JP4868026B2 - 画像処理装置、画像形成装置及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、画像処理装置、画像形成装置及びプログラムに関する。
従来、オフセット印刷方式の画像形成装置を用いることが多かったプロダクション印刷市場において、近年、POD(Print On Demand)ソリューションとして、小ロット、多品種、短納期等の条件下において即応性が高い電子写真方式やインクジェット方式の画像形成装置(以下、POD画像形成装置と称する場合がある。)を用いるケースが増えている。
一般的に、POD画像形成装置はプロセスカラーと呼ばれるC(シアン)、M(マゼンダ)、Y(イエロー)、B(ブラック)の計4色の色材(例えばトナー等)及びその組み合わせによって画像の色再現を行う。
POD画像形成装置は、印刷ジョブが入力されると、印刷データを解析して画像データを生成し、画像データに基づいて画像を印刷する。以下、印刷データを解析して画像データを生成する処理を「RIP処理」と記載する(RIP:Raster image processor)。
RIP処理を行うとき、POD画像形成装置は、ICCプロファイルを用いて、印刷ジョブによって指定される色をC、M、Y、K各色の濃度値(以下、「CMYK値」と記載する)に置き換えて画像データを生成する。RIP処理によって生成される画像データは、C、M、Y、K各色の版(プレーン)を示すデータを含む。プレーンは、所定の領域(例えば方形状の面領域等)を複数の画素の集合によって構成する概念的枠組みであり、画像データに含まれるパラメータにより表現される。プレーンには、プレーンを構成する各画素の色濃度を示すパラメータが埋め込まれている。MFPは、C、M、Y、K各色のプレーンを重ね合わせることで、所定の領域を構成する各画素の色再現を行う。
一方、オフセット印刷では、プロセスカラーとは異なる色のインキを用いて印刷を行うことがある。オフセット印刷で用いられるインキには「特色インキ」と呼ばれるものがある。特色インキにより再現される色は、インキメーカーによって異なり、千を超える種類に及ぶ。以下、特色インキにより再現される色を特色と記載する。
特色の中には、例えば特定の会社のロゴやマーク等を再現するための色として設けられている色があり、特色は印刷時の色再現において忠実な色再現を要求される。このため、PODにおいても特色による色指定を含む画像の色再現を忠実に行うことが重要となってきている。
POD画像形成装置は、特色をCMYK値で再現するための特色置換テーブルを有する。印刷ジョブが特色の指定を含む場合、POD画像形成装置は特色置換テーブルに基づいて特色をCMYK値に置き換える。
ところで、PODのワークフローにおいては、印刷前のチェックとして、色や印刷媒体上における画像位置等の出力設定確認を行うために試し印刷を行う。ユーザは、試し印刷の結果に基づいて出力設定の変更の必要性を判断し、必要な場合には出力設定を変更する。このため、POD画像形成装置は、RIP処理後の画像データを保存する機能及び保存された画像データに対する出力設定の変更を受け付ける機能を有している。ユーザに依る出力設定の変更時、MFPは保存された画像データに対して出力設定の変更内容を反映する。
出力設定の変更として、特色の変更が行われることがある。特色の変更として、例えば、指定する特色の差替や、既存の特色置換テーブルによって再現される色が特色に対して差異を生じた場合に行う特色置換テーブルの調整等が挙げられる。
特色の変更が行われる可能性を鑑み、従来のPOD画像形成装置は、C、M、Y、K各色のプレーンに加えて特色を再現するための特色用プレーンを生成し、特色用プレーンを含む画像データを生成する方法を採用していた(例えば特許文献1)。特色の変更が行われた場合、POD画像形成装置は特色用プレーンに対して特色の変更の内容を反映していた。
特開2005−278074号公報
しかしながら、特許文献1に記載の方法では、複数種類の特色の指定を含む印刷ジョブに対して特色の種類毎に特色用テーブルを生成していた。このため、印刷ジョブに含まれる特色の種類の数が増えると、比例計数的に画像データの容量が増大する。
画像データの容量が増大すると、POD画像形成装置のメモリ領域の大部分を画像データが占有してしまい、POD画像形成装置が行う他の処理のためのメモリ領域を確保することが困難又は不可能になる。このため、画像データの容量が増大は、POD画像形成装置の処理速度の低下やPOD画像形成装置の動作の停滞を招く原因となりうる。
画像データの増大によるPOD画像形成装置の処理速度の低下やPOD画像形成装置の動作の停滞を回避するためには、POD画像形成装置のメモリを増設する必要がある。しかしながら、メモリの増設はPOD画像形成装置のコスト増を招く。
本発明の課題は、印刷ジョブが特色の指定を含むことによって生ずる画像データの増大を低減させることである。
請求項1に記載の発明は、外部の機器から入力された印刷ジョブに基づいて、印刷に用いる色材の色数に対応した一又は複数のプレーンを含む画像データを生成して画像形成装置へ出力する画像処理装置であって、前記印刷ジョブに含まれる特色指定情報を検知し、前記特色指定情報を検知した場合に前記特色指定情報によって指定された特色の種類を示す情報及び前記特色指定情報によって指定された特色の濃度値を示す情報を前記画像データに含まれる少なくとも一のプレーン内に埋め込み、前記特色指定情報によって指定された特色を用いる画素の位置を示すタグビットプレーンを生成する制御部と、前記特色の種類を示す情報及び前記特色の濃度値を示す情報を埋め込まれたプレーンを含む画像データ及び前記タグビットプレーンを記憶する記憶部と、を備えることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の画像処理装置であって、前記制御部は、前記画像形成装置へ画像データを出力するとき、前記タグビットプレーンに含まれる特色を用いる画素の位置を示す情報に基づいて前記特色を用いる画素の位置特定し、前記特色の種類を示す情報及び前記特色の濃度値を示す情報を埋め込まれたプレーンに基づいて前記特色の種類及び濃度値を決定し、特定された前記特色を用いる画素の位置ならびに前記特色の種類及び濃度値に基づいて前記画像データに含まれる各色のプレーンの濃度値を置き換えることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の画像処理装置であって、前記制御部は、前記特色指定情報によって指定された特色の濃度値を示す情報を一のプレーン内に埋め込み、前記特色指定情報によって指定された特色の種類を示す情報を前記特色指定情報によって指定された特色の濃度値を示す情報を埋め込まれたプレーンとは異なるプレーン内に埋め込むことを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の画像処理装置であって、前記特色指定情報によって指定された特色の種類を示す情報を複数のプレーンに跨って埋め込むことを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1から4のいずれか一項に記載の画像処理装置であって、前記制御部は、前記特色指定情報によって指定された特色の種類を示す情報及び前記特色指定情報によって指定された特色の濃度値を示す情報を、前記プレーンが有する画素毎の情報のうち前記特色指定情報によって指定された特色を用いる画素の位置に対応する画素の情報内に埋め込むことを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、印刷に用いる色材の色数に対応した一又は複数のプレーンを含む画像データの入力に基づいて画像を形成する画像形成装置であって、前記画像データに含まれるタグビットプレーンに含まれる特色を用いる画素の位置を示す情報に基づいて特色を用いる画素の位置特定し、前記特色の種類を示す情報及び前記特色の濃度値を示す情報を埋め込まれたプレーンに基づいて前記特色の種類及び濃度値を決定し、特定された前記特色を用いる画素の位置ならびに前記特色の種類及び濃度値に基づいて前記画像データに含まれる各色のプレーンの濃度値を置き換える制御部を備えることを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項6に記載の画像形成装置であって、前記特色の種類を示す情報は一のプレーンに埋め込まれ、前記特色の濃度値を示す情報は前記特色の種類を示す情報を埋め込まれたプレーンとは異なるプレーンに埋め込まれることを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、請求項7に記載の画像形成装置であって、前記特色の種類を示す情報は複数のプレーンに跨って埋め込まれることを特徴とする。
請求項9に記載の発明は、請求項6から8のいずれか一項に記載の画像形成装置であって、前記特色の種類を示す情報及び前記特色の濃度値を示す情報は、前記プレーンが有する画素毎の情報のうち前記特色を用いる画素の位置に対応する画素の情報内に埋め込まれることを特徴とする。
請求項10に記載の発明によるプログラムは、コンピュータを、印刷ジョブに含まれる特色指定情報を検知する手段、前記特色指定情報を検知した場合に前記特色指定情報によって指定された特色の種類を示す情報及び前記特色指定情報によって指定された特色の濃度値を示す情報を画像データに含まれる少なくとも一のプレーン内に埋め込む手段、前記特色指定情報によって指定された特色を用いる画素の位置を示すタグビットプレーンを生成する手段、前記特色の種類を示す情報及び前記特色の濃度値を示す情報を埋め込まれたプレーンを含む画像データ及び前記タグビットプレーンを記憶する手段、として機能させることを特徴とする。
請求項11に記載の発明は、請求項10に記載のプログラムであって、前記タグビットプレーンに基づいて前記特色を用いる画素を決定し、前記特色の種類を示す情報及び前記特色の濃度値を示す情報を埋め込まれたプレーンに基づいて前記特色の種類及び濃度値を決定し、決定された前記特色を用いる画素ならびに前記特色の種類及び濃度値に基づいて前記画像データに含まれる各色のプレーンの濃度値を置き換えることを特徴とする。
請求項12に記載の発明は、請求項10又は11に記載のプログラムであって、前記特色指定情報によって指定された特色の濃度値を示す情報を一のプレーン内に埋め込み、前記特色指定情報によって指定された特色の種類を示す情報を前記特色指定情報によって指定された特色の濃度値を示す情報を埋め込まれたプレーンとは異なるプレーン内に埋め込むことを特徴とする。
請求項13に記載の発明は、請求項12に記載のプログラムであって、前記特色指定情報によって指定された特色の種類を示す情報を複数のプレーンに跨って埋め込むことを特徴とする。
請求項14に記載の発明は、請求項10から13のいずれか一項に記載のプログラムであって、前記特色指定情報によって指定された特色の種類を示す情報及び前記特色指定情報によって指定された特色の濃度値を示す情報を、前記プレーンが有する画素毎の情報のうち前記特色指定情報によって指定された特色を用いる画素の位置に対応する画素の情報内に埋め込むことを特徴とする。
本発明によれば、印刷ジョブが特色の指定を含むことによって生ずる画像データの増大を低減させることができる。
本発明の一実施形態による画像処理装置を含む画像形成システムの一例を示す構成図である。 画像処理装置の主要構成を示すブロック図である。 特色置換テーブルの一例を示す図である。 PDLデータの内容の一例を示す説明図である。 特色による色指定を含む画像データ及びタグビットプレーンの一例を示す概念図である。 印刷ジョブに基づく画像データ及びタグビットプレーンの保存処理の流れを示すフローチャートである。 図6のステップS2に示す画像データの生成処理の流れを示すフローチャートである。 再印刷処理の流れを示すフローチャートである。 図8のステップS22に示す特色置換処理の流れを示すフローチャートである。
以下、図を参照して本発明の実施の形態の例を詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態による画像処理装置10を含む画像形成システム1の一例を示す構成図である。
画像形成システム1は、クライアントPC2、画像処理装置10及び、POD画像形成装置としてのMFP(Multi-Function Peripheral)3を備える。
クライアントPC2は、印刷ジョブを出力する。クライアントPC2と画像処理装置10は、LAN(Local Area Network)4を介して通信可能に接続されている。印刷ジョブはLAN4を介して画像処理装置10へ入力される。
画像処理装置10は、入力された印刷ジョブに基づいて画像データ43を生成し、生成した画像データ43をMFP3へ出力する。画像処理装置10とMFP3とは、ビデオインターフェース回線5を介して接続されている。画像処理装置10から出力された画像データ43は、ビデオインターフェース回線5を介してMFP3へ入力される。
MFP3は、入力された画像データ43に基づいて例えば電子写真方式の作像プロセスを利用して紙等の印刷媒体に対して印刷を行う。MFP3は、主たる印刷媒体である紙を給紙するための給紙ユニット3A、印刷媒体に対して画像を形成する画像形成部3B、画像を形成された紙に対して後処理を施す後処理ユニット3C、原稿を読み取るスキャナ3D、MFP3に関する各種の情報を表示すると共にMFP3に対する各種の入力指示を受け付ける操作パネル3E等を有し、印刷に関する各種処理動作を行う。
本実施形態のMFP3は、画像の形成においてC(シアン)、M(マゼンダ)、Y(イエロー)、K(ブラック)の計4色の色材(トナー)をプロセスカラーとして用いるが、他のプロセスカラーによる画像の形成を行うMFPでもよい。以下の説明では、一例として、CMYKをプロセスカラーとするMFP3に対して画像データ43を出力する画像処理装置10を含む画像形成システム1に関して記載する。
図2は、画像処理装置10の主要構成を示すブロック図である。
画像処理装置10は、入力部11、制御部12、記憶部13、出力部14を有する。
画像処理装置10の入力部11、制御部12、記憶部13及び出力部14はバス21を介して互いに接続される。
入力部11は、入力された印刷ジョブを受信して制御部12へ渡すインターフェースである。図2に示すように、入力部11は、通信装置15及びバスインターフェース16 を有する。
通信装置15は、LAN4と画像処理装置10とを接続するインターフェースである。通信装置15は、例えばNIC(Network Interface Card)等であり、LAN4を介してクライアントPC2が有するNIC(図示略)と接続される。なお、LAN4は有線、無線を問わず、LAN4の形態に応じてLAN4を介した通信を可能とする通信装置15が選択される。
バスインターフェース16は、外部の機器を接続可能とするインターフェースである。バスインターフェース16は、例えば、USB(Universal Serial Bus)やIEEE1394、その他のバスインターフェースであり、バスインターフェース16を介し、画像処理装置10に対して外部の機器を接続することができる。バスインターフェース16は、外部機器との接続において有線、無線を問わず、またデータ転送の方式においてシリアル/パラレルを問わない。
制御部12は、画像処理装置10の動作制御及び画像処理装置10が行う各種の処理を担う。制御部12は、少なくとも、CPU17、RAM18、ROM19を備え、CPU17が処理内容に応じたプログラム、データ等をROM19、記憶部13又はその両方から読み出して処理する。RAM18はCPU17が行う処理におけるデータ記憶領域として機能する。
制御部12は、少なくとも、RIP処理部31、色変換部32 及び画像出力制御部33として機能する。制御部12は、画像処理装置10によって行われる他の処理を行う機能も有する。これらの機能は、CPU17がROM19、記憶部13又はその両方からプログラム、データ等を読み出して処理する処理内容に基づく。
RIP処理部31は、RIP処理を行う。RIP処理部31は、印刷ジョブに含まれるPDL(Page Description Language)データを読み込み、PDLデータによって示される画像の形成に関する情報を解析して画像データ43を生成する。画像データ43は、C、M、Y、Kの4色それぞれに対応したプレーンを含む。生成された画像データ43は、記憶部13に保存される。RIP処理部31は、生成した画像データ43を画像出力制御部33へ入力することもできる。
色変換部32は、RIP処理部31がRIP処理を行うとき、印刷ジョブによって特色の指定を受けるオブジェクト以外のオブジェクトの色を、ICCプロファイル41を用いてCMYK値に置き換える処理(色変換)を行う。本実施形態では、ICCプロファイル41は記憶部13に記憶されているが、ROM19又は他の記憶装置に記憶させてもよい。
色変換部32が行う色変換によって得られるCMYK値は、MFP3固有のCMYK値である。以下の説明において、色変換部32が行う色変換によって得られるCMYK値を「デバイスカラー値」と記載する。
画像出力制御部33は、画像データ43の出力に関する制御を行う。画像出力制御部33は、RIP処理部31から入力された画像データ43又は画像出力制御部33が記憶部13から読み出した画像データ43を出力する。画像出力制御部33によって出力された画像データ43は、出力部14を介してMFP3へ入力される。
記憶部13は、各種のデータを保存する。記憶部13は、例えばハードディスクやフラッシュメモリ等、データの書き換えを可能とする不揮発性の記憶装置を有し、各種のデータを制御部12による読み出し可能な状態で保存する。
本実施形態の記憶部13は、特色置換テーブル42を記憶する。
図3は、特色置換テーブル42の一例を示す図である。
特色置換テーブル42は、「ID」、「特色名」及び「CMYK値」の項目及び各項目のパラメータを有するテーブルデータである。
特色置換テーブル42の「ID」は、各特色に割り当てられる固有の番号を示す。
特色置換テーブル42の「特色名」は、各特色の名称を示す。各特色の名称は、特色の種類ごとに異なる。
特色置換テーブル42の「CMYK値」は、各特色をC、M、Y、Kのプロセスカラーによって色再現するためのCMYK値を示す。
図3に示すように、特色置換テーブル42は、各特色の名称、各特色に割り当てられたID及び各特色を色再現するためのCMYK値の各パラメータを一組のレコードとして紐付けするテーブルデータである。制御部12は、特色置換テーブル42に基づいて、特色置換テーブル42のいずれか一の項目のパラメータから他の項目のパラメータを得ることができる。
本実施形態では、特色置換テーブル42の「CMYK値」のパラメータは、各特色の濃度値が最高である場合のCMYK値を示す。制御部12は、特色置換テーブル42の「CMYK値」のパラメータ及び特色の濃度値に基づいて特色の色再現を行うCMYK値を算出する。
出力部14は、画像出力制御部33から出力された画像データ43をMFP3へ入力可能とするインターフェースである。図2に示すように、出力部14は、ビデオインターフェース20を有する。
ビデオインターフェース20は、画像処理装置10とビデオインターフェース回線5を接続するインターフェースである。ビデオインターフェース20は、ビデオインターフェース回線5を介してMFP3が有するビデオインターフェース(図示略)と接続される。なお、ビデオインターフェース回線5は有線、無線を問わず、ビデオインターフェース回線5の形態に応じてビデオインターフェース回線5を介した画像データ43の転送を可能とするビデオインターフェース20が選択される。
次に、画像データ43の生成処理について説明する。
RIP処理部31は、印刷ジョブの解析において、特色による色指定を示す情報(以下「特色指定情報」と記載する)を検知すると、画像データ43に含まれる一又は複数のプレーン内に、特色指定情報によって指定された特色の種類及び特色指定情報によって指定された特色の濃度値を示す情報を埋め込む。特色指定情報によって指定された特色の種類及び特色指定情報によって指定された特色の濃度値を示す情報は、プレーンに含まれる画素毎の情報のうち特色を用いる画素に対応する画素の情報内に埋め込まれる。
そして、RIP処理部31は、特色指定情報によって指定された特色を用いる画素の位置を示すプレーン(タグビットプレーン44)を生成する。
図4は、PDLデータの内容の一例を示す説明図である。
PDLデータは、例えば図4に示すコマンド51〜43に示すような、複数の命令(コマンド)を有する。図4に示すコマンド51〜43はあくまで一例であり、PDLデータの内容を限定するものではない。
図4に示すコマンド51は、「PAN1」という特色の名称を有する特色による色指定を示すコマンドである。
図4に示すコマンド52は、コマンド51によって指定された特色の濃度値を示すコマンドである。
図4に示すコマンド53は、コマンド51によって指定された特色により塗りつぶす位置及び範囲を示すコマンドである。特色を用いる画素は、コマンド53に基づいて決定される。
特色指定情報は、図4に示すコマンド51〜43のように、特色の名称、特色の濃度値及び特色を用いる画素を決定するための情報を含む。
図5は、特色による色指定を含む画像データ43及びタグビットプレーン44の一例を示す概念図である。
図5に示す画像データ43は、C(シアン)、M(マゼンダ)、Y(イエロー)、K(ブラック)各色の版(プレーン)を有す。図5及び以下の説明において、C(シアン)のプレーンをC版、M(マゼンダ)のプレーンをM版、Y(イエロー)のプレーンをY版、K(ブラック)のプレーンをK版と記載する。
C版、M版、Y版及びK版の各プレーンには、前述のように、所定の領域(例えば方形状の面領域等)を構成する各画素の色の濃度値を示すパラメータが埋め込まれる。例えば、図5に示す画素ZのCMYK値が(1、2、3、4)であった場合、C版の画素Zは「1」のパラメータが埋め込まれ、M版の画素Zは「2」のパラメータが埋め込まれ、Y版の画素Zは「3」のパラメータが埋め込まれ、K版の画素Zは「4」のパラメータが埋め込まれる。
本実施形態では、CMYK値は、各色の濃度値を8ビットの数値即ち0〜255の範囲で示し、0を最低濃度、255を最高濃度とする。
RIP処理部31は、印刷ジョブのPDLデータから特色による色指定を示すコマンド(例えば図4のコマンド51等)を検知した場合、特色による色指定を示すコマンド(例えば図4のコマンド51等)によって指定された特色により塗りつぶす位置及び範囲を示すコマンド(例えば図4のコマンド53等)に基づいて特色を用いる画素を決定する。図5に示す例では、C版及びM版において黒く塗りつぶされた画素Bが特色を用いる画素を示す。
そして、RIP処理部31は、C版に含まれる画素のうち特色を用いる画素に対して、指定された特色の種類を示すIDを埋め込む。
例えば、図4のコマンド51のように、「PAN1」という特色の名称を有する特色による色指定の場合、RIP処理部31は、特色置換テーブル42に基づいて、「PAN1」の「特色名」を有するレコードの「ID」のパラメータ「1」を得る。そして、RIP処理部31は、C版を構成する画素のうち特色を用いる画素に対応する位置の画素に対して「1」のパラメータを埋め込む。
また、RIP処理部31は、M版に含まれる画素のうち特色を用いる画素に対して、指定された特色の濃度値を示すパラメータを埋め込む。
RIP処理部31は、特色による色指定を示すコマンド(例えば図4のコマンド51等)によって指定された特色の濃度値を示すコマンド(例えば図5のコマンド52等)に基づいて、M版を構成する画素のうち特色を用いる画素に対応する位置の画素に対して濃度値を示すパラメータを埋め込む。
本実施形態では、M版に埋め込まれる濃度値は、8ビットの数値即ち0〜255の範囲で示され、0を最低濃度、255を最高濃度とする。RIP処理部31は、特色の濃度値を示すコマンドを解析して8ビットの数値に置き換え、M版に埋め込む。
また、RIP処理部31は、タグビットプレーン44をC、M、Y、K各色のプレーンと別個に生成する。
タグビットプレーン44には、各画素に対して二値(例えば0又は1等)のいずれか一方のパラメータが埋め込まれる。本実施形態では、タグビットプレーン44のパラメータが0である画素は特色を用いない画素であることを示し、タグビットプレーン44のパラメータが1である画素は特色を用いる画素であることを示す。タグビットプレーン44の各画素の初期パラメータ値は0である。RIP処理部31は、特色を用いる画素に対して1のパラメータを埋め込む。以下、タグビットプレーン44のパラメータが1である場合を「特色位置ビットが立っている」とし、タグビットプレーン44のパラメータが0である場合、「特色位置ビットが立っていない」とする。
タグビットプレーン44を構成する画素数及び縦横の画素比は、C、M、Y、K各色のプレーンと同一である。タグビットプレーン44において特色位置ビットが立っている画素に対応するC版の画素には指定された特色の種類を示すIDのパラメータが埋め込まれる。タグビットプレーン44において特色位置ビットが立っている画素に対応するM版の画素には指定された特色の濃度値を示すパラメータが埋め込まれる。
RIP処理部31は、生成したタグビットプレーン44とC版及びM版に対してパラメータを埋め込んだ画像データ43とを紐付けて記憶部13に保存する。
C版に対するパラメータの埋め込みと、M版に対するパラメータの埋め込みと、タグビットプレーン44の生成と、は順不同であり、処理の順序を問わない。
特色による色指定を示すコマンドが複数の種類の特色に渡る場合、即ち複数の種類の特色を用いる画像データ43の場合、RIP処理部31は、各特色の種類毎にタグビットプレーン44の生成及び画像データ43に対するパラメータの埋め込みを行う。このとき、タグビットプレーン44は複数個別に生成されず、一のタグビットプレーン44に統合される。つまり、RIP処理部31は、いずれかの種類の特色を用いる画素をタグビットプレーン44によって示し、タグビットプレーン44によって示される各画素に対して適用される特色の種類をC版に埋め込まれた「ID」のパラメータによって示す。
PDLデータには、特色指定を行わないコマンドも含まれている。
RIP処理部31は、特色による色指定を行わないコマンドを検知すると、色変換部32による色変換に基づいたデバイスカラー値を取得し、デバイスカラー値に含まれるC、M、Y、Kそれぞれの濃度値を画素のパラメータとして各色のプレーン内に埋め込む。また、この場合、タグビットプレーン44の対応画素についてパラメータ操作は行わないため、当該画素については初期パラメータ値である0が保持される。
画像データ43を構成する各色のプレーン及びタグビットプレーン44は、印刷ジョブに含まれるPDLデータにより描画される画像のページ単位で生成される。複数のページに渡る印刷を行う印刷ジョブの場合、RIP処理部31は各色のプレーンの組をページ数分生成し、特色による色指定を含むページに対してタグビットプレーン44を生成する。生成された画像データ43及びタグビットプレーン44は、記憶部13に記憶される。
次に、特色置換処理について説明する。特色置換処理とは、特色の色再現を行うためのCMYK値を画像データ43に反映する処理である。
特色置換処理は、記憶部13に記憶された画像データ43及びタグビットプレーン44に基づき、画像出力処理部33が行う。
画像出力処理部33は、タグビットプレーン44を読み込み、タグビットプレーン44に特色位置ビットが立っている画素に基づいて特色を用いる画素を特定する。
次に、画像出力処理部33は、C版に含まれる画素毎の情報のうちタグビットプレーン44によって示される画素に対応する画素の情報に埋め込まれたパラメータを読み込み、特色のIDを特定する。次に、画像出力処理部33は、特色置換テーブル42に基づいて、C版に基づいて特定された「ID」を有するレコードの「CMYK値」のパラメータを得、特色のCMYK値を特定する。即ち、指定された特色の最高濃度としてのCMKY値が特定される。
また、画像出力処理部33は、M版に含まれる画素毎の情報のうちタグビットプレーン44によって示される画素に対応する画素の情報に埋め込まれたパラメータを読み込み、特色の濃度値を特定する。
特色のCMYK値の特定と、特色の濃度値の特定と、は順不同であり、処理の順序を問わない。
次に、画像出力処理部33は、特定された特色のCMYK値及び特色の濃度値に基づいて、当該画素についての特色の色再現を行うCMYK値を算出する。算出されたCMYK値は、特色置換テーブル42の「CMYK値」のパラメータによって示されるその特色の最高濃度のCMYK値に対して、M版に埋め込まれたパラメータに基づいて特定された特色の濃度値を適用したCMYK値である。
次に、画像出力処理部33は、算出されたCMYK値を画像データ43の各プレーンに対して書き込む。算出されたCMYK値に含まれるC、M、Y、Kそれぞれの濃度値は、各プレーンに含まれる画素毎の情報のうちタグビットプレーン44によって示される画素に対応する画素の情報に対して書き込まれる。
つまり、画像データ43のC版に埋め込まれていた「ID」を示すパラメータは算出されたCMYK値のC(シアン)の濃度値によって上書きされる。画像データ43のM版に埋め込まれていた特色の濃度値を示すパラメータは算出されたCMYK値のM(マゼンダ)の濃度値によって上書きされる。画像データ43のY版、K版にはそれぞれ算出された各色の濃度値が書き込まれる。
特色置換処理は、画像データ43のページ単位で行われる。画像出力処理部33は、一ページ分のタグビットプレーン44を読み込み、タグビットプレーン44に基づいてそのページ内において特色を用いる画素を特定し、C版及びM版に埋め込まれた情報ならびに特色置換テーブル42に基づいてCMYK値を算出し、そのページの画像データ43の各色のプレーンのうち特色を用いる画素に反映する。
画像出力制御部33は、一ページの画像データ43に対する特色置換処理を完了すると、出力部14を介して画像データ43をMFP3へ出力する。画像出力処理部33は、画像データ43の一ページ毎に特色置換処理と画像データ43の出力とを行い、全てのページについて画像データ43の出力を完了するまで特色置換処理と画像データ43の出力とを繰り返す。
本実施形態のRIP処理部31は、印刷ジョブの入力に基づく画像データ43の出力について、記憶部13に画像データ43及びタグビットプレーン44を保存する処理及び記憶部13に対する画像データ43及びタグビットプレーン44の保存を介さずRIP処理部31から画像出力処理部33へ画像データ43を渡す処理のいずれか一方又は両方を行うことができる。
記憶部13に対する画像データ43及びタグビットプレーン44の保存を介さずRIP処理部31から画像出力処理部33へ画像データ43を渡す処理を行う場合、特色指定情報に基づく特色を用いる画素の決定、特色の色再現のためのCMYK値の算出、決定された特色を用いる画素及び算出されたCMYK値に基づく画像データ43の各プレーンに対する書き込みはRIP処理部31が行い、画像出力処理部33は出力部14を介して画像データ43をMFP3へ出力する。
RIP処理部31は、印刷ジョブに基づいて記憶部13に対する画像データ43及びタグビットプレーン44の保存を介さずRIP処理部31から画像出力処理部33へ画像データ43を渡す処理を行う一方で、該印刷ジョブに基づくタグビットプレーン44を生成して画像データ43及びタグビットプレーン44を記憶部13に保存することもできる。
なお、RIP処理部31が記憶部13に画像データ43及びタグビットプレーン44を保存する場合及び画像データ43及びタグビットプレーン44の保存を介さずRIP処理部31が画像データ43を画像出力処理部33へ渡す場合の双方において、クライアントPC2から画像処理装置10へ入力される印刷ジョブの構成は同一である。
次に、本実施形態の特徴である、画像データ43及びタグビットプレーン44の保存処理、再印刷処理及びこれらの処理に関連する処理について、図6及至図9のフローチャートを用いて説明する。
図6は、印刷ジョブに基づく画像データ43及びタグビットプレーン44の保存処理の流れを示すフローチャートである。
画像処理装置10が入力部11を介して印刷ジョブを受信すると(ステップS1)、RIP処理部31は、印刷ジョブに基づいて一ページ分の画像データ43を生成する(ステップS2)。そして、RIP処理部31は、ステップS2で生成した画像データ43を記憶部13に保存し(ステップS3)、 印刷ジョブに基づく全てのページの画像データ43の保存を完了したか否かを判定する(ステップS4)。印刷ジョブに含まれる全ページの画像データ43の保存を完了した場合(ステップS4:YES)、RIP処理部31は処理を終了する。印刷ジョブに含まれる全ページの画像データ43の保存を完了していない場合(ステップS4:NO)、ステップS2の処理に戻る。
図7は、図6のステップS2に示す画像データ43の生成処理の流れを示すフローチャートである。
RIP処理部31は、印刷ジョブを解析する(ステップS11)。
ステップS11の印刷ジョブの解析により、特色指定情報があると判定されると(ステップS12:YES)、RIP処理部31は、特色指定情報を取得し(ステップS13)、ステップS13で得られた特色指定情報及び特色置換テーブル42に基づいて、特色のID及び濃度値を画像データ43のプレーン内に埋め込み(ステップS14)、タグビットプレーン44 を生成する(ステップS15)。ステップS14とステップS15は順不同であり、処理の順番を問わない。
ステップS11の印刷ジョブの解析により、特色指定情報がないと判定されると(ステップS12:NO)、RIP処理部31は、色変換部よりデバイスカラー値を取得し(ステップS16)、ステップS16で得られたデバイスカラー値に基づいたCMYK値を対応する各色のプレーン内に埋め込む (ステップS17)。
ステップS15又はステップS17の処理後、RIP処理部31は、一ページ分の画像データ43の生成を完了したか否かを判定する(ステップS18)。一ページ分の画像データ43の生成を完了した場合(ステップS18:YES)、RIP処理部31は、画像データ43の生成処理を終了し、図6のステップS3の処理に戻る。一ページ分の画像データ43の生成を完了していない場合(ステップS18:NO)、ステップS11の処理に戻る。
ステップS12〜S17の処理は、プレーンを構成する各画素に対して行われる。
図8は、再印刷処理の流れを示すフローチャートである。
画像出力処理部33は、一ページ分の画像データ43とタグビットプレーン44を読み込み(ステップS21)、特色置換処理を行う(ステップS22)。ステップS22の特色置換処理の完了後、画像出力処理部33は一ページ分の画像データ43を出力し(ステップS23)、全てのページの画像データ43の出力を完了したか否かを判定する(ステップS24)。全てのページの画像データ43の出力を完了した場合(ステップS24:YES)、画像出力処理部33は処理を終了する。全てのページの画像データ43の出力を完了していない場合(ステップS24:NO)、ステップS21の処理に戻る。
図9は、図8のステップS22に示す特色置換処理の流れを示すフローチャートである。
画像出力処理部33は、タグビットプレーン44に特色位置ビットが立っているか、即ちタグビットプレーン44のパラメータが1であるか否かを判定する(ステップS31)。タグビットプレーン44に特色位置ビットが立っている場合(ステップS31:YES)、画像出力処理部33は、C版から「ID」のパラメータを取得し、該パラメータ及び特色置換テーブル42に基づいて特色名を取得する(ステップS32)。また、画像出力処理部33は、M版から特色の濃度値を示すパラメータを取得する(ステップS33)。
画像出力処理部33は、ステップS32で得た「ID」のパラメータ又は特色名と、特色置換テーブル42と、に基づいて指定された特色のCMYK値を取得する(ステップS34)。そして、画像出力処理部33は、ステップS33で得た特色の濃度値及びステップS34で得た特色のCMYK値に基づいて特色の色再現を行うCMYK値を算出する(ステップS35)。画像出力処理部33は、ステップS35で算出されたCMYK値を画像データ43の各プレーンに書き込む(ステップS36)。
ステップS32及びステップS34による特色のCMYK値の取得とステップS33は順不同であり、処理の順番を問わない。
ステップS31〜ステップS35の処理は、タグビットプレーン44の各画素について順次行われる。ステップS36の処理後又はタグビットプレーン44に特色位置ビットが立っていない場合(ステップS31:NO)、画像出力処理部33は一ページ分の全ての画素について、ステップS31のタグビットの特色位置ビット判定を完了したか否かを判定する(ステップS37)。一ページ分の全ての画素についてタグビットの特色位置ビット判定を完了した場合(ステップS37:YES)、画像出力処理部33は特色置換処理を終了し、図8のステップS23の処理に戻る。一ページ分の全ての画素についてタグビットの特色位置ビット判定を完了していない場合(ステップS37:NO)、ステップS31の処理に戻る。
本実施形態によれば、画像処理装置10のRIP処理部31は、印刷ジョブに含まれる特色指定情報を検知し、特色指定情報を検知した場合に特色指定情報によって指定された特色の種類を示す情報即ち特色置換テーブルにおける「ID」のパラメータ及び特色指定情報によって指定された特色の濃度値を示す情報を画像データ43に含まれる少なくとも一のプレーン内に埋め込み、特色指定情報によって指定された特色を用いる画素を示すタグビットプレーン44を生成する。そして、RIP処理部31は、特色の種類を示す情報及び特色の濃度値を示す情報を埋め込まれたプレーンを含む画像データ43及びタグビットプレーン44を記憶部13に保存する。
これによって、画像出力処理部33は、画像データに含まれる特色の有無をタグビットプレーン44に基づいて判定することができる。そして、画像出力処理部33は、タグビットプレーン44に特色位置ビットが立っている画素について、画像データのプレーンから特色の種類を示す情報及び特色の濃度値を取得することにより、特色の色再現を行うことができる。
そして、タグビットプレーン44は画像データの各画素について特色であるか否かを示すのみであり、印刷に用いる特色の種類が複数に渡る場合であってもタグビットプレーン44は一ページの画像データに一つである。しかも、特色の種類に従ってそのビット数を増大させる必要もない。このため、印刷ジョブによって指定される特色の種類が増えても画像データ43及びタグビットプレーン44のデータ容量は増大しない。
これによって、印刷ジョブが特色の指定を含むことによって生ずる画像データの増大を低減させることができる。特に、従来の方法の問題点であった、複数種類の特色の指定を含む印刷ジョブに対して特色の種類毎に特色用テーブルを生成していたが故に印刷ジョブに含まれる特色の種類の数が増えると比例計数的に画像データの容量が増大する問題点は、本実施形態の画像データ43及びタグビットプレーン44による特色指定情報の取り扱いによって解消する。このことから、本実施形態では、画像データの容量が増大によって生じうるMFPの処理速度の低下やMFPの動作の停滞も生じない。そして、画像データの増大によるMFPの処理速度の低下やMFPの動作の停滞を回避するために必要であったMFPのメモリの増設も不要となり、低コストで本実施形態の画像形成システム1を実現することができる。
加えて、特色の変更があった場合についても、本実施形態の画像形成システム1は柔軟に対応することができる。
例えば、印刷ジョブによって指定される特色の種類に変更があった場合、画像処理装置10に対して印刷ジョブ全体を再入力せずとも、変更前の特色と変更後の特色とを対応づける情報の入力があれば足りる。なぜならば、特色の種類は画像データ43のプレーン(例えばC版)のパラメータとして埋め込まれており、該パラメータを変更後の特色に対応するパラメータに置き換えれば足りるためである。このため、指定される特色の種類に変更があった場合であっても再入力するデータ量を最小限に留めることができ、データの転送時間を短縮することができると共にデータ転送に要する帯域を低減させることができる。加えて、画像データ43のプレーンに埋め込まれたパラメータを変更後の特色に対応するパラメータに置き換える処理によって特色の種類を変更することができるので、画像データのRIP処理を再度行う必要がない。このため、RIP処理のために生じる画像処理装置10の処理負荷を削減することができ、画像処理装置10のリソースを他の処理のために有効活用することができる。特色の濃度値に対する変更があった場合についても、指定される特色の種類に変更があった場合と同様である。
その他、特色をC、M、Y、Kのプロセスカラーによって色再現するためのCMYK値に対して変更があった場合、特色置換テーブル42のCMYK値を置き換える情報の入力があれば足りる。このため、特色をC、M、Y、Kのプロセスカラーによって色再現するためのCMYK値に変更があった場合であっても再入力するデータ量を最小限に留めることができ、データの転送時間を短縮することができると共にデータ転送に要する帯域を低減させることができる。加えて、特色をC、M、Y、Kのプロセスカラーによって色再現するためのCMYK値の変更に際し、画像データ43に対するデータの変更は必要ないので、画像データのRIP処理を再度行う必要がない。このため、RIP処理のために生じる画像処理装置10の処理負荷を削減することができ、画像処理装置10のリソースを他の処理のために有効活用することができる。
さらに、MFP3へ画像データを出力するとき、RIP処理部31は、タグビットプレーン44に基づいて特色を用いる画素を決定し、特色の種類を示す情報及び特色の濃度値を示す情報を埋め込まれた画像データ43のプレーンに基づいて特色の種類及び濃度値を決定し、決定された特色を用いる画素ならびに特色の種類及び濃度値に基づいて画像データに含まれる各色のプレーンのCMYK値を書き換える。
これによって、MFP3に入力される画像データ43には、特色の色再現を行うためのCMYK値が既に反映されている。このため、MFP3は入力された画像データ43に対し何ら特別な処理を施すことなく印刷を行うことができる。
さらに、RIP処理部31は、特色指定情報によって指定された特色の濃度値を示す情報をM版に埋め込み、特色指定情報によって指定された特色の種類を示す情報をC版に埋め込む。これによって、画像処理装置10の制御部12は、特色指定情報のうち、特色の種類を示す情報と特色の濃度値を示す情報とを個別に管理することができる。
例えば、特色の濃度値を変更、調整する場合、特色の濃度値の指定のみを変更、調整すればよい。つまり、特色の濃度値の変化は、特色置換テーブルに基づく特色のCMYK値に変更をもたらさない。このため、特色置換テーブルに基づく特色のCMYK値と特色の濃度値とに基づく特色の色再現において、特色の濃度値の変更に伴うデータ変更を単純化することができる。
さらに、RIP処理部31は、特色指定情報によって指定された特色の種類を示す情報及び特色指定情報によって指定された特色の濃度値を示す情報を、プレーンが有する画素毎の情報のうち特色指定情報によって指定された特色を用いる画素の位置に対応する画素の情報内に埋め込む。
これによって、画像出力処理部33は、タグビットプレーン44によって特定された特色を用いる画素に対応したプレーンの画素に埋め込まれた情報を読み取ることにより、特色の種類及び濃度値を取得することができる。このことから、画像データ43に対して特色の種類及び濃度値を示すための付加情報を設ける必要がない。つまり、特色の種類及び濃度値を示す情報のために画像データ43が増大することがない。これによって、印刷ジョブが特色の指定を含むことによって生ずる画像データの増大を一層低減させることができ、前述の効果もより顕著となる。
なお、本発明の実施の形態は、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
複数のプレーンに跨って特色の種類を示す情報を埋め込んでもよい。
例えば、前述の実施形態では、画像データ43の各プレーンは画素ごとに8ビットの情報を有しており、パラメータの取りうる値は0〜255である。このため、一のプレーンの一の画素によって示すことができる特色の種類は256種類に限られる。
そこで、複数のプレーンに跨って埋め込まれた情報に基づいて特色の種類を示すことで、一のプレーンによって示すことのできる特色の種類の数を超える特色の種類を示すことができる。例えば、画像データ43に含まれる二つのプレーンに跨って埋め込まれた情報に基づいて特色の種類を示す場合、最大65536種類の特色の種類を示すことができる。
特色の種類と、特色の濃度値の両方を一のプレーン内に埋め込むようにしてもよい。
例えば、一のプレーンに特色置換テーブルの「ID」のパラメータに対応した情報を埋め込むと共に、特色置換テーブルに「濃度値」の項目を設けて特色置換テーブルの「ID」のパラメータによって特色の濃度値も同時に取得することができるようにする方法が挙げられる。
他に、各プレーンの画素に埋め込み可能な情報の一部によって特色の種類を示し、各プレーンの画素に埋め込み可能な情報の他の部分によって特色の濃度値を示す方法が挙げられる。その一例として、プレーンの画素に埋め込む8ビットの情報のうち上位4ビットによって特色の種類を示し、下位4ビットによって特色の濃度値を示す方法等が挙げられる。上位、下位のビット数は一例であり、4ビットに限定されるものではない。
タグビットプレーンはページ単位でなく、一のデータとして設けてもよい。その場合、タグビットプレーンは、複数ページに渡る画像データに対して、タグビットプレーンのどの部分がどのページの画素に対応するのかを示す情報を含む。
色材、プロセスカラーはCMYKに限らず、他の色によってもよい。例えば、CMY、RGB等が挙げられる。本発明は、その他の色空間に基づく色を用いることを妨げない。
プレーンの各画素に埋め込むことができる情報のビット数も一例であり、8ビットに限定されるものではない。その他、前述の実施形態において記載されている各種のデータの数、種類、符号その他のパラメータは状況に応じて適宜変更可能である。
画像データ及びタグビットプレーンに基づく特色の色再現のためのCMYK値の算出、算出されたCMYK値を画像データの各プレーンに書き込む処理又はその両方は、MFP等の画像形成装置が行ってもよい。この場合、MFPに処理内容に応じた構成を設ける。例えば、画像データ及びタグビットプレーンに基づく特色の色再現のためのCMYK値の算出を行う場合、MFPは特色置換テーブルを記憶する記憶部と、画像データ、タグビットプレーン及び特色置換テーブルに基づく特色の色再現のためのCMYK値の算出を有する制御部と、を有する。
画像データ及びタグビットプレーンに基づく特色の色再現のためのCMYK値の算出、算出されたCMYK値を画像データの各プレーンに書き込む処理又はその両方を画像形成装置が行う場合、画像処理装置における画像データ及びタグビットプレーンに基づく特色の色再現のための処理負荷を画像形成装置に転嫁することができるので、画像処理装置は、その処理能力をRIP処理等の他の処理により多く割り当てることができる。
加えて、特色の変更があった場合、画像処理装置は特色の変更に伴う情報のみを画像形成装置に対して出力すればよい。つまり、特色の変更時において、画像処理装置から画像形成装置に対して画像データを出力する必要がない。このため、特色の変更に伴うデータの転送量を最小限に留めることができ、データの転送時間を短縮することができると共にデータ転送に要する帯域を低減させることができる。特色の変更に伴う情報とは、例えば指定された特色の種類を示すIDや特色名、特色の濃度値、特色の色再現を行うためのCMYK値又はこれらの組み合わせが挙げられる。
MFP等の画像形成装置が、画像データ及びタグビットプレーンに基づく特色の色再現のためのCMYK値の算出、算出されたCMYK値を画像データの各プレーンに書き込む処理又はその両方を行う場合に、複数のプレーンに跨って特色の種類を示す情報を埋め込んでもよいし、特色の種類と特色の濃度値の両方を一のプレーンに埋め込むようにしてもよい。
以上の説明では、本発明に係るプログラムのコンピュータ読み取り可能な媒体としてROMを使用した例を開示したが、この例に限定されない。その他のコンピュータ読み取り可能な媒体として、フラッシュメモリ等の不揮発性メモリ、CD-ROM等の可搬型記録媒体を適用することが可能である。また、本発明に係るプログラムのデータを通信回線を介して提供する媒体として、キャリアウエーブ(搬送波)も本発明に適用される。
2 クライアントPC
3 MFP
11 入力部
12 制御部
13 記憶部
14 出力部
31 RIP処理部
32 色変換部
33 画像出力処理部
42 特色置換テーブル
43 画像データ
44 タグビットプレーン

Claims (14)

  1. 外部の機器から入力された印刷ジョブに基づいて、印刷に用いる色材の色数に対応した一又は複数のプレーンを含む画像データを生成して画像形成装置へ出力する画像処理装置であって、
    前記印刷ジョブに含まれる特色指定情報を検知し、前記特色指定情報を検知した場合に前記特色指定情報によって指定された特色の種類を示す情報及び前記特色指定情報によって指定された特色の濃度値を示す情報を少なくとも一のプレーン内に埋め込み、前記特色を用いる画素の位置を示すタグビットプレーンを生成する制御部と、
    前記特色の種類を示す情報及び前記特色の濃度値を示す情報を埋め込まれたプレーンを含む画像データ及び前記タグビットプレーンを記憶する記憶部と、
    を備えることを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記制御部は、前記画像形成装置へ画像データを出力するとき、前記タグビットプレーンに含まれる特色を用いる画素の位置を示す情報に基づいて前記特色を用いる画素の位置特定し、前記特色の種類を示す情報及び前記特色の濃度値を示す情報を埋め込まれたプレーンに基づいて前記特色の種類及び濃度値を決定し、特定された前記特色を用いる画素の位置ならびに前記特色の種類及び濃度値に基づいて前記画像データに含まれる各色のプレーンの濃度値を置き換えることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記制御部は、前記特色指定情報によって指定された特色の濃度値を示す情報を一のプレーン内に埋め込み、前記特色指定情報によって指定された特色の種類を示す情報を前記特色指定情報によって指定された特色の濃度値を示す情報を埋め込まれたプレーンとは異なるプレーン内に埋め込むことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像処理装置。
  4. 前記制御部は、前記特色指定情報によって指定された特色の種類を示す情報を複数のプレーンに跨って埋め込むことを特徴とする請求項3に記載の画像処理装置。
  5. 前記制御部は、前記特色指定情報によって指定された特色の種類を示す情報及び前記特色指定情報によって指定された特色の濃度値を示す情報を、前記プレーンが有する画素毎の情報のうち前記特色指定情報によって指定された特色を用いる画素の位置に対応する画素の情報内に埋め込むことを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の画像処理装置。
  6. 印刷に用いる色材の色数に対応した一又は複数のプレーンを含む画像データの入力に基づいて画像を形成する画像形成装置であって、
    前記画像データに含まれるタグビットプレーンに含まれる特色を用いる画素の位置を示す情報に基づいて特色を用いる画素の位置特定し、前記特色の種類を示す情報及び前記特色の濃度値を示す情報を埋め込まれたプレーンに基づいて前記特色の種類及び濃度値を決定し、特定された前記特色を用いる画素の位置ならびに前記特色の種類及び濃度値に基づいて前記画像データに含まれる各色のプレーンの濃度値を置き換える制御部を備えることを特徴とする画像形成装置。
  7. 前記特色の種類を示す情報は一のプレーンに埋め込まれ、前記特色の濃度値を示す情報は前記特色の種類を示す情報を埋め込まれたプレーンとは異なるプレーンに埋め込まれることを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
  8. 前記特色の種類を示す情報は複数のプレーンに跨って埋め込まれることを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
  9. 前記特色の種類を示す情報及び前記特色の濃度値を示す情報は、前記プレーンが有する画素毎の情報のうち前記特色を用いる画素の位置に対応する画素の情報内に埋め込まれることを特徴とする請求項6から8のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  10. コンピュータを、
    印刷ジョブに含まれる特色指定情報を検知する手段、
    前記特色指定情報を検知した場合に前記特色指定情報によって指定された特色の種類を示す情報及び前記特色指定情報によって指定された特色の濃度値を示す情報を画像データに含まれる少なくとも一のプレーン内に埋め込む手段、
    前記特色指定情報によって指定された特色を用いる画素の位置を示すタグビットプレーンを生成する手段、
    前記特色の種類を示す情報及び前記特色の濃度値を示す情報を埋め込まれたプレーンを含む画像データ及び前記タグビットプレーンを記憶する手段、
    として機能させることを特徴とするプログラム。
  11. 前記タグビットプレーンに基づいて前記特色を用いる画素を決定し、前記特色の種類を示す情報及び前記特色の濃度値を示す情報を埋め込まれたプレーンに基づいて前記特色の種類及び濃度値を決定し、決定された前記特色を用いる画素ならびに前記特色の種類及び濃度値に基づいて前記画像データに含まれる各色のプレーンの濃度値を置き換えることを特徴とする請求項10に記載のプログラム。
  12. 前記特色指定情報によって指定された特色の濃度値を示す情報を一のプレーン内に埋め込み、前記特色指定情報によって指定された特色の種類を示す情報を前記特色指定情報によって指定された特色の濃度値を示す情報を埋め込まれたプレーンとは異なるプレーン内に埋め込むことを特徴とする請求項10又は11に記載のプログラム。
  13. 前記特色指定情報によって指定された特色の種類を示す情報を複数のプレーンに跨って埋め込むことを特徴とする請求項12に記載のプログラム。
  14. 前記特色指定情報によって指定された特色の種類を示す情報及び前記特色指定情報によって指定された特色の濃度値を示す情報を、前記プレーンが有する画素毎の情報のうち前記特色指定情報によって指定された特色を用いる画素の位置に対応する画素の情報内に埋め込むことを特徴とする請求項10から13のいずれか一項に記載のプログラム。
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