JP4856187B2 - 無線基地局、中継局、及び帯域割当方法 - Google Patents

無線基地局、中継局、及び帯域割当方法 Download PDF

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Description

本発明は、無線通信を利用した無線基地局、中継局、及び帯域割当方法に関する。詳しくは、中継局を介した無線端末と無線基地局の間で適切に帯域を割当てる無線基地局等に関する。
無線通信システムの例として挙げられる、IEEE802.16WGでは、主に、固定通信用途向けのIEEE802.16d(例えば、以下の非特許文献1)と、移動通信用途向けのIEEE802.16e(例えば、以下の非特許文献2)の2種類を規定している。
図20は、かかるIEEE802.16dとIEEE802.16eのサービスイメージを示す図である。1つの無線基地局100に、複数の端末101〜103が接続されるP−MP(Point-to-Multipoint)型接続を基本としている。
このようにIEEE802.16d等は、P−MP型接続を基本とするため、サービスエリアが無線基地局100のカバーするカバーエリア(セル)に制限され、セルエッジでは通信レートが低くなる問題があった。
この問題を解消するため、IEEE802.16WGでは、無線基地局と無線端末の間で通信を中継する中継局について検討を開始している(IEEE802.16j)。
一方、IEEE802.16dやIEEE802.16eでは、無線通信を行うだけの帯域(サブチャンネルとシンボルで規定される値)割当てを行った後に、無線基地局と無線端末とで無線通信を行うようにしている。図21は、無線端末MSと無線基地局BSとの間で行われる、帯域割当てのシーケンスの例を示す図である。
まず、無線端末MSは、CDMA Code(信号列)群のうち帯域要求を示すBandwith−Request用のCode群に含まれるいずれかのCDMA Code(以下、「BW Req Code」)を送信する(S200)。
尚、CDMA Codeは、Bandwith−Request用以外にも、無線基地局BSと通信するときの送信電力の調整、タイミング等のためのInitial−Ranging用と、それを周期的に補正するためのPeriodic−Ranging用と、無線基地局BSを切替えるときに使用されるHandover−Ranging用のものがある。
次いで、無線基地局BSは、UL−MAPメッセージを送信する(S201)。図22は、UL−MAPメッセージのフォーマット例を示す図である。このUL−MAPメッセージには、インフォメーションエレメントとして、CDMA Allocation IEが付加されている。CDMA Codeを受信した無線基地局BSは、受信Codeに関する情報(例えば、Codeの値、Codeを送信したタイミング、サブチャンネルの情報等)の他に無線端末MSから帯域要求メッセージを送信できるだけの帯域を割当てる情報(Duration)を、このCDMA Allocation IEフィールドに挿入している。
図22に示すように、CDMA Allocation IEのうちの、「Frame Number Index」がCDMA Codeが送信されたフレーム番号を示し、「Ranging Code」はCDMA CodeのIndexを示し、「Ranging Symbol」と「Ranging Subchannnel」は、CDMA Codeが送信された夫々シンボルとサブチャンネルを示す。これらの情報により、CDMA Codeの送信者はCDMA Allocation IEが自分宛であるか否かを判別でき、「Duration」で与えられた帯域を使用して帯域要求メッセージを送信できる。
尚、図22において、UIUCフィールドが2箇所存在するが、最初のUIUCはCDMA Allocation IEを示し、2つ目のUIUCは割当てられた帯域で無線端末MSが使用する変調方式や符号化方式を表す識別子を意味する。通常、この段階で無線基地局BSは無線端末MSを特定していないため、どの無線端末MSとも通信可能な変調方式(例えば、QPSK)や符号化方式が指定される。
図21に戻り、CDMA Allocation IEを含むUL−MAPメッセージを受信した無線端末MSは、このUL−MAPメッセージにより割当てられた帯域を利用して、その後にデータパケットを送信できるだけの帯域を要求する帯域要求メッセージ(図中、「BW Req GMH」)を無線基地局BSに送信する(S202)。
図23(A)は、帯域要求メッセージM1のフォーマット例を示し、図23(B)は各フィールドに挿入される値の説明を示す図である。要求する帯域は、BR(Bandwidth Request)フィールドに挿入される。
図20に戻り、帯域要求メッセージを受信した無線基地局BSは、割当ての可否を判断して、UL―MAPメッセージを利用して無線端末MSに所定の帯域を割り当てる(S203)。UL−MAPメッセージには、コネクションの識別子を示すCID(Connection Identifier)と、変調方式及び符号化方式を表すUIUC、割当てる帯域量を表すDurationが含まれる。
そして、無線端末MSは割当てられた帯域を利用してデータパケットを送信する(S204)。
IEEE Std802.16-2004 IEEE Std802.16e-2005
前述の帯域割り当ては、無線端末MSと無線基地局BSとの間で直接行われるものであり、中継局が介在する場合に、どのように帯域割り当てを行うかを教示するものではない。
そこで、本発明の目的の1側面は、中継局を介した無線端末と無線基地局との間での無線通信において帯域割当てを適切に行うことのできる無線基地局や、中継局、及び帯域割当て方法を提供することにある。
また、本発明の目的の他の1側面は、遅延なく高速に帯域割当てを行うことのできる無線基地局等を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の一実施態様によれば、端末から所定の信号列群のうち、いずれかの信号列を受信すると要求帯域を通知するための上り方向チャネルを割当て、該チャネルにより前記端末から通知された要求帯域に応じた送信帯域を前記端末に割当てる無線基地局と、該端末との間に介在して中継を行う中継局において、前記所定の信号列群に含まれない特定の信号列を送信する送信部を備え、該特定の信号列を受信した前記無線基地局から要求帯域の通知のための上り方向のチャネルを割り当てられることなく、所定の送信帯域の割り当てを受けることを特徴とする。
また、上記目的を達成するために、本発明の他の実施態様によれば、端末から所定の信号列群のうち、いずれかの信号列を受信すると要求帯域を通知するための上り方向チャネルを割当て、該チャネルにより前記端末から通知された要求帯域に応じた送信帯域を前記端末に割当てる無線基地局において、中継局から前記所定の信号列群に含まれない特定の信号列を受信すると、要求帯域を通知するための上り方向チャネルを割当てずに、前記中継局に対して所定の送信帯域を割当てる制御部を備えることを特徴とする。
更に、上記目的を達成するために、本発明の他の実施態様によれば、無線基地局と端末との間で中継局を介して無線通信を行う無線通信システムにおける無線基地局による帯域割当て方法において、中継局に送信するデータの送信帯域を前記端末に割当て、該割り当ての後に、前記中継局から更なる帯域の割り当て要求を受信せずに、前記中継局に前記データを該無線基地局に送信するための帯域を割当てることを特徴とする。
本発明によれば、中継局を介した無線端末と無線基地局との間での無線通信において帯域割当てを適切に行うことができる無線基地局や、中継局、及び帯域割当て方法を提供することができる。また、本発明によれば、遅延なく高速に帯域割当てを行うことのできる無線基地局等を提供することができる。
図1は第1の実施例におけるシーケンスの例を示す図である。 図2は第1の実施例におけるシーケンスの例を示す図である。 図3は第2の実施例におけるシーケンスの例を示す図である。 図4(A)は管理テーブルの例を示し、同図(B)は無線基地局における処理の例を示すフローチャートである。 図5は無線基地局における処理の例を示すフローチャートである。 図6は無線基地局のブロック構成例を示す図である。 図7(A)乃至同図(C)は、管理テーブルの例を示す図である。 図8は中継局のブロック構成例を示す図である。 図9は中継局における処理の例を示すフローチャートである。 図10(A)及び同図(B)は管理テーブルの例を示す図である。 図11(A)は無線基地局における処理の例を示すフローチャートであり、同図(B)は管理テーブルの例を示す図である。 図12(A)は関連付けテーブルの例を示し、同図(B)は第5の実施例におけるシーケンスの例を示す図である。 図13(A)は第6の実施例におけるシーケンスの例を示し、同図(B)は第2の帯域要求メッセージのフォーマット例を示す図である。 図14は中継局のブロック構成例を示す図である。 図15(A)は無線基地局における処理、同図(B)は中継局における処理、それぞれの例を示すフローチャートである。 図16(A)は第7の実施例におけるシーケンスの例を示し、同図(B)は無線基地局の処理の例を示すフローチャートである。 図17(A)は第8の実施例におけるシーケンスの例を示し、同図(B)及び(C)は遅延情報を含むフィールドの例を示す図である。 図18はSBC−REQメッセージのフォーマット例を示す図である。 図19(A)は第9の実施例におけるシーケンスの例を示し、同図(B)はRNG−REQに含まれる情報の例を示す図である。 図20は従来技術におけるサービスイメージを示す図である。 図21は従来技術におけるシーケンスの例を示す図である。 図22はUL−MAPメッセージのフォーマット例を示す図である。 図23(A)は帯域要求メッセージのフォーマット例、同図(B)はその説明を示す図である。
符号の説明
11:受信部 12:制御メッセージ抽出部
15:Code受信部 16:MAP情報生成部
31:受信部 32:制御メッセージ抽出部
35:Code受信部 36:制御メッセージ生成部
37:MAP情報解析部 38:Code生成部
40:制御メッセージ解析部 41:MAP情報生成部
MS:無線端末 RS:中継局
BS:無線基地局 T1〜T7:第1〜第7の管理テーブル
T8:関連付けテーブル
本発明を実施するための最良の形態について以下説明する。
第1の実施例
図1及び図2は、第1の実施例における帯域により割当てのシーケンス例を示す図である。図1は、無線基地局BSが中継局RS配下の無線端末MSに対して送信帯域を割当てるためのUL−MAPメッセージを生成する場合の例(Centralized Scheduling)で、図2は中継局RSがUL−MAPメッセージを生成する場合の例(Distributed
Scheduling)である。尚、無線端末MSと中継局RS、及び無線基地局BSにより無線通信システムが構成される。
図1から説明する。まず、無線端末MSはCDMA Code(信号列)群のうち帯域要求を示すBW Req Code(信号列)群に含まれる1つのCDMA Codeを中継局RSに送信する(S10)。尚、BW Req Code群を1つのCDMA Codeにより構成することもできる。
このCDMA Codeを受信した中継局RSは、無線端末MSから受信したCodeの値、その送信タイミング、サブチャンネル等の情報(BW Req Msg)を無線基地局に通知するが、そのためには、まず、送信帯域を確保しなければならない。
従って、中継局RSは、無線端末MSと同様に、無線基地局BSに対して、BW Req Code群に含まれる1つのCDMA Codeを選択し送信する(S11)。
このBW Req Codeを受信した無線基地局BSは、このCodeを送信した中継局RSを特定できない。従って、このCodeの値、送信タイミング、サブチャンネル、Frame Number Index等の情報と、帯域要求メッセージとを中継局RSが送信できるだけの上り方向のチャネルを割り当てるべく、CDMA Allocation IEを含むUL−MAPメッセージを中継局RSに送信する(S12)。
次いで、中継局RSは、割当てられた上り方向のチャネルを利用して、帯域要求メッセージ(BW Req GMH)を、無線基地局BSに送信する(S13)。
尚、この帯域要求メッセージは、中継局RSが受信したコードに関する情報を含むメッセージ(図中BW Req Msg)の送信に必要とされる帯域分だけ送信帯域を要求するものである。無線基地局BSは、BW Req Msgに基づいてCDMA Allocation IEを送信することとなる。
さて、次いで、無線基地局BSは、帯域割当ての可否を判断して、UL−MAPメッセージを利用して、中継局RSに所定の帯域を割当てる(S14)。
次いで、中継局RSは、割当てられた所定の帯域を利用して、無線基地局BSから無線端末MSに送信情報メッセージ(BW Req Msg)を無線基地局BSに送信する(S15)。
送信情報メッセージには、Frame Number Index、Ranging Code、Ranging Symbol、Ranging Subchannelの受信コードに関する各情報が含まれる。
次いで、無線基地局BSは、CDMA Allocation IEを含むUL−MAPメッセージを無線端末MSに送信する(S16)。
次いで、無線端末MSは、データパケットを送信できるための帯域を要求する帯域要求メッセージ(BW Req GMH)を中継局RSに送信する(S17)。
次いで、中継局RSは、帯域要求メッセージを無線基地局BSに送信するための帯域割当てを受けるために、再度、BW Req Codeを無線基地局BSに送信する(S18)。
そして、無線基地局BSは帯域割当てを行い(S19)、中継局RSは割当てられた帯域を利用して、無線端末MSからの帯域要求メッセージを送信する(S20)。
次いで、無線基地局BSは、帯域割当ての可否を判断し、無線端末MSに対してUL−MAPを利用してデータパケットを送信するための帯域を割当てる(S21)。
次いで、無線端末MSはデータパケットを中継局RSに送信する(S22)。
次いで、中継局RSは、そのデータパケットを無線基地局BSに送信するための帯域割当てを受けるために、BW Req Codeを無線基地局BSに送信する(S23)。無線基地局BSは帯域要求メッセージを送信するための帯域を中継局RSに割当てて(S24)、中継局RSはその帯域を利用してデータパケットを送信するための帯域割当てを受けるために帯域要求メッセージを送信する(S25)。無線基地局BSは、データパケット送信するための帯域を中継局RSに割当て(S26)、中継局RSはその帯域を利用してデータパケットを無線基地局BSに送信する(S27)。
次に、中継局RSが無線端末MSに帯域割当てを行うUL−MAPメッセージを生成する図2について説明する。
まず、無線端末MSはBW Req Codeを中継局RSに送信する(S30)。図1の例と略同様に、中継局RSが無線端末MSにCDMA Allocation IEを送信できるようにするため、Codeの値、その送信タイミング、サブチャンネル等の情報を通知する必要があり、これらの情報を送信できるだけの帯域割当てを受けるために、このBW Req Codeを送信する。
次いで、中継局RSは帯域要求メッセージを送信するための帯域を割当てたCDMA Allocation IEを無線端末MSに送信する(S31)。
次いで、無線端末MSは、割当てられた帯域を利用して、データパケットを送信するための帯域割当てを受けるために帯域要求メッセージを送信する(S32)。
次いで、中継局RSは帯域要求メッセージに基づいて、UL−MAPメッセージを利用して無線端末MSに帯域を割当てる(S33)。
次いで、無線端末MSは割当てられた帯域を利用してデータパケットを中継局RSに送信する(S34)。
次いで、中継局RSは、BW Req Codeを利用して、受信したデータパケットを送信するための帯域の割当てを要求する(S35)。
次いで、無線基地局BSは、帯域要求メッセージを送信するための帯域を割当てたCDMA Allocation IEを中継局RSに送信し(S36)、中継局RSはその帯域を利用してデータパケットを送信するための帯域割当てを受けるための帯域要求メッセージを無線基地局BSに送信する(S37)。
次いで、無線基地局BSはUL−MAPメッセージを利用して帯域を割当て(S38)、中継局RSは割当てられた帯域を利用してデータパケットを無線基地局BSに送信する(S39)。
このように、上述した例では、中継局RSを介して順序よくCodeやメッセージ等の送信を行うことにより、無線端末MSから中継局RSを介して無線基地局BSに割当てられた帯域を利用してデータパケットを送信することができるため、帯域割当てを適切に行うことができる。
第2の実施例
次に、図3乃至図9を参照して、第2の実施例について説明する。
本第2の実施例では、第1の実施例よりもさらに処理を高速にした例である。本第2の実施例では、無線端末MSから所定のBW Req用のCDMA Code(信号列)群(例えば、Code1、2、3)に含まれる1つのCDMA Codeを受信した中継局RSは、無線基地局BSに対して、予め決められた特定のBW Req用の
CDMA Code(例えば、Code4)を送信する。
即ち、中継局は、無線端末MSがBW Req用として用いるCDMA Codeとは、異なるCodeを特定のBW Req用のCodeとして用いる。
この特定のCodeを受信した無線基地局BSは、帯域要求が無線端末MSからではなく、ある特定の中継局RSからの帯域要求であることを認識し、中継局RSに帯域要求メッセージを送信させることなく、必要な送信帯域(予め定められた所定の帯域)を中継局RSに割当てる。
無線基地局BSの配下に複数の中継局が存在する場合は、中継局毎に異なる特定のCodeを割り当てておき、各中継局は割り当てられたCodeを特定のコードとして用いることが好ましい。中継局が複数存在しても、Codeの種類により中継局を特定することができるからである。
さらに、無線端末MSに帯域を割当てた後、中継局RSが無線端末MSからの送信データを無線基地局BSに転送することが想定されるため、処理遅延を抑えるべく、無線基地局BSから、中継局に対して次のメッセージ(図3S47参照)の送信に必要とされる帯域を自動的に割当てることで、中継局RSからの帯域割当て要求を省略することができる。
尚、無線端末MSと中継局RS、及び無線基地局BSにより無線通信システムが構成されるのは第1の実施例と同様である。以下、第3の実施例以降も同様である。図3は、本実施例2における帯域割当てシーケンスの例を示す図である。
まず、無線端末MSは無線基地局BSから帯域割当てを受けるために、第1の実施例と同様に、無線端末用のBW Req Code群に含まれる1つのCodeを中継局RSに送信する(S40)。
中継局RSは、無線基地局BSに特定のBW Req Codeを送信する(S41)。このCodeは中継局RSに予め割当てられた特定のコード(無線端末が用いるCodeとは区別が可能なコード)である。この特定のコードを受信した無線基地局BSは、同コードを送信した中継局RSを特定することができる。
尚、図3では無線端末MSがBW Req Codeを送信する例を示しているが、その他のコード、例えば、Ranging用のCodeでも同様である(詳細は、第9の実施例で説明する)。
従って、本実施例2では複数あるCDMA Code(例えば225種類)のうち、いくつかを先に説明した4つの用途に加えて、新たに中継局RSに割り当て、所定の帯域を獲得するために用いるようにする(後述する第3の実施例以降も全く同様である)。
この特定のBW Req Codeの中継局RSへの割当ては、例えば、中継局RSが無線基地局BSに接続するときに行うことができる。例えば、無線基地局BSから中継局RSに送信されるレンジング応答メッセージ(RNG−RSP(Ranging Response))、基本機能応答メッセージ(SBC−RSP(SS Basic Capability Response))、登録応答メッセージ(REG−RSP(Registration Response))等のメッセージに含ませることで行うこともできる。
さて、次いで、無線基地局BSは、受信した特定コードにより送信元の中継局RSを特定し、送信情報メッセージ(BW Req Msg)を送信するための所定の帯域を、UL−MAPメッセージを利用して割当てる(S42)。つまり、無線基地局BSは特定コードを受信したときに、送信情報メッセージを送信するための所定の帯域を中継局RSに自動的に割当てるようにしている。
この送信情報メッセージには、第1の実施例と同様に、無線基地局BSが無線端末MSにCDMA Allocation IEを送信するために必要な情報(Frame Number Index、Ranging Code、Ranging Symbol、Ranging Subchannel等)が含まれる。
また、第1の実施例と同様に、UL−MAPメッセージには、割当てる帯域を表すDuration、コネクションを識別するためのCID(Connection Identifier)、符号化方式と変調方式を示すUUICが含まれる。割り当て先の中継局RSが特定されているため、CIDも特定することができ、更に、その中継局RSに最適な符号化方式と変調方式をUUICにより指定することもできる。
尚、無線基地局BSが特定コードを受信したときの送信元の中継局RSの検索のために、図4(A)に示す第1の管理テーブルT1が無線基地局BSに保持される。各特定コードに対応する中継局RSを示すテーブルである。尚、各特定コードと各中継局RSとを特定するために、事前に中継局RSと無線基地局BSとの間で、RNG−RSP等により互いに情報が共有されているものとする。
図3に戻り、次いで、中継局RSは割当てられた帯域を利用して送信情報メッセージを送信する(S43)。送信情報メッセージに含まれる各情報は、無線端末MSからコードを受信した際の受信結果を中継局RSが保持することで、無線基地局BSへの送信に備えることができる。
次いで、無線基地局BSは、送信情報メッセージを基にして、CDMA Allocation IEを含むUL−MAPメッセージを生成して無線端末MSに送信する(S44)。
次いで、無線端末MSは、CDMA Allocation IEにより割当てられた帯域を利用して、中継局RSに帯域要求メッセージ(BW Req GMH)を送信する(S45)。
ここで、中継局RSは、この帯域要求メッセージを無線基地局BSに送信するための帯域を無線基地局BSから割り当てられる必要があるが、ここでは、BW Req Codeは、無線基地局BSに送信されない。無線基地局BSは、CDMA Allocation IEを送信した(S44)後、帯域要求メッセージ(BW Req GMH)を送信するための帯域を、BW Req Msgの受信から所定時間経過後自動的に中継局RSに割当てるからである(S46)。この所定時間は、中継局RSが無線基地局BSに接続を開始する時点でのRNG−REQ、SBC−REQ、REG−REQのいずれかにより中継局RSから無線基地局BSに通知することが望ましい(後述の第8の実施例に詳細を説明する)。尚、この所定時間は、中継局がBW Req GMHを送信するために必要な処理時間とすることができる。
次いで、中継局RSは割当てられた帯域を利用して、無線端末MSからの帯域要求メッセージ(BW Req GMH)を無線基地局BSに送信する(S47)。
次いで、無線基地局BSは、受信した帯域要求メッセージに基づいて帯域割当ての可否を判断し、UL−MAPメッセージを利用して、無線端末MSに帯域を割当てる(S48)。
次いで、無線端末MSは、割当てられた帯域を利用して、データパケットを中継局RSに送信する(S49)。
中継局RSは、同様にして、データパケットを無線基地局BSに送信するための帯域要求を示すBW Req Codeを送信することはしない。無線基地局BSは、UL−MAPメッセージによりデータパケットを送信するだけの帯域を割当てた(S48)後、中継局RSの処理遅延を考慮して、無線端末MSが送信可能なデータ量を送信できるための帯域を、所定時間経過後中継局RSに割当てる(S50)。この処理遅延も、RNG−REQ等により接続開始時点に無線基地局BSに通知される。
次いで、中継局RSは、割当てられた帯域を利用して、無線端末MSからのデータパケットを無線基地局BSに送信する(S51)。
このように、本実施例2では、中継局RSでは無線端末MSからBW Req Codeを受信すると特定のBW Req Codeを無線基地局BSに送信し、無線基地局BSではこのコードの受信により、送信情報メッセージを送信できるための所定の帯域を中継局RSに割当てるようにしている。従って、中継局RSが無線基地局BSに帯域要求をしなくても、無線基地局BSから所定の帯域が割当てられるため、必要な帯域割当てを高速に行い得る。具体的には、第1の実施例と比較して、S12、S13の処理がないため、本第2の実施例では、第1の実施例と比較して高速に帯域割当てを行うことができる。
また、中継局RSが無線端末MSからの帯域要求メッセージを無線基地局BSに送信する場合も、無線基地局BSに帯域要求を行わずに、無線基地局BSから無線端末MSに帯域要求メッセージを送信するための帯域を割当てた後、所定時間経過後、中継局RSが無線基地局BSに帯域要求メッセージを送信できるだけの帯域を中継局RSに割当てている。従って、中継局RSから無線基地局BSにBW Req Codeを送信する必要がなく、処理の高速化を図ることができる。
更に、無線端末MSからのデータパケットの送信も全く同様に、無線基地局BSが帯域の割当てを行った後、処理遅延を考慮して、所定時間経過後、無線基地局BSから中継局RSにデータパケットを送信できるための帯域を割当てるようにしているため、帯域要求を行うことなく、帯域割当ての高速化を図ることができる。
図4(B)は無線基地局BSがBW Req Codeを受信したときの処理のフローチャートを示し、図5は無線基地局BSが帯域割当ての処理を行う際の処理のフローチャートを示す図である。
図4(B)に示すように、無線基地局BSはBW Req Codeを受信すると(S60)、中継局RS固有のコード(特定のBW Req Code)か否か判断する(S61)。固有のコードであれば(Y)、そのコードに対応するCID、Duration、UUICを付加したUL−MAPメッセージを生成し、中継局RSに送信する(S62)。図3のS42に対応する処理である。
一方、固有のコードでなければ(S61でN)、CDMA Allocation IEを付加したUL−MAPメッセージを生成し、中継局RSに送信する。図1のS12に対応する処理である。以後、処理を繰り返す。
帯域割当ての処理については、図5に示すように、無線基地局BSは無線端末MSに帯域割当てを行ったか否か判断し(S70)、帯域割当てを行うため処理を繰り返す(Nのループ)。図3のS44やS48に対応する処理である。
帯域割当てを行ったとき(S70でY)、無線基地局BSは、帯域割当てを行った無線端末MSが中継局RS経由の通信か否か判断する(S71)。例えば、無線基地局BSでは各無線端末MSの通信経路を示す管理テーブルを有し、これを参照することで判断する。
中継局RS経由でないと(N)、再びS70に移行し処理を繰り返す。中継局RS経由のときは(S71でY)、無線基地局BSは所定時間経過後に中継局RSに対して帯域を割当てる(S72)。図3のS46やS50に対応する処理である。以後、処理を繰り返す。
次に、無線基地局の構成例について説明する。図6は、無線基地局BSのブロック構成例を示す図である。無線基地局BSは、受信部11と、制御メッセージ抽出部12と、パケット再生部13と、NWインターフェース部14と、Code受信部15と、MAP情報生成部16と、制御メッセージ解析部17と、パケット識別部18と、パケットバッファ部19と、PDU生成部20と、送信部21とを備える。
受信部11は、アンテナ22より、コードを受信すると当該コードに関する情報をCode受信部15に出力する。受信部11は、コード以外のメッセージやデータパケットを受信したとき、これらを制御メッセージ抽出部12に出力する。
制御メッセージ抽出部12は、帯域要求メッセージ(BW Req GMH)などの制御メッセージを抽出し、制御メッセージ解析部17に出力する。その他のユーザパケットはパケット再生部13に出力され、NWインターフェース部14を介して上位ネットワークに送信される。
Code受信部15は、受信したコードに関する情報と、コード値に対応する割当て帯域量(BW Req Codeであれば帯域要求メッセージ(BW Req GMH)分)をMAP情報生成部16に出力する。
このとき、Code受信部15は受信したコード値が、特定のコード(特定のBW ReqCode)であれば、中継局RSに所定の帯域を割当てるUL−MAPを生成するようにMAP情報生成部16に通知する。中継局RSとの通信に使用する変調方式、符号化方式を考慮して帯域割り当てを行うようにする。
一方、その他のコードの場合、コードの送信元を特定できないため、CDMA Allocation IEを利用して帯域を割当てるようにMAP情報生成部16に伝える。
制御メッセージ解析部17は、帯域要求メッセージを解析し、同メッセージのCIDより送信ノード(例えば中継局RS)を特定し、その送信ノードとの通信に使用している変調方式、符号化方式を考慮して、必要な帯域を割当てるようにMAP情報生成部16に通知する。
MAP情報生成部16は、Code受信部15又は制御メッセージ解析部17からの情報を基にして、MAP情報を生成する。尚、NWインターフェース部14を介してパケット識別部18にて受信した、Downlink方向のパケットはパケット識別部18にて宛先無線端末MSやQos(Quality of Service)クラスが判別され、その情報がMAP情報生成部16に通知される。MAP情報生成部16は、この情報を基にして、Downlink方向のMAL情報(DL−MAP)を生成して送信する。
また、MAP情報生成部16では、無線端末MSに対して帯域割当て後、無線端末MSとの通信を中継する中継局RSに対して、所定時間経過後に、帯域を割当てる。このとき、無線端末MSが中継局RSとの通信するときの変調方式、及び符号化方式(符号化レートを含む)と、中継局RSが無線基地局BSと通信するときの、それらの方式は異なる可能性があるため、同じデータ量を送信できるだけの帯域を割当てる。
例えば、無線端末MSの変調方式がQPSKで符号化レートが1/2、中継局RSの変調方式が16QAMで符号化レートが1/2の場合、中継局RSに割当てる帯域幅は、無線端末MSに割当てる帯域の半分で良い。
Downlinkの場合も、MAP情報生成部16は、中継局RSに無線端末MS宛のデータを送信した後、中継局RSから帯域要求を受信しなくとも所定時間経過後に、中継局RSが無線端末MSに同データを送信するための帯域を割当てる。尚、割り当てはDL−MAPにより各ノード(中継局RSと無線端末MS)に通知される。Downlinkについては、第7の実施例にて説明する。
図7(A)乃至(C)はこれらの処理を行うための管理テーブルの例を示す。MAP情報生成部16は、第2の管理テーブルT2(図7(A))から、無線端末MSとの通信を中継する中継局RSを特定し、第3の管理テーブルT3(図7(B))から処理遅延を特定し、第4の管理テーブルT4(図7(C))から、通信対象の無線端末MSと中継局RSの変調方式及び符号化方式を特定する。尚、各中継局RSの処理遅延は、図7(B)に示す時間以外にも、フレーム数でもよい。
次に、中継局RSの構成及び動作について説明する。図8は、中継局RSのブロック構成例を示す図である。中継局RSは、受信部31と、制御メッセージ抽出部32と、PDUバッファ部33と、送信部34と、Code受信部35と、制御メッセージ生成部36と、MAP情報解析部37と、Code生成部38とを備える。
受信部31は、無線端末MSから送信されたコード(BW Req Code)を受信すると、そのコードに関する情報(コード値、コードを受信したSubchannelやSymbolタイミング等、CDMA Allocation IEを送信できるだけの情報)をCode受信部35に出力する。また、受信部31は、無線端末MSや無線基地局BSから送信されたCode以外の情報(制御メッセージとデータパケット)を制御メッセージ抽出部32に出力する。
制御メッセージ抽出部32は、制御メッセージからMAP情報(UL−MAP、DL−MAP)を抽出しMAP情報解析部37に出力し、ユーザパケットをPDUバッファ部33に出力する。
ユーザパケットはPDUバッファ部33から送信部34、アンテナ39を介して、無線端末MSまたは無線基地局BSに送信される。
Code受信部35は、コードに関する情報を無線基地局BSに通知するメッセージ(送信情報メッセージ(S43で送信されるメッセージ)等)を生成するように制御メッセージ生成部36に通知する。また、Code受信部35は、メッセージを送信するための帯域割当てを受けるためのコード(例えば、図3のS41により送信される特定のコード)を送信するようにMAP情報解析部37に通知する。
制御メッセージ生成部36では、Code受信部35からのコードに関する情報に基づいて、無線基地局BSに送信するメッセージを生成し、PDUバッファ部33に出力して、当該メッセージが蓄積される。
MAP情報解析部37は、制御メッセージ抽出部32からのUL−MAPメッセージ(例えば、図3のS42により受信したUL−MAPメッセージ)を解析して、コードの送信が許容されているSubchannelおよびSymbolタイミングを取得すると、Code受信部35から取得したコード送信通知に基づき、Code生成部38に対してコード(特定のコード)の生成を指示し、取得したコードの送信タイミングで送信部34から送信させる。
また、制御メッセージ生成部36からPDUバッファ部33に蓄積されたメッセージ(送信情報メッセージ等)は、MAP情報解析部37で解析された帯域割当てに基づいて、PDUバッファ33からの送信が制御される。
コードやメッセージは、送信部34からアンテナ39を介して、無線基地局BSや無線端末MSに送信される。
図9は、無線基地局BSからCodeを受信したときに中継局RSで実行される処理の例を示すフローチャートである。
中継局RSは、無線端末MSからCode(図3のS10によるBW Req Code)を受信すると(S80でY)、Code値、Frame Index、Subchannel、Symbolを無線基地局BSに送信するためのメッセージ(送信情報メッセージ)を生成する(S81)。
次いで、中継局RSは、生成したメッセージを送信する帯域が有るか否か判断する(S82)。当該メッセージを送信するだけの帯域を受けたか否かで判断する。
メッセージを送信する帯域があれば(Y)、中継局RSは、S81で生成したメッセージを無線基地局BSに送信する(S84)。図3のS43に相当する。
一方、メッセージを送信する帯域がなければ(S82でN)、中継局RSは特定のBW Req Codeを無線基地局BSに送信する(S83)。図4のS41に相当する処理である。
第3の実施例
次に第3の実施例について説明する。
第2の実施例では、帯域要求を示すCDMA Codeのうち、特定コードで示されたBW Req Codeを中継局RSが送信する例について説明した。そして、その特定コードで示されたBW Req Codeは、各中継局RSに対して個別に割当てていた(図4(A)参照)。
本第3の実施例では、複数の中継局RSに対して同一の特定コードを割当てるようにする。そして、同一の特定コードが割当てられた中継局RSには、共通のCID(Connection ID、以下、本第3の実施例においてMulticast Polling CIDと称する)を割当てる。
例えば、図3において、中継局RSが特定コードで示されたBW Req Codeを送信しているが(S41)、各中継局RSで共通に割当てられた特定コードを送信する。当該コードを受信した無線基地局BSは、中継局RSからの帯域要求であると認識し、Multicast Polling CIDに帯域を割当てる情報を含むUL−MAPメッセージを生成して送信する(S42)。共通に割当てられた特定コードは中継局RSのCode生成部38で生成され、Multicast Polling CIDを含むUL−MAPメッセージは無線基地局BSのMAP情報生成部16で生成される。
図10(A)は、CDMA Codeと、Multicast Polling CIDとの対応関係を示す第5の管理テーブルT5の例である。無線基地局BSは、この第5の管理テーブルT5を参照してUL−MAPメッセージを作成する。無線基地局BSは、UL−MAPメッセージの「CID」フィールド(図22参照)に、対応するMulticast Polling CIDを挿入して送信する。
第1及び第2の実施例では、この「CID」フィールドに各中継局RSのCID、つまり各中継局RSを表わすCIDが挿入されていた。本第3の実施例では、中継局RSに対して共通のCIDを「CID」フィールドに挿入する。このように複数の中継局RSに同一のCIDを割当てることで、特定コードの資源を節約することができる。以降の処理は、第2の実施例と同様である。
共通のCIDを割当てられた各中継局RSでは、同じ帯域が割当てられることになり、その帯域を利用して、各中継局RSは帯域要求メッセージを無線基地局BSに送信できる。第2の実施例における個別のCIDの割当ても同様に、各中継局RSに異なる帯域が割当てられることになる。
尚、Multicast Polling CIDは、同一の変調方式および符号化方式を用いて通信する無線基地局BSに対して、同一のCIDを割当てることが望ましい。中継局RSと無線基地局BSとの間では、かならずしも同一の変調方式等で通信しているわけではなく、同一の変調方式等で通信している中継局RSと無線基地局BSとの間でグループ化して、同一のCIDを割当てることで、割当てた帯域で使用される変調方式等を最適化することができる。
このように割当てた第6の管理テーブルT6の例を図10(B)に示す。複数の中継局RS(「RS#1」と「RS#2」)で共通のMulticast Polling CID(「0x0101」)が割当てられている。
第4の実施例
次に、第4の実施例について説明する。
第2の実施例等では、無線端末MSに帯域を割当てると(図3のS44、S48)、所定時間経過後に、自動的に中継局RSに帯域を割当てていた(図3のS46、S50)。
従って、無線端末MSから送信されたデータを中継局RSが正常に受信できなかった場合、中継局RSに割当てた帯域が使用されず無断になることがある。とくに、帯域要求メッセージ(BW Req GMH、図3のS45やS47)に対する帯域割当て(図3のS48)はデータパケット用でありパケット長が大きいときエラーが生じやすい。また、データパケットに対して大きな帯域を割当てることが多く、正常に中継局RSがデータパケットを受信できなかった場合に、帯域割当てが非効率となる。
そこで、帯域要求メッセージに対する帯域割当てが、どのQos(Quality of service)クラスのコネクション(CID)向けかを判断する。帯域要求メッセージ内のCID(図23(A)及び(B)参照)は、その後に送信するデータのQosクラス(「best effort」や、「帯域保障」等)が示されるため、それに応じて自動的に帯域割当てを行う場合と、中継局RSからの新たな帯域要求メッセージにより帯域割当てを行う場合とで使い分けるようにする。これにより、データパケットのQosクラスに応じた帯域割当てを行うことができる。
図11(A)は、中継局RSから帯域要求メッセージを受信したときの無線基地局BSにおける処理の動作を示すフローチャートである。
無線基地局BSは、帯域要求メッセージ(BW Req GMH)を受信すると(S90でY)、高優先コネクションか否か判断する(S91)。図11(B)は、どのコネクションがどの優先度(Priority)か、を管理する第7の管理テーブルT7の例を示す図である。中継局RSから帯域要求メッセージを受信すると、無線基地局BSは、メッセージ中の「CID」フィールド(図23(A)及び同図(B)参照)からCIDを抽出し、第7の管理テーブルT7から優先度を検索する。検索した結果、当該優先度が「High」のとき、コネクションは「高優先コネクション」であり、「Low」のときは「高優先コネクション」ではない。
尚、かかる判断は、無線基地局BSの制御メッセージ解析部17により行われる。
図11(A)に戻り、「高優先コネクション」のとき(S91でY)、無線基地局BSは無線端末MSに帯域割当てた後、所定時間経過すると中継局RSに帯域を割当てる(S92)。処理はS90に戻り、処理を繰り返す。
一方、「高優先コネクション」でないとき(S91でN)、中継局RSからの新たな帯域要求メッセージの受信を待ち(S90)、処理を繰り返す。
図11(A)に示す処理では、帯域要求メッセージのCIDが高優先コネクションでないと、無線基地局BSから帯域割当てが行われないことになる。しかし、データパケット中に帯域要求を指定することができるため、この新たな帯域要求により足りない帯域を指定することで高優先コネクションとなり、無線基地局BSから中継局RSに帯域割当てを行うこともできる。
それ以外の処理は第2の実施例と同様のため、帯域割当ての処理を高速化することができる。
第5の実施例
次に第5の実施例について説明する。
第2の実施例では、中継局RSに固有のコード値(第2の実施例における特定コードの値、図4(A)参照)が割当てられ、そのコード値を使用して帯域要求をすることで、無線基地局BSは中継局RSを特定し、その中継局RSに最適な変調方式等を指定して帯域を割当てることができた。
一般に、中継局RSは無線基地局BSと見通し可能なように配置されることが多く、両者間の通信品質は良好な場合が多い。かかる場合、各中継局RSに最適な変調方式等に大きな差が無い可能性が高い。
そこで、このような場合に、各コードに中継局RSを対応付けるのではなく、要求する帯域と直接関連付けることで、中継局RSからの帯域要求メッセージ(BW Req GMH)の送信を省略し、更に帯域割当ての処理を高速化することができる。
図12(A)は、各コードと帯域量とを関連付けた関連付けテーブルT8の例を示す図である。関連付けテーブルT8には、管理帯域要求を示すコード値に対応するように帯域が保持される。
図12(B)は、コードと帯域を関連付けた処理の動作を示すシーケンス図である。
まず、無線端末MSは、BW Req Codeを中継局RSに送信する(S100)。中継局RSは、帯域要求メッセージを送信するだけの帯域を、UL−MAPを利用して割当てる(S101)。
次いで、無線端末MSは、割当てられた帯域を利用して帯域要求メッセージ(BW Req GMH)を中継局RSに送信し(S102)、無線基地局BSは帯域要求メッセージにより要求された帯域の可否を判断して、所定の帯域を割当てる(S103)。
次いで、無線端末MSは、割当てられた帯域を利用してデータパケットを中継局RSに送信する(S104)。
中継局RSは、データパケットの送信に必要とされる最小限の帯域に対応するコードを利用して、BW Req Codeを無線基地局BSに送信する(S105)。例えば、15Byteの送信が必要であれば、コード0x1002を送信する。
無線基地局BSは、最大で受信コードに対応する帯域を割当てるCDMA Allocation IEを含むUL−MAPメッセージを中継局RSに送信する(S106)。割当てられた帯域で使用される変調方式および符号化方式は全ての中継局RSが無線基地局BSと通信可能なものに指定される(「UUIC」フィールドに挿入される)。
中継局RSは、割当てられた帯域を利用してデータパケットを無線基地局BSに送信する(S107)。
このように、コードと帯域とを直接関連付けることで、中継局RSから無線基地局BSへの帯域要求メッセージ(BW Req GMH)と、それに対応する無線基地局BSから中継局RSへのUL−MAPメッセージとが省略され、第1の実施例(図2)と比較して更に処理を高速化することができる。
尚、中継局RSにおけるS105の処理は、MAP情報解析部37の指示によりCode生成部38において、データパケットを送信するだけの帯域に相当するコードを利用したBW Req Codeが生成されて送信される。また、無線基地局BSにおけるS106の処理は、Code受信部15において、関連付けテーブルT8から帯域量を求めてMAP情報生成部16に出力し、MAP情報生成部16からUL−MAPメッセージが生成され送信される。
第6の実施例
次に、第6の実施例について説明する。本第6の実施例は、中継局RSが配下の無線端末MSに対して、UL−MAPメッセージを生成して帯域割当てを行う例(Distributed Scheduling)である。更に、本第6の実施例では、中継局RSから無線基地局BSへの帯域要求メッセージに帯域割当て希望時刻(Allocation
Time)を挿入して送信するようにしている。当該時刻になると、無線基地局BSは中継局RSに帯域割当てを行い、中継局RSは無線端末MSからのデータパケットを適切なタイミングで無線基地局BSに送信することができる。
図13(A)は、本実施例における動作シーケンスを示す図である。
まず、無線端末MSは、BW Req Codeを中継局RSに送信する(S110)。中継局RSは、帯域要求メッセージを送信できるだけの帯域を割当ててもらうために、無線基地局BSに対してBW Req Codeを送信する(S111)。
また、中継局RSは、CDMA Allocation IEを含むUL−MAPメッセージを無線端末MSに送信し、無線端末MSからの帯域要求メッセージを送信できるようにする(S112)。
無線端末MSは、割当てられた帯域を利用して帯域要求メッセージ(BW Req GMH)を送信する(S114)。一方、中継局RSは、CDMA Allocation IEを含むUL−MAPメッセージを受信し(S113)、この帯域を利用して帯域要求メッセージを送信する(S115)。
ただし、この帯域要求メッセージ(以下、本第6の実施例において、第2の帯域要求メッセージ)には割当て希望時刻が含まれる。割当て希望時刻は、中継局RSが無線端末MSに帯域を割当てて(後述のS116)、データパケットを受信する時刻(S118)に中継局RS内の処理遅延を加えた時刻、或いは、無線端末MSからデータパケットを受信して最短で当該データパケットを無線基地局BSに送信する時刻の直前、である。
図13(B)に、第2の帯域要求メッセージのフォーマット例を示す。「Allocation Time」フィールドに、中継局RSが希望する希望時刻が挿入される。第2の帯域要求メッセージの送信時刻からの経過時間を表わす。尚、無線基地局BSは第2の帯域要求メッセージを受信すると、最低Allocaction Time経過後、要求された帯域量またはその一部を中継局RSに割当てる。
図13(A)に戻り、割当て希望時刻になると、無線基地局BSは中継局RSに帯域割当てを行い(S117)、中継局RSは無線端末MSからデータパケットを受信し(S118)、割当てられた帯域を利用して、当該データパケットを無線基地局BSに送信する(S119)。
本第6の実施例における無線基地局BSのブロック構成例は第2の実施例と同様の構成である(図6参照)。中継局RSのブロック構成例を図14に示す。
図6を参照して、無線基地局BSについて簡単に説明する。無線基地局BSは第2の実施例と略同様に動作するが、異なるのは制御メッセージ解析部17において帯域要求メッセージにAllocation Timeが含まれていれば、Allocation Time経過後に、MAP情報生成部16に帯域の割当てを依頼する。そして、MAP情報生成部16においてUL−MAPメッセージが生成され中継局RSに送信される。
一方、中継局RSは、第2の実施例における中継局RS(図8参照)と比較して、MAP情報解析部37に替えて、制御メッセージ解析部40とMAP情報生成部41とが付加された構成である。
MAP情報生成部41は、Code受信部35から、受信したコード値と割当て帯域量とともに、CDMA Allocation IEを利用して無線端末MSに帯域を割当てることを指示した通知を受け取る。
制御メッセージ解析部40は、無線基地局BSから受信した(制御メッセージ抽出部32からの)UL−MAPを解析して、Codeの送信可能なSubchannelおよびSymbolタイミングを取得すると、所定のコードの生成と送信を行うようにCode生成部38に指示する。また、制御メッセージ解析部40は、割当てられた帯域を利用して、無線基地局BSに送信するデータパケットや制御メッセージを送信するようにPDUバッファ部33に指示する。更に、無線端末MSから帯域要求メッセージを受信した場合には、制御メッセージ解析部40は、メッセージの内容を制御メッセージ生成部36に通知するとともに、MAP情報生成部41に対しても無線端末MSに対する帯域割り当てを行うように通知する。
制御メッセージ生成部36は、無線端末MSから要求された帯域量と、時刻情報を含む第2の帯域要求メッセージを生成し、PDUバッファ部33に格納し、無線基地局BSに送信する。尚、帯域割当て希望時刻は、同帯域を無線端末MSに割当てた時刻に中継局RSの処理遅延を加えた値以上である。
図15(A)は本実施例における無線基地局BSの処理の動作を示すフローチャート、同図(B)は中継局RSの動作を示すフローチャートである。
図15(A)に示すように、無線基地局BSは帯域要求メッセージを中継局RSから受信すると(S120でY)、帯域要求メッセージにAllocation Timeが含まれるか否か判断し(S121)、含まれていれば(Y)、Allocation Time経過後に中継局RSに帯域を割当てる(S122)。一方、帯域要求メッセージにAllocation Timeが含まれていなければ(S121でN)、直ちに帯域割当てを行う(S123)。
一方、図15(B)に示すように、中継局RSでは無線端末MSから帯域要求メッセージを受信すると(S130でY)、帯域要求メッセージを送信するだけの帯域が有るか否か判断する(S131)。
帯域が既に確保されていれば(Y)、無線端末MSに帯域を割当てるとともに、無線基地局BSに帯域要求メッセージを送信する(S132)。図13(A)における、S114からS116にかけての処理に対応する。
一方、帯域がなければ(S131でN)、帯域要求を示すCDMA Code(BW Req Code)を送信する(S133)。図13(A)におけるS114の帯域要求メッセージを受けて、BW Req CodeをS115のタイミングで行うことに相当する。以後の処理は、タイミングがずれてS113以降の処理が行われる。
第7の実施例
次に第7の実施例について説明する。本第7の実施例は、Downlink方向の帯域割当ての例である。図16(A)にシーケンス図を示し、同図(B)にフローチャートを示す。
図16(A)に示すように、無線基地局BSは、中継局RSを経由する無線端末MSへのデータパケットを中継局RSに送信するための帯域を割当てるDL−MAPメッセージを生成して、中継局RSに送信する(S140)。かかるDL−MAPメッセージは、MAP情報生成部16(図6参照)で生成される。
次いで、中継局RSは、受信したDL−MAPメッセージに従って無線基地局BSからのデータパケットを受信する(S141)。無線基地局BSからのデータパケットの送信は、例えば、NWインターフェース部14から送信部21(図6参照)にかけての経路により生成、送信される。中継局RSのデータパケットの受信は、受信部31(図8参照)で行われる。
次いで、無線基地局BSは、中継局RSが無線端末MSにデータパケットを送信するための帯域を割当てるDL−MAPメッセージを生成し、ブロードキャストで送信する(S142、S143)。
このDL−MAPメッセージは、中継局RSが無線基地局BSからデータパケットを受信して、中継局RSの処理遅延を考慮した遅延分経過後に、中継局RSが無線端末MSにデータパケットを送信可能になる時刻を送信タイミングとして指定して、無線基地局BSから無線端末MSに送信される。即ち、S140のDL−MAPで指定したデータパケットの送信タイミングに対して、S142のDL−MAPで指定するデータパケットの送信タイミングを所定時間遅延させたものに設定するのである。
次いで、中継局RSはS142で受信したDL−MAPにより割当てられた帯域を利用して、無線端末MSにデータパケットを送信し、無線端末MSはDL−MAPの情報に従ってデータパケットを受信する(S144)。
無線基地局BSでの帯域割当て動作について、図16(B)を参照して説明する。
まず、無線基地局BSは、ダウンリンク用のデータ(DL Data)を受信したか否かを判断し(S150)、当該データを受信するまで待つ(Nのループ)。
当該データを受信すると(Y)、無線基地局BSはデータが中継局RSを経由して無線端末MS宛てのデータか否か判断する(S151)。第2の実施例でも説明したように、無線基地局BSでは、無線端末MSの送信経路を示す管理テーブルを保持するため、これを参照することで判断する。
中継局RSを経由した無線端末MSへのデータのとき(S151でY)、無線基地局BSは中継局RSに、当該データを送信するための帯域を割当てる(S152)。図16(A)のS140に対応する処理である。MAP情報生成部16(図6参照)で行われる処理である。
次いで、無線基地局BSは、中継局RSが無線端末MSにデータを送信するための帯域を割当てる(S153)。図16(A)のS142に対応する処理であり、MAP情報生成部16で行われる処理である。
一方、データが中継局RSを経由した無線端末MS宛てのデータでないとき(S151でN)、無線基地局BSは無線端末MSに対して直接、データを送信するための帯域を割当てる(S154)。MAP情報生成部16で行われる処理である。
このように、ダウンリンク方向に対しても適切に帯域割当てを行って、データパケットを無線基地局BSから中継局RSを介して無線端末MSに送信することができる。また、その際に、データパケットを中継局RSから無線端末MSに送信するための帯域は、中継局RSがデータパケットを送信可能になるタイミングに合わせて行われる。従って、中継局RSから適切なタイミングでデータパケットを無線端末MSに送信することができる。
尚、ダウンリンク方向に対する本実施例7の帯域割当ては、上述した第3乃至第6の実施例でも実施することができる。
第8の実施例
次に第8の実施例について説明する。第2の実施例において、帯域割当てを無線端末MSに行った後、所定時間経過後に自動的に中継局に対して帯域を割当てていた。本第8の実施例は、所定時間を予め中継局RSから無線基地局BSに送信する例である。
図17(A)は、本第8の実施例におけるシーケンスの例を示す図である。中継局RSは、電源投入後(S160)、レンジング処理(S161〜S164)を行う。中継局RSと無線基地局BSとのタイミングや送信電力を調整するために行われる処理である。
次いで、中継局RSの最大送信電力等の物理層に関連する能力(Capability)の一覧を無線基地局BSに通知するための処理(S165〜S166)が行われる。
図17(B)及び同図(C)に示すように、中継局RSから送信されるSBC−REQ(基本機能)メッセージのTBAフィールドにアップリンク方向に遅延情報やダウンリンク方向の遅延時間を加味した時間情報が挿入される。時間情報が挿入されたSBC−REQメッセージの例を図18に示す。例えば、中継局RSの制御メッセージ生成部36により生成される。
次いで、中継局RSの認証や暗号化に用いる暗号鍵の交換等の処理が行われ(S167〜S168)、MAC層や上位層の能力に関する登録の処理が行われる(S169〜S170)。
この一連の初期シーケンスにおいて、上述の例ではSBC−REQ(基本機能要求メッセージ)内に遅延時間を加味した時間情報を含めて、中継局RSから無線基地局BSに送信するものとして説明したが、勿論、レンジング要求メッセージ(RNG−REQ)や、認証要求メッセージ(PKM−REQ)や、登録要求メッセージ(REG−REQ)に挿入するようにしてもよい。その際に、図18と同様に空きフィールド等に挿入すればよい。
これにより、第2の実施例で示したように、所定時間(時間情報で指定された時間)経過後に自動的に無線基地局BSから中継局RSに帯域割当てが行われる。
第9の実施例
次に、第9の実施例について説明する。第2の実施例では、帯域割当てを示すCDMA Code(BW Req Code)を用いて帯域を割当てるようにしていた。本第9の実施例は、CDMA CodeのうちRanging Codeにより帯域割当てを行う例である。
図19(A)は、本第9の実施例におけるシーケンスの例を示す図である。
まず、無線端末MSがRanging Codeを中継局RSに送信する(S180)。レンジング要求メッセージ(RNG−REQ)を送信できるための帯域割当ての要求を行っている。
次いで、中継局RSは、特定コードで示されたBW Req Codeを無線基地局BSに送信する(S181)。第2の実施例と同様である。レンジング情報メッセージ(Ranging Req Msg)を送信できるだけの帯域の要求を無線基地局BSに行っている。
次いで、無線基地局BSは特定コードの受信により、自動的にUL−MAPメッセージの送信により所定の帯域の割当てを行い(S182)、中継局RSはこの割当てられた所定の帯域を利用してレンジング情報メッセージを無線基地局BSに送信する(S183)。
このレンジング情報メッセージには、Ranging Codeのコード値、Frame Index、Subchannel、Symbol(CDMA Allocation IEを送信するための情報)以外にも、補正情報や、レベル、周波数の情報等(レンジング応答メッセージ(RNG−RSP)を送信するための情報)も含まれる。
そして、無線基地局BSは、レンジング情報メッセージから補正情報等を抽出して、レンジング応答メッセージ(RNG−RSP)を無線端末MSに送信し(S184)、レンジング情報メッセージからコード値等を抽出して、CDMA Allocation IEを含むUL−MAPを無線端末MSに送信する(S185)。
次いで、無線端末MSは、UL−MAPにより割当てられた帯域を利用して、レンジング要求メッセージ(RNG−REQ)を中継局RSに送信する(S186)。
次いで、無線基地局BSは、第2の実施例と同様に、中継局RSの処理遅延を考慮して、遅延分経過後、UL−MAPを中継局RSに送信し(S187)、中継局RSはUL−MAPメッセージにより割当てられた帯域を利用して、レンジング要求メッセージ(RNG−REQ)を無線基地局BSに送信する(S188)。
図19(B)は、レンジング応答メッセージ(RNG−RSP)に含まれる情報の例を示す図である。タイミングや、電力レベル、オフセット周波数の調整等の情報が含まれ、これらの情報がレンジング情報メッセージ(Ranging Req Msg)に含まれている。
このように、レンジングコードを利用しても、第2の実施例と略同様の動作を行うことができるため、帯域割当てを高速に行うことができる。
尚、無線基地局BSと中継局RSの構成は、第2の実施例と同様である(図6、図8参照)。特定コードはCode生成部38により生成され、レンジング情報メッセージは制御メッセージ生成部36で生成し、送信する。また、無線基地局BSでは、レンジング応答メッセージをMAP情報生成部16で生成して送信する。
本発明は、中継局を介して無線端末と無線基地局との間における無線通信に適用して好適である。

Claims (13)

  1. 端末から所定の信号列群のうち、いずれかの信号列を受信すると要求帯域を通知するための上り方向チャネルを割当て、該チャネルにより前記端末から通知された要求帯域に応じた送信帯域を前記端末に割当てる無線基地局と、該端末との間に介在して中継を行う中継局において、
    前記所定の信号列群に含まれない特定の信号列を送信する送信部を備え、
    該特定の信号列を受信した前記無線基地局から要求帯域の通知のための上り方向のチャネルを割り当てられることなく、所定の送信帯域の割り当てを受けることを特徴とする中継局。
  2. 端末から所定の信号列群のうち、いずれかの信号列を受信すると要求帯域を通知するための上り方向チャネルを割当て、該チャネルにより前記端末から通知された要求帯域に応じた送信帯域を前記端末に割当てる無線基地局において、
    中継局から前記所定の信号列群に含まれない特定の信号列を受信すると、要求帯域を通知するための上り方向チャネルを割当てずに、前記中継局に対して所定の送信帯域を割当てる制御部、
    を備えることを特徴とする無線基地局。
  3. 無線基地局と端末との間で中継局を介して無線通信を行う無線通信システムにおける無線基地局による帯域割当て方法において、
    中継局に送信するデータの送信帯域を前記端末に割当て、
    該割り当ての後に、前記中継局から更なる帯域の割り当て要求を受信せずに、前記中継局に前記データを該無線基地局に送信するための帯域を割当てる、
    ことを特徴とする帯域割当て方法。
  4. 無線基地局と端末との間で中継局を介して無線通信を行う無線通信システムにおける無線基地局による帯域割当て方法において、
    該無線基地局から該中継局に該端末宛のデータを送信し、
    該送信の後に、該中継局から送信帯域の割り当て要求を受信せずに、前記データを前記端末に送信するための帯域を前記中継局に割当てる、
    ことを特徴する帯域割当て方法。
  5. 前記中継局が、前記端末または前記無線基地局から前記データを受信し、前記無線基地局または前記端末に前記データ送信処理を実行するのに十分な所定時間が、前記中継局と前記無線基地局とが接続を開始するときに交換されるレンジングメッセージ、基本機能メッセージ、登録メッセージのいずれかにより前記中継局から前記無線基地局に通知されることを特徴とする請求項3または4のいずれか一項に記載の帯域割当て方法。
  6. 端末からレンジング用信号列群のうち、いずれかの信号列を受信すると、当該信号列に応答するための応答情報を前記端末に送信し、レンジング要求の送信帯域を前記端末に割当てる無線基地局と、該端末の間に介在して中継を行う中継局において、
    前記信号列群に含まれない、特定の信号列を送信する送信部を備え、
    該特定の信号列を受信した前記無線基地局から、要求帯域を通知するための上り方向チャネルを割当てられることなく、前記端末から受信したレンジング用信号列に関する情報を送信するための所定の送信帯域を割当てられることを特徴とする中継局。
  7. 端末からレンジング用信号列群のうち、いずれかの信号列を受信すると当該信号列に応答するための応答情報を前記端末に送信し、レンジング要求の送信帯域を前記端末に割当てる無線基地局において、
    中継局から前記信号列群に含まれない特定の信号列を受信すると、要求帯域を通知するための上り方向チャネルを割当てずに、前記中継局に対して、前記中継局が受信したレンジング用信号列に関する情報を送信するための送信帯域を割当てる制御部、
    を備えることを特徴とする無線基地局。
  8. 端末から所定の信号列群のうち、いずれかの信号列を受信すると要求帯域を通知するための上り方向チャネルを割当て、該チャネルにより前記端末から通知された要求帯域に応じた送信帯域を前記端末に割当てる無線基地局に対して、メッセージを送信する中継局における帯域割当て方法において、
    前記所定の信号列群に含まれない特定の信号列を送信し、
    該特定の信号列を受信した前記無線基地局から、要求帯域を通知するための上り方向チャネルを割当てられることなく、前記無線基地局から前記送信帯域を割当てられる、
    ことを特徴とする帯域割当て方法。
  9. 端末から所定の信号列群のうち、いずれかの信号列を受信すると要求帯域を通知するための上り方向チャネルを割当て、該チャネルにより前記端末から通知された要求帯域に応じた送信帯域を前記端末に割当てる無線基地局における帯域割当て方法において、
    中継局から前記所定の信号列群に含まれない特定の信号列を受信すると、要求帯域を通知するための上り方向チャネルを割当てずに、前記中継局に対して所定の送信帯域を割当てる、
    ことを特徴とする帯域割当て方法。
  10. 端末との間で中継局を介して無線通信を行う無線基地局において、
    前記中継局に送信するデータの送信帯域を前記端末に割当て、該割り当ての後に、前記中継局から更なる帯域の割り当て要求を受信せずに、前記中継局に前記データを該無線基地局に送信するための帯域を割当てる制御部、
    を備えることを特徴とする無線基地局。
  11. 端末との間で中継局を介して無線通信を行う無線基地局において、
    前記中継局に前記端末宛のデータを送信する送信部と、
    該送信の後に、前記中継局から送信帯域の割り当て要求を受信せずに、前記データを前記端末に送信するための帯域を前記中継局に割当てる制御部と
    を備えることを特徴とする無線基地局。
  12. 端末からレンジング用信号列群のうち、いずれかの信号列を受信すると、当該信号列に応答するための応答情報を前記端末に送信し、レンジング要求の送信帯域を前記端末に割当てる無線基地局と、該端末の間に介在して中継を行う中継局における帯域割当て方法であって、
    前記信号列群に含まれない、特定の信号列を送信し、
    該特定の信号列を受信した前記無線基地局から、要求帯域を通知するための上り方向チャネルを割当てられることなく、前記端末から受信したレンジング用信号列に関する情報を送信するための所定の送信帯域を割当てられる、
    ことを特徴とする帯域割当て方法。
  13. 端末からレンジング用信号列群のうち、いずれかの信号列を受信すると当該信号列に応答するための応答情報を前記端末に送信し、レンジング要求の送信帯域を前記端末に割当てる無線基地局における帯域割当て方法において、
    中継局から前記信号列群に含まれない特定の信号列を受信すると、要求帯域を通知するための上り方向チャネルを割当てずに、前記中継局に対して、前記中継局が受信したレンジング用信号列に関する情報を送信するための送信帯域を割当てる、
    ことを特徴とする帯域割当て方法。
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