JP4855836B2 - 真空バルブの接点と通電軸の製造方法 - Google Patents

真空バルブの接点と通電軸の製造方法 Download PDF

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本発明は、真空遮断器等に使用される真空バルブの接点と通電軸の製造方法に関する。
真空バルブは、真空中でのアーク拡散性を利用したもので、接離可能な1対の接点を真空中で開離させて電流遮断を行うものである。図6を参照して、真空バルブの一般的な構成を説明する。図6は真空バルブの構成例を示す概略説明図である。
図6において、アルミナ磁器からなる円筒形の絶縁容器1の両端開口端面が固定側封着金具2aと可動側封着金具2bとで気密に封止されて、内部圧力1×10−2Pa以下とした真空容器3が形成されている。
この真空容器3の内部には、一方の電路となる固定側通電軸4aおよびその端部に固着した固定側電極5aがあり、その中間には固定側コイル6aが配設されている。
さらに、他方の電路となる可動側通電軸4bおよびその端部に固着した可動側電極5bがあり、その中間には可動側コイル6bが配設されている。そして、固定側電極5aの端部には固定側接点5Aが固着され、可動側電極5bの端部には可動側接点5Bが固着され、固定側接点5Aと可動側接点5Bとは接離自在の構成となっている。
可動側通電軸4bは、一方の端部が可動側封着金具2bに固着されたベローズ7の他方の端部に固着され、真空容器3の真空度を維持しながら軸方向の移動が可能になっている。
また、真空容器3の内部には、固定側接点5Aと可動側接点5Bの開閉時に両電極から発生する金属蒸気や溶融金属がベローズ7に付着しないようにベローズカバー8が設けられている。さらに、発生した金属蒸気や溶融金属が絶縁容器1の内壁に付着して絶縁抵抗が低下するのを防止するため、固定側接点5Aと可動側接点5Bとを囲むようにしたシールド9が設けられている。
なお、固定側電極5a、可動側電極5b、固定側コイル6a、可動側コイル6bは、遮断性能を向上させたり、各接点と各通電軸とを接続させたりするために付与するものであり、必ずしも必要ではない。
従来、このような真空バルブを製造するに当たっては、一例として、固定側については、固定側接点5A、固定側電極5a、固定側通電軸4a、固定側封着金具2aをロウ付けなどにより固着し、固定側部分組立部品とする。また、可動側については、可動側接点5B、可動側電極5b、可動側通電軸4b、ベローズカバー8、ベローズ7、可動側封着金具2bをロウ付けなどにより固着し、可動側部分組立部品とする。
さらに、絶縁容器1に対してシールド9が著しく動くことがないように、絶縁容器1にシールド9を取り付け、絶縁容器組立部品を製作する。そして、製作した固定側部分組立部品、可動側部分組立部品、絶縁容器組立部品を真空雰囲気中にてロウ付けなどにより固着して真空容器を製作し、真空バルブの形状を作り上げる。
上述のように、真空バルブは多くの部品を有し、製作するに当たっては、それらの部品を種々の固着方法にて接合しなければならず、例えばロウ付け回数も増え、容易に真空バルブを製造することができなかった。
また、多くの部品を有することから、各々の部品を製作するに当たっての加工上の歩留まりも関連し、高価なものになる。さらに、各種の部品を固着するに当たっては、ロウ付けが一般的であり、ロウ材料分のコスト高になることも製品製造上の問題となっていた。
そこで、部品点数の削減を図るため、特許文献1〜5に記載されているような種々の技術が提案されている。
特許文献1には、導電成分の溶融により、接点部、電極部、コイル部、通電軸部を部分的にでも一体成形する技術が開示されている。
特許文献2には、通電加熱により、接点部、電極部、コイル部、通電軸部を部分的にでも一体化する技術が開示されている。
特許文献3には、HIP処理により、接点部、電極部、コイル部、通電軸部を部分的にでも一体化する技術が開示されている。
特許文献4には、塑性加工により、コイルと通電軸とを一体成形する技術が開示されている。
特許文献5には、粉末冶金法や溶融により、接点部、電極部、コイル部、通電軸部を部分的にでも一体化する技術が開示されている。
特許第3627712号公報 特開平9−231881号公報 特開平7−335092号公報 特開平11−306932号公報 特開平11−260206号公報
しかしながら、特許文献1に開示されているように、導電成分の溶融により、接点部分と他の部品とを一体に製造する場合には、銅を溶解或いは溶浸し、基となる部材を製作した後、機械加工を施さなければならない。このため、当該部品に油などの汚れが付着しやすく、それを除去するために、接点部分を含む部品全体を洗浄脱脂したり酸洗したりする必要があり、作業効率上が良くないという欠点がある。また、銅の溶解上がりの部品には種々の引け巣が発生しやすく、この状態で真空気密を維持しなければならない部品として使用するには、信頼性の観点から問題がある。
また、特許文献2に開示されているように、通電加熱により一体成形する場合や、特許文献3に開示されているように、HIP処理などにより一体成形する場合も、前述と同様に、真空気密を維持しなければならない部品として使用するには、信頼性の観点から問題がある。
また、特許文献4に開示されているように、塑性加工により、コイルと通電軸とを一体成形した場合には、ある程度部品点数を減らすことはできるが、未だ、他の部品を必要とし、一層の部品点数の低減化が望まれる。
このような中で、特許文献5に開示されているように、接点と通電軸とを一体成形し、しかも通電軸となる銅部分の引け巣を抑制した製法は有望であるが、気密接合部分に要求されるような厳しい寸法公差の部品とするためには、若干の機械加工を要求され、これに伴い前述のような洗浄などの部品処理が必要になってくるという問題がある。
本発明は上記に鑑みてなされたもので、部品点数を削減し、しかも、気密という信頼性をも確保する真空バルブの接点と通電軸の製造方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の真空バルブの接点と通電軸の製造方法は、絶縁容器の両端開口部を封着金具で気密封止した真空容器内に、互いに接離可能に対向して設けられ、それぞれが通電軸に装着される1対の接点を有する真空バルブの接点と通電軸の製造方法であって、CrまたはWの少なくとも一方を含む耐弧成分粉末とCuを含む導電成分粉末とを混合した接点用粉末と、Cuを主成分とする通電部用粉末とを積層し、加圧成形して圧粉体を生成する工程と、Cuを主成分とする溶解材料からなる気密部材を、前記圧粉体の前記通電部用粉末側に重ね、Cuの融点以下の温度で加熱して、前記圧粉体を焼結するとともに前記圧粉体と前記気密部材とを接合する工程とを含み、前記圧粉体は、前記接点と前記通電軸との間に設けられるコイル、または前記通電軸に設けられるベローズカバーの少なくとも一方を含むことを特徴とする。
また、真空バルブの接点と通電軸の製造方法は、絶縁容器の両端開口部を封着金具で気密封止した真空容器内に、互いに接離可能に対向して設けられ、それぞれが通電軸に装着される1対の接点を有する真空バルブの接点と通電軸の製造方法であって、WCを含む耐弧成分粉末とAgを含む導電成分粉末とを混合した接点用粉末と、Cuを主成分とする通電部用粉末とをNi箔を介して積層し、加圧成形して圧粉体を生成する工程と、Cuを主成分とする溶解材料からなる気密部材を、前記圧粉体の前記通電部用粉末側に重ね、Agの融点以下の温度で加熱して、前記圧粉体を焼結するとともに前記圧粉体と前記気密部材とを接合する工程とを含み、前記圧粉体は、前記接点と前記通電軸との間に設けられるコイル、または前記通電軸に設けられるベローズカバーの少なくとも一方を含むことを特徴とする。
本発明によれば、接点用粉末と通電部用粉末とを加圧成形して圧粉体を生成し、溶解材料からなる気密部材と圧粉体とを重ね合わせ、圧粉体の融点以下で加熱して圧粉体と気密部材とを接合することにより、部品点数を削減し、しかも、気密という信頼性をも確保する真空バルブの接点と通電軸を製造することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について説明する。
本実施の形態に係る真空バルブの接点と通電軸の製造方法においては、真空気密を必要としない部分には粉末冶金法をベースとした部品を使用し、真空気密を必要とする部分、つまり大気側と真空側とに接する部分には、溶解法によって製造された真空部品用の銅材を使用する。粉末冶金法をベースとした部品と真空部品用の銅材とを一体化するに当たっては、粉末冶金法の焼結プロセスを用いる。
この際、粉末冶金法のニヤネットシェイプ加工を使用すれば、真空部品用の銅材のみを精密に加工するだけで済み、切削加工による材料ロスは殆ど発生しないという利点がある。また、粉末冶金法において相対密度を向上させる方法として、成形と焼結とを複数回繰り返すのは周知の方法であるが、この複数回の繰り返しと焼結プロセスとを使用して、徐々に部品化および接合することにより、真空バルブの部品として完成させることが可能である。
次に、本実施の形態に係る真空バルブの接点と通電軸の製造方法の具体例を説明する。
(実施例1)
耐弧成分粉末として用いる#100/#250の粗さのCr(クロム)粉末と、導電成分粉末として用いる#325以下の粗さのCu(銅)粉末とを重量比で1:3になるように配合した後、ボールミルで1時間混合し、これを接点用粉末とした。
図1に示すように、予め製作しておいた金型13に下パンチ11をセットした後に接点用粉末12を充填し、その上に通電部用粉末14として#325以下の粗さのCu粉末を充填した。その後、上パンチ15をセットし、9ton/cmの加圧力で成形し、圧粉体19とした。
その後、図2に示すように、予め溶解材料を用いて機械加工で製作したCuを主成分とする気密部材16と、圧粉体19の通電部用粉末14側との間にロウ材料17を鋏み込んで組み立てた。この状態で、接合部を加圧し、そして1×10−2Paより良好な真空雰囲気で、1050℃×3時間の条件で加熱し、一体成形品を製作した。
この場合、加熱することにより圧粉体19の焼結が進行し、収縮を生じがちになる。この収縮が圧粉体19と気密部材16との間の密着力を低下させる懸念があるため、以下のような点に気をつけて製作を行った。
まず、Cu粉末は、例えば#325以下の粗めの粉末を使用した。粗めの粉末のほうが細かい粉末に対して圧粉体19での密度を向上させやすくなるためである。
次に、圧粉体19が焼結により収縮しても、溶解材料で製作した気密部材16と固着できるように、圧粉体19と気密部材16とを凹凸の嵌めあい形式にし、凸部を圧粉体19に設けた。
圧粉体19と気密部材16とを嵌めこみ、上方に加重を加えながらCuの融点以下で加熱焼結することにより、圧粉体19と気密部材16との固着部の収縮の差による割れなどを抑制しながら圧粉体19と気密部材16とを接合することができる。
(実施例2)
平均粒径3μmのW(タングステン)粉末(耐弧成分粉末)と、#325以下の粒径の粉末を軽く粉砕したCu粉末(導電成分粉末)とを重量比で8:2、および5:5になるように配合した後、各混合粉末をボールミルで1時間混合した。
図1に示すように、予め製作しておいた金型13に下パンチ11をセットし、重量比8:2の混合粉末を充填した後、重量比5:5の粉末を充填し(各々接点用粉末12の下側と上側)、さらに通電部用粉末14として#325以下の粗さのCu粉末を充填した。
その後、上パンチ15をセットし、8ton/cmの加圧力で成形し圧粉体19とした。この圧粉体19を水素雰囲気にて1050℃×3時間の条件で焼結し、さらに、圧粉体19を8ton/cmにて再加圧した。
その後、図2に示すように、ロウ材料17を鋏み込み、予め溶解材料で製作したCuを主成分とする気密部材16と圧粉体19とを組み立てた。この状態で、水素雰囲気中で、1050℃×1時間の条件で加熱し、一体成形品を製作した。
(実施例3)
平均粒径3μmのWC(炭化タングステン)粉末(耐弧成分粉末)とAg(銀)粉末(導電成分粉末)とを重量比で6:4になるように配合した後、ボールミルで1時間混合し、これを接点用粉末とした。
図3に示すように、予め製作しておいた金型13に下パンチ11をセットした後に接点用粉末12を充填し、その上にNi(ニッケル)箔18を挿入し、さらに、通電部用粉末14として#325以下の粗さのCu粉末を充填した。
その後、上パンチ15をセットし、8ton/cmの加圧力で成形し圧粉体19とした。この圧粉体19を水素雰囲気にて930℃×3時間の条件で焼結し、さらに、圧粉体19を8ton/cmにて再加圧した。実施例3では、焼結時に接点用粉末12と通電部用粉末14との材料が混合されないように接合面の分離をするため、Cuより融点が高いNi箔18を挿入した。
その後、実施例1,2と同様に、図2に示すように、ロウ材料17を鋏み込み、予め溶解材料で製作したCuを主成分とする気密部材16と圧粉体19とを組み立てた。ロウ材料17としては、銀ロウ材料を用いた。この状態で、水素雰囲気中で、930℃×1時間の条件で加熱し、一体成形品を製作した。
(実施例4)
#100/#250の粗さのCr粉末(耐弧成分粉末)と#325以下の粗さのCu粉末(導電成分粉末)とを重量比で1:3になるように配合した後、ボールミルで1時間混合し、これを接点用粉末とした。
図1に示すように、予め製作しておいた金型13に下パンチ11をセットした後に接点用粉末12を充填し、その上に通電部用粉末14として#325以下の粗さのCu粉末を充填した。その後、上パンチ15をセットし、9ton/cmの加圧力で成形し、圧粉体19とした。この状態で、真空雰囲気中で、1050℃×3時間の条件で加熱し焼結した。
さらに、この焼結した圧粉体19に、ベローズカバーを製作すべく、図4に示すように、金型22に下パンチ21をセットした後、下パンチ21に圧粉体19を載せ、さらに、ベローズカバー用粉末25として#325以下の粗さのCu粉末を充填した。その後、上パンチ24をセットし、9ton/cmの加圧力で成形した。
その後、図5に示すように、ロウ材料17を挿入した状態で、予め溶解材料で製作したCuを主成分とする気密部材26と組み立てた。この状態で、真空雰囲気中で、1050℃×3時間の条件で加熱し、一体成形品を製作した。
上述の実施例1〜4で製造した部品を使用して真空バルブを製作し、真空度を測定したが、いずれの真空バルブも1×10−2Paよりも良好な真空度を有し、良好な特性であった。
以上のように、溶解材料を用いて機械加工で製作した気密部材と圧粉体とを重ね合わせ、圧粉体の融点以下の温度で加熱し、気密部材と圧粉体とを接合することによって、部品点数を削減し、しかも、気密という信頼性をも確保する真空バルブの接点と通電軸を容易に製造することができる。
なお、上記実施例1〜4には記載していないが、圧粉体を製造する段階で、所定の接点形状の金型を有することにより、接点部分の加工を必要としないのは明白であり、また、通電軸部分やベローズカバーについても同様である。
また、溶解材料によって製造した大気側および真空側と接する気密部材も予め所定の寸法に仕上げることにより、加熱後の機械加工が不要になる。
また、これらの部品に、電極およびコイルを付加しても同様のプロセスで製造できることは明白である。
本発明の実施例1における圧粉体を製作する工程を説明するための図である。 本発明の実施例1における圧粉体と気密部材とを接合する工程を説明するための図である。 本発明の実施例3における圧粉体を製作する工程を説明するための図である。 本発明の実施例4における圧粉体を製作する工程を説明するための図である。 本発明の実施例4における圧粉体と気密部材とを接合する工程を説明するための図である。 真空バルブの構成例を示す概略説明図である。
符号の説明
1 絶縁容器
2a 固定側封着金具
2b 可動側封着金具
3 真空容器
4a 固定側通電軸
4b 可動側通電軸
5A 固定側接点
5B 可動側接点
5a 固定側電極
5b 可動側電極
6a 固定側コイル
6b 可動側コイル
7 ベローズ
8 ベローズカバー
9 シールド
11 下パンチ
12 接点用粉末
13 金型
14 通電部用粉末
15 上パンチ
16,26 気密部材
17 ロウ材料
18 Ni(ニッケル)箔
19 圧粉体
21 下パンチ
22 金型
24 上パンチ
25 ベローズカバー用粉末

Claims (4)

  1. 絶縁容器の両端開口部を封着金具で気密封止した真空容器内に、互いに接離可能に対向して設けられ、それぞれが通電軸に装着される1対の接点を有する真空バルブの接点と通電軸の製造方法であって、
    CrまたはWの少なくとも一方を含む耐弧成分粉末とCuを含む導電成分粉末とを混合した接点用粉末と、Cuを主成分とする通電部用粉末とを積層し、加圧成形して圧粉体を生成する工程と、
    Cuを主成分とする溶解材料からなる気密部材を、前記圧粉体の前記通電部用粉末側に重ね、Cuの融点以下の温度で加熱して、前記圧粉体を焼結するとともに前記圧粉体と前記気密部材とを接合する工程とを含み、
    前記圧粉体は、前記接点と前記通電軸との間に設けられるコイル、または前記通電軸に設けられるベローズカバーの少なくとも一方を含むことを特徴とする真空バルブの接点と通電軸の製造方法。
  2. 前記圧粉体と前記気密部材とを接合する工程は、前記気密部材と前記圧粉体の前記通電部用粉末側との間にロウ材料を挿入し、Cuの融点以下の温度で加熱して、前記圧粉体を焼結するとともに前記圧粉体と前記気密部材とを接合する工程であることを特徴とする請求項1に記載の真空バルブの接点と通電軸の製造方法。
  3. 絶縁容器の両端開口部を封着金具で気密封止した真空容器内に、互いに接離可能に対向して設けられ、それぞれが通電軸に装着される1対の接点を有する真空バルブの接点と通電軸の製造方法であって、
    WCを含む耐弧成分粉末とAgを含む導電成分粉末とを混合した接点用粉末と、Cuを主成分とする通電部用粉末とをNi箔を介して積層し、加圧成形して圧粉体を生成する工程と、
    Cuを主成分とする溶解材料からなる気密部材を、前記圧粉体の前記通電部用粉末側に重ね、Agの融点以下の温度で加熱して、前記圧粉体を焼結するとともに前記圧粉体と前記気密部材とを接合する工程とを含み、
    前記圧粉体は、前記接点と前記通電軸との間に設けられるコイル、または前記通電軸に設けられるベローズカバーの少なくとも一方を含むことを特徴とする真空バルブの接点と通電軸の製造方法。
  4. 前記圧粉体と前記気密部材とを接合する工程は、前記気密部材と前記圧粉体の前記通電部用粉末側との間にロウ材料を挿入し、Agの融点以下の温度で加熱して、前記圧粉体を焼結するとともに前記圧粉体と前記気密部材とを接合する工程であることを特徴とする請求項3に記載の真空バルブの接点と通電軸の製造方法。
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