JP4856186B2 - 高速コンパレータ - Google Patents

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Description

本発明は、集積回路の一部とすることができる高周波データ信号用のコンパレータに関する。
多くのアプリケーションは、比較動作が成功すれば切り替わる高速コンパレータを必要とする。処理すべき信号は、差動にすることがよくあり、この場合の比較は、ダブルエンドからシングルエンドのフォーマットに変換することからなる。以下、ダブルエンドとは、カウンタのフェーズにおける2つの信号を対処することを意味する。一方、シングルエンドとは、比較結果を含むただ1つの信号が、コンパレータによって出力されることを意味する。
当然に、高速の信号を処理/比較するのに、コンパレータは十分に高速でなければならず、即ち、通常、信号入力の変化に追従する信号シーケンスよりも速くなければならない。更に、動作周波数が増大する場合、セットアップと保持時間の規制が、全システムの機能性にとってキーポイントになる。このような状況では、集積回路(IC)ドメインの外部及び内部の信号間のインタフェースにとって、できるだけ50%に近い内部クロックのデューティサイクルを維持することが、システムレベルにおける義務的な要件になる。
デューティサイクルは、電気的信号の特性を表すことができ、特にデジタル、即ち矩形の波形を有する信号に関わる。
デジタル、即ち矩形の波形は、ローレベルとハイレベルとの間、即ちフェーズで交番し、かなり瞬時に起こるレベル間の遷移を有する。用語“期間”は、単一サイクルの持続時間を意味する。デジタル信号のデューティサイクルは、一般に、ハイのフェーズとデジタル信号の期間との間の比率として規定される。これは、通常、パーセンテージで表される。例えば、20%のハイのフェーズのパターンを有するデジタル信号は、20/100のデューティサイクルを有する。一般に、デジタルのクロック信号のデューティサイクルは、純粋な50%のサイクルであるのが望ましく、このような純粋な50%のデューティサイクルは、ハイ及びローの部分が等しい波形を有する。
コンパレータの所望の高性能、即ち、高い比較レート又は速度を達成するために、2つ以上の段を有する演算増幅器を用いることが知られている。
図1は、2段のコンパレータとして従来のアーキテクチャのブロック図を示している。第1段は、差動増幅器で構成し、図1では左側に図示している。2つの差動入力端IN1及びIN2は、それぞれ第1及び第2のトランジスタM1及びM2の制御入力端に導通される。第1の入力端子IN1は、差動増幅器の反転入力端として用いることができ、第2の入力端子IN2は、差動増幅器の非反転入力端として用いることができる。第1及び第2のトランジスタM1及びM2の出力端は、一定のテール電流I_tailを供給する定電流源と、負荷ダイオードとして働く別の2つのトランジスタM3及びM4との間に接続される。この第1段の後段は、出力増幅器を備える第2段が設けられる。
全電流消費量を低減させるために、特に電流効率を高くするために、クラスAB出力段が第2段として選定されている。第2段は、信号再整形ユニット(signal reshape unit)に接続することができる。
この信号再整形ユニットは、クラスAB段の出力を、(例えばインバータ段によって)デジタル信号に準拠させる回路である。これは、高速動作状態の場合に特に有用である。このような場合、クラスAB段が正弦波の出力波形を送出することも可能である。信号再整形ユニットは、この出力の矩形化を行い、後段のデジタル回路に対する互換性をもたらす。
残念ながら、全コンパレータを高速化するために、即ち、高い処理速度にコンパレータを適合させるために、高いテール電流I_tailが第1段に必要となる。これには、2つの理由がある。第1の理由は、高利得が必要になることである。第2の理由は、入力端IN1及びIN2における小さい信号変化に対する感度を十分に大きくする必要があることである。
高速動作させる場合、入力段内部の比較決定過程を、できるだけ速く実行させるべきである。入力端IN1及びIN2における小さい信号変化に対する比較決定が早いほど、システムも高速化する。
更なる問題は、第2段に起こる。この第2段が完全に切り替わったとき、少なくともトランジスタの1つは、アクティブ領域から外れて、ターンオフすることもよくある。次に、このトランジスタは、回復するのに幾らかの時間を必要とし、第2段への回復時間を導入するか、又は必要とする。この回復時間は、長い静的な状態の後に常に必要になる。明らかに、これは全コンパレータの動作を減速させる。
本発明によれば、
第1コンパレータ段のコンパレータ入力端を構成する差動入力端、及びコンパレータ出力端を構成する第1及び第2の増幅器の出力端を有し、且つ第1及び第2の並列枝路を有する差動増幅器と、
前記差動増幅器に流れる駆動電流を規定する第1電流源回路と、
前記第1枝路によって駆動する負荷を備える第2電流源回路と、
前記第2枝路によって駆動する負荷を備える第3電流源回路と、
前記差動増幅器が差動出力をもたらす安定状態にあるときに、前記第1及び第2の増幅器の出力間の電圧差を規定する回路と、を備え
前記電圧差を規定する回路は、前記第2の増幅器の出力端と前記第2電流源回路との間における第1保持トランジスタと、前記第1の増幅器の出力端と前記第3電流源回路との間における第2保持トランジスタとを備え、
前記第1及び第2の保持トランジスタは、各自の閾値電圧で前記第1及び第2の増幅器の出力間の電圧差を保持する、コンパレータを提供する。
この構成のコンパレータは、各枝路における主トランジスタが高速の応答時間を可能にし続けるように、2つの枝路に流れる電流を別個に駆動する。前記第1と第2の増幅器の出力間の電圧差を、(当該回路が、2レールの出力のうちの1つを供給するときに)固定にすることによって、差動増幅器のコモンモード電圧におけるデューティサイクルの依存性をなくすことが可能である。
これは、低消費電力で高速コンパレータを可能にし、集積回路への実装を容易に適合させることができる。
用語“差動出力を供給するのに安定状態にある”とは、差動増幅器が2つの安定な出力状態のうちの一方にトグルするように、コンパレータ入力端に差動電圧があることを意味することを意図している。
前記第1枝路は、第1スイッチング・トランジスタと直列の第1駆動トランジスタを備えることができ、前記第2の増幅器の出力端は、前記第1駆動トランジスタと前記第1スイッチングトランジスタとの間の接合点で規定されている。前記第2枝路は、第2スイッチング・トランジスタと直列の第2駆動トランジスタを備え、前記第1の増幅器の出力端は、前記第2駆動トランジスタと前記第2スイッチングトランジスタとの間の接合点で規定されている。これは、対称の差動増幅器の構成を規定している。
前記第1スイッチングトランジスタは、前記第1の増幅器の出力端によって制御することができ、前記第2スイッチングトランジスタは、前記第2の増幅器の出力端によって制御することができる。これらは、差動増幅器がトグルするのを増大させるように動作する。
前記第1電流源回路は、第1の駆動電流を供給することができ、前記第2及び第3の電流源回路は、それぞれ前記第1の駆動電流の半分である第2の駆動電流を供給することができる。これは、差動増幅器の入力端における変化に応じて変化する2つの枝路のうちの一方の電流量を、他方の枝路の電流量に等しく反対に変化させることができることを意味する。これは、枝路の一方における電流変化に応じて、2つの増幅器の出力端のうちの一方にトグルする双安定素子を構成する。
前記電圧差を規定する回路は、第2出力端と第1電流源回路との間における第1保持トランジスタと、第1出力端と第2電流源回路との間における第2保持トランジスタとを備えることができる。 前記第1出力端を用いて前記第1保持トランジスタを制御するとともに、前記第2出力端を用いて前記第2保持トランジスタを制御することによって、各保持トランジスタを用いて、各出力端間を固定電圧に規定するのが可能になり、特に、ターンオンする保持トランジスタの閾値電圧を規定することができる。
前記第2及び第3の電流源回路は、それぞれ2つの電流出力端を有することができ、この電流出力端の一方は、関連する保持トランジスタに流れる駆動電流を供給し、この電流出力端の他方は、関連する枝路で規定される出力端からの駆動電流を供給することができる。
本コンパレータは、第2のコンパレータ段を更に備えるのが好適であり、第2のコンパレータ段の入力端は、前記第1のコンパレータ段のコンパレータ出力端に接続され、且つ、第2のコンパレータ段の出力端は、本コンパレータの出力端を構成する。これは、デジタル電圧レベルを本コンパレータの出力端にもたらす。
本発明は、
上述したコンパレータにおいてコンパレータ出力を取得する方法であって、
差動増幅器の各差動出力端のうちの一方をそれぞれ構成する各枝路に沿って駆動電流を供給するステップと、
前記差動増幅器の出力端が差動出力をもたらす安定状態に切り替わるときに、前記差動増幅器の出力端間の電圧差を固定電圧に設定するステップと、を含み、
前記設定するステップは、電圧スイングを閾値電圧に固定し、且つコモンモード電圧に無関係とするステップを含む、コンパレータ出力取得方法も提供する。
前記設定するステップは、そのゲートが差動増幅器の一方の出力端に接続され、且つそのソースが差動増幅器の他方の出力端に接続される、トランジスタをスイッチオンするステップを更に含む。
以下、本発明の一例を、図面を参照して詳細に説明する。
WO2005/069488は、50%のデューティサイクルを維持しながら、スイッチング速度を改善する1つのやり方を開示している。
図2は、WO2005/069488に開示される第1コンパレータ段の回路を示しており、この回路は、本発明で対処する問題を説明するのに用いる。
図2に示すコンパレータ回路は、原理的に2段のコンパレータからなる。第1コンパレータ段は、差動増幅器M1及びM2と、2つの差動電流増幅器AI及びAIとを備える。第2コンパレータ段は、出力増幅器であり、トランジスタM7〜M10を有する。
第1コンパレータ段の差動増幅器は、2つの入力トランジスタM1及びM2を有し、この入力トランジスタの制御入力端は、コンパレータの入力IN1及びIN2に結合させている。第1入力端子IN1は、差動増幅器の反転入力端として用いることができ、第2入力端子IN2は、差動増幅器の非反転入力端として用いることができる。第1及び第2のトランジスタM1及びM2の各出力は、一定のテール電流I_tailを供給する定電流源と、負荷ダイオードとして働く別の2つのトランジスタM3及びM4との間に接続される。
図2の構成でもたらされる改善は、第1及び第2の差動電流増幅器AI及びAIの第1のコンパレータ段の使用に関連する。第1の差動電流増幅器AIの2つの入力端は、それぞれ差動増幅器の出力端Vo及びVo−に結合させている。第2の差動電流増幅器AIの2つの入力端も同様である。
第1の差動電流増幅器AIの出力端は、差動増幅器の第1出力Voに接続し、一方、第2の差動電流増幅器AIの出力端は、差動増幅器の第2出力Vo−に接続する。差動増幅器及び第1の差動電流増幅器AIのコモン出力端は、トランジスタM6の制御入力端にも接続する。
このトランジスタM6の制御出力端の一方は、供給電圧VDDに接続し、このトランジスタM6の他方の制御出力端は、ダイオードとして機能するトランジスタM5の制御出力端、及びトランジスタM8の制御入力端に接続する。
トランジスタM6の出力は、第1コンパレータ段の第1出力端O1として使用可能である。差動増幅器及び第2の差動電流増幅器AIのコモン出力は、第1コンパレータ段の第2出力端O2を構成する。
第2コンパレータ段のトランジスタのM7及びM8の制御入力端は、第1コンパレータ段の出力端O1及びO2に接続される。
トランジスタのM7及びM8は、供給電圧VDD又は接地GNDを(それぞれ)出力増幅器に接続するのに用いられる。出力増幅器の出力端OUTで、入力端IN1及びIN2における信号電圧間の比較結果となるコンパレータ信号を得ることができる。
図2に示すコンパレータは、以下のように動作する。
必要であるときにだけ第2コンパレータ段に流れる電流は増大する。残留電流は、第2コンパレータ段のトランジスタが完全にスイッチオフするのを防ぐのに用いられる。正の電流帰還経路によって、負荷として働くトランジスタM3及びM4は、追加電流によって“ソフトオン”するように強制される。以下、更にこれについて説明する。この結果は、第2コンパレータ段への制御電圧を高速化することになる。この残留電流は、この遷移が完了した後でさえ、以下に説明するように、流れ続ける。
差動電流増幅器AI及びAIは、トランジスタのM3及びM4を介して流れる電流が供給され、且つ、この電流は、差動電流増幅器AI及びAIの内部の同一サイズのトランジスタによってミラーされる。差動電流増幅器AI及びAIの出力電流は、負の入力端子の電流が正の入力端子の電流よりも大きくなるときにゼロになり、負の入力端子の電流が正の入力端子の電流以下になるときに、その電流差に(比例係数αで)比例する。
正の電圧ステップが、負の入力端IN1で起きているが、正の入力端IN2で起きていない場合を想定する。
負荷トランジスタM3を介して流れる電流は増大する。即ち、第2電流増幅器AIは、この差を検知し、電流IM3と電流IM4との差に比例した出力電流IOUTを供給する。尚、電流IM3は、トランジスタM3を介して流れる電流であり、電流IM4は、トランジスタM4を介して流れる電流である。
(電流増幅器AIの出力端に供給するための)余分な負の電流が、トランジスタM4から得られ、これは、トランジスタM4のドレイン−ソース電圧Vds4の絶対値の微増をもたらし、その一方で、トランジスタM2のドレイン−ソース間電圧Vds2は減少する。これによって、トランジスタM1はトランジスタM2から小さい電流を強制的に得る。この小さい電流は、トランジスタM3の全残留電流に寄与して、この電流を増大させるため、この正帰還を加速させる。
この遷移が完了するときも、負の残留電流は、まだトランジスタM4を介して流れて、出力端O2に向かう。トランジスタM4が完全にスイッチオフしないので、このいわゆる“ソフトオン”は次のスイッチングフェーズを助ける。
上述から分かるように、このやり方は、差動増幅器の各側におけるトランジスタが完全にターンオフするのを防ぐ正帰還機構をもたらす。図1の従来技術の例では、トランジスタM4は、完全にスイッチオフされてしまい、即ち、トランジスタM4を介して流れる電流IM4は、ゼロになる。長い静的状態の後に、図1の従来技術の例では、トランジスタM4のスイッチを入れるには幾らかの時間を要する筈である。
正の入力端IN2で正の電圧ステップの場合にも、コンパレータ回路の動作は、原理上、上述と同じである。しかし、この場合は、トランジスタM4の代わりに、トランジスタM3が“ソフトオン”で切り替わる。
全電流消費量を低減させるために、クラスABの演算増幅器を、電流効率を高めるために再び出力段で選定している。 この出力段は、遷移が起こる時にのみ電流を使用し、他の全ての場合では、零入力電流のみが出力段を介して流れている。
全体的に見て、図2に示すコンパレータは、図1に示す例よりも高速で動作し、低い電流消費量となる。
WO05/064988で認識されている図2の構成で起こりうる1つの問題は、入力段から出力段までの異なる経路長の故に、図2にて2つの矢印P1及びP2で示すように、出力波形が本質的に非対称になることである。
特定の経路は、他方の経路よりも多くのトランジスタを有し、長めの経路として規定されている。明らかに、これは、図2に示す例では、経路P1である。この非対称性は、デューティサイクルの変化δCLKを有するアンバランスなデューティサイクルをもたらしうる。
特定の場合に、この変化δCLKは、全システムの機能性に関して問題になる。例えば、mLVDS/RSDSインタフェースのようなアプリケーションでは、即ち、“ミニ低電圧差動信号(mLVDS:mini low voltage differential signals)”と“小振幅差動信号(RSDS:reduced swinging differential signals)”とをインタフェースするときに、双方のプロトコルは、クロックの立ち上がりエッジ及び立ち下がりエッジで動作し、且つセットアップ/ホールドの仕様の双方が、双方の遷移に向けられるので、デューティサイクルに大きい変化が生じると、必要な仕様を満たすための回路の能力が複雑になる。
WO05/069488は、この問題に対する解決策を開示しており、更に詳しい詳細については本文献を参照されたい。本質的には、WO05/069488に提示された解決策は、遅い方の経路のデータ転送の速度を増大させることである。
本発明は、出力段の駆動波形の不均衡を補償するコンパレータアーキテクチャにも関する。 更に、以下に説明する本発明の例は、デューティサイクルをコモンモード電圧とは無関係にするアーキテクチャを提供する。
図3は、本発明の回路の例を示している。
回路のコアは、同じく差動増幅器30を備え、そこでは、第1トランジスタT1が制御入力として差動入力のうちの一方を受信し、第2トランジスタT2が制御入力として差動入力のうちの他方を受信する。
増幅器30は、パワーラインVDDとVSSとの間の電流源32と直列に接続される。
トランジスタT1によって駆動される負荷は、トランジスタT4であり、トランジスタT2によって駆動される負荷は、トランジスタT5である。トランジスタのT8及びT9は、相補的な態様でトランジスタT1及びT2にスイッチさせる。例えば、トランジスタT1がターンオンするとき、出力f2は、ハイに引張られて、次にトランジスタT9をスイッチオンする。これは、出力f1をローに引張って、トランジスタT8をターンオフする。これは、所望の双安定のコンパレータの機能性をもたらし、この解析は、トランジスタのT1及びT2の出力電流がトランジスタのT4及びT5を介してあたかも駆動されることを示している。
この構成は、従来のダイオード接続したトランジスタ(例えば、図2のM3及びM4)の代わりに、電流源回路の出力トランジスタとして差動増幅器の負荷をもたらす。
トランジスタT4は、トランジスタT4’及びT4の電流源回路34の出力トランジスタであり、トランジスタT5は、トランジスタT5’及びT5の電流源回路36の出力トランジスタである。これらの電流源回路34,36の入力トランジスタT4’及びT5’は、ゲートバイアス電圧VBIASが供給されて所望の電流量をもたらす。電流源回路34,36は、各トランジスタT4,T4’,T5,T5に流れる最大電流量が電流源32の電流源電流の半分に対応するように設計されている。
入力IN1及びIN2が等しい場合、電流源32の電流は、2つの枝路間で等しく分割され、2つの内部出力f1及びf2が(回路の対称性の故に)等しくなり、出力OUTがその範囲の中間になる。
回路の不均衡は、極めて高速の電流ステアリングを引き起こし、出力f1及びf2を逆方向にトグルさせる。この伝達速度を、トランジスタのT8及びT9によって増大させる。これらは、スイッチング・トランジスタであるとみなすことができる。電流不均衡は、トランジスタT8,T9の一方を流れる電流の増加とともに、その他方を流れる電流の減少として表われる。この過程が始まると、トランジスタT8,T9の動作点の変化に伴い、その過程が加速する。
トランジスタT6及びT7を無視した場合、さらに説明するに、回路の出力スイング(f1及びf2の電圧範囲)は、VSS+VDS(T8,T9)〜Vin+Vt(T1,T2)−VDS(T1,T2)の範囲になる。
値VSS+VDS(T8,T9)は、トランジスタT8又はT9のターンオン時のT8又はT9のドレインで、出力f1又はf2にとって最も低い電圧となるので、その電圧を規定することができる。電圧Vin+Vt(T1,T2)−VDS(T1,T2)は、トランジスタT1又はT2のターンオン時のT1又はT2のドレインで、出力f1又はf2にとって最も高い電圧となるので、その電圧を規定することができる。
これらの値の間の電圧スイングは、コモンモード電圧、特にコンパレータに供給されるべき入力電圧に依存している。
単なるレベル・シフティング構成である次段40は、入力信号をフルスイングのデジタル信号に転換する。コモンモード電圧における電圧スイングに依存するために、回路40がトグルするポイントは、コモンモード電圧に依存し、入力(f1及びf2)がクロスオーバーする電圧に依存して、異なる電圧レベルで行われる。
特に、信号f1及びf2が、ハイとローの値間にて同じ速度で変化する場合、クロスオーバー点に達する時間は、f1及びf2の電圧レール間の電圧スイングの高さの関数になる。従って、デューティサイクルは、コモンモード電圧によって変わりうる。
トランジスタT6及びT7は、この問題を対処するために設けられる。これらのトランジスタは、出力信号の動的なクランプデバイスとして動作する。出力f1,f2の交換の間、各トランジスタは、逆の出力で各ゲートを駆動させる。例えば、トランジスタT7のゲートが、(ローの出力f1とハイの出力f2に応じて)ローに向かうときに、出力f2のソース電圧が、トランジスタT7の閾値電圧の量だけ高くなる電圧で追従する。当然に、ローの電圧f1は、図示するpタイプトランジスタであるトランジスタT7をターンオンする。
従って、トランジスタT7は、出力f2における電圧を規定し、次いで、トランジスタT4の動作点を決定する。しかしながら、電圧スイングは、もはや入力電圧に依存しておらず、トランジスタT7及びT8は、出力f1及びf2間の電圧差を固定するリミッタとして機能する。
同じ動作がトランジスタT6にも成立し、従って、電圧スイングは、閾値電圧によって固定され、且つコモンモード電圧に無関係になる。従って、これらのトランジスタは、f1及びf2の出力における電圧スイングを入力電圧とは無関係にさせる。トランジスタT6及びT7は、相補的な態様で動作し、これらのトランジスタは、各自の閾値電圧で出力f1,f2間の電圧差を保持するので、保持トランジスタであるとみなすことができる。
以下、回路の安定状態を説明する。
f1がローで、f2がハイの上述の例を用いる場合、pタイプトランジスタT7はターンオンされ、左側枝路における電流は、2つのトランジスタT4及びT4’を介して流れる。次いで、トランジスタT8は、ローのゲート電圧であるため、ターンオフする。ハイの出力f2(これは、出力f1におけるトランジスタT7の閾値電圧である)は、トランジスタT9をターンオンし、また、f1における電圧をプルダウンさせる。
トランジスタT2は、完全にはターンオフにされず、右側枝路からの幾らかの電流が、電流源回路36を介して流れる。 pタイプトランジスタT6は、ハイのゲート電圧f2の故にオフになり、従って、電流は、トランジスタT5及びT9を介して流れる。
電流源回路34,36及びトランジスタT8,T9の各々の2個のトランジスタを流れる電流は、共に電流源32の電流に整合している。各トランジスタを通過する割合は、トランジスタの規模及び動作条件に依存する。トランジスタT6及びT7の一方はオンになり、他方はオフになるので、T4’及びT5’の一方のみに電流が流れる。上述の例では、f1のハイからローへの切り替え、及びf2のローからハイへの切り替えの間に、トランジスタT7はターンオンし、且つトランジスタT7は、トランジスタT1からトランジスタT4’に電流を排出する。一方、トランジスタT6はターンオフし、電流源トランジスタT5を介して電流が排出されなくなる。
図2の回路に関連して、図3の回路は、電流源回路34,36によって、差動増幅器の枝路でトランジスタを完全にオフするのを防止する。これは、回路の反応時間を改善し、従って、高速動作が可能になる。
この回路は、高い動作周波数のために、出力信号にて極めて低いジッタを可能にする。例えば、回路は、500Mbpsで動作することができ、150ps未満のジッタをもたらす。デューティサイクルも、コモンモード電圧の許容範囲にわたって一定である。
本発明のコンパレータは、上述した設計に基づいて構成し、上で概説したデータでの動作に加えて、その最大のジッタを有し、この回路は、49%〜53%の間のデューティサイクルで、3.5mWの極めて低い電力消費を達成することもできる。
これは、十分な電力の節約を表しているが、本回路は、さらに、必要とされるシリコン領域の節約をも可能にする。
本発明の一実施例だけを詳細に説明した。当然に、様々なやり方で本回路を変更することができ、例えば、nタイプ及びpタイプのトランジスタを用いた特定の構成は、同じ機能を実施するのに唯一のやり方ではない。本発明は、包括的には、駆動電流が差動増幅器の枝路を介して流れるコンパレータ構成に関し、差動増幅器が差動出力を供給する安定状態にあるとき、増幅器出力間の電圧差が入力電圧とは無関係に或るレベルに固定されるので、より基本的な変更を行うことも可能である。
上述の説明及び請求の範囲では、トランジスタを介して駆動電流を流す電流源を参照している。これは、電流のシンク、並びに電流の供給を含むことは明らかである。
他の様々な変更は、当業者に明らかである。
従来技術によるコンパレータの例の概略図である。 従来技術によるコンパレータの第2例の概略図である。 本発明によるコンパレータの一例の概略図である。

Claims (12)

  1. 第1コンパレータ段のコンパレータ入力端を構成する差動入力端、及びコンパレータ出力端を構成する第1及び第2の増幅器の出力端を有し、且つ第1及び第2の並列枝路を有する差動増幅器と、
    前記差動増幅器に流れる駆動電流を規定する第1電流源回路と、
    前記第1枝路によって駆動する負荷を備える第2電流源回路と、
    前記第2枝路によって駆動する負荷を備える第3電流源回路と、
    前記差動増幅器が差動出力をもたらす安定状態にあるときに、前記第1及び第2の増幅器の出力間の電圧差を規定する回路と、を備え
    前記電圧差を規定する回路は、前記第2の増幅器の出力端と前記第2電流源回路との間における第1保持トランジスタと、前記第1の増幅器の出力端と前記第3電流源回路との間における第2保持トランジスタとを備え、
    前記第1及び第2の保持トランジスタは、各自の閾値電圧で前記第1及び第2の増幅器の出力間の電圧差を保持する、コンパレータ。
  2. 前記第1枝路は、第1スイッチング・トランジスタと直列の第1駆動トランジスタを備え、前記第2の増幅器の出力端は、前記第1駆動トランジスタと前記第1スイッチングトランジスタとの間の接合点で規定されている、請求項1に記載のコンパレータ。
  3. 前記第2枝路は、第2スイッチング・トランジスタと直列の第2駆動トランジスタを備え、前記第1の増幅器の出力端は、前記第2駆動トランジスタと前記第2スイッチングトランジスタとの間の接合点で規定されている、請求項2に記載のコンパレータ。
  4. 前記第1スイッチングトランジスタは、前記第1の増幅器の出力端によって制御し、
    前記第2スイッチングトランジスタは、前記第2の増幅器の出力端によって制御する、請求項3に記載のコンパレータ。
  5. 前記第1電流源回路は、第1の駆動電流を供給することができ、前記第2及び第3の電流源回路は、それぞれ前記第1の駆動電流の半分である第2の駆動電流を供給する、請求項1〜4のいずれか一項に記載のコンパレータ。
  6. 前記第1保持トランジスタは、前記第1出力端によって制御され、
    前記第2保持トランジスタは、前記第2出力端によって制御される、請求項に記載のコンパレータ。
  7. 前記第2及び第3の電流源回路は、それぞれ2つの電流出力端を有し、
    前記電流出力端の一方は、関連する保持トランジスタに流れる駆動電流を供給し、
    前記電流出力端の他方は、関連する枝路で規定される出力端からの駆動電流を供給する、請求項に記載のコンパレータ。
  8. 第2のコンパレータ段を更に備え、前記第2のコンパレータ段の入力端は、前記第1のコンパレータ段のコンパレータ出力端に接続され、且つ、前記第2のコンパレータ段の出力端は、前記コンパレータの出力端を構成する、請求項1〜のいずれか一項に記載のコンパレータ。
  9. 前記電圧差を規定する回路は、前記差動入力の入力電圧とは無関係に電圧差を規定する、請求項1〜のいずれか一項に記載のコンパレータ。
  10. 請求項1に記載のコンパレータにおいてコンパレータ出力を取得する方法であって、
    差動増幅器の各差動出力端のうちの一方をそれぞれ構成する各枝路に沿って駆動電流を供給するステップと、
    前記差動増幅器の出力端が差動出力をもたらす安定状態に切り替わるときに、前記差動増幅器の出力端間の電圧差を固定電圧に設定するステップと、を含み、
    前記設定するステップは、電圧スイングを閾値電圧に固定し、且つコモンモード電圧に無関係とするステップを含む、コンパレータ出力取得方法。
  11. 前記設定するステップは、そのゲートが前記差動増幅器の一方の出力端に接続され、且つそのソースが前記差動増幅器の他方の出力端に接続される、トランジスタをスイッチオンするステップを更に含む、請求項10に記載の方法。
  12. 前記設定するステップは、2つのトランジスタのうちの一方をスイッチオンするステップを含み、
    該2つのトランジスタの一方は、そのゲートが前記差動増幅器の一方の出力端に接続され、且つそのソースが前記差動増幅器の他方の出力端に接続されており、
    該2つのトランジスタの他方は、そのゲートが前記差動増幅器の前記他方の出力端に接続され、且つそのソースが前記差動増幅器の前記一方の出力端に接続されている、請求項11に記載の方法。
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