
アクセスポイントへRTSを送信したけれども、アクセスポイントからCTSを受信できない場合に、RTSに含まれる許容遅延時間から既に経過した時間を差し引いた時間をRTSに再度含めて、アクセスポイントへ送信することも好ましい。
更に、本発明の端末における他の実施形態によれば、
アクセスポイントから他の端末へ送信される第1のCTSを検出した際に、チャネルの使用を延期するNAV期間へ移行し、
第1のCTSによって他の端末からアクセスポイントへデータパケットが送信され、その後、アクセスポイントから他の端末へ送信されるACKを検出した際に、NAV期間を停止する
ことも好ましい。
本発明によれば、IEEE802.11のDCF方式に基づいて、端末とが接続されるアクセスポイントに搭載されたコンピュータを機能させるプログラムにおいて、
端末が、許容遅延時間Taを要するデータパケットをアクセスポイントへ送信する際に、該許容遅延時間Taを含むRTSを、端末から受信するRTS受信手段と、
RTSの許容遅延時間Taに基づく残余時間に応じて、端末へ、直ちにデータパケットの送信を許可する第1のCTS(CTS−I)か、又はデータパケットの送信を保留させる第2のCTS(CTS−P)を送信するかを判定するCTS判定手段と、
判定された第1のCTS又は第2のCTSを送信するCTS送信手段と
してコンピュータを機能させることを特徴とする。
本発明によれば、IEEE802.11のDCF方式に基づいて、アクセスポイントと接続される端末に搭載されるコンピュータを機能させるプログラムにおいて、
許容遅延時間Taを要するデータパケットをアクセスポイントへ送信する際に、該許容遅延時間Taを含むRTSを、アクセスポイントへ送信するRTS送信手段と、
アクセスポイントから、RTSの許容遅延時間Taに基づく残余時間に応じて、直ちにデータパケットの送信を許可する第1のCTS(CTS−I)か、又はデータパケットの送信を保留させる第2のCTS(CTS−P)を受信するCTS受信手段と、
第1のCTSを受信した場合、直ちにデータパケットをアクセスポイントへ送信し、第2のCTSを受信した場合、データパケットのアクセスポイントへの送信を保留するデータパケット送信手段と
してコンピュータを機能させることを特徴とする。
本発明によれば、IEEE802.11のDCF方式に基づいて、アクセスポイントと端末とが接続される無線システムについて、許容遅延時間に対する残余時間を考慮した無線アクセス制御方法等を実現できる。
特に、端末から送信されたRTSに対して、データパケットの送信の保留を表す第2のCTS(CTS−P)を送信することにより、端末からのRTSの再送を抑制し、無駄なパケットの発生によるパケット衝突を回避し、スループット及び遅延時間の改善を図ることができる。また、許容遅延時間を確保できるだけでなく、許容時間ぎりぎりに送信されることが多くなるため、遅延ジッタも軽減される。
以下では、図面を用いて、本発明を実施するための最良の形態について詳細に説明する。
本発明によれば、IEEE802.11のDCF方式について、アクセスポイントと端末との間で交換されるRTS及びCTSのフレーム構成に特徴がある。RTSは、許容遅延時間を含む。CTSは、データパケットの送信を直ちに許可するか(CTS−I:Immediately)又は保留させるか(CTS−P:Pending)の情報を含む。
以下の表1は、RTSフレームの構成図である。
Figure 0004821270
以下の表2は、CTS−I/Pフレームの構成図である。
Figure 0004821270
フレーム制御部には、フレームタイプを示すフィールド(6ビット)が備えられ、その中に制御タイプとしてReserve部分がある。このReserve部分を用いて、CTS−I及びCTS−Pを定義する。
図2は、本発明における第1のシーケンス図である。
(S201)端末Bは、アクセスポイントへDATAフレームを送信したい場合、バックオフ時間の経過後に、アクセスポイントへRTSを送信する。このとき、端末Aも、アクセスポイントへDATAフレームを送信することを希望しており、バックオフ時間のカウントダウンをしている。端末Aは、端末Bからアクセスポイントへ送信されるRTSを検出することによって、バックオフ時間のカウントダウンをサスペンドする。
ここで、端末Bが送信しようとするDATAフレームについて、許容遅延時間に対する残余時間に余裕があると想定する。また、端末Aが送信しようとするDATAフレームが、低優先度であってもよい。この場合、前述した表1のRTSに、送信要求するDATAフレームの優先度を含むように構成する。
(S202)端末BからRTSを受信したアクセスポイントは、そのRTSに含まれる許容遅延時間に基づいて、端末BへCTS−Iを送信するか又はCTS−Pを送信するかを判定する。例えば、以下のような式によって判定することができる。
Ta:許容遅延時間
Td:DATAフレームの送信完了までに必要な時間
α:マージン時間
Ta−(Td+α)>0:CTS−Pを送信
Ta−(Td+α)=0:CTS−Iを送信
マージン時間αは、アクセスポイントの無線リソース使用率に応じて可変させることも好ましい。無線リソース使用率が高いならばマージン時間αを短くすることによって、CTS−Iを送信するまでの時間を長く確保することができる。一方、無線リソース使用率が低いならばマージン時間αを長くすることによって、CTS−Iを送信するまでの時間を短くすることができる。無線リソース使用率が低いにもかかわらず、無駄にDATAフレームの送信を保留し、許容遅延時間のぎりぎりで送信されるのは低遅延を確保する上で好ましくないからである。但し、許容遅延時間のぎりぎりで送信されるのは、遅延ジッタの軽減の観点からは好ましい。
ここで、RTSに含まれる許容遅延時間が比較的長く、アクセスポイントが、その許容遅延時間に対する残余時間も比較的長いと判定した場合、CTS−Pを端末Bへ送信する。これにより、端末Bは、データパケットの送信を一時保留する。ここで、端末Aは、アクセスポイントから端末Bへ送信されたCTS−Pを検出することによって、バックオフ時間のカウントダウンを再開する。
(S203)端末Aは、バックオフ時間を満了し、RTSをアクセスポイントへ送信する。ここで、端末Aから送信されたRTSに含まれる許容遅延時間は、先に端末Bから送信されたRTSの許容遅延時間よりも短いとする。
(S204)アクセスポイントは、端末AからRTSを受信した際に、端末Aからのデータパケットを直ぐに受信すべきと判定したとする。このとき、アクセスポイントは、端末AへCTS−Iを送信する。
端末Cは、アクセスポイントへRTSを送信していない。端末Cの状態は、送信すべきデータパケットが無いか、又は、送信すべきデータパケットがあってもバックオフ時間が経過してときである。ここで、端末Cは、アクセスポイントから端末Aへ送信されたCTS−Iを検出する。このとき、端末Cは、NAV期間へ移行し、端末AからアクセスポイントへのDATAフレームの送信が完了するまで、チャネルの使用を延期する。DATAフレームの送信が完了した時とは、アクセスポイントから端末Aへ送信されたACKを検出した時である。
(S205)アクセスポイントからCTS−Iを受信した端末Aは、DATAフレームをアクセスポイントへ送信する。また、CTS-Iを受信した他の端末は、NAVを設定し、送信を控える。
(S206)アクセスポイントは、端末AからのDATAフレームの受信を完了すると、ACKを端末Aへ送信する。
端末Cは、アクセスポイントから端末Aへ送信されたACKを検出する。このとき、端末Cは、NAV期間を解除し、チャネルの使用が可能となる。端末Cが、S204において、バックオフ時間のカウントダウンをサスペンドした場合、S206において、バックオフ時間のカウントダウンを再開する。
(S207)その後、アクセスポイントは、端末Bに対する残余時間が短くなってきていることを把握する。このとき、アクセスポイントは、端末BへCTS−Iを送信する。
(S208)アクセスポイントからCTS−Iを受信した端末Bは、DATAフレームをアクセスポイントへ送信する。
端末Bは、アクセスポイントからCTS−Iを受信することなく、許容遅延時間Taに対する残余時間が0となった際に、そのDATAフレームを破棄する。これにより、許容遅延時間を越えて意味をなさなくなったDATAフレームを破棄し、次のDATAフレームを優先的に送信することにより、次のDATAフレームの許容遅延遅延時間を確保することができる。
尚、他の実施形態として、端末がRTSをアクセスポイントへ送信したにもかかわらず、CTSが受信できない場合、RTSを再送信する場合もある。この場合、先に送信したRTSに含まれる許容遅延時間から、既に経過した時間を差し引いた時間を、再送するRTSに再度含めて、アクセスポイントへ送信する。DATAフレームは、既に、送信が保留された状態となっているからである。
図3は、本発明におけるアクセスポイント及び端末の機能構成図である。
アクセスポイント及び端末ともに、基本的構成は、従来の無線LANシステムと同じであって、図3には、従来技術に新たに追加又は改良された機能部についてのみ表されている。
端末1は、物理層フレーム送受信部101と、DATA/ACK送受信部102と、キャリアセンス部103と、バックオフ時間決定管理部104と、RTS送信部106と、CTS−I/P受信部107とを有する。
物理層フレーム送受信部101は、アクセスポイント2との間で無線リンクを介して物理層フレームを送受信する。
DATA/ACK送受信部102は、物理層フレーム送受信部101を介して、アクセスポイント2へDATAフレームを送信し且つACKを受信する。前述したS205及びS208の処理を実現する。
キャリアセンス部103は、物理層フレーム送受信部101を介して、他の端末のチャネルの使用状況をセンスする。特に、他の端末が送信したRTS、基地局が送信したCTS−I/Pを検出する。
バックオフ時間決定管理部104は、DATAフレームの送信要求が発生した際に、コンテンションウィンドウから導出されるバックオフ時間のカウントダウンを開始する。キャリアセンス部103によって、他の端末から送信されたRTSを検出した際に、カウントダウンをサスペンドする。但し、アクセスポイントからのCTS−Pを検出した際に、カウントダウンを再開する。前述したS203の処理を実現する。
RTS送信部106は、許容遅延時間の情報を含むRTSフレームを送信する。
CTS−I/P受信部107は、アクセスポイント2から送信されたCTS−I又はCTS−Pを受信する。その情報は、DATA/ACK送受信部102へ通知され、DATAフレームの送信又は保留が制御される。
アクセスポイント2は、物理層フレーム送受信部201と、DATA/ACK送受信部202と、RTS受信部206と、CTS−I/P送信部207と、CTS−I/P判定部209と、許容遅延時間管理部208とを有する。
CTS−I/P送信部207は、CTS−I/P判定部209の判定結果に基づいて、CTS−I又はCTS−Pを端末1へ送信する。
許容遅延時間208は、RTSを受信した端末について、そのRTSに含まれる許容遅延時間に対する残余時間を算出する。その許容遅延時間からカウントダウンをしていき、残余時間が0になるまで管理する。残余時間の大小がCTS−I/P判定部へ通知される。
CTS−I/P判定部209は、CTS−Iを送信するか又はCTS−Pを送信するかを判定する。前述したS202、S204及びS207の処理を実現する。
尚、アクセスポイントが、同じ低遅延サービスの複数のRTSを受信した場合は、先着順で処理する。即ち、後から到着したRTSに続くDATAフレームの送信が、先に到着したRTSに続くDATAフレームの送信を妨げない。
前述したように、本発明によれば、IEEE802.11のDCF方式に基づいて、アクセスポイントと端末とが接続される無線システムについて、許容遅延時間に対する残余時間を考慮した無線アクセス制御方法等を実現できる。
前述した本発明における種々の実施形態によれば、本発明の技術思想及び見地の範囲の種々の変更、修正及び省略を、当業者は容易に行うことができる。前述の説明はあくまで例であって、何ら制約しようとするものではない。本発明は、特許請求の範囲及びその均等物として限定するものにのみ制約される。
従来技術におけるDCFのシーケンス図である。 本発明におけるシーケンス図である。 本発明におけるアクセスポイント及び端末の機能構成図である。
符号の説明
1 端末
101 物理層フレーム送受信部
102 DATA/ACK送受信部
103 キャリアセンス部
104 バックオフ時間決定管理部
106 RTS送信部
107 CTS−I/P受信部
2 アクセスポイント
201 物理層フレーム送受信部
202 DATA/ACK送受信部
206 RTS受信部
207 CTS−I/P送信部
208 許容遅延時間管理部
209 CTS−I/P判定部

Claims (13)

  1. IEEE802.11のDCF方式に基づいて、アクセスポイントと端末とが接続される無線システムにおける無線アクセス制御方法において、
    前記端末が、許容遅延時間Taを要するデータパケットを前記アクセスポイントへ送信する際に、該許容遅延時間Taを含むRTSを、前記アクセスポイントへ送信する第1のステップと、
    前記アクセスポイントが、前記RTSの前記許容遅延時間Taに基づく残余時間に応じて、前記端末へ、直ちにデータパケットの送信を許可する第1のCTS(CTS−I)か、又はデータパケットの送信を保留させる第2のCTS(CTS−P)を送信する第2のステップと、
    前記端末は、第1のCTSを受信した場合、直ちに前記データパケットを前記アクセスポイントへ送信し、第2のCTSを受信した場合、前記データパケットの前記アクセスポイントへの送信を保留する第3のステップと
    前記端末は、前記アクセスポイントへRTSを送信したけれども、前記アクセスポイントから第1のCTSおよび第2のCTSを受信できない場合に、前記RTSに含まれる許容遅延時間から既に経過した時間を差し引いた時間をRTSに再度含めて、前記アクセスポイントへ送信する第4のステップと
    を有することを特徴とする無線アクセス制御方法。
  2. 前記端末は、前記データパケットの送信が保留されている場合に、前記アクセスポイントから第1のCTSを受信した際に、次のデータパケットを送信し、又は、前記許容遅延時間Taに対する残余時間が0となった際に、前記データパケットを破棄することを特徴とする請求項1に記載の無線アクセス制御方法。
  3. 前記第2のステップについて、前記アクセスポイントは、許容遅延時間Ta、DATAフレームの送信完了までに必要な時間Td、マージン時間αとすると、
    Ta−(Td+α)>0の場合、第2のCTSを送信し、
    Ta−(Td+α)=0の場合、第1のCTSを送信する
    ことにより、前記端末からのデータパケットの送信タイミングのスケジューリングをすることを特徴とする請求項1又は2に記載の無線アクセス制御方法。
  4. 前記アクセスポイントは、無線リソース使用率を監視しており、該無線リソース使用率が高いならば前記マージン時間αを短くし、前記無線リソース使用率が低いならば前記マージン時間αを長くすることを特徴とする請求項3に記載の無線アクセス制御方法。
  5. 前記端末は、
    前記アクセスポイントから他の端末へ送信される第1のCTSを検出した際に、チャネルの使用を延期するNAV期間へ移行し、
    前記第1のCTSによって前記他の端末から前記アクセスポイントへデータパケットが送信され、その後、前記アクセスポイントから前記他の端末へ送信されるACKを検出した際に、前記NAV期間を停止する
    ことを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載の無線アクセス制御方法。
  6. IEEE802.11のDCF方式に基づいて、端末が接続されるアクセスポイントにおいて、
    前記端末が、許容遅延時間Taを要するデータパケットを前記アクセスポイントへ送信する際に、該許容遅延時間Taを含むRTSを、前記端末から受信するRTS受信手段と、
    前記RTSの前記許容遅延時間Taに基づく残余時間に応じて、前記端末へ、直ちにデータパケットの送信を許可する第1のCTS(CTS−I)か、又はデータパケットの送信を保留させる第2のCTSを送信するかを判定するCTS判定手段と、
    判定された第1のCTS又は第2のCTS(CTS−P)を送信するCTS送信手段と
    前記端末が、前記アクセスポイントへRTSを送信したけれども、前記アクセスポイントから第1のCTSおよび第2のCTSを受信できない場合に、前記RTSに含まれる許容遅延時間から既に経過した時間を差し引いた時間を再度含めたRTSを、前記端末から受信する手段と
    を有することを特徴とするアクセスポイント。
  7. 前記CTS判定手段は、許容遅延時間Ta、DATAフレームの送信完了までに必要な時間Td、マージン時間αとすると、
    Ta−(Td+α)>0の場合、第2のCTSを送信し、
    Ta−(Td+α)=0の場合、第1のCTSを送信する
    ことを特徴とする請求項に記載のアクセスポイント。
  8. 無線リソース使用率を監視する無線リソース監視手段を更に有し、
    前記無線リソース監視手段は、前記無線リソース使用率が高いならば前記マージン時間αを短くし、前記無線リソース使用率が低いならば前記マージン時間αを長くするように前記CTS判定手段へ通知することを特徴とする請求項に記載のアクセスポイント。
  9. IEEE802.11のDCF方式に基づいて、アクセスポイントと接続される端末において、
    許容遅延時間Taを要するデータパケットを前記アクセスポイントへ送信する際に、該許容遅延時間Taを含むRTSを、前記アクセスポイントへ送信するRTS送信手段と、
    前記アクセスポイントから、前記RTSの前記許容遅延時間Taに基づく残余時間に応じて、直ちにデータパケットの送信を許可する第1のCTS(CTS−I)か、又はデータパケットの送信を保留させる第2のCTS(CTS−P)を受信するCTS受信手段と、
    第1のCTSを受信した場合、直ちに前記データパケットを前記アクセスポイントへ送信し、第2のCTSを受信した場合、前記データパケットの前記アクセスポイントへの送信を保留するデータパケット送信手段と
    前記アクセスポイントへRTSを送信したけれども、前記アクセスポイントから第1のCTSおよび第2のCTSを受信できない場合に、前記RTSに含まれる許容遅延時間から既に経過した時間を差し引いた時間をRTSに再度含めて、前記アクセスポイントへ送信する手段と
    を有することを特徴とする端末。
  10. 前記端末は、前記データパケットの送信が保留されている場合に、前記アクセスポイントから第1のCTSを受信した際に、次のデータパケットを送信し、又は、前記許容遅延時間Taに対する残余時間が0となった際に、前記データパケットを破棄することを特徴とする請求項に記載の端末。
  11. 前記端末は、
    前記アクセスポイントから他の端末へ送信される第1のCTSを検出した際に、チャネルの使用を延期するNAV期間へ移行し、
    前記第1のCTSによって前記他の端末から前記アクセスポイントへデータパケットが送信され、その後、前記アクセスポイントから前記他の端末へ送信されるACKを検出した際に、前記NAV期間を停止する
    ことを特徴とする請求項9または10に記載の端末。
  12. IEEE802.11のDCF方式に基づいて、端末とが接続されるアクセスポイントに搭載されたコンピュータを機能させるプログラムにおいて、
    前記端末が、許容遅延時間Taを要するデータパケットを前記アクセスポイントへ送信する際に、該許容遅延時間Taを含むRTSを、前記端末から受信するRTS受信手段と、
    前記RTSの前記許容遅延時間Taに基づく残余時間に応じて、前記端末へ、直ちにデータパケットの送信を許可する第1のCTS(CTS−I)か、又はデータパケットの送信を保留させる第2のCTS(CTS−P)を送信するかを判定するCTS判定手段と、
    判定された第1のCTS又は第2のCTSを送信するCTS送信手段と
    前記端末が、前記アクセスポイントへRTSを送信したけれども、前記アクセスポイントから第1のCTSおよび第2のCTSを受信できない場合に、前記RTSに含まれる許容遅延時間から既に経過した時間を差し引いた時間を再度含めたRTSを、前記端末から受信する手段と
    してコンピュータを機能させることを特徴とするプログラム。
  13. IEEE802.11のDCF方式に基づいて、アクセスポイントと接続される端末に搭載されるコンピュータを機能させるプログラムにおいて、
    許容遅延時間Taを要するデータパケットを前記アクセスポイントへ送信する際に、該許容遅延時間Taを含むRTSを、前記アクセスポイントへ送信するRTS送信手段と、
    前記アクセスポイントから、前記RTSの前記許容遅延時間Taに基づく残余時間に応じて、直ちにデータパケットの送信を許可する第1のCTS(CTS−I)か、又はデータパケットの送信を保留させる第2のCTS(CTS−P)を受信するCTS受信手段と、
    第1のCTSを受信した場合、直ちに前記データパケットを前記アクセスポイントへ送信し、第2のCTSを受信した場合、前記データパケットの前記アクセスポイントへの送信を保留するデータパケット送信手段と
    前記アクセスポイントへRTSを送信したけれども、前記アクセスポイントから第1のCTSおよび第2のCTSを受信できない場合に、前記RTSに含まれる許容遅延時間から既に経過した時間を差し引いた時間をRTSに再度含めて、前記アクセスポイントへ送信する手段と
    してコンピュータを機能させることを特徴とするプログラム。
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