JP4863153B2 - 調理用空気処理装置 - Google Patents

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本発明は、調理用空気処理装置、及び、調理用空気処理装置を備えたシステムキッチンに係り、特に、食材を加熱調理している際に発生する湿気や油分を含む排気を処理する調理用空気処理装置、及び、その調理用空気処理装置を備えたシステムキッチンに関する。
従来から、キッチン等で使用される加熱調理装置の上方には、調理中に発生する煙や臭いを戸外に排出する排気口を備えたレンジフードが取り付けられている。このような従来のレンジフードにおいては、排気口を戸外へ向けるように壁面に設置するのに、家屋の筋交いや梁と重ならないように壁に排気口用の孔をあけたり、また、集合住宅では、共有の排気口に通ずる排気ダクトを各棟の天井裏に施工したりする等、設置場所の間取り等の環境によって取り付け位置が制限されるという問題がある。
また、このような問題を解決する調理用空気処理装置として、例えば、特許文献1に記載されているように、排気を戸外へ排出せずに室内側に排気させるレンジフードが知られている。このレンジフードでは、加熱調理作業によって発生して所定空気路内を通過する排気について、グリスフィルターで粒子の大きい油を除去した後、暖められた状態の排気を空気路内で循環する水膜に通過させて冷却する共に、排気の油分を水で洗い落として清浄化している。
しかしながら、特許文献1に記載されているレンジフードでは、排気を冷却する水膜(冷却手段)が使用者の上方に位置するフード内に配置されて空気路内に露出しており、空気路中の湿度が減少しないため、排気中の水蒸気が回収されず除湿が行われないという問題がある。
さらに、調理用空気処理装置として、特許文献2では、排気を冷却器で冷却し、排気中に含まれる湿気を冷却器表面に付着させて除湿した空気を室内で循環させる厨房用空気処理装置が開示されている。
しかしながら、特許文献2に記載されている厨房用空気処理装置では、冷媒サイクルを構成する冷却器により排気が冷却されて凝縮が行われているが、このような熱交換による排熱については回収されずにそのまま室内へ排出される。したがって、排気の循環が進むにつれて室内の温度が上昇してしまうという問題がある。
また、特許文献2に記載されている厨房用空気処理装置は、冷却器や圧縮機等の付属設備を有する空気処理装置本体が使用者の上方に位置し、大型で重量が重いため、設置条件が制約される。さらに、動力面でもコストがかかる等、家庭用として利用するには難しいという問題がある。
実開昭61−63634号公報(第4頁〜第8頁、第1図及び第2図) 特開2004−28493号公報(第4頁〜第12頁、第1図〜第12図)
上述した従来の調理用空気処理装置では、加熱調理中に発生した排気について簡易な手段によって熱回収と除湿を確実に行うことが課題となっている。
そこで、本発明は、このような従来技術の課題を解決するためになされたものであり、加熱調理等によって発生する排気について、簡易な手段によって熱回収と除湿を確実に行って処理する調理用空気処理装置、及び、調理用空気処理装置を備えたシステムキッチンを提供することを目的としている。
また、本発明は、加熱調理等によって発生する排気について、所定経路で熱回収と除湿を行って清浄化することにより、室内の空気環境を快適に保つ調理用空気処理装置、及び、調理用空気処理装置を備えたシステムキッチンを提供することを目的としている。
さらに、本発明は、小型でキッチンの周辺に自由に設置して家庭用として利用することができる調理用空気処理装置、及び、調理用空気処理装置を備えたシステムキッチンを提供することを目的としている。
上記の目的を達成するために、本発明は、給排水手段を備え且つ給水の使用量を調整可能なシステムキッチンのフロアキャビネットに配置された加熱調理手段による加熱調理中に発生した排気を処理する調理用空気処理装置であって、上記フロアキャビネットから所定空間を隔てて上方に配置され、上記排気が導入される入口と、上記調理用空気処理装置で処理された排気を上記システムキッチンが位置する室内に導出させる出口と、上記入口から上記所定空間を迂回して下方に延び、上記出口とつながるように形成された空気路と、上記給排水手段が内部に組み込まれた上記フロアキャビネットの上端よりも下方に位置し且つ上記給排水手段の給水方向において上記システムキッチンよりも下流側に位置するように上記空気路内に配置された熱交換手段であって、上記給排水手段による上記システムキッチン及び上記熱交換手段の双方への給水が同時に可能であり、この給水と上記空気路内の排気の熱交換を行う上記熱交換手段と、上記入口から上記空気路内に導入された排気を上記熱交換手段を経て上記出口から導出させるように上記空気路内の排気の動きを制御する送風手段と、を有することを特徴としている。
このように構成された本発明においては、加熱調理中に発生した排気は、送風手段によって空気路の入口から出口へ送られる。また、空気路を通過する排気は、熱交換手段により、システムキッチンの給排水手段による給排水を利用して熱交換手段により熱交換される。
本発明によれば、熱交換手段が給排水手段を備えたシステムキッチンのフロアキャビネットに組み込まれているため、加熱調理中に発生した排気について、フロアキャビネットに備わる給排水手段の給排水を利用した簡易な手段によって熱交換を的確に行って処理することができる。
本発明の調理用空気処理装置、及び、調理用空気処理装置を備えたシステムキッチンによれば、加熱調理等によって発生する排気について、簡易な手段によって熱回収と除湿を確実に行って処理することができる。
また、本発明の調理用空気処理装置、及び、調理用空気処理装置を備えたシステムキッチンによれば、加熱調理等によって発生する排気について、所定経路で熱回収と除湿を行って清浄化することにより、室内の空気環境を快適に保つことができる。
さらに、本発明の調理用空気処理装置、及び、調理用空気処理装置を備えたシステムキッチンによれば、小型でキッチンの周辺に自由に設置して家庭用として利用することができる。
以下、添付図面を参照して本発明の調理用空気処理装置、及び、調理用空気処理装置を備えたシステムキッチンの実施形態について説明する。
図1は、本発明の第1実施形態の調理用空気処理装置を備えたシステムキッチンを示す概略斜視図であり、図2は、本発明の第1実施形態による調理用空気処理装置の側面断面図である。
図1に示すように、システムキッチン2は、本実施形態の調理用空気処理装置1と、カウンター4と、調理台6と、これらカウンター4及び調理台6の上部に設けられたウォールキャビネット(収納室)8と、調理用空気処理装置1、カウンター4及び調理台6の下方の床に配置されたフロアキャビネット(収納室)10と、調理台6に隣接するように調理用空気処理装置1に一体的に組み込まれた加熱調理装置22とによって構成されている。
また、カウンター4は、シンク12と、シンク12内への給水量を調整する水栓14と、シンク12内の水が排水されるシンク排水口16とを備えている。フロアキャビネット10に備えられる設備である水栓14は、給水源(上水道)15に通ずる上流側の給水管18から分岐したシンク給水管18aに接続され、さらに、シンク排水口16は、シンク排水管20aに接続され、このシンク排水管20aは、下水道(図示せず)に通ずる下流側の排水管20に合流している。なお、加熱調理装置22は、フロアキャビネット10上に、置くようなタイプでもよい。
つぎに、本実施形態の調理用空気処理装置1の詳細について説明する。
図2に示すように、調理用空気処理装置1は、加熱調理装置22による加熱調理中に発生した排気が導入される空気路24、加熱調理装置22の下方のフロアキャビネット10内に設置された送風機26、フロアキャビネット10内の空気路24に設けられた水冷式熱交換器28を備えている。
加熱調理装置22の加熱部22aの加熱によって発生した調理の湯気(水蒸気)や油分を含む排気は、送風機26が作動すると、図2中に矢印で示すように、空気路24の入口25から吸引され、空気路24内を通過して加熱調理部22の周囲から上方へ流れ、室内30へ送られるようになっている。
さらに、詳しく述べると、空気路24の入口25は、カウンター4より空間を隔てて上方に配置され、入口25から導入された排気は、カウンター4より下方に配置された、水冷式熱交換器28、送風機26を通過して、カウンター4近傍に配置された空気吹出口44から導出される。水冷式熱交換器28と送風機26の順番は逆となっても構わないが、その場合でも、カウンター4より下方に配置されている。そして、以上述べたような排気の動きを送風機26で制御している。
また、空気路24の入口25には、グリスフィルター32が取り付けられ、このグリスフィルター32により、空気路24に吸引される排気中の油分が回収されるようになっている。さらに、排気中の油分をより確実に回収するために、送風機26のケーシング内側に凹凸を備えた遠心分離方式の油回収装置33を設けるのがよいが、これらグリスフィルター32及び油回収装置33についてはいずれか一方を省略してもよい。
さらに、水冷式熱交換器28としては、フィンアンドチューブ熱交換器やコルゲートフィン熱交換器等が用いられるのが好ましい。これらの熱交換器は、通水管34と、この通水管34の表面に密着して設けられ、排気を接触させるために表面積を大きくするように形成されたフィン37とを備えた構成となっており、通水管34内を通過する水を少ない水量で熱交換が可能になっている。
また、通水管34の上流側は、上述した給水管18からシンク給水管18aと分岐した熱交換器給水管18bに接続されており、給水管18から熱交換器給水管18bを経て熱交換器給水管18b内に給水されるようになっている。
さらに、通水管34の下流側は、シンク排水管20aと合流して下流側の排水管20へ通ずる熱交換器排水管20bに接続されており、通水管34内を流れた水は、熱交換器排水管20bを経て下流側の排水管20内に排水されるようになっている。
本実施形態の調理用空気処理装置1では、空気路24内の排気が水冷式熱交換器28のフィン37や通水管34の表面を通過すると、この排気が通水管34内の水との間接的な接触によって冷却され、凝縮されるようになっている。また、この凝縮された凝縮液(結露)35は、水冷式熱交換器28の下方の所定箇所に回収され、装置1の外部へ排水されるか、熱交換器排水管20b内へ合流させて排水されるようになっている。このとき、熱交換器排水管20bとシンク排水口16との間には、排水トラップが接続されているため、調理用空気処理装置1の専用のトラップを設ける必要がない。
また、本実施形態の調理用空気処理装置1では、水冷式熱交換器28の通水管34の上流側に接続されている熱交換器給水管18bには、止水弁36が設けられており、この止水弁36の開度を調整することにより、水冷式熱交換器28の通水管34に給水される流量を所望に調整することができるようになっている。
この止水弁36としては、通水管34の耐水圧を低く設定し、通水管34の肉厚を薄くして熱伝導率を高くすることができる減圧弁を使用するのが好ましい。
さらに、調理用空気処理装置1では、止水弁36の止水機能をオンオフする止水弁作動スイッチ38と、送風機26の作動をオンオフする送風機スイッチ40が独立に設けられており、通水管34内に給水する給水量と、送風機26による排気の送風量を独立に調整することができるようになっている。
また、空気路24内の送風機26の下流側には、触媒を備えた脱臭フィルタ42が設けられ、空気路24内の排気がこの脱臭フィルタ42を通過することにより、脱臭されるようになっている。
さらに、空気路24の下流端(加熱調理装置22の周囲)には、空気吹出口44が設けられ、脱臭フィルタ42を通過した空気は、空気吹出口44から空気路24の入口25に向けて吹き出されて室内30に送られる。また、加熱調理装置22の調理によって新たに生じた排気が空気路入口25から空気路24内へ吸引されるようになっている。
つぎに、上述した本発明の第1実施形態による調理用空気処理装置1の動作(作用)について説明する。
送風機スイッチ40を操作することによって送風機26が作動すると、加熱調理装置22の加熱部22aの加熱によって加熱調理中に発生した湯気(水蒸気)や油分を含む高温多湿の排気は、空気路24の入口25の油回収装置32を通過し、排気中の油分が回収されながら、空気路24内に吸引される。この排気は、空気路24内を流れ、水冷式熱交換器28を通過する。
排気が水冷式熱交換器28を通過する際、給水管18から熱交換器給水管18bを経て給水された水が水冷式熱交換器28の通水管34内を流れており、排気が水冷式熱交換器28のフィン37や通水管34の表面に接触すると、通水管34内の水によって間接的に冷却されると共に、排気中の水蒸気がフィン37や通水管34の表面で凝縮して結露35となる。
また、排気を冷却した通水管34内の水は、熱交換器排水管20bを経て下流側の排水管20内に排水される。なお、この通水管34から熱交換器排水管20bへの排水は、上水道からの給水される浄水であるため、排水管20に排出する前に、キッチン2内に設置された食器洗浄機(図示せず)やシンク12等に供給し、洗浄水等に利用してもよい。
さらに、排気の凝縮による結露35は、水冷式熱交換器28の下方の所定箇所に回収され、調理用空気処理装置1の外部へ排水されるか、熱交換器排水管20b内へ合流して排水される。
このようにして熱回収と除湿が行われた排気は、脱臭フィルタ42を通過して脱臭されて清浄化された空気として空気吹出口44から室内30に送られる。また、送風機26が作動しているかぎり、加熱調理装置22の調理によって新たに生じた排気が空気路入口25から空気路24内へ吸引される。
また、加熱調理装置22を使用しないときは、熱交換器給水管18bの止水弁36を閉鎖し、水冷式熱交換器28の通水管34へ水が流入しないようにする。このほか、加熱調理装置22の使用中や使用直後、調理内容、季節(室温環境)等、調理用空気処理装置1の使用状況に応じて、熱交換器34に給水して排気を水冷させるかどうかを使用者が任意に判断し、送風機26の作動とは独立に、止水弁36の開閉を適宜選択して止水弁作動スイッチ38により止水弁36を操作する。
例えば、夏場において、システムキッチン2の室内30が冷房中である等、室内30の温度と湿度の上昇を抑えたい場合には、止水弁36を開いて熱交換器34の通水管34内に給水し、排気を大いに冷却して除湿を行う。一方、冬場において、キッチン2の室内30を暖めて加湿したい場合には、止水弁36を閉じて熱交換器34の通水管34内への給水を止め、排気の冷却と除湿を行なわず、排気中の油分や臭いが回収された水蒸気が室内30へ送られるようにする。
上述した本発明の第1実施形態による調理用空気処理装置1によれば、水冷式熱交換器28がフロアキャビネットに組み込まれているため、カウンター4の給水源15に通ずる熱交換器給水管18bやシンク排水管20aに合流する熱交換器排水管20b等を用いて、水冷式熱交換器28の給排水を簡易な手段によって行うことができる。この結果、加熱調理等によって発生する排気を所定経路で水冷式熱交換器28のみによって熱回収と除湿を簡易に行い、清浄化することができる。また、室内30の空気環境を快適に保つことができる。さらに、冷媒サイクルに通常用いられる圧縮機等が不要となるため、装置全体を小型化することができ、キッチンの周辺に自由に設置して家庭用として利用することができる。
また、本実施形態の調理用空気処理装置1によれば、水冷式熱交換器28がフロアキャビネット10に組み込まれているため、水冷式熱交換器28に利用される水の給排水については、調理用空気処理装置1に隣接するカウンター4の給排水を共用することができる。この結果、熱交換器給水管18bや熱交換器排水管20bの給排水に要する配管経路が短く済むため工事も簡易にすることができ、またフロアキャビネット10に組み込まれているため必要ヘッド圧すなわち給水圧も使用者の上方に位置するような従来の装置よりも低く抑えることができる。また、キッチン内で水栓14や食器洗浄機等との同時使用が考えられ、その際に必要水圧が得られる。そして、万が一、給水管または排水管から漏水したとしても、使用者や加熱機器へ水がかかるという危険性が無く、被害を最小限に抑えることができる。さらに、調理用空気処理装置1を含むシステムキッチン2の全体に要するスペースを抑えることもできる。また、キッチンのリフォーム等を行う際には、キッチンに既存の給排水管を利用して、簡単に配管工事を行うこともできる。
さらに、本実施形態の調理用空気処理装置1によれば、熱交換器給水管18bの止水弁36として減圧弁が用いられているため、通水管34の耐水圧を低く設定し、通水管34の肉厚を薄くして熱伝導率を高くすることができる。したがって、水冷式熱交換器28を小型化すると共に排気から回収される熱量を増やすことができる。
また、本実施形態の調理用空気処理装置1によれば、送風機26が、加熱調理装置22の下方のフロアキャビネット10内に設置され、加熱調理装置22や送風機26等の電気系統をフロアキャビネット10内に集約させることができるため、加熱調理装置22よりも上方のスペースをコンパクトにすることができる。さらに、身長の低い方や高齢者でもスイッチ操作しやすいという効果がある。
なお、本実施形態の調理用空気処理装置1においては、図1及び図2に示すような形態に限定されず、例えば、図3に示すように、排気の熱回収と除湿をさらに効果的に行うように構成した他の変形例にも適用可能である。
図3は、本発明の第1実施形態による調理用空気処理装置の変形例を示す、図2と同様な側面断面図である。ここで、図3において、図2の部分と同一の部分については同一の符号を付し、それらの説明は省略する。
図3に示すように、第1実施形態による調理用空気処理装置1の変形例では、水冷式熱交換器28が上述した第1実施形態よりも鉛直方向に対して傾斜して設置されており、この水冷式熱交換器28の通水管34またはフィン37の最下部には、下方に突出するように突起34aが形成されている。これにより、水冷式熱交換器28の通水管34またはフィン37に付着した凝縮液(結露)35が空気路24の底面に落下しやすくなり、水冷式熱交換器28による排気の熱回収と除湿をさらに効果的に行うことができる。
また、本実施形態では、送風機26の駆動モータ26aの背面が水冷式熱交換器28の通水管34またはフィン37に接触している。これにより、送風機26の駆動モータ26aの排熱についても水冷式熱交換器28の通水管34またはフィン37によって回収することができる。
さらに、熱交換器排水管20bにおいて、凝縮液(結露)35が合流する箇所よりも上流側には貯水槽46が設けられ、通水管34内の水が一旦貯水槽46に貯められるようになっている。これにより、夜間等、調理用空気処理装置1を使用していないときは、貯水槽46内に貯められている水を自然冷却させ、この水を排気の冷却時に再利用することができる。
なお、第1実施形態においては、排気が通水管34内の水との間接的な接触によって冷却され、凝縮される場合を述べたが、熱交換器給水管18bから給水された水を空気路24内へ直接噴霧させ、排気と水が直接的な接触によって冷却され、凝縮されるようにしてもよい。この場合、従来の水膜で直接的に接触させる装置と比較して、より少水量で効率的に冷却及び凝縮を行うことができる。より少水量ということは、空気路への水露出量が少ないと言える。
図4は、本発明の第2実施形態による調理用空気処理装置を示す、図2及び図3と同様な側面断面図である。ここで、図4において、図2及び図3の部分と同一の部分については同一の符号を付し、それらの説明は省略する。
図4に示すように、本実施形態の調理用空気処理装置50は、第1実施形態の調理用空気処理装置1の構成に加えて、熱交換器排水管20bから分岐して熱交換器給水管18bに接続する循環水路管52と、この循環水路管52に設けられた循環ポンプ54とを備えている。通水管34を通過した熱交換器排水管20b内の水は、循環ポンプ54により、循環水路管52を通じて熱交換器給水管18bに圧送されて循環されるようになっている。
また、循環水路管52と熱交換器給水管18bとの接続部(合流部)Aには、給水側三方弁56が設けられ、循環水路管52と熱交換器排水管20bとの接続部(分岐部)Bには、排水側三方弁58が設けられている。
さらに、調理用空気処理装置50は、室内30の温度TA及び湿度HAをそれぞれ検知する室内温度センサ60及び室内湿度センサ62と、空気路24内の温度TB及び湿度HBをそれぞれ検知する空気路温度センサ64及び空気路湿度センサ66と、止水弁(減圧弁)36よりも上流側の熱交換器給水管18b内の給水温度TCを検知する給水温度センサ68と、分岐部Bよりもやや上流側の熱交換器排水管20b内の排水温度TDを検知する排水温度センサ70と、これらのセンサ60,62,64,66,68,70からの情報に基づき、送風機26、減圧弁36、循環ポンプ54、給水側三方弁56、排水側三方弁58のそれぞれの作動を制御する制御装置72とを備えている。
つぎに、本実施形態の調理用空気処理装置50の制御装置72による制御内容の一例を具体的に説明する。
図5は、本実施形態の調理用空気処理装置50の制御装置72に関する制御回路を概略的に示す回路図であり、図6は、制御装置72による制御内容の流れを具体的に示すフローチャートである。ここで、図6における「S」は、各ステップを示している。
また、送風機26については、送風機スイッチ40により、または、風量レベルの弱、中、強の三段階に応じて、減圧弁36を大、中、小の三段階の開度に切り替えられるようになっており、この送風機26の各風量レベルと減圧弁36の開度との関係を図7に示す。
まず、図5に示すように、初期状態(運転前)の調理用空気処理装置50においては、減圧弁36が閉鎖し、給水側三方弁58及び排水側三方弁58は、共に循環水路管52を閉鎖して熱交換器給水管18bと熱交換器排水管20bを開放している。また、循環ポンプ54と送風機26は共に停止している。
つぎに、図6に示すように、S1において、使用者が送風機スイッチ40において送風機の風量レベルを弱、中、強のいずれかに選択すると、送風機26が作動し、空気路24内に排気が送り込まれる。
また、S2において、室内温度センサ60及び室内湿度センサ62が室内温度TA及び室内湿度HAをそれぞれ検知する。また、並行して、S3において、空気路温度センサ64及び空気路湿度センサ66が空気路温度TB及び空気路湿度HBをそれぞれ検知する。
さらに、S4において、先にS2とS3で検知した情報に基づき、室内温湿度と空気路温湿度を比較して、水冷式熱交換器28に給水を行うかどうかを判断する。具体的には、室内と空気路内の温度差(TA−TB)が5℃よりも大きく、かつ湿度差(HA−HB)が10%よりも大きい場合には、水冷式熱交換器28に給水を行う判断をしてS5に進み、これ以外の場合には、水冷式熱交換器28に給水を行わない判断をして再度S2に戻る。
つぎに、S5において、給水温度センサ68が減圧弁36よりも上流側の熱交換器給水管18b内の給水温度TCを検知し、この給水温度TCとS3で検知した空気路温度TBを比較し、水冷式熱交換器28への給水量を判断する。具体的には、空気路温度TBと給水温度TCの温度差T1(=TB−TC)が10℃以下の場合には、S6に進み、送風機26の風量レベルにかかわらず、減圧弁36の開度を「小」に設定し、S16に進む(図7参照)。
一方、S5において、空気路温度TBと給水温度TCの温度差T1(=TB−TC)が10℃よりも大きい場合には、S7に進む。S7において、温度差T1が10℃より大きく20℃以下の場合には、S8に進み、作動中の送風機26の風量レベルを確認する。
S8において、作動中の送風機26の風量レベルが「弱」のときは、S9に進み、減圧弁36の開度を「小」に設定し(図7参照)、S16に進む。一方、S8において、作動中の送風機26の風量レベルが「中」または「強」のときは、S10に進み、減圧弁36の開度を「中」に設定し(図7参照)、S16に進む。
また、S7において、温度差T1が20℃よりも大きい場合には、S11に進み、作動中の送風機26の風量レベルを確認する。
S11において、作動中の送風機26の風量レベルが「弱」のときは、S12に進み、減圧弁36の開度を「小」に設定し(図7参照)、S16に進む。一方、S11において、作動中の送風機26の風量レベルが「中」のときは、S13からS14へと進み、減圧弁36の開度を「中」に設定し(図7参照)、S16に進む。さらに、S11において、作動中の送風機26の風量レベルが「強」のときは、S13からS15へと進み、減圧弁36の開度を「大」に設定し(図7参照)、S16に進む。
つぎに、S16において、排水温度センサ70が、分岐部Bよりもやや上流側の熱交換器排水管20b内の排水温度TDを検知し、この排水温度TDとS5で検知した給水温度TCを比較し、循環水路管52内によって循環させる水量を判断する。具体的には、排水温度TDと給水温度TCの温度差T2(=TD−TC)が10℃以下の場合には、S17に進み、減圧弁36を閉鎖した状態で、給水側三方弁56が合流部Aの循環水路管52を開放し、上流側の熱交換器給水管18bからの給水を閉鎖する。また、排水側三方弁58が分岐部Bの循環水路管52を開放し、下流側の熱交換器排水管20bを閉鎖する。さらに、並行して、循環ポンプ54について所定時間高速で圧送運転が行われ、S2へ戻る。そして、スイッチがOFFされる、またはタイマーでOFFされるまで繰り返す。OFFされると、初期状態へ復帰する。
一方、S16において、排水温度TDと給水温度TCの温度差T2(=TD−TC)が10℃より大きく、20℃未満の場合には、S18からS19へ進み、減圧弁36の開度をS16の状態に維持し、給水側三方弁56が合流部Aの循環水路管52を開放し、上流側の熱交換器給水管18bからの給水を行う。また、排水側三方弁58が分岐部Bの循環水路管52を開放し、下流側の熱交換器排水管20bを開放し、下流側へ排水を行う。さらに、並行して、循環ポンプ54について所定時間低速で圧送運転が行われ、S2へ戻る。そして、スイッチがOFFされるか、またはタイマーでOFFされるまで繰り返す。OFFされると、初期状態へ復帰する。
また、S16において、排水温度TDと給水温度TCの温度差T2(=TD−TC)が20℃より大きい場合には、減圧弁36の開度をS16の状態に維持し、給水側三方弁56が合流部Aの循環水路管52を閉鎖し、上流側の熱交換器給水管18bからの給水を行う。さらに、排水側三方弁58が分岐部Bの循環水路管52を閉鎖し、下流側の熱交換器排水管20bを開放し、下流側へ排水を行う。さらに、並行して、循環ポンプ54について圧送運転を停止し、S2へ戻る。そして、スイッチがOFFされる、またはタイマーでOFFされるまで繰り返す。OFFされると、初期状態へ復帰する。
上述した本発明の第2実施形態による調理用空気処理装置50によれば、各センサ60,62,64,66,68,70が検知した室内30及び空気路24内の温湿度や水冷式熱交換器28の給排水側の水温に基づいて、水冷式熱交換器28に給水する給水量を制御することができる。したがって、加熱調理によって発生した排気について、熱回収と除湿を的確に行うことができ、常に室内の空気環境を快適に保つことができる。なお、循環水路管52を通す場合、水冷式熱交換器28による熱交換がより少水量で可能となり、節水効果が得られる。
図8は、本発明の第3実施形態の調理用空気処理装置における水冷式熱交換器の部分を示す概略図である。ここで、図8において、上述した第2実施形態と同一の部分については同一の符号を付し、それらの説明は省略する。
図8に示すように、本発明の第3実施形態による調理用空気処理装置80では、同一形態である複数の第1〜第3水冷式熱交換器28a,28b,28cが並列して設けられた構成となっている点で第2実施形態の構成とは異なっている。
また、熱交換器給水管18bにおいて、各熱交換器28a,28b,28c側に分岐する箇所をそれぞれ分岐部C,Dとすると、分岐部Cの上流側には第1調整弁82aが設けられ、分岐部Cと分岐部Dとの間には第2調整弁82bが設けられ、分岐部Dの下流側には第3調整弁82cが設けられている。
上述した本発明の第3実施形態の調理用空気処理装置80においては、給水源15から熱交換器給水管18bに所定量の給水が行われると、空気路温度センサ64が検知した空気路温度TBと給水温度センサ68が検知した給水温度TCに基づく温度差T1(=TB−TC)と送風機26の設定風量レベルに応じて、各調整弁82a,82b,82cの開度がそれぞれ調整される。この結果、各熱交換器28a,28b,28cに給水される給水量の分配比が設定され、各熱交換器28a,28b,28cの熱交換率が設定される。
本実施形態の調理用空気処理装置80よれば、単一の水冷熱交換器を使用した場合に比べ、空気路温度TBと給水温度TCとの温度差T1及び送風機26の設定風量レベルに応じて、各熱交換器28a,28b,28cの熱交換率を所望に設定することができる。したがって、給水源15から熱交換器給水管18bに給水される給水量を一定にした状態でも、各熱交換器28a,28b,28cに給水される給水量の分配比を所望に調整し、排気の熱回収と除湿を的確に調整することができる。
なお、本実施形態では、1つの空気路24に複数の熱交換器28a,28b,28cを設けた形態について説明したが、このような形態に限定されず、各熱交換器28a,28b,28cごとに空気路を分けて、例えば、特定の排気の温度や湿度の場合に、排気が特定の空気路のみを通過するように、排気の状態に応じて空気路を切り替えるような構成にしてもよい。
なお、上述した第1〜第3実施形態においては、調理用空気処理装置を備えたシステムキッチンが壁面に取り付けられ、使用者がシステムキッチンを正面側で利用するようなシステムキッチンの形態について説明したが、このような形態に限定されず、使用者がシステムキッチンを四方向から利用できるような、いわゆるアイランドタイプのシステムキッチン等、他の形態についても適用可能である。
本発明の第1実施形態の調理用空気処理装置を備えたシステムキッチンを示す概略斜視図である。 本発明の第1実施形態による調理用空気処理装置の側面断面図である。 本発明の第1実施形態による調理用空気処理装置の変形例を示す、図2と同様な側面断面図である。 本発明の第2実施形態による調理用空気処理装置を示す、図2及び図3と同様な側面断面図である。 本発明の第2実施形態による調理用空気処理装置の制御装置に関する制御回路を概略的に示す回路図である。 本発明の第2実施形態の調理用空気処理装置における制御装置の制御内容の流れを具体的に示すフローチャートである。 本発明の第2実施形態の調理用空気処理装置における送風機の各風量レベルと減圧弁の開度との関係を示す図である。 本発明の第3実施形態の調理用空気処理装置における水冷式熱交換器の部分を示す概略図である。
符号の説明
1,50,80 調理用空気処理装置
2 システムキッチン
4 カウンター
6 調理台
8 ウォールキャビネット
10 フロアキャビネット
12 シンク
14 水栓
15 給水源
16 シンク排水口
18 給水管
18a シンク給水管
18b 熱交換器給水管
20 排水管
20a シンク排水管
20b 熱交換器排水管
22 加熱調理装置
22a 加熱部
24 空気路
25 空気路入口
26 送風機
28 水冷式熱交換器
30 室内
32 グリスフィルター
33 油回収装置
34 通水管
35 結露
36 止水弁
37 フィン
38 止水弁作動スイッチ
40 送風機スイッチ
42 脱臭フィルタ
44 空気吹出口
46 貯水槽
52 循環水路管
54 循環ポンプ
56 給水側三方弁
58 排水側三方弁
60 室内温度センサ
62 室内湿度センサ
64 空気路温度センサ
66 空気路湿度センサ
68 給水温度センサ
70 排水温度センサ
72 制御装置
82a,82b,82c 調整弁

Claims (1)

  1. 給排水手段を備え且つ給水の使用量を調整可能なシステムキッチンのフロアキャビネットに配置された加熱調理手段による加熱調理中に発生した排気を処理する調理用空気処理装置であって、
    上記フロアキャビネットから所定空間を隔てて上方に配置され、上記排気が導入される入口と、
    上記調理用空気処理装置で処理された排気を上記システムキッチンが位置する室内に導出させる出口と、
    上記入口から上記所定空間を迂回して下方に延び、上記出口とつながるように形成された空気路と、
    上記給排水手段が内部に組み込まれた上記フロアキャビネットの上端よりも下方に位置し且つ上記給排水手段の給水方向において上記システムキッチンよりも下流側に位置するように上記空気路内に配置された熱交換手段であって、上記給排水手段による上記システムキッチン及び上記熱交換手段の双方への給水が同時に可能であり、この給水と上記空気路内の排気の熱交換を行う上記熱交換手段と、
    上記入口から上記空気路内に導入された排気を上記熱交換手段を経て上記出口から導出させるように上記空気路内の排気の動きを制御する送風手段と、
    を有することを特徴とする調理用空気処理装置。
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