JP4859622B2 - 橋梁架設管理支援システム - Google Patents

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Description

本発明は、橋梁架設の精度管理や安全管理をコンピュータで行う橋梁架設管理支援システムに関し、特に架設中の各種データをデータセンタのデータベースサーバのデータと比較して状態を判別し、架設現場に適切な判別データを配信するネットワークシステムに関する。
橋梁架設には例えば、下を鉄道や道路が通っていたり、河川や湖沼を跨ぐような場合などでの橋梁架設工事では送出し工法が採用されている。図8は、ある現場において行われる橋桁の送出し工法について示した図である。送出し工法による橋梁の架設工事では、既に架設した橋桁101を直接利用して仮設備120が組まれ、そこに水平な走行軌条130を敷設して橋桁102を送り出すようにしている。その仮設備120上の走行軌条130には、先端に手延べ機140を連結して下に送出し台車10,20を備えた橋桁102が載せられ、その送出し台車10,20の移動によって送り出される。橋桁102に対して前後して配置された2台の送出し台車10,20は、3本の走行軌条130を車輪が走行するので3箇所で支持され、各車輪は台車本体との間で鉛直ジャッキが設けられ、ストローク調整によって橋桁全体のバランスを保って安全に走行するようにしている。
特開2003−278114号公報
橋梁架設の場合、橋桁が重量物であるためバランスや移動位置など施工状況を安全に管理して行うことが重要である。前例の送出し工法では、橋桁を支える送出し台車10,20にかかる荷重バランスを管理することが必要であり、コンピュータを使用し、反力を確認しながら鉛直ジャッキのストローク制御によって反力調整が行われている。そのため、橋梁架設に関わる業者は、橋梁の設計業者や橋桁の掛け渡しを実際に施工する施工業者の他、そうした送出し工法などの架設管理を支援する施工管理支援業者などが関係している。すると、一つの施工現場には、各業者の担当者が集まらなければならず、更に各々の担当者が使用する機器などを運び込むため、現場には大掛かりな管理システムを設置しなければならなかった。従って、これまでは一つの現場に人や機材などの資源を投入しなければならず、しかもその現場が遠く或いは交通不便な地にあったりするため効率の良くないものであった。
そこで、本発明は、かかる課題を解決すべく、効率良く架設管理を支援することができる橋梁架設管理支援システムを提供することを目的とする。
本発明に係る橋梁架設管理支援システムは、橋梁架設にて安全な状態で施工機器を作動させるため、現場に設けられた現場側施設の制御用コンピュータに当該施工機器の作動制御を行う制御用プログラムが保存され、当該制御用プログラムに従って架設作業を実行する際、前記施工機器の作動状態や施工状態を検出して画面表示するようにした現場側施設に対し、その現場側施設と通信ネットワークを介して接続された遠隔地のデータセンタが設置され、そのデータセンタには、橋梁架設を行う施工業者のユーザ確認を行うための認証サーバと、固有のIDが与えられた前記施工機器や建材などに関する機材データおよび前記制御用プログラムを保存するデータベースサーバと、施工時に現場側から送信される検出データなどの施工状態を示す施工データに基づき架設管理処理を行うアプリケーションサーバとが設けられ、前記現場側施設の制御用コンピュータから機材構成の条件入力がされると、前記機材データに基づく機材情報が前記データセンタ側に送信され、前記データベースサーバでは、前記IDによって該当する機材情報が取り出されて前記制御用コンピュータに返送され、前記アプリケーションサーバでは、該当する機材情報と過去の施工データを参考に前記制御用プログラムを実行するための前記施工機器の作動パラメータが決定されて前記制御用コンピュータに返送されるようにしたものであることを特徴とする。
また、本発明に係る橋梁架設管理支援システムは、前記橋梁架設が、橋桁を送り出して架設する送出し工法であり、その送出し工法を実行するため前記橋桁を支える前記施工機器として鉛直ジャッキが使用され、その鉛直ジャッキの反力調整を行う反力制御プログラムを実行するための前記施工機器の作動パラメータが決定され前記制御用コンピュータに返送されるようにしたものであることが好ましい。
また、本発明に係る橋梁架設管理支援システムは、前記データベースサーバには架設作業中の所定の施工データを常時送信され、前記アプリケーションサーバは、その施工データを基に異常発生を確認した場合には、前記現場側施設の制御用コンピュータに異常を知らせる画面表示を送信するようにしたものであることが好ましい。
よって、本発明によれば、橋梁架設を実行するための制御用プログラムを施工現場から遠隔地データセンタより施工業者側のコンピュータに通信ネットワークを介して提供するので、従来のように各業者が施工現場に集まらなくてもよくなり、また施工現場に大掛かりな管理システムを設置する必要なくなって、人や機材などの資源を投入しなくてもよくなったことで効率良く安価に橋梁架設を行うことができる。
次に、本発明に係る橋梁架設管理支援システムについて一実施形態を図面を参照しながら以下に説明する。図1は、本実施形態の架設管理支援システムを示した図であり、特に図8に示す送出し工法による橋梁架設に関するものである。すなわち、橋桁102の送出し工法に関し、その送出しを中断させないよう鉛直ジャッキを操作して反力の自動調整を行うためのものである。そこで、図9及び図10は、そうした鉛直ジャッキを備えた送出し台車10,20の一例を示した図であり、特に図9は送出し台車の側面を、図10は送出し台車の正面を示した図である。
送出し台車10,20は、3本の走行軌条130(131,132,133) 上を走行するように、車輪をもった走行部11(11a,11b,11c) ,21(21a,21b,21c) を有している。走行部11,21に対応した位置に下フレーム13,23を介して3つの鉛直ジャッキ12(12a,12b,12c) ,22(22a,22b,22c)が設けられ、そうした鉛直ジャッキ11,22上に上フレーム14,24を介して橋桁102が載せられる。送出し台車10,20は、鉛直ジャッキ12と22とが互いに影響されないだけ前後に離れているため、送出し工法時には別々に反力管理が行われるようになっている。
また、送出し工法では、橋桁102を送り出しする駆動手段に2本の水平ジャッキ32,32が使用され、その水平ジャッキ32,32は、一端が走行軌条131,133をクランプし、他端が送出し台車10の走行部11a,11c に連結され、その伸長作動によって送出し台車10を押して橋桁102を送り出すようにしている。こうした各送出し台車10,20の鉛直ジャッキ12,22及び水平ジャッキ32,32には、圧力油の供給及び排出を行う駆動ポンプ1(以下、図1参照)が連結されている。
鉛直ジャッキ12,22には、油圧を測定する圧力センサ15(15a,15b,15c),25(25a,25b,25c)が取り付けられており、水平ジャッキ32,32に対しては、供給する圧力油の圧力を測定する圧力センサ35が連結されている。従って、この圧力センサ15,25により各鉛直ジャッキ12,22にかかる反力が測定され、圧力センサ35により送出し時の推進力が測定できるようになっている。更に鉛直ジャッキ12,22に対しては、それぞれのストロークを測定するストローク検出センサ16(16a,16b,16c),26(26a,26b,26c)が取り付けられており、圧力センサ15,25とともにリモートI/Oボックス17(17a,17b,17c),27(27a,27b,27c)に接続されている。一方、水平ジャッキ32,32の圧力センサ35にもリモートI/Oボックス37が接続されている。
リモートI/Oボックス17,27,37は制御用コンピュータ2に接続され、各センサ15,16,25,26で検出した検出データが、架設現場に建てられた監視室8にある監視・制御用のマスタコンピュータ3及び監視用のコンピュータ4に対して送信されるように接続されている。一方、そのマスタコンピュータ3には、制御用コンピュータ2からリモートI/Oボックス37を介して駆動ポンプ1が接続され、マスタコンピュータ3の演算処理に従って駆動ポンプ1の駆動制御が行われるように接続されている。
監視・制御用のマスタコンピュータ3は、各圧力センサ15,25から送られる反力データに基づいて演算処理を行い、その演算結果に応じた制御指令信号を送信し、またその反力情報などをディスプレイ上に表示するようにしたものである。制御用コンピュータ2は、そのマスタコンピュータ3からの制御指令信号に従って駆動ポンプ1の駆動制御を行うようにしたものである。一方、監視用のコンピュータ4は、橋桁102の位置や状態に関する情報をディスプレイに表示するようにしたものである。
こうした送出し工法の設備には、更に橋桁102の送出し量を計測するレーザビーム距離センサ41や、前方の送出し台車10の状況や橋桁102全体の送出し状況を撮影するWebカメラ42,43が設置され、それぞれコンバータ45〜48を介してコンピュータ3,4へ接続されている。更に、コンピュータ3,4には、鉛直ジャッキ12,22の反力情報や、橋桁102の送出し状態、或いはWebカメラ42,43からの映像によって、架設現場から離れた所にいる関係者にも状況が把握できるように、遠隔地のコンピュータにもインターネットや専用線などの通信ネットワーク90を介して接続されている。
本実施形態の架設管理支援システムでは、こうした複数の施工業者の施工現場と施工管理支援業者のデータセンタ50とをつなぐ通信ネットワーク90を利用し、各施工業者が現場で行う橋梁架設に対して、施工管理支援業者が遠隔地にいながらにして各種施工に関してサポートを行うことができるようにしたものである。そのため、施工管理支援業者のデータセンタ50は、通信ネットワーク90を介して図1に示すように各施工現場の端末機などと接続されている。但し、他の施工現場で行われている橋梁架設は、橋桁の送出し工法によるものに限定されるわけではない。
そうしたデータセンタ50には、ユーザ名とパスワードの組み合わせによってアクセスの権利があるか、ユーザ本人かどうかなどを確認する認証サーバ51と、施工機器などの機材データや反力制御プログラムなどを保存するデータベースサーバ52が設けられている。そのデータベースサーバ52には、各施工業者の所有する走行台車などの施工機器や、仮設備などの建材に関するデータ、或いは当該施工業者がレンタル可能な施工機器などに関する様々な機材データが保存され、新たな施工機器などが追加されると、そのデータが逐次データベースサーバ52に追加入力されて保存される。
こうした機材データには一つ一つにIDが与えられ、それぞれが識別できるようにして保存されている。また、データベースサーバ52には、例えば本実施形態で説明する送出し工法における反力調整を行うための反力制御プログラムなどが保存されている。そして、このデータベースサーバ52には、実際の送出し工法によって得られる反力や変位量などの各種施工データが施工現場側から送信され、保存されるようになっている。
また、データセンタ50には監視用のアプリケーションサーバ53が設けられている。送出し工法を実行している最中は、マスタコンピュータ4から送信された反力や変位量などの各種施工データがデータベースサーバ52に保存され、アプリケーションサーバ53では、その施工データに基づき過去の架設において蓄積された工事の反力や変位量などの履歴と照合することによって現在の架設工事の進捗予測を行うようになっている。そして、その予測結果に基づいて施工現場側へ警告メールを送信したり、停止信号を発信したりするようになっている。
次に、こうした架設管理支援システムの下で行われる橋桁の送出し工法について具体的に説明する。架設管理支援は、架設現場に建てられた監視室8にある監視・制御用のマスタコンピュータ3と、データセンタ50内のデータベースサーバ52やアプリケーションサーバ53との間で情報のやり取りによって行う。図5は、施工現場の監視室8とデータセンタ50とのやり取りのフローを示した図である。
架設現場では、送出しが行われる橋桁102が図8に示すように仮設備120が組み立てられ、走行軌条130上に送出し台車10,20を介して載せられ、その先端には手延べ機140が連結して送出し工法の準備が行われる。しかし、この架設現場での送出し工法で使用される反力制御プログラムは、データセンタ50側で作成され、データベースサーバ53内に保存されている。そこで、施工現場側(ユーザ側)からの要求に応じて提供される。なお、この反力制御プログラムは、送出し工法における反力制御を実行するためのものであり、具体的には図2及び図3に示すフローに従って行われる。
そこで先ず、監視室8にある監視・制御用のマスタコンピュータ3には、反力制御プログラムが通信ネットワーク90を介して取り込まれる。それには、マスタコンピュータ3側からユーザIDとパスワードが入力され(S101)、認証サーバ51ではそのユーザ名とパスワードの組み合わせによって利用権を有する者(ユーザ)であるか否かの確認が行われる(S102)。ユーザであることが確認されると、データベースサーバに保存されている反力制御プログラムが選択され(S103)、通信ネットワーク90を介して架設現場のマスタコンピュータ3にダウンロードされる(S104)。こうして反力制御プログラムが転送されると、マスタコンピュータ3には例えば図6に示す条件入力画面が表示され、そこに架設現場で使用される機材構成などの条件入力が行われる(S105)。
条件入力画面には上下にメニュー欄61,62が設けられ、それぞれプルダウンメニューから選択できるようになっている。メニュー欄61は大分類の選択であって、カーソルの操作によって選択項目の一覧として例えば、「自走台車」「物上げジャッキ」「スライドジャッキ」「工事桁」「ベント材」「軌条」「カウンタウエイト」などが表示される。そして、「物上げジャッキ」を選択すると、次にメニュー欄62にはカーソルの操作によって選択可能な対応する機材名が選択項目の一覧として表示される。そのため、その中から使用可能な機材として、例えば、ABCジャッキ社の型番「XYZ−263」を選択する。
すると、マスタコンピュータ3からデータセンタ50のデータベースサーバ53に選択情報が送信され、そこで架設条件に該当する機材の情報が検索される(S106)。該当する機材などの情報は固有のIDが与えられてデータベースサーバ53に予め入力して保存されているため、検索によって該当する機材の情報が取り出されてマスタコンピュータ3に返送される。例えば、選択されたジャッキの定格荷重、ストローク長、シリンダ径および許容最大圧などである。また、アプリケーションサーバ53では、機材の情報と過去の施工データを参考にして、反力制御プログラムを実行するための耐荷重や送り速度などのパラメータが決定され、このパラメータもマスタコンピュータ3側に返送される(S107)。そのため、マスタコンピュータ3では、以下に示すように、この制御パラメータに従った反力制御プログラムによる制御が実行される(S108)。
送出し工法における反力制御プログラムの自動制御は次のようにして行われる。すなわち、圧力センサ15,25から送信された検出データに基づき図2及び図3に示す反力制御プログラムをマスタコンピュータ3が実行する。この反力制御プログラムは、前後の送出し台車10,20ごとにグループ分けした鉛直ジャッキ12a,12b,12c と鉛直ジャッキ22a,22b,22cとについて、それぞれ反力管理を行うものである。また図4は、この反力制御プログラムを実行する際の反力管理条件をグラフで示したものである。
送出しが行われる橋桁102は、図8に示すように仮設備120の走行軌条130上に送出し台車10,20を介して載せられ、その先端には手延べ機140が連結される。そして、走行軌条131,133にクランプされた水平ジャッキ32,32が駆動ポンプ1の圧力油の供給を受けて伸長作動することで、推進力によって後方から連結された送出し台車10が前進し、後方の送出し台車20とともに橋桁102を前方へ送り出す。このとき、送出し台車10,20がそれぞれ支える橋桁102及び手延べ機140の荷重は、走行部11,21を介して3本の走行軌条131〜133にかかっている。
一方で、走行部11,21には、鉛直ジャッキ12(12a,12b,12c) 及び鉛直ジャッキ22(22a,22b,22c) がそれぞれに配置されている。そのため、走行部11,21を介してかかる各箇所の荷重は、それぞれの対応した鉛直ジャッキ12,22の反力として得ることができる。従って、各走行軌条131〜133の間で高さが微妙に変化したような場合、高くなったところに橋桁102などの荷重が多くかかって荷重バランスが崩れるが、こうした荷重変化は鉛直ジャッキ12,22の反力をチェックすることによって確認できる。
送出しが実行される間は、鉛直ジャッキ12,22の反力データが圧力センサ15,25によって検出され、常に制御用コンピュータ2によって読み出されて監視室8のコンピュータ3,4へと送られる。そして、この反力データはグラフ化されてマスタコンピュータ3のディスプレイに表示されていく。こうした鉛直ジャッキ12,22の反力の他、水平ジャッキ32,32にかかる油圧を測定することによって推進力が測定され、レーザビーム距離センサ41によって移動距離が、更にストローク検出センサ16,26によって各鉛直ジャッキ12,22のストロークが確認でき、各情報がコンピュータ3,4のディスプレイに適宜表示される。
また、送出し工法を実行している間は、図5に示すように、施工業者側で得られた鉛直ジャッキ12,22の反力やストローク、或いはレーザビーム距離センサ41による移動距離などの各種施工情報が、常時マスタコンピュータ3からデータセンタ50のデータベースサーバ52に送信される(S109)。そして、そのデータベースサーバ52では、送信された各種施工情報が逐次保存され、また過去に同じように行われた送出し工法における反力や変位量などの施工情報が履歴データとして蓄積されている。
そのため、データセンタ50内では、そのアプリケーションサーバ53によって過去の架設における履歴データを基に施工状況を照合することにより現在行われている架設工事の進捗予測が行われる(S110)。そして、その進捗予測は施工現場のコンピュータ3,4側に送信され(S111)、図7に示すように予測データとして監視室8の監視用のコンピュータ4に進捗予測画面が表示される(S112)。従って、監視室8では、以下の反力自動制御とともに、その進捗予測も参考にしながら橋桁102の送出しが行われる。
進捗予測画面は、縦軸には時間を、横軸には送出し距離を示して表したグラフであり、予定送出しラインAと、工事限界ラインBとが表され、実際に送出しが行われている橋桁102の位置を示すラインCが時間経過に従って表示されていく。工事限界ラインBは、これ以上送出しが遅れたら工事を中止する限界線である。橋桁120の送出しは、水平ジャッキ32,32の伸縮作動によって尺取り虫のようにして行われるため、図示するようにラインCは段差になって現れ、三角マークが現在位置を表し、それが時間経過とともに移動してラインCが伸びていく。また、予定送出しラインAは所定時間毎に更新され、例えば新たな予測線A′に書き換えられ、最終地点に表された黒丸マークの位置から予測終了時刻が確認できる。更に、この進捗予測画面の下欄には、現在時刻や送出し距離が表示され、更に残り距離、到達予測時間、及び限界線までの余裕度などが表示されるようになっている。
ところで、橋桁102の送出しは、駆動ポンプ1の駆動からの圧力油によって鉛直ジャッキ12,22のストロークが調整され、走行軌条130にはバランス良く荷重が作用している。そこで、スタート信号が制御用コンピュータ2から駆動ポンプ1へ送られると水平ジャッキ32,32に圧力油が送られ、その伸長作動によって前方の送出し台車10が前方へと送り出され、後方の送出し台車20もつられて移動して橋桁102が送り出される。送出しの間、鉛直ジャッキ12,22にかかる油圧は圧力センサ15,25で検出され、逐次リモートI/Oボックス17,27から制御用コンピュータ2を介してマスタコンピュータ3へと送信される。
そこで、この検出(反力)データを元に先ず全ての鉛直ジャッキ12,22について、その反力が停止値Q1,Q2を上下に超えていないかが確認される(S1,S2)。一つでも超えているものがあれば(S1:NO又はS2:NO)、マスタコンピュータ3から停止信号が制御用コンピュータ2に送られ、駆動ポンプ1の水平ジャッキ32,32の圧力油の供給がストップされ送出しが自動停止する(S7)。停止の原因となった鉛直ジャッキは、マスタコンピュータ3のディスプレイに反力表示されているため、直ちに無線で仮設備120上にいる作業員に連絡がいき、原因の究明がなされる。そして、解決後に橋桁102の送出しが再スタートされる。
一方、反力が停止値Q1,Q2の許容範囲内にある場合は(S1:YES及びS2:YES)、送出し台車10の鉛直ジャッキ12a,12b,12c の反力について、設計値Pとの差の絶対値が最大の鉛直ジャッキ12x (xはa,b,cのいずれか)が探し出され(S3)、前述した制御値V1,V2,W1,W2(図4参照)に従ってストローク制御が行われる(S4)。送出し台車20の鉛直ジャッキ22a,22b,22c についても同様である。選定された鉛直ジャッキ12x,22xについて行われるS5及びS6のストローク制御は、具体的には図3に示すフローに従って行われる(適宜、図4を参照)。
先ず、選定された鉛直ジャッキ12x,22xの反力が上限の制御開始値V1を超えているか否かが確認され(S11)、超えている場合には(S11:YES)駆動ポンプ1において圧力油の供給を停止し、弁の開閉を繰り返して徐々に圧力油を排出させていく。これにより、鉛直ジャッキ12x,22xのストロークが縮められ、他の鉛直ジャッキの支持部分はそのままに、当該部分の橋桁102の高さが徐々に下げられていく(S12)。鉛直ジャッキ12x,22xの支持する部分が下がれば、支えている橋桁102の荷重負担は他の鉛直ジャッキに移行し、徐々に鉛直ジャッキ12x,22xの反力は小さく推移していく。そのため、次に上限の制御終了値W1を下回ったか否かが確認され(S13)、まだ反力の方が大きければ(S13:NO)繰り返しストロークの縮小方向に制御が行われる(S12)。そして、反力が上限の制御終了値W1より小さくなったところで(S13:YES)メインフロー(図2)に戻り、再び反力が上限及び下限の停止値Q1,Q2を超えていないことの確認(S1,S2)から繰り返される。
図3のストローク制御フローに戻って、S11で反力が上限の制御開始値V1を超えていない場合には(S11:NO)、逆に下限の制御開始値V2を下回っていないかが確認される(S14)。そして、鉛直ジャッキ12x,22xの反力が下限の制御開始値V2を超えていなければ(S14:NO)、反力は許容範囲内にあって制御が行われることはない。そして、メインフロー(図2)に戻って再び反力が上限及び下限の停止値Q1,Q2を超えていないことの確認(S1,S2)から繰り返される。
一方、反力が下限の制御開始値V2を超えた場合には(S14:YES)、マスタコンピュータ3の指令信号に基づき駆動ポンプ1から鉛直ジャッキ12x,22xに圧力油が供給される。そのため、鉛直ジャッキ12x,22xのストロークが伸びて(S15)反力が大きく成る方向に推移していく。従って、次に下限の制御終了値W2を上回ったか否かが確認され(S16)、まだ反力の方が小さければ(S16:NO)繰り返し鉛直ジャッキ12x,22xに圧力油が供給されてストロークの伸長制御が行われる(S12)。そして、鉛直ジャッキ12x,22xの反力が下限の制御終了値W2より大きくなったところでメインフロー(図2)に戻り、再び反力が上限及び下限の停止値Q1,Q2を超えていないことの確認(S1,S2)から繰り返される。
橋梁架設管理支援システムでは、こうした橋梁架設を実行するための反力制御プログラムを、施工現場から遠隔地にあるデータセンタ50から施工業者側のコンピュータ3に通信ネットワークを介して提供することで、従来のように各業者が施工現場に集まらなくても橋梁の架設が可能になり、施工現場に大掛かりな管理システムを設置することなく安全な架設管理が行えるようになった。これにより、施工現場に人や機材などの資源を投入しなくてもよくなったことで、効率良く安価に橋梁架設を行うことができるようになった。 また、施工中の反力や変位量などの施工情報をデータセンタ50側に送り、そこでも確認できるとともに、進捗予測を行ってその予測データを返送するので、現場に専門家やそのための設備なくても安全に施工を進めることができる。
また、データベースサーバ52に送信された架設中の反力や変位量など各種施工データをアプリケーションサーバ52で常時監視し、反力異常発生時には当該工事監督者が監視するデータ監視端末機に異常を知らせる画面表示を送信する。これにより、現場とデータセンタ50とで二重のチェックを行い、より安全な施工が可能になる。
更に、反力異常発生時には、その他にも当該工事監督者が携帯する端末機に異常を知らせる電子メールを送信することも行い、より高い安全性を保つことができる。
以上、本発明に係る橋梁架設管理支援システムについて実施形態を説明したが、本発明はこれに限定されることなく、その趣旨を逸脱しない範囲で様々な変更が可能である。
例えば、前記実施形態では、送出し工法について示したが、それ以外の工法に対するものであってもよい。
橋梁架設管理支援システムを概念的に示した構成図である。 反力制御プログラムを実行するフローを示した図である。 反力制御プログラムを実行するフローを示した図である。 反力制御プログラムを実行する際の反力管理条件をグラフで示したものである。 施工現場とデータセンタ側とのやり取りのフローを示した図である。 マスタコンピュータに表示された条件入力画面を示した図である。 監視室の監視用コンピュータに表示された進捗予測画面を示した図である。 橋桁の送出し工法について示した図である。 送出し台車を示した側面図である。 送出し台車を示した正面図である。
符号の説明
1 駆動ポンプ
2 制御用コンピュータ
3 マスタコンピュータ
8 監視室
10,20 送出し台車
11,21 走行部
12,22 鉛直ジャッキ
15,25 圧力センサ
16,26 ストローク検出センサ
50 データセンタ
51 認証サーバ
52 データベースサーバ
53 アプリケーションサーバ
90 通信ネットワーク
102 橋桁
120 仮設備
130(131,132,133) 走行軌条
140 手延べ機

Claims (3)

  1. 橋梁架設にて安全な状態で施工機器を作動させるため、現場に設けられた現場側施設の制御用コンピュータに当該施工機器の作動制御を行う制御用プログラムが保存され、当該制御用プログラムに従って架設作業を実行する際、前記施工機器の作動状態や施工状態を検出して画面表示するようにした現場側施設に対し、その現場側施設と通信ネットワークを介して接続された遠隔地のデータセンタが設置され、
    そのデータセンタには、橋梁架設を行う施工業者のユーザ確認を行うための認証サーバと、固有のIDが与えられた前記施工機器や建材などに関する機材データおよび前記制御用プログラムを保存するデータベースサーバと、施工時に現場側から送信される検出データなどの施工状態を示す施工データに基づき架設管理処理を行うアプリケーションサーバとが設けられ、
    前記現場側施設の制御用コンピュータから機材構成の条件入力がされると、前記機材データに基づく機材情報が前記データセンタ側に送信され、
    前記データベースサーバでは、前記IDによって該当する機材情報が取り出されて前記制御用コンピュータに返送され、前記アプリケーションサーバでは、該当する機材情報と過去の施工データを参考に前記制御用プログラムを実行するための前記施工機器の作動パラメータが決定されて前記制御用コンピュータに返送されるようにしたものであることを特徴とする橋梁架設管理支援システム。
  2. 請求項1に記載する橋梁架設管理支援システムにおいて、
    前記橋梁架設が、橋桁を送り出して架設する送出し工法であり、その送出し工法を実行するため前記橋桁を支える前記施工機器として鉛直ジャッキが使用され、その鉛直ジャッキの反力調整を行う反力制御プログラムを実行するための前記施工機器の作動パラメータが決定され前記制御用コンピュータに返送されるようにしたものであることを特徴とする橋梁架設管理支援システム。
  3. 請求項1又は請求項2に記載する橋梁架設管理支援システムにおいて、
    前記データベースサーバには架設作業中の所定の施工データを常時送信され、前記アプリケーションサーバは、その施工データを基に異常発生を確認した場合には、前記現場側施設の制御用コンピュータに異常を知らせる画面表示を送信するようにしたものであることを特徴とする橋梁架設管理支援システム。
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