JP4856000B2 - 情報通信端末 - Google Patents

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本発明は、2つの筺体の一方を他方に対してスライド可能な携帯電話機等の情報通信端末に関するものである。
従来、この種の情報通信端末として、表示部と表面に操作案内文字が表示された第一操作部とが配置された第一筺体と、表面に操作案内文字が表示された第二操作部が配置された第二筺体の一方を他方に対してスライド可能な携帯電話機が知られている(例えば特許文献1参照)。この携帯電話機では、第一筺体の第一操作部を上に向けて第一筺体の下側に第二筺体の全体が重なり合っている状態から、第一筺体の長手方向に第二筺体をスライドさせることにより第二筺体に配置された第二操作部が露出する。そして、第二操作部を露出させた状態では、第一操作部と第二操作部とを用いたキー操作が行うことができる。
一方、近年の携帯電話機は通話のみに用いるものではなく、電子メールを送受信する端末としても用いられており、電子メールで送信するメッセージの情報は主に携帯電話機の操作部のキー操作を行うことにより作成される。
従来の携帯電話機では、一つの筺体のみに操作キーを設けたものや、メッセージを作成するときに操作するキーを一つの筺体に集中させたものが主流である。このような携帯電話機であれば、片手で筺体を支持したまま筺体を支持する手の親指で操作部のキー操作を行い易い。
また、携帯電話機を用いて電子メールを送受信することが一般的になった近年では、ユーザーの電子メールの使用形態が多様化している。そして、長文のメッセージを多く作成したり、単なる言葉のメッセージのみではなく装飾機能を多用したメッセージを作成したりすることが多いユーザーもいる。このような長文や装飾機能を多用したメッセージを作成する場合、従来のような片手での操作に適した構造の携帯電話機では、片手の親指のみでキー操作を行うためメッセージの作成に時間を要するという問題があった。
具体的には、通常のメッセージの仮名入力はテンキーと呼ばれる仮名やアルファベットが割り振られた0〜9の数字のキーを用いて行うが、仮名から漢字への変換は選択キーを用いて候補となる漢字から選択することで行う。このようにテンキーによる仮名入力と選択キーを用いた漢字への変換とには複数種のキーを操作する必要があり、一本の指で操作して長文のメッセージを作成するには時間がかかってしまう。また、装飾機能を用いる場合は、テンキーとは別の装飾機能を用いることを選択するキーを操作し、数種の装飾機能から所望の装飾機能を選択する操作を行う。このような装飾機能を使用する操作を通常のメッセージを作成する操作に織り交ぜてメッセージを作成する場合にも複数種のキーを操作する必要があり、一本の指で操作して装飾機能を多用したメッセージを作成するには時間がかかってしまう。
このような問題に対して、ユーザーによっては携帯電話機の筺体を両手で支持し、両手の親指を用いてキー操作を行うことによって、一本の指で操作するキーの種類を少なくしてメッセージの作成時間を短縮しているが、片手の操作に適した配置の各キーを、両手で操作するとそれぞれの指が通過し得る空間が互いに重なってしまい、操作しにくいという問題がある。そこで、特許文献1に記載の携帯電話機のように第一操作部と第二操作部とを用いたキー操作を行ってメッセージを作成することができるものであれば、操作性を改善することができる。すなわち、一方の手の指で第一操作部での操作を行い、他方の手の指で第二操作部での操作を行うことにより、それぞれの手の指が通過し得る空間の重なり具合を低減することができ、操作性の改善を図ることができる。
特開2003−319044号公報
しかしながら、特許文献1に記載の携帯電話機は、第一操作部と第二操作部とが直線的なスライド方向に並んで配置された状態となるため、両手で操作しようとするとユーザーの正面で右手と左手とが縦に並んだ状態となる。このように右手と左手とが縦に並んだ状態でキー操作を行うことは、多くのユーザーにとって違和感の原因となり操作性を低下させるおそれがある。
このような操作性の低下の問題は、情報通信端末を用いてメールのメッセージを入力するときのみに限るものではない。情報通信端末を用いてインターネット上のウェブサイトのページに情報を入力する場合や情報通信端末でスケジュール管理を行う場合など、情報通信端末のキー操作により情報を入力する場合には同様に生じる問題である。
本発明は、以上の問題に鑑みなされたものであり、その目的とするところは、それぞれ異なる筺体に配置された第一操作部と第二操作部との操作性の向上を図ることができる情報通信端末を提供することである。
本発明に係る情報通信端末は、表示部と表面に操作案内文字が表示された第一操作部とが配置された第一筺体と、表面に操作案内文字が表示された第二操作部が配置された第二筺体とを備え、各筺体の端部を厚さ方向に連通する回転軸を中心に該第一筺体及び該第二筺体の一方を他方に対してスライド回転可能な情報通信端末において、該第一筺体の表示部の表示向きを変更する表示制御手段と、該表示部の表示向きの変更に応じて、該第一筺体の第一操作部の操作案内文字の向きを変更する第一操作部表示向き変更手段と、該第一筺体に対する該第二筺体の相対的な回転位置に応じて、該第二筺体の第二操作部の操作案内文字の向きを、該第一筺体の表示部の表示向きに合せるように変更する第二操作部表示向き変更手段と、を備えることを特徴とするものである。
本発明に係る情報通信端末では、各筺体の端部を厚さ方向に連通する回転軸を中心に第一筺体及び第二筺体の一方を他方に対してスライド回転させることにより、第一操作部と第二操作部とが斜めに配置された状態とすることができる。また、第一筺体に対する第二筺体の相対的な回転位置に応じて、第二筺体の第二操作部の操作案内文字の向きを、第一筺体の表示部の表示向きに合せるように変更することにより、第一操作部と第二操作部とが斜めに配置された状態であっても第二操作部の操作案内文字の向きを操作案内文字が確認し易い向きとすることができる。
このように、本発明に係る情報通信端末では、第一操作部と第二操作部とが斜めに配置された状態とすることで右手と左手とを横方向にずらした状態で操作を行うことができ、右手と左手とが縦に並んだ状態でキー操作を行うものよりも操作時の違和感を軽減することができる。また、第一操作部と第二操作部とが斜めに配置された状態であっても第二操作部の操作案内文字の向きを操作案内文字が確認し易い向きとすることができる。
また、本発明に係る情報通信端末では、第一筺体本体に対する表示部の表示の向きを変更しても、表示部の表示を確認しやすい状態で、第一操作部の操作案内文字を確認し易い向きとすることができる。
また、上記情報通信端末において、上記第二筺体の第二操作部が該第二筺体本体に対して回転可能に構成され、上記第二操作部表示向き変更手段は、上記第一筺体に対する上記第二筺体の回転に応じて該第二操作部を該第二筺体本体に対して回転させるものであってもよい。この場合は、第二筺体が第一筺体に対して斜めになっていても第二操作部が第二筺体本体に対して回転することにより、第二操作部の操作案内文字の向きを表示部の表示の向きに合せることができ、表示部の表示を確認しやすい状態で、第二操作部の操作案内文字を確認し易い向きとすることができる。
また、上記情報通信端末において、上記第二筺体の第二操作部の表面に操作案内文字を電気的に表示する操作案内文字表示手段を備え、上記第二操作部表示向き変更手段は、上記第一筺体に対する上記第二筺体の相対的な回転位置に応じて該第二操作部の操作案内文字の表示の向きを切り替えるように、該操作文字表示手段を制御するものであってもよい。この場合は、第二筺体が第一筺体に対して斜めになっていても、第二操作部の操作案内文字の向きと表示部の表示の向きとが一致するように操作文字表示手段を制御することにより、表示部の表示を確認しやすい状態で、第二操作部の操作案内文字を確認し易い向きとすることができる。
本発明によれば、第一操作部と第二操作部とを操作時の違和感を軽減できる配置にしたときに、表示部の表示を確認しやすい状態で、第二操作部の操作案内文字を確認し易い向きになるため、それぞれ異なる筺体に配置された第一操作部と第二操作部とを用いた操作の操作性が向上する。また、第一筺体本体に対する表示部の表示の向きを変更しても、表示部の表示を確認しやすい状態で、第一操作部の操作案内文字を確認し易い向きとすることができる、という優れた効果がある。
以下、本発明を携帯型の情報通信端末としての携帯電話機(移動体通信端末)に適用し実施形態について説明する。
図1は本発明の実施形態に係る携帯電話機の外観構成の一例を示す上面図である。図2は同携帯電話機の概略構成の一例を示すブロック図である。本実施形態の携帯電話機10は、制御手段としての主制御部120と、記憶手段としての内部メモリ121と、不図示の携帯電話通信網を介して通信を行う通信手段としての無線通信部122及びアンテナ112と、表示手段としての表示部125と、操作手段としてのキー操作部126と、時計部127とを備えている。
主制御部120は、例えばCPU、キャッシュメモリ、ROM、システムバス等で構成され、所定の制御プログラムを実行することにより、内部メモリ121や無線通信部122等の各部との間でデータの送受信を行ったり、各部を制御したりする。この主制御部120には、音信号処理部123を介して音入力手段としてのマイク108及び音出力手段としてのスピーカ109が接続されている。また、主制御部120には、表示制御手段としての表示制御部124を介して表示部125が接続されている。更に、主制御部120には、各種処理を指示したり各種データを入力したりするときに利用者によって操作されるキー操作部126や時計部127も接続されている。
通信手段としての無線通信部122及びアンテナ112は、電話の通信手段のほか、メールを送受信する手段としても機能する。
内部メモリ121は、例えばRAMやROMなどの半導体メモリで構成され、主制御部120で実行する制御プログラムや各種データを記憶するものである。なお、これらの記憶手段としては、内部メモリ121ではなく、携帯電話機本体に着脱可能なメモリーカード、ICカード等の記憶媒体を用いてもよい。
表示制御部124は、主制御部120から送られてきた描画データに基づいて表示部125に画像を表示するように制御する。表示部125は、液晶パネル等からなるディスプレイ110であり、内部メモリ121に保存されている画像データ等に基づいて各種画像が表示される。
スピーカ109は、音信号処理部123でデジタル信号から変換されたアナログ信号が入力され、通話中の音声を出力したり、メールの着信音、電話の呼び出し音、音楽などを出力したりする。このスピーカ109及び音信号処理部123からなる音発生手段は、受信したメールに添付された添付ファイルを用いて効果音や音楽(楽曲、メロディ)を再生して出力するように、主制御部120で制御することができる。
なお、スピーカ109は、通話中の音声を聞くための受話器用スピーカ(レシーバ)と、着信音や音楽などを出力する外部出力用スピーカとを別々に設けて構成してもよいし、これらの受話器用スピーカ及び外部出力用スピーカを兼用するように一つのスピーカで構成してもよい。
キー操作部126は、第一操作部107と第二操作部であるテンキー103とからなる。第一操作部107は、ソフトキー101、通話開始キー104、終話キー105、方向キー106、文字切換キー111、メール機能キー102a、インターネット接続キー102b等で構成される。
ユーザーが携帯電話機10の電話の機能を使用する場合は、通話開始キー104を押下することで通話を開始し、終話キー105を押下することで通話を終了することができる。また、携帯電話機10のメール機能を使用する場合は、メール機能キー102aを押下することにより、ディスプレイ110がメール機能用の画面となり、受信したメールの確認や送信メールのメッセージ作成などを行うことができる。さらに、携帯電話機10をインターネットに接続する時にはインターネット接続キー102bを押下することにより、ディスプレイ110がインターネット接続用の画面となり、インターネットを経由した各種サービスを利用することができる。
また、ソフトキー101はディスプレイ110の画面上の下部に表示される操作アイコンに対応した操作を行うもので、動作中のアプリケーションによって割り当てが切り替わるキーである。図1の状態では左側のソフトキー101を押下することで「メニュー」に対応した操作を行い、右側のソフトキー101を押下することで「切替」に対応した操作を行う。
方向キー106は、キノコ型をしたキーであり、操作面より利用者側へ突出する態様で実装される。このキーを傾けることでディスプレイ110上のカーソルを移動させる。また、垂直に押下することにより、ディスプレイ110の画面上で選択したものを確定する確定キーとしての役割も果たす。図1の状態では、方向キー106を垂直に押下することより、「決定」に対応した操作を行う。
文字切換キー111は、メールのメッセージなどの文章を作成するとき主に用いるキーであり、テンキー103を押下することにより入力される文字の種類が、文字切換キー111で押下したボタンに対応した文字種となる。このため、ディスプレイ110で文字種を選択する画面を表示し、使用する文字種を選択する手間を省くことができる。
マイク108は、利用者の音声を電気信号(アナログ信号)に変換する。マイク108から出力される音声の電気信号(アナログ信号)は、音信号処理部123に入力され、デジタル信号に変換される。
時計部127は、RTC(リアルタイムクロック)等を用いて構成され、現在時刻データを出力する手段として機能する。時計部127から出力される現在時刻データは、液晶ディスプレイ(LCD)110からなる表示部125の日時情報の表示に用いたりすることができる。
次に、携帯電話機10の筐体のスライド回転に伴う操作部表示向きの変更について説明する。携帯電話機10は、表示部であるディスプレイ110と第一操作部107とが配置された第一筺体20と、第二操作部であるテンキー103が配置された第二筺体30との二つの筺体から構成される。図1に示すように、ディスプレイ110と第一操作部107とテンキー103とを上方(図1の紙面に垂直な手前側の方向)に向けて露出させた状態で、第一筺体20の端部の下面側に第二筺体30の端部が重なる。そして、方向キー106の中心を通り各筺体20,30の端部を厚さ方向に連通する回転軸(図1の紙面に垂直な回転軸)を中心に、第二筺体30が第一筺体20に対してスライド回転可能となっている。なお、方向キー106の中心部は第一筺体20の下側に第二筺体30が重なる箇所であり、第二筺体30の回転軸は第一筺体20と第二筺体30とを連通する仮想軸である。
第二操作部であるテンキー103と第一操作部107の通話開始キー104及び終話キー105との各キーの表面は、操作案内文字が印字されている。一方、第一操作部107の文字切換キー111の各キーは内部に発光手段を備える操作案内表示部111bを有し、発光手段を発光させることにより、操作案内文字の表示を行っている。また、操作案内表示制御部111aが操作案内表示部111bを制御することにより電気的に操作案内文字の表示を切り替えることができる。操作案内表示制御部111aが操作案内表示部111bを制御して文字切換キー111の操作案内文字の表示を変化させることで、操作案内表示制御部111aと操作案内表示部111bとが第一操作部表示向き変更手段として作用する。
また、文字切換キー111を含む第一操作部107の各キーはタッチセンサー107aを備えており、キーが押下されたことを検出し、主制御部120に検出結果を送信する。なお、操作案内表示部111bとしては例えば液晶パネルがある。
テンキー103はキー保持部であるキーパッド103a上に形成されており、詳細は後述する第二操作部回転手段により、第二筺体30の第一筺体20に対する回転に応じてキーパッド103aが第二筺体30に対して回転する構造となっている。このため、第二筺体30の第一筺体20に対する位置が変化しても、第一筺体20に対するテンキー103の向きを同じ状態とすることができ、ディスプレイ110の表示を確認しやすい状態で、テンキー103の操作案内文字を確認し易い向きとすることができる。携帯電話機10では、第二筺体30に対してキーパッド103aを回転させる第二操作部回転手段が、第二筺体30の本体に対してテンキー103の操作案内文字の表示の向きを変更する第二操作部表示向き変更手段として機能する。
図3は、図1に示す状態から回転軸を中心に第二筺体30を回転させて、第一筺体20の下側に第二筺体30の全体が重なりあっている状態(以下、「閉状態」という)の説明図である。図3(a)は上面図、図3(b)は側面図、図3(c)は正面図である。
携帯電話機10は、図3に示すような閉状態が最もコンパクトな状態であり、携帯する場合は図3に示すような閉状態で持ち運ばれることが好ましい。閉状態では第二操作部であるテンキー103は第一筺体20の下側に隠れた状態となって操作することはできないが、第一操作部107は露出した状態であるので、第一操作部107の各キーは操作することができる。例えば、閉状態のままで、通話の開始及び終了、受信メールの確認などの操作を行うことができる。
図4は、第二筺体30を第一筺体20に対してスライド回転させるときにテンキー103を第二筺体30の本体に対して回転させる第二操作部回転手段としてのキーパッド回転機構の説明図である。図4に示す携帯電話機10の状態は、携帯電話機10を図3に示す閉状態から第二筺体30を第一筺体20に対して矢印A方向にスライド回転させて展開した図1に示す状態(スライド展開状態)に対応している。
図4に示すように、第二筺体30内には、キーパッド回転機構として、第一ギヤ201、第二ギヤ202及び第三ギヤ203の3つのギヤが配置されている。第一ギヤ201は第一回転軸201aに対して固定されており、第一回転軸201aは第一筺体20に対して固定されている。また、第一回転軸201aは第二筺体30が第一筺体20に対して回転するときの回転軸である。そして、第二筺体30が第一筺体20に対して矢印A方向に回転することによって、第一ギヤ201は第二筺体30からみると第一回転軸201aを回転軸として第二筺体30に対して矢印B方向に回転する。
第二ギヤ202は第一ギヤ201及び第三ギヤ203に歯が噛合うように、且つ、第二回転軸202aを中心に第二筺体30に対して回転可能に配置されている。そして、第一ギヤ201が第二筺体30に対して矢印B方向に回転することにより、第二ギヤ202は第二筺体30に対して矢印C方向に回転する。
第三ギヤ203は歯数と外径が第一ギヤ201と同じギヤから構成され、第三回転軸203aを中心に第二筺体30に対して回転可能に配置されている。また、第三ギヤ203はキーパッド103aに固定され、第三ギヤ203が第二筺体30に対して回転することによってキーパッド103aも第二筺体30に対して回転する。
そして、第二ギヤ202が第二筺体30に対して矢印C方向に回転することにより第三ギヤ203とキーパッド103aとは第二筺体30に対して矢印D方向に回転する。第三ギヤ203は第一ギヤ201と同じ歯数のギヤであるため、第二ギヤ202を介して第一ギヤ201の回転に連動し、第三ギヤ203及びキーパッド103aは第一ギヤ201と同じ角度だけ第二筺体30に対して回転する。
上述したように第一ギヤ201は第一筺体20に対して固定されている。このため、第二筺体30に対して第一ギヤ201と同じ角度で回転するキーパッド103aは、第一筺体20を固定した状態でみると、向きが一定のまま第一回転軸201aの周りを回転移動するようになる。このように第一ギヤ201、第二ギヤ202および第三ギヤ203からなるキーパッド回転機構によって、第二筺体30の第一筺体20に対する回転に応じてキーパッド103aが第二筺体30に対して回転する。詳しくは、第二筺体30が第一筺体20に対して矢印A方向に回転した角度と同じ角度だけ矢印A方向とは逆方向である矢印D方向に、キーパッド103aが第二筺体30に対して回転する。
これにより、キーパッド103aの向きは第一筺体20に対して常に一定の向きとなる。よって、第二筺体30の第一筺体20に対する位置が変化しても、ディスプレイ110に対するテンキー103の向きを同じ状態とすることができ、ディスプレイ110の表示の向きとテンキー103の操作案内文字の表示の向きとが一致する。このため、図1に示すように、第一操作部107と第二操作部であるテンキー103とが斜めに配置された状態であっても、ディスプレイ110を確認しやすい状態でテンキー103に印字された操作案内文字の表示の向きを、操作案内文字が確認し易い向きとすることができる。
なお、テンキー103の最も望まれる角度方向について、ユーザーに対し所定の静止感を与えるため、上記のギヤ連動動作において所定のラッチ機構を設けてもよい。
図5は、図1のスライド展開状態の携帯電話機10を両手で支持して操作するときの説明図である。図1の状態の携帯電話機10は、第一操作部107の斜めの位置となる手前右側にテンキー103が位置している。この状態は、図5に示すように、右手で第二筺体30のテンキー103の下側を支持し、左手で第一筺体20と第二筺体30とが重なる部分の下側を支持して、操作するのに適した状態である。このとき、テンキー103は右手で操作して第一操作部107の各キーは左手で操作する。図5に示すように携帯電話機10は左手に対して右手を斜め手前側にした状態で両手を用いた操作ができるため、右手と左手とが縦に並んだ状態でキー操作を行うものよりも操作時の違和感を軽減することができる。さらに、第一操作部107と第二操作部であるテンキー103とが斜めに配置された状態であっても第二操作部であるテンキー103の操作案内文字の向きを操作案内文字が確認し易い向きとすることができる。
このように、携帯電話機10は、第一操作部107と第二操作部であるテンキー103とを用いて両手で操作するときに、違和感を軽減することができる配置で、テンキー103に印字された操作案内文字の向きが、操作案内文字を確認しやすい位置となる。このため、それぞれ異なる筺体に配置された第一操作部107とテンキー103とを用いた操作を良好な操作性で行うことができる。
図5に示すように、テンキー103の位置が第一操作部107に対して手前右側になるような第一筺体20と第二筺体30との位置関係の状態は、右手でテンキー103を操作するときに適している。しかし、ユーザーによっては左手でテンキー103を操作することに慣れたユーザーもおり、このようなユーザーにとってはテンキー103が手前右側に来る状態では、テンキー103の操作を行い難い。このような問題に対して、携帯電話機10はテンキー103の位置が第一操作部107に対して手前左側になるように配置することができる。
図6は、携帯電話機10を両手で支持して、左手でテンキー103を操作するときの説明図である。携帯電話機10は、図3に示す閉状態から矢印A方向に、または、図1に示す状態から矢印E方向に第二筺体30を第一筺体20に対して回転させることにより、携帯電話機10は図6に示すようなスライド展開状態になる。図6に示すように、第一操作部107に対してテンキー103が手前左側に位置させることにより、左手で第二筺体30のテンキー103の下側を支持し、右手で第一筺体20と第二筺体30とが重なる部分の下側を支持して、操作するのに適した状態となる。このとき、テンキー103は左手で操作し、第一操作部107の各キーは右手で操作しやすいため、左手でテンキー103を操作することに慣れたユーザーであっても違和感なく操作を行うことができる。さらに、図6に示す状態まで第二筺体30を回転させる動作に応じて、キーパッド103aが第二筺体30に対して回転するため、図6に示すような第二筺体30と第一筺体20との位置関係の状態であっても、テンキー103の操作案内文字の向きがディスプレイ110の表示の向きと一致する。このため、左手でテンキー103を操作することに慣れたユーザーであっても、それぞれ異なる筺体に配置された第一操作部107とテンキー103とを用いた操作を良好な操作性で行うことができる。
なお、テンキー103のキー表示を第一筺体20に対する第二筺体30の回転に応じて変更する表示向き変更手段としては、キーパッド103aを第二筺体30に対して回転させる構成に限るものではない。例えば、キーパッド103aを回転させない方法として、テンキー103の表面の操作案内文字を印字ではなく液晶等によって電気的に表示するように構成し、第一筺体20に対する第二筺体30の回転に応じて、テンキー103の表面の操作案内文字の向きを変更する方法がある。しかし、この方法の場合は、第二筐体30のスライド回転によって、ディスプレイがある第一筺体20に対する第二筐体30側のテンキー103のキー配列が変化するため、ユーザーから見たテンキー103の各キーの配列が変化し、操作しにくくなるおそれがある。一方、本実施形態のようにテンキー103がキーパッド103a上に配置されており、キーパッド103aが第二筺体30に対して回転する構成であれば、テンキー103の配列が一定となり、配列が変化するものに比べて操作し易い。
また、上記図1、図5及び図6はディスプレイ110を縦長に用いた例を示しているが、本実施形態の携帯電話機10は、ディスプレイ110を縦長ではなく横長に用いることもできる。
図7は、ディスプレイ110を横長に用いた携帯電話機10の説明図である。携帯電話機10は、図1、図5及び図6のように第一筺体20の長手方向をディスプレイ110の表示の縦方向とするものだけでなく、図7に示すように第一筺体20の長手方向を表示の横方向とするようにディスプレイ110の表示の向きを変更することができる。図6に示す状態で第二筺体30を支持し、第一回転軸201aを中心に図7中の矢印F方向に第一筺体20を第二筺体30に対して回転させることにより、図7に示すディスプレイ110が横長になった状態となる。ここで、閉状態から図1及び図5に示す状態、または、図6に示す状態とするときと同様に、一方の筺体に対して他方の筺体を回転させると、キーパッド103aは第一筺体20に対しては向きを一定に保つため、図7の矢印Fに示すように第一筺体20を回転させると、キーパッド103aは図7のようにはならず、テンキー103に印字された操作案内文字が横向きになった状態になってしまう。
そこで、本実施形態の携帯電話機10では、図1、図5及び図6では図示を省略した図7中のターン解除ボタン204を押下しながら第一筺体20を第二筺体30に対して回転させる。ターン解除ボタン204は第三ギヤ203に対するキーパッド103aの固定を解除するものであり、ターン解除ボタン204を押下している間は、キーパッド103aは第三回転軸203aを中心に自由に回転させることができる。そして、ディスプレイ110を縦長使用から横長使用に変更する場合は、ターン解除ボタン204を押下した状態で第二筺体30に対してキーパッド103aの位置を手で固定して第一筺体20を第二筺体30に対して回転させる。これにより、図7に示すように、ディスプレイ110を横長にした状態でキーパッド103aが備えるテンキー103の操作案内文字の向きを操作しやすい状態とすることができる。
また、本実施形態の携帯電話機10は、第三ギヤ203に対するキーパッド103aとの第三回転軸203回りの回転位置の変化を検出するキーパッド回転位置検出手段であるキーパッド回転位置センサー205を備える。ディスプレイ110を横長で用いる場合、キーパッド回転位置センサー205が第三ギヤ203に対するキーパッド103aの回転位置が、図1、図5及び図6の状態から90[°]変化したことを検出すると、主制御部120がディスプレイ110の表示を切り替える信号を表示制御部124に送信する。そして、主制御部120からディスプレイ110の表示を切り替える信号を受信した表示制御部124が、図7に示すようにディスプレイ110の表示を横長に変更するようにディスプレイ110の表示を制御する。
また、携帯電話機10の文字切換キー111を構成する8つのキーは円周上に等間隔で配置されているため、文字切換キー111全体を90[°]回転させてもキーの配置は同じ状態となる。さらに、文字切換キー111の各キーの操作案内文字は電気的に切り替えることができるため、ディスプレイ110が縦長だったときと同じキー配列となるように文字切換キー111を構成する8つのキーの操作案内文字の表示を切り替える。詳しくは、キーパッド回転位置センサー205が第三ギヤ203に対するキーパッド103aの回転位置が、図1、図5及び図6の状態から90[°]変化したことを検出すると、主制御部120が操作案内表示制御部111aに、文字切換キー111の操作案内文字の表示を切り替える信号を送信する。主制御部120から文字切換キー111の操作案内文字の表示を切り替える信号を受信した操作案内表示制御部111aは、図7に示すようにディスプレイ110の表示の向きと文字切換キー111の操作案内文字の表示の向きとが一致するように操作案内表示部111bの表示を制御する。これにより、図7に示すようなディスプレイ110を横長で使用する状態であっても、ディスプレイ110を縦長で使用していたときと同様の操作性を実現することができる。
なお、文字切換キー111やディスプレイ110の表示を切り替えるタイミングは、第三ギヤ203に対するキーパッド103aの回転位置が、図1、図5及び図6の状態から90[°]変化した状態で切り替わっていればよく、例えば、60[°]変化したことを検出したタイミングで文字切換キー111やディスプレイ110の表示を切り替えてもよい。また、上述のように、所定位置での静止感を与えるためのラッチ機構を取り入れてもよい。
また、図7の説明では、文字切換キー111の操作案内文字の表示をディスプレイ110の表示の切り替えに合せて電気的に切り替える構成について説明した。しかし、ディスプレイ110の表示の向きに文字切換キー111の操作案内文字の向きを合せる構成としては、テンキー103のように機構的に文字切換キー111を回転させる構成であってもよい。
また、本実施形態の携帯電話機10では、ディスプレイ110の表示方向に対して二つの操作部を真横に並べて配置しても良い。第一操作部107に対して第二操作部であるテンキー103の位置が真横にある場合であっても、第一筺体20に対するキーパッド103aの向きは一定であるので、第一操作部107とテンキー103とのキー表示の向きは同じ向きとなる。すなわち、ターン解除ボタン204を押していない状態でテンキー103の全体が露出する状態であれば、第二筺体30が第一筺体20に対してどのような位置関係であっても、第一操作部107とテンキー103とのキー表示の向きは常に同じである。すなわち、ディスプレイ110の表示を確認し易い状態で、テンキー103の操作案内文字の向きを操作案内文字が確認し易い向きとすることができる。このため、第二筺体30と第一筺体20との位置関係をユーザーが最も操作し易い位置関係とすることができるので、両手を用いた操作の操作性が向上する。
〔変形例〕
第二筐体30の操作部であるテンキー103に表示されている操作案内文字の表示向きを変更する表示向き変更手段としては、キーパッド103aを第二筺体30に対して回転させる構成に限るものではない。本変形例では、テンキー103の表示をキーに対して印字したものではなく、電気的にその表示を変更できるものを用い、第一筺体20に対する第二筺体30の回転に応じて、テンキー103のキー表示を変更する構成について説明する。
図8は、変形例に係る携帯電話機10の説明図であり、図8(a)は左手でテンキー103を操作するのに適した状態であり、図8(b)は右手でテンキー103を操作するのに適した状態である。また、図9は変形例に係る携帯電話機10の概略構成を示すブロック図である。図8に示すように、本変形例の携帯電話機10では、テンキー103が第二筺体30に対してキー自体が固定されている。また、第二筺体30が第一筺体20に対して、上記実施形態の第一回転軸201aと同じ位置の回転軸を中心に回転可能であるが、上記第一ギヤ201、第二ギヤ202及び第三ギヤ203は備えていない。
また、本変形例において、テンキー103は各キーの内部に発光手段を備える操作文字表示手段であるテンキー表示部103cを有し、発光手段を発光させることによりテンキー103の操作案内文字の表示を行っている。また、表示制御手段であるテンキー表示制御部103bがテンキー表示部103cを制御することによって、テンキー103の操作案内文字の表示を電気的に切り替えることができる。テンキー103の各キーはテンキー表示部103cの他に、キーが押下されたことを検出し、主制御部120に検出結果を送信する、テンキータッチセンサー103dも備えている。さらに、図9に示すように、変形例の携帯電話機10は第一筺体20に対する第二筺体30の回転位置を検知する筺体回転位置センサー40を備えている。
本変形例の携帯電話機10では、第一筺体20に対する第二筺体30の回転位置についての筺体回転位置センサー40の検知結果に基づいて、第一筺体20と第二筺体30との位置関係の情報を主制御部120が生成し、テンキー表示制御部103bに送信する。テンキー表示制御部103bは第一筺体20と第二筺体30との位置関係の情報に基づいて、そのときの位置関係に適した操作案内文字の表示となるようにテンキー表示部103cを制御する。この構成では、第二筺体30を第一筺体20に対して回転させると、第一筺体20と第二筺体30との位置関係が変化し、そのときの位置関係に適した操作案内文字の表示も変化する。このため、第一筺体20に対する第二筺体30の相対的な回転位置に応じて、ディスプレイ110の表示向きにテンキー103の操作案内文字の向きを合せるように、第二筺体30本体に対してテンキー103の操作案内文字の向きを変更することができる。
詳しくは、図8(a)で「あ」の操作案内文字を表示していたキーは、図8(b)では「ま」の操作案内文字を表示し、図8(a)で「さ」を表示していたキーが図8(b)では「あ」を表示する。なお、図8(a)で「な」を表示していたキーと「わ」を表示していたキーとは、図8(b)でも「な」と「わ」とを表示する。そして、何れのキーも操作案内文字の向きが図8(a)に対して図8(b)は右方向に90[°]回転させた表示を行う。このように、第一筺体20に対する第二筺体30の位置に応じて、テンキー103の操作案内文字を切り替えることによって、第一操作部107に対するテンキー103の位置が変化しても、ディスプレイ110の表示を確認し易い状態で、テンキー103の操作案内文字の表示の向きを、操作案内文字が確認し易い向きとすることができる。
また、変形例のように第一筺体20に対する第二筺体30の回転に応じて、テンキー103の操作案内文字の表示を電気的に変更する方法であれば、第一ギヤ201、第二ギヤ202及び第三ギヤ203からなるキーパッド回転機構が不要となり、実施形態の携帯電話機10よりも小型化を図ることができる。
以上、本実施形態によれば、第一筺体20に対して第二筺体30が第一回転軸201aを中心に回転可能であるため、第一筺体20に対して第二筺体30を斜めなる状態とすることができ、第一操作部107に対して第二操作部であるテンキー103を斜めに配置した状態とすることができる。また、表示向き変更手段であるキーパッド回転機構がテンキー103を配置したキーパッド103aを回転させることにより、第一筺体20に対する第二筺体30の回転方向の位置に応じて、第二筺体30に対してテンキー103のキー表示の向きを変更することができる。このため、第一操作部107と第二操作部であるテンキー103とが斜めに配置された状態であっても、ディスプレイ110の表示を確認し易い状態で、第一操作部107とテンキー103との操作案内文字の向きを、操作案内文字が確認し易い向きとすることができる。
また、表示向き変更手段として、第一筺体20に対する第二筺体30の回転に応じて第二操作部であるテンキー103が配置されたキーパッド103aを第二筺体30に対して回転させる第二操作部回転手段としてのキーパッド回転機構を備えることにより、テンキー103の配列が一定であるので、テンキー103を用いた操作の操作性を維持することができる。
また、図7に示すように、ディスプレイ110の表示を横長に変更するようにディスプレイ110の表示の向きを変更したときに、第一操作部表示向き変更手段である操作案内表示制御部111aと操作案内表示部111bとが文字切換キー111の操作案内文字の表示を、操作案内文字の向きがディスプレイ110の表示向きと一致するように変更する。これにより、図7に示すようなディスプレイ110を横長で使用する状態であっても、ディスプレイ110を縦長で使用していたときと同様の操作性を実現することができる。
また、上記変形例の構成では、テンキー103の各キーの表面に操作案内文字を電気的に表示するテンキー表示部103cを備え、表示制御手段であるテンキー表示制御部103bが第一筺体20に対する第二筺体30の相対的な回転位置に応じて、テンキー103の操作案内文字を切り替えるようにテンキー表示部103cを制御することにより、ディスプレイ110の表示を確認し易い状態で、第一操作部107とテンキー103との操作案内文字の向きを、操作案内文字が確認し易い向きとすることができる。さらに、上記変形例の構成では、キーパッド回転機構が不要になるので、第一ギヤ201、第二ギヤ202及び第三ギヤ203の3つのギヤを備える携帯電話機10よりも小型化を図ることができる。
本実施形態に係る携帯電話機の外観構成の一例を示す上面図。 同携帯電話機の概略構成の一例を示すブロック図。 第一筺体の下側に第二筺体の全体が重なりあっている閉状態の説明図。図3(a)は上面図、図3(b)は側面図、図3(c)は正面図。 キーパッド回転機構の説明図。 図1の状態の携帯電話機を両手で支持して操作するときの説明図。 携帯電話機を両手で支持して、左手でテンキーを操作する状態の説明図。 ディスプレイを横長に用いる状態の説明図。 変形例に係る携帯電話機の説明図、図8(a)は左手でテンキーを操作するのに適した状態、図8(b)は右手でテンキーを操作するのに適した状態。 変形例に係る携帯電話機の概略構成を示すブロック図。
符号の説明
10 携帯電話機
20 第一筺体
30 第二筺体
101 ソフトキー
102a メール機能キー
102b インターネット接続キー
103 テンキー
104 通話開始キー
105 終話キー
106 方向キー
107 第一操作部
108 マイク
109 スピーカ
110 ディスプレイ
111 文字切換キー
112 アンテナ
120 主制御部
121 内部メモリ
122 無線通信部
123 音信号処理部
124 表示制御部
125 表示部
126 キー操作部
127 時計部

Claims (3)

  1. 表示部と表面に操作案内文字が表示された第一操作部とが配置された第一筺体と、表面に操作案内文字が表示された第二操作部が配置された第二筺体とを備え、各筺体の端部を厚さ方向に連通する回転軸を中心に該第一筺体及び該第二筺体の一方を他方に対してスライド回転可能な情報通信端末において、
    該第一筺体の表示部の表示向きを変更する表示制御手段と、
    該表示部の表示向きの変更に応じて、該第一筺体の第一操作部の操作案内文字の向きを変更する第一操作部表示向き変更手段と、
    該第一筺体に対する該第二筺体の相対的な回転位置に応じて、該第二筺体の第二操作部の操作案内文字の向きを、該第一筺体の表示部の表示向きに合せるように変更する第二操作部表示向き変更手段と、を備えることを特徴とする情報通信端末。
  2. 請求項1の情報通信端末において、
    上記第二筺体の第二操作部が該第二筺体本体に対して回転可能に構成され、
    上記第二操作部表示向き変更手段は、上記第一筺体に対する上記第二筺体の回転に応じて該第二操作部を該第二筺体本体に対して回転させることを特徴とする情報通信端末。
  3. 請求項1の情報通信端末において、
    上記第二筺体の第二操作部の表面に操作案内文字を電気的に表示する操作案内文字表示手段を備え、
    上記第二操作部表示向き変更手段は、上記第一筺体に対する上記第二筺体の相対的な回転位置に応じて該第二操作部の操作案内文字の表示の向きを切り替えるように、該操作文字表示手段を制御することを特徴とする情報通信端末
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