JP4865362B2 - 画像処理装置及びその制御方法、プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、被写体を複数の部位に分けて撮影して得られる複数の放射線画像を、1つの放射線画像に統合する放射線画像処理装置及びその制御方法、プログラムに関するものである。
放射線医療の分野では、脊柱側湾撮影や全下肢撮影等、1枚のフィルムには収まりきらない大きな領域を撮影し、診断することがある。この場合、複数のフィルムに撮影した画像を物理的に貼り合わせる「スティッチング」の処理を行って、物理的に貼り合わせられた画像を元にして診断を行ってきた。
一方、近年では、放射線画像をデジタル撮影するCR(Computer Radiography)やDR(Digital Radiography)等のデジタルX線画像撮影装置も普及してきている。そして、このデジタルX線画像撮影装置で撮影したデジタル放射線画像についても、上記のスティッチングを行いたいという要望がある。
複数のデジタル放射線画像のスティッチングを行う従来技術としては、特許文献1及び特許文献2に記載された技術が挙げられる。これら従来技術は、複数のカセッテを用意し、単一のX線を曝射して撮影された複数の放射線画像を貼り合わせる際の技術に関するものである。
また、特許文献2では、大腿骨等、比較的大きな被写体を対象にして複数のデジタル放射線画像を撮影する。そして、撮影した各デジタル放射線画像のヒストグラムや識別マークを用いて、複数のデジタル放射線画像を貼り合わせる際の平行移動及び回転移動の補正を行う。
しかしながら、脊柱のように似通った小さな骨が多数ある領域や、大腿骨等の1つの大きな骨の領域が重複する場合において、スティッチングを行う場合に、上記のようにしてヒストグラム等の計算を行うと接合部分の認識を誤ってしまう可能性がある。従って、診断という高精度な画像読取が要求される行為においては、医師が実際に平行移動・回転移動を繰り返し行って、複数のデジタル放射線画像に対してスティッチングを行う必要がある。
一方、デジタル放射線画像に限定しない複数のデジタル画像のスティッチング操作を実現するためには、画像の平行移動と任意角の回転移動を行う必要がある。平行移動については、計算処理も少なく、リアルタイムの表示が可能であるが、回転移動については、計算量が多く、リアルタイムに表示を行うのは困難である。
これに対して、本出願人では、これを解決するための技術として、特許文献3を提案している。この特許文献3によれば、複数のデジタル放射線画像を回転して対応領域を重ねてスティッチングを行う場合、重複する領域を有する複数のデジタル放射線画像のそれぞれに対して、一つの対応点及び対応点からの貼り合わせ方向を付与する。そして、それらをソフトウェア処理により重ね合わせることで、位置合わせ作業の簡単化を実現している。また、それぞれ二つの対応点を与えることによっても、同様の効果が得られることを示している。さらに、医師が微調整を行う際に、画像の任意の位置に回転中心を付与し、回転時に補助線を表示することで、計算機に対して軽い負荷でスムーズな微調整を行うことができる。
また、特許文献4においては、撮影後の画像に操作者が対応点あるいは貼り合わせ方向を付与するのではなく、撮影時にマーカを効率的かつ正確に写し込む放射線撮影支持台が提案されている。
一方、異なるエネルギーの放射線を用いた同一部位の2枚の画像間でサブトラクションを行い、軟部組織のみを表示したり、逆に軟部組織を取り除いて表示したりするエネルギーサブトラクションの手法では、特許文献5がある。この特許文献5では、2枚の画像にそれぞれ写し込まれたマーカの位置を検出し、位置合わせを行う処理が公知となっている。
従って、特許文献4の従来技術を用いて正確に写し込まれたマーカに対して、特許文献5等の公知技術を適用すると、2枚のデジタル放射線画像のスティッチングをほぼ自動的に行うことができる。
特開2002−44413号公報 特開2002−94772号公報 特開2005−65963号公報 特開2005−238812号公報 特開昭56−11399号公報
ここで、特許文献3では、3枚以上の画像の貼り合わせについても同様の処理を繰り返すことにより可能であると記載されている。そして、3枚以上の場合には、両端の画像以外に少なくとも二つの対応点及びそのそれぞれの貼り合わせ方向、あるいは少なくとも四つの対応点が付与されることになる。しかしながら、それぞれどの対応点や方向がどの画像に対応するのかを判定する処理が具体的に記載されていない。
従って、特許文献5等の公知技術を適用して、3枚以上の画像を具体的に貼り合わせる場合には、操作者からの指示あるいはソフトウェアによる検出が必要となる。
本発明は上記課題を解決するためになされたものであり、重複領域を有する3枚以上の放射線画像を精度良く貼り合わせることができる放射線画像処理装置及びその方法、プログラムを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するための本発明による画像処理装置は以下の構成を有する。即ち、
被写体を複数回に分けて撮影し得られた3枚以上の放射線画像を貼り合わせて被写体の画像を生成する画像処理装置であって、
複数の放射線画像のそれぞれについて画像間での重複領域に写し込まれたマーカを検出する検出手段と、
前記検出手段において検出されたマーカの数と前記検出されたマーカの前記放射線画像における位置とに基づいて、前記複数の放射線画像のそれぞれについて、他のいずれの放射線画像と重複領域を有するかを判定する判定手段と、
を有する。
また、好ましくは、前記判定手段は、前記検出手段において検出されたマーカの数に基づいて、3枚の放射線画像に対し、
画像の下半分もしくは右半分に2つのマーカが検出された画像を上端もしくは左端の画像と判定し、
画像の上半分もしくは左半分に2つのマーカが検出された画像を下端もしくは右端の画像と判定し、
4つのマーカが検出された画像を中央の画像と判定し、
前記中央の画像の上半分もしくは左半分の2つのマーカが、前記上端もしくは左端の画像のマーカと重複し、前記中央の画像の下半分もしくは右半分の2つのマーカが下端もしくは右端の画像のマーカと重複すると判定する。
また、好ましくは、前記判定手段は、前記重複領域の位置関係の判定処理に失敗した場合に、各画像を順番に指定された角度単位で回転して、該重複領域の判定処理を繰り返し、その判定処理が成功する重複領域の位置関係を決定する。
また、好ましくは、前記複数の放射線画像のそれぞれにおける重複領域には2つ以上のマーカが写し込まれており、前記写し込まれたマーカの個数、マーカ間距離、マーカの大きさ、マーカの形状の少なくとも1つが該重複領域毎に異なっており、
前記判定手段は、前記写し込まれたマーカの個数、マーカ間距離、マーカの大きさ、マーカの形状の少なくとも1つに基づいて、前記複数の放射線画像のそれぞれについて、貼り合わせ対象となる放射線画像を判定する
上記の目的を達成するための本発明による画像処理装置の制御方法は以下の構成を備える。即ち、
被写体を複数回に分けて撮影し得られた3枚以上の放射線画像を貼り合わせて被写体の画像を生成する画像処理装置の制御方法であって、
複数の放射線画像のそれぞれについて画像間での重複領域に写し込まれたマーカを検出する検出工程と、
前記検出工程において検出されたマーカの数と前記検出されたマーカの前記放射線画像における位置とに基づいて、前記複数の放射線画像のそれぞれについて、他のいずれの放射線画像と重複領域を有するかを判定する判定工程と、
を有する。
上記の目的を達成するための本発明によるプログラムは以下の構成を備える。即ち、
被写体を複数回に分けて撮影し得られた3枚以上の放射線画像を貼り合わせて被写体の画像を生成する画像処理装置の制御をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
複数の放射線画像のそれぞれについて画像間での重複領域に写し込まれたマーカを検出する検出工程と、
前記検出工程において検出されたマーカの数と前記検出されたマーカの前記放射線画像における位置とに基づいて、前記複数の放射線画像のそれぞれについて、他のいずれの放射線画像と重複領域を有するかを判定する判定工程と、
をコンピュータに実行させる。
本発明によれば、重複領域を有する3枚以上の放射線画像を精度良く貼り合わせることができる放射線画像処理装置及びその方法、プログラムを提供できる。
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて詳細に説明する。
[実施形態1]
−画像処理装置の構成−
図1Aは本発明の実施形態1の放射線画像処理装置の機能構成の一例を示すブロック図である。
図1Aにおいて、101は、デジタルX線撮影装置で撮影された多数のデジタル放射線画像をハードディスク等の記録装置に保持する画像保持部である。尚、以下の説明では、デジタル放射線画像を、放射線画像と略称する。
102は、画像保持部101に保持された多数の放射線画像の中から特定患者の同一検査で撮影された平面的に連続する複数の放射線画像をユーザに選択させるための画像選択部である。ここで、平面的に連続する複数の放射線画像とは、例えば、被写体を複数の部位に分けて撮影して得られる複数の放射線画像である。
画像選択部102における複数の放射線画像の選択方法については、特に、限定されるものではない。例えば、専用のグラフィックユーザインタフェースを作成し、そのグラフィックユーザインタフェースを用いてユーザに選択させるようにしても構わない。また、画像保持部101に保持された放射線画像の一覧を表示する既存のグラフィックユーザインタフェースを用いてユーザに選択させるようにしても構わない。さらに、個々の放射線画像をマルチウィンドウシステムで表示する診断用ビューワを用いてユーザに選択させるようにしても構わない。
103はCRTや液晶等の表示装置に、画像選択部102で選択された複数の放射線画像を取り込み、平行移動や回転移動等の位置合わせを行うための放射線画像を表示する画像表示部である。
104は、画像選択部102で選択された複数の放射線画像を画像表示部103に取り込む画像入力部である。
105は、画像表示部103に表示された各放射線画像のヒストグラム等の特徴量を解析し、放射線画像に写し込まれたマーカ(指標)の位置や特徴を検出するマーカ検出部である。
106は、マーカ検出部105により検出されたマーカの位置や特徴により、各画像における重複領域の位置関係を判定する重複領域位置判定部である。
107は、重複領域位置判定部105により判定されたそれぞれの重複領域において、マーカ検出部105により検出された各マーカ位置が一致するように平行移動と回転移動を行う位置合わせ部である。
108は、位置合わせ部107によって移動された複数の放射線画像を一枚の放射線画像として統合する画像統合部である。
109は、画像統合部108で統合された放射線画像を画像保持部101に登録する画像登録部である。
110は、上記各構成要素101〜109を相互に接続するシステムバスである。
次に、放射線画像処理装置を実現するハードウェア構成について、図1Bを用いて説明する。
図1Bは本発明の実施形態1の放射線画像処理装置のハードウェア構成を示す図である。
図1Aの放射線画像処理装置は、パーソナルコンピュータ等の情報処理装置で実現することが可能である。この場合の情報処理装置200は、例えば、バス201に、CPU(中央演算装置)202、RAM(Random Access Memory)203が接続される。また、バス201には、ROM(Read Only Memory)204、記憶部205、入力部206、表示部207、ネットワークインタフェース(NIC)208が接続される。
入力部206は、キーボードやマウスで構成される。また、表示部207は、CRTやLCDで構成される。また、表示部207には、後述する処理を実行するための各種パラメータ等の情報を入力したり、その入力に対する処理結果を表示するためのユーザインタフェース(操作画面)が提供される。
また、入力部206を介する操作に基づいて、位置合わせの実行が指示されると、CPU202は記憶部205よりソフトウェアモジュールをRAM203に読み込み実行する。
もちろん、本発明の放射線画像処理装置は、情報処理装置上ではなく専用のハードウェアでも実現は可能である。この場合は、図1Aにおける各構成要素を、専用のハードウェアとして実現してもよいし、一部をソフトウェアで実現するようにする等、目的に応じて最適な実装を行うようにすればよい。
次に、図2に示すフローチャートを用いて、実施形態1の放射線画像処理装置の動作について具体的に説明する。
図2は本発明の実施形態1の放射線画像処理装置の動作を示すフローチャートである。
図2において、ステップS401で、画像保持部101に保持された多数の放射線画像の内、画像選択部102によって選択された複数の放射線画像を、画像入力部104によって画像表示部103に取り込む。
ここで、画像表示部103での表示例について、図3を用いて説明する。
図3は本発明の実施形態1の画像表示部の表示例を示す図である。
図3では、画像表示部103に3枚の画像が取り込まれた表示例を示している。21〜23が下肢を3枚に分けて撮影された放射線画像であり、それぞれの重複領域に2つ以上のマーカ(直径約4mmの球状、鉛製)が写し込まれている。ここで、画像21〜23は、それぞれ下肢上部の放射線画像、下肢中央部の放射線画像、下肢下部の放射線画像となっている。
図2の説明に戻る。
ステップS402で、マーカ検出部105において、画像表示部103に表示された各放射線画像のヒストグラム等の特徴量を解析し、放射線画像に写し込まれたマーカの位置や特徴を検出するマーカ検出処理を行う。このマーカ検出処理によってマーカ情報が得られる。
ここで、マーカ情報の一例について、図4を用いて説明する。
図4は本発明の実施形態1のマーカ情報の一例を示す図である。
図4は、図3に示した3枚の放射線画像に対してマーカ検出部105により検出されるマーカ情報を示している。マーカ検出部105では、画像21に対して2つのマーカ21a、21b、画像22に対して4つのマーカ22a、22b、22c、22d、画像23に対して2つのマーカ23a、23bを検出している。また、各マーカについては、それぞれの中心座標、サイズ、形状もマーカ情報として検出している。
図2の説明に戻る。
ステップS403で、マーカ検出部105により検出したマーカ情報(その位置や特徴)により、各画像における重複領域の位置関係を判定する重複領域位置判定処理を行う。
実施形態1における重複位置判定処理では、3枚の画像に対し、画像の下半分もしくは右半分に2つのマーカが検出された画像を上端もしくは左端の画像と判定する。また、画像の上半分もしくは左半分に2つのマーカが検出された画像を下端もしくは右端の画像と判定する。また、4つのマーカが検出された画像を中央の画像と判定する。
そして、中央の画像の上半分もしくは左半分の2つのマーカが上端もしくは左端の画像のマーカと重複し、中央の画像の下半分もしくは右半分の2つのマーカが下端もしくは右端の画像のマーカと重複すると判定する。
図4に示すマーカ情報においては、マーカ21a及び21bが画像の下半分に検出されるため、画像21を上端の画像と判定する。画像22は、4つのマーカが検出されるため画像22を中央の画像と判定する。マーカ32a及び23bが画像の上半分に検出されるため、画像23を下端の画像と判定する。
以下の説明においては、縦に3枚が配置される例を示すが、横に3枚配置される場合については、「上下」を「左右」に置き換えることで実現できることは言うまでもない。
ステップS404で、重複領域位置判定部105により判定されたそれぞれの重複領域に対し、位置合わせ部107によって、マーカ検出部105により検出された各マーカ位置が一致するように平行移動と回転移動を行う位置合わせ処理を行う。この位置合わせ部107における位置合わせ処理の詳細については、後述する。
ステップS405で、貼り合わせられた放射線画像21、22、23に対して、医師が診断を行った後、画像統合部109において一つの画像に統合する。そして、ステップS406で、その統合した画像を画像登録部110によって画像保持部101に登録して、処理を終了する。
−位置合わせ処理方法−
位置合わせ部107において位置合わせを行う画像処理には、様々な手法が存在するが、以下に縦に配置されるべき3枚画像の場合の1例を、図5を用いて説明する。
図5は本発明の実施形態1の位置合わせ処理の詳細を示すフローチャートである。
本フローチャートでは、中央の画像を固定とし、検出されたマーカ情報に基づいて、上端及び下端の画像の平行移動及び回転移動を順次行う。ここで、画像の上下方向をy軸、画像の左右方向をx軸とし、y軸の上方向が正、x軸の右方向が正であるとする。
まず、ステップS501で、中央の画像22の左上のマーカの中心座標(x2a,y2a)と上端の画像21の左下のマーカの中心座標(x1a,y1a)の位置が一致するよう、上端の画像21を平行移動する。即ち、中央の画像22の左上座標(x20,y20)に対して、上端の画像21の左上座標(x10,y10)を(x2a−x1a,y2a−y1a)の位置に平行移動する。
図4の例では、マーカ22aの中心座標が(336,338)、マーカ21aの中心座標が(337,2293)であるので、中央の画像22の左上から(−1,−1935)の位置に上端の画像21の左上を移動する。
続く、ステップS502で、上端の画像21の回転処理を行う。中央の画像22の上二つのマーカの中心座標(x2a,y2a)及び(x2b,y2b)から、マーカ22aと22bを結ぶ線と画像のx軸方向とでなす角θ2abを計算する。これは、θ2ab=arctan((y2b−y2a)/(x2b−x2a))によって計算することができる。
図4の例では、マーカ22aの中心座標が(336,338)、マーカ22bの中心座標が(1162,400)である。そこで、arctan(62/826)=4.3より、マーカ22aと22bを結ぶ線は中心の画像22のx軸方向から時計回りに4.3度回転したものである。
同様に、マーカ21aと21bを結ぶ線と上端の画像21のx軸方向とでなす角角θ1abは、θ1ab=arctan((y1b−y1a)/(x1b−x1a))によって計算することができる。
図4の例では、arctan(7/817)=0.5より、マーカ21aと21bを結ぶ線は上端の画像21のx軸方向から時計回りに0.5度回転したものである。よって、上端の画像21をマーカ21aの中心座標(x1a,y1a)を中心に、θ2ab−θ1ab、即ち、3.8度時計方向に回転する。
尚、回転中心の座標が(A,B)で、回転角度をθとする回転は、図6に示すように、原点(例えば、画像の中心)を中心とした回転角度θで回転し、(−A*cosθ−B*sinθ+A,A*sinθ−B*cosθ+B)の平行移動したものと等価である。
ステップS503で、ステップS501と同様の方法で、中央の画像22の左下のマーカの中心座標(x2c,y2c)と下端の画像23の左上のマーカの中心座標(x3a,y3a)の位置が一致するよう、下端の画像23を平行移動する。
図4の例では、中央の画像22の左上から(86,1180)の位置に下端の画像23の左上を移動する。
ステップS504で、ステップS502と同様の方法で、下端の画像23の回転処理を行う。
図4の例では、θ2cd=arctan((y2d−y2c)/(x2d−x2c))=arctan(54/509)=6.1、θ3ab=arctan((y3b−y3a)/(x3b−x3a))=arctan(15/512)=1.5が得られる。これにより、下端の画像23をマーカ23aの中心座標(x3a,y3a)を中心に、θ2cd−θ3ab、即ち、4.6度時計方向に回転する。
この位置合わせ処理により、図4に示した3枚の放射線画像が貼り合わせた例を図7に示す。
以上説明したように、実施形態1によれば、重複領域のそれぞれに対して2つ以上のマーカを写し込んで撮影した3枚以上のデジタル放射線画像に対して、各マーカの位置及び特徴を検出する。そして、検出した各マーカの位置及び特徴から各画像間における重複領域を特定し、各マーカの位置を基準に平行移動及び回転移動を行って合わせる。
これにより、3枚以上のデジタル放射線画像に対して平行移動・回転移動を行って貼り合わせを行う「スティッチング」操作を容易に且つ確実に行うことができ、3枚以上のデジタル放射線画像を容易に貼り合わせることができる。
[実施形態2]
実施形態1においては、3枚の画像の撮影された上下方向が複数の放射線画像間で一致する場合について説明した。実施形態1の構成は、特に、一般的な立位タイプのスタンドや臥位タイプのベッドに備え付けのセンサを用いて撮影する環境には好適である。しかしながら、近年、開発されているハンディタイプのカセッテ型センサを用いて撮影する場合、全ての放射線画像間で上下方向が一致しているとは限らない。そのため、このような撮影環境を考慮する必要がある。
即ち、実施形態1の図2のステップS403における重複位置判定処理において、下半分に2つのマーカが検出される画像は存在するが、上半分ではなく、例えば、右半分に検出される場合には、重複位置判定処理に失敗する。
従って、このことを解消するために、図1の構成に対して、図8に示すように、画像表示部103に取り込んだ個々の画像を所定角度(例えば、90度)ずつ回転させる画像回転部701を追加しても良い。
画像を90度ずつ回転させる組み合わせは、3枚の画像の場合、1枚を固定として、4×4=16通りが存在するが、すべてを実行してもっとも画像をうまく貼り合わせられる場合を試しても構わない。また、操作者が個々の画像を回転させて、上下方向を一致させても構わない。また、他の画像処理、例えば、画像のヒストグラムを計算により求めて、最も合致する方向を判定しても構わない。
尚、所定角度は、90度に限定されず、指定された任意の角度であっても良い。
[実施形態3]
実施形態1及び2においては、3枚の放射線画像を貼り合わせる場合について説明したが、4枚以上の画像を貼り合わせる場合には、両端の画像以外の2枚以上の画像において、4つのマーカが検出される。
そのような場合、写し込むマーカに画像中の相対位置以外の識別情報を付与し、マーカ検出部105においてその識別情報を検出し、重複領域位置判定部106においてその識別情報を用いて重複領域を判定するようにしても良い。つまり、各重複領域において写し込む2つ以上のマーカの個数、距離、大きさ、形状の少なくとも一つ以上を互いに異ならせて、マーカを写し込む。これにより、これにより、重複領域の位置関係をより高精度に判定することができる。尚、上記記載は、4つのマーカが2枚以上の画像において検出される4枚以上の画像の場合に効果を顕著に理解できるが、3枚の画像の場合の重複領域の位置関係の判定にも適用可能であることは言うまでもない。
尚、マーカの識別情報としては、マーカの個数、マーカ間の距離、マーカのサイズ、マーカの形状のいずれか、もしくは複数の組み合わせを用いることができる。例えば、上と真中の重畳領域のマーカ間隔を8cm、下と真中の重畳領域のマーカ間隔を10cmとする。これにより、マーカ検出時に、そのマーカ間隔(距離)を計測することで、対応するマーカと画像のペアを容易に特定することが可能となる。
以上、実施形態例を詳述したが、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラムもしくは記憶媒体等としての実施態様をとることが可能である。具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用しても良いし、また、一つの機器からなる装置に適用しても良い。
尚、本発明は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラム(実施形態では図に示すフローチャートに対応したプログラム)を、システムあるいは装置に直接あるいは遠隔から供給する。そして、そのシステムあるいは装置のコンピュータが該供給されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される場合を含む。
従って、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、該コンピュータにインストールされるプログラムコード自体も本発明を実現するものである。つまり、本発明は、本発明の機能処理を実現するためのコンピュータプログラム自体も含まれる。
その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等の形態であっても良い。
プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスクがある。また、更に、記録媒体としては、光磁気ディスク、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVD(DVD−ROM,DVD−R)などがある。
その他、プログラムの供給方法としては、クライアントコンピュータのブラウザを用いてインターネットのホームページに接続する。そして、その接続先のホームページから本発明のコンピュータプログラムそのもの、もしくは圧縮され自動インストール機能を含むファイルをハードディスク等の記録媒体にダウンロードすることによっても供給できる。また、本発明のプログラムを構成するプログラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファイルを異なるホームページからダウンロードすることによっても実現可能である。つまり、本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムファイルを複数のユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバも、本発明に含まれるものである。
また、本発明のプログラムを暗号化してCD−ROM等の記憶媒体に格納してユーザに配布し、所定の条件をクリアしたユーザに対し、インターネットを介してホームページから暗号化を解く鍵情報をダウンロードさせる。そして、その鍵情報を使用することにより暗号化されたプログラムを実行してコンピュータにインストールさせて実現することも可能である。
また、コンピュータが、読み出したプログラムを実行することによって、前述した実施形態の機能が実現される。また、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが、実際の処理の一部または全部を行ない、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現され得る。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれる。その後、そのプログラムの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行ない、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現される。
本発明の実施形態1の放射線画像処理装置の機能構成の一例を示すブロック図である。 本発明の実施形態1の放射線画像処理装置のハードウェア構成を示す図である。 本発明の実施形態1の放射線画像処理装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施形態1の画像表示部上の表示例を示す図である。 本発明の実施形態1のマーカ情報の一例を示す図である。 本発明の実施形態1の位置合わせ処理の詳細を示すフローチャートである。 本発明の実施形態1の原点以外の点を中心として画像を回転させる場合と等価な、原点を中心とする回転と平行移動を示す模式図である。 本発明の実施形態1の下肢上部の放射線画像、下肢中央部の放射線画像、下肢下部の放射線画像とを貼り合わせた結果を示す図である。 本発明の実施形態2の放射線画像処理装置の機能構成の一例を示すブロック図である。
符号の説明
21、22、23 放射線画像
101 画像保持部
102 画像選択部
103 画像表示部
104 画像入力部
105 マーカ検出部
106 重複領域位置判定部
107 位置合わせ部
108 画像統合部
109 画像登録部
701 画像回転部

Claims (8)

  1. 被写体を複数回に分けて撮影し得られた3枚以上の放射線画像を貼り合わせて被写体の画像を生成する画像処理装置であって、
    複数の放射線画像のそれぞれについて画像間での重複領域に写し込まれたマーカを検出する検出手段と、
    前記検出手段において検出されたマーカの数と前記検出されたマーカの前記放射線画像における位置とに基づいて、前記複数の放射線画像のそれぞれについて、他のいずれの放射線画像と重複領域を有するかを判定する判定手段と、
    を有することを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記判定手段は、前記検出手段において検出されたマーカの数と前記検出されたマーカの前記放射線画像における位置とに基づいて、前記複数の放射線画像のそれぞれにおける重複領域の位置関係を判定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記判定手段は、前記検出手段において検出されたマーカの数と前記検出されたマーカの前記放射線画像における位置とに基づいて、前記複数の放射線画像のそれぞれにおける重複領域の位置関係を判定し、
    前記判定手段により判定されたそれぞれの重複領域において、対応する前記マーカの位置が一致するように、前記放射線画像の位置合わせを行う位置合わせ手段と、
    を更に有することを特徴とする請求項1または2に記載の画像処理装置。
  4. 前記判定手段は、前記検出手段において検出されたマーカの数と前記検出されたマーカの前記放射線画像における位置とに基づいて、3枚の放射線画像に対し、
    画像の下半分もしくは右半分に2つのマーカが検出された画像を上端もしくは左端の画像と判定し、
    画像の上半分もしくは左半分に2つのマーカが検出された画像を下端もしくは右端の画像と判定し、
    4つのマーカが検出された画像を中央の画像と判定し、
    前記中央の画像の上半分もしくは左半分の2つのマーカが、前記上端もしくは左端の画像のマーカと重複し、前記中央の画像の下半分もしくは右半分の2つのマーカが下端もしくは右端の画像のマーカと重複すると判定する
    ことを特徴とする請求項3に記載の画像処理装置。
  5. 前記判定手段は、前記重複領域の位置関係の判定処理に失敗した場合に、各画像を順番に指定された角度単位で回転して、該重複領域の判定処理を繰り返し、その判定処理が成功する重複領域の位置関係を決定する
    ことを特徴とする請求項3また4に記載の画像処理装置。
  6. 前記複数の放射線画像のそれぞれにおける重複領域には2つ以上のマーカが写し込まれており、前記写し込まれたマーカの個数、マーカ間距離、マーカの大きさ、マーカの形状の少なくとも1つが該重複領域毎に異なっており、
    前記判定手段は、前記写し込まれたマーカの個数、マーカ間距離、マーカの大きさ、マーカの形状の少なくとも1つに基づいて、前記複数の放射線画像のそれぞれにおける重複領域の位置関係を判定する
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  7. 被写体を複数回に分けて撮影し得られた3枚以上の放射線画像を貼り合わせて被写体の画像を生成する画像処理装置の制御方法であって、
    複数の放射線画像のそれぞれについて画像間での重複領域に写し込まれたマーカを検出する検出工程と、
    前記検出工程において検出されたマーカの数と前記検出されたマーカの前記放射線画像における位置とに基づいて、前記複数の放射線画像のそれぞれについて、他のいずれの放射線画像と重複領域を有するかを判定する判定工程と、
    を有することを特徴とする画像処理装置の制御方法。
  8. 被写体を複数回に分けて撮影し得られた3枚以上の放射線画像を貼り合わせて被写体の画像を生成する画像処理装置の制御をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    複数の放射線画像のそれぞれについて画像間での重複領域に写し込まれたマーカを検出する検出工程と、
    前記検出工程において検出されたマーカの数と前記検出されたマーカの前記放射線画像における位置とに基づいて、前記複数の放射線画像のそれぞれについて、他のいずれの放射線画像と重複領域を有するかを判定する判定工程と、
    をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
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