JP4855088B2 - 熱交換器 - Google Patents

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本発明は、プレートを台形波又は矩形波状に曲折してインナーフィンとし、その外周を閉塞してなる熱交換器に関する。
本出願人は金属プレートを矩形波状に曲折した波形フィンと、その上下両面に対向させた一対のプレートと、それらの長手方向両端縁において、波型フィンとプレートとの間を閉塞する櫛歯状部材とからなる熱交換器を提案し、下記特許文献として知られている。
特開2005−009848号公報
波型フィンを用いた従来の熱交換器は、それを多段に積層する事ができず、熱交換容量の高いものを作ることができなかった。
そこで本発明は、波型フィンを多段に積層して、熱交換容量を大きくするとともに、部品点数が少なく、高性能で製造コストの安い熱交換器を提供することを課題とする。
請求項1に記載の本発明は、夫々帯状金属板が、その全幅で波形に曲折され、その頂部両側の側壁が垂直面に対して僅かに傾斜する断面台形に形成され、その各波の頂部(1) および谷部(2) の長手方向両端部に一対づつの頂部孔(3) と谷部孔(4) とを設けた複数の同一形状のフィンプレート(5) を有し、
各フィンプレートは、その波の頂部(1) のみが、隣接するフィンプレート(5) の頂部両側の側壁下端の開口に僅かに嵌入するように積層され、その接触部がろう付けされてなるコア(6) と、
前記一対の頂部孔(3) に整合する位置に夫々第1出入孔(7) を有し、前記コア(6) の上面に接し、その接触部がろう付けされるトッププレート(8) と、
そのトッププレート(8) の各第1出入(7) に連通する一対の第1タンク(9) と、
前記一対の谷部孔(4) に整合する位置に夫々第2出入孔(10)を有し、前記コア(6) の下面に接し、その接触部がろう付けされるボトムプレート(11)と、
そのボトムプレート(11)の各第2出入孔(10)に連通する一対の第2タンク(12)と、
前記長手方向の両端に位置して、前記コア(6) の両側を閉塞する一対の端蓋(13)と、
を具備する熱交換器である。
請求項2に記載の本発明は、夫々帯状金属板が、その全幅で波形に曲折され、その頂部両側の側壁が垂直面に対して僅かに傾斜する断面台形に形成され、その各波の頂部(1) および谷部(2) の長手方向両端部に一対づつの頂部孔(3) と谷部孔(4) とを設けた複数の同一形状のフィンプレート(5) を有し、
各フィンプレートは、その波の頂部(1) のみが、隣接するフィンプレート(5) の頂部両側の側壁下端の開口に僅かに嵌入するように積層され、その接触部がろう付けされてなるコア(6) と、
前記一対の頂部孔(3) に整合する位置に夫々第1出入孔(7) および、前記谷部(2) の長手方向両端部の位置に夫々第2出入孔(10)を有し、前記コア(6) の上面に接触し、その接触部がろう付けされるトッププレート(8) と、
そのトッププレート(8) の各第1出入孔(7) に連通する一対の第1タンク(9) と、
そのトッププレート(8) の各第2出入口(10)に連通する一対の第2タンク(12)と、
前記コア(6) の下面に接触して配置され、その接触部がろう付けされるボトムプレート(11)と、
前記長手方向の両端に位置して、前記コア(6) の両側を閉塞する一対の端蓋(13)と、
を具備する熱交換器である。
請求項3に記載の本発明は、請求項1または請求項2において
前記頂部孔(3) と谷部孔(4) とが各頂部(1) および谷部(2) の波の進行方向の全幅に渡って形成された熱交換器である。
本発明の熱交換器は、帯状金属板が、その全幅で波形に曲折された複数のフィンプレート5を積層してコア6を形成し、コア6の上下両面にトッププレート8とボトムプレート11とを配置するとともにトッププレート8に第1タンク9を、ボトムプレート11に第2タンク12を設け、コア6の両側を端蓋13で閉塞した構造からなるため、部品点数が少なく組立て容易で、熱交換性能の高いものを提供できる。
また、フィンプレート5を必要に応じてより多く積み重ねることにより、コンパクトで所望の容量の熱交換器を提供できる。
しかもこのフィンプレート5は、プレートをその全幅で波形に曲折するとともに、頂部孔3と谷部孔4とを設けたものであるから、その製造用金型が単純化され、量産性が高く、低コストの熱交換器となる。また、二つの熱交換媒体がフィンプレート5を介して熱交換され、効率がよい。
さらに、フィンプレート5がその両側壁を垂直面に対して僅かに傾斜した台形状に形成され、その波の頂部1のみが隣接するフィンプレート5の頂部1両側の側壁下端の開孔に僅かに嵌入するように構成されたものであるから、各フィンプレート5間のろう付けの信頼性を向上し得る。
また、請求項2に記載の本発明によれば、上面側から第一流体と第二流体とを夫々供給することができ、よりコンパクトな熱交換器となりうる。
請求項3記載の発明によれば、各流体の流通をさらに促進しうる。
次に、図面に基づいて本発明の実施の形態につき説明する。図1は本発明の熱交換器の分解斜視図である。図2は同熱交換器の組立て状態を示す斜視略図であり、図3は図2におけるIII−III矢視断面図、図4は図3のIV−IV矢視断面図、図5は同V−V矢視断面図である。
この熱交換器は、図1に示す如く多数のフィンプレート5と一対の端蓋13とトッププレート8、ボトムプレート11並びに一対ずつの第1タンク9、第2タンク12とからなる。夫々のフィンプレート5は帯状金属板を波形に曲折したものからなり、その断面が台形波状に形成されている。その波の立上がり面および立下がり面は、垂直面に対して僅かに傾斜され、各フィンプレート5を積み重ねたとき、図3の如く下側のフィンプレート5の頂部1が上側の頂部1下方の開口部に僅かに嵌入するものとしている。
また、フィンプレート5は各頂部1の両端部及び谷部2の両端部に夫々一対ずつの頂部孔3と谷部孔4とが穿設されている。このようなフィンプレート5をその厚み方向に積層し、コア6を構成する。
コア6の上面にはトッププレート8が配置される。トッププレート8にはフィンプレート5の頂部孔3に整合する位置に夫々第1出入孔7が穿設されている。また、コア6の下面にはボトムプレート11が配置される。
このボトムプレート11はフィンプレート5の谷部孔4に整合する位置に夫々第2出入孔10が穿設されている。また、トッププレート8の両端部には一対の下端開放の第1タンク9の開口が液密に接続され、ボトムプレート11の両端部には一対の上端開放の第2タンク12の各開口が液密に接続される。更にコア6の長手方向両端は一対の端蓋13によって閉塞される。これら各部品は、互いに接触するいずれか一方にろう材が被覆されたものが用いられ、組立て状態で一体的にろう付け固定され熱交換器を完成する。
そして、一方の第1タンク9の出入口パイプ16から第1流体14が供給され、各第1出入孔7、頂部孔3を介して図3および図4の如く、波の頂部1内の第1流路17内を流通する。また、一方の第2タンク12の出入口パイプ16からは第2流体15が導かれ、それが図5に示す如くボトムプレート11の第2出入孔10および各フィンプレート5の谷部孔4を介して波の谷部2内の第2流路18内を流通する。そして、第1流体14と第2流体15との間に熱交換が行われるものである。
図6は本発明のフィンプレート5の他の例であって、この例は頂部孔3、谷部孔4が波の頂部1および谷部2の全幅に渡って、矩形に開口されているものである。
次に、図7は本発明の他の実施の形態を示す熱交換器の分解斜視図であり、この例が図1のそれと異なる点は、第1流体14および第2流体15の両者がトッププレート8側から供給される点である。そのために、トッププレート8の長手方向両端部には夫々一対づつの第1出入孔7と第2出入孔10とが穿設されている。その第1出入孔7は、頂部孔3に整合する。第2出入孔10はフィンプレート5の谷部2の位置に対向するように穿設されている。そして、その第1出入孔7及び第2出入孔10を被嵌するように、図8の如く第1タンク9と第2タンク12とが連通する。この例では第1タンク9と第2タンク12とは一体に設けられ、その幅方向中心に仕切19が配置されている。なお、第1出入孔7及び第2出入孔10の位置は図9の如くすることもできる。
本発明の熱交換器は、自動車用熱交換器、空調用熱交換器、各種産業用熱交換器として利用でき、液体間どうしの熱交換、気体間どうしの熱交換、液体と気体間の熱交換を行うことができる。
本発明の第一実施例の熱交換器の分解斜視図。 同熱交換器の組立て状態を示す斜視略図。 図2のIII−III矢視断面略図。 図3のIV−IV矢視断面略図。 図3のV−V矢視断面略図。
本発明の熱交換器に用いられるフィンプレート5の他の例を示す図。 本発明の第二実施例の熱交換器の分解斜視図。 同熱交換器の組立て状態を示す斜視略図。 本発明の更に他の熱交換器のトッププレート8の説明図。
符号の説明
1 頂部
2 谷部
3 頂部孔
4 谷部
5 フィンプレート
6 コア
7 第1出入孔
8 トッププレート
9 第1タンク
10 第2出入孔
11 ボトムプレート
12 第2タンク
13 端蓋
14 第1流体
15 第2流体
16 出入口パイプ
17 第1流路
18 第2流路
19 仕切

Claims (3)

  1. 夫々帯状金属板が、その全幅で波形に曲折され、その頂部両側の側壁が垂直面に対して僅かに傾斜する断面台形に形成され、その各波の頂部(1) および谷部(2) の長手方向両端部に一対づつの頂部孔(3) と谷部孔(4) とを設けた複数の同一形状のフィンプレート(5) を有し、
    各フィンプレートは、その波の頂部(1)のみが、隣接するフィンプレート(5) の頂部両側の側壁下端の開口に僅かに嵌入するように積層され、その接触部がろう付けされてなるコア(6) と、
    前記一対の頂部孔(3)に整合する位置に夫々第1出入孔(7)を有し、前記コア(6) の上面に接し、その接触部がろう付けされるトッププレート(8) と、
    そのトッププレート(8)の各第1出入(7) に連通する一対の第1タンク(9) と、
    前記一対の谷部孔(4) に整合する位置に夫々第2出入孔(10)を有し、前記コア(6) の下面に接し、その接触部がろう付けされるボトムプレート(11)と、
    そのボトムプレート(11)の各第2出入孔(10)に連通する一対の第2タンク(12)と、
    前記長手方向の両端に位置して、前記コア(6) の両側を閉塞する一対の端蓋(13)と、
    を具備する熱交換器。
  2. 夫々帯状金属板がその全幅で波形に曲折され、その頂部両側の側壁が垂直面に対して僅かに傾斜する断面台形に形成され、その各波の頂部(1) および谷部(2) の長手方向両端部に一対づつの頂部孔(3) と谷部孔(4) とを設けた複数の同一形状のフィンプレート(5) を有し、
    各フィンプレートは、その波の頂部(1) のみが、隣接するフィンプレート(5) の頂部両側の側壁下端の開口に僅かに嵌入するように積層され、その接触部がろう付けされてなるコア(6) と、
    前記一対の頂部孔(3)に整合する位置に夫々第1出入孔(7) および、前記谷部(2) の長手方向両端部の位置に夫々第2出入孔(10)を有し、前記コア(6) の上面に接触し、その接触部がろう付けされるトッププレート(8) と、
    そのトッププレート(8) の各第1出入孔(7) に連通する一対の第1タンク(9) と、
    そのトッププレート(8) の各第2出入口(10)に連通する一対の第2タンク(12)と、
    前記コア(6)の下面に接触して配置され、その接触部がろう付けされるボトムプレート(11)と、
    前記長手方向の両端に位置して、前記コア(6) の両側を閉塞する一対の端蓋(13)と、
    を具備する熱交換器。
  3. 請求項1または請求項2において
    前記頂部孔(3) と谷部孔(4) とが各頂部(1) および谷部(2) の波の進行方向の全幅に渡って形成された熱交換器。
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