JP4854713B2 - 電圧設定回路を備えた半導体集積回路の製造方法 - Google Patents
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Description
直流電源5からの電源を負荷7に安定して供給すべく、定電圧発生回路9が設けられている。定電圧発生回路9は、直流電源5が接続される入力端子(Vbat)11、基準電圧発生回路(Vref)13、演算増幅器15、出力ドライバを構成するPチャネル型MOSトランジスタ(以下、PMOSと略記する)17、電圧設定回路20を構成する分圧抵抗Ra,Rb、及び出力端子(Vout)19を備えている。
15は演算増幅器で、その反転入力端子に基準電圧発生回路13が接続され、基準電圧Vrefが印加される。入力端子(Vsens)23から入力される測定すべき端子の電圧が分圧抵抗r1とr2によって分圧されて演算増幅器15の非反転入力端子に入力される。演算増幅器15の出力は出力端子25を介して外部に出力される。分圧抵抗Ra,Rbは電圧設定回路20を構成する。
例えば電源電位に接続される端子1と接地電位に接続される端子2の間に分圧抵抗RA、調整用抵抗r1,r2,r3,r4、及び分圧抵抗RBが直列に接続されている。調整用抵抗r1,r2,r3,r4には、各抵抗に対応してトリミングヒューズt1,t2,t3,t4が並列に接続されている。トリミングヒューズt2とt3の間の接点を介して抵抗r2とr3の間の接点nに出力端子3が接続されている。このような電圧設定回路は例えば特許文献1に開示されている。
したがって、この回路構成では、上下3通りづつ6通りの電圧の設定が可能である。
この電圧設定回路では、出力端子3,4を抵抗r1,r2,r3,r4の直列回路のどちらか一端に接続するようにしている。抵抗RAとRBの抵抗値の比をあらかじめ目標値より少しずらして製造しておくことで、出力電圧を目標電圧に比べてあらかじめ高い電圧か低い電圧に設定することができる。
この電圧設定回路では、出力端子3は抵抗r1,r2,r3,r4の直列回路の両端の各々に接続選択用ヒューズt5,t6を介して接続されている。
逆に低い場合は接続選択用ヒューズt6を切断し、さらにトリミングヒューズt1,t2,t3,t4のいずれかを切断する。これにより30通りの調整が可能になり、調整範囲が大幅に拡大することができる。
さらに、電圧検出回路などでは、できるだけ広い電圧範囲に対応するため、調整範囲を拡大し、かつ電圧設定精度を補償範囲内に保つ必要があるため、上記の調整方法では対応しきれなくなってきた。
参考例の電圧設定回路によれば電圧設定回路の調整範囲を広くすることができ、かつ高い電圧設定精度を得ることができるので、電圧検出回路の出力の精度を向上させることができる。
参考例の電圧設定回路によれば電圧設定回路の調整範囲を広くすることができ、かつ高い電圧設定精度を得ることができるので、定電圧発生回路の出力の精度を向上させることができる。
例えば電源電位に接続される端子1と接地電位に接続される端子2の間に、分圧抵抗RA、粗調整用抵抗R1,R2,R3,R4、微調整用抵抗R11,R12、及び分圧抵抗RBが直列に接続されている。粗調整用抵抗R1,R2,R3,R4には各抵抗に対応して粗調整用トリミングヒューズT1,T2,T3,T4が並列に接続されている。微調整用抵抗R11,R12には各抵抗に対応して微調整用トリミングヒューズT11,T12が並列に接続されている。
粗調整工程において、出力端子3の電圧と目標電圧を比較し、粗調整回路Cの粗調整用トリミングヒューズT1,T2,T3,T4のどれとどれを切断すれば最も目標電圧に近づくかを計算し、該当する粗調整用トリミングヒューズを切断する。
出力端子3の電圧が目標電圧より高い場合、接続選択用ヒューズT13を切断して出力端子3を端子N2に接続し、さらに出力端子3の電圧と目標電圧の差に基づいて計算した結果に基づいて、微調整用トリミングヒューズT11とT12のいずれか一方又は両方を切断して、出力端子3の電圧をさらに目標電圧に近づける。
端子1と端子2の間に、分圧抵抗RA、微調整用抵抗R21,R22、粗調整用抵抗R1,R2,R3,R4、微調整用抵抗R11,R12、及び分圧抵抗RBが直列に接続されている。粗調整用抵抗R1,R2,R3,R4には各抵抗に対応して粗調整用トリミングヒューズT1,T2,T3,T4が並列に接続されている。微調整用抵抗R11,R12には各抵抗に対応して微調整用トリミングヒューズT11,T12が並列に接続されている。微調整用抵抗R21,R22には各抵抗に対応して微調整用トリミングヒューズT21,T22が並列に接続されている。
粗調整工程において、出力端子3の電圧と目標電圧を比較する。
出力端子3電圧が目標電圧より高い場合、接続選択用ヒューズT23,T24を切断して微調整回路F1の使用を選択し、粗調整回路Cの粗調整用トリミングヒューズT1,T2,T3,T4のどれとどれを切断すれば最も目標電圧に近づくかを計算し、該当する粗調整用トリミングヒューズを切断する。
出力端子3の電圧が目標電圧より高い場合、接続選択用ヒューズT13を切断して出力端子3を端子N2に接続し、さらに出力端子3の電圧と目標電圧の差に基づいて計算した結果に基づいて、微調整用トリミングヒューズT11とT12のいずれか一方又は両方を切断して、出力端子3の電圧をさらに目標電圧に近づける。
出力端子3の電圧が目標電圧より高い場合、接続選択用ヒューズT23を切断して出力端子3を端子N4に接続し、さらに出力端子3の電圧と目標電圧の差に基づいて計算した結果に基づいて、微調整用トリミングヒューズT21とT22のいずれか一方又は両方を切断して、出力端子3の電圧をさらに目標電圧に近づける。
この実施例は、図2に示した実施例と同様の構成をもつが、接続選択用ヒューズT13,T14が接続選択用ヒューズ31を介して出力端子3に接続され、さらに接続選択用ヒューズT23,T24が接続選択用ヒューズ32を介して出力端子3に接続されている点で、図2に示した実施例とは異なる。
端子1と端子2の間に、分圧抵抗RA、第2接続選択用ヒューズT41、粗調整用抵抗R1,R2,R3,R4、第2接続選択用ヒューズT51、及び分圧抵抗RBが直列に接続されている。粗調整用抵抗R1,R2,R3,R4には各抵抗に対応して粗調整用トリミングヒューズT1,T2,T3,T4が並列に接続されている。粗調整用抵抗R1,R2,R3,R4及び粗調整用トリミングヒューズT1,T2,T3,T4は粗調整回路Cを構成する。
粗調整工程において、出力端子3の電圧と目標電圧を比較する。
出力端子3電圧が目標電圧より高い場合、第2接続選択用ヒューズT42,T43,T51を切断して微調整回路Fを粗調整回路Cと分圧抵抗RBの間に接続する(図5参照)。さらに、粗調整回路Cの粗調整用トリミングヒューズT1,T2,T3,T4のどれとどれを切断すれば最も目標電圧に近づくかを計算し、該当する粗調整用トリミングヒューズを切断する。
出力端子3の電圧が目標電圧より高い場合、接続選択用ヒューズT13を切断して出力端子3を端子N2に接続し、さらに出力端子3の電圧と目標電圧の差に基づいて計算した結果に基づいて、微調整用トリミングヒューズT11とT12のいずれか一方又は両方を切断して、出力端子3の電圧をさらに目標電圧に近づける。
出力端子3の電圧が目標電圧より高い場合、接続選択用ヒューズT13を切断して出力端子3を端子N2に接続し、さらに出力端子3の電圧と目標電圧の差に基づいて計算した結果に基づいて、微調整用トリミングヒューズT11とT12のいずれか一方又は両方を切断して、出力端子3の電圧をさらに目標電圧に近づける。
最初のウエハテスト工程を行ない(ステップS1)、粗調整工程により、最初のウエハテスト工程の結果に基づいて粗調整回路の粗調整用トリミングヒューズの切断を行なって粗調整を行なう(ステップS2)。図2、図3又は図4に示した電圧設定回路の実施例のように、粗調整を行なう際に接続選択用ヒューズの切断を必要とする場合は、粗調整工程において必要な接続選択用ヒューズの切断も行なう。
ウエハテスト工程の前段階であるインラインテスト工程を行ない(ステップS1)、インラインテスト工程で行なったモニターデバイスの特性測定の結果に基づいて粗調整回路の粗調整用トリミングヒューズの切断を行なって粗調整を行なう(ステップS2)。
しかし、ウエハテスト工程を1回にして工程を簡略化した分、調整精度はウエハテスト工程を2回行なう方式に比べやや劣る。ただし、ウエハテスト工程の結果に基づいて1回の調整工程のみで電圧設定回路の電圧調整を行なう従来の電圧設定方法に比べれば、各段に優れていることは言うまでもない。
図7又は図8に示した2つの実施例のどちらを選択するかは、回路に必要とされる設定精度により使い分けを行なえばよい。
3 出力端子
5 直流電源
7 負荷
9 定電圧発生回路
11 入力端子(Vbat)
13 基準電圧発生回路
15 演算増幅器
17 Pチャネル型MOSトランジスタ
19 出力端子(Vout)
21 電圧検出回路
23 入力端子(Vsens)
25 出力端子(Vout)
C 粗調整回路
F,F1,F2 微調整回路
N1,N2,N3,N4,N5,N6,N7,N8 接点
RA,RB 分圧抵抗
R1,R2,R3,R4 粗調整用抵抗
R11,R12,R21,R22 微調整用抵抗
T1,T2,T3,T4 粗調整用トリミングヒューズ
T11,T12,T21,T22 微調整用トリミングヒューズ
T13,T14,T23,T24,T31,T32 接続変更用ヒューズ
T41,T42,T43 第2接続変更用ヒューズ
T51,T52,T53 第2接続変更用ヒューズ
Claims (1)
- 2個以上の抵抗による分圧によって出力端子から電圧出力を得、トリミングヒューズの切断によって電圧出力を調節できる電圧設定回路を備えた半導体集積回路の製造方法において、
前記電圧設定回路は、粗調整用トリミングヒューズと粗調整用抵抗をもつ粗調整回路と、微調整用トリミングヒューズと微調整用抵抗をもつ微調整回路と、前記出力端子が接続される接点を選択可能にするための複数の接続選択用ヒューズを備え、前記粗調整回路と前記微調整回路は直列に接続されるものであり、前記微調整回路の両端と前記出力端子との間に前記接続選択用ヒューズがそれぞれ設けられており、
少なくとも上記粗調整用トリミングヒューズを切断することによって粗調整を行なう粗調整工程と、
上記粗調整工程による粗調整の結果に応じて、上記接続選択用ヒューズを切断して上記出力端子が接続される接点を選択し、さらに上記微調整用トリミングヒューズを切断することによって微調整を行なう微調整工程を含む半導体集積回路の製造方法。
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