JP4856728B2 - アセンブリデータの作成を支援する装置及び方法 - Google Patents

アセンブリデータの作成を支援する装置及び方法 Download PDF

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Description

本発明は、アセンブリデータの作成を支援する装置及び方法に関する。特に、本発明は、複数の部品の組み立て状態を示すアセンブリデータの作成を支援する装置及び方法に関する。
近年、機構設計の分野では、パラメトリック3D−CAD(3 Dimensional Computer Aided Design)を用いて設計作業を行うことが主流である。このパラメトリック3D−CADにおいて、個々の部品は独立したファイルを用いて管理され、個々の部品を組み合わせて構成されるアセンブリ(集合部品)もこれらのファイルとはまた別のファイルを用いて管理される。そして、アセンブリには、「アセンブリ拘束」と呼ばれる距離、角度、一致等の拘束条件を示すパラメータが保持され、部品間の相対的な配置関係は、これらのパラメータを用いて決定される。この拘束条件には、実際に製作される製品のねじによる締結やラッチによる勘合等を反映させることができるため、拘束条件を用いることにより、現物の設計意図に則した位置合わせを実現することができる。また、正しく拘束が付けられた3Dモデルにおいては、部品の形状の修正に伴って、拘束が働き、部品間の相対的な配置を設計意図通りに自動的に更新してくれる。
ここで、設計分野における拘束条件に関する技術としては、従来、幾つかの提案がなされている(例えば、特許文献1〜3参照)。
特許文献1では、幾何拘束条件が入力されると、個々の幾何拘束データから幾何拘束表示用データを作成すると共に、立体形状のデータを幾何拘束データに基づいて変位させて三次元モデル表示用データを作成し、三次元モデルを表示した上に、全ての幾何拘束条件を表示している。
特許文献2では、設計対象物の形状データ、属性データ、拘束データの何れかの変更指示が設計者から与えられると、拘束データの条件を満たしながら他のデータを自動的に変更し、結果を表示している。
特許文献3では、新規図面のIDのない図形に対し、ユーザによる指定、図形位置、図形同士のトポロジ関係をキーに既入力地物との対応付けを行ってIDを付与し、トポロジ関係で既入力地物と矛盾の生じた図形は矛盾図形又は更新図形としてユーザに提示し、更新図形に関しては地物属性を更新し、関連図面のトポロジ的に同位置の図形を連動して更新している。
特開平8−63495号公報 特開平6−103340号公報 特開2001−52149号公報
ところで、例えば、部品の形状を修正した場合には、その部品に関係する拘束が互いを参照しながら積み重ねられていくため、ある拘束やその拘束の基準となっている部品の形状が何らかの不具合でズレ等を含んだとすると、連鎖的に他の部品の配置関係にもズレが生じる。また、ある部分の拘束を変更した場合、その影響は伝播し、想定していなかった部品の配置にまでズレが生じることがある。更に、幾つかの拘束間で矛盾を生じる変更を加えてしまった場合、部品が正しく配置されず、ズレが生じることも起こり得る。こうした不慮のズレは、「こことここが一致すべき」といった万人がズレと判断できる絶対基準がないため、発見されるまでに時間がかかることが多い。
また、このようなズレに気付かないまま設計が進むと、関係する部品はズレを生じた配置関係に基づいて設計が進められるために正しくない形状を含むことになる。それにより、ズレが発見されるまでこの間違いを含んだ設計は伝播し、ズレの発見後に修正を試みる際にどれが基準で何を修正すればよいかが分からない、という事態を招く。そして、このような事態に陥ると、最終的には条件を1つずつ見直しながら修正していくという非常に手間のかかる作業が必要となってしまう。
かかる不都合を回避するため、部品間の相対的な配置関係を完全に独立させる、つまり、部品間で拘束条件を用いずに設計を進める、という方法もある。しかしながら、このように拘束条件を用いない場合、設計者の意図を反映させることができるパラメトリック3D−CADのメリットの1つを放棄してしまうことになる。
また、各部品の配置を固定してしまうことも考えられるが、この場合も、同様にパラメトリック3D−CADの上記メリットを放棄してしまうことになる。
尚、特許文献1の技術は、拘束条件の編集を容易にする手法であり、特許文献2の技術は、形状データ、属性データ、拘束データから適切な解を求める方法であり、何れの技術も、例えば、部品のズレが生じた場合にその検出や修正を行えるように、部品の配置情報を管理しておくというものではない。
また、特許文献3の技術は、地物の絶対位置等を対応付けることにより、複数の図面間の矛盾を発見し、互いに整合性を保ちながら更新する手法であるが、ここでの絶対位置は、設計者が意図した時点で保存されたものではない。
本発明の目的は、部品間の相対的拘束条件を用いることによるメリットを享受しつつも、例えば、部品のズレが生じた場合にはその検出や修正を行えるように、設計者が意図した時点での部品の配置情報を管理することにある。
かかる目的のもと、本発明は、複数の部品の組み立て状態を示すアセンブリデータの作成を支援する装置であって、相対的な位置及び回転の少なくとも何れか一方に関する、複数の部品の間の拘束条件を示す相対配置情報を記憶する記憶部と、記憶部に記憶された相対配置情報に基づいて、複数の部品のアセンブリデータにおける絶対的な位置及び回転の少なくとも何れか一方を示す絶対配置情報を算出する算出部と、複数の部品の組み立て状態を保持する指示入力に応じて、算出部により算出された絶対配置情報を記憶部に保存する保存部とを含む、装置を提供する。
ここで、この装置は、保存部により記憶部に保存された絶対配置情報と、絶対配置情報が記憶部に保存された後に算出部により算出された新たな絶対配置情報との不一致を検出する検出部を更に含む、ものであってよい。
また、保存部は、複数の絶対配置情報を、複数の絶対配置情報の各々の識別情報と共に記憶部に保存する、ものであってよい。その場合、この装置は、保存部により記憶部に保存された複数の絶対配置情報のうち、識別情報の入力によって識別される絶対配置情報に基づいて、複数の絶対配置情報が記憶部に保存された後に算出部により算出された新たな絶対配置情報を修正する修正部を更に含む、ものであってよい。
更に、記憶部は、複数の部品の形状を表す形状データと、アセンブリデータとを記憶し、相対配置情報をアセンブリデータ内に記憶し、保存部は、絶対配置情報を、記憶部に記憶されたアセンブリデータ内に保存する、ものであってよい。その場合、記憶部は、アセンブリデータにおける、絶対配置情報の基準となる原点及び座標軸の絶対的な位置及び回転の少なくとも何れか一方を示す絶対原点情報を、アセンブリデータ内に記憶する、ものであってよい。
更にまた、記憶部は、複数の部品の形状を表す形状データと、複数の部品以外の部品の形状を表す特定形状データと、アセンブリデータとを記憶し、相対配置情報をアセンブリデータ内に記憶し、保存部は、絶対配置情報を、記憶部に記憶された特定形状データ内に保存する、ものであってよい。その場合、記憶部は、アセンブリデータにおける、絶対配置情報の基準となる原点及び座標軸の絶対的な位置及び回転の少なくとも何れか一方を定義する原点部品の形状を表す絶対原点形状データを特定形状データとして記憶し、相対的な位置及び回転の少なくとも何れか一方に関する、原点部品とアセンブリデータの間の拘束条件として、原点部品がアセンブリデータに対して固定されているという条件を示す絶対原点相対配置情報を、アセンブリデータ内に記憶する、ものであってよい。
また、本発明は、複数の部品の組み立て状態を示すアセンブリデータの作成を支援する装置であって、相対的な位置及び回転の少なくとも何れか一方に関する、複数の部品の間の拘束条件を示す相対配置情報を記憶する記憶部と、複数の部品の組み立て状態を保持する指示入力に応じて、複数の部品のアセンブリデータにおける絶対的な位置及び回転の少なくとも何れか一方を示す絶対配置情報を、絶対配置情報の保存時期を特定可能に記憶部に保存する保存部と、複数の部品の組み立て状態を変更する指示入力に応じて、記憶部に記憶された相対配置情報に基づいて、複数の部品のアセンブリデータにおける現在の位置及び回転の少なくとも何れか一方を示す現在配置情報を算出する算出部と、保存部により記憶部に保存された絶対配置情報と、算出部により算出された現在配置情報との不整合を検出する検出部と、検出部により不整合が検出され、不整合が意図しないものである旨の入力に応じて、指定された保存時期の絶対配置情報に基づいて、算出部により算出された現在配置情報を修正する修正部とを含む、装置も提供する。
更に、本発明は、複数の部品の組み立て状態を示すアセンブリデータの作成を支援する方法であって、相対的な位置及び回転の少なくとも何れか一方に関する、複数の部品の間の拘束条件を示す相対配置情報に基づいて、複数の部品のアセンブリデータにおける絶対的な位置及び回転の少なくとも何れか一方を示す絶対配置情報を算出するステップと、複数の部品の組み立て状態を保持する指示入力に応じて、算出された絶対配置情報を記憶部に保存するステップとを含む、方法も提供する。
更にまた、本発明は、複数の部品の組み立て状態を示すアセンブリデータの作成を支援する装置としてコンピュータを機能させるプログラムであって、コンピュータを、相対的な位置及び回転の少なくとも何れか一方に関する、複数の部品の間の拘束条件を示す相対配置情報に基づいて算出され、複数の部品のアセンブリデータにおける絶対的な位置及び回転の少なくとも何れか一方を示す絶対配置情報を取得する取得部と、複数の部品の組み立て状態を保持する指示入力に応じて、取得部により取得された絶対配置情報を記憶部に保存する保存部として機能させる、プログラムも提供する。
本発明によれば、部品間の相対的拘束条件を用いることによるメリットを享受しつつも、例えば、部品のズレが生じた場合にはその検出や修正を行えるように、設計者が意図した時点での部品の配置情報を管理することができる。
本発明の実施の形態の実施例1の概要を示した図である。 本発明の実施の形態の実施例2の概要を示した図である。 本発明の実施の形態におけるCADシステムの機能構成例を示した図である。 本発明の実施の形態の実施例1における記憶部内のデータ構造の一例を示した図である。 本発明の実施の形態の実施例2における記憶部内のデータ構造の一例を示した図である。 本発明の実施の形態におけるCADシステムの操作手順を示したフローチャートである。 本発明の実施の形態の実施例1における絶対配置情報保存時の動作例を示したフローチャートである。 本発明の実施の形態の実施例2における絶対配置情報保存時の動作例を示したフローチャートである。 本発明の実施の形態における配置情報更新時の動作例を示したフローチャートである。 本発明の実施の形態に配置情報修正時の動作例を示したフローチャートである。 本発明の実施の形態を適用可能なコンピュータのハードウェア構成を示した図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
本実施の形態では、既存のパラメトリック3D−CADにおける部品間のアセンブリ拘束の情報(相対配置情報)に加え、設計者が指定した任意のタイミングで、各部品の絶対配置情報を保存するようにした。尚、本明細書において、「配置情報」というときは、配置された部品の位置を示す情報と、配置された部品の回転を示す情報とを含むものとする。このうち、位置は、例えば、原点を基準とした座標で表わされ、回転は、例えば、座標軸を基準とした回転角で表わされる。
ところで、本実施の形態では、この絶対配置情報の保存に関して、2つの方式を提案する。そこで、以下では、1つ目の方式を「実施例1」、2つ目の方式を「実施例2」として説明する。
(絶対配置情報の保存の概要)
図1及び図2は、構成要素A〜Dを組み立ててアセンブリを構成した場合の例を示している。尚、ここでは、「部品」の代わりに「構成要素」の文言を用いている。また、アセンブリ拘束として、相対配置情報a〜dがアセンブリ内に保持されている。
図1は、実施例1における絶対配置情報の保存方式を示した図である。
図示するように、この実施例1では、構成要素Aの絶対配置情報A、構成要素Bの絶対配置情報B、構成要素Cの絶対配置情報C、構成要素Dの絶対配置情報Dが、アセンブリ内に保存されている。また、絶対配置情報A〜Dの基準となる絶対原点(Positional Anchor)も、アセンブリ内に設定されている。
また、場合によって、アセンブリ内に過去の絶対配置情報を保存していくことも可能である。これにより、不意に構成要素がずれてしまった場合に、保存された絶対配置情報に基づいてズレを検出し、警告の表示、配置の修正、不整合の原因となる拘束の検出等を行うことができる。
尚、大規模なアセンブリは、数百個或いは数千個の構成要素を含むこともある。従って、絶対配置情報を手動で保存することは現実的ではなく、CADに機能として組み込んだりマクロ等で実現したりすることが好ましい。そして、このような機能やマクロは、設計者がスナップショットとして絶対配置情報を保存すると判断した時点で、アイコン等のユーザインターフェイスを用いて使用できるようにするとよい。
図2は、実施例2における絶対配置情報の保存方式を示した図である。この実施例2は、例えば、アセンブリのデータ構造に変更が加えられず、アセンブリ内に配置情報を保存することができない3D−CADにおいて有効な実装である。
図示するように、この実施例2では、構成要素A〜Dと同列に扱われる構成要素Eを新たに設け、この構成要素Eを、構成要素Aの絶対配置情報A、構成要素Bの絶対配置情報B、構成要素Cの絶対配置情報C、構成要素Dの絶対配置情報Dの管理専用の構成要素としている。具体的には、この構成要素Eの中に、例えば構成要素A〜Dの原点と重なるように面や点等を配置することで、これらの構成要素の絶対配置情報を管理する。また、絶対配置情報A〜Dの基準となる絶対原点(Positional Anchor)も、構成要素Eに設定されている。但し、この実施例2において、構成要素Eは、全ての構成要素の基準となるため、動かないようにする必要がある。そこで、図では、アセンブリ拘束として、相対配置情報eをアセンブリ内に保持し、構成要素Eがアセンブリに対して固定されるという拘束条件を設定している。
また、場合によって、構成要素E内に過去の絶対配置情報を保存していくことも可能である。これにより、不意に構成要素がずれてしまった場合に、構成要素E内の点や面等が構成要素A〜Dの原点からずれることが、目視で、又は、既存の警告表示機能を使用することで検出できる。更に、このようなズレが生じた場合には、構成要素A〜Dを、固定されている構成要素Eの絶対配置情報に強制的に合わせることで、構成要素A〜Dの正しい配置を把握すると共に、最初に設定しておいた相対配置情報と矛盾することとなった相対配置情報を検出することができる。
尚、この実施例2における絶対配置情報の保存も、CADに機能として組み込んだりマクロ等で実現したりすることができる。この場合、アセンブリ内で固定された構成要素Eを作成し、例えば構成要素A〜Dの原点を検出し、検出された原点を構成要素Eに保持するマクロは、既存の機能を組み合わせることで作成可能である。そして、作成したマクロは、設計者がスナップショットとして絶対配置情報を保存すると判断した時点で、アイコン等のユーザインターフェイスを用いて使用できるようにするとよい。
(CADシステムの構成)
図3は、このように絶対配置情報を保存し、保存した絶対配置情報を利用してズレの検出や修正を行うCADシステムCADシステム1の機能構成を示したブロック図である。
図示するように、このCADシステム1は、表示部10と、入力部20と、処理部30と、記憶部40とを備える。
表示部10は、処理部30で処理に用いられる情報を入力させるための画面や、処理部30での処理の結果を表示する部分である。例えば、モニターであり、後で参照する図11では、表示機構90dに相当する。
入力部20は、例えば、表示部10に表示された画面に対して、必要な情報を入力する部分である。例えば、マウス、キーボードであり、後で参照する図11では、キーボード/マウス90iに相当する。
処理部30は、CPU(Central Processing Unit)等のハードウェアを有し、アプリケーション等のソフトウェアがこのハードウェアを利用して各種計算処理等を実行できるようにした部分である。後で参照する図11では、CPU90a、M/B(マザーボード)チップセット90b、メインメモリ90cに相当する。
記憶部40は、処理部30での処理に用いられるデータや、処理部30での処理の結果のデータを記憶する部分である。具体的には、部品の3次元の幾何形状を示すデータ(以下、「形状データ」という)や、複数の部品の組み立て状態を示すデータ(以下、「アセンブリデータ」という)を記憶する。例えば、HDD(Hard Disk Drive)、メモリ等の記憶媒体であり、後で参照する図11では、磁気ディスク装置90gに相当する。
また、図3には、処理部30の機能構成例についても示している。
図示するように、処理部30は、受付部31と、保存部32と、更新部33と、修正部34と、表示データ出力部35とを含む。
受付部31は、入力部20からの入力を受け付ける。ここで、受け付ける入力としては、表示部10に表示されたアイコンのクリックや、表示部10に表示された画面上の情報を選択したクリック等がある。
保存部32は、受付部31からの指示に応じて、各形状データの絶対配置情報を記憶部40に保存する。
更新部33は、受付部31からの指示に応じて、各形状データの配置位置を算出し更新する際、更新後の各形状データ配置情報から算出される絶対配置情報と、記憶部40に最後に絶対配置情報を保存した時点での配置との不一致が検出されれば、設計者にその旨を知らせる警告表示を行う。即ち、この更新部33は、各形状データ配置情報と絶対配置情報を算出する算出部と、更新後の各形状データ配置情報から算出される絶対配置情報と保存されている各形状データの絶対配置情報との不一致を検出する検出部とを含み得る。
修正部34は、受付部31からの指示に応じて、各形状データ配置情報を、記憶部40に保存されている各形状データの絶対配置情報のうち設計者による絶対配置情報の選択入力に基づいて修正する。
表示データ出力部35は、表示部10に対して、情報を表示するための表示データを出力する。ここで、出力する表示データとしては、入力部20からの入力を促す各種画面を表示するためのデータや、処理部30での処理の結果のデータ等がある。
ここで、記憶部40内のデータ構造について詳細に説明する。尚、このデータ構造も、図1に示した実施例1と図2に示した実施例2とで異なるので、分けて説明する。
図4は、実施例1におけるデータ構造を示した図である。
図示するように、このデータ構造において、記憶部40は、形状データ群41と、アセンブリデータ42とを記憶する。
ここで、形状データ群41は、上述したように、部品の3次元の幾何形状を示す形状データの集まりである。各形状データには、3次元の幾何形状を規定する面、線、点等の情報やこれらの位置関係を規定するパラメータ等が含まれる。図では、形状データ群41に含まれる形状データとして、形状データA〜Cを示している。
また、アセンブリデータ42は、上述したように、形状データ群41の組み立て状態を保持するデータであり、形状データリスト、絶対原点情報、相対配置情報群、形状データ配置情報群、形状データ絶対配置情報群を含む。
このうち、形状データリストは、アセンブリデータ42において利用される形状データを記録したリストである。即ち、このリストによって、複数の形状データからどれをピックアップして組み立てるのかが指定される。
絶対原点情報は、形状データの配置を相対的なものではなく絶対的なものとして計算するために用いられる絶対原点の情報である。ここで、アセンブリデータ42の原点を絶対原点として採用してもよいし、例えば形状データAの形状データ配置情報を絶対原点として採用してもよい。
また、相対配置情報群は、形状データ間の相対的な配置関係、つまり、設計者が規定した形状データ間の拘束(例えば、距離拘束、角度拘束、面と面等の一致拘束、平行拘束、接触拘束)を示す相対配置情報の集まりである。図では、相対配置情報群に含まれる相対配置情報として、相対配置情報a〜dを示している。
形状データ配置情報群は、CADシステム1が常時保持している各形状データの配置情報(座標、回転角)の集まりである。図では、形状データ配置情報群に含まれる形状データ配置情報として、形状データA,B,Cにそれぞれ対応する形状データA配置情報、形状データB配置情報、形状データC配置情報を示している。
形状データ絶対配置情報群は、各形状データの配置情報を上記絶対原点を基準として計算して得られた絶対配置情報(座標、回転角)の集まりである。図では、形状データA,B,Cにそれぞれ対応する形状データA絶対配置情報、形状データB絶対配置情報、形状データC絶対配置情報を示している。また、この絶対配置情報は、設計者によって任意のタイミングで何度も保存され、過去のデータも履歴として保持される。図では、時間的に新しいものから順に、#1、#2、…を付すことにより、絶対配置情報が過去の複数のタイミングで保存された情報であることを示している。
図5は、実施例2におけるデータ構造を示した図である。
図示するように、このデータ構造において、記憶部40は、形状データ群46と、アセンブリデータ47とを記憶する。
ここで、形状データ群46は、図4に示した部品の3次元の幾何形状を示す通常の形状データの集まりに加え、組み立てに用いる部品以外の部品の形状を示す特定形状データを含む。図では、この特定形状データの一例として、絶対原点形状データを示している。
通常の形状データには、図4の場合と同様、3次元の幾何形状を規定する面、線、点等の情報やこれらの位置関係を規定するパラメータ等が含まれる。図では、通常の形状データとして、形状データA〜Cを示している。
また、絶対原点形状データは、新たに作成された形状データであり、3次元空間における絶対原点を定義する原点形状(xyz軸等)を含む。そして、この絶対原点形状データは、形状データ絶対配置情報群を含む。形状データ絶対配置情報群は、各形状データの配置情報を上記絶対原点を基準として計算して得られた絶対配置情報の集まりである。図では、形状データA,B,Cにそれぞれ対応する形状データA絶対配置情報、形状データB絶対配置情報、形状データC絶対配置情報を示している。また、この絶対配置情報は、設計者によって任意のタイミングで何度も保存され、絶対原点形状データ以外の各形状データ絶対位置は過去のデータも履歴として保持される。図では、時間的に新しいものから順に、#1、#2、…を付すことにより、絶対配置情報が過去の複数のタイミングで保存された情報であることを示している。
また、アセンブリデータ47は、上述したように、形状データ群46の組み立て状態を保持するデータであり、形状データリスト、相対配置情報群、形状データ配置情報群を含む。
このうち、形状データリストは、アセンブリデータ47において利用される形状データを記録したリストである。即ち、このリストによって、複数の形状データからどれをピックアップして組み立てるのかが指定される。また、この実施例2においては、特に、絶対原点形状データも形状データリストに追加される。
また、相対配置情報群は、形状データ間の相対的な配置関係、つまり、設計者が規定した形状データ間の拘束(例えば、距離拘束、角度拘束、面と面等の一致拘束、平行拘束、接触拘束)を示す相対配置情報の集まりである。図では、相対配置情報群に含まれる相対配置情報として、相対配置情報a〜cを示している。また、この実施例2において、相対配置情報群には、絶対原点形状データに対する相対配置情報である絶対原点相対配置情報も含まれる。この相対配置情報は、「アセンブリデータ内で絶対原点形状データを固定」という拘束である。本来、形状データは任意の配置が可能であるが、絶対原点相対配置情報により、絶対原点形状データは固定される。
形状データ配置情報群は、CADシステム1が常時保持している各形状データの配置情報(座標、回転角)の情報の集まりである。図では、形状データ配置情報群に含まれる形状データ配置情報として、形状データA,B,Cにそれぞれ対応する形状データA配置情報、形状データB配置情報、形状データC配置情報を示している。
尚、図4及び図5に示したものは、記憶部40内のデータ構造のあくまで一例である。同様の機能を実現できるものであれば、他のデータ構造を採用しても構わない。
(CADシステムの操作手順)
図6は、CADシステム1の設計者による操作手順を示したフローチャートである。
まず、設計者は、3D−CADを起動する(ステップ101)。
次に、設計者は、3D−CAD上で、形状データの変更や相対配置情報の更新等の設計作業を実行する(ステップ102)。
その後、設計者は、形状データの絶対配置情報を保存したいと考えると、表示部10に表示されたアイコンを任意のタイミングでクリックすることにより、絶対配置情報保存機能を起動する(ステップ103)。これにより、後述する絶対配置情報保存機能が動作し、絶対配置情報が記憶部40に保存される。
引き続き、設計者は、3D−CAD上で、形状データの変更や相対配置情報の更新等の設計作業を実行する(ステップ104)。
その後、設計者は、変更した相対配置情報に追従させ各形状データを移動させたいと考えると、表示部10に表示されたアイコンをクリックすることにより、配置情報更新機能を起動する(ステップ105)。これにより、後述する配置情報更新機能が動作し、CADシステム1のユーザインターフェイスとして表示部10にシグナルが点灯するようにしてもよい。シグナルは、配置情報の更新状況を知らせるために用いることができる。即ち、最後に絶対配置情報を保存した時点から配置が更新された形状データがあれば、好ましくはシグナル赤が点灯し、そのような形状データがなければ、シグナル青が点灯する。
そこで、設計者は、シグナルが何色かを判断する(ステップ106)。
その結果、シグナルが青ならば、更新された形状データ配置情報が存在しないため、設計作業は終了する。
一方、シグナルが赤ならば、設計者は、その形状データ配置情報の更新が意図したものかどうかを判断する(ステップ107)。
そして、意図したものでないと判断した場合、設計者は配置情報修正機能を起動する(ステップ108)。これにより、後述する配置情報修正機能が動作し、意図していない更新がなされた形状データ配置情報が修正される。また、意図したものであると判断した場合、設計者は配置情報修正機能を起動しない。
その後、設計者は、更新後の形状データの絶対配置情報を保存するかどうかを判断する(ステップ109)。
その結果、絶対配置情報を保存すると判断した場合には、絶対配置情報保存機能を起動する(ステップ110)。
一方、絶対配置情報を保存しないと判断した場合には、絶対配置情報保存機能を起動することなく、設計作業を終了する。
(絶対配置情報保存機能)
この機能は、絶対配置情報を計算して保存する機能である。尚、この絶対配置情報保存機能も、図1及び図4に示した実施例1と、図2及び図5に示した実施例2とで動作が異なるので、分けて説明する。
図7は、実施例1における絶対配置情報保存機能を実現するCADシステム1の動作例を示したフローチャートである。尚、以下の説明では、図3及び図4もあわせて参照されたい。設計者が絶対配置情報を保存したいと判断した任意のタイミングで絶対配置情報保存機能に対応するアイコンをクリックすると、受付部31が入力部20からこのクリック操作入力を受け付ける。そして、受付部31によるクリック操作入力の受け付けに応じて、保存部32が絶対配置情報保存機能を起動し、動作が開始する。
動作が開始すると、まず、保存部32は、記憶部40に記憶されたアセンブリデータ42を参照し、その中に絶対原点情報が保持されているかどうかを判定する(ステップ201)。
その結果、アセンブリデータ42内に絶対原点情報が保持されていない場合は、例えば、アセンブリデータ42の原点等の任意の点を絶対原点に設定し、その絶対原点のアセンブリデータ42の原点及び座標軸を基準とした配置情報(座標、回転角)を絶対原点情報としてアセンブリデータ42内に保存する(ステップ202)。
一方、アセンブリデータ42内に絶対原点情報が既に保持されている場合は、既にある絶対原点を使えばよいので、絶対原点の設定は行わない。
次いで、保存部32は、形状データの数(n)をカウントする(ステップ203)。
そして、形状データの数(n)に応じて、形状データ名と絶対配置情報とを保存できる配列の領域をアセンブリデータ42内に確保する(ステップ204)。ここで、この配列は、時系列情報を表す名称を持つ。時系列情報を表す名称としては、保存時期(日付、時刻等)を含む名称が考えられる。
その後、保存部32は、変数iに1,2,3,…,nを代入しながら、ステップ206を繰り返す(ステップ205〜207)。即ち、i番目の形状データの絶対原点に対する相対的な配置情報を計算し、それを絶対配置情報として形状データ名と共に配列に保存する(ステップ206)。これにより、絶対配置情報がアセンブリデータ42内に保存されることになる。具体的には、ステップ202で設定した絶対原点の座標及び回転角と、各形状データの座標及び回転角との差分(x、y、z、θ、φ、ω)を計算し、これを保存すればよい。
図8は、実施例2における絶対配置情報保存機能を実現するCADシステム1の動作例を示したフローチャートである。尚、以下の説明では、図3及び図5もあわせて参照されたい。設計者が絶対配置情報を保存したいと判断した任意のタイミングで絶対配置情報保存機能に対応するアイコンをクリック入力すると、受付部31が入力部20からこのクリック操作入力を受け付ける。そして、受付部31によるクリック操作入力の受け付けに応じて、保存部32が絶対配置情報保存機能を起動し、動作が開始する。
動作が開始すると、まず、保存部32は、記憶部40を検索し、絶対原点形状データが記憶されているかどうかを判定する(ステップ251)。
その結果、記憶部40に絶対原点形状データが記憶されていない場合は、新たな形状データを絶対原点形状データとして記憶部40に記憶し、アセンブリデータ47内の絶対原点相対配置情報で絶対原点形状データを固定する(ステップ252)。即ち、形状データは、本来、アセンブリデータ47内で自由に動き得るが、絶対原点形状データは、アセンブリデータ47内で自由に動くことがないように固定する。
一方、記憶部40に絶対原点形状データが既に記憶されている場合は、その絶対原点形状データを使えばよいので、絶対原点形状データの作成は行わない。
次いで、保存部32は、形状データの数(n)をカウントする(ステップ253)。
そして、時系列情報を含む名称を持つデータセットαを絶対原点形状データ内に作成する(ステップ254)。ここで、時系列情報を含む名称としては、保存時期(日付、時刻等)を含む名称が考えられる。
その後、保存部32は、変数iに1,2,3,…,nを代入しながら、ステップ256及び257を繰り返す(ステップ255〜258)。即ち、i番目の形状データの形状データ名を含む名称を持つデータセットβ(i)をデータセットα内に作成する(ステップ256)。そして、i番目の形状データの絶対配置情報をデータセットβ(i)内に保存する(ステップ257)。具体的には、データセットβ(i)内に、i番目の形状データの原点と重なる位置に直行する3つの平面を作成すれば、絶対配置情報を保持することができる。
(配置情報更新機能)
この機能は、保存された絶対配置情報を利用して各形状データ配置情報の変更を監視しチェックする機能を備えた、相対配置情報をもとに形状データ配置情報を更新するものである。チェックの結果、各形状データ配置情報に、最後に絶対配置情報を保存した時点から変更が加えられていれば好ましくはシグナル赤、変更が加えられていなければシグナル青を点灯する。
図9は、配置情報更新機能を実現するCADシステム1の動作例を示したフローチャートである。尚、以下の説明では、図3〜5もあわせて参照されたい。設計者が配置情報更新機能に対応するアイコンをクリック入力すると、受付部31が入力部20からこのクリック操作入力を受け付ける。そして、受付部31によるクリック操作入力の受け付けに応じて、更新部33が配置情報更新機能を起動し、動作が開始する。
動作が開始すると、まず、更新部33は、記憶部40のアセンブリデータ42又は47内の相対配置情報から各形状データ配置情報を計算する(ステップ301)。
そして、更新部33は、変更された形状データ配置情報があるかどうかを判定する(ステップ302)。
その結果、変更された形状データ配置情報があれば、変更が必要な形状データ配置情報を更新する(ステップ303)。
一方、変更された形状データ配置情報がなければ、形状データ配置情報の更新は行わない。
次いで、更新部33は、形状データの数(k)をカウントする(ステップ304)。
その後、更新部33は、変数iに1,2,3,…,kを代入しながら、ステップ306〜308を繰り返す(ステップ305〜309)。即ち、i番目の形状データの形状データ名に関連付けて保存されている絶対配置情報と、i番目の形状データの更新後の絶対配置情報とを比較する(ステップ306)。ここで、絶対配置情報は、実施例1では、アセンブリデータ42から読み出し、実施例2では、アセンブリデータ47ではなく、形状データ群46の絶対原点形状データから読み出す。また、更新後の絶対配置情報は、実施例1では、アセンブリデータ42内の更新後の形状データ配置情報及びアセンブリデータ42内の絶対原点情報から算出し、実施例2では、アセンブリデータ47内の更新後の形状データ配置情報及び絶対原点形状データ内の原点形状から算出する。そして、更新部33は、更新前後の絶対配置情報が一致するかどうかを判定する(ステップ307)。
その結果、更新前後の絶対配置情報が一致しなければ、更新部33は、更新部33内のメモリ(図示せず)に不一致フラグを立てる(ステップ308)。
一方、更新前後の絶対配置情報が一致すれば、更新部33は、メモリにフラグを立てない。
こうして全ての形状データについての処理が終わると、更新部33は、メモリに不一致フラグが立っているかどうかを判定する(ステップ310)。
その結果、メモリに不一致フラグが立っていれば、形状データ配置情報は、記憶部40に最後に絶対配置情報を保存した時点から変更が加えられているので、表示データ出力部35が、シグナル赤を点灯するための表示データを表示部10に出力する。これにより、表示部10がシグナル赤を点灯する(ステップ311)。
一方、メモリに不一致フラグが立っていなければ、形状データ配置情報は、記憶部40に最後に絶対配置情報を保存した時点から変更が加えられていないので、表示データ出力部35が、シグナル青を点灯するための表示データを表示部10に出力する。これにより、表示部10がシグナル青を点灯する(ステップ312)。
(配置情報修正機能)
この機能は、保存された絶対配置情報を利用して意図していない形状データの形状データ配置情報を修正する機能である。
図10は、配置情報修正機能を実現するCADシステム1の動作例を示したフローチャートである。尚、以下の説明では、図3〜5もあわせて参照されたい。記憶部40に最後に絶対配置情報を保存した時点と異なる形状データ配置情報を有する形状データがある状況で、その状況が意図していないものであると判断すると、設計者は、配置情報修正機能に対応するアイコンをクリック入力する。すると、受付部31が入力部20からこのクリック操作入力を受け付ける。そして、受付部31によるクリック操作入力の受け付けに応じて、修正部34が配置情報修正機能を起動し、動作が開始する。
動作が開始すると、まず、修正部34の指示により、表示データ出力部35が、絶対配置情報のリストを含む表示データを表示部10に出力する。このリストは、記憶部40に時系列に保存されている絶対配置情報のうちどの時点での絶対配置情報を基準に修正するかを問い合わせるために使用される。即ち、表示部10が、絶対配置情報のリストを表示することによって、設計者に利用対象の絶対配置情報について入力するように問い合わせる(ステップ401)。
すると、設計者は、表示部10に表示された絶対配置情報のリストの中からある時点の絶対配置情報を選択し、入力部20から入力する。次に、受付部31がこの絶対配置情報の選択入力を受け付ける(ステップ402)。
次いで、修正部34は、形状データの数(m)をカウントする(ステップ403)。
その後、修正部34は、変数iに1,2,3,…,mを代入しながら、ステップ405〜411を繰り返す(ステップ404〜412)。
即ち、選択された時点の絶対配置情報のうちi番目の形状データの形状データ名に関連付けて保存されている絶対配置情報と、i番目の形状データの現在の絶対配置情報とを比較する(ステップ405)。ここで、絶対配置情報は、実施例1では、アセンブリデータ42から読み出し、実施例2では、アセンブリデータ47ではなく、形状データ群46の絶対原点形状データから読み出す。また、現在の絶対配置情報は、実施例1では、アセンブリデータ42内の現在の形状データ配置情報及びアセンブリデータ42内の絶対原点情報から算出し、実施例2では、アセンブリデータ47内の現在の形状データ配置情報及び絶対原点形状データ内の原点形状から算出する。そして、修正部34は、絶対配置情報と現在の絶対配置情報とが一致するかどうかを判定する(ステップ406)。
その結果、選択された絶対配置情報と現在の配置情報とが一致しなければ、表示データ出力部35は、好ましくはi番目の形状データのハイライト表示を表示部10に出力する。次に、表示部10がハイライト表示を行う(ステップ407)。また、表示データ出力部35は、i番目の形状データ配置情報を、選択された絶対配置情報に合わせて修正するかどうかを確認するダイアログウィンドウを表示部10に出力する。次に、表示部10がこのダイアログウィンドウを表示する(ステップ408)。
すると、設計者は、修正するかどうかの判断結果をハイライト表示及びダイアログウィンドウ表示に応答して、入力部20から入力する。次に、受付部31が入力部20からこの判断結果の入力を受け付ける(ステップ409)。
これにより、修正部34は、修正する旨の入力があったかどうかを判定する(ステップ410)。
その判定の結果、修正する旨の入力があった場合、修正部34は、形状データ配置情報を、選択された絶対配置情報に合わせて修正する(ステップ411)。
一方、ステップ406で絶対配置情報と現在の絶対配置情報とが一致すると判定された場合、及び、ステップ410で修正しない旨の入力があった場合は、i番目の形状データに関する処理は終了する。
以上により、本実施の形態の動作は終了する。
尚、本実施の形態では、配置情報は位置及び角度を含むものとしたが、必ずしもこの両方を含むものでなくてもよい。即ち、配置情報は、位置情報のみ、或いは、角度情報のみであってもよく、その意味で、位置及び角度の少なくとも何れか一方を示す情報として捉えることができる。
また、本実施の形態では、絶対配置情報保存機能、配置情報更新機能、配置情報修正機能を別個の独立した機能として説明したが、これらの機能を一連の流れの中で実行するようにしてもよい。例えば、図6において、CADシステム1が、ステップ106でシグナル赤を点灯したことを判断すると、ステップ107で形状データ配置情報が意図したものかを設計者にダイアログウィンドウで問い合わせ、意図したものでない旨の入力があった場合に、ステップ108で配置情報修正機能を起動するようにしてもよい。
更に、本実施の形態では、絶対配置情報保存機能で形状データの絶対配置情報を保存した後、保存された絶対配置情報は、配置情報更新機能における配置情報のチェックや、配置情報修正機能における配置情報の修正のために利用するようにしたが、その用途はこれには限らない。保存された絶対配置情報を遡って利用する用途であれば、如何なる用途に利用してもよく、例えば、設計者が指定する絶対配置情報を単に表示するという用途に利用してもよい。
また、本実施の形態では、絶対配置情報保存機能において、絶対配置情報を時系列のタグを付けて保存するようにしたが、これには限らない。複数の絶対配置情報を識別できるものであれば如何なる情報であってもよく、例えば、保存した順番を表す情報でもよい。従って、時系列情報や、保存した順番を表す情報は、複数の絶対配置情報の各々の識別情報の一例と言うことができる。
更に、本実施の形態において、同じ形状データを移動する度に警告が表示されないように、移動させた場合において警告を表示するかしないかを設定する構成等を追加してもよい。
このように、本実施の形態では、例えば設計が一段落したあるタイミングにおける部品の絶対配置情報をスナップショットとして保存するようにした。これにより、万が一その後の設計で不意に部品間の相対配置にズレが生じたとしても、そのズレを検知することができる。また、アセンブリ拘束を主として利用し、必要なときにスナップショットを更新するようにしたので、パラメトリック3D−CADの強みである拘束はこれまで通り使用することができる。つまり、パラメトリック3D−CADの特徴である設計意図を反映させた拘束としての相対配置情報と、部品の意図していないズレを管理する絶対配置情報とを利用することで、不意なズレによる設計ミスを回避することができる。そして、ズレを生じた時点で警告を出すこともできる。この場合、基準となる部品を決めておき、ズレが生じた際にどの部品がどれだけずれたのかを一意に認識できるようにすることも可能である。
また、本実施の形態では、スナップショットを任意のタイミングで更新する機能を備えることで、設計者が必要と判断したタイミングにおける部品間の相対配置関係を基準としてチェックすることができる。
更に、必要に応じて過去のスナップショットを保存しておくことで、スナップショットを履歴として参照することもできる。その際、スナップショットにタイムスタンプを持たせることにより、いつ作成したスナップショットであるかを判断することができるようになる。また、ズレが生じた後には保存してある絶対配置情報が示す位置、角度に部品を強制的に戻すことも可能である。
更にまた、本実施の形態は、設計がまだ完全に決まっておらず、拘束を正確に付けることができない場合において、各部品の配置情報を簡易に保存する手段として用いることもできる。
最後に、本実施の形態を適用するのに好適なコンピュータのハードウェア構成について説明する。図11は、このようなコンピュータのハードウェア構成の一例を示した図である。図示するように、コンピュータは、演算手段であるCPU(Central Processing Unit)90aと、M/B(マザーボード)チップセット90bを介してCPU90aに接続されたメインメモリ90cと、同じくM/Bチップセット90bを介してCPU90aに接続された表示機構90dとを備える。また、M/Bチップセット90bには、ブリッジ回路90eを介して、ネットワークインターフェイス90fと、磁気ディスク装置(HDD)90gと、音声機構90hと、キーボード/マウス90iと、フレキシブルディスクドライブ90jとが接続されている。
尚、図11において、各構成要素は、バスを介して接続される。例えば、CPU90aとM/Bチップセット90bの間や、M/Bチップセット90bとメインメモリ90cの間は、CPUバスを介して接続される。また、M/Bチップセット90bと表示機構90dとの間は、AGP(Accelerated Graphics Port)を介して接続されてもよいが、表示機構90dがPCI Express対応のビデオカードを含む場合、M/Bチップセット90bとこのビデオカードの間は、PCI Express(PCIe)バスを介して接続される。また、ブリッジ回路90eと接続する場合、ネットワークインターフェイス90fについては、例えば、PCI Expressを用いることができる。また、磁気ディスク装置90gについては、例えば、シリアルATA(AT Attachment)、パラレル転送のATA、PCI(Peripheral Components Interconnect)を用いることができる。更に、キーボード/マウス90i、及び、フレキシブルディスクドライブ90jについては、USB(Universal Serial Bus)を用いることができる。
ここで、本発明は、全てソフトウェアで実現してもよいし、ハードウェア及びソフトウェアの両方により実現してもよい。また、本発明は、コンピュータ、データ処理システム、コンピュータプログラムとして実現することができる。このコンピュータプログラムは、コンピュータにより読取り可能な媒体に記憶され、提供され得る。ここで、媒体としては、電子的、磁気的、光学的、電磁的、赤外線又は半導体システム(装置又は機器)、或いは、伝搬媒体が考えられる。また、コンピュータにより読取り可能な媒体としては、半導体、ソリッドステート記憶装置、磁気テープ、取り外し可能なコンピュータディスケット、ランダムアクセスメモリ(RAM)、リードオンリーメモリ(ROM)、リジッド磁気ディスク、及び光ディスクが例示される。現時点における光ディスクの例には、コンパクトディスク−リードオンリーメモリ(CD−ROM)、コンパクトディスク−リード/ライト(CD−R/W)及びDVDが含まれる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態には限定されない。本発明の精神及び範囲から逸脱することなく様々に変更したり代替態様を採用したりすることが可能なことは、当業者に明らかである。
10…表示部、20…入力部、30…処理部、31…受付部、32…保存部、33…更新部、34…修正部、35…表示データ出力部、40…記憶部

Claims (11)

  1. 複数の部品の組み立て状態を示すアセンブリデータの作成を支援する装置であって、
    相対的な位置及び回転の少なくとも何れか一方に関する、前記複数の部品の間の拘束条件を示す相対配置情報を記憶する記憶部と
    前記複数の部品の組み立て状態を保持する指示入力に応じて、当該複数の部品の前記アセンブリデータにおける絶対的な位置及び回転の少なくとも何れか一方を示す絶対配置情報を前記記憶部に保存する保存部と
    前記複数の部品の組み立て状態を変更する指示入力に応じて、前記記憶部に記憶された前記相対配置情報に基づいて、当該複数の部品の前記アセンブリデータにおける現在の位置及び回転の少なくとも何れか一方を示す現在配置情報を算出する算出部と、
    前記保存部により前記記憶部に保存された前記絶対配置情報と、前記算出部により算出された前記現在配置情報との不整合を検出する検出部と、
    前記検出部による前記不整合の検出結果を表示するための表示データを出力する出力部と
    を含む、装置。
  2. 前記保存部は、複数の絶対配置情報を、当該複数の絶対配置情報の各々の識別情報と共に前記記憶部に保存する、請求項1の装置。
  3. 前記保存部により前記記憶部に保存された前記複数の絶対配置情報のうち、識別情報の入力によって識別される絶対配置情報に基づいて前記算出部により算出された前記現在配置情報を修正する修正部を更に含む、請求項2の装置。
  4. 前記記憶部は、前記複数の部品の形状を表す形状データと、前記アセンブリデータとを記憶し、前記相対配置情報を当該アセンブリデータ内に記憶し、
    前記保存部は、前記絶対配置情報を、前記記憶部に記憶された前記アセンブリデータ内に保存する、請求項1の装置。
  5. 前記記憶部は、前記アセンブリデータにおける、前記絶対配置情報の基準となる原点及び座標軸の絶対的な位置及び回転の少なくとも何れか一方を示す絶対原点情報を、当該アセンブリデータ内に記憶する、請求項4の装置。
  6. 前記記憶部は、前記複数の部品の形状を表す形状データと、前記複数の部品以外の部品の形状を表す特定形状データと、前記アセンブリデータとを記憶し、前記相対配置情報を当該アセンブリデータ内に記憶し、
    前記保存部は、前記絶対配置情報を、前記記憶部に記憶された前記特定形状データ内に保存する、請求項1の装置。
  7. 前記記憶部は、
    前記アセンブリデータにおける、前記絶対配置情報の基準となる原点及び座標軸の絶対的な位置及び回転の少なくとも何れか一方を定義する原点部品の形状を表す絶対原点形状データを前記特定形状データとして記憶し、
    相対的な位置及び回転の少なくとも何れか一方に関する、前記原点部品と前記アセンブリデータの間の拘束条件として、当該原点部品が当該アセンブリデータに対して固定されているという条件を示す絶対原点相対配置情報を、当該アセンブリデータ内に記憶する、請求項6の装置。
  8. 複数の部品の組み立て状態を示すアセンブリデータの作成を支援する装置であって、
    相対的な位置及び回転の少なくとも何れか一方に関する、前記複数の部品の間の拘束条件を示す相対配置情報を記憶する記憶部と、
    前記複数の部品の組み立て状態を保持する指示入力に応じて、当該複数の部品の前記アセンブリデータにおける絶対的な位置及び回転の少なくとも何れか一方を示す絶対配置情報を、当該絶対配置情報の保存時期を特定可能に前記記憶部に保存する保存部と、
    前記複数の部品の組み立て状態を変更する指示入力に応じて、前記記憶部に記憶された前記相対配置情報に基づいて、当該複数の部品の前記アセンブリデータにおける現在の位置及び回転の少なくとも何れか一方を示す現在配置情報を算出する算出部と、
    前記保存部により前記記憶部に保存された前記絶対配置情報と、前記算出部により算出された前記現在配置情報との不整合を検出する検出部と、
    前記検出部により前記不整合が検出され、当該不整合が意図しないものである旨の入力に応じて、指定された保存時期の前記絶対配置情報に基づいて、前記算出部により算出された前記現在配置情報を修正する修正部と
    を含む、装置。
  9. 複数の部品の組み立て状態を示すアセンブリデータの作成をコンピュータが支援する方法であって、
    前記コンピュータの記憶部が、相対的な位置及び回転の少なくとも何れか一方に関する、前記複数の部品の間の拘束条件を示す相対配置情報を記憶するステップと、
    前記複数の部品の組み立て状態を保持する指示入力に応じて、前記コンピュータの保存部が、当該複数の部品の前記アセンブリデータにおける絶対的な位置及び回転の少なくとも何れか一方を示す絶対配置情報保存するステップと
    前記複数の部品の組み立て状態を変更する指示入力に応じて、前記コンピュータの算出部が、前記記憶部により記憶された前記相対配置情報に基づいて、当該複数の部品の前記アセンブリデータにおける現在の位置及び回転の少なくとも何れか一方を示す現在配置情報を算出するステップと、
    前記コンピュータの検出部が、前記保存部により保存された前記絶対配置情報と、前記算出部により算出された前記現在配置情報との不整合を検出するステップと、
    前記コンピュータの出力部が、前記検出部による前記不整合の検出結果を表示するための表示データを出力するステップと
    を含む、方法。
  10. 前記コンピュータの修正部が、前記保存部により保存された複数の絶対配置情報のうち、識別情報の入力によって識別される絶対配置情報に基づいて、前記算出部により算出された前記現在配置情報を修正するステップを更に含む、請求項9の方法。
  11. 複数の部品の組み立て状態を示すアセンブリデータの作成を支援する装置としてコンピュータを機能させるプログラムであって、
    前記コンピュータを、
    相対的な位置及び回転の少なくとも何れか一方に関する、前記複数の部品の間の拘束条件を示す相対配置情報を記憶する記憶部と、
    前記複数の部品の組み立て状態を保持する指示入力に応じて、当該複数の部品の前記アセンブリデータにおける絶対的な位置及び回転の少なくとも何れか一方を示す絶対配置情報を前記記憶部に保存する保存部と
    前記複数の部品の組み立て状態を変更する指示入力に応じて、前記記憶部に記憶された前記相対配置情報に基づいて、当該複数の部品の前記アセンブリデータにおける現在の位置及び回転の少なくとも何れか一方を示す現在配置情報を算出する算出部と、
    前記保存部により前記記憶部に保存された前記絶対配置情報と、前記算出部により算出された前記現在配置情報との不整合を検出する検出部と、
    前記検出部による前記不整合の検出結果を表示するための表示データを出力する出力部と
    して機能させる、プログラム。
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