JP4869146B2 - 余長線収納型ローゼット - Google Patents

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Description

本発明は、線材の余長線を収納可能とし、且つ余長線を所定の長さに引き出し可能とした余長線収納ローゼットに関する。
従来、局側より工事された線材の余りである余長線は、局側もしくは利用者側が丸める等の処理をして部屋の適当な場所に放置されている。
特になし
しかしながら、従来においては、部屋内部で余長線は大きなリング状に丸め込まれた状態で放置されているため、これに手脚や器具等を引っ掛ける等して非常に危険である。しかも、PC等の設置箇所の移動等によるローゼットの取付位置の変更により、この丸め込んだ余長線の必要な長さ部分だけを引き出してローゼットに繋ぐ場合、必要な長さ分を調整して引き出すことが難しい上に、余長線が絡まってしまうことがあり、非常に面倒で時間の掛かる作業になるという問題がある。
そこで、本発明は、叙上のような従来存した諸事情に鑑み案出されたもので、壁面、天井、床面等の各種の部分に配置でき、線材の余長線をコンパクトに収納し且つ引き出すことが可能で、工事における失敗分の余長線確保やPC等の設置箇所の移動等によるローゼットの取付位置の変更など当該ローゼットの取付位置に自由度が持てるようにすることができる余長線収納型ローゼットを提供することを目的とする。
上述した課題を解決するため、本発明にあっては、室内に裏面側が固定されるベース板と、該ベース板の表面側に被せられるカバーと、当該カバーの一端部中央に形成されたアダプタの挿入開口部内側に装着されたシャッター付きアダプタとを備え、当該カバーの内面側には、前記シャッター付きアダプタに接続した局側光コネクタから出ている線材の余長線を略長円形状の内周壁面に沿って複数段ループ状にして収納可能とした余長線収納部と、前記カバーの挿入開口部とは反対側の他端中央に形成されたスリット部と、該スリット部を介してのカバー外方への線材の引っ張りにより前記余長線の一部を最小曲げ半径を保って巻き込み係止させるよう当該スリット側のカバー内面に設けられた巻き取り係止兼ガイド突起とを備えてなることを特徴とする。
前記巻き取り係止兼ガイド突起は、スリット部を介してのカバー内方への線材の押し込みにより前記余長線の巻き込みを解放させて収納部内に収納可能にさせている。
前記巻き取り係止兼ガイド突起は、外周面が略円弧状となった複数の突起群によって形成されてなると共に、前記カバーは、局側光コネクタから出た線材の当該カバー側での最小曲げ半径による引き回しが可能となる範囲内でその大きさが決定されている。
前記巻き取り係止兼ガイド突起は、前記余長線の最小曲げ半径となるようにその半径が決定されている。
ベース板裏面側における左右両端部には、ベース板自体を屋内の所望の位置に固定するための、ネジ孔または両面粘着ファスナーを貼着する貼着スペースを備えている。
前記巻き取り係止兼ガイド突起それぞれは互いに左右対称配置となって形成されている。
本発明によれば、屋内の壁面、天井、床面等の各種の部分に配置でき、線材の余長線をコンパクトに収納し且つ引き出すことが可能で、工事における失敗分の余長線確保やPC等の設置箇所の移動等によるローゼットの取付位置の変更など当該ローゼットの取付位置に自由度が持てるようにすることができる。
前記巻き取り係止兼ガイド突起は、スリット部を介してのベース板内方への線材の押し込みにより前記余長線の巻き込みを解放させて収納部内に収納可能にさせているので、工事における失敗分の余長線確保やPC等の設置箇所の移動等によるローゼットの取付位置の変更などにおいて、線材の余長線を容易に引き出すことができる。
前記巻き取り係止兼ガイド突起は、外周面が略円弧状となった複数の突起群によって形成されてなるので、引き出された余長線を最小曲げ半径でしっかりと係止させることができ、しかも引っ張り強度も安定する。また、カバーは、局側光コネクタから出た線材の当該カバー側での最小曲げ半径による引き回しが可能となる範囲内でその大きさが決定されているので、ローゼット全体の小型化および省スペース化が可能となり、しかも組立性能も向上する。
前記巻き取り係止兼ガイド突起は、前記余長線の最小曲げ半径となるようにその半径が決定されているので、余長線収納部内から引き出された余長線を巻き取り係止兼ガイド突起に最小曲げ半径を保つように巻き込ませることができる。
ベース板裏面側における左右両端部には、ベース板自体を屋内の所望の位置に固定するための、ネジ孔または両面粘着ファスナーを貼着する貼着スペースを備えたので、当該ベース板の取り付け、取り外しが容易となり且つ取付位置の変更も容易に行える。
前記巻き取り係止兼ガイド突起それぞれは互いに左右対称配置となって形成されているので、線材Lの引き回しは左右いずれの方向からでも良く、これによって引き回し自由度が向上する。
以下、図面を参照して本発明を実施するための最良の一形態を説明する。
本発明に係る余長線収納型ローゼット1は、図9に示すように、線材Lの余長線L1の一部である例えば約50mm程度を収納したり引き出したりすることで、当該余長線収納型ローゼット1自体の取付位置の変更に自由度が持てるようにしたものであり、図1、図2および図7に示すように、室内に裏面側が固定されるベース板2と、該ベース板2の表面側に被せられるカバー4と、当該カバー4の内面側に取り付けられたシャッター付きアダプタ3とから構成されている。
そして、図1、図6に示すように、カバー4の開口縁部には、左右一対で両側対称位置の合計4箇所に凸部4aが設けられ、これに対応してベース板2周囲の4箇所には凹部4bが形成され、凸部4aと凹部4bとの嵌合乃至離脱によってベース板2に対するカバー4の脱着が可能となるようにしてある。ベース板2からカバー4を取り外す場合には、当該カバー4に設けられた溝部4cにマイナスドライバー等の工具を挿入してこじ開けられるようにしてある。また、カバー4の一端部中央には、後述するシャッター付きアダプタ3における光屋内配線用コネクタP1の嵌合部Aに対応して略矩形状の挿入開口部8が形成されている。
図1、図2に示すように、カバー4における挿入開口部8内側は略コ字枠状の挿入枠部5が延設され、挿入枠部5の下面中央は凹溝切欠状となっており、そこからバネ性を有する舌片状の係止片6が内方に向けて突設されている。そして、この係止片6のバネ力を介して、後述する構成のシャッター付きアダプタ3が装着固定されるようにしてある。
すなわち、図2(e)に示すように、挿入開口部8から挿入枠部5内にシャッター付きアダプタ3を挿入した際に、シャッター付きアダプタ3の下面中央に形成された三角突起状の係合部7に前記係止片6がスナップフィット止め式に嵌り込むことでシャッター付きアダプタ3はカバー4に抜け止め状態となって固定される。このとき、シャッター付きアダプタ3内面において係合部7に対向して形成された段差状の係止面部7aが、光屋内配線用コネクタP1挿入時の係止となる。
また、図1(c)、図7、図8等に示すように、シャッター付きアダプタ3は、光屋内配線用コネクタP1と局側光コネクタP2との相互を光軸を合致させた状態で接続するためのものであり、合成樹脂の成型品でなる略角筒状に形成されている。そしてこの両端には、光軸が一致するように光屋内配線用コネクタP1の嵌合部Aと、局側光コネクタP2の嵌合部Bとをそれぞれ備えている。このとき、シャッター付きアダプタ3の嵌合部Aにおける接続端は斜め上方向に向けて開口している。また、他方の嵌合部Bにおける接続端は水平方向に開口している。
また、一方の嵌合部Aにおける上側壁の内側中央には、光屋内配線用コネクタP1挿入時のガイドのために、光軸方向に沿って直線溝条となったキー溝が形成されている。そして、後述するシャッター板9が斜め配置となって嵌合部Aの嵌合端を閉鎖した際には、外部からの塵埃の侵入を防ぐために、シャッター板9上端の中央に突設した凸部で当該キー溝を内側から密閉するようにしてある。
すなわち、シャッター板9で嵌合部Aの嵌合端を内側から閉鎖した状態では、キー溝と凸部、およびシャッター付きアダプタ3の上側壁とシャッター板9の上端縁とがそれぞれ接触することでシャッター板9は嵌合端を確実に係止させるものとなる。尚、他方の嵌合部Bにおける上側壁には接続端から内側に向けてガイド溝が形成されている。
図1、図3、図9および図10に示すように、カバー4の内面他端側にあって中央寄りの左右両側には、シャッター付きアダプタ3の嵌合部Bに装着された局側光コネクタP2の線材Lを最小曲げ半径となって係止且つガイドするために、それぞれ外周面が略円弧状となった2個一対の略三角形筒状の巻き取り係止兼ガイド突起10a、10bが対向突設してなる。
また、前記二つの略三角形筒状の巻き取り係止兼ガイド突起10a、10bそれぞれに対向して略三角形筒状の二つのガイド突起10c、10dが、さらに二つのガイド突起10c、10dそれぞれに対応して略楕円形状のガイド突起10e、10fがスリット部13側へそれぞれほぼ等間隔に対向突設され、これによって、最初、局側光コネクタP2から出た線材Lの根元部分を、巻き取り係止兼ガイド突起10a、10bとガイド突起10c、10dとの間に導入させることで当該線材Lを最小曲げ半径で引き回し可能となるようにしている。
さらに、線材Lの巻き取り係止兼ガイド突起10aと線材Lの巻き取り係止兼ガイド突起10b、ガイド突起10cとガイド突起10d、ガイド突起10eとガイド突起10fそれぞれは互いに左右対称配置となっているため、線材Lの引き回しは左右いずれの方向からでも可能である。
こうして、図8および図9に示すように、カバー4内面の余長線収納部12の内周壁面に沿って余長線L1が複数段ループ状にして収納され、カバー4の他端中央に形成した浅溝状のスリット部13を介して線材Lを外方へ突出させるようになっている。
而して、局側光コネクタP2から導出された線材Lは、図9(a)、(b)に示すように、係止兼ガイド突起10bとガイド突起10d間を介してガイド突起10f、10eとカバー4外周の壁部間を通過させてシャッター付きアダプタ側へ戻し、全長線収納部12の奥部でターンさせる。
そして、さらに、巻き取り係止兼ガイド突起10b、ガイド突起10d、ガイド突起10f、10eとカバー4外周の壁部間を通過させて全長線収納部12の略中間部分でターンさせた後、ガイド突起10dとガイド突起10f(もしくはガイド突起10cとガイド突起10e)間を介してスリット部13からカバー4の外部へ導出させる。以降、同様な動作を繰り返すことにより線材Lは余長線収納部12に複数段ループ状に収納される。
こうして、スリット部13を介してのカバー4外方への局側光コネクタP2の線材Lの例えば50mm程度の引っ張りにより、前記余長線L1の一部を最小曲げ半径である例えば半径15mm程度を保つように前記巻き取り係止兼ガイド突起10a、10bによって巻き込み係止させることができる(図9(c)および図9(d)参照)。
一方、スリット部13を介してのカバー4内方への局側光コネクタP2の線材Lの例えば50mm程度の押し込みにより、巻き取り係止兼ガイド突起10a、10bに対する余長線L1の巻き込みを前記巻き取り係止兼ガイド突起10a、10bから解放させて余長線収納部12の奥部内周壁面にスライド収納される(図9(e)および図9(f)参照)。したがって、余長線収納部12内に線材Lを収納した状態では最大50mm縮まると共に、余長線収納部12から線材Lを引き出した状態では、最大50mm伸びた状態となる。
ところで、前記余長線収納部12の幅員は、線材Lの最低曲径で決定されており、また余長線収納部12の収納量は線材Lの重ね段数と、巻き取り係止兼ガイド突起10a、10bやガイド突起10c、10d等の半径によって決定されている。また、カバー4自体の大きさは、局側光コネクタP2から出た線材Lの当該カバー4側での最小曲げ半径による引き回しが可能となる範囲内でその大きさが決定されている(図10参照)。
図1および図4に示すように、ベース板2の両端位置にはネジ孔15が形成されており、屋内の壁面等の所定の位置にベース板2下面を当接しておいてから、ベース板2の表面側からネジ孔15にネジ16をねじ込むことによって固定され、このベース板2表面にカバー4が嵌め込まれる。
また、カバー4のガイド突起10e、10fおよびスリット部13との間に、略筒状となった不図示のガイド突起を互いに対向するようにして配置し、引き出しまたは収納される余長線L1を両ガイド突起により緩やかな曲面に沿ってガイドされることで、余長線L1の引き出し乃至押し込みにおける過度な湾曲歪みによる障害を未然に防止できるようにしても良い。
さらに、図5に示すように、ベース板2の裏面側における左右両端の縁部に沿って貼着スペース18が突設けられ、該ベース板2をネジ16で固定する替わりに、貼着スペース18に貼着された両面粘着ファスナー19を介してベース板2自体を屋内の所望の位置に固定しても良い。
次に、以上のように構成された最良の形態についての組立、使用、動作の一例について説明する。
先ず、カバー4の溝部4cにマイナスドライバー等の工具を挿入し、凸部4aと凹部4bとを強制離脱させることでカバー4からベース板2を取り外す(図6参照)。
そして、図2に示すように、挿入開口部8から挿入枠部5内にシャッター付きアダプタ3を挿入し、シャッター付きアダプタ3の係合部7に前記係止片6がスナップフィット止め式に嵌り込むことでシャッター付きアダプタ3はカバー4に固定される。このとき、シャッター付きアダプタ3内面の係止面部7aが、光屋内配線用コネクタP1が挿入された際の係止となる。
局側光コネクタP2をシャッター付きアダプタ3の嵌合部Bに装着し、図10に示すように、局側光コネクタP2から出た線材Lの根元部分を、巻き取り係止兼ガイド突起10a、10bとガイド突起10c、10dとガイド突起10e、10fとの間に順次導入させることで当該線材Lを最小曲げ半径で引き回した後、図8、図9に示すように、線材Lの余長線L1を余長線収納部12の内周壁面に沿って複数段ループ状にして収納し、スリット部13から線材Lを外方へ突出させておく。
尚、線材Lの引き回しに際し、巻き取り係止兼ガイド突起10aと係止兼ガイド突起10b、ガイド突起10cとガイド突起10d、ガイド突起10eとガイド突起10fそれぞれは互いに左右対称配置となっているため、線材Lの引き回しは左右いずれの方向からでも良く、これによって引き回し自由度が向上するものとなる。
そして、PC等の各種電気機器の設置場所が決定されるのに伴い、余長線収納型ローゼット1の位置が決定された時には、図4に示すように、屋内の壁面等の所定の位置にベース板2下面を当接しておいてから、ベース板2の表面側からネジ孔15にネジ16をねじ込むことによって固定した後、ベース板2に上記したカバー4を取り付ける。
図7に示すように、光屋内配線用コネクタP1をシャッター付きアダプタ3の嵌合部Aに嵌合させる。このとき、シャッター板9は板バネの押圧力に抗して開放されて光屋内配線用コネクタP1をガイドすると共に、シャッター板9自体は水平位置に保持される。
また、図9(a)および図9(b)に示すように、通常においては、線材Lは余長線収納部12の奥部内周壁面と巻き取り係止兼ガイド突起10a、10bとの間の定位置に収納されている。
そして、図9(c)および図9(d)に示すように、スリット部13を介してのカバー4外方へ、局側光コネクタP2側の線材Lを例えば50mm程度まで引っ張ると、前記余長線L1の一部を最小曲げ半径である例えば半径15mm程度を保つようにして巻き取り係止兼ガイド突起10a、10bによって巻き込み係止させられる。
一方、図9(e)および図9(f)に示すように、スリット部13を介してのカバー4内方へ、局側光コネクタP2側の線材Lを例えば50mm程度だけ押し込むと、巻き取り係止兼ガイド突起10a、10bに対する余長線L1の巻き込みが巻き取り係止兼ガイド突起10a、10bによって解放されてから、余長線収納部12の奥部内周壁面位置までスライドし収納される。
これにより、余長線収納部12内に線材Lを収納した状態では最大50mm縮まると共に、余長線収納部12から線材Lを引き出した状態では、最大50mm伸びた状態となるのである。このようにして、例えば工事の失敗における余長線L1の確保やPC等の各種電気機器の設置箇所の移動等によって、余長線収納型ローゼット1の取付位置が変更された場合でも、これに十分に対処することができるのである。
本発明を実施するための最良の形態における余長線収納型ローゼットの分解された部品構成を示し、(a)はカバーの表側から見た斜視図、(b)はカバーの裏側から見た斜視図、(c)はシャッター付きアダプタの斜視図、(d)はベース板の表側から見た斜視図、(e)はベース板の裏側から見た斜視図である。 カバーにシャッター付きアダプタを取り付ける手順を示すもので、(a)は取り付け前の状態の表側からみた斜視図、(b)は裏側からみた斜視図、(c)は側断面図、(d)は差し込み後の状態の一部拡大断面図、(e)は取り付け後の斜視図である。 カバーのシャッター付きアダプタに局側光コネクタを接続した状態の斜視図である。 屋内の壁面にベース板をネジで取り付ける状態を示し、(a)はその斜視図、(b)は側面図である。 屋内の壁面に両面粘着ファスナーで取り付け可能としたベース板の一例を示す斜視図である。 ベース板にカバーを取り付けた状態の斜視図である。 (a)は光屋内配線用コネクタの差し込み前の状態の斜視図、(b)は差し込み後の状態の斜視図である。 同じく組立後の状態の余長線収納型ローゼットを示すもので、(a)は縦断面図、(b)は横断面図、(c)は局側光コネクタを差し込んだ状態の縦断面図である。 同じく余長線収納部内に収納された余長線をカバー外方に引き出す動作を示すもので、(a)は余長線を定位置に収納した状態の平面図、(b)はその斜視図、(c)は余長線を全て余長線収納部から外方へ引き出した状態の平面図、(d)はその斜視図、(e)は余長線を全て余長線収納部内に収納した状態の平面図、(f)はその斜視図である。 同じくカバー内面側を示すもので、(a)は局側光コネクタを接続する前の平面図、(b)は局側光コネクタを接続した状態の平面図、(c)は局側光コネクタから出た線材を最小曲げ半径に引き回した状態の平面図である。
L 線材
L1 余長線
P1 光屋内配線用コネクタ
P2 局側光コネクタ
A、B 嵌合部
1 余長線収納型ローゼット
2 ベース板
3 シャッター付きアダプタ
4 カバー
4a 凸部
4b 凹部
4c 溝部
5 挿入枠部
6 係止片
7 係合部
7a 係止面部
8 挿入開口部
9 シャッター板
10a、10b 巻き取り係止兼ガイド突起
10c乃至10f ガイド突起
12 余長線収納部
13 スリット部
15 ネジ孔
16 ネジ
18 貼着スペース
19 両面粘着ファスナー

Claims (6)

  1. 室内に裏面側が固定されるベース板と、該ベース板の表面側に被せられるカバーと、当該カバーの一端部中央に形成されたアダプタの挿入開口部内側に装着されたシャッター付きアダプタとを備え、当該カバーの内面側には、前記シャッター付きアダプタに接続した局側光コネクタから出ている線材の余長線を略長円形状の内周壁面に沿って複数段ループ状にして収納可能とした余長線収納部と、前記カバーの挿入開口部とは反対側の他端中央に形成されたスリット部と、該スリット部を介してのカバー外方への線材の引っ張りにより前記余長線の一部を最小曲げ半径を保って巻き込み係止させるよう当該スリット側のカバー内面に設けられた巻き取り係止兼ガイド突起とを備えてなることを特徴とする余長線収納型ローゼット。
  2. 前記巻き取り係止兼ガイド突起は、スリット部を介してのカバー内方への線材の押し込みにより前記余長線の巻き込みを解放させて収納部内に収納可能にさせている請求項1記載の余長線収納型ローゼット。
  3. 前記巻き取り係止兼ガイド突起は、外周面が略円弧状となった複数の突起群によって形成されてなると共に、前記カバーは、局側光コネクタから出た線材の当該カバー側での最小曲げ半径による引き回しが可能となる範囲内でその大きさが決定されている請求項1または2記載の余長線収納型ローゼット。
  4. 前記巻き取り係止兼ガイド突起は、前記余長線の最小曲げ半径となるようにその半径が決定されている請求項1乃至3のいずれか記載の余長線収納型ローゼット。
  5. ベース板裏面側における左右両端部には、ベース板自体を屋内の所望の位置に固定するための、ネジ孔または両面粘着ファスナーを貼着する貼着スペースを備えた請求項1乃至4のいずれか記載の余長線収納型ローゼット。
  6. 前記巻き取り係止兼ガイド突起それぞれは互いに左右対称配置となって形成されている請求項1乃至5のいずれか記載の余長線収納型ローゼット。
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