JP4866928B2 - 無線オーダーシステムおよび無線オーダー方法 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば、飲食店などで用いられる無線オーダーシステムおよび無線オーダー方法に関する。
従来、レストランなどの飲食店で用いられる無線オーダーシステム等では注文情報や顧客情報等の各種オーダーデータを入力するために複数のハンディターミナルと、各ハンディターミナルの上位装置であって各ハンディターミナルでは行うことができないように制限されている特定の業務を行うことができるオーダーステーションと、を無線基地局により相互通信可能に接続して構築されている。
この無線オーダーシステムにおいて複数のハンディターミナルを一元管理する上位装置は、メニュー情報等の各種ファイルが格納されている。たとえば、メニュー価格変更する場合には、店舗の責任者が価格変更するようになっている。
また、端末のキーボードから利用者コードを入力するとパスワードファイルにより利用者コードと該当するレコードがハンディターミナルへ送信される。そして、ハンディターミナルはパスワードファイルの該当するレコードを受信すると、パスワードレコードを照合しそのパスワードが正しければ予め指定された処理を開始する方法が知られている(たとえば、特許文献1参照)。
特開昭63−104536号公報
前記特許文献1には、特定の端末を利用するために利用者コードとパスワードを入力するとともに、入力したパスワードが正しければ予め指定された処理を行うように記載されている。しかし、前記特許文献1には、パスワードの照合方法についてのみ述べられているものである。
本発明の目的は、店舗の責任者権限があればどのハンディターミナルからも特定の業務をタイムリーに実行することが可能な無線オーダーシステムおよび無線オーダー方法を提供しようとするものである。
本発明は、複数のハンディターミナルと、この複数のハンディターミナルとの間で無線通信によるデータの送受信を行う無線基地局と、この無線基地局と通信回線とを介して前記データの送受信を可能に接続される上位装置とを備え、前記各ハンディターミナルは、操作部および表示部と、前記操作部を操作する操作者の認証情報を取得する認証情報入力手段と、この認証情報入力手段を介して取得された前記認証情報に基づいて前記無線基地局と前記通信回線とを介して前記上位装置にアクセスする認証アクセス手段と、この認証アクセス手段によるアクセスに応答して前記上位装置から責任者権限を取得する責任者権限取得手段と、この責任者権限取得手段により責任者権限が取得されるとオンになり、責任者権限業務の終了に伴う解除操作でオフに戻る責任者権限フラグを保持する保持手段と、前記責任者権限フラグがオンになると、責任者権限業務の実行が可能であることを操作者に通知し操作者に確認操作を促す責任者権限業務画面を前記表示部に表示させ、前記確認操作が行われると責任者権限業務を選択するための選択画面を前記表示部に表示させる表示手段と、前記責任者権限業務の終了に伴う解除操作により前記責任者権限フラグをオフにして、前記上位装置に認証解除を通知する認証解除通知手段と、を備え、前記上位装置は、前記ハンディターミナルを操作する操作者の認証情報別にそれぞれ操作者権限を設定する、責任者権限を有する操作者に対して設定内容をオンにする責任者権限フラグの設定部を有する操作者権限設定テーブルと、前記各ハンディターミナルに前記認証情報を入力した操作者の前記操作者権限を管理する、前記ハンディターミナルの端末番号と責任者権限フラグを対応付けて保持する保持部を有するハンディターミナル管理テーブルと、前記認証アクセス手段によりアクセスされた前記認証情報を取得する認証情報取得手段と、この認証情報取得手段により取得した前記認証情報に対して、前記操作者権限設定テーブルに設定された前記責任者権限フラグを参照し、前記認証情報を取得した操作者が責任者権限を有する操作者であるか否かを判定する判定手段と、この判定手段により前記責任者権限を有する操作者であることを判定すると、前記ハンディターミナル管理テーブルの対応する端末番号の責任者権限フラグをオンにして、前記ハンディターミナルに前記責任者権限を通知し、前記選択画面で選択された責任者権限業務の受付処理を実行可能にする責任者権限通知手段と、前記認証解除通知手段から前記認証解除の通知を受けて前記ハンディターミナル管理テーブルの前記責任者権限フラグをオフにし、前記責任者権限業務の処理を終了する認証解除手段とを備えた無線オーダーシステムを特徴とする
また、本発明は、操作部および表示部を有する複数のハンディターミナルと、この複数のハンディターミナルとの間で無線通信によるデータの送受信を行う無線基地局と、この無線基地局と通信回線とを介して前記データの送受信を可能に接続される上位装置とを備えた無線オーダーシステムの無線オーダー方法であって、前記各ハンディターミナルは、前記操作部を操作する操作者の認証情報を取得する認証情報入力ステップと、この認証情報入力ステップを介して取得された前記認証情報に基づいて前記無線基地局と前記通信回線とを介して前記上位装置にアクセスする認証アクセスステップと、この認証アクセスステップによるアクセスに応答して前記上位装置から責任者権限を取得する責任者権限取得ステップと、この責任者権限取得ステップにより責任者権限が取得されるとオンになり、責任者権限業務の終了に伴う解除操作でオフに戻る責任者権限フラグを保持するフラグ保持ステップと、前記責任者権限フラグがオンになると、責任者権限業務の実行が可能であることを操作者に通知し操作者に確認操作を促す責任者権限業務画面を前記表示部に表示させ、前記確認操作が行われると責任者権限業務を選択するための選択画面を前記表示部に表示させる表示ステップと、前記責任者権限業務の終了に伴う解除操作により前記責任者権限フラグをオフにして、前記上位装置に認証解除を通知する認証解除通知ステップと、を備え、前記上位装置は、前記ハンディターミナルを操作する操作者の認証情報別にそれぞれ操作者権限を設定する、責任者権限を有する操作者に対して設定内容をオンにする責任者権限フラグの設定部を有する操作者権限設定テーブルと、前記各ハンディターミナルに前記認証情報を入力した操作者の前記操作者権限を管理する、前記ハンディターミナルの端末番号と責任者権限フラグを対応付けて保持する保持部を有するハンディターミナル管理テーブルとを有し、前記認証アクセスステップによりアクセスされた前記認証情報を取得する認証情報取得ステップと、この認証情報取得ステップにより取得した前記認証情報に対して、前記操作者権限設定テーブルに設定された前記責任者権限フラグを参照し、前記認証情報を取得した操作者が責任者権限を有する操作者であるか否かを判定する判定ステップと、この判定ステップにより前記責任者権限を有する操作者であることを判定すると、前記ハンディターミナル管理テーブルの対応する端末番号の責任者権限フラグをオンにして、前記ハンディターミナルに前記責任者権限を通知し、前記選択画面で選択された責任者権限業務の受付処理を実行可能にする責任者権限通知ステップと、前記認証解除通知ステップで前記認証解除の通知を受けて前記ハンディターミナル管理テーブルの前記責任者権限フラグをオフにし、前記責任者権限業務の処理を終了する認証解除ステップとを備えたことを特徴とする
本発明によれば、各操作者にそれぞれ設定された操作者権限によって、責任者権限ある店長等が責任者権限業務を実行することによりシステムのセキュリティを確保することが可能となる。
以下、本発明の一実施の形態について図面を参照して説明する。
本発明の実施の形態は、たとえば、レストランなどの飲食店で使用される飲食店システムの無線オーダーシステムについて説明をする。
この無線オーダーシステムにおいて、店舗で利用する複数のハンディターミナルは、店舗の責任者権限のある店長や責任者以外の店員等の操作者が共用して使用する可能性があるため、操作者権限に応じてアクセス可能なアクセス権限を与えるようにしている。例えば、店舗の責任者権限の店長は、全ての業務に対してアクセス可能な責任者用アクセス権限を与えている。
また、責任者以外の店員等の場合は、登録、点検および設定の一部の業務に付いてアクセス可能な責任者以外アクセス権限を与えている。ここで、責任者権限とは、店員等にアクセス制限されているたとえば、メニュー価格の変更等の特定業務をいう。責任者以外権限とは、特定業務についてアクセスを制限している。
このように特定業務について店員等にアクセス制限することでこのシステムのセキュリティが確保される。
図1に示すように、飲食店システム11は、店舗内に備えられた無線オーダーシステム12と、インターネットや公衆回線等のネットワーク13を介して接続され本部に備えられるホストコンピュータ14との間でデータ通信可能に接続される構成となっている。
このホストコンピュータ14は、前記ネットワーク13を介して前記無線オーダーシステム12とのデータ集配信や売上分析およびメンテナンス等の各種業務を処理する機能を有する。
店舗側の前記無線オーダーシステム12は、図1に示すように店舗の責任者権限としての店長や責任者以外の店員等が共用する携帯可能な複数のハンディターミナル15、天井などに設置されて前記各ハンディターミナル15と無線通信可能な無線基地局としてのアクセスポイント16、前記各ハンディターミナル15からの注文メニューをキッチンの調理人に指示するために注文伝票を印字発行するキッチンプリンタ17、チェックアウトカウンタ等に設置される会計装置であるPOS(Point of Sales:販売時点管理)ターミナル18、前記無線オーダーシステム12の全体をコントロールする前記ハンディターミナル15の上位装置としてのオーダーステーション19を備え、前記アクセスポイント16、前記キッチンプリンタ17、前記POSターミナル18および前記オーダーステーション19はLAN(Local Area Network)等の通信回線20によって接続されている。
そして、前記オーダーステーション19は、インターネット上のWWW(World Wide Web)サーバとしての機能を備えており、前記ネットワーク13を介して本部の前記ホストコンピュータ14とデータ通信が可能となっている。なお、ハンディターミナル15、アクセスポイント16、キッチンプリンタ17およびPOSターミナル18の設置数はいずれも任意に設置することが可能である。
無線オーダーシステム12は、各ハンディターミナル15によりオーダーメニュー情報が入力されると、このオーダーメニュー情報とともにハンディターミナル15の端末番号がアクセスポイント16を介してオーダーステーション19に送信される。
オーダーステーション19は、オーダーメニュー情報とともにハンディターミナル15の端末番号をキッチンプリンタ17およびPOSターミナル18に送信する。
無線オーダーシステム12を構成するハンディターミナル15とオーダーステーション19とについて説明をする。なお、無線オーダーシステム12を構成するアクセスポイント16、キッチンプリンタ17およびPOSターミナル18については構成および機能は周知技術と同等なものであるのでその説明を省略する。
まず、前記各ハンディターミナル15の構成を説明する。
図2は、前記ハンディターミナル15の要部構成を示すブロック図である。
前記ハンディターミナル15は、図2に示すように、CPU(Central Processing Unit)21、このCPU21が各部を制御するためのプログラムデータを格納するROM(Read Only Memory)22、前記CPU21が処理するデータを格納する記憶領域やテーブル等を形成したRAM(Random Access Memory)23を設けている。
前記RAM23には、責任者権限フラグのメモリエリア231が形成されている。責任者権限フラグは、責任者権限の実行が認証されるとオン(ON)し、実行が禁止されるとオフ(OFF)する。
ここで、操作者の認証情報である操作者ID、パスワードについて説明をする。前記ハンディターミナル15を操作する必要がある操作者、例えば、店舗の責任者としての店長、責任者以外の店員等は本部から操作者IDに対応したパスワードを知らされる。このパスワードは、例えば、店長、店員等の前記ハンディターミナル15を操作する必要が生じた者に割り当てられる。この場合、人毎に異なるパスワードが割り当てられても、店長の責任者権限、店員等の責任者以外権限の権限毎に異なるパスワードが割り当てられても、いずれでもよい。
また、前記ハンディターミナル15は、表示部24、入力部25、時計部26およびアンテナ27を接続した無線送受信部28を設けている。
前記入力部25には、操作者の認証情報入力手段251が特に設けている。
前記CPU21とROM22、RAM23、表示器24、入力部25、無線送受信部27、時計部28とはバスライン29によって接続されている。
図3は、ハンディターミナル15の表面図を示す。
図3に示すようにハンディターミナル15は、本体ケース31の表面の上部にタッチパネルつき表示部24である液晶カラーディスプレイを備え、前記表示部24の下部には、入力部25が備えられている。この入力部25には、「0〜9」、「送信」、「取消」、「C」、等のタッチ操作のボタンが設けられている。
前記表示部24には、図4に示すように、操作者IDおよびパスワードを表示する操作者認証画面、図5に示すように、責任者権限が実行する責任者権限業務画面を表示可能である。また、図示しないが、メニュー名、価格、合計金額等を表示するオーダー業務の画面が表示可能である。また、オーダーステーション19からの責任者権限の各種情報を閲覧するために表示可能になっている。
次に、オーダーステーション19の構成を説明する。
前記オーダーステーション19は、図6に示すように、CPU51、このCPU51が各部を制御するためのプログラムデータを格納するROM52、前記CPU51が処理するデータを格納する記憶領域や各種データを格納した各種ファイル等を形成したRAM53、HDD(Hard Disk Drive)54を設けている。
HDD54には、操作者権限設定テーブル541、ハンディターミナル管理テーブル542を特に設けている。また、図示しないが、メニューコード、品名、単価等からなるメニューデータを記憶するメニューファイル、オーダーデータ等を記憶するオーダーファイル等を設けている。
図7に示すように、操作者権限設定テーブル541は、操作者ID、パスワード、氏名および責任者権限フラグから構成されている。ここで、責任者権限フラグのオン(ON)は、店長などの責任者権限を有する。また、責任者権限フラグのオフ(OFF)は、店員などの責任者以外である。操作者権限設定テーブル541は、操作者権限設定手段として構成する。
また、図8に示すように、ハンディターミナル管理テーブル542は、予め各ハンディターミナル15に割り振られている端末固有の端末番号別に、当該ハンディターミナル15を使用する操作者の操作者ID、パスワード、氏名、当該ハンディターミナル15が認証中か否かを示す認証フラグ(ON:認証中、OFF:認証解除中)および当該ハンディターミナル15が責任者権限の認証が与えられているか否かを示す責任者権限フラグ(ON:実行許可、OFF:実行禁止)を記憶する。ここに、ハンディターミナル管理テーブル544は、ハンディターミナル管理手段を構成する。
また、前記オーダーステーション19は、表示部55、入力部56、時計部57、通信部58およびプリンタ59を設けている。
前記CPU51とROM52、RAM53、HDD54、表示部55、入力部56、時計部57、通信部58およびプリンタ59とはバスライン60によって接続されている。
図9は、各ハンディターミナル15のCPU21が実行する各種処理の要部を示すフローチャートである。
当該ハンディターミナル15のCPU21は、図9のフローチャートで示す動作処理を実行する。
先ず、CPU21は、図4に示すように表示部24に操作者認証画面を表示させるとともに、ST(ステップ)11として前記操作者認証画面に当該操作者の前記認証情報である操作者IDとパスワードが入力されているか否かを判断する。なお、操作者IDとパスワードは認証情報入力手段251から入力することができる。
そして、操作者IDとパスワードが入力されている場合には、CPU21は、ST12としてその操作者IDとパスワードおよび当該ハンディターミナル15の端末番号と含む認証情報伝文を作成する。そして、「送信」をタッチ操作すると、この認証情報伝文を当該ハンディターミナル15の無線通信部28とアンテナ27とアクセスポイント16と通信回線20と通信部76を介してオーダーステーション19にアクセスする(認証アクセス手段)。
その後、CPU21は、ST13としてオーダーステーション19からの前記認証が成功したか否かの応答を待機する。
前記オーダーステーション19のCPU51は、いずれかのハンディターミナル15からアクセスがあると、図10のフローチャートに示す処理を開始する。
先ず、CPU51は、ST41として当該ハンディターミナル15から操作者の認証情報伝文である操作者ID、パスワードおよび端末番号を取得する(認証情報取得手段)。
ST42として認証情報が有効か否かを判断する。ここで、認証情報伝文中の端末番号に対応するハンディターミナル管理テーブル542の認証フラグがオン(ON)している場合、又は認証情報伝文中の操作者IDが操作者権限設定ファイル541に設定されていない場合には、認証を無効と判断する。その場合には、CPU51は、ST43としてアクセス元のハンディターミナル15に対して認証失敗の通知文を通信部58と通信回線20とアクセスポイント16とアンテナ27と無線通信部28を介して送信して、この処理を終了する。
これに対して、認証情報伝文中のハンディターミナル15の端末番号に対応するハンディターミナル管理テーブル542の認証フラグがオフ(OFF)であり、また認証情報伝文中の操作者IDがハンディターミナル管理テーブル542に設定されている場合には、認証を有効と判断する。その場合には、CPU21は、ST44として認証情報伝文中のハンディターミナル15の端末番号に対応するハンディターミナル管理テーブル542の認証フラグをオン(ON)にする。
また、ST45として操作者権限設定テーブル541から認証情報伝文中の操作者IDに対応する氏名および責任者権限フラグを読出し、ハンディターミナル管理テーブル542の当該端末番号に対応するエリアに、当該操作者IDとともに氏名および責任者権限フラグを格納する。その後、CPU21は、ST46として認証情報伝文のアクセス元の当該ハンディターミナル15に対して認証成功の通知伝文を通信部58と通信回線20とアクセスポイント16とアンテナ27と無線通信部28を介して送信する。
図9に説明を戻す。操作者の認証情報伝文をオーダーステーション19に送信した当該ハンディターミナル15のCPU21は、オーダーステーション19からST13として認証成功の通知伝文を受信すると(ST13−YES)、ST14としてオーダーステーション19から責任者権限の通知伝文を受信したか否かを判断する。ここで、一定時間内に責任者権限の通知伝文を受信しなかった場合には(ST14−NO)、当該ハンディターミナル15は責任者権限が認証されなかったので、ST15として表示部24に責任者以外用業務メニュー画面を表示させて、この処理を終了させる。また、認証成功の通知伝文を受信できない場合には(ST13−NO)、ST15の処理をして、終了させる。
これに対して、責任者権限の通知伝文を受信した場合には(ST14−YES)、当該ハンディターミナル15は責任者権限を認証されたので、CPU21は、ST16としてメモリエリア231の責任者権限フラグをオン(ON)にする。また、ST17として表示部24に図5に示すように責任者権限業務画面を表示させる。その後、ST18として図5に示すように、責任者権限業務画面の「OK」が操作され表示確認が指令されると、CPU21は、責任者権限業務画面を消去した後、ST19として図示しない、責任者権限業務メニュー選択画面を表示させる。そして、前記責任者権限業務メニュー選択画面において責任者権限業務が選択されると、CPU21は、ST20としてメモリエリア231の責任者権限フラグを調べる。そして、責任者権限フラグがオン(ON)している場合には、責任者権限業務の実行が認証されているので、メニュー価格変更等の所定の責任者権限業務を実行する(責任者権限業務実行手段)。
この責任者権限業務実行手段により責任者権限業務の実行が終了すると、当該ハンディターミナル15の責任者権限の認証を解除するためにST21として図示しない、「解除」ボタンを操作すると、メモリエリア231の責任者権限フラグがオフ(OFF)になる。ST22としてCPU21は、操作者IDとパスワードおよび当該ハンディターミナル15の端末番号と含む認証解除伝文を作成する。この認証解除伝文を当該ハンディターミナル15の無線通信部28とアンテナ27とアクセスポイント16と通信回線20と通信部76を介してオーダーステーション19にアクセスする(認証解除アクセス手段)。
オーダーステーション19のCPU51は、当該ハンディターミナル15から認証解除伝文のアクセスがあると、図11のフローチャートに示す処理を開始する。
先ず、ST61として認証解除伝文を取得する(認証解除伝文取得手段)。
ST62として認証解除伝文が有効か否かを判断する。ここで、認証解除伝文中の端末番号に対応するハンディターミナル管理テーブル542の認証フラグがオン(ON)であり、同端末番号に対応する操作者IDが認証解除伝文中の操作者IDと一致する場合には(ST62−YES)、認証解除を有効とする。その場合には、CPU51は、ST63として同端末番号に対応するハンディターミナル管理テーブル542の認証フラグをオフ(OFF)にする。
また、ST64として同端末番号に対応するハンディターミナル管理テーブル542の操作者ID,パスワード、氏名、操作者権限フラグをクリアする。
これに対応し、認証解除伝文中の端末番号に対応するハンディターミナル管理テーブル542の認証フラグがオフ(OFF)している場合、または、同端末番号に対応する操作者IDが認証解除伝文中の操作者IDと一致しない場合には(ST62−NO)、認証解除を無効とする。その場合には、CPU51は、ST65として認証解除の失敗としてこの処理を終了させる。
本発明による実施の形態は、責任者権限を有する店長等は、どのハンディターミナル15からも責任者業務を行うことが可能となる。また、オーダーステーション19の設置されている場所まで出向くことがないので効率的に業務を行うことが可能である。また、メニュー価格等に対して異なる価格が設定されるようなことが防止される。
以上説明したように、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、実施の段階ではその趣旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能であるのは勿論である。
本発明の一実施の形態に係る飲食店システムの要部構成を示す模式図。 同実施の形態に係るハンディターミナルの要部構成を示すブロック図。 同実施の形態に係るハンディターミナルの要部構成を示す正面図。 同実施の形態に係るハンディターミナルの表示部に表示する操作者認証画面を示す図。 同実施の形態に係るハンディターミナルの表示部に表示する責任者業務画面を示す図。 同実施の形態に係るオーダーステーションの要部構成を示すブロック図。 同実施の形態に係るオーダーステーションのHDDに形成した操作者権限管理テーブルのデータ構造を示す模式図。 同実施の形態に係るオーダーステーションのHDDに形成したハンディターミナル管理テーブルのデータ構造を示す模式図。 同実施の形態に係るハンディターミナルのCPUが実行する認証処理、伝文取得処理およびの要部を示すフローチャート。 同実施の形態に係るオーダーステーションのCPUが実行する認証処理伝文受信処理および認証解除処理の要部を示すフローチャート。 同実施の形態に係るオーダーステーションのCPUが実行する認証処理伝文受信処理および認証解除処理の要部を示すフローチャート。
12…無線オーダーシステム、15…ハンディターミナル、16…アクセスポイント(無線基地局)、19…オーダーステーション(上位装置)、20…通信回線、21、51…CPU、24…表示部、25…入力部、251…認証情報入力手段、541…操作者権限設定テーブル(操作者権限設定手段)、542…ハンディターミナル管理テーブル(ハンディターミナル管理手段)。

Claims (4)

  1. 複数のハンディターミナルと、この複数のハンディターミナルとの間で無線通信によるデータの送受信を行う無線基地局と、この無線基地局と通信回線とを介して前記データの送受信を可能に接続される上位装置とを備え、
    前記各ハンディターミナルは、
    操作部および表示部と、
    前記操作部を操作する操作者の認証情報を取得する認証情報入力手段と、
    この認証情報入力手段を介して取得された前記認証情報に基づいて前記無線基地局と前記通信回線とを介して前記上位装置にアクセスする認証アクセス手段と、
    この認証アクセス手段によるアクセスに応答して前記上位装置から責任者権限を取得する責任者権限取得手段と、
    この責任者権限取得手段により責任者権限が取得されるとオンになり、責任者権限業務の終了に伴う解除操作でオフに戻る責任者権限フラグを保持する保持手段と、
    前記責任者権限フラグがオンになると、責任者権限業務の実行が可能であることを操作者に通知し操作者に確認操作を促す責任者権限業務画面を前記表示部に表示させ、前記確認操作が行われると責任者権限業務を選択するための選択画面を前記表示部に表示させる表示手段と、
    前記責任者権限業務の終了に伴う解除操作により前記責任者権限フラグをオフにして、前記上位装置に認証解除を通知する認証解除通知手段と、
    を備え、
    前記上位装置は、
    前記ハンディターミナルを操作する操作者の認証情報別にそれぞれ操作者権限を設定する、責任者権限を有する操作者に対して設定内容をオンにする責任者権限フラグの設定部を有する操作者権限設定テーブルと、
    前記各ハンディターミナルに前記認証情報を入力した操作者の前記操作者権限を管理する、前記ハンディターミナルの端末番号と責任者権限フラグを対応付けて保持する保持部を有するハンディターミナル管理テーブルと、
    前記認証アクセス手段によりアクセスされた前記認証情報を取得する認証情報取得手段と、
    この認証情報取得手段により取得した前記認証情報に対して、前記操作者権限設定テーブルに設定された前記責任者権限フラグを参照し、前記認証情報を取得した操作者が責任者権限を有する操作者であるか否かを判定する判定手段と、
    この判定手段により前記責任者権限を有する操作者であることを判定すると、前記ハンディターミナル管理テーブルの対応する端末番号の責任者権限フラグをオンにして、前記ハンディターミナルに前記責任者権限を通知し、前記選択画面で選択された責任者権限業務の受付処理を実行可能にする責任者権限通知手段と、
    前記認証解除通知手段から前記認証解除の通知を受けて前記ハンディターミナル管理テーブルの前記責任者権限フラグをオフにし、前記責任者権限業務の処理を終了する認証解除手段と、
    を備えたことを特徴とする無線オーダーシステム。
  2. 前記操作者権限設定テーブルは、前記ハンディターミナルを操作する操作者の識別番号とパスワードと氏名の各設定部を前記責任者権限フラグの設定部に対応付けて具備し、責任者権限を有する操作者に対して責任者権限フラグがオンに設定されていることを特徴とする請求項1に記載の無線オーダーシステム。
  3. 前記ハンディターミナル管理テーブルは、前記認証アクセスを行った前記ハンディターミナルの端末番号と、当該ハンディターミナルを操作する操作者の識別番号、パスワード、および氏名と、前記認証アクセスを行った前記ハンディターミナルが認証された状態にあるか否かを示す認証フラグと、前記責任者権限フラグとを対応付けて保持するエリアを有し、前記氏名および責任者権限フラグを保持する各エリアに、前記操作者権限設定テーブルに設定された、前記認証情報電文中の操作者の識別番号に対応する氏名および責任者権限フラグが保持されることを特徴とする請求項2に記載の無線オーダーシステム。
  4. 操作部および表示部を有する複数のハンディターミナルと、この複数のハンディターミナルとの間で無線通信によるデータの送受信を行う無線基地局と、この無線基地局と通信回線とを介して前記データの送受信を可能に接続される上位装置とを備えた無線オーダーシステムの無線オーダー方法であって
    前記各ハンディターミナルは、
    前記操作部を操作する操作者の認証情報を取得する認証情報入力ステップと、
    この認証情報入力ステップを介して取得された前記認証情報に基づいて前記無線基地局と前記通信回線とを介して前記上位装置にアクセスする認証アクセスステップと、
    この認証アクセスステップによるアクセスに応答して前記上位装置から責任者権限を取得する責任者権限取得ステップと、
    この責任者権限取得ステップにより責任者権限が取得されるとオンになり、責任者権限業務の終了に伴う解除操作でオフに戻る責任者権限フラグを保持するフラグ保持ステップと、
    前記責任者権限フラグがオンになると、責任者権限業務の実行が可能であることを操作者に通知し操作者に確認操作を促す責任者権限業務画面を前記表示部に表示させ、前記確認操作が行われると責任者権限業務を選択するための選択画面を前記表示部に表示させる表示ステップと、
    前記責任者権限業務の終了に伴う解除操作により前記責任者権限フラグをオフにして、前記上位装置に認証解除を通知する認証解除通知ステップと、
    を備え
    前記上位装置は、
    前記ハンディターミナルを操作する操作者の認証情報別にそれぞれ操作者権限を設定する、責任者権限を有する操作者に対して設定内容をオンにする責任者権限フラグの設定部を有する操作者権限設定テーブルと、
    前記各ハンディターミナルに前記認証情報を入力した操作者の前記操作者権限を管理する、前記ハンディターミナルの端末番号と責任者権限フラグを対応付けて保持する保持部を有するハンディターミナル管理テーブルとを有し、
    前記認証アクセスステップによりアクセスされた前記認証情報を取得する認証情報取得ステップと、
    この認証情報取得ステップにより取得した前記認証情報に対して、前記操作者権限設定テーブルに設定された前記責任者権限フラグを参照し、前記認証情報を取得した操作者が責任者権限を有する操作者であるか否かを判定する判定ステップと、
    この判定ステップにより前記責任者権限を有する操作者であることを判定すると、前記ハンディターミナル管理テーブルの対応する端末番号の責任者権限フラグをオンにして、前記ハンディターミナルに前記責任者権限を通知し、前記選択画面で選択された責任者権限業務の受付処理を実行可能にする責任者権限通知ステップと、
    前記認証解除通知ステップで前記認証解除の通知を受けて前記ハンディターミナル管理テーブルの前記責任者権限フラグをオフにし、前記責任者権限業務の処理を終了する認証解除ステップと、
    を備えたことを特徴とする無線オーダーシステムの無線オーダー方法。
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