JP4866797B2 - 建設機械の旋回制御装置 - Google Patents
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Description
第2の油圧ポンプを、原動機により駆動される可変容量型油圧ポンプとして構成し、第1の検出手段により旋回操作が検出されると、第2の油圧ポンプの傾転角を増加させる傾転角制御手段を設けることもできる。
この場合、第1の検出手段により旋回操作が検出されると、ポンプ傾転角を増加させ、その後、中立位置への戻し操作が検出されると、ポンプ傾転角を徐々に減少させることが好ましい。
第1の検出手段により検出された旋回操作量が多いほど、旋回操作時にポンプ傾転角を大きくするようにしてもよい。
油圧アクチュエータの駆動を指令する第2の操作レバーと、第2の操作レバーの操作を検出する第2の検出手段とをさらに備え、第1の検出手段により検出された操作に応じて第2の油圧ポンプの目標傾転角を演算する第1の傾転演算回路と、第2の検出手段により検出された操作に応じて第2の油圧ポンプの目標傾転角を演算する第2の演算回路とを有し、第1の傾転演算回路により演算された目標傾転角と第2の傾転演算回路により演算された目標傾転角のうち、大きい方の値にポンプ傾転角を制御するようにしてもよい。
旋回体の中央部に、第2の制御弁が複数集合してなるバルブユニットを設け、第1の制御弁を、バルブユニットから離間して設けることもできる。
図1は、本実施の形態に係る旋回制御装置を有する建設機械の一例である油圧ショベルの斜視図である。なお、油圧ショベルの前後左右方向を図示のように定義し、以下ではこの定義にしたがって各部の配置を説明する。
(1)旋回操作
例えば旋回用の操作レバー30を単独で操作(旋回操作)すると、傾転演算回路54Cからはその操作量に応じた目標傾転角qbが出力される(図6)。これにより旋回用ポンプ143の傾転角が目標傾転角q(=qb)に制御される。このとき、コントロールバルブ22は操作レバー30の操作量に応じて切り換わり、旋回用ポンプ143の吐出油が旋回モータ36に供給されて旋回モータ36が回転し、旋回体2が旋回する。なお、目標傾転角qbが傾転演算回路53から出力された目標傾転角qaよりも大きいときは、旋回用ポンプ143の傾転角は目標傾転角qaに制御される。
操作レバー30を単独で旋回操作している状態から、中立位置へ戻し操作(旋回停止操作)すると、傾転演算回路54Cから目標傾転角qbとして最小値qminが出力され、旋回用ポンプ143の傾転角が目標傾転角qminに制御される。このとき、コントロールバルブ22は中立位置に切り換わり、旋回用ポンプ143から旋回モータ36への油の流れが阻止されるが、旋回体2は急停止せず、慣性力により旋回を続ける。その結果、旋回モータ36がポンプ作用となって、旋回モータ36の流入側管路36a,36bにメークアップ回路38を介してメークアップ油が吸い込まれる。
(1)メインポンプ141,142の吐出油の流れを制御するバルブユニット21のメークアップポート21aに、旋回モータ36のメークアップ管路38を接続するとともに、旋回停止操作時に一次遅れの目標傾転角qxを出力し、メインポンプ141,142の吐出量を遅れて減少させるようにした。これにより旋回停止操作時に戻り油路41を流れる油量が増加し背圧が発生するので、旋回モータ36の流入側管路36a,36bへ十分なメークアップ油を供給できる。
(3)操作レバー30の操作に対し一次遅れの目標傾転角qxを出力するので、操作レバー30の操作に追従してポンプ傾転角が変化し、ポンプ傾転角を効率的に制御できる。
(4)操作レバー30の操作量が大きいほど目標傾転角qxを大きくするので、旋回停止操作時に、旋回体2の慣性力に応じた適切な量のメークアップ油を供給できる。
(6)旋回用のコントロールバルブ22をバルブユニット21から離間して別に設けるので、大型の油圧ショベルにおいて十分な旋回流量を確保できる。
(7)中型の油圧ショベルに用いられるバルブユニット21を流用するので、新たにバルブユニットを設ける必要がなく、コストを低減できる。
(8)メークアップ管路38をバルブユニット21のメークアップポート21aに接続するだけでメークアップ回路を容易に形成することができる。
22 コントロールバルブ
25〜30 操作レバー
32 ブームシリンダ
36 旋回モータ
38 メークアップ管路
41 戻り油路
50 コントローラ
51 圧力センサ
55 遅れ処理回路
56 傾転演算回路
57 最大値選択回路
141,142 メインポンプ
141a,142a レギュレータ
143 旋回用ポンプ
205 減圧弁
Claims (6)
- 第1の油圧ポンプ、この第1の油圧ポンプからの圧油により駆動し、旋回体を旋回させる旋回用油圧モータ、および前記第1の油圧ポンプから前記旋回用油圧モータへの圧油の流れを制御する第1の制御弁を含む第1の油圧回路と、
第2の油圧ポンプ、この第2の油圧ポンプからの圧油により駆動する旋回用以外の油圧アクチュエータ、および前記第2の油圧ポンプから前記油圧アクチュエータへの圧油の流れを制御する第2の制御弁を含む第2の油圧回路と、
前記第2の油圧回路の戻り油路から前記旋回用油圧モータの流入側管路へ油を供給するメークアップ回路と、
前記旋回用油圧モータの駆動を指令する第1の操作レバーと、
前記第1の操作レバーの操作を検出する第1の検出手段と、
前記第1の検出手段により旋回操作が検出されると、前記第2の油圧回路を流れる油量を増加させ、その後、中立位置への戻し操作が検出されると、前記第2の油圧回路を流れる油量を遅れて減少させる流量制御手段とを備えることを特徴とする建設機械の旋回制御装置。 - 請求項1に記載の建設機械の旋回制御装置において、
前記第2の油圧ポンプは、原動機により駆動される可変容量型油圧ポンプであり、
前記流量制御手段は、前記第1の検出手段により旋回操作が検出されると、前記第2の油圧ポンプの傾転角を増加させる傾転角制御手段を有することを特徴とする建設機械の旋回制御装置。 - 請求項2に記載の建設機械の旋回制御装置において、
前記傾転角制御手段は、前記第1の検出手段により旋回操作が検出されると、ポンプ傾転角を増加させ、その後、中立位置への戻し操作が検出されると、ポンプ傾転角を徐々に減少させることを特徴とする建設機械の旋回制御装置。 - 請求項2または3に記載の建設機械の旋回制御装置において、
前記傾転制御手段は、前記第1の検出手段により検出された旋回操作量が多いほど、旋回操作時にポンプ傾転角を大きくすることを特徴とする建設機械の旋回制御装置。 - 請求項2〜4のいずれか1項に記載の建設機械の旋回制御装置において、
前記油圧アクチュエータの駆動を指令する第2の操作レバーと、
前記第2の操作レバーの操作を検出する第2の検出手段とをさらに備え、
前記傾転角制御手段は、
前記第1の検出手段により検出された操作に応じて前記第2の油圧ポンプの目標傾転角を演算する第1の傾転演算回路と、
前記第2の検出手段により検出された操作に応じて前記第2の油圧ポンプの目標傾転角を演算する第2の演算回路とを有し、
前記第1の傾転演算回路により演算された目標傾転角と前記第2の傾転演算回路により演算された目標傾転角のうち、大きい方の値にポンプ傾転角を制御することを特徴とする建設機械の旋回制御装置。 - 請求項1〜5のいずれか1項に記載の建設機械の旋回制御装置において、
前記旋回体の中央部には、前記第2の制御弁が複数集合してなるバルブユニットが設けられ、
前記第1の制御弁は、前記バルブユニットから離間して設けられていることを特徴とする建設機械の旋回制御装置。
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