JP4867336B2 - 高張力冷延鋼板、高張力電気めっき鋼板および高張力溶融めっき鋼板 - Google Patents
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Description
このような特性を有する鋼板として、焼付硬化性鋼板(BH鋼板)が知られる。BH鋼板は、固溶C、N原子が転位上へ偏析して転位を固着することにより降伏応力が上昇する、いわゆる歪時効硬化現象を利用する鋼板である。BH鋼板を自動車用鋼板として用いると、プレス成形時に導入された転位が塗装焼付けの際に固溶C、Nによって固着されるために塗装焼付け後の降伏応力が上昇する。なお、高張力鋼板の焼付硬化性を改善することは、耐デント性や形状凍結性を改善することにもつながる。
(c)プレス加工時に線状の表面欠陥が生じ易い。すなわち、BH鋼板をプレス成形した際に生じる表面欠陥は、凹凸をなした線状の表面疵であることが多く、塗装後にも消失しない。このため、この表面欠陥が、例えばルーフやフードやドアのアウターパネル等といった、美麗な外観品質を要求される自動車外板パネルに発生すると、重大な欠陥となる。
(A)図1は、表面欠陥の発生部およびその周辺におけるフェライト粒の板幅方向への硬さ分布を示すグラフである。図2は、表面欠陥のない正常部におけるフェライト粒の板幅方向への硬さ分布を示すグラフである。図1、2のグラフにおけるHv(max)は測定範囲(10mm幅)におけるフェライト粒の最大のビッカース硬さを示し、Hv(ave)はこの測定範囲におけるフェライト粒の平均ビッカース硬さを示す。図1、2のグラフから、表面欠陥は、周囲に比べてフェライト粒の硬さが突出して高い部位において発生することがわかる。
(C)焼鈍後の冷却速度が速いほどHv(max)とHv(ave)との差{Hv(max)−Hv(ave)}が大きくなり、表面欠陥が発生し易くなる。
この理由は、鋼板が不連続降伏する場合、急冷中の熱応力による局所的な塑性変形量が特に増大し、さらに歪み時効硬化の影響が加わることにより、塑性変形部分が周囲に比較して著しく硬質化するためであると推定される。
さらに別の観点からは、本発明は、上述した高張力冷延鋼板を母材とし、表面に溶融めっき層を備えることを特徴とする高張力溶融めっき鋼板である。
本実施の形態の高張力冷延鋼板の(a)金属組織、(b)化学組成および(c)製造条件の限定理由を順次説明する。
本実施の形態の高張力冷延鋼板は、フェライト相中にマルテンサイト相を含む低温変態生成相が分散した複合組織を有する。この複合組織を有することにより、鋼板の降伏応力が低下し、良好なプレス成形性および耐面歪み性を得ることができるとともに、耐常温時効性を損なうことなく高い焼付硬化性を得ることができる。
低温変態生成相の全体の体積率は3%越であることが好ましい。低温変態生成相として2種以上の相、例えば、マルテンサイト相とベイナイト相を含んでいてもよい。マルテンサイト相の体積率が増加し過ぎると降伏応力が上昇し、形状凍結性および耐面歪み性が劣化する。このため、マルテンサイト相の体積率は10%未満とすること、もしくは、低温変態生成相としてマルテンサイト相とベイナイト相の双方を含ませることが望ましい。マルテンサイト相の体積率を3%未満とすればさらに好ましい。一方、低温変態生成相の体積率が増加し過ぎると引張強度が上昇し過ぎ、延性および深絞り性が劣化する。このため、低温変態生成相の体積率は15%未満とすることが好ましく、12%未満とすることがさらに好ましい。
また、プレス成形性の観点から、鋼板の引張強度は590MPa未満であることが好ましい。なお、フェライト相と低温変態生成相の他に残留オーステナイト相を含んでいてもよく、耐常温時効性を良好に保つためには、残留オーステナイト相の体積率を、低温変態生成相の全体の体積率よりも小さくするとともに3%未満とすることが好ましい。
本実施の形態の高張力冷延鋼板は、以上の金属組織を有する。
(b)組成
本実施の形態の高張力冷延鋼板は、延性や耐常温時効性等をさらに向上させるために、以下に示す組成を有する。
C含有量が0.0025%未満であると上述した複合組織を得られなくなり、一方、C含有量が0.04%以上であると鋼板の延性および深絞り性が損なわれる。したがって、本実施の形態では、C含有量は0.0025%以上0.04%未満とする。望ましい範囲は0.011%以上0.029%以下であり、さらに望ましい範囲は、0.016%以上0.029%以下である。
Siは、鋼中に不可避的に含有される元素であり、延性を劣化させるとともに冷延鋼板の化成処理性およびめっき鋼板のめっき性を著しく劣化させる。したがって、Si含有量は少ないほど好ましい。しかし、Siは鋼板を強化する作用を有するので、本実施の形態では、鋼を強化するために0.5%まで含有させてもよい。好ましくは0.1%以下であり、さらに好ましくは0.02%以下である。
Mnは、鋼の焼入性を向上させる作用があり、フェライト相中に低温変態生成相を分散させるために本実施の形態では0.5%以上含有させる。一方、過度に含有させると延性および深絞り性が劣化するので、本実施の形態ではMn含有量の上限を2.5%とする。好ましい範囲は、1.0%以上2.0%未満であり、さらに好ましい範囲は1.0%以上1.5%未満である。
Pは、鋼中に不可避的に含有される元素であり、粒界に偏析して二次加工脆性および溶接性を劣化させる。したがって、P含有量は少ないほど好ましい。しかし、Pは安価に、また、深絞り性をさほど劣化させることなく、鋼を強化することができるため、本実施の形態では所望の強度を得るために0.05%以下の範囲で含有させてもよい。好ましくは、下限は0.01%であり、上限は0.035%である。
Sは、鋼中に不可避的に含有される不純物であり、粒界に偏析して鋼を脆化させるためにS含有量は少ないほど好ましい。本実施の形態ではS含有量は0.01%以下とする。
Alは、溶鋼を脱酸するために用いられる。しかし、0.15%を超えて含有させると効果が飽和して不経済となる。このため、本実施の形態ではsol.Al含有量は0.15%以下とする。なお、AlはNと結合してAlNを形成し、Nによる時効劣化を防止するため、N含有量の10倍以上含有させることが望ましい。
Nは、鋼中に不可避的に含有される元素であり、N含有量の増加は延性、深絞り性および耐常温時効性を劣化させる。したがって、本実施の形態ではN含有量は0.008%未満とする。好ましい範囲は0.005%未満であり、さらに好ましい範囲は0.004%未満である。
Crは、延性を損なうことなく鋼の焼入性を向上させる作用があり、フェライト相中に低温変態生成相を分散させるために本実施の形態では0.02%以上含有させる。一方、過度に含有させると深絞り性が劣化し、冷延鋼板では化成処理性が劣化するとともにめっき鋼板ではめっき性が劣化する。したがって、本実施の形態ではCr含有量の上限を2.0%とする。好ましい範囲は0.05%以上1.0%以下である。また、延性をさらに向上させるためには、Mn含有量の1/10以上含有させることが好ましい。
B:0.003%以下および/またはMo:1.0%以下
B、Moは、特に含有させなくてもよい。しかし、鋼の焼入性をさらに向上させるためにその一方または双方を含有させてもよい。ただし、Bは深絞り性を劣化させるので、上限を0.003%とする。望ましい範囲は0.0002%以上0.002%未満である。また、Moは1.0%を超えて含有させると効果が飽和して不経済となるため、1.0%以下とする。望ましい範囲は0.02%以上0.5%未満である。
Tiは、特に含有させる必要はない。しかし、Tiは、Nと結合してTiNを形成することでNによる時効劣化を防止するので、含有させてもよい。しかし、0.1%を超えて含有させても効果が飽和して不経済となる。このため、Ti含有量は0.1%以下とする。下限は特に規定されないが、好ましくは0.003%以上0.025%以下である。
本実施の形態の高張力冷延鋼板は、以上の組成を有する。
(c)製造条件
上述した組成を有する鋼は、適宜手段により溶製された後に、連続鋳造法により鋼塊とされるか、または、任意の鋳造法により鋼塊とした後に分塊圧延する方法等により鋼片とされる。この鋼塊または鋼片は再加熱するか、連続鋳造後の高温の鋼塊または分塊圧延後の高温の鋼片をそのまま、または、補助加熱を行って、熱間圧延される。本明細書では、このような鋼塊および鋼片を、熱間圧延の素材として「鋼片」と総称する。
再結晶焼鈍における均熱後の冷却過程では、650℃以下450℃以上の温度範囲を15℃/s以上200℃/s以下の冷却速度で冷却する。この温度範囲での冷却速度が15℃/s未満であると、フェライト量が多くなり過ぎて耐常温時効性が劣化する。一方、この温度範囲での冷却速度が200℃/sを上回ると、鋼板の平坦度が劣化する。好ましい冷却速度は50℃/s以上150℃/s以下であり、さらに好ましい冷却速度は60℃/s超130℃/s未満である。
実験用真空溶解炉を用いて、表1に示される組成を有する鋼を溶解し、鋳造した。これらの鋼塊を熱間鍛造により30mmの鋼片とし、電気加熱炉を用いて1240℃に加熱し、1時間保持した。鋼片を炉から抽出した後、実験用熱間圧延機を用いて900℃以上の温度範囲で熱間圧延を開始し、厚さ5mmの熱延鋼板を得た。
焼付硬化性は、焼鈍板の板幅方向からJIS5号引張試験片を採取し、2%の引張予ひずみを付与してから、170℃で20分間の熱処理を施した後に引張試験に供し、得られた降伏応力(YS)と2%変形応力との差をBH量とし、焼付硬化性の指標とした。
さらに、試番3、6、9、12、15では、(Hv(max)−Hv(ave))/Hv(ave)の値が0.5よりも大きいため、加工後の鋼板の表面に表面欠陥が発生してしまい、表面性状が不芳であった。
また、板幅方向から採取したJIS5号引張試験片に引張試験を行って、降伏応力(YS)、引張強度(TS)、降伏点伸び(YPE)および全伸び(El)を求めた。
Claims (6)
- 主相がフェライト相であるとともに第二相がマルテンサイト相を含む低温変態生成相である組織を備え、板幅方向へ長さが10mmである任意の断面におけるフェライト相の硬さ分布が下記(1)式を満足することを特徴とする高張力冷延鋼板。
Hv(max)−Hv(ave)<0.5×Hv(ave) ・・・・・(1)
(1)式におけるHv(max)は、前記高張力冷延鋼板の板厚をtとした場合に表面から深さ方向への距離が(1/8)t以上(1/4)t以下である範囲におけるフェライト粒の最大ビッカース硬さであり、Hv(ave)は、該範囲におけるフェライト粒の平均ビッカース硬さである。 - 質量%で、C:0.0025%以上0.04%未満、Si:0.5%以下、Mn:0.5%以上2.5%以下、P:0.05%以下、S:0.01%以下、sol.Al:0.15%以下、N:0.008%未満、Cr:0.02%以上2.0%以下、残部Feおよび不純物からなる鋼組成を有する請求項1に記載された高張力冷延鋼板。
- さらに、質量%で、B:0.003%以下および/またはMo:1.0%以下を含有する請求項2に記載された高張力冷延鋼板。
- さらに、質量%で、Ti:0.1%以下を含有する請求項2または請求項3に記載された高張力冷延鋼板。
- 請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載された高張力冷延鋼板が表面に電気めっき層を備えることを特徴とする高張力電気めっき鋼板。
- 請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載された高張力冷延鋼板が表面に溶融めっき層を備えることを特徴とする高張力溶融めっき鋼板。
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