JP4863235B1 - 歯科用位置合わせ治具及びこれを使用した咬合採得法 - Google Patents

歯科用位置合わせ治具及びこれを使用した咬合採得法 Download PDF

Info

Publication number
JP4863235B1
JP4863235B1 JP2011017029A JP2011017029A JP4863235B1 JP 4863235 B1 JP4863235 B1 JP 4863235B1 JP 2011017029 A JP2011017029 A JP 2011017029A JP 2011017029 A JP2011017029 A JP 2011017029A JP 4863235 B1 JP4863235 B1 JP 4863235B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
implant
bite
dental
alignment jig
bite material
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2011017029A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2012157376A (ja
Inventor
雄二 杉本
Original Assignee
雄二 杉本
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 雄二 杉本 filed Critical 雄二 杉本
Priority to JP2011017029A priority Critical patent/JP4863235B1/ja
Priority to DE112011104785T priority patent/DE112011104785T5/de
Priority to KR1020137022669A priority patent/KR101616398B1/ko
Priority to US13/981,831 priority patent/US9480542B2/en
Priority to PCT/JP2011/078526 priority patent/WO2012101914A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4863235B1 publication Critical patent/JP4863235B1/ja
Publication of JP2012157376A publication Critical patent/JP2012157376A/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61CDENTISTRY; APPARATUS OR METHODS FOR ORAL OR DENTAL HYGIENE
    • A61C8/00Means to be fixed to the jaw-bone for consolidating natural teeth or for fixing dental prostheses thereon; Dental implants; Implanting tools
    • A61C8/0001Impression means for implants, e.g. impression coping
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61CDENTISTRY; APPARATUS OR METHODS FOR ORAL OR DENTAL HYGIENE
    • A61C19/00Dental auxiliary appliances
    • A61C19/04Measuring instruments specially adapted for dentistry
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61CDENTISTRY; APPARATUS OR METHODS FOR ORAL OR DENTAL HYGIENE
    • A61C11/00Dental articulators, i.e. for simulating movement of the temporo-mandibular joints; Articulation forms or mouldings
    • A61C11/06Dental articulators, i.e. for simulating movement of the temporo-mandibular joints; Articulation forms or mouldings with incisal guide
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61CDENTISTRY; APPARATUS OR METHODS FOR ORAL OR DENTAL HYGIENE
    • A61C19/00Dental auxiliary appliances
    • A61C19/04Measuring instruments specially adapted for dentistry
    • A61C19/05Measuring instruments specially adapted for dentistry for determining occlusion
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61CDENTISTRY; APPARATUS OR METHODS FOR ORAL OR DENTAL HYGIENE
    • A61C9/00Impression cups, i.e. impression trays; Impression methods
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61CDENTISTRY; APPARATUS OR METHODS FOR ORAL OR DENTAL HYGIENE
    • A61C9/00Impression cups, i.e. impression trays; Impression methods
    • A61C9/002Means or methods for correctly replacing a dental model, e.g. dowel pins; Dowel pin positioning means or methods

Abstract

【課題】 ロウ堤を使用せずに、しかも精度の高い咬合採得が可能な歯科用位置合わせ治具とこの位置合わせ治具を使用した咬合採得法並びに義歯の製造方法を提供する。
【解決手段】 歯の咬み合わせ位置を記録するためのバイト材2bが配されるバイト材固定部2と、口腔内に配されたインプラントPに対して着脱させるためのインプラント連結部3とを備えた歯科用位置合わせ治具1Aを使用して、口腔内の歯槽骨に埋設するように装着されるインプラントPに対して前記インプラント連結部3を装着させて、バイト材固定部2に配されるバイト材2bを介して歯の咬み合わせ位置を記録する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、冠やブリッジや総入れ歯などの義歯を製作・調整したり口腔内の検査などを行うために使用する歯科用位置合わせ治具及びこれを使用した咬合採得法関する。
従来、冠やブリッジや総入れ歯などの義歯などを製作する場合、まず口腔内の型を取り(印象採得)、次に咬合採得と呼ばれる作業、つまりロウ堤を使用して上下の歯の位置関係を記録する作業を行なう。保険用語では「Bite Taking:BT」と呼ばれるが、この咬合採得を行って歯の咬み合わせ位置を記録することによって、実際の口腔内の状態と近い形で作業用模型を咬合器に装着することが可能となり、作業用模型上で検査や補綴物の製作・調整などを行う。咬合器(こうごうき)とは、歯科医療における治療・研究等を目的として、作業用模型上で顎運動や咬合のさまざまな位置を再現する装置である。咬合器は、中心咬合位などの特定の咬合位を再現するものや、側方運動や前方滑走運動などの顎運動を再現するもの等、目的に応じて様々な形態の装置が開発されている(特許文献1)。
入れ歯を製作する工程としては、まず型取り材で概形を取り、この概形から起こした石膏模型を見て個人トレーという印象するための「お皿」を作り、それを使って精密印象を取る。このトレーを実際に口の中に入れ、噛んだり口をすぼめたり舌を出したり運動をさせるなどして形を作る。そこに細かいところまで再現できる型取り材を流して精密な印象を取る。このようにしてとった印象から、石膏の模型を作るが、これが歯科技工士が技工操作で義歯を作っていく土台(作業用模型)になる。
入れ歯(義歯)を作る上で、最も重要なのは「咬み合わせ」である。咬み合わせは、一般には、高径(咬合高径や、高さ位置、高低とも呼ばれる。)が考慮されることが多いが、上下の歯の位置合わせは、そのような単純なものではなく、上下のほかに、正中位置を決定したり、前歯の位置を決定したり、水平的顎位置を決定したり等多くの測定が必要になる。しかも、その測定には、土台がしっかり固定されている状態で測定されて初めて有効な咬み合わせになる。
なお、特許文献1には、義歯製作時の咬合調整器具に関するものが開示され、特許文献2には、義歯を作る際に、記録床を使って下顎を記録する方法に関するものが開示されている。
特許第3771534号公報 特開2005−152106号公報
一般に咬合採得と呼ばれる作業は、ロウ堤と呼ばれる蝋でできた人工堤(総入れ歯の場合はU字状になるが、部分入れ歯の場合はその部分の形状を呈する。)に歯の位置関係を記録する。ロウ堤は、本模型に樹脂を盛り、個人トレーのように成型し、その上にロウを焼き付けて製作し、このロウ堤を患者の口に入れて咬み合わせの位置を決める。図15は、咬合器Kに義歯Sを配置して、その間にロウ堤Tを介在させたものである。実際の口腔内も同じような状態になる。図14は、咬合採得を経て義歯を製造するまでのフロー図である。なお、上記特許文献1も2も上記ロウ堤を使用すると考えられる。
しかしながら、このロウ堤Tによる咬合採得で上下の歯の咬み合わせでは、精度の高い咬合採得ができないという問題を有している。その理由としては、咬み合わせのタイミング等の従来から言われている要因のほかに、本願発明者の知見によれば、口腔内の土台(歯肉部)が変形することがあり、特に、高齢者のように歯肉部の衰えなどがあると、口腔内にロウ堤を入れて正確な咬み合わせ位置を記録することは難しい。
また、例えば、歯の本数がすべて揃っておらず、1本でも欠損しているような場合は、その位置での咬み合わせはできないが、奥歯のように咬み合わせの基準となるような箇所では、その位置での咬み合わせが可能になれば、正確な咬み合わせを実現できると、本願発明者は考える。
他方、歯科技工士の側からすると、上記咬み合わせ状態を実際に確認するのは歯科医師であることが多く(歯科医院内に歯科技工士がいる医院は少ない。)、このため、上記ロウ堤を忠実に再現するように冠やブリッジや総入れ歯などの義歯を製造するが、医院で、患者に装着しても、歯科技工士のイメージとは差異が生じる。
そして、従来の咬合採得では、ロウ堤を使用するが、口を広げて多量のロウ堤を入れられる患者の負担は大きく、しかも、上記のような問題があるために、ロウ堤を使用しなくとも正確な咬合採得ができるとなれば、材料費の無駄を省き、作業工程の短縮が図られると、本願発明者は考える。
そこで本発明の目的は、ロウ堤を使用せずに、しかも精度の高い咬合採得が可能な歯科用位置合わせ治具及びこの位置合わせ治具を使用した咬合採得法提供することにある。
本発明の歯科用位置合わせ治具は、歯の咬み合わせ位置を記録するためのバイト材が配されるバイト材固定部と、口腔内に配されたインプラントに対して着脱させるためのインプラント連結部とを備え、このインプラント連結部をインプラントに装着させて、バイト材固定部に配されるバイト材を介して歯の咬み合わせ位置を記録することを特徴とする。
また、本発明の咬合採得法は歯の咬み合わせ位置を記録するためのバイト材が配されるバイト材固定部と、口腔内の配されたインプラントに対して着脱させるためのインプラント連結部とを備えた歯科用位置合わせ治具を使用して、口腔内のインプラントに対してインプラント連結部を装着させて、バイト材固定部に配されるバイト材を介して歯の咬み合わせ位置を記録することを特徴とする。
本発明によれば、歯科用位置合わせ治具のインプラント連結部を口腔内に配されたインプラントに装着して、バイト材固定部に配されるバイト材により歯の咬み合わせ位置を記録するので、歯槽骨にしっかり固定したインプラントを基準にした歯の咬み合わせにより正確な咬合採得ができる。そして、バイト材固定部に配されるバイト材により歯の咬み合わせ位置を記録した後は、この位置合わせ記録(咬合採得)を行った歯科用位置合わせ治具を取り出して、これを実際の口腔内の状態と近い形で再現する作業用模型に取り付けて、歯の咬み合わせを再現して、この作業用模型上で検査や補綴物の製作・調整などを行う。なお、小型の治具であり、少量のバイト材しか使用しないので、口を大きく広げて多量に使用するロウ堤と比較して、患者への負担も少なくなる。
本発明としては、前記歯科用位置合わせ治具と前記インプラントは、凹部と該凹部に嵌合する凸部を有し、この凹部と凸部が断面多角形状に形成されて周方向の装着角度が変更できることが好ましい。
本発明によれば、例えば、三角形や六角形等のような埋設されたインプラントの凹部に対して、これと嵌合する凸部を有するインプラント連結部を嵌合させ、そのときの嵌合位置を記録(マーキング等)しておけば、この咬合採得を行った位置合わせ治具を取り出して、上記記録(マーキング等)を介して再現用の作業用模型に取り付け易くなる。
本発明の歯科用位置合わせ治具としては、前記バイト材固定部がインプラント連結部の中心軸よりもその位置をずらして配されていることが好ましい。そして、本発明の咬合採得方法としては、前記インプラント連結部の中心軸上ではない位置の咬み合わせ位置を記録したり、又、前記バイト材固定部がインプラント連結部の中心軸上よりもその位置をずらして配され、前記インプラント連結部がインプラントに対してその取り付け角度が変更可能であり、この角度を変更していくつかの箇所で咬み合わせ位置を記録することを特徴とする。
本発明によれば、例えば、歯が欠損している位置についても、インプラントと歯の対合(対向)している位置が離れている場合についても、又、歯槽骨縁(歯槽頂・土手)とインプラントの位置がずれて異なっている場合についても、前記バイト材固定部の位置を位置合わせすると、歯が欠損している位置でも咬み合わせ位置を記録することができる。また、咬み合わせの仮想の位置に位置合わせすると、その位置でも咬み合わせ位置を記録することができる。
そして、本発明の咬合採得法によれば、インプラント連結部をインプラントに対して回転させるようにして数箇所で咬み合わせ位置を記録するので、仮にそのうちの一度だけ咬み合わせのタイミングが悪くとも、残りの数回の咬み合わせとの整合性を検討することができる。
本発明の咬合採得法は、総入れ歯やブリッジのような歯の連続する義歯を製作するために、前記歯科用位置合わせ治具を口腔内の複数個所に配置して、これら複数の位置合わせ治具により咬み合わせ位置を記録することを特徴とする。
本発明によれば、例えば、左右の奥歯と前歯の3箇所のような複数個所での歯の咬み合わせ記録(高さ位置や角度等)をとることにより、総入れ歯を製作したり、又、ブリッジの場合は、その両端側2箇所配置するなどして使用することにより、又、歯が欠損して遊離端になった箇所についても、これら複数個所の測定により精度の高い咬合採得が可能になる。
本発明の義歯の製造方法としては、前記バイト材により記録した位置合わせ治具を口腔内から取り出して、これを実際の口腔内の状態と近い形で再現する作業用模型に取り付けて、この作業用模型上で冠やブリッジや総入れ歯などの義歯を製造することが好ましい。なお、義歯には、冠やメタルフレームなどの補綴物を含む。
本発明によれば、安定した土台を利用した歯科用位置合わせ治具を使用するので、咬合器に歯の咬み合わせを再現するときに正確な再現ができ、ロウ堤を使用せずに、患者の口腔内の状況に応じた義歯を製作することができる。
本発明によれば、インプラント連結部を口腔内に配されたインプラントに装着して、バイト材固定部に配されるバイト材により歯の咬み合わせ位置を記録するので、歯槽骨にしっかり固定した状態で咬合採得が行なえる。そして、バイト材固定部に配されるバイト材により歯の咬み合わせ位置を記録した後は、この歯科用位置合わせ治具を取り出して、これを実際の口腔内の状態と近い形で再現する作業用模型に取り付けて、この作業用模型上で検査や補綴物の製作・調整などを行うので、従来の歯の咬み合わせに使用するロウ堤が不要になり、経費の大幅な削減を図ることがでる。また、従来のロウ堤よりもはるかに小さな位置合わせ治具を使用するので、患者の負担を軽減でき、保管や管理などの取り扱いが容易になり、特に歯科技工士の作業や保管の便宜が図られる。また、従来は、印象採得した後、上顎模型や下顎模型を作り、その模型を元にロウ堤を作成しなければならず、このため日数がかかっていたが、本願発明の咬合採得によれば、印象採得と同時に、或いは、印象採得の前でも、一度、本発明の歯科用位置合わせ治具で咬み合わせ記録を行なえば、上顎模型や下顎模型を咬合器に装着して上記咬み合わせを再現することができるので、製造工程数の削減や義歯製作日数の短縮を図ることができ、患者の診察の回数を減少させることができる。また、本発明の歯科用位置合わせ治具は小型であり、患者への負担も少なくでき、バイト材もバイト材固定部に配される量しか使用しないので、バイト材の量も少なくすることができる。
さらに、本発明によれば、患者の歯の欠損した位置においても、偏心したバイト材固定部を使用して歯の咬み合わせを記録することも可能になる。そして、位置合わせ治具を口腔内の複数個所で配置することで、総入れ歯やブリッジのような連続した義歯を製作する場合にも高精度に製造することが可能になる。
本発明の一実施形態の歯科用位置合わせ治具を咬合器に取り付けた作業用模型に装着した状態を示す斜視図である。 本発明の一実施形態の歯科用位置合わせ治具を咬合器に取り付けた作業用模型に装着した状態を示す斜視図である。 本発明の一実施形態の歯科用位置合わせ治具を咬合器に取り付けた作業用模型に装着した状態を示す斜視図である。 上記実施形態の歯科用位置合わせ治具とインプラントを示す斜視図である。 上記実施形態の歯科用位置合わせ治具とインプラントを連結させた状態を示す斜視図である。 上記実施形態の他の歯科用位置合わせ治具を示す斜視図である。 上記実施形態の他の歯科用位置合わせ治具を示す図であり、(a)はその平面図であり(b)はその断面図である。 上記実施形態の他の歯科用位置合わせ治具を示す図であり、(a)はその平面図であり(b)はその断面図である。 上記実施形態の他の歯科用位置合わせ治具を示す平面図である。 上記実施形態の他の歯科用位置合わせ治具を示す平面図である。 上記実施形態のインプラントの他の例を説明する図であり、(a)はその平面図であり、(b)はその断面図である。 上記実施形態の他の歯科用位置合わせ治具を示す平面図である。 上記実施形態の複数の箇所で咬合採得する場合の例を説明する図であり、(a)はマウスピース形のバイト材を使用する場合の説明図であり、(b)は歯科用位置合わせ治具同士を連結する連結バーを使用する場合の説明図である。 本発明の一実施形態の咬合採得法による義歯製造のフロチャートである。 従来のロウ堤と該ロウ堤を咬合器に取り付けた状態を説明する斜視図である。
以下、本発明を適用した具体的な実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
(歯科用位置合わせ治具)
図1から図3は、本実施の形態の歯科用位置合わせ治具を作業用模型(上顎模型)に装着させた斜視図である。図4と図5は、歯科用位置合わせ治具とインプラントを示す斜視図である。本実施の形態の歯科用位置合わせ治具1Aは、位置合わせ記録のためのバイト材2bが配されるバイト材固定部2と、口腔内のインプラントPに対して着脱させるためのインプラント連結部3とを備え、インプラント連結部3の上方にバイト材固定部2が配されている。
インプラント連結部3は、口腔内の配されたインプラントPに対して着脱させるもので、凸状を呈する上方側の太径部3aと下方側の細径部3bが形成され、これらの境は段差部3cが形成されると共に突起3tが3個形成されている。これらの形状3a,3b,3c,3tに対応する部分がインプラントPの凹部Paに形成され、上記3個の突起3tは、120度ごとに形成され、インプラント連結部3を周方向に角度変更可能に構成されている。すなわち、インプラント連結部3の細径部3bの外周は、断面視で三角形(などの多角形状)に形成されており、これに対応する多角形状の凹部PaがインプラントPに形成されている。
上記連結インプラント3の細径部3bとしては、後述するインプラントPの凹部Paに差し込まれて回転可能でその角度が調整できるように、インプラントPの凹部Paの外周に突起片を所定間隔で設けることも可能である。なお、インプラント連結部3の方を凹部とし、インプラントPの方を凸部にしても良い。また、図4(a)(b)に示すように、インプラント連結部3の長さの違う歯科用位置合わせ治具1Aを製作して、患者に適合するよう使い分けても良い。また、インプラントPの関係でネジ式でインプラントPに連結するインプラント連結部3でも良い。インプラント連結部3の外周形状は円形でもよく、インプラントPの凹部Paのほうも円形でも良く、一方が円形で他方が多角形でも良い。
ここで、市販のインプラントPでも凹部Paが断面三角形のような周溝で形成されたものがあるので、市販品でも角度変更可能である。しかし、更に回転角度の細かな設計が可能なように更に多角形(12角形等)の凹部に形成することが好ましい(図11)。
また、インプラント連結部3の中心には、維持穴3dが形成され、連結部材(ネジ頭を有する連結用ネジ)3gにより(図4(b))、インプラント連結部3がインプラントPとの連結固定ができる。
バイト材固定部2は、バイト材(シリコンやレジン等)2bが配されるもので、円形の凹部2aを備えた頭部を有している。凹部2aの所定箇所には係止用穴2cが形成されている(図6(b))。この係止用穴2cは、バイト材2bが移動しないようにするために、流体状のシリコンやレジン等を凹部2aに流すと、上記係止用穴2cにも流れ込み、硬化すると、バイト材2bの動きが阻止され、咬み合わせにより上下の歯の位置関係を記録するときにも、バイト材が移動しないようにする。バイト材2bは、高さ方向に複数層を形成しても良いが、高さ方向の調整をするためには、凹部2aの底に敷設可能なシート状部材を介在させて調整しても良い。本実施の形態では、バイト材固定部2の凹部2aの大きさは、インプラントPが配される位置の歯(仮想の歯)よりもやや小さな大きさ(径)である。
上記本実施の形態の歯科用位置合わせ治具1Aは、前記バイト材固定部2がインプラント連結部3の中心軸Cよりもその位置をずらして配されている。すなわち、インプラント連結部3の中心軸Cの上方先端部には、その位置を示す維持穴3dが形成され、その位置から片側外周に偏心した位置に前記バイト材固定部2が設けられている。これは、例えば、歯の本数がすべて揃っておらず欠損しているような場合でも、その欠損した歯の位置での咬み合わせ記録が可能である。すなわち、位置合わせ治具1Aのインプラント連結部3をインプラントPに差し込み固定した後、隣接する歯の欠損した位置に上記偏心した前記バイト材固定部2を位置させることにより、欠損した歯(ここでは最奥歯)の位置での咬み合わせ記録を可能としたり、また、上記偏心した位置にある前記バイト材固定部2の歯科用位置合わせ治具1Aを使用すれば、インプラント(埋設した状態の埋設インプラント)Pの位置よりも奥の位置にも(インプラントPの位置から離れた位置)、偏心した位置に前記バイト材固定部2を位置させることができ、奥側での装着や歯の存在しない位置(対応する対顎の歯があるとする。)での咬み合わせ記録をとることもできる。
(咬合採得法と義歯の製造方法)
次に、上記位置合わせ治具を使用して咬合採得法と義歯の製造方法を説明する。
ここでは、偏心位置に配されるバイト材固定部2を有する歯科用位置合わせ治具1Aを使用して、上顎の総入れ歯をメタルフレームの義歯で作成する場合で説明する。図1から図3は、本実施の形態の歯科用位置合わせ治具1Aを上顎模型Mに装着させたものであるが、実際の患者の口腔内に歯科用位置合わせ治具1Aを装着させる場合も、これと同じ状態になる。図14は、従来例と比較して示す本実施の形態の義歯の製造フローである。
まず、患者診察を行い、インプラント治療に必要な審査を行い、インプラントの治療が可能かどうかを判断して、可能な場合は、歯の根に相当するインプラントPの部分(=フィクスチャー)を手術により顎骨(歯槽骨)に埋入する手術を行う(フィクスチャー埋入の手術)。ここでは、上顎の全域に所定間隔を置いてインプラントPを埋設するものとする。
そして、口腔内の埋入したインプラントPに、歯科用位置合わせ治具1Aを装着する。すなわち、埋入したインプラントPの凹部Paに、歯科用位置合わせ治具1Aのインプラント連結部3を角度を合わせながら装着する。このとき、インプラント連結部3の細径部bをインプラントPに差し込む際の位置を特定した状態のマーキングをしておけば、歯科用位置合わせ治具1Aを取り出して、これを実際の口腔内の状態と近い形で再現する作業用模型Mに前記マーキングを介して取り付けて、この作業用模型M上で位置合わせ治具1Aをその取り付け角度を再現して取り付けることができる。前記マーキングによる印があれば、向きや角度を検討しなくとも装着可能である。
一方、従来と同じように、患者診察を行い、印象採得(個人トレーを用いた精密印象)を行ない、咬合採得を行なうが、本実施の形態の咬合採得では上記歯科用位置合わせ治具1Aを使用することにより、印象採得と同時にでも、或いは、印象採得の前でも咬合採得を行なうことができる。
本実施の形態では、総入れ歯を作成するために、左右の奥歯の位置と前歯の位置の3点の位置の埋設インプラントPに対して歯科用位置合わせ治具1Aを装着する。凡その咬み合わせの高さや水平的な位置も決定するために、つまりバイト材2bの厚みや装着感を確認するために予め口腔内の埋設インプラントPに装着してみる(仮装着)。なお、前記バイト材固定部2にバイト材2bを厚めに充填させた歯科用位置合わせ治具1Aで咬み合わせ記録をとっても良い。
ここでは、バイト材の厚みを考慮する等を検討するために、上記仮装着をすることとすると、歯科用位置合わせ治具1Aの高さ(特にバイト材固定部2の高さ)も問題となるが、解剖学的な見地や一本でも残っている歯があるときには、その高さ位置よりも低い位置にバイト材固定部2の高さが来るようにして余裕のある厚みでバイト材2bをバイト材固定部2の凹部2aに充填する。また、ブリッジや遊離端となった箇所では、近接する歯(残っている歯)の高さ位置よりも低い位置にバイト材固定部2の高さとなる歯科用位置合わせ治具1Aを使用する。歯科用位置合わせ治具1Aは、図4(a)(b)のように高さの異なるものをいくつか用意しておくと、高さの調節が可能である。
次いで、一旦取り出して、バイト材2bを前記バイト材固定部2に充填させてから、再度患者の口腔内に装着する。本実施の形態では、左右の奥歯の位置と前歯の位置の3箇所に装着すると、インプラントPの先端部とインプラント連結部3の段差部3cが当接して高さが決まる。そして、患者に歯の咬み合わせを行なってもらう(図3参照、図14の咬合採得)。図3は、歯科用位置合わせ治具1Aを上顎模型Mに装着させたものであるが、実際の患者の口腔内に歯科用位置合わせ治具1Aを装着させる場合も、これと同じ状態になるので、実際の患者の口腔内に歯科用位置合わせ治具1Aを装着させる図は省略する。そして、前記角度が決まった場合は、埋入したインプラントPの凹部Paに前記インプラント連結部3を装着して、維持穴3dに固定用ネジ3gを挿入して固定する(図4(b)参照)。
ここで、前記バイト材固定部2に高さ調整用のシート材を介してバイト材2bを前記バイト材固定部2に充填することで、高さ調整を容易にしたり、バイト材2bの使用量を少なくしたり、位置ずれを防止したりしても良い。咬み合わせの記録を多く記録するために、インプラントPに対する取り付け角度を変更して咬み合わせの記録をしたり、前記長さの異なる歯科用位置合わせ治具1Aを交換して咬み合わせ記録をとっても良い。また、前記偏心した位置のバイト材固定部2を、前記欠損した位置(例えば欠損した奥歯の位置)に向けた状態にして、咬み合わせ記録をとっても良い。奥歯は咬み合わせの基準になることが多いので、このような記録を採取することも安定した入れ歯を製作する上では有効である。しかも、本発明では歯槽骨に装着したインプラントPを基準に咬合採得するので、精度の高い咬み合わせ記録がとれる。
次いで、バイト材固定部2に配されるバイト材2bにより歯の咬み合わせ位置を記録した後は、この位置合わせ記録(咬合採得)を行った位置合わせ治具1Aを取り出して、これを実際の口腔内の状態と近い形で再現する作業用模型Mに取り付けて(図1、図の咬合器Kに装着)、この作業用模型M上で検査や補綴物の製作・調整などを行う。すなわち、従来のロウ堤を使用しないで、歯科用位置合わせ治具1Aを作業用模型M上で再現する。したがって、患者診察の必要もなく(図14参照)、患者の口腔内における負担も少なくなる。
本実施の形態では、上記再現した内容でメタルフレームを作成する。なお、図14において、「上部構造の製作」とは、インプラントの上部に配される人工歯肉や人工歯などを言う。
ここでは、その後の試適(入れ歯の吸着具合、咬み合わせ、歯並び等を検討する。)との調整を図りながら、メタルフレームによる入れ歯を完成に近い状態にする。なお、上記再現した後は、ロウ堤を使用して、人工歯の配列と口腔内試適を歯科技工士が人工歯を並べ、入れ歯を完成に近い状態にしても良い。そして、患者の口の中で咬み合わせ、唇や頬のふくらみ等を確認し、入れ歯が完成する。
ところで、義歯のうちでも総義歯の場合の印象採得は型を「作る」と言う創造的な作業である。総義歯の場合は上下の顎の位置関係が不定であるのみならず、その空間中のどの位置に歯を並べたらよいかなど創造的にならざるを得ない。そこで何かを目安にして歯並びと咬み合わせの位置を決めることが良いと本願発明者は考える。医療現場では、現在使っている義歯があればそれを参考にすることがある。口腔内の解剖学的な目印、唇の周りの張り具合、顔の長さなどを目安することもある。しかし、印象以上に患者の動きや感覚に左右されることが大きい。
このような点を考慮するとき、本願発明者は、歯の咬み合わせの記録をいくつも採取することが重要であると考える。そのためには、例えば、奥歯のない位置での記録をとったり、また、敢えて患者に咬み合わせをずらしてもらって咬み合わせをしてもらったり、そしてこれらを連続して記録することが有効である。このような要請に応えるため、本実施の形態のような偏心した位置にある前記バイト材固定部2を有する歯科用位置合わせ治具1Aにより角度を変更したり、敢えて患者に上下の歯のずれるような位置での咬み合わせをしてもらって、数箇所の咬み合わせ記録をとることが好ましい。
また、総入れ歯であるか否かを問わず、インプラントPを配する箇所(図1と図2の例では6箇所)では、すべて歯科用位置合わせ治具1Aを装着して咬合採得するようにすると、総入れ歯の製作に役立つことは勿論、例えば1本義歯の製作でも、全体的な咬み合わせのなかにおける1本の咬み合わせ記録となり、精度が高くなる。
次に、本実施の形態の応用例を説明する。
歯科用位置合わせ治具しては、図6(a)に示すように、前記バイト材固定部2がインプラント連結部3の中心軸C上に配されるコマ型の歯科用位置合わせ治具1Bや、図6(b)に示すように、前記バイト材固定部2がインプラント連結部3の中心軸Cを中心にして左右対称にした歯科用位置合わせ治具1Cである。上記コマ型の歯科用位置合わせ治具1Bは、主に一つの歯が欠損したような場合の1本義歯を製作する場合に使用されるが、バイト材固定部2を大きめ形成することで、連続する複数の歯の咬み合わせにも使用可能である。すなわち、1本義歯を製作する場合は、バイト材固定部2の凹部2aの大きさはそれと同じかやや小さなバイト材固定部2を使用することが通常であるが、連続する複数の歯の咬み合わせ記録をとるために大きめのバイト材固定部2の凹部2aとなっている。1本義歯を製作する場合は、隣接する歯の高さ位置よりも、低い位置になるようにバイト材固定部2が位置して、その凹部2aに余裕の厚みでバイト材2bを充填する。
また、図7と図8は、前記バイト材固定部2が矩形状にした歯科用位置合わせ治具1D,1Eである。つまり、円形ではなく、長方形やアーチ形状歯の並び方向の長さを長くしたものが連続的な咬み合わせの記録をとることができる。上記左右対称や長方形状やアーチ形状の位置合わせ治具1Dは、ブリッジのような連続した義歯の作成する場合に好適である。
また、図8(a)(b)に示すように、前記バイト材固定部2に段差2cを設けて、下方側に配されるバイト材2bの動きを阻止し得るようにしたり(前記係止用穴2cの代用になる。)、前記シート状部材を介在させる場所を特定したり、このシート状部材が落ち難くしても良い。
さらに、図9(b)や図10(b)に示すように、バイト材2bが配されるバイト材固定部2の凹部2aの面積を大きくするようにしても良い。つまり、図9(a)と図10(a)は、前述の歯科用位置決め治具1Aと1Cであり、これと比較して、図9(b)と図10(b)は、インプラント連結部3の維持穴3dの位置までバイト材2bが配されるようにしている。このようにバイト材2bが配されるバイト材固定部2の凹部2aの面積を大きくしている歯科用位置合わせ治具1F,1Gである。なお、前記維持穴3dは貫通していなくとも、固定用ネジ3gの種類によっては連結固定が可能である。
また、図12(a)(b)に示すように、前記バイト材固定部2の先端部2eまでバイト材2bが充填できるように凹部2bの先端側が切り欠かれている歯科用位置決め治具1Hとしても良い。この歯科用位置決め治具1Hは、図13(a)に示すように、U字形状のバイトBを使用して、複数(3つ)の歯科用位置決め治具1Hに亘って咬み合わせを行なう時に使用するものであり、このような形状のバイト材Bを歯科用位置決め治具1Hのバイト材固定部2の凹部2aに入り易くするために形成されている。図13(a)に示すような複数個所での咬合採得の場合は、インプラント連結部3の外周形状やインプラントPの凹部Paは円形の回転規制のないものを使用しても良い。また、図13(b)に示すように、2つ以上の歯科用位置合わせ治具1A〜1Hを連結する連結バー(金属棒)Baを使用して、2つ以上の歯科用位置決め治具1HをインプラントPから同時に取り外すとともに、作業用模型に同時に装着することも可能であり、このような場合にも、インプラント連結部3の外周形状やインプラントPの凹部Paは円形の回転規制のないものを使用しても良い。
以上、本発明の実施形態では、総入れ歯の例と、義歯が1本の場合と、義歯が連続する数本の場合とで説明したが、どのような入れ歯を製作するときにも使用可能であり、口腔内を再現して検査したり、これを患者に説明する場合に使用したりすることも勿論可能である。また、本実施の形態の総入れ歯はメタルフレームと呼ばれる金属を土台にする例で説明したが、メタルフレームの義歯でロウ堤部分(歯肉部分)を製造することも可能であり、いずれも総入れ歯が製造可能である。なお、従来例のロウ堤でも製造可能である。また、本実施の形態では、複数個所で歯科用位置合わせ治具1Aを装着して歯の咬み合わせを行なう場合を例に説明したが、この複数の位置を入れ替えて、それを何度か行なって、更に詳細な咬み合わせ記録を行なっても良い。その回数が多くなることで、一つ一つの小さな歯科用位置合わせ治具から得られるデータは仮に一つであっても、口腔内を再現する作業用模型としては、きわめて精度の高い口腔内を再現でき、義歯の製作や咬み合わせ記録の検討ができるようになる。
1A〜1H 歯科用位置合わせ治具、
2 バイト材固定部、
2a 凹部、2b バイト材、2c 係止用穴、
3 インプラント連結部、
3c 段差部、3d 維持穴、3g 固定用ネジ、3t 突起、
B バイト材(U字状のバイト材)、
C 中心軸、
K 咬合器、
P インプラント、Pa インプラントの凹部、
S ロウ堤、
M 作業用模型(上顎模型)、

Claims (8)

  1. 歯の咬み合わせ位置を記録するためのバイト材が配されるバイト材固定部と、口腔内に配されたインプラントに対して着脱させるためのインプラント連結部とを備え、このインプラント連結部をインプラントに装着させて、バイト材固定部に配されるバイト材を介して歯の咬み合わせ位置を記録することを特徴とする歯科用位置合わせ治具。
  2. 前記歯科用位置合わせ治具と前記インプラントは、凹部と該凹部に嵌合する凸部を有し、この凹部と凸部が断面多角形状に形成されて周方向の装着角度が変更できることを特徴とする請求項1記載の歯科用位置合わせ治具。
  3. 前記バイト材固定部がインプラント連結部の中心軸よりもその位置をずらして配されていることを特徴とする請求項1又は2記載の歯科用位置合わせ治具。
  4. 歯の咬み合わせ位置を記録するためのバイト材が配されるバイト材固定部と、口腔内に配されたインプラントに対して着脱させるためのインプラント連結部とを備えた歯科用位置合わせ治具を使用して、口腔内の歯槽骨に埋設するインプラントに対して前記インプラント連結部を装着させて、バイト材固定部に配されるバイト材を介して歯の咬み合わせ位置を記録することを特徴とする咬合採得法。
  5. 前記歯科用位置合わせ治具がインプラントに対して前記バイト材固定部の取り付け角度が変更可能であることを特徴とする請求項記載の咬合採得法。
  6. 前記バイト材固定部がインプラント連結部の中心軸よりもその位置をずらして配され、前記インプラント連結部の中心軸上ではない位置の咬み合わせ位置を記録することを特徴とする請求項記載の咬合採得法。
  7. 前記バイト材固定部がインプラント連結部の中心軸上よりもその位置をずらして配され、前記インプラント連結部がインプラントに対してその取り付け角度が変更可能であり、この角度を変更していくつかの箇所で咬み合わせ位置を記録することを特徴とする請求項記載の咬合採得法。
  8. 総入れ歯やブリッジのような歯の連続する義歯を製作するために、前記歯科用位置合わせ治具を口腔内の複数個所に配置して、これら複数の位置合わせ治具により咬み合わせ位置を記録することを特徴とする請求項4ないしのいずれか1項記載の咬合採得法。
JP2011017029A 2011-01-28 2011-01-28 歯科用位置合わせ治具及びこれを使用した咬合採得法 Expired - Fee Related JP4863235B1 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011017029A JP4863235B1 (ja) 2011-01-28 2011-01-28 歯科用位置合わせ治具及びこれを使用した咬合採得法
DE112011104785T DE112011104785T5 (de) 2011-01-28 2011-12-09 Zahnmedizinisches Registrierungswerkzeug und Verfahren zur Interokklusalregistrierung unter Verwendung desselben
KR1020137022669A KR101616398B1 (ko) 2011-01-28 2011-12-09 치과용 위치맞춤지그 및 이를 이용한 교합채득방법
US13/981,831 US9480542B2 (en) 2011-01-28 2011-12-09 Jig for bite alignment in dentistry and bite registration method using the same
PCT/JP2011/078526 WO2012101914A1 (ja) 2011-01-28 2011-12-09 歯科用位置合わせ治具及びこれを使用した咬合採得法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011017029A JP4863235B1 (ja) 2011-01-28 2011-01-28 歯科用位置合わせ治具及びこれを使用した咬合採得法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP4863235B1 true JP4863235B1 (ja) 2012-01-25
JP2012157376A JP2012157376A (ja) 2012-08-23

Family

ID=45604580

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011017029A Expired - Fee Related JP4863235B1 (ja) 2011-01-28 2011-01-28 歯科用位置合わせ治具及びこれを使用した咬合採得法

Country Status (5)

Country Link
US (1) US9480542B2 (ja)
JP (1) JP4863235B1 (ja)
KR (1) KR101616398B1 (ja)
DE (1) DE112011104785T5 (ja)
WO (1) WO2012101914A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014002513A1 (ja) * 2012-06-27 2014-01-03 Sugimoto Yuji 咬合採得法及び歯科用3d図作成方法と歯科用3d図作成プログラム

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20190080585A (ko) 2017-12-28 2019-07-08 (주)하이템 치아 교합 기록 채득 방법 및 치아 교합 기록 채득 후 교합기로 옮기기 위한 바이트 포크 연결장치
CA3056872A1 (en) 2018-10-01 2020-04-01 National Dentex, Llc Adapter kit for dental model articulators

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6099915A (ja) * 1983-11-02 1985-06-03 Tech Res & Dev Inst Of Japan Def Agency 燃焼器用噴射器
JPH05184601A (ja) * 1992-01-14 1993-07-27 Yoshiyuki Watanabe 歯科用インプラント上部構造製作方法及びインプラントアダプタ
JPH06154252A (ja) * 1992-11-25 1994-06-03 Egawa:Kk インプラント構造体の測定方法およびその測定装置
JP2005152106A (ja) * 2003-11-21 2005-06-16 Toshihiro Sugawara 咬合採得法および顎間関係記録床並びにその部品
WO2005099614A1 (ja) * 2004-09-07 2005-10-27 Aesthetic Dentistry Clinical Research Institute Corporation 咬合面トランスファー器具、咬合器、咬合面設定用器具及びそれらを用いた差し歯製作方法
JP3771534B2 (ja) * 2002-12-25 2006-04-26 太美雄 大前 義歯製作時の咬合調整器具
JP2009517144A (ja) * 2005-11-30 2009-04-30 3シェイプ アー/エス 歯の修復物の製作のための印象スキャニング

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2171759A (en) * 1936-11-02 1939-09-05 Frederick S Meyer Method for preparing dental restoratives
JPS6099915U (ja) * 1983-12-14 1985-07-08 塩田 博文 歯科用クリアランスチエツカ−
US5597303A (en) * 1995-02-17 1997-01-28 Simmons; David E. Device and method for confirming bite registration for dental implants
US6666684B1 (en) * 1997-03-05 2003-12-23 Curtis D. Names Impression and foundation system for implant-supported prosthesis
AUPO715197A0 (en) * 1997-06-02 1997-06-26 Behrend, Donald Albert Occlusal registration coping system
US6213773B1 (en) * 1999-05-10 2001-04-10 Neal B. Gittleman Reduced height dental impression post
US6382977B1 (en) * 2000-03-02 2002-05-07 Nobel Biocare Usa, Inc. Snap-in impression coping
WO2003017862A2 (en) * 2001-08-31 2003-03-06 Leonard Marotta Stable dental analog systems
US20070281278A1 (en) * 2006-05-31 2007-12-06 Lars Jorneus Transfer coping for dental implants
CA2699030A1 (en) * 2007-09-12 2009-03-19 Vitali Bondar Pick-up implant abutment and method
US20120088208A1 (en) * 2007-10-19 2012-04-12 Cagenix Incorporated Method for Defining a Dental Framework Design Volume
EP2213259A1 (de) * 2009-01-31 2010-08-04 Straumann Holding AG Abformpfosten für Dentalimplantat
US20120052463A1 (en) * 2010-08-24 2012-03-01 Alan Pollet Device and Method for Capturing Dental Records
US20130157217A1 (en) * 2011-12-15 2013-06-20 Dene S. LeBeau Dental implant reusable bite registration post

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6099915A (ja) * 1983-11-02 1985-06-03 Tech Res & Dev Inst Of Japan Def Agency 燃焼器用噴射器
JPH05184601A (ja) * 1992-01-14 1993-07-27 Yoshiyuki Watanabe 歯科用インプラント上部構造製作方法及びインプラントアダプタ
JPH06154252A (ja) * 1992-11-25 1994-06-03 Egawa:Kk インプラント構造体の測定方法およびその測定装置
JP3771534B2 (ja) * 2002-12-25 2006-04-26 太美雄 大前 義歯製作時の咬合調整器具
JP2005152106A (ja) * 2003-11-21 2005-06-16 Toshihiro Sugawara 咬合採得法および顎間関係記録床並びにその部品
WO2005099614A1 (ja) * 2004-09-07 2005-10-27 Aesthetic Dentistry Clinical Research Institute Corporation 咬合面トランスファー器具、咬合器、咬合面設定用器具及びそれらを用いた差し歯製作方法
JP2009517144A (ja) * 2005-11-30 2009-04-30 3シェイプ アー/エス 歯の修復物の製作のための印象スキャニング

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014002513A1 (ja) * 2012-06-27 2014-01-03 Sugimoto Yuji 咬合採得法及び歯科用3d図作成方法と歯科用3d図作成プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
KR101616398B1 (ko) 2016-04-28
DE112011104785T5 (de) 2013-12-12
KR20130128000A (ko) 2013-11-25
JP2012157376A (ja) 2012-08-23
WO2012101914A1 (ja) 2012-08-02
US9480542B2 (en) 2016-11-01
US20130309631A1 (en) 2013-11-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2432416B1 (en) Method and apparatus for preparing denture
Jivraj et al. Treatment planning of the edentulous maxilla
US8998615B2 (en) Method and apparatus for preparing denture
JP6936513B2 (ja) 歯科補綴物作製に使用される位置調整装置
WO2018179554A1 (ja) 試適義歯、試適義歯作製プログラム、及び義歯作製方法
JP4863235B1 (ja) 歯科用位置合わせ治具及びこれを使用した咬合採得法
US20060286502A1 (en) Teeth indexing device
JP4116783B2 (ja) 有床義歯
Tipton The milled bar‐retained removable bridge implant‐supported prosthesis: a treatment alternative for the edentulous maxilla
US20050221254A1 (en) Device and method for vacuum assisted dental impression
WO2004110296A1 (ja) 歯科用咬合ナビ装置
JP2004113398A (ja) 咬合器及び義歯の作製方法及び義歯作製における咬合高径の調整方法
WO2014002513A1 (ja) 咬合採得法及び歯科用3d図作成方法と歯科用3d図作成プログラム
JP3198037U (ja) 総義歯口腔再建装置
Singhal et al. A 2D panoramic surgical stent imaging: Complete arch mandibular implant fixed prosthesis along with bar supported maxillary over denture
JP2017209406A (ja) 人工臼歯排列用治具
JP6174829B1 (ja) 採得器具
WO2016098781A1 (ja) 筋肉位3d調節器具及び人工歯
JP2004008487A (ja) 義歯作製用フィット治具及び義歯作製方法
KR20230132042A (ko) 교합채득장치
Lee et al. A digital approach to a definitive immediate denture: a clinical report
TW202202103A (zh) 數位活動假牙模組製造工法
TWM616795U (zh) 多功能咬合托盤
Nader et al. Case Presentation: Implant Retained Mandibular Prostheses
Begüm-Türker et al. Using a modified neutral zone technique to obtain maxillary and mandibular impressions in 1 stage for construction of a denture for a mandibular defect patient: A technical report

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20111027

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20111101

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141118

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4863235

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees