JP4867742B2 - 磁石の製造装置及び製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、磁石の製造装置及び磁石の製造方法に関するものである。
金属磁石の製造方法としては、金属磁石の原料粉末を油や有機溶媒等の溶媒と混合して得られたスラリーを成形した後、焼結させるという湿式成形のプロセスを経る方法が知られている。このような湿式成形のプロセスにおいて、スラリーを貯蔵するタンク(貯蔵部)から成形機に輸送する際はポンプを用いるのが一般的である。このポンプを用いて成形機内の金型へ所定量のスラリーが供給されると、成形機での成形処理が行われるため、その間は金型へのスラリーの供給を停止せざるを得ない。ところが、スラリーの金型への供給が停止している間、貯蔵タンクから成形機までの流路においてスラリーが一時的に停滞し、スラリー中で原料粉末が沈降、凝集しやすいという問題がある。これは溶媒が0.8〜0.9程度の比重を有するのに対して、金属磁石の原料粉末が7を超えるほどの比重を有することに起因している。このような沈降、凝集が生じると、スラリーが粘性の高い部分を有するようになり、成形機への輸送が困難となる。
そこで、かかる不都合を回避するために、スラリーを成形機へ送出するポンプから、成形機への供給配管に加えてタンクへの戻り配管をも設ける手法が開示されている(特許文献1参照)。これによると、成形機にスラリーを供給しないときには上記戻り配管を経由してスラリーをタンクに戻すことで、タンクからポンプまでの流路におけるスラリーの停滞を抑制することができる。
特開平8−57836号公報
しかしながら、特許文献1に記載された手法では、タンクからポンプまでの配管におけるスラリーの停滞は防げても、ポンプから成形機までの配管では相変わらずスラリーが停滞してしまう。これでは、スラリー中の原料粉末の沈降、凝集に起因して、成形機に供給されるスラリーの質量はショット毎にばらつくことになる。このような質量のバラツキは磁石の寸法バラツキに繋がるため、そのバラツキ分を考慮して大きめに磁石を成形する必要がある。その結果、材料コスト及び加工コストの増大を招いてしまう。また、磁石の質量や寸法のバラツキは、磁気特性のバラツキを引き起こす原因となり得るため好ましくない。
そこで、本発明は上記事情にかんがみてなされたものであり、タンクから成形機までの流路におけるスラリーの停滞が十分に抑制され、スラリーのショット間の質量の差異を従来よりも小さくできる磁石の製造装置及び磁石の製造方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、磁石の原料粉末及び溶媒を混合したスラリーを貯蔵する貯蔵部と、スラリーを成形する成形機と、貯蔵部から成形機にスラリーを送出する容積式の往復ポンプと、貯蔵部に貯蔵されたスラリーを、配管を経由して貯蔵部に戻すとともに往復ポンプに供給する循環ポンプと、往復ポンプを経由したスラリーを流通する流路と、流路を流通したスラリーの供給先を成形機及び貯蔵部間で切り替える流路切替部とを備える磁石の製造装置を提供する。
このような構成を有する磁石の製造装置によれば、スラリーを成形機に供給しないときは、流路切替部によりスラリーの供給先を貯蔵部側に切り替えればよい。これによって、ポンプから送出されるスラリーは流路で停滞することなく流通し、流路切替部を経由して貯蔵部に戻される。すなわち、スラリーは貯蔵部から、ポンプ、経路、流路切替部を経て再び貯蔵部へと流通して循環されるため、系内におけるスラリーの停滞は十分に防止される。もちろん、スラリーを成形機に供給する際は、当該スラリーが貯蔵部から、ポンプ、流路、流路切替部を流通した後、成形機に供給されるため、系内におけるスラリーの停滞はやはり十分に防止される。これらの結果、スラリーは常に系内を流動し、スラリー中での原料粉末の沈降及び凝集が抑制されるため、スラリーのショット間の質量の差異を従来よりも小さくすることが可能となる。
本発明において、上記ポンプは容積式の往復ポンプであると好ましい。容積式の往復ポンプは精度よく一定容量のスラリーを送出することが可能である。本発明の上記磁石製造装置は系内を流通するスラリー中の原料粉末を均一に分散させることができ、ポンプから送出されるスラリーの密度をより一定に保持することが可能である。したがって、容積式の往復ポンプを採用することにより、成形機に供給されるスラリーは、ショット間の質量の差異が更に小さくなる。なお、特許文献1のような構成で使用されるポンプは、スラリーを加圧成形するものであるため、上記好適なポンプのように精度よく定量のスラリーを金型に供給するポンプとは異なるものである。
本発明は、磁石の原料粉末及び溶媒を混合したスラリーを、循環ポンプを用いてそのスラリーを貯蔵する貯蔵部から、配管を経由して貯蔵部に戻すとともに容積式の往復ポンプに供給する第1の工程と、往復ポンプに供給されたスラリーを、流路を経て、スラリーを成形する成形機に供給する第の工程と、スラリーを、貯蔵部から往復ポンプ及び流路を経て、貯蔵部に戻す第の工程と、第及び第の工程の間に、流路を流通したスラリーの供給先を成形機及び貯蔵部間で切り替える第の工程とを備える磁石の製造方法を提供する。
この本発明の磁石の製造方法によれば、第の工程において、往復ポンプから送出されるスラリーはその先の流路で停滞することなく流通し貯蔵部に戻される。すなわち、スラリーは貯蔵部から、往復ポンプ及び上記経路を経て再び貯蔵部へと流通して循環されるため、系内におけるスラリーの停滞は十分に防止される。また、第の工程において、スラリーは貯蔵部から、往復ポンプ及び上記流路を流通して成形機に供給されるため、系内におけるスラリーの停滞はやはり十分に防止される。これらの工程は、第の工程においてスラリーの供給先を成形機及び貯蔵部間で切り替えることにより、交互に繰り返される。その結果、スラリーは常に系内を流動し、スラリー中での原料粉末の沈降及び凝集が抑制されるため、スラリーのショット間の質量の差異を従来よりも小さくすることが可能となる。
本発明によれば、タンクから成形機までの流路におけるスラリーの停滞が十分に抑制され、スラリーのショット間の質量の差異を従来よりも小さくできる磁石の製造装置及び磁石の製造方法を提供することができる。
以下、必要に応じて図面を参照しつつ、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、図面中、同一要素には同一符号を付すこととし、重複する説明は省略する。また、上下左右等の位置関係は、特に断らない限り、図面に示す位置関係に基づくものとする。
まず、好適な実施形態に係る磁石の製造装置について説明する。図1は、好適な第1の実施形態に係る磁石の製造装置を概略的に示す図である。図1において、磁石製造装置10は、貯蔵部であるタンク11、循環ポンプ12、スラリー注入ポンプ13、三方弁14、スラリー注入ノズル15及び成形機16を備えた構成を有している。図2は、図1におけるスラリー注入ポンプ13、三方弁14及びスラリー注入ノズル15を拡大し、部分的に断面で示した図である。
また、タンク11の底部及び循環ポンプ12の吸込口は配管L1により連結されている。循環ポンプ12の吐出口は配管L2の一端と接続されており、配管L2の他端は分岐して配管L3及びL4の一端と接続されている。配管L3の他端はタンク11の頂部に接続されており、配管L4の他端はスラリー注入ポンプ13の吸込口に接続されている。スラリー注入ポンプ13の吐出口には配管L5が接続されており、三方弁14まで延びている。三方弁14の配管L5と接続されている開口部以外の開口部は、一つは配管L6を介してスラリー注入ノズル15に連結されており、もう一つは配管L7を介してタンク11の頂部に接続されている。上記各配管は、その内部がスラリーを流通する流路となっている。
タンク11は、磁石の原料粉末(以下、単に「原料粉末」という。)及び溶媒を混合したスラリーを貯蔵するためのものである。タンク内にはスラリー中の各成分を分散するための撹拌器が収容されていてもよい。タンク11内のスラリーは、タンク11の底部から配管L1を経由して循環ポンプ12に供給される。
循環ポンプ12は、タンク11内のスラリーをスラリー注入ポンプ13又は再びタンク11内に強制的に送り出すためのポンプであり、後述するようなスラリーを送り出す一般的なポンプであればよい。タンク11からのスラリーは循環ポンプ12によって送出されて、配管L2及びL3を経由してタンク11内に戻され、場合によってはそれに加えて、配管L2及びL4を経由してスラリー注入ポンプ13に供給される。
スラリー注入ポンプ13は、一定量のスラリーを送り出すためのポンプである。図2は、スラリー注入ポンプ13として容積式の往復ポンプを採用した場合を概略的に示している。このスラリー注入ポンプ13は配管L4及びL5と連通した円筒状のシリンダー13cと、シリンダー13c内をその軸方向に往復動するピストン13aとを主な構成として備えている。スラリー注入ポンプ13での作用は通常の容積式の往復ポンプと同様であり、概ね以下のとおりである。まず、スラリーが配管L4からスラリー注入ポンプ13のシリンダー13c内に流入する。シリンダー13c内がスラリーで満たされたら、押出軸13bによってピストン13aをシリンダー13cの軸方向に押し出すことによって、シリンダー13c内のスラリー全量が配管L5に送出される。スラリーが送出された後、ピストン13aが引き戻されると共に、スラリーが配管L4からシリンダー13c内に再び流入する。つまり、ピストン13aの押し出しにより、一定量のスラリーがスラリー注入ポンプ13から送出され、ピストン13aの引き戻しの際はスラリーが送出されない。
シリンダー13cの容量は容量調整軸13dによって調整される。容量調整軸13dは、押出軸13bのピストン13aとは反対側に配置され、シリンダー13cと軸方向を略同一にしており、その軸方向に可動かつ所望の位置で固定可能となっている。この容量調整軸13dを所望の位置に固定しておくと、ピストン13aは押出軸13bが容量調整軸13dの先端と接触するまで引き戻される。こうして、ピストン13aを引き戻した際のシリンダー13cの容量が一定となる。シリンダー13cの容量を小さくするには、容量調整軸13dをピストン13aの押し出し側に移動して、大きくするには、容量調整軸13dをピストン13aの引き戻し側に移動して固定すればよい。
スラリー注入ポンプ13から送出されたスラリーは、配管L5を経由して三方弁14内に流入する。三方弁14は、スラリー注入ノズル15又はタンク11のいずれか一方にスラリーの供給先を切り替えるための部材である。三方弁14内の流路が配管L5と配管L6とを通じるように切り替えられている場合、スラリーは配管L6及びスラリー注入ノズル15を介して、成形機16に備えられた金型16aに注入される。また、三方弁14内の流路が配管L5と配管L6とを通じるように切り替えられている場合、スラリーは配管L7を介してタンク11内に戻される。
次に、このような磁石製造装置10を用いた磁石の製造方法について説明する。なお、以下の説明においては、本発明の特に好適な希土類磁石の製造方法について説明を行うこととする。
まず、所望の組成を有する希土類磁石が得られるような合金を準備する(合金準備工程)。この工程では、例えば、希土類磁石の組成に対応する金属等の元素を含む単体、合金や化合物等を、真空又はアルゴン等の不活性ガス雰囲気下で溶解した後、これを用いて鋳造法やストリップキャスト法等の合金製造プロセスを行うことによって所望の組成を有する合金を作製する。
ここで、希土類磁石としては、例えば、希土類元素として主にNdやSmを含むものが挙げられ、希土類元素と、希土類元素以外の遷移元素とを組み合わせた組成を有するものが好適である。具体的には、希土類元素(以下、「R」で表す。)としてNd、Pr及びDyのうちの少なくとも1種を含み、Bを必須元素として1〜12原子%含み、且つ残部がFeであるR−Fe−B系の組成を有するものが好ましい。このような希土類磁石は、必要に応じて、Co、Ni、Mn、Al、Nb、Zr、Ti、W、Mo、V、Ga、Zn、Si等の他の元素を更に含む組成を有していてもよい。
次に、得られた合金を粗粉砕して、数百μm程度の粒径を有する粒子とする(粗粉砕工程)。合金の粗粉砕は、例えば、ジョークラッシャー、ブラウンミル、スタンプミル等の粗粉砕機を用いるか、または、合金に水素を吸蔵させた後、異なる相間の水素吸蔵量の相違に基づく自己崩壊的な粉砕を生じさせる(水素吸蔵粉砕)ことによって行うことができる。
続いて、粗粉砕により得られた粉末を更に微粉砕することで、好ましくは1〜10μm、より好ましくは3〜5μm程度の粒径を有する希土類磁石の原料粉末(以下、単に「原料粉末」という)を得る(微粉砕工程)。微粉砕は、粗粉砕された粉末に対し、粉砕時間等の条件を適宜調整しながら、ジェットミル、ボールミル、振動ミル、湿式アトライター等の微粉砕機を用いて更なる粉砕を行うことによって実施する。
このようにして原料粉末を作製した後に、この原料粉末及び溶媒を所定の容器に投入する。原料粉末と溶媒とはどちらを先に投入してもよい。それから、撹拌処理を行って、原料粉末と溶媒を混合・攪拌して、原料粉末を含むスラリーを製造する(スラリー製造工程)。
溶媒としては、磁石の湿式成形におけるスラリーに用いられる溶媒を特に制限無く適用できる。例えば、鉱物油、合成油、植物油等の油や、アセトン、アルコールといった有機溶媒等が挙げられる。なかでも、磁性粉末の酸化を抑制するために、油が好ましい。
スラリー製造工程においては、得られるスラリー中の原料粉末濃度が好ましくは60〜80質量%、より好ましくは65〜78質量%となるようにする。このような原料粉末濃度を有するスラリーは、成形機への輸送に好適な流動性を有するものとなる。
このスラリー製造工程では、上記の原料粉末濃度を有するスラリーを得る前に、これよりも高い濃度で混練を行った後(混練工程)に、得られた混練物に溶媒を加えて上記濃度まで希釈するようにしてもよい(希釈工程)。高濃度で混練を行うことによって、原料粉末同士の衝突等が高頻度で生じることとなる。その結果、原料粉末の構成粒子が凝集して2次粒子等を形成している場合は、これを解砕して一次粒子が均一に分散されたスラリーを得ることが可能となる。このようなスラリーは、後述する成形時に配向し易く、高配高度を有する希土類磁石を形成することができる。かかる混練時の原料粉末濃度は好ましくは85〜95質量%、より好ましくは88〜94質量%である。なお、混練工程は、スラリー製造工程の前に別途行ってもよい。この場合は、混練により得られた混練物が攪拌槽12内に導入され、溶媒等と混合されてスラリーとなる。
所望の濃度のスラリーが得られたら、そのスラリーをタンク11内に投入する。次いで、循環ポンプ12を起動させ、タンク11内のスラリーを配管L1から、当該循環ポンプ12経由して配管L2に送り出す。このスラリーは、更に配管L3を経由してタンク11内に、並びに、配管L4を経由してスラリー注入ポンプ13に供給される(スラリー供給工程)。スラリー注入ポンプ13に供給されたスラリーは、上述のスラリー注入ポンプ13の作用により、その所定の一定量が配管L5に送出される。このとき三方弁14では、配管L5とL6とが連通するように、その内部の流路が配置されている。したがって、この一定量のスラリーは、三方弁14を経由して、スラリー注入ノズル15から成形機16内の金型16aに注入される。なお、スラリーの金型16aへの供給量は、スラリー注入ポンプ13における上記容量調整軸13d及びピストン13aの往復回数によって調整される。
金型16aに一定量のスラリーが注入されたら、三方弁14を操作して、配管L5とL7とが連通するように切り替える(第1切替工程)。この第1切替工程の後であっても、循環ポンプ12及びスラリー注入ポンプ13を停止する必要はない。
この切替操作により、スラリーの金型16aへの供給は停止し、それに代わって、スラリーは配管L5から三方弁14及び配管L7を介してタンク11に戻される(スラリー戻し工程)。
金型16aに注入された一定量のスラリーは、成形機16において、磁場を印加しながら成形されて、これにより成形体が得られる(成形工程)。この成形工程によって、スラリー中の原料粉末が磁場配向され、所定の配向度を有する成形体が得られる。
成形は、例えば、プレス成形により行うことができる。具体的には、スラリーを成形機16の金型(キャビティ)16a内に充填した後、充填されたスラリーを上パンチと下パンチとの間で挟むようにして加圧し、スラリー中の溶媒を抜き出しながら所定形状に加工する。この際、上パンチ又は下パンチには、流出した溶媒を抜き出すために外部と連通する穴が設けられていてもよい。ただし、磁性粉末の流出が生じないように、パンチ面に布製、紙製等のフィルターを配置するか、或いは、上パンチ又は下パンチの一部の材質を多孔質とすることが好ましい。成形によって得られる成形体の形状は特に制限されず、柱状、平板状、リング状等、所望とする希土類磁石の形状に応じて変更することができる。
成形時の加圧方向は、磁場の印加方向と同じとしてもよく、磁場の印加方向と垂直としてもよいが、磁場の印加方向と垂直に加圧を行うと、より優れた磁気特性が得られる傾向にある。また、成形時における磁場強度は、15〜20kOeとすることができ、加圧は0.3〜3ton/cmとすることができる。さらに、成形時間は、数秒〜数十秒とすることが好ましい。このような条件で磁場中、成形を行うことにより、良好な磁気特性を有する希土類磁石が得られ易い傾向にある。
このようにして磁石製造装置10により成形体を形成した後、成形体を金型16aから取り出す。次いで、金型16aを必要に応じて洗浄及び所定の位置に配置した後、三方弁14を操作して、配管L5とL6とが連通するように切り替える(第2切替工程)。つまり、上記第1切替工程の直後から第2切替工程の直前までスラリーはタンク11に戻されており、金型16aにおいてスラリーを成形する成形工程と、上記スラリー戻し工程とは略同時に行われている。第2切替工程の後、スラリー注入ポンプ13から送出されたスラリーは、三方弁14を経由して、スラリー注入ノズル15から成形機16内の金型16aに再び注入される。
一方、金型16aから取り出された成形体に対しては例えば真空加熱を行い、成形体に残存している溶媒等を除去する脱溶媒を行う(脱溶媒工程)。脱溶媒は、成形体中の有機溶媒の大部分を除去できるような条件とし、例えば、10〜3000Pa程度に減圧した条件下、100〜160℃で1〜5時間加熱することが好ましい。なお、かかる脱溶媒工程では、通常は成形体の焼結は進行しないが、一部焼結が進行していても構わない。
その後、脱溶媒された成形体を焼成して、焼結体を得る(焼成工程)。焼成は、例えば、真空中又は不活性ガスの存在下、成形体を1000〜1200℃、1〜10時間加熱した後、急冷することによって行うことができる。
焼成後には、得られた焼結体を焼成時よりも低い温度で加熱すること等によって、焼結体に時効処理を施す(時効処理工程)。この時効処理は、例えば、700〜900℃で1〜3時間、更に450〜700℃で1〜3時間加熱する2段階加熱や、600℃付近で1〜3時間加熱する1段階加熱等の適宜の条件で行う。このような時効処理によって、焼結体の磁気特性を向上させることができる。
そして、このようにして得られた焼結体に対し、所望のサイズに切断したり、表面を平滑化したりする処理を行うことによって、目的とする希土類磁石が得られる。
上述の第1の実施形態に係る磁石の製造装置及び製造方法によると、成形機16に供給されるスラリーは、ショット間の質量のバラツキが十分に抑制される。これは以下の要因による。すなわち、成形機16にスラリーが供給されないときであっても、配管L5と配管L7とが連通するように三方弁14を切り替えてポンプ13を稼動することで、スラリーが配管L5内を常に流通する状態になる。これにより、スラリーが系内を常に流動するため、原料粉末が沈降したり凝集したりしたスラリーを成形機に供給するという従来の問題を防ぐことが可能となる。また、循環ポンプ12によって、タンク11から流出したスラリーを配管L2及びL3を介して再びタンク11に戻すことで、タンク11内における原料粉末の沈降及び凝集もより効果的かつ確実に抑制することができる。以上の結果、スラリーのショット間の質量のバラツキが十分に抑制される。
また、スラリー注入ポンプ13として容積式の往復ポンプを採用すると、成形機16の金型16aに注入されるスラリーの容量がより一定になる。そのため、更にスラリーのショット間における質量のバラツキを抑制することができる。
成形機16に供給されるスラリーの質量のバラツキを抑制できれば、そのスラリーから製造される成形体及び希土類磁石の質量のバラツキも抑制可能となる。また、スラリー中の原料粉末の沈降及び凝集を防止することにより、希土類磁石の配向及び磁束密度の低下もより有効に防止することができる。
なお、概してスラリー注入ポンプ13の寸法は三方弁14よりも非常に大きい。さらに、スラリー注入ポンプ13は、三方弁14よりも稼動の際の振動が大きいため、より安定的な場所に設置する必要がある。そのため、スラリー注入ポンプ13は設置場所が限定され、このポンプ13から成形機16までの配管の取り回しに制限が出てくる。一方、三方弁14は寸法が小さく、ポンプ13ほどに安定した設置場所を要しないため、成形機16の近くに設置することが可能である。したがって、配管L5を長くせざるを得ない場合があっても、配管L6を極めて短くすることは可能である。このような場合に、配管L5内でスラリーが常に流通した状態にある本実施形態の態様は極めて有効となる。
次に、本発明の別の好適な実施形態に係る磁石の製造装置及びその製造方法について説明する。図3は、好適な第2の実施形態に係る磁石の製造装置を概略的に示す図である。図3において、磁石製造装置30は、貯蔵部であるタンク11、スラリー注入ポンプ13、一組の二方弁34a、bからなる切替手段34、スラリー注入ノズル15及び成形機16を備えた構成を有している。
タンク11の底部及びスラリー注入ポンプ13の吸込口は配管L31により連結されている。スラリー注入ポンプ13の吐出口は配管L35の一端と接続されており、この配管L35の他端は分岐して、それぞれ二方弁34a、bに接続されている。二方弁34aはタンク11と配管L37により連結されており、二方弁34bはスラリー注入ノズル15と配管L36で連結されている。上記各配管は、その内部がスラリーを流通する流路となっている。タンク11、スラリー注入ポンプ13、スラリー注入ノズル15は、第1の実施形態におけるものと同様であればよく、ここでは詳細な説明を省略する。
タンク11内のスラリーは、タンク11の底部から配管L31を経由してスラリー注入ポンプ13に供給される。すなわち、スラリー注入ポンプ13はこの実施形態においてタンク11内のスラリーを強制的に系内に流通させる役割を兼ねている。
スラリー注入ポンプ13から送出されたスラリーは、配管L35を経由して一組の二方弁34a、b内に流入する。二方弁34a、bは、スラリー注入ノズル15又はタンク11のいずれか一方にスラリーの供給先を切り替えるための部材である。これらの二方弁34a、bは、製造装置30を通常運転しているとき、一方が開くと同時に他方が閉じるように制御されている。二方弁34bが開き、二方弁34aが閉じている場合、スラリーは配管L36及びスラリー注入ノズル15を介して、成形機16に備えられた金型16aに注入される。また、二方弁34aが開き、二方弁34bが閉じている場合、スラリーは配管L37を介してタンク11内に戻される。
次に、このような磁石製造装置30を用いた磁石の製造方法について説明する。なお、以下の説明においては、本発明の特に好適な希土類磁石の製造方法について説明を行うこととする。合金準備工程、粗粉砕工程、微粉砕工程及びスラリー製造工程は、第1の実施形態と同様であればよいため、ここでは説明を省略する。
スラリー製造工程を経て所望の濃度のスラリーが得られたら、タンク11内にそのスラリーを投入して、更にスラリー注入ポンプ13を起動させる。これにより、タンク11内のスラリーは、配管L31を経由してスラリー注入ポンプ13に供給される(スラリー供給工程)。スラリー注入ポンプ13に供給されたスラリーは、上述のスラリー注入ポンプ13の作用により、その所定の一定量が配管L35に送出される。このとき二方弁34bが開き、二方弁34aが閉じている。したがって、この一定量のスラリーは、二方弁34bを経由して、スラリー注入ノズル15から成形機16内の金型16aに注入される。
金型16aに一定量のスラリーが注入されたら、二方弁34bを閉じると共に二方弁34aを開く(第3切替工程)。この第3切替工程の後であっても、スラリー注入ポンプ13を停止する必要はない。この切替操作により、スラリーの金型16aへの供給は停止し、それに代わって、スラリーは配管L35から二方弁34a及び配管L37を介してタンク11に戻される(スラリー戻し工程)。成形工程は第1の実施形態と同様であればよいため、ここでは説明を省略する。
成形工程終了後、成形体を金型16aから取り出し、金型16aを必要に応じて洗浄及び所定の位置に配置した後、二方弁34aを閉じると共に二方弁34bを開いて、配管L35とL36とを連通させる(第4切替工程)。つまり、上記第3切替工程の直後から第4切替工程の直前までスラリーはタンク11に戻されており、金型16aにおいてスラリーを成形する成形工程と、上記スラリー戻し工程とは略同時に行われている。第4切替工程の後、スラリー注入ポンプ13から送出されたスラリーは、二方弁34bを経由して、スラリー注入ノズル15から成形機16内の金型16aに再び注入される。
脱溶媒工程、焼成工程及び時効処理工程は第1の実施形態と同様であればよいため、ここでは説明を省略する。時効処理工程により得られた焼結体に対し、所望のサイズに切断したり、表面を平滑化したりする処理を行うことによって、目的とする希土類磁石が得られる。
上述の第2の実施形態に係る磁石の製造装置及び製造方法によっても、成形機16に供給されるスラリーは、ショット間の質量のバラツキが十分に抑制される。これは以下の要因による。すなわち、成形機16にスラリーが供給されないときであっても、配管L35と配管L37とが連通するように一組の二方弁34a、bを切り替えてポンプ13を稼動することで、スラリーが配管L35内を常に流通する状態になる。これにより、スラリーが系内を常に流動するため、原料粉末が沈降したり凝集したりしたスラリーを成形機に供給するという従来の問題を防ぐことが可能となる。その結果、スラリーのショット間の質量のバラツキが十分に抑制される。
成形機16に供給されるスラリーの質量のバラツキを抑制できれば、そのスラリーから製造される成形体及び希土類磁石の質量のバラツキも抑制可能となる。また、スラリー中の原料粉末の沈降及び凝集を防止することにより、希土類磁石の配向及び磁束密度の低下もより有効に防止することができる。
なお、概してスラリー注入ポンプ13の寸法は、一組の二方弁34a、bよりも非常に大きい。さらに、スラリー注入ポンプ13は、二方弁34a、bよりも稼動の際の振動が大きいため、より安定的な場所に設置する必要がある。そのため、スラリー注入ポンプ13は設置場所が限定され、このポンプ13から成形機16までの配管の取り回しに制限が出てくる。一方、二方弁34a、bは寸法が小さく、ポンプ13ほどに安定した設置場所を要しないため、成形機16の近くに設置することが可能である。したがって、配管L35を長くせざるを得ない場合があっても、配管L36を極めて短くすることは可能である。このような場合に、配管L35内でスラリーが常に流通した状態にある本実施形態の態様は極めて有効となる。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。本発明は、その要旨を逸脱しない範囲で様々な変形が可能である。
例えば、スラリー注入ポンプは、プランジャーポンプやダイヤフラムポンプ等の容積式の往復ポンプに限定されず、例えば、ギアポンプ、スネークポンプであってもよい。ただし、得られる複数の希土類磁石間で質量の差異をより小さくする観点から、上述の容積式の往復ポンプが好適である。
また、スラリー製造工程は、上記所定の容器に代えてタンク内で行われてもよい。さらに、上記実施形態では、スラリーを金型16aに注入していないスラリー戻し工程及び成形工程でも、常にスラリー注入ポンプ13を稼動させている。しかし、それに代えて、第1切替工程又は第3切替工程の後に一旦スラリー注入ポンプ13を停止してもよい。この場合、第2切替工程又は第4切替工程の直前にスラリー注入ポンプ13を起動し、配管L5及びL7又は配管L35及びL37内に停滞していたスラリーをタンク11に戻してから、第2切替工程又は第4切替工程に入る。ただし、ショット間の質量の差異をより小さくするためには、スラリー注入ポンプ13を常に稼動させる方が好ましい。
さらに、本発明の製造装置又は製造方法は、希土類磁石に限らず、その他の金属磁石やフェライト磁石等、磁性粉末の焼結によって得られる焼結磁石であれば特に制限無く適用することができる。そして、これらの他の磁石の製造に適用した場合であっても、上述した実施形態と同様、ショット間の質量の差異が従来よりも小さくなる磁石を製造することが可能となる。
以下、実施例によって本発明を更に詳細に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
[成形体の作製]
(実施例1)
Nd:30%,Dy:1.8%,Al:0.2%,Co:0.5%,B:1.0%、残部Feからなるインゴットを粗粉砕した後、ジェットミルを用い、窒素雰囲気下で平均粒径が4μmとなるまで微粉砕を行い、希土類磁石の原料粉末を得た。次に、得られた原料粉末を、分留点が200〜250℃である合成油と混合した後、この混合物に対し、原料粉末濃度92%で60分の混練を行った。得られた混練物を、上記の合成油を加えて希釈し、原料粉末濃度が70%であるスラリーを調製した。
次いで、得られたスラリーを、図1に示すものと同様の磁石製造装置におけるタンク11内に投入した。そして循環ポンプ13を起動して、上記第1の実施形態と同様にしてスラリーを金型16aに注入した。それから、成形工程において、磁場中で成形を行って成形体を得た。なお、この実施例ではスラリー注入ポンプ13は常に稼動させ、成形工程の間もスラリーを配管L5及びL7を介してタンク11に戻していた。成形は、15kOeの磁場中、圧力2.0tonの条件で、金型中で上パンチと下パンチとの間で加圧するようにして行った。加圧中、上パンチ側にろ布を配置し、ここから溶媒を除去した。磁場方向は、プレス方向と一致するようにした。
そして、上記第1の実施形態におけるスラリー供給工程、第1切替工程、スラリー戻し工程及び成形工程、並びに第2切替工程を繰り返して、成形体を30個作製した。
[ショット間の質量の差異の測定]
得られた30個の成形体各々について質量を測定した。次に、これら30個の成形体の質量から、その相加平均値A(単位:g)を求めた。更に、その相加平均値A、最も重い成形体の質量H(単位:g)、並びに最も軽い成形体の質量L(単位:g)から、下記式(1)により、ショット間の質量の差異(単位:%)を導出した。その結果、この実施例1では、ショット間の質量の差異は1.0%であった。
(ショット間の質量の差異(%))=100×(H−L)/A (1)
(実施例2)
常にスラリー注入ポンプ13を稼動させることに代えて、第1切替工程の後に一旦スラリー注入ポンプ13を停止し、第2切替工程の直前にスラリー注入ポンプ13を再び起動し、配管L5及びL7内に停滞していたスラリーをタンク11に戻してから、第2切替工程に入った以外は実施例1と同様にした。その結果、実施例2では、ショット間の質量の差異は1.1%であった。
(参考例1)
第2切替工程の直前にスラリー注入ポンプ13を起動して、配管L5及びL7内に停滞していたスラリーをタンク11に戻すことに代えて、第2切替工程の後にスラリー注入ポンプ13を起動した以外は実施例2と同様にした。すなわち、この参考例1では、配管L5内に停滞していたスラリーをタンク11に戻さず、そのまま金型16aに注入した。その結果、参考例1では、ショット間の質量の差異は5.5%となった。
好適な実施形態の磁石の製造装置を概略的に示す図である。 図1を部分的に拡大した部分断面図である。 別の好適な実施形態の磁石の製造装置を概略的に示す図である。
符号の説明
10、30…磁石製造装置、11…タンク、13…スラリー注入ポンプ、14…三方弁、15…スラリー注入ノズル、16…成形機、16a…金型、34…切替手段、34a、b…二方弁。

Claims (2)

  1. 磁石の原料粉末及び溶媒を混合したスラリーを貯蔵する貯蔵部と、
    前記スラリーを成形する成形機と、
    前記貯蔵部から前記成形機に前記スラリーを送出する容積式の往復ポンプと、
    前記貯蔵部に貯蔵された前記スラリーを、配管を経由して前記貯蔵部に戻すとともに前記往復ポンプに供給する循環ポンプと、
    前記往復ポンプを経由した前記スラリーを流通する流路と、
    前記流路を流通した前記スラリーの供給先を前記成形機及び前記貯蔵部間で切り替える流路切替部と、
    を備える磁石の製造装置。
  2. 磁石の原料粉末及び溶媒を混合したスラリーを、循環ポンプを用いて前記スラリーを貯蔵する貯蔵部から配管を経由して前記貯蔵部に戻すとともに容積式の往復ポンプに供給する第1の工程と、
    往復ポンプに供給された前記スラリーを、流路を経由して、前記スラリーを成形する成形機に供給する第の工程と、
    前記スラリーを、前記貯蔵部から前記往復ポンプ及び前記流路を経由して、前記貯蔵部に戻す第の工程と、
    前記第及び第の工程の間に、前記流路を流通した前記スラリーの供給先を前記成形機及び前記貯蔵部間で切り替える第の工程と、
    を備える磁石の製造方法。
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