JP4862287B2 - ファンモータ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、複数のファンモータを隣接して配置したファンモータ装置に関するものである。
現在、電子機器には、高性能な電子回路が搭載されており、発熱が著しい。電子回路から発熱される熱を積極的に冷却させるために複数のファンモータが取り付けられることが多々ある。例えば、実登3085456号には、複数のファンモータをファントレイに組み込み、それぞれのファンモータの導線が電子機器の制御回路に接続されることが開示されている。
電子機器は、省スペース化として筐体の大きさを最小限にするように設計される傾向があり、ファンモータ装置を配置するスペースにも制約がある。ファンモータには、モータに電流を供給するリード線が備えられており、電子機器筐体内に複数のファンモータが搭載される場合、ファンモータのリード線を電源に接続するために筐体内で配線する際に、電源から遠い位置に配置されているファンモータのリード線は、電源から近いファンモータのハウジングの外側面に配線する必要があった。しかし電子機器筐体内の他の部品を効率良く配置することを考慮すれば、リード線をファンモータのハウジングの外側面に配置するスペースが無く、リード線を配線するスペース分だけファンモータのハウジングのサイズを小さく制限する必要があった。
しかし、ハウジングのサイズを小さくすることにより、ハウジングが形成している風洞部の内径が小さくなり、それに伴いインペラの外径も小さくなり、ファンモータ装置の風量特性が悪化し、冷却効率の低下に繋がる。
実登3085456(第1図)
ファンモータ装置の風量特性を低下させないようにするには、ハウジングのサイズをできる限り大きくする必要があり、ハウジングのサイズをできる限り大きくするには、筐体内の電源から遠い位置に配置されているファンモータのリード線を電源から近い位置に配置されているファンモータのハウジングの外側面部に配線しないようにする必要がある。しかし、従来は電源から近い位置に配置されたファンモータのハウジングの外側面部に電源から遠い位置に配置されたファンモータのリード線を配線していたため、ハウジングのサイズを小さくして、ハウジングの風洞形状及びインペラの羽根形状を検討して風量特性の改善を行っていた。
本発明は、上記のような従来技術に鑑みてなされたものである。すなわち本発明は、リード線をハウジングの外側面部に配線せずに、ハウジングのサイズをできるだけ大きく取りファンモータ装置の高冷却効率化を図るものである。
上記課題を解決するために、本発明の請求項1に記載のファンモータ装置では、インペラを有するモータと、モータを支持するフレームと、インペラによって発生した空気流の空気流路を形成するハウジングと、ハウジングをフレームに固定支持するリブと、モータより引き出され外部電源に接続されるリード線と、を備える軸流型のファンモータが、少なくとも2台以上隣接して配置されているファンモータ装置であって、第1のファンモータの吸気側又は排気側の面に、第2のファンモータのリード線が配線され、第1のファンモータ外部へ引き出されることを特徴とする。
本発明の請求項2に記載のファンモータ装置では、第1のファンモータの吸気側又は排気側の面に配線された第2のファンモータのリード線と、第1のファンモータのリード線と、が第1のファンモータのハウジングの吸気側又は排気側の面において束ねられ、第1のファンモータのハウジングに形成されたリード線案内部から外部へ引き出されることを特徴とする。
本発明の請求項3に記載のファンモータ装置では、第2のファンモータのリード線が、第1のファンモータのハウジングの吸気側又は排気側の端面に沿って配線され、リード線案内部から外部に引き出されることを特徴とする。
本発明の請求項4に記載のファンモータ装置では、リード線が配線されている前記ハウジングの端面部が他の端面部に対して低く形成されていることを特徴とする。
本発明の請求項5に記載のファンモータ装置では、第1のファンモータのリブに、リード線配線用の溝が形成されており、第2のファンモータのリード線が、リブの溝を経由してフレーム内を沿って、リブとは異なるリブの溝を経由して外部に引き出されることを特徴とする。
本発明の請求項6に記載のファンモータ装置では、第2のファンモータのリード線が、第1のファンモータの空気流路を横切るように配線されることを特徴とする。
本発明の請求項7に記載のファンモータ装置では、第1のファンモータの空気流路を横切った第2のファンモータのリード線が、第1のファンモータのフレーム内を沿って、第1のファンモータのリブの溝を経由して外部に引き出されることを特徴とする。
本発明の請求項8に記載のファンモータ装置では、第1のファンモータのハウジング及び/又は第2のファンモータのハウジングに、リード線掛止部が形成され、リード線掛止部にリード線を掛止し配線されたリード線を固定する手段が備えられたことを特徴とする。
本発明の請求項に記載のファンモータ装置では、第2のファンモータのハウジングと、が一体に成型されたことを特徴とする。
本発明の請求項10に記載のファンモータ装置では、第1のファンモータのリード線及び第2のファンモータのリード線を、ハウジング外側面より外方にて結束部材を用いて結束し、ハウジングに固定することを特徴とする。
本発明の請求項1に記載されたファンモータ装置では、第1のファンモータに隣接して配置された第2のファンモータのリード線を第1のファンモータの吸気側又は排気側の面に配線することによって、隣接して配置されたファンモータのリード線をハウジングの外側面に配線する必要がなく、ファンモータのハウジングのサイズをその分大きく形成することができ、結果的に冷却特性が高いファンモータ装置を提供することが可能である。
本発明の請求項2に記載されたファンモータ装置では、第1のファンモータに隣接して配置された第2のファンモータのリード線を第1のファンモータの吸気側又は排気側の面に配線し、第1のファンモータの吸気側及び排気側の面において第1のファンモータのリード線と第2のファンモータのリード線とが束ねられることによって、従来の第1のファンモータリード線を外部に引き出す配線手段をそのまま使用でき、ファンモータ装置の冷却特性は低下しない。また、第1のファンモータのリード線案内部から束ねられた両リード線が引き出され、リード線案内部を2箇所形成する必要がない。複数のファンモータを駆動させる筐体内の電源接続部は1箇所であることが多いため、束ねた状態でハウジングからリード線を引き出すことができれば、電源との接続も容易である。
本発明の請求項3に記載されたファンモータ装置では、第1のファンモータに隣接して配置された第2のファンモータのリード線が第1のファンモータのハウジングの吸気側又は排気側の端面に沿って配線されているため、リード線の一部は空気流路に干渉するが、大部分はハウジングの端面上に位置しており、リード線を配線することによる空気流路への抵抗は極端に少ない。リード線をハウジングの外部に配線する手段と比較すれば、ハウジングのサイズを大きく設計することができ、ファンモータ装置の冷却特性を高くすることが可能である。
本発明の請求項4に記載されたファンモータ装置では、第1のファンモータに隣接して配置された第2のファンモータのリード線が第1のファンモータのハウジングの吸気側又は排気側の端面に沿って配線されたときに、配線部を他の端面よりも低く形成しているため、リード線がハウジング端面からはみ出すことがなくファンモータの回転軸方向の厚み寸法を低く抑えることが可能である。
本発明の請求項5に記載されたファンモータ装置では、第1のファンモータのリブにリード線を配線する溝が形成されていることによって、リード線が第1のファンモータの空気流路の抵抗になることなく配線することが可能であり、リード線をハウジングの外側面に配置する必要が無いため、ハウジングを大きく設計することができ、冷却性能を高くすることが可能である。
本発明の請求項6に記載されたファンモータ装置では、第1のファンモータに隣接して配置された第2のファンモータのリード線が第1のファンモータの空気流路を横切るように配線されているため、リード線が空気流路の抵抗にはなるが、リード線をハウジング外側部に配線してハウジングのサイズを小さくするよりは、ハウジングを大きくすることができるため、冷却特性を高くすることが可能である。
本発明の請求項7に記載されたファンモータ装置では、第2のファンモータのリード線が第1のファンモータの空気流路を横切るように配線され、第1のファンモータのフレーム内を沿って、第1のファンモータのリブの溝を経由して外部に引き出されるため、リード線が空気流路を横切る箇所が低減され、より冷却特性の低減を抑えることが可能である。
本発明の請求項8に記載されたファンモータ装置では、ハウジングに掛止部が形成されているため、配線途中でリード線を掛止部にて固定することにより、配線されたリード線が外れることなく、ハウジングの吸気側又は排気側の面に固定される。
本発明の請求項に記載されたファンモータ装置では、第2のファンモータと第1のファンモータのハウジングが一体に成型されているため、電子機器の筐体にファンモータ装置を組み込む工数が削減できる。
本発明の請求項10に記載されたファンモータ装置では、第1のファンモータのリード線及び第2のファンモータのリード線をハウジング外側面より外方にて結束部材を用いて結束しているため、第1のファンモータの吸気側又は排気側の面に配線された隣接する第2のファンモータ及び第1のファンモータの束ねられたリード線は、ハウジング内部に引き戻されずに撓むことなく固定される。
以下、本発明の各実施形態について、図1乃至図8を参照して説明する。なお、本発明の実施形態における説明では便宜上各図面の上下方向を「上下方向」とするが、実際の取り付け状態における方向を限定するものではない。
(1)第1の実施形態
図1は本発明にかかる第1の実施形態のファンモータ装置を示した斜視図である。
第1のファンモータ1と第2のファンモータ2は並列に隣接して筐体内に設置され、ファンモータ装置3を構成している。各ファンモータ1,2には、外部から電流が供給されることで回転駆動するモータ部4の回転部に複数の羽根を有するインペラ5が取り付けられており、モータ部4の固定部はフレーム部6に固定され、インペラ5が回転することで生じる空気流の流路を構成するハウジング7により外囲されており、ハウジング7とフレーム部6とは複数本のリブ8にて固定支持されている。また、外部からモータ部4に電流を供給するために、リード線9がモータ部4に電気的に接続されている。ファンモータの構成に関しては第1のファンモータ1を用いて説明したが、第2のファンモータ2のモータ構成についても同様のものである。
第2のファンモータ2のリード線9aは、第2のファンモータ2の複数本のリブ8aのうちハウジング7aに形成されているリード線案内部10aとフレーム6aとを連結しているリブ8aに形成されているリード線案内溝81aに収められ、リード線案内部10aから第2のファンモータ2の外部に一旦引き出され、図4に示されるようにリード線9aは、第2のファンモータ2のハウジング7a上端部の四隅に形成されている鍔部71aのうちリード線案内部10aに最も近い鍔部71aの下側に配線され、この鍔部71aに隣接する第1のファンモータ1のハウジング7上端部における鍔部72の下側に配線され、ハウジング7の排気側端面部において風洞部に沿うように配線される。鍔部71a、72の下端面は、ハウジング7の排気側端面部及びリード線案内溝81aよりも下方に形成されているため、リード線9aを鍔部71a、72の下側に配線し、リード線9aに適当なテンションを与えることによりリード線9aは固定され、リード線9aは鍔部71a、72に掛止されたことになる。本実施例では、鍔部71a、72にリード線を掛止しているが、掛止する箇所は鍔部71a、72に限定されずリード線9、9aを掛止できる凸部をハウジングに形成し、リード線9、9aを掛止させても良い。また、第1のファンモータ1のハウジング7の第2のファンモータ2のリード線9aが配線されている排気側端面部は、リード線9aがハウジング7端面からはみ出さないように他のハウジング7端面より低く形成されている。
第1のファンモータ1のリード線9は、第1のファンモータ1に形成されている複数本のリブ8のうちフレーム部6とリード線案内部10とを連結しているリブ8に形成されているリード線案内溝81に収められ、第2のファンモータ2のリード線9aとハウジング7に形成されたリード線案内部10にて合流し、束ねられて外部に引き出されている。第1のファンモータ1の外部に引き出されたリード線9、9aは図8の(a)の詳細図に示されているようにリード線案内部10からリード線9,9aを外部に引き出した後、ハウジング7外側にて結束部材12にて束ねられた状態で結束され、リード線9、9aがハウジング7の内部に引き戻されることがないように固定される。ハウジング7外側でのリード線9、9aの結束手段としては図1のような結束バンド12だけでなく、例えば図8の(b)の詳細図に示されているように、熱収縮チューブのように熱を与えることで収縮するチューブ12’を利用しても良く、ファンモータ装置3の取り付け状態を考慮して選定すれば良い。
第2のファンモータ2のリード線9aが第1のファンモータ1のハウジング7の排気側端面部に配線される際に、リード線9aの一部が第1のファンモータ1の空気流路の最外周部の一部を妨げるが、ファンモータの特性である風量や静圧には大きく影響せず、所定の風量及び静圧を発生させることが可能である。また極力、リード線9、9aが空気流路を妨げないように配慮したい場合は、リード線9、9aの線種として細いものを選定すれば良い。また、リード線9、9aを外部に引き出す位置は、電子機器の筐体内部のリード線の引き回しを考慮してリード線9、9aの引き出し位置を変更しても良い。
図2は第1の実施形態の変形例を示したものであり、この例では、ハウジング7、7aの排気側端面部において、リード線案内溝81、81aに最も近い鍔部71、71aの内周側にそれぞれ、風洞部に沿うようにリード線案内溝82、82aを設けている。第2のファンモータ2のリード線9aは、図1で説明した場合と同様にして第1のファンモータ1のハウジング7の排気側端面部に配線され、その後、第1のファンモータ1のリード線案内部10付近で第1のファンモータのリード線9と第2のファンモータ2のリード線9aとが束ねられて、これらがリード線案内溝82に収容されて配線され、ハウジング7の外側面に形成された第2のリード線案内部101から外部に引き出されている。この場合、図8の(c)の詳細図に示すように熱収縮チューブ12’を用いてリード線9、9aを結束してもよいし、図8の(d)の詳細図に示すように結束手段12を用いることもできる。
図3は第1の実施形態の他の変形例を示し、電子機器の筐体へのファンモータ装置3の取り付け工数を削減する目的として、第1のファンモータ1のハウジング7と第2のファンモータ2のハウジング7aを一体で成型したものである。
上記実施形態では2台のファンモータを並列に配置してリード線を配線しているが、同様の配線方法は3台、4台でも可能であり、台数は限定されない。なお、図2、図3、図4では便宜上、説明に必要な符号のみを付したが、それ以外の符号は図1のものと同様である。
(2)第2の実施形態
図5は本発明にかかる第2の実施形態のファンモータ装置を示した斜視図である。図5において、図1と同一符号のものは同一もしくはそれに相当する部位を示すものとする。
第1のファンモータ1と第2のファンモータ2は並列に隣接して筐体内に設置され、ファンモータ装置3を構成している。各ファンモータ1,2には、外部から電流が供給されることで回転駆動するモータ部4の回転部に複数の羽根を有するインペラ5が取り付けられており、モータ部4の固定部はフレーム部6に固定され、インペラ5が回転することで生じる空気流の流路を構成するハウジング7により外囲されており、ハウジング7とフレーム部6とは複数本のリブ8にて固定支持されている。また、外部からモータ部4に電流を供給するために、リード線9がモータ部4に電気的に接続されている。ファンモータの構成に関しては第1のファンモータ1を用いて説明したが、第2のファンモータ2のモータ構成も同様のものである。
第2のファンモータ2のリード線9aは、そのハウジング7aのリード線案内溝81aを通らず、隣接する第1のファンモータ1への最短距離を通るようにフレーム6aから横方向に引き出され、第2のファンモータ2の空気流路を横切り、第1のファンモータ1のハウジング7と第2のファンモータ2のハウジング7aの境界部にてハウンジング7とハウジング7aとを組み合わせて形成している掛止フック部11に掛止され、さらにこのリード線9aは第1のファンモータ1の空気流路を最短距離で横切ってフレーム6内に配線される。リード線9aを掛止フック部11に掛止することによって、配線されたリード線9aを固定している。第1のファンモータ1のフレーム6内に配線されたリード線9aは、第1のファンモータ1のリード線9とフレーム6内で束ねられ、図5に示されるように第1のファンモータ1に形成されたリード線案内溝81に収められてリード線案内部10から外部へと引き出される。
なお、第1のファンモータ1のフレーム6内で束ねられたリード線9、9aは、第1のファンモータ1の空気流路を再度横切り第2のファンモータ2の隣接側の面と反対側の外側面に形成された第2のリード線引出部111に掛止され外部に引き出されるようにしても良い。リード線9、9aを外部に引き出す箇所に関しては電子機器の筐体内におけるリード線9、9aの引き回しを考慮して選定すれば良い。外部に引き出されたリード線9、9aは、第1の実施形態と同様に結束バンドのような結束部材12にて結束され、リード線9、9aがハウジング7の内部に引き戻されないように固定される。
(3)第3の実施形態
図6は本発明にかかる第3の実施形態のファンモータ装置を示した平面図である。図6において図1と同一符号のものは同一もしくはそれに相当するものを示すものとする。
第1のファンモータ1と第2のファンモータ2は並列に隣接して筐体内に設置され、ファンモータ装置3を構成している。各ファンモータ1、2には、外部から電流が供給されることで回転駆動するモータ部4の回転部に複数の羽根を有するインペラ5が取り付けられており、モータ部4の固定部はフレーム部6に固定され、インペラ5が回転することで生じる空気流の流路を構成するハウジング7により外囲されており、ハウジング7とフレーム6とは複数本のリブ8にて固定支持されている。また、外部からモータ部4に電流を供給するために、リード線9がモータ部4に電気的に接続されている。ファンモータの構成に関しては第1のファンモータ1を用いて説明したが、第2のファンモータ2のモータ構成も同様のものである。
両ファンモータ1、2はそれぞれのハウジング7、7aが上述した実施形態の場合と同様に矩形状に構成されるが、この実施形態の場合は、特に、それぞれのハウジング7、7aにおける複数本のリブ8、8aがハウジング7、7aの各側辺に対して直交するように設けられており、これら各リブ8、8aのうちファンモータの隣接方向に延びたリブ8、8aにそれぞれリード線案内溝81、81aが形成されている。
第2のファンモータ2のリード線9aは、ハウジング7aのフレーム6より引き出されてリード線案内溝81aに収められ、第2のファンモータ2の外部に引き出されること無く、第1のファンモータ1に案内される。案内される際に、リード線9aはハウジング7aに形成された掛止フック部11に掛止され、配線途中でリード線9aが外れないように固定されている。第1のファンモータ1に案内された第2のファンモータ2のリード線9aは、第1のファンモータ1のリード線案内溝81に収められ、第1のファンモータ1のフレーム6内に案内される。フレーム6内にて第1のファンモータ1のリード線9と束ねられ、第2のファンモータ2の隣接側の面と反対側の外側面方向にフレーム部6から延伸するリード線案内溝81に収められ、リード線案内部111から外部へと引き出される。束ねられたリード線9、9aが外部に引き出された後、ハウジング7の外部にてリード線9、9aを結束部材12にて結束し、リード線9、9aがハウジング7内部に引き戻されないように固定されている。
図7は本発明にかかる第3の実施形態の変形例のファンモータ装置を示した斜視図であり、前記と同一符号のものは同一もしくはそれに相当するものを示すものとする。
この変形例は、図6の場合と同様に、第2のファンモータ2のリード線9aをこれに隣接した第1のファンモータ1のフレーム6内に引き込み、両ファンモータ1、2のリード線9、9aを束ねて第1のファンモータ1より外部に引き出すようにしたものであるが、ファンモータ1、2のハウジング形状が図6のものと異なる。すなわち、第1,第2のファンモータ1、2のハウジング7、7aには、フレーム6、6aより放射状に延びた複数本(4本)のリブ8、8aがハウジング7、7aに設けられているが、このうちの隣り合う2本のリブ8、8aにリード線案内溝81、81a、83、83aが形成されると共に、リード線案内溝81,81aに最も近い鍔部71,71aの内周側にそれぞれ、風洞部に沿うようにリード線案内溝82,82aが設けられている。
そして、第2のファンモータ2のフレーム6aより引き出されたリード線9aは、リード線案内溝81aに収容されて配線され、外部に引き出されることなく鍔部内周のリード線案内溝82aに収容されて風洞部に沿って隣接する第1のファンモータ1側に案内される。さらにこのリード線9aは第1のファンモータ1のリード線案内溝83を通ってフレーム6内に引き込まれ、第1のファンモータ1のリード線9と束ねられ、両ファンモータ1,2のリード線9、9aがフレーム6からリード線案内溝81に沿って引き出され、さらにリード線案内溝82を通って風洞部に沿って配線され、第1のファンモータ1のリード線案内部111から外部に引き出される。
なお、図6と図7とでは、リブ8、8aのハウジング7、7aに対する配置角度が異なるが、リブ8、8aの角度に限定されず、様々なリブ角度を適宜設定することが可能である。
また、ハウジング7端面においてリード線9、9aを配線する方法は、上述した第1乃至第3の実施形態のみに限定されるものではなく、第1乃至第3の実施形態を適宜組み合せてリード線9、9aを配線することが可能であり、ファンモータ装置3に要求される風量特性及び電子機器の筐体にファンモータ装置3を取り付ける際のリード線9、9aの引き回し等を考慮して選定することができる。
本発明のファンモータ装置の第1の実施形態を示す斜視図である。 第1の実施形態の変形例を示す斜視図である。 第1の実施形態の他の変形例を示す斜視図である。 図3の他の変形例を示す横方向からの外観図である。 本発明のファンモータ装置の第2の実施形態を示す斜視図である。 本発明の第3の実施形態を示す平面図である。 第3の実施形態の変形例を示す斜視図である。 本発明のリード線引出部におけるリード線結束部詳細図である。
符号の説明
1 第1のファンモータ
2 第2のファンモータ
3 ファンモータ装置
4 モータ部
5 インペラ
6 フレーム
7 ハウジング
71 鍔部
8 リブ
81 リード線案内溝
9 リード線
10 リード線案内部
11 掛止フック部
12 結束部材

Claims (10)

  1. インペラを有するモータと、
    前記モータを支持するフレームと、
    前記インペラによって発生した空気流の空気流路を形成するハウジングと、
    前記ハウジングを前記フレームに固定支持するリブと、
    前記モータより引き出され外部電源に接続されるリード線と、を備える軸流型のファンモータが、
    少なくとも2台以上隣接して配置されているファンモータ装置であって、
    第1のファンモータの吸気側又は排気側の面に、第2のファンモータのリード線が配線され、前記第1のファンモータ外部へ引き出されることを特徴とするファンモータ装置。
  2. 前記第1のファンモータの吸気側又は排気側の面に配線された前記第2のファンモータのリード線と、前記第1のファンモータのリード線と、が前記第1のファンモータのハウジングの吸気側又は排気側の面において束ねられ、前記第1のファンモータのハウジングに形成されたリード線案内部から外部へ引き出されることを特徴とする請求項1に記載のファンモータ装置。
  3. 前記第2のファンモータのリード線が、前記第1のファンモータのハウジングの吸気側又は排気側の端面に沿って配線され、前記リード線案内部から外部に引き出されることを特徴とする請求項2に記載されたファンモータ装置。
  4. 請求項3に記載のファンモータ装置であって、
    前記リード線が配線されている前記ハウジングの端面部が他の端面部に対して低く形成されていることを特徴とするファンモータ装置。
  5. 前記第1のファンモータのリブに、リード線配線用の溝が形成されており、
    前記第2のファンモータのリード線が、前記リブの溝を経由して前記フレーム内を沿って、前記リブとは異なるリブの溝を経由して外部に引き出されることを特徴とする請求項1又は2に記載されたファンモータ装置。
  6. 前記第2のファンモータのリード線が、前記第1のファンモータの空気流路を横切るように配線されることを特徴とする請求項1又は2に記載されたファンモータ装置。
  7. 請求項6に記載のファンモータ装置であって、
    前記第1のファンモータの空気流路を横切った前記第2のファンモータのリード線が、前記第1のファンモータのフレーム内を沿って、前記第1のファンモータのリブの溝を経由して外部に引き出されることを特徴とするファンモータ装置。
  8. 前記第1のファンモータのハウジング及び/又は前記第2のファンモータのハウジングに、リード線掛止部が形成され、
    前記リード線掛止部に前記リード線を掛止し配線された前記リード線を固定する手段が備えられたことを特徴とする請求項1乃至7に記載されたファンモータ装置。
  9. 前記第1のファンモータのハウジングと、前記第2のファンモータのハウジングと、が一体に成型されたことを特徴とする請求項1乃至に記載のファンモータ装置。
  10. 前記第1のファンモータのリード線及び前記第2のファンモータのリード線を、前記ハウジング外側面より外方にて結束部材を用いて結束し、前記ハウジングに固定することを特徴とする請求項1乃至のいずれかに記載のファンモータ装置。
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